JPH04266193A - コインもしくはトークンの計数装置 - Google Patents

コインもしくはトークンの計数装置

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JPH04266193A
JPH04266193A JP3286513A JP28651391A JPH04266193A JP H04266193 A JPH04266193 A JP H04266193A JP 3286513 A JP3286513 A JP 3286513A JP 28651391 A JP28651391 A JP 28651391A JP H04266193 A JPH04266193 A JP H04266193A
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JP
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coin
coins
counting
guide plate
token
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G Ristvedt Victor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコインもしくは代
用硬貨であるトークンの計数装置に係わり、特にこの計
数装置に導かれたコインが中央部分へ入り、且つまたそ
の全てがそこから出て一箇所にて計数されるような高速
計数装置に関する。
【0002】
【従来技術】1つの通貨単位のコイン、もしくは別々の
カテゴリーのトークンが蓄えられて計数されねばならな
いような多くの場合がある。その量がかなり大きいと、
計数は比較的高速で、例えば米国の中間的寸法のコイン
もしくは同様寸法のトークンについて1分間あたり10
,000ユニットもしくはそれ以上の速度で、行われね
ばならないことは明かである。
【0003】米国特許第4,098,280号明細書の
第6図および関連説明は本発明に最も関連すると思われ
る従来技術を開示している。この特許は上述したような
速度で作動可能な計数装置を開示している。この装置は
本発明の装置と同様に弾性ディスクを使用しており、こ
のディスク上にてガイドプレートがコインを受け止めて
分配し、この分配の間にコインは電気的に計数される。
【0004】上述した米国特許第4,098,280号
明細書の第6図に示されている計数装置に於ける比較的
高速な計数は、1つの装置に於ける2つの独立した計数
構造によって達成されている。この構造は、例えばその
他の特許に示されているような装置よりも大型となるよ
うに装置を大型化する。このように、全て2つの部分を
、この場合には2つの内側ガイド16および120、2
つの円周方向のリミットガイド110および114、そ
して重大な2つの出口すなわち外方へ向かう通路131
および133を使用するのである。これらの各々は計数
されるべきコインもしくはトークンの2個の直径よりは
小さな幅を有しており、これが加味されて比較的高速な
計数を達成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来技術とは対照的に、単一組立体で、且つまた例
えば従来の参照した装置で必要とされていた寸法の50
%以下のような極めて小型の組立体によってかなり高速
度な計数を達成できるコインもしくはトークンを計数す
る装置を提供することである。
【0006】
【課題を達成するための手段】本発明による高速のコイ
ン(もしくはトークン)計数装置は、ガイドプレートに
対面した回転する柔軟ディスクを備えて構成されている
。このガイドプレートは中央開口を有し、その開口を通
してコイン(もしくはトークン)がディスクへ与えられ
る。ガイドプレートに於ける1つの円形の外側リッジが
コイン(もしくはトークン)の排出を阻止していて、こ
のリッジを中断させている1つのスロットによってコイ
ン(もしくはトークン)を排出させるようになされる。 バリヤガイドが少なくともこの出口スロットの回りの領
域にてコインが外方へ向けて進むのを阻止する。コイン
検出装置がこのスロットの近くに取り付けられ、スロッ
トを通して送られる個々のコインを検出して計数可能に
する。
