JPH04270084A - レーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法 - Google Patents
レーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法Info
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- JPH04270084A JPH04270084A JP3053479A JP5347991A JPH04270084A JP H04270084 A JPH04270084 A JP H04270084A JP 3053479 A JP3053479 A JP 3053479A JP 5347991 A JP5347991 A JP 5347991A JP H04270084 A JPH04270084 A JP H04270084A
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- 239000000945 filler Substances 0.000 title claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000035515 penetration Effects 0.000 abstract description 26
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/20—Bonding
- B23K26/21—Bonding by welding
- B23K26/24—Seam welding
- B23K26/242—Fillet welding, i.e. involving a weld of substantially triangular cross section joining two parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザによるノン・フィ
ラー隅肉溶接方法に関するものである。
ラー隅肉溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、低温液化ガス(以下LNGと記
す)タンクなどにおいては、コンクリートなどからなる
強度構造物の内側に、LNGの極低温に耐えることがで
き且つコルゲーションを有して熱変形を吸収できるよう
にステンレスの薄板を溶接して構成したメンブレンが設
けられている。
す)タンクなどにおいては、コンクリートなどからなる
強度構造物の内側に、LNGの極低温に耐えることがで
き且つコルゲーションを有して熱変形を吸収できるよう
にステンレスの薄板を溶接して構成したメンブレンが設
けられている。
【0003】上記メンブレンは厚さ2〜3mm程度の非
常に多数のステンレス板を重ね隅肉溶接することによっ
て形成されており、このような薄板の重ね隅肉溶接には
、通常フィラーワイヤを用いて図5に示すように下板a
と上板bの隅肉部を肉盛りすることによって溶接部cを
形成するようにしたティグ溶接が一般に行われている。
常に多数のステンレス板を重ね隅肉溶接することによっ
て形成されており、このような薄板の重ね隅肉溶接には
、通常フィラーワイヤを用いて図5に示すように下板a
と上板bの隅肉部を肉盛りすることによって溶接部cを
形成するようにしたティグ溶接が一般に行われている。
【0004】又、図6に示す如く溶接した際の溶け込み
の深さを確保するためにフィラーなしで隅部の一次溶接
部dの溶接を行なった後に、十分な脚長(溶接幅)を確
保するために、フィラーを添加して二次溶接部eの溶接
を行なうという2層溶接が行なわれている。
の深さを確保するためにフィラーなしで隅部の一次溶接
部dの溶接を行なった後に、十分な脚長(溶接幅)を確
保するために、フィラーを添加して二次溶接部eの溶接
を行なうという2層溶接が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ィラーワイヤを用いたティグ溶接では、長い溶接線に対
し、安定した溶込みを確保することは難しく、図5に示
す如く下板a,bの溶け込みが十分でない部分ができる
可能性がある。又溶け込みを確実にするための図6に示
す2層溶接では、溶接作業を2度行なう必要があるため
に溶接速度が1分間に150mm〜250mmと遅く、
作業能率が非常に悪いという問題があった。
ィラーワイヤを用いたティグ溶接では、長い溶接線に対
し、安定した溶込みを確保することは難しく、図5に示
す如く下板a,bの溶け込みが十分でない部分ができる
可能性がある。又溶け込みを確実にするための図6に示
す2層溶接では、溶接作業を2度行なう必要があるため
に溶接速度が1分間に150mm〜250mmと遅く、
作業能率が非常に悪いという問題があった。
【0006】更に、この方式においてはフィラーの費用
がかさんだり、溶接部分の入熱による変形も大きいなど
の問題も有していた。
がかさんだり、溶接部分の入熱による変形も大きいなど
の問題も有していた。
【0007】又、レーザを用いた溶接も考えられるが、
通常のレーザ溶接では、図7に示す如く、溶け込み幅W
が狭く、且つ溶け込み深さLが深くて細い溶接部fとな
ってしまい、やはり下板a,b間を良好な強度に溶接す
ることが困難であると予想される。
通常のレーザ溶接では、図7に示す如く、溶け込み幅W
が狭く、且つ溶け込み深さLが深くて細い溶接部fとな
ってしまい、やはり下板a,b間を良好な強度に溶接す
ることが困難であると予想される。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑みてなしたもので
、良好な溶け込み幅と溶け込み深さを確保し、且つ作業
能率の大幅な向上を達成し得るレーザによるノン・フィ
ラー隅肉溶接方法を提供することを目的としている。
