JPH04269501A - 電動刃物機器 - Google Patents

電動刃物機器

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JPH04269501A
JPH04269501A JP3029682A JP2968291A JPH04269501A JP H04269501 A JPH04269501 A JP H04269501A JP 3029682 A JP3029682 A JP 3029682A JP 2968291 A JP2968291 A JP 2968291A JP H04269501 A JPH04269501 A JP H04269501A
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blade
power switch
shaft
lock lever
lock
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Yoshihiro Sakamoto
芳裕 坂本
Takashi Oda
小田 尚
Taro Mochida
持田 太郎
Hideo Hatta
八田 英雄
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刃を回転駆動すること
により被切断物の切断を行うようにした電動刃物機器に
関し、詳しくは刃を取り替え自在にしたものにおいて、
電源スイッチをオフロックする手段と刃の回転をロック
する手段とを具備した電動刃物機器に関するものである
【0002】
【従来の技術】電動刃物機器は、丸鋸のように木材、金
属等を切断したり、芝刈り機のように芝や雑草を刈り込
む機器であるが、回転する刃に作業者が手指や足などが
触れると非常に危険であり、他の物に触れると傷を付け
たりすることがあり、取り扱いには十分に注意すること
が必要である。
【0003】特に充電式の電動刃物機器においては、電
源コードは本体に設けられていないため持ち運び操作が
容易であるという反面、電池を本体に装着したままで、
持ち運んだり、携帯ケースに収納したり、刃を取り替え
たりすることが多く、不注意に電源スイッチをオンする
ようなことがあると、人体への危険性がかなり高いもの
となっている。このため電源スイッチが不用意にオンに
ならないようにオフロックレバーを備えたものがある。 通常オフロックレバーは、電源スイッチのトリガーレバ
ーとトリガーレバーを摺動自在に支持しているスイッチ
本体との間に介在物(オフロックレバーの一部)を挿入
することによってトリガーレバーの引き込みができない
ようにしている。この介在物は常にトリガーレバー方向
にバネにて付勢されており、通常はスイッチ本体とトリ
ガーレバーとの間に介在物が入った状態となっており、
そのままの状態ではトリガーレバーが引っ込むことがで
きないようになっている。使用する場合はまず、オフロ
ックレバーをスライド(移動)させてから電源スイッチ
のトリガーレバーを引っ込む2段の操作を必要とするた
め偶然にトリガーレバーに物や指が触れても動き出すこ
とがない。
【0004】ところが、かかる従来例にあっては電源ス
イッチがオフロックされるが、刃を交換するとき刃の回
転を止めるようになっていない。つまり、刃を取り付け
る軸は減速ブロックを経てモーターに連結してあり、こ
の軸の固定フランジと締め付けフランジとの間に刃を挟
み、締め付けフランジを介して締付けねじを軸に螺入し
て固定する構造となっており、軸が回転すると締め付け
ねじを緩めることも締め付けることも困難である。特に
締め付けてねじを締め付けて刃を取り付けるときは最後
まで締まらないまま、減速ブロック及びモーターが同時
に空回転することとなり、このままでは刃をしっかり固
定することができないという問題がある。  このため
実開昭59−5302号公報や実開昭59−87910
号公報に開示されるものが提案されている。実開昭59
−5302号公報に開示されるものは図7に示すよう丸
鋸刃aを固定する軸bのカラーcに平面部dを設け、平
面部dに嵌合し得る軸止め具eを進退自在にギヤカバー
fに保持し、軸止め具eが平面部から離れるようにスプ
リングgにて付勢している。しかして刃を交換するとき
はスプリングgに抗して軸止め具eをスライドさせて軸
止め具eをカラーcの平面部dに嵌合して軸bが回転し
ないように保持するようになっている。実開昭59−8
7910号公報に開示されるものは図8に示すように丸
鋸刃aを固定する軸bに一体に設けたギヤhに係合孔i
を設け、ギヤケースjに摺動自在に装着したロックピン
kの先端を係合孔iに係脱自在にし、ロックピンkが係
合孔iから外れるようにスプリングmにて付勢している
。 またロックピンkの近傍には補助スイッチnが配置して
あり、この補助スイッチnと電源スイッチとを直列に接
続してある。しかして刃を交換するときスプリングmに