【0007】本発明の他の特徴として、外側ディスクと
ガイドプレートとの間隙が暫減して、コインに滑りの無
い積極的な回転を与えることのできる軽い捕捉を行う。
【0008】本発明の更に他の特徴として、ガイドプレ
ートの環状面積部分が外方へ向かう通路を受け入れる必
要がなくなり、これにより比較的小さくできるとともに
、開口は比較的大きくできるのである。
【0009】
【実施例】図面を参照してまず最初に図1を参照すれば
、キャビネット10がコインもしくはトークン計数装置
12(図2)を収容している。トレー14がキャビネッ
ト10の頂部に支持されており、この中へ計数されるべ
きコインもしくはトークンが給送される。トレー14の
頂部は図示したように四角い形状で、底部19に於ける
小さな寸法へと続いている。底部には最終領域18が含
まれ、この領域は下方へ延在されて位置20に隣接した
円形もしくは円筒形の終端領域34へ続いている。トレ
ー14はホッパー22(図2および図3)に連結されて
いる。このホッパー22はガイドプレート24に取り付
けられていて、これを通してコインが図2に示すように
回転する柔軟ディスク26上へ導かれる。ホッパー22
は下部回りに溝28(図3)を備え、この溝28内にク
ランプ30が備えられてボルト32によって所定位置に
保持される。このクランプはホッパー22をプレート2
4内にクランプ止めしているのである。トレー14の領
域34はホッパー22の開口36内へ密接に嵌合され、
リップ38によって支持される。トレー14の支持を形
成していることに加えて、ホッパー22は以下に説明す
るように或る付加機能を遂行するように構成されている
。最初はトレー14へ送られたコインがホッパー22と
ガイドプレート24の開口40とを通して、ターンテー
ブル42(図2)によって支持されている弾性的なディ
スク26上へと下方向へ向けて送られる、ということを
挙げることで十分である。
【0010】ターンテーブル42はベアリング44によ
って支持され、シャフト46に取り付けられている。シ
ャフト46はシャフト凹部50内に配置されたブッシュ
48によって回転可能に支持されている。ターンテーブ
ル42は選択された速度、例えば750〜950rpm
の速度で駆動される。図示したように、ターンテーブル
42は全体的に平坦な上面52を有し、その上に弾性デ
ィスクすなわちパッド26が取り付けられている。ター
ンテーブル42はベルト56に連結されて下側に配置さ
れたプーリー54を介してモーター60のプーリー58
で駆動される。このモーター60はベースプレート62
に対して図示されていない手段によって支持されている
。ターンテーブル42およびプーリー54は一体構成さ
れることができる。
【0011】ガイドプレート24の中央開口40は溝6
4(図3)を備えている。この溝の中にホッパー22の
底部が密接に嵌合されている。この底部の湾曲部分66
は、プレート24の肉厚のほぼ半分の寸法につき開口4
0内へと下方へ延在されており、また、テーパー部分6
8を有している。このテーバー部分はホッパー22の一
部の回りを延在し、開口40の回りの縁部に乗り上げる
傾向を示すコインを倒す機能を果たし、これにより平た
い状態に横たえるようになす。
【0012】更に、ホッパー22のリップ38はテーパ
ー付き下側部70を備えている。この下側部はコインが
上方へ跳ね返ってトレー14を通して飛び出るのを防止
するように機能する。
【0013】ガイドプレート24は一方の側でディスク
26の上方にピン72(図4)によって支持されている
。このピンはプレート24の突出部74および76、お
よびマウント78を通して延在する。マウント78は図
示していない手段によってベースプレート62に固定さ
れる。プレート24の他側では、ベースプレート62の
中にセットされたねじ付きシャフト(図示せず)がプレ
ート24の開口80を通して延在され、ベースプレート
62の上の平坦面(図示せず)にボルト止めされている
。ボルトを外すと、プレート24はピン72の回りで上
方へ枢動し、保守目的でディスクに対する操作が可能と
される。ガイドプレート24と弾性パッド26との間の
間隙は、ターンテーブル42が係止されるベアリング4
4の頂部に選択したワッシャーすなわちシムを挿入する
ことで調整できる。この間隙はガイドプレート24の下
面Lからパッド26まで0.1016mm(0.004
インチ)程度とされる。