、良好な溶け込み幅と溶け込み深さを確保し、且つ作業
能率の大幅な向上を達成し得るレーザによるノン・フィ
ラー隅肉溶接方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は下板に隅肉溶接
する上板の溶接端面における前記上板の厚み中間部から
上方の位置にレーザビームの光軸を合わせ、且つ前記下
板の平面に対し前記レーザビームの光軸を約30度から
60度の照射角度に保持してプラズマ生成ガス雰囲気中
で溶接することを特徴とするレーザによるノン・フィラ
ー隅肉溶接方法にかかるものである。
する上板の溶接端面における前記上板の厚み中間部から
上方の位置にレーザビームの光軸を合わせ、且つ前記下
板の平面に対し前記レーザビームの光軸を約30度から
60度の照射角度に保持してプラズマ生成ガス雰囲気中
で溶接することを特徴とするレーザによるノン・フィラ
ー隅肉溶接方法にかかるものである。
【0010】
【作用】下板に隅肉溶接する上板の溶接端面における上
板の厚み中間部より上方位置にレーザビームの光軸を合
わせ、且つ前記下板の平面に対して前記レーザビームの
光軸を約30度〜60度の照射角度に保持してプラズマ
生成ガス雰囲気中で溶接すると、上板及び下板の溶け込
みが促進されて溶け込み幅が増大されると共に、溶け込
み深さが深くて太い溶け込み部が形成される。
板の厚み中間部より上方位置にレーザビームの光軸を合
わせ、且つ前記下板の平面に対して前記レーザビームの
光軸を約30度〜60度の照射角度に保持してプラズマ
生成ガス雰囲気中で溶接すると、上板及び下板の溶け込
みが促進されて溶け込み幅が増大されると共に、溶け込
み深さが深くて太い溶け込み部が形成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0012】図1(A)(B)(C)は本発明の一実施
例であり、図中1は下板、2は前記下板1上に隅肉溶接
する上板を示している。
例であり、図中1は下板、2は前記下板1上に隅肉溶接
する上板を示している。
【0013】図1(A)中、3aはレーザ溶接機5から
のレーザビーム6の光軸7を向けるレーザビーム狙い位
置であり、該レーザビーム狙い位置3aは図示の場合上
板2の溶接端面(上板2の厚み)4の中間部となってい
る。
のレーザビーム6の光軸7を向けるレーザビーム狙い位
置であり、該レーザビーム狙い位置3aは図示の場合上
板2の溶接端面(上板2の厚み)4の中間部となってい
る。
【0014】又、前記レーザ溶接機5は、前記レーザビ
ーム6の光軸7が下板1の平面に対して約30度から6
0度の照射角度αになるように姿勢が制御されており、
更にプラズマガス生成雰囲気を形成するためのアルゴン
ガスなどのプラズマ生成ガス8が前記レーザビーム6を
包囲するように噴出されるようになっている。図中9は
溶接された溶接部を示す。
ーム6の光軸7が下板1の平面に対して約30度から6
0度の照射角度αになるように姿勢が制御されており、
更にプラズマガス生成雰囲気を形成するためのアルゴン
ガスなどのプラズマ生成ガス8が前記レーザビーム6を
包囲するように噴出されるようになっている。図中9は
溶接された溶接部を示す。
【0015】前記下板1及び上板2のレーザ溶接機5に
よる隅肉溶接は、前記したプラズマ生成ガス8の雰囲気
中において、前記レーザビーム狙い位置3aに対してレ
ーザビーム6に照射角度αをもたせて、しかもレーザビ
ーム6の焦点をレーザビーム狙い位置3aから上板2内
へ2mmから4mm入り込ませた位置に合わせた状態で
行なう。
よる隅肉溶接は、前記したプラズマ生成ガス8の雰囲気
中において、前記レーザビーム狙い位置3aに対してレ
ーザビーム6に照射角度αをもたせて、しかもレーザビ
ーム6の焦点をレーザビーム狙い位置3aから上板2内
へ2mmから4mm入り込ませた位置に合わせた状態で
行なう。
【0016】図1(B)は照射角度αを45度として上
述してきた如き溶接を行なった場合を示しており、溶接
部9は、レーザビーム6とプラズマ生成ガス8のプラズ
マ化により、溶け込み深さLが深くしかも太い溶け込み
部9’を形成することができ、且つ溶け込み幅Wは広い
範囲にわたって確保される。
述してきた如き溶接を行なった場合を示しており、溶接
部9は、レーザビーム6とプラズマ生成ガス8のプラズ
マ化により、溶け込み深さLが深くしかも太い溶け込み
部9’を形成することができ、且つ溶け込み幅Wは広い
範囲にわたって確保される。
【0017】従って、ノン・フィラーでのレーザビーム
による溶接によって500〜1000mm/分の高速で
の隅肉溶接が可能となり、且つ良好な溶け込み深さLと
溶け込み幅Wとが確保できることによって溶接部9の強
度も良好となる。
による溶接によって500〜1000mm/分の高速で
の隅肉溶接が可能となり、且つ良好な溶け込み深さLと
溶け込み幅Wとが確保できることによって溶接部9の強
度も良好となる。
【0018】図1(C)は、照射角度αを60度として
図1(A)の溶接を行なった状態を示しており、図1(
B)の場合と同様に、高速隅肉溶接することができ、且
つ良好な溶け込み深さLと溶け込み幅Wが確保されるこ
とにより溶接部9の強度も良好となる。
図1(A)の溶接を行なった状態を示しており、図1(
B)の場合と同様に、高速隅肉溶接することができ、且
つ良好な溶け込み深さLと溶け込み幅Wが確保されるこ
とにより溶接部9の強度も良好となる。
【0019】尚、溶接速度は図1(B)、図1(C)の
場合共に1分間に1000mm程度の場合が最も良い溶
接結果となった。更にレーザビーム6に60度から90
度の前進角、後退角をつけて溶接を行なうと更に良好の
溶接結果を得ることができた。
場合共に1分間に1000mm程度の場合が最も良い溶
接結果となった。更にレーザビーム6に60度から90
度の前進角、後退角をつけて溶接を行なうと更に良好の
溶接結果を得ることができた。
