JPH0426855Y2 - - Google Patents

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JPH0426855Y2
JPH0426855Y2 JP1985187590U JP18759085U JPH0426855Y2 JP H0426855 Y2 JPH0426855 Y2 JP H0426855Y2 JP 1985187590 U JP1985187590 U JP 1985187590U JP 18759085 U JP18759085 U JP 18759085U JP H0426855 Y2 JPH0426855 Y2 JP H0426855Y2
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JP
Japan
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flow passage
suction pipe
refrigerant flow
outlet side
refrigerant
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JP1985187590U
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JPS6295264U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえばカー・エアコンの冷凍装
置に用いられる受液器に関する。
従来技術とその問題点 この種の受液器としては、頂壁に入口側冷媒流
通路および出口側冷媒流通路を有する密閉状タン
クと、タンク内に配置されかつ上端が出口側冷媒
流通路に接続された冷媒吸上管と、タンク内に配
置されかつ冷媒中の水分を吸着するための乾燥剤
および冷媒中の異物を除去するストレーナとから
なるものが用いられている。従来の冷凍装置用受
液器においては、上端が開口するとともに下端が
閉鎖された有底筒状ボデーと、入口側冷媒流通路
および出口側冷媒流通路を有し、かつボデーの上
端開口を閉鎖する蓋体とにより密閉状タンクが構
成されており、冷媒吸上管の上端部を、出口側冷
媒流通路のタンク内にのぞむ端部に嵌入した後吸
上管と蓋体とを溶接すること、および蓋体下面に
おける出口側冷媒流通路のタンク内にのぞむ開口
の周囲に全周にわたつて吸上管固定用下方突出壁
を設けておき、吸上管の上端部を出口側冷媒流通
路のタンク内にのぞむ端部に嵌入した後上記下方
突出壁をかしめることによつて冷媒吸上管が蓋体
に固定されていた。しかしながら、従来の受液器
においては、冷媒吸上管の蓋体への固定が面倒で
あり、量産に向かず、結果としてコストが高くな
るという問題があつた。また、コンデンサから液
状の冷媒とともに送られてきて受液器内に入つた
ガス状冷媒が、蓋体と冷媒吸上管との〓間から出
口側冷媒流通路内に侵入し、冷媒吸上管により吸
上げられる液状冷媒に混入するという問題があつ
た。
この考案の目的は、上記問題を解決した冷凍装
置用受液器を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による冷凍装置用受液器は、頂壁に入
口側冷媒流通路および出口側冷媒流通路を有する
密閉状タンクと、タンク内に配置されかつ上端が
出口側冷媒流通路に接続された冷媒吸上管とを備
えた冷凍装置用受液器において、出口側冷媒流通
路の下端部に、冷媒吸上管の外径よりも大きな内
径を有する大径部が段部を介して設けられ、冷媒
吸上管の上端部に、出口側冷媒流通路の小径本体
部内に密に嵌められる小径部が形成され、冷媒吸
上管における小径部よりも下方の大径本体部の上
端部の外周面に全周にわたる環状突条が少なくと
も2つ設けられ、冷媒吸上管の小径部の周囲にO
リングが嵌め被せられてこの小径部が出口側冷媒
流通路の小径本体部内に密に嵌められ、同じく大
径本体部が大径部内に強制嵌合嵌入されて環状突
条が出口側冷媒流通路の大径部の内周面に密着さ
せられることにより、冷媒吸上管が頂壁に固定さ
れるとともに、上端の環状突条と段部との間にO
リングが介在させられたものである。
実施例 この考案による冷凍装置用受液器は、上端が開
口し、下端が閉鎖された有底円筒状のアルミニウ
ム合金製ボデー2、ならびに入口側冷媒流通路4
および出口側冷媒流通路5を有し、かつボデー2
に溶接されてボデー2の上端開口を塞ぐアルミニ
ウム合金製蓋体(頂壁)3よりなる密閉状タンク
1と、タンク1内の下部に配置されたストレーナ
6と、タンク1内に垂直状に配置され、かつ上端
が出口側冷媒流通路5に接続されるとともに下端
がストレーナ6に接続された冷媒吸上管7と、タ
ンク1内の高さの中間部に配置された乾燥剤内蔵
フイルタ8とよりなる。
ボデー2および蓋体3はアルミニウム合金材料
から鍛造によりつくられたものである。蓋体3の
外周面には、コンデンサから受液器に冷媒を送る
冷媒送入管(図示略)を接続する送入管接続部9
と、受液器から膨張弁を経てエバポレータに冷媒
を送る冷媒送出管(図示略)を接続する送出管接
続部10とが設けられている。入口側冷媒流通路
4は、蓋体3の下面から上方に伸びかつ右方に伸
びて送入管接続部9の先端に開口している。出口
側冷媒流通路5は、蓋体3の下面から上方に伸び
かつ左方に伸びて送出管接続部10の先端に開口
している。また、蓋体3における出口側冷媒流通
路5の垂直部の上方には出口側冷媒流通路5用の
ぞき孔11が形成されており、こののぞき孔11
を外側から塞ぐように蓋体3の上面のガラス製透
明体12が取付けられている。蓋体3の上面にお
けるのぞき孔11のまわりには、のぞき孔11の
周縁と所定間隔をおいて上方に突出した透明体固
定用囲繞壁13が一体的に設けられている。ま
た、のぞき孔11の周縁と囲繞壁13との間にお
いて蓋体3の上面には環状のOリング嵌入溝が形
成され、ここにOリング15が嵌め入れられてい
る。そして、透明体12は、金属製補強リング1
6内に、リング16から上方に抜けないように嵌
め入れられ、このリング16が囲繞壁13内に嵌
め入れられ、囲繞壁13の上部が内方にかしめら
