JPH0426534A - 水硬性物質の製造法と養生法並びに養生室 - Google Patents

水硬性物質の製造法と養生法並びに養生室

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JPH0426534A
JPH0426534A JP13029290A JP13029290A JPH0426534A JP H0426534 A JPH0426534 A JP H0426534A JP 13029290 A JP13029290 A JP 13029290A JP 13029290 A JP13029290 A JP 13029290A JP H0426534 A JPH0426534 A JP H0426534A
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water
curing
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hydraulic
efflorescence
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JP13029290A
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Koji Mitsuo
満尾 浩治
Mitsuko Mitsuo
満尾 ミツ子
Hiroshi Mitsuo
満尾 浩志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、水硬性物質のクラック防止、難吸水性化、
はつ水性化、高強度化、或いは白華抑制等に効果的な、
水硬性物質の製造法と養生法並びに養生室に関する。
L従来の技術とその問題点] 先ず、この発明に使用される語句につき説明する。木吹
且春亘点旦、水和反応や水熱反応等で硬化するモルタル
、コンクリート、珪酸カルシウム等の、未硬化物または
硬化物を総称する。
亘!瓜光点艮、セメントに水を加えたとき生成される水
酸化カルシウムを主体とする水溶性塩類のことを言う。
五足水上県、水硬性物質が充分に水和反応または水熱反
応するために必要な不足する水のことを言う。また叉え
度点艮、白華成分と反応する練込型の薬剤や、合成樹脂
系エマルジョン等に加える添加型薬剤のことを言い、又
監歌点旦、白華成分と反応する含浸型溶液のことを言う
。硬化には水や湯を加えても崩れない程度に固まった半
硬化も含まれる。1気水■窟点μ、セメン1−1水硬性
物質、消石灰、生石灰、または空気中にざらした生石灰
等に水を加えてできる水酸化カルシウムまたはこれを主
体とする水溶液のことを言う。また除星ス道とは、除湿
器、乾燥器、蒸気を降温させて液化させるヒートポンプ
や冷却器、養生室内の蒸気を外部に排出するファン、養
生室を解放する自動開閉戸等、養生室の蒸気を液化させ
、或いは蒸気の液化ヤ敢出により湿度を降下させる機器
類のことを総称する。
セメント系も含めた水硬性物質の養生法、はっ水性化法
、クラック防止法、或いは白華抑1li11法として、
以下の方法が知られているが、以下に説明するように種
々の問題点があった。
水虫iユは、経時的に強度が出るが、長時間の水中養生
は非工業的で、殆ど利用されていない。しかも吸水性で
ある。気乾養生は水の気化蒸発量が大であり、4週強度
は水中養生の略半分程度と強度も低く、更に吸水性が大
である。
水和  熱料 高温養生は、高温の状態で養生室を解放
すると、急激な水の気化蒸発により白華が発生する。瀞
空養生は水の気化蒸発を押えることができても、水和反
応に消費される不足水を補給することが困難でさしたる
強度増加が見られない。蒸気養生は脱型時間を短縮する
ため略60度程度で行われているが、水和反応熱ヤ金属
型枠の蓄熱作用等により、水硬性物質の温度の方が室内
温度より高くなり、湿度100%であっても水硬性物質
と空気の界面で飽和状態が破られ、水が気化蒸発して多
くの水際ができ、しかも水和反応で水硬性物質の水が消
費されるので更(水分が不足し、炭酸化で初期強度はヤ
ヤ増加するが、吸水性でさしたる強度増加が見られず、
後期強度増加も余り見られない。
土ユLダyユ1五ユは蒸気養生や長時間の侍ら時間後養
生される場合が多く、養生前に水が気化蒸発して水際が
でき、吸水性であるばかりか、養生中に白華が発生しや
すい。
また硬化した水硬性物質にはつ水剤(白華成分と反応し
てはっ水性を呈するものも含む。)を塗設するとはつ水
性化するが、塗料を塗ることができずしかも疎水性のた
め経時的に剥離して効果が無くなり、はっ水剤を練込ん
だ水硬性物質は強度が低下する。
また1服週の使用はコスト高となるばかりが、水際もで
き使用法にも線型を要求され、頁至の発生は気象や製造
法等長々の条件に左右されて適切な抑制法がなく、練込
み型白華抑制剤も条件の相違(より白華が発生する。
[発明が解決しようとする課題] この発明は上記問題点を解消する水硬性物質の製造法、
養生法、並びに養生室を提供することを目的としており