【0014】図4はガイドプレート24の下面を示して
いる。ガイドプレートはランドもしくはリッジおよび凹
部を有して形成されており、これらのランドもしくはリ
ッジおよび凹部はコインの動きを制御する。基準ランド
Lは横方向の形状は変化しているが平坦であり、上述し
たようにパッド26から約0.1016mm(0.00
4インチ)の僅かな間隙を隔てて位置決めされる。基準
ランドは内側縁82を有しており、この内側縁は位置8
6から位置88までは矢印84の方向へ円形に延在して
いる。しかし接線方向の切除スロット90が例外として
形成され、ここはコインがガイドプレート24の下側か
ら排出される場所である。ガイドプレートは一般にコイ
ンの外方への動きを制限する。
【0015】凹部すなわち通路92がランドLに切除形
成されている。この凹部は位置94から位置96へ向け
てガイドプレート24の回りを円周方向に延在している
。また、内側縁96を有する内側バリヤ98によって中
断されている場所を除いて、開口40からランドLへ向
けて半径方向へ延在している。従って、コインはプレー
ト24の下側を半径方向外方へ向けてスライドし、位置
94と100との間にてコイン102、104および1
06で示すように遠心力によって凹部92の中へ入るこ
とができる。これにより、垂直な縁部82に対するガイ
ドのない従って大きな拘束のない外方へ向かう通路の形
成を可能にするのであり、これまでの場合のようにコイ
ンもしくはトークンの2個の幅よりも格段に広い幅の通
路とされる。垂直壁82はランドLと凹部92との間を
差し渡しており、凹部92内でのコインの半径方向外方
へ向かう動きに対する外側バリヤとして機能する。また
、コインに対して共通する長い縁部を形成し、この縁部
に沿ってコイン(もしくはトークン)が1つの列を形成
するようになされる。凹部92は開口40の内側縁10
8の位置で基準ランドLより約1.854mm(0.0
73インチ)高い高さを有している。この高い範囲は点
線110の位置まで続いている。凹部92はこれにより
点線110から縁部82に於けるランドLの上方1.2
7mm(0.050インチ)の高さ位置まで下方へ向け
てテーパーを形成されている。このことは、コインが縁
部82に衝突して跳ね返るのを防止する。また、パッド
26によるコインに対しての摩擦“グリップ”を強めて
、コインがターンテーブルの回転速度例えば750〜9
50rpmの速度で縁部82に沿って回転するようにさ
せる。
【0016】位置100から112までの内側バリヤガ
イドすなわちランド98およびその延長部である平坦部
分114は、開口40の位置に内側円周縁部116を有
している。この縁部は矢印84の方向へ向かって位置1
00から位置118まで延在している。このバリヤガイ
ドは、凹部92よりも約0.94mm(0.037イン
チ)低い。バリヤガイド98のランド領域120は同じ
深さ位置にて平坦領域114に連なっている。
【0017】内側バリヤガイド98の外側縁126およ
びランドLの内側縁82は凹部92の通路128を形成
している。この通路128は計数すべきコインもしくは
トークンの最大直径部を通過させるのに実質的にちょう
どよい寸法とされ、これを通してコインが1つの列状で
移動される。コインのこの1つの列は縁部82に沿って
形成され、通路128を通して移動して、下方へ延在す
るランプ部122に到る。このランプ部は凹部92から
平坦部分114へと前述したように約0.94mm(0
.037インチ)の段差のある下方へ向けて滑らかな連
結部を形成している。ここで、1列状のコインはランプ
部122によってパッド26の中へ押し込められ、更に
またプレート24とパッド26との間で捕捉されて、コ
イン近接検出装置130の下側を積極的に旋回される。 この検出装置130は図4に示すように平坦領域114
の外側部分に配置され、移動される個々のコインに応答
して通常の計数装置132に対して電気パルスを与える
。 この計数装置132は、それを通過したコインの枚数の
読み値をコインの通常の読み出し装置134に与える。 計数装置132はリセット入力136を備えていて、こ
れが入力されると計数装置132を0にリセットする。 このリセット入力は典型的にはキャビネット10の上に
配置された好ましい位置の押しボタン(図1)によって
与えられるのである。
【0018】コインが検出装置130を通過した後、コ
