JPH04270800A - 自動変速機用水溶性洗浄剤 - Google Patents

自動変速機用水溶性洗浄剤

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Publication number
JPH04270800A
JPH04270800A JP5322191A JP5322191A JPH04270800A JP H04270800 A JPH04270800 A JP H04270800A JP 5322191 A JP5322191 A JP 5322191A JP 5322191 A JP5322191 A JP 5322191A JP H04270800 A JPH04270800 A JP H04270800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic change
agent
water
change gear
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5322191A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Momiyama
尚久 樅山
Hideji Kato
秀二 加藤
Takuji Taniguchi
谷口 卓司
Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Shinichiro Ito
伸一郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
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Priority to IDP32791A priority patent/ID974B/id
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機用の水溶性
洗浄剤に関し、特に、自動変速機用作動油に溶融する水
溶性洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機の各部品の加工後の洗
浄には、それが大量に使用されること、さらに有機溶剤
を用いるものに比べて後処理が容易であることなどから
水溶性の洗浄剤が用いられる。このような洗浄剤の一例
として、有機アミン、無機アルカル、有機インヒビター
、銅合金防食剤、金属イオン封鎖剤、湿潤剤及び水を成
分とする高圧ジェット洗浄機洗浄剤が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来知られているこの
洗浄剤は、洗浄効果、防錆効果に優れ、比較的安価に入
手できるため工業的に使用されているが、自動変速機の
洗浄に限ってみれば、十分満足な効果を発揮するとはい
えない。
【0004】すなわち、自動変速機は、その組立後は、
内部に自動変速機用作動油(以下「ATF」と略称する
)を循環させた使用形態とされるため、自動変速機の内
部に付着して残る洗浄液中の残留成分、特に防食剤等は
、このATFに影響を与える可能性があると考えられる
ところ、従来の洗浄剤は、この点について何等考慮する
ところがなく、その添加剤がATFに対して不溶性であ
るため、これが自動変速機の作動部に残留し、本来最適
の動作特性を得られるよう調製されたATFに悪影響を
与えて、変速ショックフィーリングなど機構的あるいは
制御的改善をもってしては解決し得ない微妙な影響を自
動変速機の作動に及ぼしている可能性を否定し得ない欠
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、自動変速
機の作動不良を生じる原因について種々実験により探究
した結果、ATF中への異物の混入がその要因となるこ
とを知見した。そして、自動変速機はその各部品の加工
後もまた組立時にも十分な洗浄が行われており、通常は
このような異物の混入は生じないはずであるにも拘わら
ず上記作動不良が生じるのは、洗浄剤とATFとの関係
に原因があるのではないかと考え、この見地から、洗浄
剤の添加成分をATFへの溶融性に優れたものとすれば
作動への影響をなくすことができると予見し、本発明を
完成したものである。
【0006】すなわち、本発明は、洗浄剤の構成成分中
に添加剤として清浄化剤、洗浄補助剤及びさび止め剤を
含み、前記各添加剤が自動変速機用作動油に対して溶融
性を有する界面活性剤、有機キレート剤(無機アルカリ
塩)及び有機アミン塩系(無機塩類)よりなることを特
徴とする自動変速機用洗浄剤である。
【0007】本発明において、湿潤・浸透作用、すなわ
ち乳化、分散、可溶化、起・消泡、洗浄を目的とする非
イオン系界面活性剤としては、高級アルコールエトキシ
レート、アルキルフェノールエトキシレート、ソルビタ
ン脂肪酸エステルエトキシレート、グリセリン脂肪酸エ
ステルエトキシレート、脂肪族アミンエトキシレート、
脂肪族アルカノールアミド、脂肪族アルコールEO.−
PO.付加物等を使用し得る。
【0008】また、界面活性力の増強、硬水軟化作用及
び緩衝作用を目的として用いられる洗浄補助剤たる有機
キレート剤は、ポリカルボン酸環状アミン塩が好適であ
り、アミノカルボン酸DEA塩を用いることもできる。
【0009】金属、殊に鉄系の腐食防止作用を目的とす
るさび止め剤としては、各種アミンのうちでは環状アミ
ン、アミノペンタン、トリエチルアミンが好適であり、
脂肪酸、カルボン酸の各種アミン塩のうちでは特に低級
飽和脂肪酸環状アミン及び高級飽和脂肪酸環状アミンが
好適である。
【0010】本発明の自動変速機用洗浄剤の混合割合を
例示すれば、脂肪酸アミン塩12重量%、有機アミン1
1重量%、非イオン系界面活性剤4重量%、銅腐食防止
剤0.2重量%及び水残部の配合となる。しかしながら
、添加剤各成分の割合は通常この種の洗浄剤に用いられ
る添加剤成分割合と特に異なるものではなく、格別重要
な意味をもつのは、各添加剤成分のATFに対する溶融
性である。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る自動変速機用洗浄液は、洗