、水硬性物質の極初期の水の〜イ基 kよる  の乏 
(セメントペーストは夏3時間位で収縮とクラックが発
生する。
)とn工灰盆り生虞漣渡(飽和水溶液(なるのに約6時
間位掛る。)が、クラック、白華の発生、吸水性、及び
強度に深く関与していることを知り成されたものである
[課題を解決するための手段と作用」 F2目的を達成するためこの発明の水硬性物質の製造法
は、水に代えて水酸化カルシウム水溶液またはこれを主
体とする白華成分溶出液等の石灰系水溶液を使用するか
、或いは史にシリカ系やステアリン酸系等の白華成分と
反応する反応剤を加えて未硬化水硬性物質を作り、気乾
養生、蒸気養生、超音波加湿器(よる微水滴養生、オー
トクレーブ養生等を施して硬化させることを特徴とする
(以下石灰系水利用法と略称する。)。
F2方法は、水に代え石灰系水溶液(出来前る限りペー
パー10以上の水溶液が飽和水溶液が望ましい。)を使
用して水硬性物質を作るから、気乾養生でも水の気化蒸
発速度が遅く、空気との接面に間隙の少ない炭酸カルシ
ウムの層か形成され、水を使用して作った水硬性物質に
比し水際少なく低吸水性であり、水の気化抑制養生、微
水滴養生、または微水滴・蒸気養生等を施すと、更に水
際が小さくなり炭酸カルシウムもち密に生成されて難吸
水性化し、反応も順調に進んで高強度化する。またモル
タルやコンクリートの場合はアルカリ分が温存され、白
華成分が表面転移行しないように養生すれば白華も発生
しない。尚石灰系水溶液に反応剤を加えて水硬性物質を
作ると、反応剤と石灰系水溶液が遅効的に反応して反応
物が微細骨材化し、組織がち密化して難吸水性高強度化
する。反応剤がステアリン酸カリウムのように白華成分
と反応してステアリン酸カルシウムのようなはっ水性物
質を生成する物質(以下はっ水性付与物質と略称する。
)またはその水溶液であれば、水硬性物質ははっ水性化
し、水の気化抑制養生等を施すと、難吸水及びはっ水性
化する。
この発明の水硬性物質の養生法の一つは、反応剤を加え
るか加えることなく作った未硬化水硬性物質、または石
灰系水利用法による未硬化物質に、好ましくはできるだ
け速やかに、超音波加湿器による常温または加熱された
微水滴を供給しながらの微水滴養生を行うか、上記微水
滴養生と蒸気養生を併用した微水滴・蒸気養生を行うか
、蒸気養生、水や潟を入れた密閉至での養生、密閉養生
、高圧養生、高圧蒸気養生、またはオートクレーブ養生
等の、水の気化抑制養生か、または気乾養生で、水や湯
を加えても崩れなくなったら、好ましくはできるだけ速
やかに、かつ水際が無いか少なく炭酸化が少ないうちに
、水、湯、白華成分と反応するシリカ系やステアリン酸
系等の反応液、石灰系水溶液、及び反応剤を加えた合成
樹脂系エマルジョンのうらの1または2以上を不足水と
して、噴霧器や撒水器或いは超音波加湿器により水硬性
物質に補給するか補給しながら、或いは水硬性物質を上
記不足水に漬けて表面水により水硬性物質の水の気化蒸
発を押えて養生する表面水養生を行うか、または該表面
水養生と前記水の気化抑制養生とを併用した水の気化抑
制・表面水養生を行い、或いは更にその後で、上記不足
水に漬けたものはこれを取出し人気中のものはその侭で
、引続き不足水を補給することなく水の気化抑制養生を
施すことを特徴とする(以下不足水櫃粱払と略称する。
)。
上記方法は、好ましくはできるだけ速やかに、未硬化水
硬性物質に微水滴または微水滴・蒸気養生を行うか、水
や湯で崩れなくなったら表面水養生または水の気化抑制
・表面水養生を行うもので、微水滴養生は未硬化水硬性
物質の表面を損傷することなく水和反応または水熱反応
により消費される水を補給し、かつ表面積の大きい微水
滴の気化は室内を高湿に保って水硬性物質の水の気化蒸
発を抑制し、蒸気養生を併用するときは、蒸気が水の気
化蒸発、を押え微水滴が不足水を補給するから、微水滴
の気化少なく養生することができ、未硬化水硬性物質を
、人気中の養生でありながら水中養生に匹敵する養生を
行うことができて、高強度化させるばかりか、炭酸ガス
と白華成分の反応で生成されるち密な炭酸カルシウム層
の形成により、難吸水性化させることもできる。また微
水滴の過度の供給を避け、白華成分の表面への移行を防
止する適量の微水滴を供給するときは、白華が発生せず
難吸水性化する。この養生法は微水滴が室内に拡散する
ので水硬性物質のどの部位にでも微水滴を供給しやすく
、複数の超音波加湿器を使用したり、室内の空気を攬は
んすると更に効果的であり、脱型後も引続き養生するこ
とかできる。
表面水養生または水の気化抑制・表面水養生は、水の気
化抑制養生または気乾養生で水硬性物質が水や欄で崩れ
なくなってから、また水際が無いか少なく炭酸化が少な
いうちに施すから、気乾養生の場合水際ができていても
これに不足水を補給して反応を促進させ、水際孔を径小
にして低吸水性高強度化させ、水の気化抑制養生の場合
は水際が無いか極めて少ないものに施すから、理想的な
養生を行うことができて、更に高強度かつ難吸水性化さ
せることができる。
また石灰系水利用法で作られた未硬化水硬性物質に不足
水補給法を施す時は、含水状態でち密な炭酸カルシウム
