JPH04270836A - 業務用厨房フードの気流制御方法 - Google Patents

業務用厨房フードの気流制御方法

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Publication number
JPH04270836A
JPH04270836A JP5382991A JP5382991A JPH04270836A JP H04270836 A JPH04270836 A JP H04270836A JP 5382991 A JP5382991 A JP 5382991A JP 5382991 A JP5382991 A JP 5382991A JP H04270836 A JPH04270836 A JP H04270836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
damper
fan
stages
kitchen
Prior art date
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Pending
Application number
JP5382991A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kita
喜多 幸治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP5382991A priority Critical patent/JPH04270836A/ja
Publication of JPH04270836A publication Critical patent/JPH04270836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用厨房において、
急激に煙や蒸気が発生したり噴出した場合に一時的にフ
ードの排気量を増やして視界を良好にする業務用厨房の
フード気流制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス器具などを使用する厨房での換気や
排気は、一般にガスや灯油の理論排ガス量(M3)と燃
料消費量(Kcal/hかKg/h)を基準として決め
ている。また業務用厨房では魚を焼いたり炊飯器やオー
ブンなどの蓋を開いて炊き上がった御飯や焼物を取り出
す時に、一時的に蒸気や煙が器外に発生して、視野が遮
られて作業に支障を来たしたり、危険な場合がある。こ
のような現象による障害を除去するため、業務用厨房で
は給排気装置の気流量を前記基準値により大幅に大きな
値となるように装備している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で説明し
たように、厨房の給排気量を基準値に設定すると一時的
に蒸気や煙が大量に出る場合に支障があり、逆に基準値
より大幅に大きな値となるように装備すると、大型ファ
ンの駆動が必要となり、そのために設備費と電力使用量
が多くなるという問題がある。また給排気量を大きくす
ると、厨房での暖房や冷房の効果を低下するので、冬場
では足下の冷え込みが強く、厨房での給排気を一時的に
停止することがあり、そのような場合に蒸気や煙で視野
が遮られることがあった。さらに給排気量が大きいと、
給気と排気のバランスが不調になった場合に厨房の扉の
開閉に支障があったり、室外に臭いが漏れたりすること
があった。そこで本発明は、厨房で発生する煙や蒸気の
量に対応させて排気量を調整できるようにして、大量に
煙等が発生するような場合でも視野を確保できるように
し、しかも厨房での空調状態や扉の開閉に悪影響が生じ
ないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、厨房での換気
のためファンにより強制的に排気する気流制御方法にお
いて、上記目的を達成したものである。そのためファン
にその回転数を段階的に制御する制御装置を設け、煙や
蒸気の発生源近傍にその発生量を段階的に検出する検出
手段を設け、検出手段での検出信号に対応して指示手段
が制御手段を段階的な回転数に調整するようにした。ま
たファンの回転数を制御する代りに、排気ファンとフー
ドとの連通路にボリュームダンパーを設け、ファンの回
転数制御と同様に、ボリュームダンパーのダンパー開度
を段階的に調整するようにしてもよい。
【0005】
【作用】上記の厨房フードの気流制御方法のうち、ファ
ン回転数を調整する方法を図5により説明する。検出手
段として煙等の発生源の上部から順次横に離れて例えば
3個のセンサー(7a、7b、7c)を配置し、各セン
サーでの煙等の感知で煙等の量を段階的に検出する。そ
して各センサーからの検出信号に基ずき、指示手段が対
応するファン回転数となるように制御手段を調整する。
【0006】ボリュームダンパーのダンパー開度を調整
する方法は図6に示すように、前記同様センサー(7a
、7b、7c)で段階的に煙等の量を検出する。そして
各センサーからの検出信号に基ずき、指示手段が対応す
るダンパー開度(例えば15%閉、30%閉、50%閉
)となるように制御手段を調整する。この方法において
は、1つのファンで複数箇所のフードからの排気をさせ
、煙や蒸気の発生が無い箇所のボリュームダンパーを適
度に閉塞させておき、煙等の発生量の多い箇所のボリュ
ームダンパーのみのダンパー開度を調整するようにした
。しかし全てのボリュームダンパーのダンパー開度を、
同時に調整するようにしてもよい。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例を図1、2、3により説
明する。業務用厨房では、炊飯器1や魚等の焼器2など
が複数設置され、それら上部にそれぞれフード3a、3
b、3cが配置される。各フードは排気ダクト4を介し
て排気ファン5に連通され、炊飯器1や焼器2から発生
する蒸気や煙を各フード3a、3b、3cから排気ダク
ト4を介して排気ファン5により排気させるようになっ
ている。またこの実施例での給気は、厨房の壁部に給気
口6が設けられて、自然給気させている。
【0008】炊飯器1の上方に、煙や蒸気の量を検出す
るセンサー7a、7b、7cからなる検出手段が設けら
れ、3つのセンサーは横に順次離れて配置される。そし
て図2に示されるように煙等の増加に応じてその拡散範
