JPH04265687A - モータの駆動制御回路 - Google Patents
モータの駆動制御回路Info
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- JPH04265687A JPH04265687A JP3027499A JP2749991A JPH04265687A JP H04265687 A JPH04265687 A JP H04265687A JP 3027499 A JP3027499 A JP 3027499A JP 2749991 A JP2749991 A JP 2749991A JP H04265687 A JPH04265687 A JP H04265687A
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- control circuit
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの駆動制御回路
に関し、特に多速度切換制御による回転精度の高安定性
が要求されるモータにおいて、定格回転以前に短時間で
回転停止または低速回転化が可能とされるモータの駆動
制御回路に適用して有効な技術に関する。
に関し、特に多速度切換制御による回転精度の高安定性
が要求されるモータにおいて、定格回転以前に短時間で
回転停止または低速回転化が可能とされるモータの駆動
制御回路に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの駆動制御回路としては、
たとえば磁気ディスク装置の駆動用モータなどに適用さ
れ、FG( Frequency Generator
)サーボにおける周波数の比較をPLL( Phas
e Locked Loop )サーボと共用すること
で回転精度の向上が可能とされるものがある。 その概要は、モータの回転数を周波数としてFGにより
検出し、この周波数に比例した直流電圧をF−V変換し
、さらにこの変換された電圧と基準電圧を比較し、その
差動出力に応じてモータコイルへの印加電圧を制御する
FGサーボ方式と、モータの回転数をFGにより検出し
、波形成形された回転周波数信号と基準発振器による基
準周波数との位相を比較し、この両者の位相を一致させ
て速度を一定に制御するPLLサーボ方式とを共用する
ことで誤同期を防ぎ、回転精度の高安定性が得られるも
のである。
たとえば磁気ディスク装置の駆動用モータなどに適用さ
れ、FG( Frequency Generator
)サーボにおける周波数の比較をPLL( Phas
e Locked Loop )サーボと共用すること
で回転精度の向上が可能とされるものがある。 その概要は、モータの回転数を周波数としてFGにより
検出し、この周波数に比例した直流電圧をF−V変換し
、さらにこの変換された電圧と基準電圧を比較し、その
差動出力に応じてモータコイルへの印加電圧を制御する
FGサーボ方式と、モータの回転数をFGにより検出し
、波形成形された回転周波数信号と基準発振器による基
準周波数との位相を比較し、この両者の位相を一致させ
て速度を一定に制御するPLLサーボ方式とを共用する
ことで誤同期を防ぎ、回転精度の高安定性が得られるも
のである。
【0003】そして、モータを停止させる場合に、定格
回転引き込み後に逆転トルクを発生させ、この逆転トル
クによる制動力の作用によって短時間にモータを減速さ
せて停止させることができる。
回転引き込み後に逆転トルクを発生させ、この逆転トル
クによる制動力の作用によって短時間にモータを減速さ
せて停止させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、定格回転引き込みをした場合に
のみモータの停止を短時間に行うことができるものの、
定格回転以前の停止指示に対しては逆転トルクが働かず
、モータを短時間で停止させることができないという問
題がある。
な従来技術においては、定格回転引き込みをした場合に
のみモータの停止を短時間に行うことができるものの、
定格回転以前の停止指示に対しては逆転トルクが働かず
、モータを短時間で停止させることができないという問
題がある。
【0005】従って、従来の駆動制御回路においては、
多速度切換による低速制御において、高速回転から低速
回転への切換、さらに停止させる場合に短時間に低速回
転または回転停止ができないという問題がある。
多速度切換による低速制御において、高速回転から低速
回転への切換、さらに停止させる場合に短時間に低速回
転または回転停止ができないという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、モータの多速度
切換制御において、定格回転以前の低速制御を可能とし
、特に高速回転から低速回転、さらに停止への切換時間
の短縮を図ることができるモータの駆動制御回路を提供
することにある。
切換制御において、定格回転以前の低速制御を可能とし
、特に高速回転から低速回転、さらに停止への切換時間
の短縮を図ることができるモータの駆動制御回路を提供
することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】すなわち、本発明のモータの駆動制御回路
は、モータの回転数に比例した電圧に対応させてモータ
コイルへの印加電圧を制御する駆動回路と、モータの回
転数に比例した回転周波数および位相に対応させてモー
タコイルの励磁状態を制御する制御回路とを備え、この
制御回路における周波数の比較を駆動回路と共用して誤
同期を防止するモータの駆動制御回路であって、制御回
路と駆動回路との間に、制御回路に入力されるモータ停
止信号を所定の時間だけ遅延する遅延回路を接続するも
のである。
は、モータの回転数に比例した電圧に対応させてモータ
コイルへの印加電圧を制御する駆動回路と、モータの回
転数に比例した回転周波数および位相に対応させてモー
タコイルの励磁状態を制御する制御回路とを備え、この
制御回路における周波数の比較を駆動回路と共用して誤
同期を防止するモータの駆動制御回路であって、制御回
路と駆動回路との間に、制御回路に入力されるモータ停
止信号を所定の時間だけ遅延する遅延回路を接続するも
のである。
【0010】この場合に、遅延回路を、電流の充電およ
び放電経路を切り換えるPNP型トランジスタおよびN
PN型トランジスタと、充電経路への切換時に電荷を充
電するコンデンサと、放電経路への切換時にコンデンサ
の電荷を放電する抵抗とから構成される充放電回路とす
るようにしたものである。
び放電経路を切り換えるPNP型トランジスタおよびN
PN型トランジスタと、充電経路への切換時に電荷を充
電するコンデンサと、放電経路への切換時にコンデンサ
の電荷を放電する抵抗とから構成される充放電回路とす
るようにしたものである。
【0011】
【作用】前記したモータの駆動制御回路によれば、制御
回路と駆動回路の間に遅延回路、たとえばPNP型およ
びNPN型トランジスタ、コンデンサおよび抵抗から構
成される充放電回路が接続されることにより、制御回路
にモータ停止信号が入力された後、所定時間経過後に駆
動回路に対してモータ逆転信号を出力することができる
。これにより、定格回転引き込み前の停止指示において
も、逆転トルクの発生が可能とされ、特に定格回転以前
の高速回転から低速回転、さらに停止への切換時間の短
縮を図ることができる。
回路と駆動回路の間に遅延回路、たとえばPNP型およ
びNPN型トランジスタ、コンデンサおよび抵抗から構
成される充放電回路が接続されることにより、制御回路
にモータ停止信号が入力された後、所定時間経過後に駆
動回路に対してモータ逆転信号を出力することができる
。これにより、定格回転引き込み前の停止指示において
も、逆転トルクの発生が可能とされ、特に定格回転以前
の高速回転から低速回転、さらに停止への切換時間の短
縮を図ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるモータの駆動
制御回路の要部である遅延回路を示す概略構成図、図2
は本実施例のモータの駆動制御回路における制御回路の
概略を示す構成図、図3は本実施例のモータの駆動制御
回路における駆動回路の概略を示す構成図、図4は本実
施例のモータの駆動制御回路における遅延回路の変形例
を示す概略構成図である。
制御回路の要部である遅延回路を示す概略構成図、図2
は本実施例のモータの駆動制御回路における制御回路の
概略を示す構成図、図3は本実施例のモータの駆動制御
回路における駆動回路の概略を示す構成図、図4は本実
施例のモータの駆動制御回路における遅延回路の変形例
を示す概略構成図である。
【0013】まず、図1により本実施例のモータの駆動
制御回路における遅延回路の構成を説明する。
制御回路における遅延回路の構成を説明する。
【0014】本実施例の駆動制御回路の遅延回路は、た
とえば磁気ディスク装置の駆動用モータの駆動制御回路
に用いられ、制御回路に入力されるモータ停止信号を遅
延する遅延回路とされ、電流の充電および放電経路を切
り換えるPNP型トランジスタ1およびNPN型トラン
ジスタ2と、充電経路への切換時に電荷を充電するコン
デンサ3と、放電経路への切換時にコンデンサ3の電荷
を放電する抵抗4と、ANDゲート5およびダイオード
6とから構成され、制御回路に入力されるモータ停止信
号が所定の時間だけ遅延され、所定時間経過した後にモ
ータ逆転信号が駆動回路に対して出力されている。
とえば磁気ディスク装置の駆動用モータの駆動制御回路
に用いられ、制御回路に入力されるモータ停止信号を遅
延する遅延回路とされ、電流の充電および放電経路を切
り換えるPNP型トランジスタ1およびNPN型トラン
ジスタ2と、充電経路への切換時に電荷を充電するコン
デンサ3と、放電経路への切換時にコンデンサ3の電荷
を放電する抵抗4と、ANDゲート5およびダイオード
6とから構成され、制御回路に入力されるモータ停止信
号が所定の時間だけ遅延され、所定時間経過した後にモ
ータ逆転信号が駆動回路に対して出力されている。
【0015】PNP型トランジスタ1およびNPN型ト
ランジスタ2は、それぞれのコレクタ端子間が接続され
