JPH04264581A - 複合機 - Google Patents

複合機

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Publication number
JPH04264581A
JPH04264581A JP3026159A JP2615991A JPH04264581A JP H04264581 A JPH04264581 A JP H04264581A JP 3026159 A JP3026159 A JP 3026159A JP 2615991 A JP2615991 A JP 2615991A JP H04264581 A JPH04264581 A JP H04264581A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
mode
laser printer
copying machine
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3026159A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ariyama
有山 隆之
Kiyoshi Aimori
潔 会森
Kouji Shiyakushi
浩二 杓子
Hiroya Sugawa
須川 寛也
Masakata Kishi
岸 政方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP3026159A priority Critical patent/JPH04264581A/ja
Priority to US07/838,490 priority patent/US5204725A/en
Publication of JPH04264581A publication Critical patent/JPH04264581A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、ワード
プロセッサ、画像編集装置等のホストコンピュータと、
自動原稿給送装置を備えた複写機と、前記ホストコンピ
ュータに付設される低速のレーザプリンタと、を組み合
わせた複合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】レー
ザプリンタは画像の鮮明度に極めて優れていることから
、ワードプロセッサやCRTディスプレイ上で図形を作
成し編集する画像編集装置等の出力装置として広く利用
されている。しかしながら、ワードプロセッサ等の出力
装置として使用されるレーザプリンタは印字速度が約5
〜6枚/分の小型低速機が一般的である。これは、ワー
ドプロセッサ等で作成される原稿は一般に短く、数10
0枚にも及ぶ長文の原稿が作成されることは極めて希で
、印字時間が長くなることは無いからである。また、高
速のレーザプリンタはワードプロセッサ等に比べて非常
に高価であることからである。したがって、ワードプロ
セッサ等で作成した印字物を多数部欲しいときは、まず
ワードプロセッサで印字物を一部作成し、しかる後これ
を高速複写機で必要部数複写しなければならないという
煩わしさがあった。そこで、従来、プリンタと複写機を
連結し、まずプリンタで作成した原稿を複写機の原稿台
ガラス上に搬送し、次にこの原稿を複写機で複写するよ
うにした複合機が実公昭62−2616号公報で提案さ
れている。
【0003】しかしながら、ワードプロセッサ等の出力
装置として使用される小型低速レーザプリンタの場合、
一般に給紙部は一つしか備えておらず、用紙サイズを変
更するときは、給紙カセットを交換するか、給紙カセッ
トに収容されている用紙を交換するようにしている。し
たがって、このような小型低速機を前記複合機に使用す
ると、所望サイズの用紙がプリンタにセットされている
か否かをいちいち確認しなければならないという煩わし
さがある。特に、事務所のスペース効率等を考慮すれば
、複写機とプリンタを組み合わせた複合機は、本来複写
機の設置位置に配置されるのが一般的であると考えられ
る。すなわち、ワードプロセッサ等とプリンタは離れて
配置されると考えられる。そのため、印字するときは、
所望サイズの用紙がレーザプリンタの給紙部に装着され
ているか否かを確認するためにワードプロセッサ等の操
作位置を離れなければならない、という煩わしさがあっ
た。
【0004】次に、プリンタと複写機を共通のフレーム
に一体化し、プリンタ部で作成した原稿を原稿台ガラス
上に搬送し、これを複写部で露光して複写するようにし
た複合機が、特開昭61−176967号公報で提案さ
れている。この一体型複合機では、プリンタ部と複写部
の給紙部を共用することができるようにしてあるので、
プリンタ部に所望サイズの用紙がなくても複写部側の給
紙部より対応するサイズの用紙を供給することができる
【0005】しかしながら、プリンタと複写機を一体化
した複合機では、プリンタ部によるプリント処理と複写
部による複写処理を同時に実行するためには、プリンタ
部と複写部を相互に関連なく独立に制御しなければなら
ず、駆動系、制御系の設計が極めて複雑になるという問
題がある。すなわち、プリンタ部でプリント処理を実行
しつつ複写部でコピー処理を実行することは実質的に困
難であった。
【0006】そこで、本発明は、前記従来の複合機の問
題点を解消するために、ワードプロセッサ等のホストコ
ンピュータと、複写機と、小型低速のレーザプリンタと
、自動原稿給送装置と、を一体化することなく組み合わ
せ、レーザプリンタの低速性を複写機の高速性で補完し
つつそれぞれの付加価値を高め得る複合機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためになされたもので、複合機に、ホストコンピュ
ータ100と、複写機200と、複数の給紙部301,
〜,304を有し、複写機200に対応した用紙搬送速
度V1で用紙を供給する給紙装置300と、前記複写機
200よりも低速のプロセス速度を有するレーザプリン
タ800と、前記複写機200の上部に位置し、前記レ
ーザプリンタ800で作成された原稿を原稿台ガラス2
09の複写位置に給送する自動原稿給送装置400と、
前記複写機200,レーザプリンタ800をそれぞれ独
自に駆動して画像を作成する単独モードと、前記ホスト
コンピュータ100からの原稿サイズ情報に基づいて前
記給紙装置300よりレーザプリンタ800に用紙を供
給する複合モードと、該複合モードの実行時、前記レー
ザプリンタ800に供給される用紙の搬送速度を、複写
機200に対応した用紙搬送速度V1からレーザプリン
タ800に対応した用紙搬送速度V2に変換する速度変
換モードと、を設けたものである。
【0008】
【作用】前記構成によれば、複合モードの実行時、レー
ザプリンタ800には給紙装置300より所望のサイズ
の用紙が供給できる。また、給紙装置300から供給さ
れる用紙は、複写機200に対応した用紙搬送速度V1
からレーザプリンタ800に対応した用紙搬送速度V2
に変換されたのちレーザプリンタ800に送り込まれる
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る複合機の実施例について
、複合機の構成、システム構成、プリントモード、画像
作成動作、システム制御の順序で説明する。
【0010】I.複合機の構成(図1〜図6参照)本発
明の複合機は、ホストコンピュータ100、複写機20
0、給紙装置300、自動原稿給送装置(ADF)40
0、用紙反転装置500、ソータ600、速度変換装置
700、レーザプリンタ800、原稿搬送装置900、
で構成されている。
【0011】a.  ホストコンピュータ100(図1
参照) ホストコンピュータには、例えばパーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ、CRTディスプレイ上で図形を
編集する画像編集装置が使用される。
【0012】b.  複写機200(図2参照)複写機
は、数10枚/分のコピー処理能力を有する高速複写機
で、ドラム感光体201の周囲に帯電チャージャ202
、カラー現像器203、黒色現像器204、転写チャー
ジャ205、分離チャージャ206、クリーニング装置
207、イレーサ208が配置され、原稿台ガラス20
9の下に走査光学系210が配置されている。転写チャ
ージャ205の図上左側に2つのカセット給紙部211
,212とタイミングローラ213が配置され、分離チ
ャージャ206の図上右側に搬送ベルト214、ガイド
板215、定着装置216が配置され、搬送ベルト21
4の下に中間トレイ217が配置されている。複写機2
00には、また、給紙部211,212から給紙された
用紙をタイミングローラ213に案内する通路221,