抗してロックピンkを押すと、ロックピンkが係合孔i
に係合して軸bが回転しないように保持でき、またこの
とき補助スイッチnがオフされて電源が入らないように
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭59
−5302号公報のものにおいては、軸が回転しないよ
うに回転ロックした時に不用意に電源スイッチをオンす
る虞れがあり、危険であるのは勿論、モーターに過負荷
をかけてロックされるためモーターの焼損や機構部の損
傷を発生することがある。また実開昭59−87910
号公報のものにおいては、主回路に直列に補助スイッチ
が接続されているので電気的にロスが発生するという問
題があり、また持ち運び時に誤って電源スイッチをオン
して怪我をするとか、接点が溶着したとき機能しない等
の問題を解決することができない。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、刃の取り替えが容易でしかも安全であり、機
器の損傷も防止することが可能な電動刃物機器を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明電動刃物機器は、刃7が回転しないよう回転軸
の回転をロックするロック手段と電源スイッチ3をオフ
位置に機械的にロックするオフロック手段とを有する電
動刃物機器において、回転軸がロック手段でロックされ
ているときオフロック手段が電源スイッチ3のオフロッ
クをするようにロック手段とオフロック手段とを連動さ
せて成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、オフロック手段で電源スイ
ッチ3をオフロックしたときは電源スイッチ3のオフ状
態が保持されて不用意に電源が入ったりする虞れがない
。ロック手段で回転軸をロックしたときは刃7が回転せ
ず、刃7の交換が容易にできる。さらに刃7が回転しな
いようにロックした状態では電源スイッチ3が必ずオフ
ロックされて電源スイッチ3が入ることがない。
【0009】
【実施例】以下本発明を丸鋸の実施例により詳述する。 図1乃至図4に示すように丸鋸本体のハンドル部が形成
されているハウジング1内にはモーター14とギヤボッ
クス9とを配設してあり、中央部にはモーター14のオ
ンオフ動作をさせる電源スイッチ3があり、電源スイッ
チ3の後端より接触金具2aを電池パック2に向けて突
設してあり、接触金具2aを電池パック2に接続してあ
る。モーター14はギヤボックス9に固定されており、
図4に示すようにモーター軸14aには歯車18にかみ
合うピニオン15が固着されている。歯車18及び歯車
19は軸受16に回転自在に支持された軸17に固着さ
れており、歯車19はさらに出力軸23に圧入固定され
た歯車22にかみ合うように配設されている。軸受20
及び軸受21に回転自在に支持された出力軸23の一端
には固定フランジ23bを一体に設けてあり、固定フラ
ンジ23bの刃取り付け凸部23aに鋸刃のような刃7
を位置決めして締め付けフランジ24を介して締め付け
ねじ25をねじ孔23cに螺入して刃7を固定するよう
になっている。ギヤボックス9は丸鋸本体のハウジング
1に固定されており、ギヤボックス9の一端にはロアガ
ード6が回動自在に支持されており、止め輪にて抜けを
防止している。このロアガード6の部分は丸鋸本体のハ
ウジング1の外側にあり、ロアガード6及び刃7を囲む
ように安全カバー5がハウジング1外周に固定されてい
る。さらに丸鋸本体はベース4に支持されており、ベー
ス4に設けられた貫通穴を通してロアガード6の部分は
ベース4の下方に延設されている。
【0010】丸鋸本体の中央部ではオフロック手段のオ
フロックレバー8がハウジング1から突出した軸8aに
回転自在に軸支されており、オフロックレバー8の操作
部8bを操作部8bはハウジング1の外側に露出してい
る。オフロックレバー8の中央部には電源スイッチ3側
に向けて突出するようにストッパー8cが設けられてお
り、電源スイッチ3のスイッチ本体3aとトリガーレバ
ー3bとの間の隙間3cにストッパー8cが入るように
なっている。またオフロックレバー8にはストッパー8
cと反対方向に突出するようにバネ軸8dが形成されて
いる。このバネ軸8dは軸8aを中心とする円弧状にな
っている。このバネ軸8dがハウジング1のリブ8eに
設けたスリットに摺動自在に挿通されており、このバネ
軸8dにはコイルバネ12が挿通されると共にコイルバ
ネ12がハウジング1のリブ8eとオフロックレバー8
との間に介装されており、オフロックレバー8を電源ス
イッチ3側に付勢している。オフロックレバー8とギヤ
ボックス9との間にはロック手段としてのロックレバー
10が配置され、ハウジング1に突設した軸10aにロ
ックレバー10が回転自在に軸支されている。このロッ
クレバー10にはピニオン15にかみ合う歯部10bを
設けてある。ロックレバー10に設けたボス10cとハ