、PNP型トランジスタ1のエミッタ端子に定電圧(5
V)が印加され、NPN型トランジスタ2のエミッタ端
子が接地されている。また、PNP型およびNPN型ト
ランジスタ1,2のベース端子間が接続され、モータ停
止信号が入力されている。
ランジスタ2は、それぞれのコレクタ端子間が接続され
、PNP型トランジスタ1のエミッタ端子に定電圧(5
V)が印加され、NPN型トランジスタ2のエミッタ端
子が接地されている。また、PNP型およびNPN型ト
ランジスタ1,2のベース端子間が接続され、モータ停
止信号が入力されている。
【0016】そして、モータ停止信号が“LO”の時に
PNP型トランジスタ1が“ON”し、一方“HI”の
時にはNPN型トランジスタ2が“ON”となり、充電
および放電時の電流経路が切り換えられるようになって
いる。
PNP型トランジスタ1が“ON”し、一方“HI”の
時にはNPN型トランジスタ2が“ON”となり、充電
および放電時の電流経路が切り換えられるようになって
いる。
【0017】コンデンサ3は、一方が抵抗4を介してP
NP型およびNPN型トランジスタ1,2のコレクタ端
子間、およびANDゲート5の入力端子に並列に接続さ
れ、他方が接地されている。そして、充電経路への切換
時に電荷を蓄積し、放電経路の切換時に放電するように
なっている。
NP型およびNPN型トランジスタ1,2のコレクタ端
子間、およびANDゲート5の入力端子に並列に接続さ
れ、他方が接地されている。そして、充電経路への切換
時に電荷を蓄積し、放電経路の切換時に放電するように
なっている。
【0018】抵抗4は、PNP型およびNPN型トラン
ジスタ1,2のコレクタ端子間と、コンデンサ3および
ANDゲート5との間に接続され、充電時に電流が抵抗
4を通じてコンデンサ3に充電され、放電時に抵抗4を
通じてコンデンサ3の電荷が放電されるようになってい
る。
ジスタ1,2のコレクタ端子間と、コンデンサ3および
ANDゲート5との間に接続され、充電時に電流が抵抗
4を通じてコンデンサ3に充電され、放電時に抵抗4を
通じてコンデンサ3の電荷が放電されるようになってい
る。
【0019】そして、以上のように構成される遅延回路
は、たとえば図2および図3に示すような駆動制御回路
の一部として構成され、図2に示す制御回路と図3に示
す駆動回路の間に接続されている。
は、たとえば図2および図3に示すような駆動制御回路
の一部として構成され、図2に示す制御回路と図3に示
す駆動回路の間に接続されている。
【0020】すなわち、本実施例の駆動制御回路は、モ
ータの回転数に比例した回転周波数および位相に対応さ
せてモータコイルのそれぞれの励磁状態を制御する半導
体集積回路(IC1)7を含む制御回路8と、モータの
回転数に比例した電圧に対応させて3相のモータコイル
への印加電圧を制御する半導体集積回路(IC2)9を
含む駆動回路10となどから構成され、制御回路8にお
ける周波数の比較を駆動回路10と共用して誤同期を防
止できる構成となっている。
ータの回転数に比例した回転周波数および位相に対応さ
せてモータコイルのそれぞれの励磁状態を制御する半導
体集積回路(IC1)7を含む制御回路8と、モータの
回転数に比例した電圧に対応させて3相のモータコイル
への印加電圧を制御する半導体集積回路(IC2)9を
含む駆動回路10となどから構成され、制御回路8にお
ける周波数の比較を駆動回路10と共用して誤同期を防
止できる構成となっている。
【0021】制御回路8の半導体集積回路7は、図2に
示すようにパルス入力端子(FG)にFGが接続される
構成となっており、また基準周波数を出力する発振器1
1が水晶発振端子(X)に接続されている。そして、駆
動/停止切換端子(R/S)に入力されるモータ停止信
号(DMON)が上述した遅延回路によって所定の時間
だけ遅延され、所定時間経過後に駆動回路10に対して
モータ逆転信号が逆転信号出力端子(RV)から出力さ
れるようになっている。
示すようにパルス入力端子(FG)にFGが接続される
構成となっており、また基準周波数を出力する発振器1
1が水晶発振端子(X)に接続されている。そして、駆
動/停止切換端子(R/S)に入力されるモータ停止信
号(DMON)が上述した遅延回路によって所定の時間
だけ遅延され、所定時間経過後に駆動回路10に対して
モータ逆転信号が逆転信号出力端子(RV)から出力さ
れるようになっている。
【0022】駆動回路10の半導体集積回路9は、図3
に示すように各相出力端子(U,V,W)にそれぞれ3
相半波駆動のモータコイル(U,V,W)12〜14が
接続され、またホール入力端子(HU,HV,HW)に
モータコイル12〜14に対応するホール素子(HU,
HV,HW)15〜17が接続され、さらにFGが接続
される構成となっている。そして、ホール素子15〜1
7の出力信号に応じてそれぞれのモータコイル12〜1
4が導通され、FGの回転数に比例する電圧出力に対応
して印加電圧が制御され、モータの駆動における回転数
が決定されるようになっている。
に示すように各相出力端子(U,V,W)にそれぞれ3
相半波駆動のモータコイル(U,V,W)12〜14が