222、タイミングローラ213から転写チャージャ2
05の対向部に用紙を案内する通路223、定着装置2
16を通過した用紙を用紙反転装置500に案内する通
路224、給紙装置300から供給された用紙をタイミ
ングローラ213に案内する通路225、中間トレイ2
17から供給された用紙をタイミングローラ213に案
内する通路226、用紙反転装置500から複写機20
0に送り戻された用紙を中間トレイ217に案内する通
路227、が設けてある。
【0013】c.  給紙装置300(図2参照)給紙
装置300は複写機200の下に配置されてこれを支持
しており、内蔵型の給紙部301と3つのカセット給紙
部302,303,304を備えている。給紙装置30
0は、また、給紙部302,303,304から供給さ
れた用紙をそれぞれ上方に搬送する通路305,306
,307と、これら通路305,306,307の合流
部308から上方に伸びて前記複写機200の通路22
5に連絡する通路309と、前記合流部308から側方
に伸びて用紙反転装置500に連絡する通路310とが
設けてあり、前記合流部308に切換爪311が設けて
ある。
【0014】d.  自動原稿給送装置(ADF)40
0(図2参照) 自動原稿給送装置400は複写機200の上部に開閉可
能に取り付けてあり、ローラ401,〜,405に巻回
されて正逆回転可能なベルト406と、原稿を表裏反転
する原稿反転部407と、原稿排出トレイ408、原稿
給紙トレイ409を備えている。自動原稿給送装置40
0は、また、原稿搬送装置900から搬送されて来る原
稿をベルト406の下面に案内する通路410と、原稿
給紙トレイ409に位置する原稿を原稿搬送装置900
に搬送する通路411と、通路410の側部に位置し、
通路410を介して原稿搬送装置900から自動原稿給
送装置400に搬送されてくる用紙を検出する用紙検出
センサ412と、が設けてある。自動原稿給送装置40
0には、さらに、通路411と搬送ベルト406との間
に位置し、原稿給紙トレイ409から供給された用紙を
通路411または原稿台ガラス209の上に振り分ける
切換爪413と、ローラ401の下に位置し、原稿台ガ
ラス209から搬送されてくる用紙を用紙反転装置40
7または排紙トレイ408に振り分ける切換爪415が
設けてある。
【0015】e.  用紙反転装置500(図3参照)
用紙反転装置500は複写機200と給紙装置300の
右側に配置されており、前記複写機200の定着装置2
16に通じる通路501と中間トレイ217に通じる通
路502、および給紙装置300の水平通路310に通
じる通路503を有し、これら通路501,502は上
下に伸びる反転通路504に連絡され、最下段の通路5
03は前記反転通路504を横切り、反転通路504と
上部で連絡した垂直通路505に連絡している。反転通
路504、垂直通路505、最上段の通路501の合流
部506には、斜め上方に伸びて原稿搬送装置900に
通じる通路507と、ソータ600に通じる通路508
が連絡している。前記合流部506にはまた切換爪50
9が設けてあり、この切換爪509の角度を切り換える
ことによって、前記最上段の通路501から搬送されて
くる用紙や、原稿搬送装置900から通路507を介し
て搬送されてくる用紙を、反転通路504または通路5
08に搬送できるようになっている。反転通路504と
中段の通路502の合流部510には切換爪511が設
けてあり、この切換爪511の角度を切り換えることに
よって、上方から反転通路504に送られてくる用紙を
、反転通路504の下部または中間トレイ217に通じ
る通路502に振り分けできるようになっている。
【0016】f.  ソータ600(図3参照)ソータ
600には用紙反転装置500の通路508に通じる通
路601が設けてあり、この通路601は通路602,
603に分岐し、さらに通路602から最上段のビン6
06に通じる通路605が分岐している。通路602と
通路603の分岐部には切換爪604、通路602と通
路605の分岐部には切換爪607が設けてある。また
、通路602の側部には用紙検出センサ608が設けて
ある。
【0017】g.  速度変換装置700(図4参照)
速度変換装置700には、ソータ600からレーザプリ
ンタ800に用紙を搬送する通路701が設けてあり、
この通路701のソータ側にはローラ702、レーザプ
リンタ側にはローラ703、中間部にローラ704が設
けてある。
【0018】h.  レーザプリンタ(LBP)800
(図4参照) レーザプリンタ800は、ワードプロセッサ等の印字装
置として使用される小型低速プリンタで、ドラム感光体
801の周囲に帯電チャージャ802、現像器803、
転写チャージャ804、クリーニング装置805、イレ
ーサ806を備えている。レーザプリンタ800は、ま
た、上部にレーザ光学系807、底部に給紙部820を
備え、転写チャージャ804の左側にタイミングローラ
808、右側に定着装置809、排出ローラ810、排
出トレイ811をそれぞれ備えている。プリンタ800
は、さらに、給紙部820の用紙をタイミングローラ8
08の位置まで搬送する通路812を有し、この通路8
12に速度変換装置700の通路701に通じる通路8
13と、原稿搬送装置900に通じる通路814が連絡
している。定着装置809と排出ローラ810との間に
は排出トレイ811に通じる通路815と上方に伸びる
通路816が設けてあり、定着装置809を通過した用
紙は切換爪817によって通路815,816のいずれ
かに振り分けられるようになっている。なお、レーザプ
リンタ800のシステム速度、すなわち用紙搬送速度V
2は、前記複写機200のシステム速度(用紙搬送速度
)V1よりも遅く、印字処理能力は約5〜6枚/分であ
る。
【0019】i.  原稿搬送装置900(図4参照)
原稿搬送装置900は、水平搬送ユニット910と垂直
搬送ユニット920とで構成されている。水平搬送ユニ
ット910にはレーザプリンタ800の通路816に通
じる水平通路911が設けてある。垂直搬送ユニット9
20には用紙反転装置500の通路507に通じる垂直
通路921が設けてあり、垂直通路921の途中からレ
ーザプリンタ800の通路814に通じる通路922が
分岐し、この分岐部に通路921を上方から搬送されて
くる用紙を通路921の下部または通路922に振り分
ける切換爪923が設けてある。前記水平通路911と
垂直通路921は両ユニット910,920の連結部で
合流しており、この合流部930から自動原稿給送装置
400の通路410,411に通じる二つの通路931
,932が分岐している。合流部930にはまた切換爪
933が設けてあり、水平通路911を右側から搬送さ
れてきた用紙を自動原稿給送装置400に通じる通路9
31,932または垂直通路921に選択的に切り換え
るようにしてある。
【0020】j.  操作パネル1100,1200複
写機200には図5に示す操作パネル1100が設けて
ある。この操作パネル1100には種々のキー等が設け
てあり、1101はコピースタートボタン、1102は
テンキー、1103は濃度調節スイッチ、1104は用
紙選択スイッチ、1105は倍率選択スイッチ、110
6ズームセットスイッチ、1107はカラー選択スイッ
チ、1108は後述する複合モード、単独モードを選択
するためのモード選択スイッチ、1109は後述する割
込みモード、待機モード、拒否モードを選択する搬送処
理モード選択スイッチ、1110は画質入力スイッチ、
1111は両面コピー選択スイッチ、である。プリンタ
800には図6に示す操作パネル1200が設けてある
。この操作パネル1200は種々のキー等が設けてあり
、1201は表示パネル、1202は複合モード、単独
モードを選択するモード選択スイッチ、1203は複合
モードが選択されていることを表示する複合モード選択
表示ランプ、1204は前記搬送処理モード選択スイッ
チ1109と同様の機能を有する搬送処理モード選択ス
イッチ、1205はプリンタの状態例えばトラブル状態
を絵文字で表示する絵文字表示部である。
【0021】II.システム構成 複合機のシステム構成を図7に示す。ここで、ホストコ
ンピュータ100はレーザプリンタ800によって作成
する画像のプリントデータを作成するとともに、レーザ
プリンタ800、複写機200等に必要な制御信号を出
力するようにしてある。C/Gコントローラ10は、ホ
ストインターフェイス11を通じてホストコンピュータ
100に接続され、このホストコンピュータ100から
入力される信号に基づいて必要な制御信号をレーザプリ
ンタ800等のオプションに出力するとともに、これら
レーザプリンタ800等から状態信号を受信するように
してある。操作パネル1200は、レーザプリンタ80
0により制御され、通常の入出力バスである通信ライン