【0020】図2(A)(B)(C)は本発明の他の実
施例を示しており、図2(A)はレーザビーム狙い位置
3bを溶接端面4の上端とした場合を示している。
施例を示しており、図2(A)はレーザビーム狙い位置
3bを溶接端面4の上端とした場合を示している。
【0021】図2(B)は、図1(A)に示した場合と
同様の溶接を、レーザビーム狙い位置3bに対してレー
ザビーム6の照射角度αを45度として隅肉溶接を行な
った状態を示し、図2(C)はレーザビーム6の照射角
度αを60度として隅肉溶接を行なった状態を示してい
る。
同様の溶接を、レーザビーム狙い位置3bに対してレー
ザビーム6の照射角度αを45度として隅肉溶接を行な
った状態を示し、図2(C)はレーザビーム6の照射角
度αを60度として隅肉溶接を行なった状態を示してい
る。
【0022】図2(B)、図2(C)共にレーザビーム
狙い位置3bを溶接端面4の上端としたことから溶け込
み深さLは図1(B)、図1(C)と比して減少しては
いるものの図1(B)、図1(C)の場合と同様に良好
な溶け込み深さLと溶け込み幅Wを確保することができ
、良好な強度の溶接部9を得ることができる。
狙い位置3bを溶接端面4の上端としたことから溶け込
み深さLは図1(B)、図1(C)と比して減少しては
いるものの図1(B)、図1(C)の場合と同様に良好
な溶け込み深さLと溶け込み幅Wを確保することができ
、良好な強度の溶接部9を得ることができる。
【0023】図3(A)(B)(C)は本発明の実施例
に対する一比較例を示している。
に対する一比較例を示している。
【0024】図3(A)はレーザビーム狙い位置3cを
溶接端面4の上端から上板2の平面側へ5mmの間隔X
だけ移動させた状態を示している。
溶接端面4の上端から上板2の平面側へ5mmの間隔X
だけ移動させた状態を示している。
【0025】図3(B)は図3(A)に示したレーザビ
ーム狙い位置3cに図1(A)と同様のレーザビーム6
による溶接をレーザビーム6の照射角度αを45度とし
て行なった状態を示している。
ーム狙い位置3cに図1(A)と同様のレーザビーム6
による溶接をレーザビーム6の照射角度αを45度とし
て行なった状態を示している。
【0026】又、図3(C)は図3(A)に示したレー
ザビーム狙い位置3cに図1(A)と同様のレーザビー
ム6による溶接をレーザビーム6の照射角度αを60度
として行なった状態を示している。
ザビーム狙い位置3cに図1(A)と同様のレーザビー
ム6による溶接をレーザビーム6の照射角度αを60度
として行なった状態を示している。
【0027】しかしながら、図3(B)、図3(C)の
どちらの場合も、レーザビーム狙い位置3cを図3(A
)に示す位置としたことによって、溶接部9が上板2の
平面よりも突出して適切な形状とならないと共に、溶け
込み幅Wでの下板1への溶け込みが少なく、更に、溶け
込み部9’の溶け込み深さLが浅く不十分であり、十分
な強度が得られない。
どちらの場合も、レーザビーム狙い位置3cを図3(A
)に示す位置としたことによって、溶接部9が上板2の
平面よりも突出して適切な形状とならないと共に、溶け
込み幅Wでの下板1への溶け込みが少なく、更に、溶け
込み部9’の溶け込み深さLが浅く不十分であり、十分
な強度が得られない。
【0028】図4(A)(B)(C)は本発明の実施例
に対する他の比較例を示しており、図4(A)はレーザ
ビーム狙い位置3dを溶接端面4の下端とした場合を示
している。
に対する他の比較例を示しており、図4(A)はレーザ
ビーム狙い位置3dを溶接端面4の下端とした場合を示
している。
【0029】図4(B)は図4(A)に示すレーザビー
ム狙い位置3dに対して図1(A)に示すレーザビーム
6による溶接を照射角度αを45度として行なった状態
を示し、又図4(C)は照射角度αを60度として行な
った状態を示しており、図4(B)、図4(C)ともに
レーザビーム狙い位置3dを溶接端面4の下端としたた
めに、溶接端面4を良好に溶かそうとすると溶接部9が
下板1の下端にまで到達してしまい、溶接部9の形状が
悪く、強度も十分なものは得られなかった。
ム狙い位置3dに対して図1(A)に示すレーザビーム
6による溶接を照射角度αを45度として行なった状態
を示し、又図4(C)は照射角度αを60度として行な
った状態を示しており、図4(B)、図4(C)ともに
レーザビーム狙い位置3dを溶接端面4の下端としたた
めに、溶接端面4を良好に溶かそうとすると溶接部9が
下板1の下端にまで到達してしまい、溶接部9の形状が
悪く、強度も十分なものは得られなかった。
【0030】尚、本発明のレーザによるノン・フィラー
隅肉溶接方法は、上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
隅肉溶接方法は、上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザに
よるノン・フィラー隅肉溶接方法によれば、下記の如き
種々の優れた効果を奏し得る。
よるノン・フィラー隅肉溶接方法によれば、下記の如き
種々の優れた効果を奏し得る。
【0032】(I)溶接部に良好な溶け込み深さと良好
な溶け込み幅を確保することができるので良好な強度の
溶接を行なうことができる。
な溶け込み幅を確保することができるので良好な強度の
溶接を行なうことができる。
【0033】(II)従来の良好な強度を得る溶接とし
て実施されている2層溶接は、溶接速度が著しく低かっ
たが、これに対し、本発明では溶接速度を著しく増大さ
せることができるので、溶接時間を大幅に短縮して作業
能率を向上することができる。
て実施されている2層溶接は、溶接速度が著しく低かっ
たが、これに対し、本発明では溶接速度を著しく増大さ
せることができるので、溶接時間を大幅に短縮して作業
能率を向上することができる。
【図1】(A)は本発明の一実施例におけるレーザビー