接続され、またホール入力端子(HU,HV,HW)に
モータコイル12〜14に対応するホール素子(HU,
HV,HW)15〜17が接続され、さらにFGが接続
される構成となっている。そして、ホール素子15〜1
7の出力信号に応じてそれぞれのモータコイル12〜1
4が導通され、FGの回転数に比例する電圧出力に対応
して印加電圧が制御され、モータの駆動における回転数
が決定されるようになっている。
【0023】次に、本実施例の作用について図1により
説明する。
説明する。
【0024】以上のように構成されるモータの駆動制御
回路において、たとえば制御回路8に入力されるモータ
停止信号が“LO”の場合は、モータの駆動指示入力と
してモータが回転する。この時、PNP型トランジスタ
1が“ON”となり、電流が5VからPNP型トランジ
スタ1、抵抗4を通ってコンデンサ3に流れ、電荷がコ
ンデンサ3に充電される。
回路において、たとえば制御回路8に入力されるモータ
停止信号が“LO”の場合は、モータの駆動指示入力と
してモータが回転する。この時、PNP型トランジスタ
1が“ON”となり、電流が5VからPNP型トランジ
スタ1、抵抗4を通ってコンデンサ3に流れ、電荷がコ
ンデンサ3に充電される。
【0025】一方、モータ停止信号が“HI”の停止指
示入力の場合には、NPN型トランジスタ2が“ON”
となり、コンデンサ3に充電された電荷が、抵抗4、N
PN型トランジスタ2を通ってGNDに流れて放電され
る。
示入力の場合には、NPN型トランジスタ2が“ON”
となり、コンデンサ3に充電された電荷が、抵抗4、N
PN型トランジスタ2を通ってGNDに流れて放電され
る。
【0026】これにより、電荷が蓄積されたコンデンサ
3の放電によってモータ停止信号が所定の時間、すなわ
ち放電に要する時間だけ遅延され、制御回路8にモータ
停止信号が入力された後、所定時間経過後に駆動回路1
0に対してモータ逆転信号を出力することができる。
3の放電によってモータ停止信号が所定の時間、すなわ
ち放電に要する時間だけ遅延され、制御回路8にモータ
停止信号が入力された後、所定時間経過後に駆動回路1
0に対してモータ逆転信号を出力することができる。
【0027】従って、本実施例のモータの駆動制御回路
によれば、制御回路8と駆動回路10の間にモータ停止
信号を所定の時間だけ遅延する遅延回路を設けることに
より、従来の回路構成で逆転トルクが発生できなかった
条件、すなわち定格回転引き込み前の停止指示における
逆転トルクの発生が可能となり、これによって特に定格
回転以前の高速回転から低速回転、さらに停止への切換
時間の短縮を図ることができる。
によれば、制御回路8と駆動回路10の間にモータ停止
信号を所定の時間だけ遅延する遅延回路を設けることに
より、従来の回路構成で逆転トルクが発生できなかった
条件、すなわち定格回転引き込み前の停止指示における
逆転トルクの発生が可能となり、これによって特に定格
回転以前の高速回転から低速回転、さらに停止への切換
時間の短縮を図ることができる。
【0028】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0029】たとえば、本実施例の駆動制御回路の遅延
回路については、図1に示すような回路構成に限定され
るものではなく、たとえば図4に示すように5VとPN
P型トランジスタ1のエミッタ端子間に抵抗18を接続
し、またNPN型トランジスタ2のエミッタ端子とGN
D間に抵抗19を接続する回路構成とする場合について
も適用可能である。
回路については、図1に示すような回路構成に限定され
るものではなく、たとえば図4に示すように5VとPN
P型トランジスタ1のエミッタ端子間に抵抗18を接続
し、またNPN型トランジスタ2のエミッタ端子とGN
D間に抵抗19を接続する回路構成とする場合について
も適用可能である。
【0030】この場合には、充電と放電の時間を調整す
ることができるので、より精度の高い逆転トルクの発生
が可能となり、これによって逆転トルクの発生時間不足
による緩やかな惰性回転がなく、かつ逆転することがな
いので停止精度の向上が可能となる。
ることができるので、より精度の高い逆転トルクの発生
が可能となり、これによって逆転トルクの発生時間不足
による緩やかな惰性回転がなく、かつ逆転することがな
いので停止精度の向上が可能となる。
【0031】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野である磁気ディスク装置
に用いられるモータの駆動制御回路に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、たと
えばレーザプリンタなどの他の装置に適用されるモータ
の駆動制御回路についても広く適用可能である。
てなされた発明をその利用分野である磁気ディスク装置
に用いられるモータの駆動制御回路に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、たと
えばレーザプリンタなどの他の装置に適用されるモータ