15により接続されている。速度変換装置700とレー
ザプリンタ800はビデオインターフェイス12を介し
てコントローラ10に接続されている。インターフェイ
スコントローラ(IFC)20、自動原稿給送装置40
0、操作パネル1100は、通信ライン13を介してコ
ントローラ10に接続されている。インターフェイスコ
ントローラ20はまた通信ライン14を介して複写機2
00、給紙装置300、用紙反転装置500、ソータ6
00に接続されている。
【0022】III.プリントモード 以上の構成を備えた複合機では、以下のプリントモード
が実行可能である。 A.単独モード (イ)複写機による単独コピーモード 複写機200に付設されている給紙部211,212ま
たは給紙装置300の給紙部301,302,303,
304より供給される用紙に対して、複写機200で原
稿台ガラス209の上にセットされた原稿をコピーする
モードである。このコピーモードには、用紙の片面に画
像をコピーする片面コピーモード、両面に画像をコピー
する両面コピーモード、片面に二つの画像をコピーする
合成コピーモードが含まれる。 (ロ)プリンタによる単独プリントモードホストコンピ
ュータ100からの指令に基づいてレーザプリンタ80
0を単独で駆動し、プリンタ800の給紙部820より
供給される用紙に対してプリンタで文字または図をプリ
ントするモードである。なお、これら複写機による単独
コピーモードとプリンタによる単独プリントモードは同
時に実行することができる。 B.複合モード (ハ)  ホストコンピュータ100からの指令に基づ
いてプリンタ800と、他の装置例えば複写機200、
給紙装置300を駆動して画像を作成するモードである
。 すなわち、ホストコンピュータ100からの指令に基づ
いて、給紙装置300から用紙を供給したり、レーザプ
リンタ800で作成した原稿を複写機200で複写した
りするモードである。
【0023】IV.画像作成動作 それぞれのモードの画像作成動作について説明する。 (イ)複写機による単独コピーモード このコピーモードでは、複写機200の操作パネル11
00のスイッチを操作して、片面、両面、合成のコピー
モード、給紙部、現像色などが選択されるとともに、コ
ピー枚数が入力される。原稿は、自動原稿給送装置40
0を開いて原稿台ガラス209の所定の複写位置にセッ
トする。また、複写が終了すると、原稿は自動原稿給送
装置400を開いて取り除かれる。
【0024】自動原稿給送装置400を用いて原稿を自
動給紙する場合、原稿給送トレイ409に原稿をセット
してコピースタートボタン1101を押せば自動的に自
動原稿給送モードに移り、原稿は原稿給送ローラ414
、搬送ベルト406等の駆動に基づいて原稿台ガラス2
09の複写位置に自動的に搬送される。複写が終了する
と、原稿は搬送ベルト406の駆動に従って複写位置か
ら排出され、切換爪415によって排出トレイ408に
導かれる。原稿給送トレイ409に複数枚の原稿がセッ
トされていれば、原稿は次々に原稿台ガラス209の複
写位置に搬送される。
【0025】自動原稿給送装置400による自動原稿給
紙モードにおいて、一枚の原稿の両面をコピーする両面
コピーモードが選択されている場合、片面のコピーが終
了した原稿は切換爪415によって反転装置407に案
内され、表裏反転して再び原稿台ガラス209の複写位
置に搬送される。
【0026】一方、複写機200では、コピースタート
ボタン1101が押されると感光体201が所定のシス
テム速度V1で図中反時計回り方向に回転し、帯電チャ
ージャ202によって感光体201の外周面が一様に帯
電される。また、光学系210がスキャンしながら原稿
を照明し、その反射光が感光体201の帯電領域に露光
されて静電潜像が形成される。この静電潜像はカラー現
像器203または黒現像器204によってトナー像とし
て可視像化されたのち、転写チャージャ205との対向
部で用紙に転写される。用紙は、給紙装置300の給紙
部301,〜,304または複写機200の給紙部21
1,212より選択的に排出され、タイミングローラ2
13によって感光体201のシステム速度V1と同一の
用紙搬送速度V1で前記トナー像と同期を取りつつ転写
チャージャ対向部に搬送される。なお、本コピーモード
では、給紙装置300の切換爪311は、給紙部301
,〜,304より供給された用紙が複写機200の通路
225に案内される位置に設定されている。
【0027】トナー像が転写された用紙は分離チャージ
ャ206で感光体201から分離された後、前記用紙搬
送速度V1で搬送ベルト214により定着装置216に
搬送される。定着装置216では前記トナー像が用紙に
定着され、トナー像の定着された用紙は通路224を介
して用紙反転装置500に排出される。一方、トナー像
を失った感光体201はクリーニング装置207で残留
トナーが除去された後、イレーサ208の照明によって
残留電荷が消去される。
【0028】複写機200より排出された用紙は、選択
されているコピーモードに応じて異なる搬送経路を移動
する。すなわち、片面コピーモードが選択されている場
合、用紙反転装置500に搬送された用紙は、切換爪5
09によってソータ600に通じる通路508に案内さ
れたのち、さらにソータ600で切換爪604,607
によってビン606または609に排出される。
【0029】両面コピーモードが選択されている場合、
用紙反転装置500に搬送された用紙は、切換爪509
によって反転通路504を下方に案内されたのち、再び
この反転通路504を上方に搬送され、切換爪511に
よって中段の通路502を介して複写機200の中間ト
レイ217に搬入される。中間トレイ217に収容され
た用紙は通路226に搬送されたのち、タイミングロー
ラ213によって転写チャージャ205との対向部に搬
送され、ここで裏面に再びトナー像が転写される。裏面
にトナー像が形成された用紙は用紙反転装置500に搬
送され、今度は切換爪506によって通路508を介し
てソータ600に案内され、さらに切換爪604,60
7に案内されてビン606または609に排出される。
【0030】合成コピーモードが選択されている場合、
表面側のコピーが終了して用紙反転装置500に搬送さ
れた用紙は、二つの切換爪509,511によって表裏
反転することなく複写機200の中間トレイ217に搬
送され、その後再び表面に別の画像が重ねて形成された
のちソータ600に排出される。
【0031】(ロ)プリンタによる単独プリントモード
このプリントモードでは、ホストコンピュータ100か
ら画像データがコントローラ10に出力される。コント
ローラ10では前記画像データをビットマップに描画し
、この画像情報をレーザプリンタ800に出力する。 レーザプリンタ800では、前記画像情報に応じてレー
ザ光学系807が駆動し、帯電チャージャ802で帯電
されながら回転している感光体801の外周面に静電潜
像が形成され、この静電潜像が現像器803でトナー像
として可視像化される。用紙はレーザプリンタ800の
給紙部820より通路812を通り供給され、タイミン
グローラ808で前記トナー像と同期をとって転写チャ
ージャ804の対向部に搬送され、転写チャージャ80
4の放電に基づいて前記トナー像が転写される。トナー
像が転写された用紙は定着装置809を通過したのち、
排出ローラ810でトレイ811に排出される。一方、
トナー像を失った感光体801はクリーニング装置80
5、イレーサ806で清掃される。ここで、レーザプリ
ンタ800の印字速度すなわち用紙搬送速度V2は、複
写機200、給紙装置300、自動原稿給送装置400
、用紙反転装置500、ソータ600の用紙搬送速度V
1よりも遅く、レーザプリンタ800では1分間に約5
〜6枚しかプリントを行なうことができない。
【0032】(ハ)複合モード 複合モードは、レーザプリンタ800に対する用紙の供
給を給紙装置300から受ける給紙上の複合モード(そ
の1)と、レーザプリンタで作成した原稿を複写機20
0でコピーする原稿上の複合モード(その2)とに大別
される。なお、これら2つの複合モードは同時に実行す
ることができる。
【0033】■  給紙上の複合モード(その1)給紙
上の複合モードは、レーザプリンタ800には給紙部が
1つしか無いことから、すなわち1種類の用紙しか収容
されていないことから、それ以外のサイズの用紙がホス
トコンピュータ100で指定された場合に、この指定さ
れたサイズの用紙を給紙装置300から供給するモード
である。
【0034】具体的には、ホストコンピュータ100に
よって指定されたサイズの用紙がプリンタ給紙部820
には無いが給紙装置300に収容されている場合、給紙
装置300ではホストコンピュータ100からの指令に
基づいて該当するサイズの用紙を収容した給紙部301
,〜,304のいずれかより用紙が排出される。給紙部
