JPH042649Y2 - - Google Patents

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JPH042649Y2
JPH042649Y2 JP12580886U JP12580886U JPH042649Y2 JP H042649 Y2 JPH042649 Y2 JP H042649Y2 JP 12580886 U JP12580886 U JP 12580886U JP 12580886 U JP12580886 U JP 12580886U JP H042649 Y2 JPH042649 Y2 JP H042649Y2
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JP
Japan
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clamping member
saliva
roller
buccal mucosa
connects
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JP12580886U
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、歯科治療において口腔内に浸出する
唾液を抑制するために上顎と下顎、又は歯列の内
側と外側に挿入したローラーコツトンを移動しな
いように抑止し併せて頬粘膜を保護開拡して歯科
治療に便ならしめた歯科用頬粘膜保護開拡器に関
する。
「従来の技術」 従来、患者の患歯を治療し終る迄、術者は手
指、ピンセツト等にてローラーコツトンを挟み、
これを患者の上顎と下顎、又は歯列の外側と内側
にそれぞれ挿入していた。従つてローラーコツト
ンが口腔の上顎、下顎、歯と頬、歯と舌の間にそ
れぞれ挟まれている間は、ローラーコツトンは移
動せず唾液を吸引しているけれども、唾液が浸透
したり患者に開口状態が変るとローラーコツトン
は上顎、下顎、歯と頬、歯と舌の間より移動し外
れて唾液吸収を停止する欠点があつた。又頬粘膜
を内側より緊張し過ぎると患者に違和感と苦痛を
与え頬粘膜を損傷する欠点があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、ローラーコツトンを口腔の上顎及び下
顎に挿入挟持して頬粘膜部を保護開拡する際、術
者が手指を使用したりピンセツトを使用すること
なしにローラーコツトンを上顎、下顎、頬と歯、
歯と舌の間に挿入できて唾液を吸収し、一旦挿入
したローラーコツトンは開口状態を変えても転移
せず、唾液によりローラーコツトンが上顎、下
顎、頬と歯、歯と舌の間より脱出しないホルダー
であつて排唾管を連結してローラーコツトン挟持
用溝部附近に溜つた唾液を吸収できる開拡器を提
供することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、樹脂、金属材等を成形して両側に半円
筒形のローラーコツトン挟持用溝部を設けた挟持
子と、この挟持子を連結する挟持部材と、挟持子
に挟持されるローラーコツトンとよりなることを
特徴とする歯科用頬粘膜開拡器である。
「作用」 本考案は、弾性を有する挟持子のローラーコツ
トン挟持用溝部が半円筒形に成形されているか
ら、この挟持子の開口部の溝部にローラーコツト
ンを圧入すれば、ローラーコツトンは挟持子の開
口溝より半円弧状に露出した状態で可撓性的と弾
性的に保持され、唾液で濡れてもローラーコツト
ンは挟持子より脱出しない。又、挟持子をつなぐ
弾性連結部材が頬粘膜を外方に押圧開拡して頬と
患歯との間に広い空間を作成することができて歯
牙研削具などで頬粘膜を損傷するおそれがない。
「実施例」 図面について本考案の実施例を説明すると、第
1図、第2図及び第3図は、ローラーコツトンを
上顎と下顎との間に介在させる場合である。
即ち、1及び1′はローラーコツトン、2,
2′は中間に唾液通穴2a,2a′をあけ挟持部材
3の両側に軸方向をほぼ平行して一体に配設した
弾力性柔軟性ある樹脂、金属材等からなる挟持子
であり、これらの挟持子2,2′に開口部を外側
に向けて形成した半円弧状の開口部4,4′と半
円弧状の溝5,5′を形成する。5a,5a′は半
円弧状の溝5,5′の開口縁に橋架したローラー
コツトン脱落防止環を示す。6は挟持部材3の側
方に延設した中空切込を有する弾性把持部であ
り、先端部に彎曲した手掛部7を形成する。挟持
部材3は弾性を有する材料よりなるため、挟持子
2と2′の間隔を狭めてローラーコツトン1,
1′を口腔内の頬肉と歯の間に接触させて挟持子
2と2′より手を放つと挟持部材3は元に復帰し
ようとして、挟持子2と2′の間隔は広がり頬の
内面を外側に押圧して、ローラーコツトン1と
1′の表面と歯茎との間を圧着し頬と歯茎との間
の〓間を広げる。8は挟持部材3に設けた貫通穴
であつて挟持部材に弾力性を与え唾液を流通させ
軽量となす。
第4図は、本考案の他の実施例を示すもので、
2本の挟持子2と2′を軸方向を不公平に、開口
部4と4′をそれぞれ外側に向けて位置せしめ、
挟持子2と2′との間を挟持部材3,3′にて一体
に連結したものである。挟持子2と2′の開口部
4と4′より半円弧状の溝5と5′の内側方にロー
ラーコツトン1と1′をそれぞれ嵌合弾持せしめ、
歯の列の挟んで頬と歯、歯と舌との間に各挟持子
2と2′を押し込み、頬と歯、歯と舌との間に溜
つた唾液をローラーコツトン1と1′に吸収させ
るようにしたものである。
第5図は開拡器の挟持部材3の開口部4の側面
に唾液通穴2aをあけ半円弧状の溝5に排唾管9
の開口端を挿入した場合を示すもので、この場合
ローラーコツトン1を用いないで、排唾管により
溝5内の溜つた唾液を吸引するものである。
「効果」 本考案は前記した如く、ローラーコツトンを挟
持子の開口部に押し込み濫りに抜け出さないよう
に構成したから、口腔内唾液を確実に抑止するこ
とができると共に挟持子及び連結部材が頬及び舌
を歯牙より離間する方向に開拡し圧迫するため、
歯牙の側面に〓間ができかつ頬の内側面の粘膜部
を保護すると共に排唾管を用いることもできて反
復使用することができて歯牙の研削等の治療に多
大の便益を与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す。第1図は正面か
ら見た斜視図、第2図は側面図、第3図は挟持子
の開口部にローラーコツトンを挟んだ状態の側面
図、第4図は本考案の他例の一部を切欠した斜視
図、第5図は挟持子の溝に排唾管を挿入した状態
の一部を切欠した斜視図である。 1,1′……ローラーコツトン、2,2′……挟
持子、3……挟持部材、4,4′……挟持子の開
口部、5,5′……挟持子の溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 樹脂、金属材等を成形して両側に半円筒形の
    ローラーコツトン挟持用溝部を設けた挟持子
    と、この挟持子を連結する挟持部材と、挟持子
    に挟持されるローラーコツトンとよりなること
    を特徴とする歯科用頬粘膜保護開拡器。 (2) 挟持子を連結する挟持部材にネツト状のすか
    しを設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の歯科用頬粘膜部保護開拡器。 (3) 両側の半円筒形のローラーコツトン挟持用溝
    部を設けた挟持子の軸方向を非平行に構成した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の歯科用頬
    粘膜部保護開拡器。 (4) ローラーコツトン挟持用溝部材に唾液通孔を
    設けて排唾管を連結するように構成した実用新
    案登録請求の範囲第1項、第2項記載の歯科用
    頬粘膜部保護用開拡器。
JP12580886U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH042649Y2 (ja)

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JP12580886U JPH042649Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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JP12580886U JPH042649Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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JPS6332512U JPS6332512U (ja) 1988-03-02
JPH042649Y2 true JPH042649Y2 (ja) 1992-01-29

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JPS6332512U (ja) 1988-03-02

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