の駆動制御回路についても広く適用可能である。
【0032】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0033】すなわち、制御回路と駆動回路との間に、
制御回路に入力されるモータ停止信号を所定の時間だけ
遅延する遅延回路を接続することにより、制御回路への
モータ停止信号の入力後、所定時間経過した後に駆動回
路に対してモータ逆転信号を出力することができるので
、定格回転引き込み前の停止指示における逆転トルクの
発生を可能とし、低速回転制御を可能とすることができ
る。
制御回路に入力されるモータ停止信号を所定の時間だけ
遅延する遅延回路を接続することにより、制御回路への
モータ停止信号の入力後、所定時間経過した後に駆動回
路に対してモータ逆転信号を出力することができるので
、定格回転引き込み前の停止指示における逆転トルクの
発生を可能とし、低速回転制御を可能とすることができ
る。
【0034】また、充放電時間の調整によって精度の高
い逆転トルクの発生が可能となり、これによってモータ
の停止精度の向上が可能となる。
い逆転トルクの発生が可能となり、これによってモータ
の停止精度の向上が可能となる。
【0035】この結果、特に定格回転以前の高速回転か
ら低速回転、さらに停止への切換時間の短縮を図ること
ができ、多速度切換制御による回転精度の高安定性が要
求されるモータの駆動制御回路を提供することができる
。
ら低速回転、さらに停止への切換時間の短縮を図ること
ができ、多速度切換制御による回転精度の高安定性が要
求されるモータの駆動制御回路を提供することができる
。
【図1】本発明の一実施例であるモータの駆動制御回路
の要部である遅延回路を示す概略構成図である。
の要部である遅延回路を示す概略構成図である。
【図2】本実施例の駆動制御回路における制御回路の概
略を示す構成図である。
略を示す構成図である。
【図3】本実施例の駆動制御回路における駆動回路の概
略を示す構成図である。
略を示す構成図である。
【図4】本実施例の駆動制御回路における遅延回路の変
形例を示すための概略構成図である。
形例を示すための概略構成図である。
1 PNP型トランジスタ
2 NPN型トランジスタ
3 コンデンサ
4 抵抗
5 ANDゲート
6 ダイオード
7 半導体集積回路
8 制御回路
9 半導体集積回路
10 駆動回路
11 発振器
12〜14 モータコイル
15〜17 ホール素子
18,19 抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの回転数に比例した電圧に対応
させてモータコイルへの印加電圧を制御する駆動回路と
、モータの回転数に比例した回転周波数および位相に対
応させてモータコイルの励磁状態を制御する制御回路と
を備え、該制御回路における周波数の比較を前記駆動回
路と共用して誤同期を防止するモータの駆動制御回路で
あって、前記制御回路と前記駆動回路との間に、前記制
御回路に入力されるモータ停止信号を所定の時間だけ遅
延する遅延回路を接続し、前記制御回路へのモータ停止
信号の入力後、所定時間経過した後に前記駆動回路に対
してモータ逆転信号を出力することを特徴とするモータ
の駆動制御回路。 - 【請求項2】 前記遅延回路が、電流の充電および放
電経路を切り換えるPNP型トランジスタおよびNPN
型トランジスタと、充電経路への切換時に電荷を充電す
るコンデンサと、放電経路への切換時にコンデンサの電
荷を放電する抵抗とから構成される充放電回路とされる
ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動制御回路
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027499A JPH04265687A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | モータの駆動制御回路 |
US07/837,329 US5250883A (en) | 1991-02-21 | 1992-02-18 | Motor drive control apparatus |
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Family Applications (1)
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JP3027499A Withdrawn JPH04265687A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | モータの駆動制御回路 |
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1991
- 1991-02-21 JP JP3027499A patent/JPH04265687A/ja not_active Withdrawn
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