から排出された用紙は、切換爪308で通路310に案
内されて用紙反転装置500に送られる。用紙反転装置
500に搬入された用紙は、通路503から垂直通路5
05に案内され、さらに切換爪509でソータ600の
通路601に案内される。また、用紙は切換爪604,
607で速度変換装置700を介してレーザプリンタ8
00に案内される。
【0035】ここで、用紙は速度変換装置700までは
、給紙装置300、用紙反転装置500、ソータ600
の用紙搬送速度V1(高速状態)で搬送される。そして
、速度変換装置700では、原稿検出センサ608で原
稿の後端が検出されると、ローラ704等の回転速度を
前記用紙搬送速度V1よりも低速状態(用紙搬送速度V
2)に切り換え、この低速状態でレーザプリンタ800
に用紙が供給される。ここでの速度変換制御は〔(V)
−(xi):速度変換装置のシステム制御〕で具体的に
説明する。
【0036】■  原稿上の複合モード(その2)(a
)片面コピーモードの場合 片面コピーモードにおける複合モードでは、ホストコン
ピュータ100からの画像情報に基づいてレーザプリン
タ800によって原稿画像が作成される。このとき、原
稿を作成するための用紙はレーザプリンタ800の給紙
部820または給紙装置300の給紙部301,〜,3
04より供給される。原稿用の用紙を給紙装置300よ
り供給する場合、前記給紙上の複合モードと同様に、用
紙は速度変換装置700に搬入されるまでは高速状態(
用紙搬送速度V1)で搬送され、その後レーザプリンタ
800のシステム速度(用紙搬送速度V2)に調整され
てレーザプリンタ800に供給される。
【0037】レーザプリンタ800では前記用紙に画像
を形成し、原稿搬送装置900に排出する。原稿搬送装
置900では、通路911に沿って原稿を搬送する。こ
のときの原稿搬送速度は、レーザプリンタ800の用紙
排出速度と一致している。原稿搬送装置900では、原
稿検出センサ912,913で原稿を検出し、切換爪9
33で原稿用紙を通路931から自動原稿給送装置40
0の通路410に導く。なお、レーザプリンタ800で
複数の原稿が順次作成される場合、原稿搬送装置900
に排出された原稿は通路911で一旦待機し、複写機2
00,自動原稿給送装置400の動作とタイミングをと
って自動原稿給送装置400に送り込まれる。
【0038】自動原稿給送装置400の通路410に供
給された原稿は搬送ベルト406の回転に基づいて原稿
台ガラス209の複写位置に搬送される。複写位置にセ
ットされた原稿に対して、複写機200では感光体20
1、光学系210、現像器203,204等が駆動し、
給紙部211,212または給紙装置300の給紙部3
01,〜,304より供給される用紙に対して所定枚数
の複写が行われる。原稿画像が複写された用紙は、定着
装置216を通過したのち通路224,501を介して
ソータ600に搬送され、ビン606,609等に適宜
ソーティングされる。自動原稿給送装置400では、光
学系210による原稿露光が終了すると、搬送ベルト4
06が回転し、原稿は原稿排出トレイ408に排出され
る。
【0039】原稿をソータ600にソーティングする場
合、原稿露光が終了すると搬送ベルト406が逆転し、
原稿は原稿給送トレイ409にいったん排出される。原
稿給送トレイ409に集められた原稿は、レーザプリン
タ800で作成された原稿の複写がすべて終了すると、
給紙ローラ414の回転に基づいて給紙され、切換爪4
13で通路411に案内される。通路411を通過した
原稿は、原稿搬送装置900の通路932に搬入され、
切換爪933で垂直通路921に導かれる。垂直通路9
21を下方に移動する原稿は、さらに用紙反転装置50
0の通路507に案内され、切換爪509で通路508
を介してソータ600の通路601に導かれる。ソータ
600では、原稿をそれぞれ対応する画像の複写用紙が
収容されているビンにソーティングする。すなわち、レ
ーザプリンタ800で作成された原稿も一枚のコピーと
して扱われる。なお、レーザプリンタ800で作成する
原稿が一枚の場合、前述のように一旦原稿を原稿給送ト
レイ409に排出し、その後ソータ600に搬送するよ
うにしてもよいし、原稿給送トレイ409に排出するこ
となくソータ600に搬送するようにしてもよい。
【0040】(b)両面コピーの場合 両面コピーモードが選択されている場合、まずレーザプ
リンタ800で表面用原稿が作成され、これが原稿台ガ
ラス209の複写位置にセットされる。複写機200で
は、前記表面用原稿の画像を用紙の一方の面(表面)に
複写する。表面に画像が複写された用紙は、用紙反転装
置500の反転通路504に案内され、ここでスイッチ
バックして表裏反転したのち、通路502,227を介
して中間トレイ217に搬送される。
【0041】次に、レーザプリンタ800で裏面用原稿
が作成され、これが原稿台ガラス209の複写位置にセ
ットされる。複写機200では、中間トレイ217に収
容されている用紙を給紙し、その裏面に前記裏面用原稿
の画像を複写する。このようにして表面と裏面に画像が
作成された用紙は、用紙反転装置500を介してソータ
600に搬送されて所定のビンに排出される。なお、原
稿台ガラス209にセットされた原稿は、それぞれ複写
が終了するとトレイ408に排出される。
【0042】レーザプリンタ800で一枚の用紙の表裏
両面に画像を作成し、これを複写機で両面複写する場合
、レーザプリンタ800で表面に画像が作成されて原稿
搬送装置900に排出された原稿用紙は、切換爪933
で水平ユニット910の水平通路911から垂直ユニッ
ト920の垂直通路921に案内される。また、原稿用
紙は、通路921から用紙反転装置500の通路507
および反転通路504に案内され、ここでスイッチバッ
クして切換爪509で通路508を介してソータ600
に導かれる。さらに、原稿用紙は、通路601,602
を介して速度変換装置700に案内され、通路701を
介して再びレーザプリンタ800に搬送され、ここで裏
面に画像が作成される。以上のようにして表裏両面に画
像が作成された原稿は、原稿搬送装置900を介して自
動原稿給送装置400に搬送される。自動原稿給送装置
400では、まず裏面側の画像を下に向けて複写位置に
原稿をセットし、その画像露光が終了すると原稿を反転
装置407に搬送して表裏反転し、今度は表面側の画像
を下に向けて複写位置に原稿をセットする。表裏両面の
画像露光が終了した原稿は、原稿給送トレイ409に一
旦排出され、すべての原稿露光終了後にソータ600に
ソーティングされる。一方、複写機200では、通常の
両面複写モードに従って用紙を表裏反転し、用紙の両面
に原稿画像に対応した画像を複写してソータ600に排
出する。
【0043】(c)合成コピーの場合 レーザプリンタ800で作成された2枚の原稿を、複写
機で1枚の用紙の片面に重ねて複写する場合、複写機2
00では表面側に画像が複写された原稿を表裏反転する
ことなく中間トレイ217に一旦収容し、この用紙を再
び給紙して再度表面に画像を重ねて複写する。すなわち
、複写機200から用紙反転装置500に搬送された用
紙は、通路501からすぐに通路502に案内され、反
転通路504で表裏反転されることはない。その他の動
作は両面複写モードの場合と同様である。なお、以上説
明した両面コピー、合成コピーの場合、複写機200で
は、1回目の複写に使用する現像器と2回目の複写に使
用する現像器を切り換え、表面と裏面の現像色を変えた
り、2色の合成コピーを作成することもできる。
【0044】V.システム制御 以下、図7に示すシステム構成装置の具体的な制御内容
を説明する。 (i−1)C/Gコントローラ10(図8参照)C/G
コントローラ10では、電源が投入されると初期設定が
行われ(B101)、小型レーザプリンタ(LBP)8
00からの状態データが入力され(B102)、続いて
自動原稿給送装置(ADF)400、インターフェイス
コントローラ(IFC)20、操作パネル1100,1
200の制御プロセッサからのデータが入力される(B
103)。これにより、コントローラ10は、レーザプ
リンタ800、複写機200の状態や、これらレーザプ
リンタ800、複写機200がコントローラ10に接続
されているか否か、を知ることができる。
【0045】次に、ホストコンピュータ100よりデー
タの入力を行ない(B104)、ホストコンピュータ1
00からのデータ入力が有るか否かを判定し(B105
)、データ入力が有ればデータ解析を行い(B106)
、データが制御に関する制御データ、複写モード等に関
するデータであれば当該データを処理し(B107)、
データがレーザプリンタ800の出力用文字データであ
ればレーザプリンタ800の描画処理を実行し(B10
8)、さらに複合機全体の制御内容を決定する(B10