の表面層が形成され、1日間の養生後気乾養生しても、
反応が水中養生同様に進むこととち密な炭酸カルシウム
の史なる生成で更に高強度難吸水性化する。
また不足水に反応液を使用する時は、白華成分と反応液
の反応物が微細骨材化してち密な組成の硬化物を冑、反
応液かはつ水性付与物質の時ははつ水性化し、反応剤を
加えた合成樹脂系エマルジョンを使用する時は、反応剤
と白華成分の反応物か微細骨材化してち密な組成となる
一h、表面に樹脂層が形成され、石灰系水溶液を使用す
る時は、水硬性物質の白華成分の溶出を防ぎかつ低吸水
性化または難吸水性化させる。
また不足水補給法を施した後引続き水の気化抑制養生を
施すと、水が気化しないか少しづつ気化するから、含浸
した水は反応に使用され、更に難吸水性高強度化する。
この発明の水硬性物質の養生法の伯の一つは、石灰系水
溶液及びまたは反応液を超音波加湿器に供給して微水滴
化させ、該微水滴を水硬性物質に供給しながら養生し、
水硬性物質の表面に炭酸カルシウム等の反応物(よるち
密な層を形成させることを特徴とする(以下表面層形成
法と略称する。)。
上記方法では、石灰系水溶液及びまたは水硬性物質の白
華成分が、反応液及びまたは炭酸ガスと水硬性物質表面
で反応し、ち密な難吸水性層が表面に形成される。尚水
硬性物質は含水したものか、また養生は高湿下での養生
が望ましく、微水滴の供給も間欠的供給が望ましい。ま
た、石灰系水溶液と反応液を併用する時は、別個の超音
波加湿器で微水滴化し、交互に供給してもよい。
この発明の水硬性物質の養生法の他の一つは、反応剤を
加えるか加えることなく作った硬化または未硬化水硬性
物質、または石灰系水利用法による硬化または未硬化水
硬性物質を、高圧養生するか、湿度100%と100%
以下の交互の養生を行うか、結露水の滴下を防止して湿
度100%での養生を行うか、または温水中養生や水和
反応熱利用高温養生等の高温養生後、温度を常温ま、た
は常温近くに下降させてから取出す養生を行い、水硬性
物質の水の気化蒸発による白華成分の表面への移行を押
えて養生するか、または硬化した水硬性物質に、水、反
応液、反応剤を加えた合成樹脂系エマルジョン、及び石
灰系水溶液のうちの1または2以上を、水または液が表
面に溜らず内部の白華成分が表面に移行しない程度に常
圧または高圧で含浸させ、炭酸ガス、反応剤、或いは反
応液と、内部の白華成分及びまたは含浸させた石灰系水
溶液とを、気乾状態または水の気化抑制養生下で反応さ
せることを特徴とする(以下白華抑制法と略称する。)
上記方法は、水硬性物質の水の気化蒸発による白華成分
の表面への移行を押えて養生するが、水または反応液等
を、水硬性物質の表面(溜らず内部の白華成分が表面に
移行しない程度に含浸させるから、白華成分及びまたは
石灰系水溶液と、反応液及びまたは炭酸ガスが水硬性物
質内部で反応して白華を抑制することができる。
尚反応剤を加えた合成樹脂系エマルジョンを含浸させる
時は、更(表面(樹脂被膜が形成され、反応液にはつ水
性付与物質を使用する時ははっ水性化し、水の気化抑制
養生下で反応させる時は低吸水性化し、水硬性物質が石
灰系水利用法によるものの時は難吸水性化する。
この発明の水硬性物質の養生室の一つは、天井加熱器或
いは更に壁加熱器を備えたことを特徴とする(以下結露
防止養生室と略称する。)。
上記養生室は、天井下部或いは更に壁内側に、室内温度
より高い温度の高温層を構成し、湿度100%でも天井
下面に結露せず、結露水の滴下で水硬性物質が汚損され
ない。また結露に伴う蒸気の減少で生じる水硬性物質の
水の気化蒸発を防止して、良好な養生を行うことができ
る。
この発明の水硬性物質の養生室の他の一つは、発熱源を
設けた水槽等の蒸気発生装置及び超音波加湿器を備え、
上記蒸気発生装置の水や潟及びまたは室内空間の温度を
検出する温度検出器と、所望の温度を設定する温度設定
器と、上記温度検出器で検出された検出温度と設定温度
を基(して温度を所望の温度(制御する温度制御器を備
えた温度管理装置を具備し、或いは更に撒水器、噴霧器
、除湿器、天井加熱器、壁加熱器、湿度管理装置、圧力
管理装置のうちの1または2以上を備えたことを特徴と
する(以下湿適五生!と略称する。) 上記養生室は、所望の温度による蒸気及びまたは微水滴
による養生を自動的に行うことができ、更に湿度管理装
置や圧力管理装置を設けると、湿度や圧力の自動管理も
可能である。
この発明の水硬性物質の養生室の仙の一〇は、非通気ま
たは非通気断熱性材料で覆われ、かつ開閉臭を備え、或
いは更に結露防止養生室または湯滴養生室を兼用する走
行型及びまたは伸縮型の養生室であることを特徴とする
(以下U庄粧薫五生!と略称する。)。
上記養生室は、置場等で水硬性物質を移動させることな
く養生室を移動させて養生することができ、長期間の養
生も可能である。
[実施例] 表1は、セメント216にg/+a3、砂616Kg/
i3、砂利1271にg/+s3 、 W/C=55%
、のコンクリートのデータを示し、No1〜3は空気量
5.4%、スランプ12.2cm、No4は空気量4.
