JPH04270595A - ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、単独電話機をボタン
電話主装置と接続できるボタン電話装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図２は従来のボタン電話主装置の構成を
示している。図２において、１００はボタン電話主装置
、１はこのボタン電話主装置１００内の局着検出回路で
あり、各ボタン電話機が接続される局線Ａ，Ｂへの着信
を検出して中央処理装置（以下ＣＰＵという）５に通知
する。また、２はドア着検出回路であり、ドアホンの着
信を検出してＣＰＵ５へ通知する。３は電源供給回路で
あり、ＡＣ電源から電力が供給され、各ボタン電話機へ
所定の電圧の電力を供給する。

【０００３】４はデータ通信回路であり、ボタン電話機
の状態をＣＰＵ５へ通知し、またＣＰＵ５により制御さ
れ、ボタン電話主装置１００の状態をボタン電話機へ通
知する。６は局線保留回路であり、ＣＰＵ５により制御
され、各局線Ａ，Ｂの保留ループを作り、保留音の送出
を行う。なお、１０は内線ラインである。

【０００４】次に上記従来例の動作について説明する。 まず、着信の場合から述べる。この図２において、局線
Ａ，Ｂからの着信信号を局着検出回路１で検出すると、
その着信をＣＰＵ５に対して通知する。これにより、Ｃ
ＰＵ５よりデータ通信回路４を通じて、各ボタン電話機
に対して局着コマンドを送信する。

【０００５】次に、局線保留の動作について説明する。 各ボタン電話機より、送信される保留要求コマンドが、
データ通信回路４を通じて、ＣＰＵ５へ通知される。Ｃ
ＰＵ５はこの通知を受けて、局線保留回路６を制御し、
局線保留回路６から局線Ａ，Ｂを通して局線通話相手に
、保留音を送信する。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のボタン電話主装置では、ボタン電話主装置内での局
線Ａ，Ｂに関する機能を通信で他の端末へ通知して使用
しているため、単独電話機をこのボタン電話主装置と接
続することができないという問題があった。

【０００７】この発明はこのような従来の問題を解決す
るものであり、単独電話機をボタン電話主装置と接続し
てボタン電話主装置の局線機能を単独電話機から使うこ
とができる優れたボタン電話装置を提供することである
。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、局線からの着信信号を検出する着信検出
回路と、疑似着信号を発生する疑似着発生回路と、ボタ
ン電話機より局線保留要求コマンドがあると局線通信相
手に保留音を送信する局線保留回路と、全体の制御を司
る中央処理装置とを設け、局着検出回路が局線からの着
信信号を検出すると、中央処理装置は疑似着発生回路を
作動させて疑似着信号を単独電話機に送出し、ボタン電
話機にはデータ通信回路を通じて局線着信信号を送出し
、単独電話機がボタン電話主装置内で共通に着信を確認
することができ、単独電話機からの局線保留などの信号
は中央処理装置がデータ通信回路を制御してボタン電話
機に通知するようにしたものである。

【０００９】

【作用】したがって、この発明によれば、単独電話機へ
の局線に関する情報は中央処理装置により制御されて疑
似着発生回路から送信され、逆に単独電話機からの情報
は中央処理装置によって制御されたデータ通信回路がボ
タン電話機に送信することにより、ボタン電話主装置の
局線機能を単独電話機から使うことができるという効果
を有する。

【００１０】

【実施例】図１はこの発明の一実施例の構成を示すもの
である。図１において、図２と同一部分には同一符号を
付して述べる。図１において、１は局線Ａ，Ｂへの着信
信号を検出する局着検出回路、２はドアホンの着信を検
出してボタン電話主装置１００の各部を制御するＣＰＵ
５へ通知するドア着検出回路、３はＡＣ電源から電力の
供給を受けて、各ボタン電話機（図示せず）へ所定の電
圧の電力を供給する電源供給回路である。

【００１１】また、４はデータ通信回路であり、単独電
話機・ボタン電話主装置１００、ドアホン等の状態をＣ
ＰＵ５で制御されてデータ通信ライン（図示せず）を通
じて、各ボタン電話機に通知し、逆に各ボタン電話機の
状態をＣＰＵ５へ通知する。６はＣＰＵ５により制御さ
れ、各局線Ａ，Ｂの保留ループを作り、保留音の送出を
行う局線保留回路である。７は疑似着発生回路であり、
ＣＰＵ５で制御されて、疑似着信号および局着終了を単
独電話機に送信する。８は局線Ａ，Ｂと単独電話機とを
接続する局線リレー回路である。