9)。
【0046】続いて、レーザプリンタ800に対するプ
リントスタート信号の有無をチェックする(B110)
。そして、スタート信号が入力されると、レーザプリン
タ800によるプリント処理を実行し(B111)、複
合モードが選択されているか否かを判定し(B112)
、複合モードが選択されていれば、それに対応したコピ
ー処理(B113)が実行されたのち、レーザプリンタ
800、自動原稿給送装置400、インターフェイスコ
ントローラ20へのデータ出力が実行される(B114
,B115)。一方、プリントスタート信号が入力され
ていない場合、またはプリントスタート信号が入力され
ても単独モードが選択されているときは、対応するデー
タがレーザプリンタ800等に出力される(B114,
B115)。
【0047】以上の処理が終了すると、再びレーザプリ
ンタ800からの入力を受け付ける(B102)。なお
、レーザプリンタ800に対して給紙装置300から用
紙を供給すべく用紙搬送要求信号が有れば、コントロー
ラ10では当該信号を受け付けて内部調整後インターフ
ェイスコントローラ20への出力の際に、このインター
フェイスコントローラ20に用紙搬送要求の信号を出力
する(B115)。
【0048】(i−2)全体モード処理(図9参照)コ
ントローラ10の全体モード処理(B109)では、ホ
ストコンピュータ100よりモード指示が有るか否かを
判定する(B201)。すなわち、複合モード、単独モ
ードの指示が有るか否かを判定する。ホストコンピュー
タ100よりモード指示が無ければ、次に複写機200
の操作パネル1100のモード選択スイッチ1108が
押されたか否かを判定する(B202)。操作パネル1
100のモード選択スイッチ1108のオン信号が入力
されなければ、続いてレーザプリンタ800のモード選
択スイッチ1202が押されたか否かを判定する(B2
03)。すなわち、複合モード、単独モードのいずれが
選択されているかは、まずホストコンピュータ100か
らの信号を第1優先、次に複写機操作パネル1100の
選択スイッチ1108からの信号を第2優先、続いてレ
ーザプリンタ操作パネル1200の選択スイッチ120
2からの信号を第3優先、として判定する。
【0049】そして、ホストコンピュータ100、複写
機操作パネル1100、レーザプリンタ操作パネル12
00のいずれかよりモード指示が有れば、この指示され
たモードは複合モードか単独モードかを判定し(B20
4,B206,B209)、それぞれのモードに応じて
複合機を設定する(B205,B207,B208,B
210)。以上の処理によってモードが決定され、その
モードに応じた信号がレーザプリンタ800、自動原稿
給送装置400、インターフェイスコントローラ20、
操作パネル1100,1200の制御プロセッサに必要
な信号が出力される。
【0050】(ii−1)レーザプリンタ(図10参照
)レーザプリンタ800の制御プロセッサでは、初期設
定(C101)後、コントローラ10からのデータを入
力する(C102)。ここで入力されるデータには、主
としてプリントモードの設定等が含まれる。次に複合モ
ードが選択されているか否かを判定し(C103)、複
合モードが選択されていないときは、レーザプリンタ8
00において定着装置809と排紙ローラ810との間
に設けた切換爪817を、定着装置809を通過した用
紙が排紙トレイ811に向かうように設定する(C10
4)。一方、複合モードが選択されているときは、前記
切換爪817を、定着装置809を通過した用紙が上方
の原稿搬送装置900に向かうように設定する(C10
5)。
【0051】切換爪817によって排紙トレイ811へ
用紙を搬送するように設定されている場合、プリント指
示をチェックする(C107)。このチェックする信号
は、(C102)でコントローラ10から入力されるデ
ータに含まれている。そして、プリント指示があればレ
ーザプリンタ800によるプリント処理を実施したのち
(C108)、操作部処理(後に詳述する)が実行され
る(C109)。切換爪817によって原稿搬送装置9
00へ用紙を搬送するように設定されている場合、複写
機200が駆動中か否かをチェックして(C106)、
複写機200が停止中ならばプリント指示の有無をチェ
ックしてプリント処理を実行し、複写機200が駆動中
ならばプリント処理を実行することなく操作部処理に移
る(C109)。次に、コントローラ10にレーザプリ
ンタ800の状態信号等を出力し(C110)、1ルー
プカウンタの終了を判定し(C111)、終了すれば(
C102)の処理を再度実行する。
【0052】(ii−2)プリント処理(図11参照)
レーザプリンタ800のプリント処理(C108)では
、主に給紙処理と、レーザプリンタ800の操作パネル
1200で搬送処理モード選択スイッチ1204によっ
て割込み、待機、拒否モードが選択されている場合の処
理が実行される。本サブルーチンでは、まず通常のシー
ケンス処理が実行される(C301)。この処理は、感
光体801、およびその周辺機器等を所定のタイミング
で動作させるための制御である。次に、レーザプリンタ
800の給紙部820に収容されている用紙のサイズが
ホストコンピュータ100より指定された用紙サイズと
一致するか否かを判定する(C302)。この判定は、
給紙部820に設けてある用紙センサ(図示せず)の信
号に基づいて行なわれる。
【0053】給紙部820の用紙サイズが指定サイズと
一致するときは、用紙が存在するか否か判定する(C3
03)。この判定は、給紙部820に設けた用紙検出セ
ンサ(図示せず)によって行われる。そして、用紙が無
くペーパーエンプティ状態であればコントローラ10の
メインルーチンに戻る。給紙部820の用紙サイズが指
定サイズと不一致のときは、給紙装置300の給紙部3
01,〜,304に収容されている用紙のサイズが指定
サイズのものと一致するか否かを判定する(C304)
。そして、給紙部301,〜,304に指定サイズの用
紙が収容されていなければ複写機操作パネル1100の
表示部にペーパーエンプティを表示して(C303)メ
インルーチンにリターンする(C310)。一方、いず
れかの給紙部301,〜,304に収容されている用紙
のサイズが指定サイズと一致すれば、この給紙部に用紙
が存在するか否かを判定し(C305)、無ければ表示
部にペーパーエンプティを表示し(C310)、有れば
以下の処理(C306〜C309)を実行したのち、指
定サイズの用紙を収容した給紙部から用紙を搬送すべく
搬送要求フラグをオンする(C309)。
【0054】給紙装置300の給紙部301,〜,30
4に指定サイズの用紙が存在すれば、操作パネル120
0で搬送処理モード選択スイッチ1204によって割込
み、待機、拒否のいずれかのモードが選択されているか
を判定する(C306)。割込みモードとは、現在設定
されているモード(複合モードまたは単独モード)の処
理を一時中断して新たに選択されたモードに移行するモ
ードをいう。待機モードとは、現在設定されているモー
ドが終了後新たに選択されたモードに移行するモードを
いう。拒否モードとは、新たに選択されたモードを拒絶
して現在設定されているモードを維持するモードをいう
【0055】判定の結果、待機モードが選択されていれ
ば、複写機200のコピー動作終了をチェックし(C3
07)、未終了ならば表示部にペーパーエンプティを表
示し、終了と同時に搬送要求フラグをオンする。割込み
モードが選択されていれば、即座に複写機200に割り
込みをかけ(C308)、搬送要求フラグをオンする。 拒否モードが選択されているときは、複写機200の状
態に拘わらずペーパーエンプティを表示する(C310
)。
【0056】(ii−3)操作部処理(図12参照)前
記操作部処理(C109)では、他のキー処理、すなわ
ち搬送モード選択スイッチ1204によって割込み、待
機、拒否のモードが選択されているか否かの判定処理を
実行する(C201)。次に、モード選択スイッチ12
02が押されたか否かを判定し(C202)、押されて
いればその旨の信号をセットし(C203)、押されて
いなければリターンする。なお、モード選択スイッチ1
202が押された旨の信号は上記(C110)でコント
ローラ10に出力され、コントローラ10で複合モード
か単独モードか判定される。
【0057】(ii−4)他のキー処理(図13参照)
前記他のキー処理(C201)では、レーザプリンタ8
00の操作パネル1200に設けてある搬送モード選択
スイッチ1204が押されたか否かを判定する(C40
1)。なお、搬送モード選択スイッチ1204を押すと
、割込みモード、待機モード、拒否モード、割込みモー
ド、…の順にモードが選択される構成となっている。 したがって、搬送モード選択スイッチ1204が押され
たときは、現在割込みモードが選択されているのか、待