7%、スランプ10.9cm、練り上がり温度は共に1
4度であった。尚試験体は、NO2及び803は表面を
シートで覆い密閉して、801とN04はその侭で、超
音波前湿気による微水滴の供給で湿度を95%またはそ
れ以上に保持した温度21度の恒温室で1日間養生した
後脱型し、その後養生法を変えて実験した。
即ち惧ローは21度の恒温水槽で養生した。靭2は上記
恒温室内で6時間毎に1時間水に漬ける養生を略3日程
度行い、その後気乾養生した。
No3は略50度の温水中における30分間の養生と、
略50度の蒸気中における1時間の養生を交互に略1日
半程度行い、後は気乾養生した。
NO4は気乾養生した。
を使用し、804は石灰水を使用した。また強度は1平
方CII′lJりの圧縮強度を示し、N01(よ恒温水
槽から取出して、NO2〜4はjス1〜前に試験体を4
時間水に潰けた後取出して、夫々テストした。表におけ
る吸水率は水滴は前の重量と取出した後の重量を測定し
て計算したものである。
表1 196、3       248.0       3
08.4水中 85z 86z 263、6 91z 温水 22γ、2 0、50% 264.9 54z 286、4 64x 188゜7 0.10$    247.2里度」競」
    平均2492 $NO4は練り混ぜ水に石灰水を使用した。
0.05% 278.3 0.32% 光度λ競」 一般に吸水率は数%〜土数%であるが、NO2〜No4
は何れも1%以下と極めて小である。またNo1とNo
4は微水滴による不足水の補給養生で打込み時と脱型後
の重量に殆ど変化がなく、No2とNo3には0.15
%前後の重量減が見られた。
これは水和反応に使用された水量とも考えられ、養生初
期の空隙または水量は強度と吸水率に大きな影響を及ぼ
す。また802〜No4の2週強度がNo1の強度より
高いのは、ち密な炭酸カルシウムの生成によるものと考
えられ、NO2,3の4週強度の伸びが少ないのは、成
型後の養生で不足水が補給されなかったからと考えられ
る。
次長2はC(セメント):S(砂)=1:3のモルタル
と、セメントペーストによる気泡」ンクリートのデータ
ーを示す。尚W/Cは水(石灰水)セメント比であり、
湿空・水中養生は、1日3回1時間水に漬は後は湿空中
で養生する養生を、テストの4日前迄行い後は気乾養生
した。点気二徽水11は、湯を間欠的1..:、@霧し
つつ蒸気養生を2日間行い、後は気乾養生した。
表2 6 気乾    無し  621週  180 12〜
147 湿空・水中 無し  621週  234 2
7〜308 蒸気・温水 無し  621週  308
 35〜40縁塁皿(水茎旦仄本駕■ 9 気乾    無し  621週  17627〜3
010  湿空・水中 無し  621週  1932
7〜3011  蒸気・温水 無し  621週  2
9735〜4012  気乾    減水剤 501週
  234 27〜3013  湿空・水中 減水剤 
50 1週  275 27〜3014  蒸気・温水
 減水剤 501週  338 35〜40練玄皿亘水
源丞豊里 15  気乾    減水#  50 1週  205
 27〜3016  気乾    減水剤 50 1週
  221 12〜1411  湿空・水中 減水剤 
501週  322 27〜3018  M気・温水 
減水剤 50 1!   341 35〜40セメント
ペースト−コンクリート(比Efi0.6)19  気
乾    起泡剤 45 1Jl122 27〜302
0  湿空・水中 起泡剤 451週   2821〜
3021  i気・温水 起泡M 451週   39
35〜40コンクリートの水中養生は気乾養生に比し、
1週強度で約25%、2週強度で約45%、4週強度で
約75%強度増加すると言われている。
上記データはモルタル(5CmX 5 CIIIX 5
 C111)のデータであり、水中養生との比較がされ
ていないが、該データから強度増加の傾向を把握するこ
とは困難ではない。
また練り混ぜ水(石灰水を使用したものは気乾養生でも
低吸水性化し、湿空・水中養生、及び蒸気・温水養生し
たものは、練り混ぜ水に水を使用したものも含め何れも
低吸水性化または難吸水性化した。練り混ぜ水に水を使
用したものが低吸水性化または難吸水性化したのは、モ
ルタル自体の白華成分と炭酸ガスの反応により、ち密な
炭酸カルシウムが生成されるからである。
以上の実施例で難吸水性化と高強度化の概要を理解され
るであろう。従って不足水に石灰系水溶液や反応剤を加
えた合成樹脂系エマルジョン等を使用する実施例は省略
し、次(補足的実施例と他の方法の実施例につき説明す
る。
実施例22 C6S・1:3 、W/C=50%(減水剤使用)の生
モルタルを、成型後直ちに、超音波加湿器により30度