ム狙い装置と照射角度を示す断面図、(B)はレーザビ
ームの照射角度を45度に保って溶接を行なった状態を
示す断面図、(C)はレーザビームの照射角度を60度
に保って溶接を行なった状態を示す断面図である。
ム狙い装置と照射角度を示す断面図、(B)はレーザビ
ームの照射角度を45度に保って溶接を行なった状態を
示す断面図、(C)はレーザビームの照射角度を60度
に保って溶接を行なった状態を示す断面図である。
【図2】(A)は本発明の他の実施例におけるレーザビ
ーム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照
射角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面
図、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って
溶接を行なった状態を示す断面図である。
ーム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照
射角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面
図、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って
溶接を行なった状態を示す断面図である。
【図3】(A)は本発明に対する一比較例のレーザビー
ム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照射
角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面図
、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って溶
接を行なった状態を示す断面図である。
ム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照射
角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面図
、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って溶
接を行なった状態を示す断面図である。
【図4】(A)は本発明に対する他の比較例のレーザビ
ーム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照
射角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面
図、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って
溶接を行なった状態を示す断面図である。
ーム狙い装置を示す断面図、(B)はレーザビームの照
射角度を45度に保って溶接を行なった状態を示す断面
図、(C)はレーザビームの照射角度を60度に保って
溶接を行なった状態を示す断面図である。
【図5】従来のティグ溶接の一例を示す断面図である。
【図6】従来の2層溶接の一例を示す断面図である。
【図7】従来のレーザ溶接の一例を示す断面図である。
1 下板
2 上板
3a,3b レーザビーム狙い位置
4 溶接端面
6 レーザビーム
7 レーザビーム6の光軸8
プラズマ生成ガスα
照射角度
プラズマ生成ガスα
照射角度
Claims (1)
- 【請求項1】 下板に隅肉溶接する上板の溶接端面に
おける前記上板の厚み中間部から上方の位置にレーザビ
ームの光軸を合わせ、且つ前記下板の平面に対し前記レ
ーザビームの光軸を約30度から60度の照射角度に保
持してプラズマ生成ガス雰囲気中で溶接することを特徴
とするレーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053479A JPH04270084A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | レーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053479A JPH04270084A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | レーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04270084A true JPH04270084A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12943984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3053479A Pending JPH04270084A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | レーザによるノン・フィラー隅肉溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04270084A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2006050722A1 (de) * | 2004-11-15 | 2006-05-18 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum laserverschweissen zweier schweissteile mittels einer kehlnaht und schweissteil mit geneigtem verjüngendem randbereich hierfür |
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