ウジング1に設けたボス10dとの間には引っ張りスプ
リング10eが介装され、引っ張りスプリング10eに
てロックレバー10をピニオン15側に回動するように
付勢して歯部10bがピニオン15にかみ合うようにし
てある。またロックレバー10にはなめらかな曲面を持
った回動突起11を設けてあり、回動突起11がギヤボ
ックス9に設けたストップリブ19と対向している。こ
の部分に対応するようにハウジング1には外と連通する
穴1aを設けてあり、この穴1aに六角レンチ26の一
片を挿入できるようになっており、六角レンチ26を挿
入したとき回動突起11とストップリブ19との間に六
角レンチ26を挟み付けるようになっている。またオフ
ロックレバー8とロックレバー10とには所定の位置関
係のとき互いに当たる突起部分13,28が設けられて
いる。ハウジング1の六角レンチ26を装着する部分に
は摺動することにより上記穴1aを開閉するカバー27
が装着されている。カバー27にはハウジング1内に突
出したリブ27aが設けられている。
【0011】次にオフロック手段であるオフロックレバ
ー8の動作を説明する。図6はオフロックレバー8を操
作していない状態を示す。コイルバネ12の付勢にてオ
フロックレバー8が電源スイッチ3側に回動している。 このためオフロックレバー8のストッパー8cが電源ス
イッチ3の隙間3cに挿入され、トリガーレバー3aは
移動することが不可能になり、不用意に電源スイッチ3
が入ってモーター14が回転することがない。ここで図
1に示すようにオフロックレバー8を矢印A側に傾ける
とストッパー8cが隙間3cから抜けてトリガーレバー
3bとスイッチ本体3aとの間に介在しないのでトリガ
ーレバー3bを押して電源スイッチ3をオンすることが
できる。またトリガーレバー3bを押し込んでいるとき
オフロックレバー8は操作しなくても矢印A側に傾いた
ままであるが、トリガーレバー3bの押圧を解除してオ
フすると同時にコイルバネ12の付勢にてオフロックレ
バー8が回動して前記のように電源スイッチ3をオフロ
ックする。
【0012】次にロック手段であるロックレバー10の
動作について説明する。図6は刃7が回転しないように
ロックした状態である。このときロックレバー10は引
っ張りばね10eの作用により歯部10bとピニオン1
5がかみ合った状態になっており、モーター軸14aが
回転しなく出力軸23も回転しないようになっている。 刃7の交換はこの状態で行うものであり、締め付けねじ
25を六角レンチ26で操作して締め付けたり、緩めた
りする。締め付けねじ25を操作するとき出力軸23が
空回転することがないので操作がしやすいと共に締め付
けたとき確実に締め付けることができる。またこの状態
のときロックレバー10に設けられた突起部13はオフ
ロックレバーの突起部28と係当する位置関係にあり、
オフロックレバー8を軸8aを中心にして回動させよう
として矢印A側に押し付けても回動することはなく、オ
フロックレバー8のストッパー8cは電源スイッチ3の
スイッチ本体3aとトリガーレバー3bとの間の隙間3
cに介在されているので電源スイッチ3をオンすること
はできない。すなわち出力軸23等が回転しないように
ロックされているとき、誤って電源スイッチ3のトリガ
ーレバー3bに触れても電源スイッチ3はオフの状態の
ままであるからモーター14焼損等のトラブルを防止す
ることができる。次に図6の矢印B側にカバー27を移
動して六角レンチ26の一片をハウジング1に設けた穴
1aから矢印C方向に挿入すると、ロックレバー10の
回動突起11の滑らかなな曲面部に当接する。さらに引
っ張りスプリング10eの付勢力に抗して六角レンチ2
6を押し込むと、くさび効果によってロックレバー10
は軸10aを中心にして回動し、歯部10bとピニオン
15とのかみ合いが解除される。これと同時にロックレ
バー10の突起部13も移動してオフロックレバー8上
の突起部28の動作を阻止することがなくなる。すなわ
ち、六角レンチ26をハウジング1に装着すると、出力
軸23等の回転ロックが解除されると共に電源スイッチ
3が操作できるようになる。次にオフロックレバー8を
図1の矢印A方向に操作すると、バネ軸8dがカバー2
7のリブ27aに当接し、さらにオフロックレバー8を
傾けると、バネ軸8dに押されてカバー27は矢印Bと
反対方向に移動してカバー27が閉じられる。このカバ
ー27が閉じられる動作によって六角レンチ26が不用
意に外れることがなくなると同時に穴1aを閉じて作業
中に発生する切粉がハウジング1内に侵入することも防
止できる。さらにオフロックレバー8を倒して電源スイ
ッチ3をオンして作業している場合には六角レンチ26
を取り外すことができなく、作業中に誤ってモーター1
4の回転をロックさせてしまうというトラブルを解消で
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、オフロック手段で電源スイッチをオフロックしたと