の微水滴を供給しかつ湿度を95%以上に保って30度
の温度で蒸気養生し、12時間後養生室内で脱型し、次
(モルタルの表面水が無くならないよう(噴霧器で35
度の湯を間欠的に供給しながら35度の蒸気で48時間
養生し、その後噴霧器による潟の供給を停止して24時
間で20度の温度迄降温し、その後養生室から取出して
気乾養生したものの1週圧縮強度は、369 K(1/
ClI2であり、がっ難吸水性であった。
実施例23 セメントと消石灰及び珪砂微粉の適量に水とフルミ粉を
加えて発泡させ、超音波加湿器による微水滴を供給しな
から湿空養生を12時間行い、次にオートクレーブ養生
したものは、従来のALCに比し難吸水性であった。起
泡剤を使用して含泡させたものも同様である。
実施例24 C:S=1:3 、Itl/C=62%の生モルタルを
成型後1日間気乾養生して脱型し、超音波加湿器で石灰
水を微水滴化して3時間毎に間欠的に供給しながら20
度の温度で湿空養生し、24時間後養生室から取出した
ものは難吸水性化した。
上記方法は炭酸化の進んだ水硬性物質の難吸水性化にも
利用でき、反応液と石灰系水溶液の両方を供給し、反応
液と石灰系水溶液の灰応物により難吸水性層を形成して
もよく、上記実施例のように炭酸化が余り進んでいない
水硬性物質では、石灰系水溶液に変え反応液を供給して
も、水硬性物質自体の白華成分と反応させること(より
難吸水性層を形成することが可能である。尚炭酸化の進
んだものは充分に水を吸わせたものに養生を施すことが
好ましい。
実施例25 C:S=1:3 、顔料5%、 W/C=65%の生モ
ルタ/Lf成型後1日間気乾養生して脱型し、3日後反
応液に10分間漬けて取出し、1日気乾養生した後1日
水に漬けて取出したものは2次白華が発生しなかった。
上記方法は水硬性物質の表面に水または液が溜らない程
度に反応液等を含浸させ、内部の白華成分または含浸さ
せた石灰系水溶液と、反応液及びまたは炭酸ガスを反応
させるもので、表面に水または液が溜る場合は拭き取っ
て養生すればよい。尚反応液等を圧入すると常圧で水が
浸透しない部分迄白華抑制される。
実施例26 実施例25の生モルタルを5気圧の養生室で20時間高
圧養生したものは1次白華が発生しなかった。
実施例27 実施例25の生モルタルを、非通気断熱性材料で作られ
た密閉養生室で、水和反応熱利用高温養生したものは、
その翌日上部が50度程度であり、高温の侭取出して脱
型したら、型枠接面から急激に湯気が出て1次白華が発
生した。
しかし28目に内部の温度が略常温に降下して取出し脱
型したものは白華が発生しなかった。
実施例28 実施例25の生モルタルと、セメント100部、紅殻1
0部、反応剤1%を加えた水38部を混練したペースト
を、温度40度の雰囲気下で湿度100%と100%以
下を交互に繰返して24時間養生し、温度が常温に降下
して取出したものは、白華が発生せず、ペースト1は表
面に光沢を生じた。
実施例29 実施例25の生モルタルを、成型後直ちに養生室(搬入
し、超音波加湿器で微水滴を供給しながら21度の温度
で養生し、12時間後説型して21度の石灰水(漬け、
1時間で50度迄昇湿させて8時間温水養生し、2時間
で21度に降温させて取出し、引続き温度21磨湿度9
5%の養生室で湿空養生したものは、難吸水性であり白
華が発生しなかった。
実施例30 厚型スレートの成型機でプレス脱水した顔料入り生瓦(
A)と、成型後顔料入りセメントスラリーを表面に塗布
した生瓦(B)と、成型後顔料入り合成樹脂系エマルジ
ョンを表面に塗布した生瓦(C)と、成り後顔料と合成
樹脂系エマルジョンを加えたセメントスラリーを表面に
塗布した生瓦(0)の4種に、温度21度湿度70%の
気乾養生を施すか、温度21度の超音波加湿器による微
水滴養生と、温度35度の結露水滴下防止蒸気養生を、
夫々8時間施し、その後微水滴養生は微水滴の供給を停
止して、蒸気養生は蒸気の発生を停止して自然に降温さ
せ、夫々水の気化抑制養生を21度の温度で行い、養生
開始後18時間後に脱型したが、気乾養生したものは表
面に白華が発生し、他は白華の発生が極めて少ないか見
られなかった。
また練り混ぜ水やスラリーの水に石灰水を使用した生瓦
(A) 、(B) 、(D) 、及び合成樹脂エマルジ
ョンを石灰水及びまたは反応液で稀釈して塗布した生瓦
(C)にも同様の養生を施したが、気乾養生したものは
練り混ぜ水に水を使用したものに比し白華の発生量少な
く、他は白華の発生が極めて少ないか、全く見られなか
った。
プレス脱水して成型した生瓦は水セメンI〜比か30%
以下になってあり、スラリーヤ〕合成樹脂系エマルジ]
ンを塗布しても生瓦に水分が吸われてスラリーの水セメ
ント比が小さくなったり合成樹脂エマルジョンの部面が
高くなり、水の気化抑制養生で水硬性物質内の白華成分