インは接線方向スロット90(図4および図6)によっ
てプレート24とパッド26との間から解放される。そ
して外側直線縁部出口ガイド140に沿って移動される
。このスロットおよびガイドは外側のバリヤガイド縁部
82との交差位置から接線方向に配向されており、位置
142にて始まっている。ガイド140はプレート24
の下側から接線方向スロット90を経てシュート144
(図1)内へと外方へ向かう動きをほぼ定める。シュー
ト144はバッグ146へ向けてコインを方向付ける。 スロット90の幅は計数すべきコインもしくはトークン
の直径を受け入れするのに必要とされる寸法とされるだ
けでよい。
【0019】図4にコイン148および150で示すよ
うに重なったすなわち一緒になったコインの分離はイン
サート152によって達成される。このインサートはガ
イドプレート24に凹部92の内側縁に沿って同一平面
として取り付けられる(図3、図4および図7)。これ
は典型的にはゴムもしくは硬い摩擦材料で構成され、コ
インに対して典型的には鋼材で作られるガイドプレート
24の比較的滑らかな面に比べてより強い摩擦面を形成
する。インサート152は開口40の内側縁の回りに部
分的に延在して示されているが、このインサートはより
長く形成されることができることは理解されねばならな
い。上述したようにコイン148および150のように
コインが一緒になり、下側プレート24が移動されると
、コインはインサート152に当たる。このインサート
は上側のコイン148に抵抗力を加えて、そのコインの
速度を遅くして、下側のコイン150が該コインの下方
を移動できるようになす。
【0020】作動に於いて、図1を参照すれば、コイン
トレー14はコイン(もしくはトークン)を充填される
。計数装置132がスイッチ138を押すことでリセッ
トされ、計数値を0にする。電流がモーター60に与え
られ、パッドすなわちディスク26が回転され、コイン
が旋回させる。これによりコインは遠心力によってガイ
ドプレート24の凹部92の下側を外方へ向けて飛ばさ
れる。これにより、コインは縁部82に対して急速に移
動する軽く捕捉された1つのコイン列を形成する。この
コイン列はランプ部122に達し、そこでコインは捕捉
力を増大され、これにより跳ね返ることなく検出装置1
30を旋回して通過する。そして実際的に計数され、ス
ロット90によってプレート24の下側からシュート1
44へ、更にバッグ146の中へと排出される。縁部8
2に当たらないコインは一般にバリヤガイド98のラン
プ部99および/またはランプ部122によって捕捉さ
れ、ランド120および/または平坦部分114の下側
を旋回されてランプ124へ到り、そこに於いて凹部9
2の中へ解放されるのであり、こうして再循環される。 シュート144およびバッグ146はキャビネット10
の外側に示されているが、キャビネットの内側に配置さ
れることのできることは明かである。
【0021】スロット94のルーフ154は平坦部分1
14の実質的に上方例えば0.0635mm(0.25
インチ)に位置されて、コインがそれに対して跳ね返ら
ないようになされる。100分の数mm(千分の数イン
チ)だけコイン肉厚よりも厚い通常の間隙は不規則な経
路を生じるので望ましくないことが見いだされている。 ガイドプレート24と一体的に形成されているルーフの
唯一の目的は縁部領域140の支持を形成することであ
る。 選択されたコイン計数値にバッグ146内のコインが達
すると、電流はモーター60から解除され、計数処理は
停止されるのである。
【0022】他の実施例として図8は上述したような計
数装置のガイドプレート200の下面を示している。こ
れに於いて選択された数のコインもしくはトークンが上
述したようにバッグ146(図1)に送られる。その後
、この機械は自動的に停止される。ガイドプレート20
0はスロット202による中断部を除いて全体的に円形
である。また、外側縁206の外部にほぼ環状の外側領
域204を備えており、3つの取り付け穴208がこの
環状領域に約120°の角度間隔を隔てて備えられてい
る。プレート200のこの円形形状は計数装置の寸法を
よりいっそう小型化し、材料使用量が少なくてすみ、軽
量となる。
【0023】この計数装置の高速特性のために或る例で
は、多数のコインもしくはトークンがその計数装置を通