【００１２】次に、上記実施例の動作について説明する
。局線Ａ，Ｂからの着信信号が、局着検出回路１で検出
されると、この局着検出回路１がＣＰＵ５へ通知する。 これにより、ＣＰＵ５は疑似着発生回路７を制御して、
この疑似着発生回路から単独電話機に対して疑似着信号
を送信するとともに、ＣＰＵ５はデータ通信回路４を制
御して、データ通信回路４から各ボタン電話機に対して
局着コマンドを送信する。

【００１３】また、ＣＰＵ５はデータ通信回路４と疑似
着発生回路７を制御して、局着検出回路１による局線Ａ
，Ｂから局着信信号の終了と、単独電話機・ボタン電話
機からの局線応答を監視する。この監視により、局着検
出回路１からの局着終了がＣＰＵ５へ通知された場合、
ＣＰＵ５は疑似着発生回路７を制御して、疑似着信号を
単独電話機に送出させ局着終了を通知し、かつＣＰＵ５
はデータ通信回路４を制御して、ボタン電話機に局着終
了コマンドを送信する。

【００１４】また、データ通信回路４からＣＰＵ５へボ
タン電話機の局線応答が通知された場合、ＣＰＵ５は疑
似着発生回路７を制御して、疑似着信号を単独電話機に
送信して局線応答を通知する。ＣＰＵ５が単独電話機の
局線応答を検出した場合、ＣＰＵ５は、局線リレー回路
８と単独電話機を接続し、この結果、局線リレー回路８
を介して、局線Ａ，Ｂと単独電話機を接続するとともに
、ＣＰＵ５はデータ通信回路４を制御して、応答コマン
ドをボタン電話機に送信する。

【００１５】局線Ａ，Ｂの終話も同様に、ＣＰＵ５は、
局着検出回路１とデータ通信回路４を制御して監視し、
単独電話機が通話していた場合には、ＣＰＵ５は局線リ
レー回路８を切り換えて、この局線リレー回路８と単独
電話機の接続を解除し、ＣＰＵ５はデータ通信回路４を
制御して、ボタン電話機に通知する。

【００１６】また、各ボタン電話機より保留コマンドが
データ通信回路４を通してＣＰＵ５に送られると、ＣＰ
Ｕ５は局線保留回路６を制御し、この局線保留回路６か
ら局線Ａ，Ｂの通信相手である各ボタン電話機へ保留音
を送出する。

【００１７】このように、上記実施例によれば、単独電
話機への局線Ａ，Ｂに関する情報は、ＣＰＵ５により制
御された疑似着発生回路７から送信され、逆に単独電話
機からの情報は、ＣＰＵ５により制御された４がボタン
電話機へ送信することができるという利点を有する。

【００１８】

【発明の効果】この発明は上記実施例より明らかなよう
に、ボタン電話主装置に、単独電話機を接続し、単独電
話機への局線に関する情報はＣＰＵにより制御されたデ
ータ通信回路から送信され、単独電話機からの情報はＣ
ＰＵによりデータ通信回路を制御してボタン電話機へ接
続するようにしたものであり、ボタン電話主装置の局線
機能を単独電話機から使うことができるという利点を有
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例におけるボタン電話装置の概
略ブロック図

【図２】従来のボタン電話装置の概略ブロック図

【符号の説明】

１　　局着検出回路 ２　　ドア着検出回路 ３　　電源供給回路 ４　　データ通信回路 ５　　ＣＰＵ ６　　局線保留回路 ７　　疑似着発生回路 ８　　局線リレー回路 １００　　ボタン電話主装置 Ａ，Ｂ　　局線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　局線への着信信号を検出する局着検出
   回路と、ボタン電話主装置に接続される単独電話機と、
   上記ボタン電話主装置の中央処理装置により制御され、
   上記局着検出回路による上記着信信号検出時には上記単
   独電話機に着信信号を送出し、かつ上記局着終了検出時
   には上記単独電話機に局着終了を通知するとともに上記
   局線応答通知時に上記単独電話機に局線応答を通知する
   疑似着発生回路と、上記中央処理装置により制御され上
   記着信信号の検出時に各ボタン電話機に局着コマンドを
   送信するとともに上記局着終了時に上記各ボタン電話機
   に局着終了コマンドを送信し、上記中央処理装置が上記
   単独電話機の局線応答検出時にこの中央処理装置により
   局線リレー回路を介して上記局線に接続される上記単独
   電話機に応答コマンドを送信し、かつ上記単独電話機の
   通話時に上記ボタン電話機に上記局線の終話を通知する
   データ通信回路と、上記各ボタン電話機から保留要求コ
   マンドが上記データ通信回路を通して上記中央処理装置
   に通知されると、この中央処理装置により制御され、上
   記局線の通話相手に保留音を送出する局線保留回路とを
   備えたボタン電話装置。