が表面へ移行せず、その間に反応が進んで白華が発生し
ないと考えられる。尚合成樹脂エマルジョンの造膜は、
微水滴や蒸気の供給を停止して徐々に水の気化が始まっ
てから行われるようであり、ゆるやかな表面水の気化蒸
発とこれに伴う造膜で白華成分は表面(移行し難く白華
も発生し難い。
尚気乾養生以外の養生を施した上記生瓦虹、脱型後@料
を加えるか加えない合成樹脂系1マルジヨンを塗布して
造膜させ、樹脂被膜を形成してもよい。
実施例31 コンクリ−の打設面に吸水材を貼附した両側の型枠内に
、C=276Kg/m3、S=616Kg/m3、G=
1277Kg/m3 、石灰水/C=55%、空気量4
.7%、スランプ10、9cmの生コンクリートを打設
し、1週間後脱型したものは型枠接面が難吸水性化した
、尚露出面を吸水材で覆って養生したものは全体的に難
吸水性化した。尚露出面を覆った吸水材を介して石灰水
や水を補給したり、石灰水等を露出面に溜めて養生して
もよい。
実施例32 消石灰:セメント:珪砂微粉=4:1:10′6灰水・
粉(消石灰+セメント+珪砂微粉)比65%のスラリー
を起泡剤で含泡させ、超音波加湿器の微水滴養生を湿度
95%温度20度の養生室で8時間行い、次にオートク
レーブ養生したものは、難吸水性であった。
実施例33 セメント:火山灰−1:2、W/C60%の生モルタル
をプレス脱水して板状に成型し、成型直後加熱乾燥して
ゆう掛けし、900度〜1200度で焼いて徐冷し、水
または6仄系水溶液を含浸させ、水の気化抑制養生また
は微水滴養生を施して施ゆうされたH(低)吸水性板を
得た。
以下上記方法に好適な養生室につき説明する。
第1図は、天井加熱器1を養生室Aの天井内側面に取付
けた養生室1例を示し、養生室内で蒸気養生しても、天
井の温度を蒸気の温度より高くすると結露せず、水硬性
物質が結露水の滴下で汚損されるようなことがない。尚
更に壁加熱器を壁内側に取付けてもよい。水硬性物質の
水の気化蒸発を間接的に防止する。
第2図は養生室Bの下部に@2等を設けて走行自在とし
た養生室1例を示し、養生室を走行自在及びまたは伸縮
自在としてもよい。ストックヤード等における水硬性物
質を移動させることなく養生室を移動させて養生するこ
とができる。尚天井に天井加熱器を設けてもよい。
第3図は実験用養生室1例を示し、Cは非通気断熱性材
料3で覆われた養生室、4はその底部に設けられた水槽
であり、水槽4にはヒーターが工2けられ蒸気発生装置
を構成している。5は養生室C内に設けられた多数の孔
を有する棚、6は養生室Cの上部に設けられたファン、
7は排気管8(弁9を設けて構成された除湿器であり、
排気管8(ファンまたはコンプレッサーを設けることに
より、排気を急速に行わせて湿度や圧力を降王させたり
、外気を導入して圧力を高くすることができ、除湿、圧
力変化等を行うことができる。10は養生室Cに隣接し
て設けられた計器室、11は超音波加湿器である。
第4図は上記養生室の制御系統図1例を示し、12は養
生室C内にセットされた温度検出器、13は温度検出器
12で検出された温度を表示する温度表示器、14は所
望の温度を設定する温度設定器、15は湿度を検出する
湿度検出器、ゴロは検出された湿度を表示する湿度表示
器、17は所望の湿度を設定する湿度設定器、18は圧
力検出器、19は圧力表示器、20は圧力設定器、21
は蒸気発生装置、22は微水滴発生装置、23は除湿装
置、24は各検出器で検出された温度、湿度及び圧力を
各設定器に設定された値と比較し、所望の値に調整する
コントローラ、25はコントローラ24と蒸気発生装置
21、微水滴発生装置22、及び除湿装置23に時間を
指示する時間制御装置でおる。
第3図(示される水槽4に水を入れると共に、超音波加
湿器11に水を供給し、棚5に水硬性物質を載せ、開閉
扉を閉じて密閉し、各設定器に所望の値を、また時間制
御装置25に所望の時間を設定して所望の養生を行うも
のである。
上記養生室では自動的に所望の養生を行うことができる
が、実際の養生室には一定時間毎に開閉する自動開閉戸
等を使用することができる。
上記養生室で温度、湿度、圧力の各検出器、表示器、設
定器、及びコントローラは、夫々温度、湿度、圧力の管
理装置を構成しているが、実用的には斥力管理装置と湿
度管理装置は必ずしも必要ではない。以上説明した湿滴
養牛至は、前記した走行伸縮型養生室を兼用してもよい
この発明は次の実施態様をとることができる。
(1)実施例ではセメントにポルトランドセメントを使
用したが、原料はセメント系(高炉セメント、シリカセ
メント、フライアッシュセメント等市販の各種セメント
を含む。)に限定されず、セメントとポゾラン、石灰と
ポゾラン或いは史にぜメン1〜等も含まれ、水硬性物質
には、起泡剤や発泡剤て含泡や発泡させるか、または含
