JPH0426661B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426661B2 JPH0426661B2 JP61314651A JP31465186A JPH0426661B2 JP H0426661 B2 JPH0426661 B2 JP H0426661B2 JP 61314651 A JP61314651 A JP 61314651A JP 31465186 A JP31465186 A JP 31465186A JP H0426661 B2 JPH0426661 B2 JP H0426661B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- greenhouse
- basement
- semi
- heat
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 11
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 claims description 7
- 238000009428 plumbing Methods 0.000 claims description 3
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
a 産業上の利用分野
本願は熱容量を増してクリーンなソーラーエネ
ルギーを効率良くストツクし、省エネ効果と同時
に快適、便利、耐久性の向上を図る住宅に関する
もので、その適用分野は主に木造住宅を対象とす
るが、鉄骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツ
ク造住宅にも適用可能なものである。
ルギーを効率良くストツクし、省エネ効果と同時
に快適、便利、耐久性の向上を図る住宅に関する
もので、その適用分野は主に木造住宅を対象とす
るが、鉄骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツ
ク造住宅にも適用可能なものである。
b 従来の技術とその問題点
(1) 寒冷地における最近の木造住宅では、断熱と
気密に関して著しく性能が顕著に向上してい
る。
気密に関して著しく性能が顕著に向上してい
る。
しかし、熱をストツクする性能つまり熱容量
(蓄熱性)は、あいかわらず小さい。
(蓄熱性)は、あいかわらず小さい。
そのため、室温は外気温の変動に直接的に左
右され、ストーブを消すと、すぐに寒くなるな
ど安定した室温維持が難しく、冬に寒く、夏に
暑くなりやすい。
右され、ストーブを消すと、すぐに寒くなるな
ど安定した室温維持が難しく、冬に寒く、夏に
暑くなりやすい。
(2) 鉄筋コンクリートやブロツク造を外側から断
熱した場合、躯体の熱容量が有効に活かされ、
蓄熱性が大となり、一度暖めると冷めにくく、
安定した室温維持が容易となる、冬暖かく、夏
涼しい建物となる。
熱した場合、躯体の熱容量が有効に活かされ、
蓄熱性が大となり、一度暖めると冷めにくく、
安定した室温維持が容易となる、冬暖かく、夏
涼しい建物となる。
(3) 従来の浴室、洗面所、便所などは北側に配さ
れ、じめじめした空間になりがちで、結露、カ
ビの発生、或はその周辺の柱や土台などの腐朽
が進み易く、木造住宅の泣きどころとして、耐
久性の低下に直接につながる危険性が高い。
れ、じめじめした空間になりがちで、結露、カ
ビの発生、或はその周辺の柱や土台などの腐朽
が進み易く、木造住宅の泣きどころとして、耐
久性の低下に直接につながる危険性が高い。
B 発明の構成
a 問題を解決しようとする手段
本願では、下記の構成のものによつて、上述し
た問題を解決しようとするものである。すなわ
ち、本願のものは (1) 木造でも熱容量を大にして、自動的に太陽熱
を効率よく蓄熱し、室温安定と省エネを図る。
た問題を解決しようとするものである。すなわ
ち、本願のものは (1) 木造でも熱容量を大にして、自動的に太陽熱
を効率よく蓄熱し、室温安定と省エネを図る。
(2) 同時に浴室などの水廻り関係の諸問題を解決
する。そのために、次のようなシステムを導入
する。
する。そのために、次のようなシステムを導入
する。
水関係設備を集約して南に配置した設備コ
アを設ける。
アを設ける。
コアを構成するコンクリート躯体と半地下
室を設けて蓄熱槽として機能させる。
室を設けて蓄熱槽として機能させる。
設備コアと半地下室の南側に室温を設け太
陽の直射がコンクリート部分に直接当るよう
にする。
陽の直射がコンクリート部分に直接当るよう
にする。
つまり、熱容量の大きいコンクリートの温
度を直射によつて上げることにより太陽熱を
蓄熱する。
度を直射によつて上げることにより太陽熱を
蓄熱する。
の三部門よりなる。
b 発明の実施例
1は本発明の太陽熱を自動的に蓄熱する木造住
宅、鉄骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツク
造住宅(以下住宅と云う)である。
宅、鉄骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツク
造住宅(以下住宅と云う)である。
2は水廻り関係設備を集約してなる鉄筋コンク
リート造の設備コア(核)で、住宅体3の南側に
配置されている。
リート造の設備コア(核)で、住宅体3の南側に
配置されている。
4は上記設備コア2に連設された温室である。
そして、これら設備コア2と温室4は太陽の直
射を受ける位置に配設されている。
射を受ける位置に配設されている。
この結果、これら設備コア2と温室4は太陽の
直射による直接的、かつ動力を一切使わないパツ
シブ(受動的)なソーラーシステムを構成するこ
とになる。
直射による直接的、かつ動力を一切使わないパツ
シブ(受動的)なソーラーシステムを構成するこ
とになる。
この時、熱容量(蓄熱性)の大きいコンクリー
トのコアは蓄熱槽、温室はコレクターの役割を果
たすことになる。
トのコアは蓄熱槽、温室はコレクターの役割を果
たすことになる。
5は上記設備コア2の下部に設けられた半地下
室で、隣接する温室4を介して直射を受けること
ができるよう構成されている。
室で、隣接する温室4を介して直射を受けること
ができるよう構成されている。
そして、この半地下室5は、給排水管の施工、
維持、管理上からも必要であるが、コアと一体化
した蓄熱槽として熱容量を大にし、温室4を介し
て直射を受けて蓄熱しながら、冬でも明るい空間
となる。
維持、管理上からも必要であるが、コアと一体化
した蓄熱槽として熱容量を大にし、温室4を介し
て直射を受けて蓄熱しながら、冬でも明るい空間
となる。
6は上記半地下室5の北側に連設した二次蓄熱
槽で、埋めもどし砂利6Aなどが充填されてい
る。
槽で、埋めもどし砂利6Aなどが充填されてい
る。
なお、図中、1点鎖線矢印は冬至の太陽光入射
角(札幌)を示し、2点鎖線矢印は夏至のそれを