過した後、コインもしくはトークンがその縁部にて傷つ
きギザギザとなる傾向を示す。この傷つきギザギザとな
るのを低減するために、開口212の内部縁210、ラ
ンド216の内側縁214および出口スロット202の
縁部218は図9および図11に示すように丸められ、
コインがその下側および計数装置を通過する際にコイン
に対して丸められた縁部のみを当てるようになされる。 更に、ゴムインサート152がプレート200の金属面
と合う部分では、位置209および211は丸められて
その下側を移動するコインもしくはトークンを傷つけて
しまうようなコーナーを無くするのである。同様にこの
丸めはスロット202の位置213にも備えられる。更
にまた、コインが位置109の近くでインサート152
のゴム前端縁に衝突するのを防止するために、インサー
ト152は位置215にて斜面を形成されすなわち面取
りされる。これはコインがインサート152を損傷する
可能性を低減する。
【0024】選択された個数のコインが通過した後に計
数装置から排出されるのを防止するために、コイン循環
部材220が図8に示すようにスロット202内に取り
付けられ、選択された個数のコインもしくはトークンに
達した後にコインもしくはトークンを再循環させるよう
に作動される。この部材はシャフト222および224
の回りに回転可能に構成される。これらのシャフトはス
ロット202とほぼ平行な軸線を有する。シャフト22
2はスロット202の端部226の開口225内に取り
付けられ、シャフト224は取り付けブロック230の
開口228内に取り付けられる。この取り付けブロック
は図示していない手段によってスロット202の側部2
32に取り付けられる。部材220は平たい邪魔になら
ない面234を備えていて、この面は図9に示す位置に
てその下側を通過するコインの経路を変化させることは
ない。部材220は更に丸い形状面236および級状端
部238を更に備えており、この球状端部は部材220
がシャフト222および224の回りに回転されるとき
に(図10)下方へ延在してコインを捕捉し、その経路
を変更させてコインが半径方向に定められた位置にてパ
ッド26によって旋回されてプレート200の領域24
0、下側ランプ242および凹部242へ送られるよう
になす。これに代えて部材220は平坦で滑らかな面を
有してコインと係合するようになされることができる。 アーム248を有するソレノイドであって、ソレノイド
に電力が付与されたときに該アームが外方へ延在するよ
うになされたソレノイド246(図9および図10)は
枢動アーム250に連結され、この枢動アームは部材2
20に連結される。ソレノイド246は部材220を図
9に示す位置から約45°もしくはそれ以下の角度だけ
シャフト222および224の回りに回転させ、球状端
部238および丸い面236を下側を通過するコインに
対して接触させるようになす。コインはこれによりその
最内側部分を部材220に捕捉され、上述したように再
循環されて計数装置から排出されるのを防止される。こ
れに代えてシャフト224は取り付けブロック230の
開口228を越えて延在し、歯車を備えられるように構
成できる。スロット202に取り付けられ、延在アーム
にラックを取り付けられたソレノイドが歯車と係合し、
そのアームを伸長させることでラックが上述したように
シャフト224および部材220を回転させるようにす
る。
【0025】コインが上述したように近接検出装置によ
って計数できる一方、光源237およびフォトセル(光
電管)239(図8および図14)が通常の図示してい
ない手段によってパッド26(点線31)の直径の外側
に取り付けられてガイドプレート200の下側から出た
後のコインを計数することができる。この構成では、光
源およびフォトセルはスロット202の端部にてガイド
プレート200に固定される。このように配置されると
、コイン203によって代表されるコインもしくはトー
クンの外側領域が光源237によって発生された光ビー
ムを遮断して、フォトセル239の抵抗を変化させる。 このフォトセルは光ビームを遮断したコインの個数を記
録するためにコイン計数装置に使用されている。これに
代えて、近接計数装置が細長いスロット209の中に配
置されることができる。このスロット209は、近接計
数装置207およびスロット209によって示されてい
るように、半径方向の調整のために細長くされている。