機モードが選択されているのか判定し(C402,C4
03)、現在選択されているモードが拒否モード、待機
モード、割込みモードであれば、それぞれ割込みモード
、拒否モード、待機モードが設定される(C404,C
405,C406)。
【0058】(iii)自動原稿給送装置(ADF)(
図14参照) 自動原稿給送装置400の制御プロセッサでは、初期設
定(D101)後、コントローラ10よりデータを入力
する(D102)。ここで入力されるデータは、複合モ
ード、単独モードのモードデータ等が含まれ、あるもの
はホストコンピュータ100からの指示により設定され
、またあるものは操作パネルで設定されたものである。
【0059】次に、自動原稿給送装置400が複写機2
00に対して開かれているか否かを判定し(D103)
、開いているときは、選択されたモードに拘わらず自動
原稿給送装置400の処理を中断すべくカバー開信号を
作成し(D113)、これをコントローラ10に出力す
る(D111)。一方、閉じているときは、カバー閉信
号を作成したのち(D104)、複合モードが選択され
ているか否かを判定し(D105)、その判定により分
岐する。
【0060】複合モードが選択されていない場合、つま
り単独モードが選択されている場合、原稿トレイ409
(第2原稿口)に原稿がセットされているが否かを判定
する(D114)。この判定は、用紙検出センサ(図示
せず)からの信号に基づいて行われる。原稿が無ければ
そのデータをコントローラ10に出力し(D111)、
原稿が有ればコピースタート信号の有無をチェックし(
D115)、コピースタート信号が入力されればコピー
処理1を実行する(D116)。このコピー処理1では
、指定のモードで原稿を搬送するとともに、両面コピー
モードまたは合成コピーモード等のモードに応じて原稿
を反転したり、次の原稿を搬送したりする。
【0061】複合モードが選択されている場合、センサ
412の出力信号に基づいて自動原稿給送装置400の
通路410に原稿が有るか否かを判定し(D106)、
原稿が有れば用紙有りフラグをセットし(D108)、
原稿が無ければ用紙無しフラグをセットする(D107
)。続いて、コピースタート信号の有無をチェックし(
D109)、コピースタート信号が有ればコピー処理2
が実行される(D110)。このコピー処理2では、レ
ーザプリンタ800の用紙搬送速度V2に合わせて原稿
用紙を原稿台ガラス209に導く。
【0062】そして、前記用紙有りフラグ、用紙無しフ
ラグ等のデータがコントローラ10に出力され(D11
1)、1ループカウンタの終了後に再び(D102)の
処理を実行する。すなわち、複合モードが選択され、レ
ーザプリンタ800から順次原稿が次々と出力されてい
る場合、センサ412の信号に基づいて用紙有りフラグ
、用紙無しフラグの信号が設定され、これが順次コント
ローラ10に出力される。また、自動原稿給送装置40
0に送られてきた原稿用紙が順次原稿台ガラス209に
搬送されるとともに、レーザプリンタ800から出力さ
れた後続の原稿は原稿搬送装置900によって自動原稿
給送装置400に送り込まれる。
【0063】(iv)インターフェイスコントローラ(
IFC)(図15参照) インターフェイスコントローラ(IFC)20の制御プ
ロセッサでは、初期設定(E101)後、コントローラ
10から必要なデータ、主として複写機200の動作モ
ードを入力する(E102)。次に、複写機200、給
紙装置300、用紙反転装置500、ソータ600から
の状態信号を入力する(E103)。すなわち、用紙が
無いとか、前面のドアが開いている等の信号が入力され
る。続いて、コピーの要求が有るか否かを判定し(E1
04)、コピーの要求が有ればコピー処理を実行し(E
107)、一方コピーの要求が無ければ、搬送要求フラ
グが設定されているか否かを判定し(E105)、搬送
要求フラグが設定されていれば用紙の搬送指示処理を実
行して、給紙装置300からレーザプリンタ800に用
紙を給紙する(E106)。
【0064】次に、データ変換処理を実行した(E10
8)のち、コピー中の入力信号、複写機200、用紙搬
送装置300、ソータ600の各オプションからのタイ
ミング信号が、これらの各オプション、コントローラ1
0に出力される(E109,E110)。すなわち、イ
ンターフェイスコントローラ20は、複写機200、用
紙搬送装置500等のオプションの起動およびタイミン
グや、用紙搬送に関する情報を総括して順次コントロー
ラ10に送り返す。
【0065】(v−1)複写機操作パネル(図16参照
) 複写機操作パネル1100の制御プロセッサでは、初期
設定(F101)後、コントローラ10から必要なデー
タを入力し(F102)、このデータに対応する内容を
操作パネル1100の各表示部に表示する(F103)
。ここで表示される内容は、例えば両面コピー、合成コ
ピー、片面コピーなどのコピーモードなどが含まれる。 次に、操作パネル1100のキー操作による入力を受け
付ける(F104)。例えば、両面コピーモードから合
成コピーモードへのモード変更などの信号が対象となる
。そして、入力された内容をコントローラ10に出力す
る(F105)。
【0066】(v−2)キー入力処理(図17参照)前
記キー入力処理(F104)では、他のキー処理(F2
01)を実行したのち、複合モードが選択されているか
否かを判定し(F202)、複合モードが選択されてい
なければリターンする。複合モードが選択されていれば
モード選択スイッチ1108が押されたか否かを判定し
(F203)、押されていればモード選択スイッチオン
信号を作成する(F204)。このモード選択スイッチ
オン信号は、(F105)でコントローラに出力される
【0067】ここで、複合モードが選択されているとき
に限りモード選択スイッチ1108のオン信号を判定す
るようにしているのは、基本的にレーザプリンタ800
への画像信号はホストコンピュータ100から出力され
、決して複写機200から画像信号が入力されることは
ないので、複写機200で複合モードを選択すること事
態に意味がないからである。したがって、複写機200
の操作パネル1100のモード選択スイッチ1108は
、複合モードが選択されているとき、この複合モードを
解除する場合のみ有効に機能するようになっている。
【0068】(v−3)他のキー処理(図18参照)前
記他のキー処理(F201)では、複写機200の操作
パネル1100に設けてある搬送モード選択スイッチ1
109が押されたか否かを判定する(F301)。なお
、搬送モード選択スイッチ1109を押すと、割込みモ
ード、待機モード、拒否モード、割込みモード、…の順
にモードが選択される構成となっている。したがって、
搬送モード選択スイッチ1109が押されたときは、現
在割込みモードが選択されているのか、待機モードが選
択されているのか判定し(F302,F303)、現在
選択されているモードが拒否モード、待機モード、割込
みモードであれば、それぞれ割込みモード、拒否モード
、待機モードが設定される(F304,F305,F3
06)。
【0069】(vi)複写機(図19参照)複写機20
0の制御プロセッサは、インターフェイスコントローラ
20からのモード指示に基づいて動作する。 まず、初期設定(G101)後、インターフェイスコン
トローラ20からコピーモードを入力し(G102)、
そのコピーモードのコピー要求が有るか否かを判定し(
G103)、コピー要求が有ればコピー処理を実行し(
G106)、インターフェイスコントローラ20に状態
信号を出力する(G107)。一方、コピー要求が無け
れば、用紙搬送要求フラグがセットされているか否かを
判定し(G104)、用紙搬送要求フラグがセットされ
ていればコピー禁止処理を実行し(G105)、用紙搬
送フラグがセットされていなければそのままインターフ
ェイスコントローラ20に状態信号を出力する(G10
7)。続いて、1ループカウンタの終了を判定し(G1
08)、カウンタが終了していれば(G102)の処理
に戻る。
【0070】(vii)給紙装置(図20参照)給紙装
置300の制御プロセッサは、インターフェイスコント
ローラ20からのモード指示に基づいて動作する。まず
、初期設定(H101)後、インターフェイスコントロ
ーラ20からコピーモードを入力し(H102)、その
コピーモードのコピー要求が有るか否かを判定し(H1
03)、コピー要求が有ればコピー処理を実行し(H1
06)、インターフェイスコントローラ20に状態信号
を出力する(H107)。一方、コピー要求が無ければ
、用紙搬送要求フラグがセットされているか否かを判定
し(H104)、用紙搬送要求フラグがセットされてい
れば所定の給紙部301,〜,304より用紙を通路3
10に送り出し(H105)、用紙搬送フラグがセット