れてこの部分でリング16が押えられることによ
り、蓋体3に取付けられている。また出口側冷媒
流通路5の下端部には、冷媒吸上管7の外径より
も大きな内径を有する大径部5aが段部17を介
して設けられている。出口側冷媒流通路5におけ
る大径部5aの上方に連なつた小径本体部を5b
で示す。
冷媒吸上管7の上端部に、出口側冷媒流通路5
の小径本体部5b内に密に嵌められる小径部7a
が形成されている。冷媒吸上管7における小径部
7aよりも下方の大径本体部7bの上端部の外周
面に、全周にわたる環状突条18が、長さ方向に
間隔をおいて2つ設けられている。環状突条18
の外径は出口側冷媒流通路5の大径部5aの内径
とほぼ等しいか、これよりも若干大きくなされて
いる。環状突条18は管にビーデイング加工を施
すことにより形成されたものであり、その外周面
は外方に突出した円弧状面となされている。しか
しながら、突条18の外周面は必ずしも円弧状面
としておく必要はない。そして、冷媒吸上管7の
小径部7aの周囲にOリング19が嵌め被せられ
てこの小径部7aが出口側冷媒流通路5の小径本
体部5b内に密に嵌められ、同じく大径部7bが
大径本体部5b内に強制嵌合嵌入されて環状突条
18が出口側冷媒流通路5の大径部5aの内周面
に密着させられることにより、冷媒吸上管7が蓋
体3に固定されている。また、上側の環状突条1
8と段部17との間にOリング19が介在させら
れている。
考案の効果 この考案による冷凍装置用受液器においては、
吸上管の大径本体部における上端部の外周面に全
周にわたる環状突条が少なくとも2つ設けられ、
吸上管の大径本体部の上端部が出口側冷媒流通路
の大径部内に強制嵌合嵌入されて環状突条が出口
側冷媒大径部の内周面に密着させられることによ
り冷媒吸上管が蓋体に固定されているので、従来
の受液器に比べて冷媒吸上管のタンク頂壁への固
定作業が容易になり、しかも量産に適している。
したがつて、コストダウンを図ることが可能とな
る。少なくとも2つの環状突条が出口側冷媒流通
路の内周面に密接しているので、冷媒吸上管の上
端部が出口側流通路内でがたつくのが防止され
る。さらに、冷媒吸上管の小径部の周囲にOリン
グが嵌め被せられ、このOリングが上端の環状突
条と段部との間に介在させられているので、出口
側冷媒流通路を通つて流出する液状冷媒にガス状
冷媒が混入するのを防止できる。しかも、冷媒吸
上管の上端を出口側冷媒流通路の下端部内に強制
的に差し込むだけの簡単な作業で、冷媒吸上管を
頂壁に固定できるとともに、Oリングを所定の位
置、すなわち上端の環状突条と段部との間に配置
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は第1図の部分拡大図である。 1……密閉状タンク、3……蓋体(頂壁)、4
……入口側冷媒流通路、5……出口側冷媒流通
路、5a……大径部、5b……小径本体部、7…
…冷媒吸上管、7a……小径部、7b……大径本
体部、17……段部、18……環状突条、19…
…Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂壁3に入口側冷媒流通路4および出口側冷媒
    流通路5を有する密閉状タンク1と、タンク1内
    に配置されかつ上端が出口側冷媒流通路5に接続
    された冷媒吸上管7とを備えた冷凍装置用受液器
    において、出口側冷媒流通路5の下端部に、冷媒
    吸上管7の外径よりも大きな内径を有する大径部
    5aが段部17を介して設けられ、冷媒吸上管7
    の上端部に、出口側冷媒流通路5の小径本体部5
    b内に密に嵌められる小径部7aが形成され、冷
    媒吸上管7における小径部7aよりも下方の大径
    本体部7bの上端部の外周面に全周にわたる環状
    突条18が少なくとも2つ設けられ、冷媒吸上管
    7の小径部7aの周囲にOリング19が嵌め被せ
    られてこの小径部7aが出口側冷媒流通路5の小
    径本体部5b内に密に嵌められ、同じく大径本体
    部7bが大径部5a内に強制嵌合嵌入されて環状
    突条18が出口側冷媒流通路5の大径部5aの内
    周面に密着させられることにより、冷媒吸上管7
    が頂壁3に固定されるとともに、上端の環状突条
    18と段部17との間にOリング19が介在させ
    られた冷凍装置用受液器。
JP1985187590U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPH0426855Y2 (ja)

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JP1985187590U JPH0426855Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

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JPS6295264U JPS6295264U (ja) 1987-06-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645036U (ja) * 1979-09-14 1981-04-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528940Y2 (ja) * 1972-07-21 1980-07-10
JPS5578884U (ja) * 1978-11-25 1980-05-30

Patent Citations (1)

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JPS5645036U (ja) * 1979-09-14 1981-04-23

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JPS6295264U (ja) 1987-06-17

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