示す。
角(札幌)を示し、2点鎖線矢印は夏至のそれを
示す。
c 作用
効果と共に説明する。
C 発明の効果
(1) 洗面、洗濯、浴室、便所及び台所など、火や
水を使う場所を1ケ所にまとめ設備コア(核)
を造る。これは、コアシステムとして従来から
使われている手法だが、その結果として、 凍結や火災防止など設備の維持管理が容易
となる。
水を使う場所を1ケ所にまとめ設備コア(核)
を造る。これは、コアシステムとして従来から
使われている手法だが、その結果として、 凍結や火災防止など設備の維持管理が容易
となる。
水関係設備がまとまるので、作業動線が短
縮され合理化される。
縮され合理化される。
設備コアを規格化、量産化することにより
精度の向上と費用が低減される。
精度の向上と費用が低減される。
(2) 設備コアを温室に接して南に配置する。その
結果として じめじめする風呂場などに、直射が入り暖
かい乾いた空間になるので、カビの発生や木
部の腐朽のおそれが減る。
結果として じめじめする風呂場などに、直射が入り暖
かい乾いた空間になるので、カビの発生や木
部の腐朽のおそれが減る。
直射の差込む明るい浴室、便所となり、室
温につながる洗面、洗濯まわりが冬の洗濯物
の干し場ともなる。
温につながる洗面、洗濯まわりが冬の洗濯物
の干し場ともなる。
(3) 設備コアの構造は鉄筋コンクリートに構成さ
れているので、 耐久、耐火性が増し、熱容量(蓄熱性)が
大となり、温室ガラスを透過した直射が効率
よくコンクリートに蓄熱される。
れているので、 耐久、耐火性が増し、熱容量(蓄熱性)が
大となり、温室ガラスを透過した直射が効率
よくコンクリートに蓄熱される。
上記設備コアの下部に半地下室を設けたの
で、一部に給排水管が走り、その管理が容易
である。
で、一部に給排水管が走り、その管理が容易
である。
半地下室は冬にも温室を通して上から直射
の差込む明るい空間となり、周囲のコンクリ
ート構造体が蓄熱する。
の差込む明るい空間となり、周囲のコンクリ
ート構造体が蓄熱する。
普通木造住宅の躯体の熱容量(温度1℃上
げるに要する熱量)は2000〜3000(kcal/℃)
であるが、このシステムによれば、5倍以上
に増える。ブロツク造やコンクリート造外断
熱では、在来木造の10倍程になる。
げるに要する熱量)は2000〜3000(kcal/℃)
であるが、このシステムによれば、5倍以上
に増える。ブロツク造やコンクリート造外断
熱では、在来木造の10倍程になる。
(4) 南に配置した設備コアと半地下室は蓄熱槽、
温室はコレクターとなる。
温室はコレクターとなる。
この両者の組合せが動力を使わないパツシブ
ソーラーシステムとして機能する。
ソーラーシステムとして機能する。
第1図は片流れ屋根の場合の略図的縦断面図、
第2図は三角屋根の場合の略図的縦断面図、第3
図は無落雪屋根の場合の略図的縦断面図、第4図
は1階部分の横断面図、第5図は地階部分の横断
面図、第6図は2階部分の横断面図である。 1……太陽熱を自動的に蓄熱する木造住宅、鉄
骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツク造住
宅、2……設備コア、4……温室、5……半地下
室、6……二次蓄熱槽。
第2図は三角屋根の場合の略図的縦断面図、第3
図は無落雪屋根の場合の略図的縦断面図、第4図
は1階部分の横断面図、第5図は地階部分の横断
面図、第6図は2階部分の横断面図である。 1……太陽熱を自動的に蓄熱する木造住宅、鉄
骨軸組住宅や鉄筋コンクリート・ブロツク造住
宅、2……設備コア、4……温室、5……半地下
室、6……二次蓄熱槽。
Claims (1)
- 1 住宅体3の南側に配置された水廻り関係設備
を集約してなる鉄筋コンクリート造の設備コア2
と、上記設備コア2に南側に連設された温室4
と、上記設備コア2の下部に設けられた半地下室
5は、隣接する温室4を介して直射を受けること
ができるよう構成され、上記半地下室5の北側に
連設した二次蓄熱槽6には、埋めもどし砂利6A
などが充填されていることを特徴とする太陽熱を
自動的に蓄熱する住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314651A JPS63161356A (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | 太陽熱を自動的に蓄熱する住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314651A JPS63161356A (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | 太陽熱を自動的に蓄熱する住宅 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161356A JPS63161356A (ja) | 1988-07-05 |
JPH0426661B2 true JPH0426661B2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=18055893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61314651A Granted JPS63161356A (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | 太陽熱を自動的に蓄熱する住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63161356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721558Y2 (ja) * | 1991-01-09 | 1995-05-17 | 新日本製鐵株式会社 | 底吹き羽口を有する転炉の炉底構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6839914B2 (ja) * | 2015-09-28 | 2021-03-10 | 大和ハウス工業株式会社 | 住宅 |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP61314651A patent/JPS63161356A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721558Y2 (ja) * | 1991-01-09 | 1995-05-17 | 新日本製鐵株式会社 | 底吹き羽口を有する転炉の炉底構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63161356A (ja) | 1988-07-05 |
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