されていなければそのままインターフェイスコントロー
ラ20に状態信号を出力する(H107)。 続いて、1ループカウンタの終了を判定し(H108)
、カウンタが終了していれば(H102)の処理に戻る
【0071】前記(H105)では、図21に示すよう
に、まず速度変換装置700がコントローラ10に接続
されているか否かを判定し(H201)、速度変換装置
700が有れば複写機200の複写動作に合わせた用紙
搬送速度V1に設定し(H202)、速度変換装置70
0がなければレーザプリンタ800のプリント速度に合
わせた用紙搬送速度V2に設定し(H203)、設定さ
れた速度に従って用紙を通路310に給紙制御する(H
204)。
【0072】(viii)用紙反転装置(図22参照)
用紙反転装置500の制御プロセッサでは、インターフ
ェイスコントローラ20からのモード指示に基づいて動
作する。まず、初期設定(I101)後、インターフェ
イスコントローラ20からコピーモードを入力し(I1
02)、そのコピーモードのコピー要求が有るか否かを
判定し(I103)、コピー要求が有ればコピー処理を
実行し(I106)、インターフェイスコントローラ2
0に状態信号を出力する(I107)。一方、コピー要
求が無ければ、搬送要求フラグがセットされているか否
かを判定し(I104)、搬送要求フラグがセットされ
ていれば後述する搬送処理を実行し(I105)、搬送
要求フラグがセットされていなければそのままインター
フェイスコントローラ20に状態信号を出力する(I1
07)。続いて、1ループカウンタの終了を判定し(I
108)、カウンタが終了していれば(I102)の処
理に戻る。
【0073】前記(I105)の搬送処理では、図23
に示すように、まず速度変換装置700がコントローラ
10に接続されているか否かを判定し(I201)、速
度変換装置700が有れば複写機200の複写動作に合
わせた用紙搬送速度V1に設定し(I202)、速度変
換装置700がなければレーザプリンタのプリント速度
に合わせた用紙搬送速度V2に設定し(I203)、通
路505から通路508を通じてソータ600に向かっ
て用紙が搬送されるように切換爪509をセットする(
I204)。
【0074】(ix)ソータ(図24参照)ソータ60
0の制御プロセッサは、インターフェイスコントローラ
20からのモード指示に基づいて動作する。 まず、初期設定(J101)後、インターフェイスコン
トローラ20からコピーモードを入力し(J102)、
そのコピーモードのコピー要求が有るか否かを判定し(
J103)、コピー要求が有ればコピー処理を実行し(
J106)、インターフェイスコントローラ20に状態
信号を出力する(J107)。一方、コピー要求が無け
れば、搬送要求フラグがセットされているか否かを判定
し(J104)、搬送要求フラグがセットされていれば
後述する搬送処理を実行し(J105)、搬送要求フラ
グがセットされていなければそのままインターフェイス
コントローラ20に状態信号を出力する(J107)。 続いて、1ループカウンタの終了を判定し(J108)
、カウンタが終了していれば(J102)の処理に戻る
【0075】前記(J105)の搬送処理では、図26
に示すように、まず速度変換装置700がコントローラ
10に接続されているか否かを判定し(J201)、速
度変換装置700が有れば複写機200の複写動作に合
わせた用紙搬送速度V1に設定し(J202)、速度変
換装置700がなければレーザプリンタ800のプリン
ト速度に合わせた用紙搬送速度V2に設定し(J203
)、切換爪604,607を切り換えて通路602から
レーザプリンタ800に向かって用紙が搬送されるよう
に設定する(J204)。
【0076】(x)各オプションの認識モード等複写機
等の各オプションの制御プロセッサの処理において、(
G102,H102,I102,J102)ではコント
ローラから同一のデータが入力される。各オプションで
は必要なデータだけを選択的に認識して動作モードを決
定し、(G107,H107,I107,J107)で
それぞれ固有の状態信号をインターフェイスコントロー
ラ20に出力する。各オプションの認識モード、状態信
号を以下に示す。
【0077】(a)複写機200 《認識モード》 ・コピーサイズ ・使用する現像器 ・給紙部に収容されている用紙のサイズ・拡大,縮小の
倍率 《状態信号》 ・現像器の有無 ・用紙の有無 ・感光体回りのエラー ・ドアの開閉 ・ジャム ・用紙排出
【0078】(b)給紙装置300 《認識モード》 ・給紙部に収容されている用紙のサイズ《状態信号》 ・駆動系のエラー ・用紙の有無 ・ジャム
【0079】(c)用紙反転装置500《認識モード》 ・コピーモード ・用紙サイズ 《状態信号》 ・駆動系エラー ・ドアの開閉 ・中間トレイからの用紙排出
【0080】(d)ソータ600 《認識モード》 ・排出先のビン ・用紙サイズ 《状態信号》 ・駆動系のエラー ・ドアの開閉 ・ジャム ・用紙排出
【0081】(xi)速度変換装置(図27参照)速度
変換装置700の制御プロセッサでは、初期設定(K1
01)後、コントローラ10からのデータ入力を受け付
け(K102)、搬送要求フラグがセットされているか
否かを判定する(K103)。ここで、搬送要求フラグ
がセットされていれば後述する搬送処理を実行し(K1
04)、コントローラ10へ状態信号等を出力する(K
105)。一方、搬送要求フラグがセットされていなけ
れば前記搬送処理を実行することなくコントローラ10
への出力を行なう(K105)。最後に、1ループカウ
ンタの終了を判定し(K106)、このカウンタが終了
すると(K102)の処理を再び実行する。
【0082】(xi−2)搬送処理(K104)(図2
8〜33参照) 搬送処理では、まず用紙搬送モードが“0”に設定され
ているか否かを判定する(K201)。この用紙搬送モ
ードは、電源投入時に“0”にセットされる。用紙搬送
モードが“0”に設定されている場合、センサ608の
出力信号のオンエッジを検出する。(K202)オンエ
ッジとは、オフからオンへの信号の変化をいう。センサ
出力からオンエッジが検出されなければ、速度変換装置
700に用紙が来るまでローラ702,703,704
の回転を停止させておく(K203)。センサ608の
信号からオンエッジが検出されると、すなわちセンサ6
08によって用紙の先端が検出されると、ローラ702
,703,704を高速回転し、複写機200の用紙搬
送速度V1で通路701に用紙を搬送する(K204)
。そして、用紙搬送モードを“1”に変更する(K20
5)。
【0083】用紙搬送モードが“1”と判定される(K
211)と、センサ608の出力信号のオフエッジを検
出する(K212)。オフエッジとは、オンからオフへ
の信号の変化をいう。そして、センサ出力のオフエッジ
を検出し(K212)、すなわち前記通路701に搬送
された用紙の後端がセンサ608の位置まで搬送されて
きたか否かを検出し、センサ出力のオフエッジが検出さ
れ、用紙がセンサ608の位置まで搬送されてきたこと
が確認されると、ローラ702,703,704の回転
を停止する(K213)。この状態で、用紙の後端は高
速搬送領域を脱している。そして、用紙搬送モードを“
2”に変更する(K214)。一方、オフエッジが検出
されなければ、ローラ702,703,704を高速回
転状態のまま維持する。
【0084】用紙搬送モードが“2”と判定される(K
221)と、ローラ702,703,704を低速回転
してレーザプリンタ800の用紙搬送速度V2でプリン
タ内に用紙を搬送する(K222)。次に、センサ81
9のオンエッジを検出し、タイミングローラ808の直
前まで用紙が搬送されたか否かを判定する(K223)
。そして、センサ819のオンエッジが検出されるとタ
イマXを設定し(K224)、このタイマXの時間中用
紙を搬送する。前記タイマXは、センサ819の位置か
らタイミングローラ808までの用紙搬送時間に、スキ
ュー補正のために用紙にループを形成すべく用紙を余分
に搬送する時間を加えたものである。続いて、用紙搬送
モードを“3”に変更する(K225)。一方、センサ
819のオンエッジが検出されなければそのままの状態
を維持する。
【0085】用紙搬送モードが“3”と判定される(K
231)と、前記タイマXを減算し(K232)、タイ
マXの終了を判定する(K233)。そして、タイマX
が未終了ならば用紙搬送状態を維持し、タイマXが終了
すると、ローラ702,703,704の回転を停止し
、用紙搬送モードを“4”に変更する(K234、23
5)。
【0086】用紙搬送モードが“4”と判定される(K
241)と、タイミングローラ808が回転中か否かを
判定し(K242)、停止中ならばそのままの状態で待
機し、回転中ならばローラ702,703,704を低
速状態で回転し(K243)、用紙搬送モードを“5”