【0026】計数処理の制御およびバッグ146(図1
)に対するコインの流れの停止制御に関して、計数およ
び制御回路が図12に示されている。この回路に於いて
、例えば近接検出装置207が計数装置262に接続さ
れる。この計数装置は読み出し装置264および比較器
266および268に対する入力を形成する。比較器2
66に対する入力は計数装置が計数すべきコインの所要
枚数を表す個数選択装置270に入力される数と比較さ
れる。しかしながら、或る例ではソレノイド246が瞬
時に部材220を回転させないために、また計数精度を
高めるために、比較器270のコイン数は減算ユニット
272によって選択された数例えば2〜5のコイン数を
減じられ、コイン再循環部材220を作動させる直前に
モーター60(図2)から電力が除去されるようになさ
れる。これは最後の数コインが分配される際にパッド2
6の回転を低下させ、正確な個数のコインが比較器27
0に進められたときに、コイン再循環部材が回転されて
コインを再循環させる位置まで回転されるだけの付加時
間を与えるようになす。減算ユニット272はこの減じ
られた数を比較器266へ与え、比較器はバッファー増
幅器274へ許可入力を与えてそれをスイッチ“オン”
し、そしてリレー276のソレノイド247を付勢し、
電力を駆動モーター60から解除する。モーター60が
回転を停止すると、コインの流れ速度は低下し、真の計
数値が選択器270に与えられたときに比較器268が
状態を変化して、バッファー276がソレノイド246
を作動させることができるようになす。ソレノイド24
6はコイン再循環部材220を作動させて上述のように
コインを再循環させる。
【0027】これに代えて、2速駆動モーター280(
図13)がパッド26を回転させるのに使用できる。 バッファー274および比較器266に連結されたリレ
ー282によって上述したようにモーター280を高速
運転から低速運転に切り替え、比較器268の出力側お
よびバッファー276に連結された第2のリレー284
はモーター280からの電力解除およびコイン再循環装
置220の作動をモーター60に関して上述したように
同時に行う。
【0028】作動に於いて、開口208を通して延在す
るスタンドオフ(図示せず)によってパッド26の上方
に取り付けられたガイドプレート200によってコイン
が前述のようにホッパーに投与され、電力がモーターに
付与されてパッド26を回転させる。パッド26上を移
動するコインは遠心力によって外側縁206に達するま
でガイドプレート200の下側を半径方向外方へはね飛
ばす。そしてその位置でコインはパッド26の矢印28
6で示されるように回転方向へと外側縁に沿って移動さ
れる。一緒になったすなわち重なってしまったコインは
上述したように摩擦インサート152によって分離され
る。ガイドプレート200の下側を移動するコインは縁
部210、214および216の下側およびその付近を
通過する。これらは湾曲されてコインを傷つけギザギザ
にしてしまうのを低減するようになされている。縁部2
06に適正に整列されないコインは下方へ延在するラン
プ部216によって捕捉されて再循環され、スロット2
02を経て上述したように領域244へ戻るように回転
される。一方、縁部206に整列したコインはプレート
200の下側からスロット202を通して排出される。 スロット202を通してコインが排出される際に、コイ
ンは例えばコイン検出装置207によって検出されて計
数される。コインの計数値が個数選択装置270に与え
られた数値に達すると、パッド26の回転は電力をリー
ド線81からリレー284を介してリード線283へ切
り替えるように作動するリレー282によって減速され
、上述したようにモーターを減速し、再循環部材220
が回転してその面236および球状端部238を降下さ
せてコインを捕捉し再循環させるようになすのに十分な
時間を与えるようになす。これによりコインがこの分配
装置から排出されるのが防止される。部材220が回転
されるのと同時に、モーターに対する電力は解除され、
計数装置の作動はリレー284を経て終結される。
【0029】ここに開示した計数装置は、例えばガイド
プレートの中央開口を約63.5mm(2.5インチ)
とし、その外側のガイドプレートの活動面積部分の半径
すなわち縁部82へ到る半径を約101.6mm(4.