泡や発泡させることなく養生して硬化させるものも含ま
れる。
(2)反応剤及び反応液には各種の酸類ヤアルカリ類及
び市販のコンクリート添加剤等を使用することかでき、
具体的には例えば次のもの等を使用することができる。
流層ヤ塩酸或いは硝酸等の強酸類は1/100万〜?/
100075程度の稀釈液を使用できる。
タルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グロン
酸、り■ン酸、Iス」ルピン酸等のカルボン酸類は1/
200〜1750万程度の稀釈液または溶解液を使用す
ることができる。
重曹、7ンモニ7水、水力ラス等のアルカリ類は1/1
00〜1720万程度の稀釈液または溶解液を使用する
ことができる。
シリカゾル、シリコン、マイクロシリカ、シリカヒユー
ム等のシリカ類、各種増結剤、商品名マイティー150
等の減水剤、はつ水剤AE剤や流動化剤或いは界面活性
剤等は、3〜1/100程度の液または稀釈液を使用で
きる上記薬剤の2種以上を混合したものを使用すること
ができる。
実施例では特記しない限り、減水剤、酸及びまたはアル
カリ、これらに減水剤を加えたものの夫々適量を使用し
た。尚使用量はセメント量の0.3〜100%程度の添
加が望ましい。
(3)原料に消石灰または生石灰を使用する時は、これ
に水を加え飽和水溶液となってから他の原料を加えて水
硬性物質を作ってもよい。
(4)水硬性物質の難吸水性化は、反応の進行と同時か
、反応が進行した後行うのが好ましい。
(5)耐化性骨材は火山灰に限定されない。
(6)湿度100%と100%以上の交互の養生を行う
には、蒸気を間欠的に供給して湿度を100%と100
%以下にしてもよい。
(7)結露水の滴下を防止して湿度100%での養生を
行うには、30〜40度程度の程度で結露水が滴下しな
い時間養生することも含まれる。
(8)超音波加湿器に湯及びまたは加熱空気を供給して
微水滴を発生させ、微水滴と同温または低温の養生室内
(供給して養生してもよい。
(9)未硬化水硬性物質(水の気化抑制養生や微水滴養
生を施し、水や湯で崩れなくなったら速やかに石灰系水
溶液の湯(好ましくは循環S)中で養生し、湯を扱いた
り降温して取出し、引続き水の気化蒸発を押えながら養
生してもよい。筒状物の養生に好適である。
(10) 1実施例に使用した物または方法が伯の実施
例に適切であれば、これを他の実施例に使用し利用し若
しくは応用することができる。
[発明の効果1 旦仄重水皿浬茎は、水硬性物質を難吸水性化、はっ水性
化、或いは低吸水性化させることができ、特に気乾養生
しか行われていない現場工事に好適である。五足水遷見
恭は高強度化と!f吸水性化に効果的であり、石灰系水
利用法も含めて収縮を小にしてクラックを防止でき、内
部のアルカリ分を温存し、鉄筋を腐蝕させることなく耐
久性化することができる。表面層形成法は、水硬性物質
の表面に難吸水性層を設けることができ、層厚を厚くす
ることにも使用される。0!且星私は、今迄効果か不安
定であった白華抑制を確実に行うことができる。また結
露防止養1!は、水硬性物質の水の気化蒸発少なく結露
水の滴下を防止して良好な養生を行うことができ、gは
、多々の養生法を自動的(制 御して行うことができる。走行伸縮型養生室は、水硬性
物質を移動させることなく養生ずることができ、多々の
用途(供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は養生室2例の概略断面図、第3図は養
生¥1例の説明図、第4図は制御系統1例の説明図であ
る。 特許出願人       満尾 法治 4,4・“、智
jし〆 満尾ミツ子 満尾 浩志 叉−1−: 第1図 ts3図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水に代えて水酸化カルシウム水溶液またはこれを
    主体とする白華成分溶出液等の¥石灰系¥¥水溶液を使
    用¥するか、或いは更にシリカ系やステアリン酸系等の
    白華成分と反応する反応剤を加えて未硬化水硬性物質を
    作り、気乾養生、蒸気養生、超音波加湿器による微水滴
    養生、オートクレーブ養生等を施して硬化させることを
    特徴とする、水硬性物質の製造法。
  2. (2)反応剤を加えるか加えることなく作った¥未¥¥
    硬化水硬性物質¥、または請求項1記載の¥未硬¥¥化
    水硬性物質に¥、好ましくはできるだけ速やかに、超音
    波加湿器による常温または加熱された微水滴を供給しな
    がらの¥微水滴養生を行¥¥うか¥、上記微水滴養生と
    蒸気養生とを併用した¥微水滴・蒸気養生を行うか¥、
    蒸気養生、水や湯を入れた密閉室での養生、密閉養生、
    高圧養生、高圧蒸気養生、またはオートクレーブ養生等