に変更する(K244)。
【0087】用紙搬送モードが“5”と判定される(K
251)と、センサ819のオフエッジを検出して用紙
の後端がセンサ位置を通過したか否かを判定する(K2
52)。そして、用紙の後端が検出されなければ用紙搬
送状態を維持し、用紙の後端が検出されるとローラ70
2,703,704の回転を停止し(K253)、用紙
搬送モードを“0”に変更する(K254)。
【0088】以上のように、原稿用紙が速度変換装置7
00を通じてレーザプリンタ800に供給される場合、
複写機200の用紙搬送速度V1(高速状態)でソータ
600を通過した用紙は速度変換装置700でプリンタ
の用紙搬送速度V2(低速状態)に切り換えられる。
【0089】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる複合機は、ホストコンピュータ、複写機、複数の
給紙部を有する給紙装置、前記複写機よりも低速のプロ
セス速度を有するレーザプリンタ、前記複写機の上部に
位置し、前記レーザプリンタで作成された原稿を原稿台
ガラスの複写位置に給送する自動原稿給送装置を有し、
前記複写機、レーザプリンタを独自に駆動して画像を作
成する単独モードと、前記ホストコンピュータからの原
稿サイズ情報に基づいて前記給紙装置よりレーザプリン
タに用紙を供給する複合モードと、該複合モードの実行
時、前記レーザプリンタに供給される用紙の搬送速度を
、複写機に対応した用紙搬送速度からレーザプリンタに
対応した用紙搬送速度に変換する速度変換モードと、を
設けている。
【0090】このため、レーザプリンタに所望サイズの
用紙が無くても、給紙装置より前記サイズの用紙がレー
ザプリンタに供給される。また、給紙装置から供給され
る用紙は、複写機の用紙搬送速度からレーザプリンタの
用紙搬送速度に変換されたのちレーザプリンタに送り込
まれる。
【0091】すなわち、本発明に係る複合機では、給紙
装置からレーザプリンタに供給される用紙の搬送速度は
、このレーザプリンタのプロセス速度(用紙搬送速度)
に変換されるので、それぞれ用紙搬送速度の異なる高速
複写機と小型低速のプリンタの有機的結合が可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】複合機の概略構成を示す断面図である。
【図2】複写機、給紙装置、自動原稿給送装置の断面図
である。
【図3】用紙反転装置、ソータの断面図である。
【図4】速度変換装置、レーザプリンタ、原稿搬送装置
の断面図である。
【図5】複写機の操作パネルの平面図である。
【図6】レーザプリンタの操作パネルの平面図である。
【図7】複合機のシステム構成を示すシステム構成図で
ある。
【図8】C/Gコントローラの制御フローチャートであ
る。
【図9】C/Gコントローラの制御における全体モード
処理のフローチャートである。
【図10】レーザプリンタの制御フローチャートである
【図11】レーザプリンタの制御におけるプリント処理
のフローチャートである。
【図12】レーザプリンタの制御における操作部処理の
フローチャートである。
【図13】レーザプリンタの制御における他のキー処理
のフローチャートである。
【図14】自動原稿給送装置の制御フローチャートであ
る。
【図15】インターフェイスコントラーラの制御フロー
チャートである。
【図16】操作パネルの制御フローチャートである。
【図17】操作パネルの制御におけるキー入力処理のフ
ローチャートである。
【図18】操作パネルの制御における他のキー処理のフ
ローチャートである。
【図19】複写機の制御フローチャートである。
【図20】給紙装置の制御フローチャートである。
【図21】制御装置の制御における搬送処理のフローチ
ャートである。
【図22】用紙反転装置の制御フローチャートである。
【図23】用紙反転装置の制御における搬送処理のフロ
ーチャートである。
【図24】ソータの制御フローチャートである。
【図25】ソータの制御における搬送処理のフローチャ
ートである。
【図26】速度変換装置の制御フローチャートである。
【図27】速度変換装置に制御における搬送処理のフロ
ーチャートである。
【図28】速度変換装置の制御における搬送処理Iのフ
ローチャートである。
【図29】速度変換装置の制御における搬送処理IIの
フローチャートである。
【図30】速度変換装置の制御における搬送処理III
のフローチャートである。
【図31】速度変換装置の制御における搬送処理IVの
フローチャートである。
【図32】速度変換装置の制御における搬送処理Vのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100…ホストコンピュータ 200…複写機 300…給紙装置 400…自動原稿給送装置 500…用紙反転装置 600…ソータ 700…速度変換装置 800…レーザプリンタ 900…原稿搬送装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータと、複写機と、複数の
    給紙部を有し、前記複写機に対応した用紙搬送速度で用
    紙を供給する給紙装置と、前記複写機よりも低速のプロ
    セス速度を有するレーザプリンタと、前記複写機の上部
    に位置し、前記レーザプリンタで作成された原稿を原稿
    台ガラス上の複写位置に給送する自動原稿給送装置と、
    前記複写機、レーザプリンタをそれぞれ独自に駆動して
    画像を作成する単独モードと、前記ホストコンピュータ
    からの原稿サイズ情報に基づいて前記給紙装置よりレー
    ザプリンタに用紙を供給する複合モードと、該複合モー
    ドの実行時、前記レーザプリンタに供給される用紙の搬
    送速度を、前記複写機に対応した用紙搬送速度からレー
    ザプリンタに対応した用紙搬送速度に変換する速度変換
    モードと、を有することを特徴とする複合機。
JP3026159A 1991-02-20 1991-02-20 複合機 Pending JPH04264581A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3026159A JPH04264581A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 複合機
US07/838,490 US5204725A (en) 1991-02-20 1992-02-19 Complex machine comprising a host computer, a duplicator, a laser printer and a sheet supply unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3026159A JPH04264581A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 複合機

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ID=12185774

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JP (1) JPH04264581A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5771419A (en) * 1996-03-13 1998-06-23 Mita Industrial Co., Ltd. Apparatus comprising a combination of a host computer, a printer, a copy machine, and an automatic document feeder
US5835815A (en) * 1996-03-13 1998-11-10 Mita Industrial Co., Ltd. Image forming machine including a host computer, a printer, a copying machine, and a document supply device
US5864735A (en) * 1996-03-13 1999-01-26 Mita Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus comprising a combination of a host computer, a printer, a copy machine, and an automatic document feeder

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