0インチ)とすることで極めて小型のユニットを構成す
ることができ、米国10セント硬貨を1分間あたり18
,000ユニット程度の速さで計数することが可能にな
ったのである。コインの寸法が例え25セント硬貨のよ
うに大きくなったとしても、1分間あたり10,000
〜12,000ユニットの速度は実現できるのである。
【0030】本発明およびその使用方法をこのように説
明したが、特許請求の範囲の欄に記載の範囲に完全に含
まれる範囲でさまざまな付随的な変更がなし得ることは
明白である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したが、本発明によるコイン計
数装置は比較的簡単な構造で小型化でき、しかも計数装
置精度を高めることができ、安価に製造できるので、実
用性が極めて高い。また、硬貨のみに限らずさまざまな
トークンにも適用できるので、計数の自動化を容易に達
成することができる、等の多大の効果を生む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイン計数装置の一部切除した外観の
斜視図。
【図2】図1の線2−2に沿う断面図。
【図3】図4の線3−3に沿う拡大断面図。
【図4】本発明のガイドプレートの下面を示す平面図。
【図5】図4の線5−5に沿う断面図。
【図6】図4の線6−6に沿う断面図。
【図7】図4の線7−7に沿う断面図。
【図8】図4に示した以外のガイドプレートの下面を示
す平面図。
【図9】図8のガイドプレートおよびそれに使用された
駆動ソレノイドの詳細構造を示す部分的断面図。
【図10】図9に示した構造と同じ詳細構造を有するが
ソレノイドの駆動アームが第2の位置として示されてい
る部分的断面図。
【図11】図8の線11−11に沿う断面図。
【図12】本発明で使用した計数および再循環装置の電
気的な概略ブロック線図。
【図13】図12に示された装置で使用された電気回路
図。
【図14】コインもしくはトークンの通過を検出し、こ
のことを示す指示を図12に示した計数および再循環装
置に供給するコイン通過検出装置の概略図。
【符号の説明】
10  キャビネット 12  コインもしくはトークン計数装置14  トレ
ー 22  ホッパー 26  弾性ディスクすなわちパッド 24  ガイドプレート 28  溝 36  ホッパーの開口 38  リップ 40  ガイドプレートの開口 42  ターンテーブル 60  モーター 82  内側縁 92  凹部すなわち通路 98  バリヤガイドすなわちランド 102,104,106  コイン 116  内側の円周縁部 122  ランプ部 128  通路 130  近接検出装置 132  計数装置 134  読み出し装置 140  出口ガイド 144  シュート 146  バッグ 148,150  コイン 152  インサート 200  ガイドプレート 202  出口スロット 207  近接選択装置 210  内側縁 212  開口 214  内側縁 220  再循環部材 237  光源 239  フォトセル 246  ソレノイド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コインもしくはトークン(代用硬貨)
    を計数する装置であって、弾性面を有する回転ディスク
    と、コイン係合縁を有するガイドプレートであって、内
    側縁を形成するほぼ円形の開口を含み、また、前記ディ
    スクの弾性面とほぼ平行に配置された側部を有し、コイ
    ンもしくはトークンが前記開口を通して前記ディスクの
    中央領域へ導かれて、ガイドプレートの前記側部とディ
    スクとの間で外方へ飛ばされる前記ガイドプレートと、
    前記ガイドプレートが外側縁を含み、前記ディスクによ
    って旋回される間にコインもしくはトークンがこの外側
    縁に沿って列を形成することと、前記外側縁を中断する
    スロットであって、コインもしくはトークンが前記外側
    縁に沿って旋回され、ガイドプレートの前記外側縁の干
    渉を受けることなく1つの箇所で装置から排出されるよ
    うなほぼ接線方向の前記スロットと、ガイドプレートの
    内側縁の限られた円周方向範囲に於ける内方に位置され
    たバリヤガイドであって、コインがほぼ前記接線方向ス
    ロットを含む領域内で前進されることを防止するように
    配置され、コインもしくはトークンにはガイドプレート
    の外側縁の範囲と反対側の領域に於いて前記外側縁に向
    かう一般的に自由な外方へ向かう動きを残して、少なく
    とも2つの並んだコインもしくはトークンがバリヤガイ
    ドの外方へ自由に移動できるようになす前記バリヤガイ
    ドと、接線方向スロットに近い領域に配置され、コイン
    もしくはトークンの存在を検出してその計数を達成でき
    るようにする検出装置と、を含んで構成されたことを特
    徴とするコインもしくはトークンの計数装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載された装置であって、
    前記コイン係合縁の少なくともある物は先細りになって
    いることを特徴とするコインもしくはトークンの計数装