きは電源スイッチのオフ状態が保持されて不用意に電源
が入ったりする危険性がないと共にロック手段で回転軸
をロックしたときは刃が回転せず刃の交換が容易にでき
るのは勿論、刃が回転しないようにロックした状態では
電源スイッチが必ずオフロックされて電源スイッチが入
ることがないものであって、刃が回転しないようにロッ
クした状態でモーターを駆動したりすることがなくてモ
ーターの焼損や機構部の損傷を防止できるものであり、
また従来のように補助スイッチを用いたりするのに比べ
て部品点数を削減できると共に電気的なロスも発生しな
いものであり、さらに刃が回転しないようにロックした
とき電源スイッチが入らないように機械的にロックして
いるので、従来の補助スイッチに比べて安全性が高いも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、ロック
解除状態の一部省略断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】同上の減速ユニットを示す断面図である。
【図5】同上の刃の取り付け状態を示す断面図である。
【図6】図1のロック状態の一部省略断面図である。
【図7】一従来例を示す図であって、(a)は正面図、
(b)は断面図である。
【図8】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
3  電源スイッチ 7  刃 8  オフロックレバー 10  ロックレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  刃が回転しないよう回転軸の回転をロ
    ックするロック手段と電源スイッチをオフ位置に機械的
    にロックするオフロック手段とを有する電動刃物機器に
    おいて、回転軸がロック手段でロックされているときオ
    フロック手段が電源スイッチのオフロックをするように
    ロック手段とオフロック手段とを連動させて成ることを
    特徴とする電動刃物機器。
JP3029682A 1991-02-25 1991-02-25 電動刃物機器 Expired - Lifetime JPH0790521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029682A JPH0790521B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 電動刃物機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3029682A JPH0790521B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 電動刃物機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04269501A true JPH04269501A (ja) 1992-09-25
JPH0790521B2 JPH0790521B2 (ja) 1995-10-04

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ID=12282885

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JP3029682A Expired - Lifetime JPH0790521B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 電動刃物機器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113703A (ja) * 2000-08-17 2002-04-16 Hilti Ag 電動工具
JP2002127046A (ja) * 2000-08-17 2002-05-08 Hilti Ag 電動工具
JP2008119755A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Makita Corp 打撃工具

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JPS5574295U (ja) * 1978-11-15 1980-05-22
JPS5987910U (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 日立工機株式会社 スピンドル軸ロツク機構付電気機器の安全装置

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JPH0790521B2 (ja) 1995-10-04

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