    の、水の気化抑制養生か、または気乾養生で、¥水や湯
    を加えても崩れなくなった¥¥ら、好ましくはできるだ
    け速やかに、かつ水¥¥隙が無いか少なく炭酸化が少な
    いうちに¥、水、湯、白華成分と反応するシリカ系やス
    テアリン酸系等の反応液、石灰系水溶液、及び反応剤を
    加えた合成樹脂系エマルジョンのうちの1または2以上
    を不足水として、噴霧器や撒水器或いは超音波加湿器に
    より水硬性物質に補給するか補給しながら、或いは水硬
    性物質を上記不足水に漬けて表面水により水硬性物質の
    水の気化蒸発を押えて養生する¥表面水養¥¥生を行う
    か¥、または該表面水養生と前記水の気化抑制養生とを
    併用した¥水の気化抑制・表¥¥面水養生を行い¥、或
    いは更にその後で、上記不足水に漬けたものはこれを取
    出し大気中のものはその儘で、引続き不足水を補給する
    ことなく水の気化抑制養生を施すことを特徴とする、水
    硬性物質の養生法。
  3. (3)¥石灰系水溶液及びまたは反応液を超音波加¥¥
    湿器に供給して微水滴化させ¥、該微水滴を水硬性物質
    に供給しながら養生し、水硬性物質の表面に炭酸カルシ
    ウム等の反応物によるち密な層を形成させることを特徴
    とする、水硬性物質の養生法。
  4. (4)反応剤を加えるか加えることなく作った硬化また
    は未硬化水硬性物質、または請求項1記載の硬化または
    未硬化水硬性物質を、高圧養生するか、湿度100%と
    100%以下の交互の養生を行うか、結露水の滴下を防
    止して湿度100%での養生を行うか、または温水中養
    生や水和反応熱利用高温養生等の高温養生後、温度を常
    温または常温近くに下降させてから取出す養生を行い、
    ¥水硬性物質の水¥の気化蒸発による白華成分の表面へ
    の移行を¥¥押えて養生するか¥、または硬化した水硬
    性物質に水、反応液、反応剤を加えた合成樹脂系エマル
    ジョン、及び石灰系水溶液のうちの1または2以上を、
    ¥水または液が表面に溜らず¥¥内部の白華成分が表面
    に移行しない程度に常¥¥圧または高圧で含浸させ¥、
    炭酸ガス、反応剤、或いは反応液と、内部の白華成分及
    びまたは含浸させた石灰系水溶液とを、気乾状態または
    水の気化抑制養生下で反応させるることを特徴とする、
    水硬性物質の養生法。
  5. (5)¥天井加熱器¥或いは更に壁加熱器を備えたこと
    を特徴とする、水硬性物質の養生室。
  6. (6)発熱源を設けた水槽等の¥蒸気発生装置及び¥¥
    超音波加湿器を備え¥、上記蒸気発生装置の水や湯及び
    または室内空間の温度を検出する温度検出器と、所望の
    温度を設定する温度設定器と、上記温度検出器で検出さ
    れた検出温度と設定温度を基にして温度を所望の温度に
    制御する温度制御器を備えた温度管理装置を具¥備し¥
    、或いは更に撒水器、噴霧器、除湿器、天井加熱器、壁
    加熱器、湿度管理装置、圧力管理装置のうちの1または
    2以上を備えたことを特徴とする、水硬性物質の養生室
  7. (7)非通気性または非通気断熱性材料で覆われ、かつ
    開閉具を備え、或いは更に請求項5または6記載の養生
    室を兼用したことを特徴とする、¥走行型及びまたは伸
    縮型¥水硬性物質の養生室。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0464203A1 (en) * 1989-03-17 1992-01-08 MITSUO, Koji Hydraulic substance, method of producing and curing the same, curing chamber, and paint
JPH04209780A (ja) * 1990-08-13 1992-07-31 Koji Mitsuo 水硬系物質と、水硬系物質の製造法、養生法、及び養生室
JP2009096038A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Showa Denko Kenzai Kk 水硬性成形体の製造方法、水硬性成形体、耐火二層管および耐火二層管用継手
JP2012131235A (ja) * 2012-04-09 2012-07-12 Showa Denko Kenzai Kk 水硬性成形体の製造方法、水硬性成形体、耐火二層管および耐火二層管用継手

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