    置。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載された装置であって、
    前記スロットのすぐ前に捕捉領域を含むことを特徴とす
    るコインもしくはトークンの計数装置。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載された装置であって、
    装置は更に、前記スロット内にほぼ配置されるコイン再
    循環装置を有し、コイン再循環装置は前記検出装置に応
    答し、選択された計数が達成された後にコイン装置から
    出ていくのを防止することを特徴とするコインもしくは
    トークンの計数装置。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載された装置であって、
    近接検出機である前記検出装置は、作動的に前記スロッ
    トの直前に配置されることを特徴とするコインもしくは
    トークンの計数装置。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載された装置であって、
    前記検出装置は、光源とそれに相対して配置される光電
    管とを有し、装置から出ていくコインが前記光源から前
    記光電管への光を遮ることを特徴とするコインもしくは
    トークンの計数装置。
  7. 【請求項7】  請求項4に記載された装置であって、
    前記コイン再循環装置は、第一表面と第二表面を有する
    回転可能部材を有し、第一表面はコインがその下を自由
    に通過することを許容し、第二表面は前記コインを捕捉
    してそれらを前記ディスクにより前記ガイドプレートの
    下で固定された半径方向の位置において回転させること
    を特徴とするコインもしくはトークンの計数装置。
  8. 【請求項8】  請求項7に記載された装置であって、
    前記回転可能部材は、前記スロットとほぼ平行な軸線の
    回りで回転することを特徴とするコインもしくはトーク
    ンの計数装置。
  9. 【請求項9】  請求項1に記載された装置であって、
    前記検出装置は、コインの選択された計数がそれに入力
    される計数選択器と、前記計数選択器に応答して前記選
    択された計数をコインの選択された数だけ減算する減算
    装置と、前記減算装置に応答して前記パッドの回転速度
    を減少させ、前記再循環装置が作動する直前に前記コイ
    ンもしくはトークンの計数装置の計数速度を遅くして計
    数の精度を上げる装置と、を有することを特徴とするコ
    インもしくはトークンの計数装置。
  10. 【請求項10】  請求項9に記載された装置であって
    、前記減算装置に応答する前記装置は比較器とを有し、
    その一方の入力は前記検出装置に接続され、その第二の
    入力は前記減算装置に接続され、その出力は前記パッド
    を回転させる駆動モーターに加えられる動力を遮ること
    を特徴とするコインもしくはトークンの計数装置。
JP3286513A 1990-11-01 1991-10-31 コインもしくはトークンの計数装置 Pending JPH04266193A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US60825790A 1990-11-01 1990-11-01
US608257 1990-11-01
US77141291A 1991-10-10 1991-10-10
US771412 1991-10-10

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JPH04266193A true JPH04266193A (ja) 1992-09-22

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JP3286513A Pending JPH04266193A (ja) 1990-11-01 1991-10-31 コインもしくはトークンの計数装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003082420A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Fujitsu Limited Jeton de jeu, boite de stockage de jetons, table de jeu et systeme de controle de jetons

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003082420A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Fujitsu Limited Jeton de jeu, boite de stockage de jetons, table de jeu et systeme de controle de jetons

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