浄後に自動変速機内に残留する洗浄剤がATFとの関係
で自動変速機の作動に及ぼしている機構的あるいは制御
的改善をもってしては解決し得ない微妙な影響を排除す
ることができる効果が得られるほか、従来知られている
有機アミン、無機アルカル、有機インヒビター、銅合金
防食剤、金属イオン封鎖剤、湿潤剤及び水よりなる高圧
ジェット洗浄機洗浄剤よりも洗浄性、特に脱脂度におい
て優れている。また、本発明洗浄液は、防食性に優れ、
発泡も少なく泡立ち防止効果においても優れている。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0013】添加剤各成分のATFに対する溶解性を調
べるため、試験管に各成分0.05ml/ATF13.
3ml(30ml/8lに相当)をとり、60℃まで加
熱、攪拌したときの溶解状態を観察した。その結果は次
のとおりである。 ■.さび止め剤 ■−1.各種アミン エタノールアミン(一級):一部溶解 エタノールアミン(二級):分散 エタノールアミン(三級):分散 イソプロパノールアミン(一級):一部溶解アミノエチ
ルエタノールアミン:分散 環状アミン:溶解 アミノペンタン:溶解 トリエチルアミン:溶解 ■−2.脂肪酸、カルボン酸の各種アミン塩低級飽和脂
肪酸DEA塩:分散 低級飽和脂肪酸環状アミン塩:溶解 高級飽和脂肪酸DEA塩:分散 高級飽和脂肪酸環状アミン塩:溶解 長鎖脂肪族カルボン酸DEA塩:一部溶解長鎖脂肪族カ
ルボン酸環状アミン塩:不溶芳香族カルボン酸DEA塩
:不溶 芳香族カルボン酸環状アミン塩:不溶 ■.有機キレート剤 ポリカルボン酸DEA塩:不溶 ポリカルボン酸環状アミン塩:一部溶解アミノカルボン
酸DEA塩:分散 アミノカルボン酸環状アミン塩:一部溶解■.界面活性
剤(非イオン系) 高級アルコールエトキシレート:溶解 アルキルフェノールエトキシレート:溶解ソルビタン脂
肪酸エステルエトキシレート:溶解グリセリン脂肪酸エ
ステルエトキシレート:溶解脂肪族アミンエトキシレー
ト:溶解 脂肪族アルカノールアミド:溶解 脂肪族アルコールEO.−PO.付加物:溶解プルロッ
ク系:不溶 テトロニック系:不溶 ソルビタン脂肪酸エステル:不溶 脂肪族エステルエトキシレート:不溶 上記の結果から、ATFに対して良好な溶融性を示すも
のを得た。
【0014】前記配合の本発明品と従来品との比較を表
1に示す。
【表1】
【0015】なお、PH値についてはガラス電極PHメ
ーターにて実測、表面張力はDuNouyによる方法(
温度20℃)で測定した。また、脱脂度については、J
IS.G3141(冷間圧延鋼板)1種(寸法:100
×100×100mm)を研磨、溶剤脱脂したものを、
潤滑油(ISO.VG68相当品)中に浸漬、取り出し
た後、20時間油切りし、処理用試験片とし、脱脂の方
法としては、70℃に調整した洗浄液中に吊り下げ、マ
グネチックスターラーで10分間攪拌処理し、取り出し
、70℃湯水で軽く濯いだ。脱脂度の求め方については
、研磨、溶剤脱脂後の試験片の重量をa、20時間油切
り後の試験片の重量をb、脱脂処理後、温風及び室内自
然乾燥させた試験片の重量をcとし、次式より算出した
【数1】
【0016】また、ダイナミックフォーマー法による発
泡性の比較を表2に示す。なお、表中の数値は、泡の高
さをcm単位で表すものである。
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  洗浄剤の構成成分中に添加剤として清
    浄化剤、洗浄補助剤及びさび止め剤を含み、前記各添加
    剤が自動変速機用作動油に対して溶融性を有する界面活
    性剤、金属イオン封鎖剤及び有機アミン系防食剤よりな
    ることを特徴とする自動変速機用水溶性洗浄剤。
JP5322191A 1990-06-25 1991-02-26 自動変速機用水溶性洗浄剤 Pending JPH04270800A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322191A JPH04270800A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 自動変速機用水溶性洗浄剤
IDP32791A ID974B (id) 1990-06-25 1991-09-19 Zat padat campuran bentuk kristal yang mengandung maltitol dan proses pembuatannya

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322191A JPH04270800A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 自動変速機用水溶性洗浄剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04270800A true JPH04270800A (ja) 1992-09-28

Family

ID=12936771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5322191A Pending JPH04270800A (ja) 1990-06-25 1991-02-26 自動変速機用水溶性洗浄剤

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JP (1) JPH04270800A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12060540B2 (en) 2019-01-25 2024-08-13 Kao Corporation Detergent composition for metal product and method for cleaning metal product using said detergent composition

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