囲が広がるので、各センサーは7a、7b、7cの順に
検出信号を発するようになっている。各センサー7a、
7b、7cは、導線8を介して指示手段9に検出信号を
入力させるようになっている。また排気ファン5に、そ
の回転数を段階的に調整する制御手段10が設けられ、
この制御手段10は指示手段9によりファン回転数が段
階的に設定されるようになっている。
【0009】そして、炊飯器1などの使用により蒸気等
が発生すると検出手段により蒸気等の発生量がセンサー
7a、7b、7cにより段階的に検出され、その検出信
号に基づき指示手段9が制御手段10を調整して、排気
ファン5を蒸気等の量に対応した段階の回転数にする。 このため蒸気や煙の量が一時的に増加してもそれに対応
して図3に示すようにフード3aからの排気量を増加で
き、その排気により蒸気等の量が減少すると検出手段で
の検出信号に基づき指示手段9が制御手段10を調整し
て、排気ファンの回転数を低減させ、検出手段での検出
信号がなくなると排気ファン5の回転を停止させる。
【0010】次に本発明の第2実施例を図4により説明
する。この実施例では各フード3a、3b、3cと1つ
の排気ファン5とを連通する各排気ダクト4a、4b、
4cにそれぞれボリュームダンパー11a、11b、1
1cを設けて、排気ファンの回転数を調整することなく
ダンパー開度を調整するようにした。なおこの実施例で
の煙や蒸気の検出手段と、検出手段からの入力信号に基
づき指示手段9が制御手段10を設定する構成は第1実
施例と同様である。ダンパー開度は、例えば15%閉、
30%閉、50%閉の3段階に変化できるように構成に
し、各ボリュームダンパーの開度調整をする制御手段1
0は、3つのボリュームダンパー11a、11b、11
cの全てを制御できるように構成した。この実施例での
吸気は、吸気ファン12により強制的にできるようにし
、吸気ファン12により吸気口13から流入された吸気
は、ダクトを介して給気ガラリ14から厨房内に流入さ
せるようにした。
【0011】第2実施例の場合は、煙等の量が検出手段
により段階的に検出され、その検出信号を受けた指示手
段9が制御手段10を調整し、3つのボリュームダンパ
ー11a、11b、11cのダンパー開度を煙等の量に
対応した段階のものに調整する。この場合3つのボリュ
ームダンパーは、煙等の発生量が少ない箇所のボリュー
ムダンパーは閉塞状態にし、煙等の多い箇所のみのボリ
ュームダンパーのダンパー開度を調整する。しかし3つ
のボリュームダンパーのダンパー開度を同時に調整して
もよく、あるいは各煙等の発生源にそれぞれ煙等の量の
検出手段を設けて、それぞれのボリュームダンパーのダ
ンパー開度を別個に調整してもよい。なお、煙等が無く
なると検出手段の信号に基づきダンパー開度を通常時の
ものに復帰させる。上記の各実施例では、排気ファンの
回転やダンパー開度の復帰を検出手段の検出信号に連動
させるように構成したが、一定時間経過後に、自動的に
復帰させるようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、厨房での通常時の排気
を理論排ガス量や燃料消費量を基準とした標準換気量に
設定しても、一時的に発生する煙や蒸気の排出に瞬時に
対応できるので、作業の視野が遮断されることなく安全
であるとともに、過大な設備を設ける必要がなく設備費
、維持費とも経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体説明図である。
【図2】本発明の煙等を段階的に検出する方法を示す説
明図である。
【図3】本発明により煙等をフードから排気する状態の
説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の全体説明図である。
【図5】本発明の第1実施例の方法を示す系統図である
【図6】本発明の第2実施例の方法を示す系統図である
【符号の説明】
5  排気ファン 7a  センサー 9  指示手段 11a  ボリュームダンパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  煙や蒸気の発生する厨房での換気のた
    めファンにより強制的に排気する方法において、ファン
    にその回転数を段階的に制御する制御手段を設けるとと
    もに、その制御手段を段階的な回転数に設定する指示手
    段を設け、煙や蒸気の発生源近傍にはその発生量を段階
    的に検出する検出手段を設け、検出手段での検出信号に
    対応して指示手段が制御手段を段階的な回転数に調整す
    るようにしたことを特徴とする業務用厨房フードの気流
    制御方法。
  2. 【請求項2】  煙や蒸気の発生する厨房での換気のた
    めフードから吸い込んだ煙等をファンにより強制的に排
    気する方法において、排気ファンとフードとの連通路に
    ボリュームダンパーを設け、このボリュームダンパーに
    ダンパー開度を段階的に制御する制御手段を設けるとと
    もに、その制御手段を段階的なダンパー開度に設定する
    指示手段を設け、煙や蒸気の発生源近傍にはその発生量
    を段階的に検出する検出手段を設け、検出手段での検出
    信号に対応して指示手段が制御手段を段階的なダンパー
    開度に調整するようにしたことを特徴とする業務用厨房
    フードの気流制御方法。
JP5382991A 1991-02-26 1991-02-26 業務用厨房フードの気流制御方法 Pending JPH04270836A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213490A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Tokyo Gas Co Ltd 厨房室の給排気方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6412132B2 (ja) * 1982-07-06 1989-02-28 Iwata Erekutoritsuku Kk

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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