JPH04264237A - 流体中に混入した不純物の検出器及び該検出器を使用した油圧 回路 - Google Patents
流体中に混入した不純物の検出器及び該検出器を使用した油圧 回路Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
は、機能部品を良好な状態に維持するための重要な作業
である。
検出するためには、流体の透明度を検査することが一般
に必要とされている。従来の技術では、金属性不純物を
吸引する磁石と、該金属性不純物の存在によって影響さ
れる電気回路とを含む検出器が使用されている。この検
出器にはいくつかの欠点があり、特に使用される電気回
路が複雑で高価である。
めの簡単で効率のよい新規な不純物検出器を提案する。
た流体に混入した不測の不純物の検出器を提供する。本
発明の検出器では、前記密閉スペースが、前記検出器の
検出ヘッドを収納した不純物検出ゾーンを含み、前記検
出ゾーンが、互いに向き合って配置された2つの第1壁
を有している。不純物検出器は、2つの光ファイバと光
源と光検出器とを有し、前記光ファイバの各々の第1端
が検出ゾーンの内部の光アクセスを有し、前記2つの光
ファイバが前記第1壁によって支持された夫々の第1端
のゾーンで軸合わせされており、第1光ファイバの第2
端は光源に向き合って配置されており、第2光ファイバ
の第2端は光検出器に向き合って配置されており、前記
2つの第1壁の各々が前記不純物検出ゾーン内に開口す
る管状通路を備えており、各管状通路は、該通路に気密
的に挿入された前記光ファイバを各1つ受容しており、
各光ファイバの第1端の断面が実質的に、前記光ファイ
バを受容した管状通路内で第1壁の内側平面内に存在す
る。本発明によれば、−検出ゾーンが、2つの前記第1
壁と2つの光ファイバの第1端を結ぶ線に対してずれた
位置で前記第1壁を連結している第3壁とによって規定
され、前記第3壁に固定された永久磁石の一方の磁極が
前記検出ゾーンに隣接している。
ましい。
久磁石を少なくとも部分的に収容した中空部を有してお
り、前記磁石の前記磁極が前記検出ゾーン自体に含まれ
ている。
って支持されており、プラグと第3壁との間にパッキン
が挿入されている。
を2つ使用した油圧回路を提供する。
、前記使用回路に接続された第1の前記不純物検出器と
、前記使用回路に対する作動油供給パイプと、前記供給
パイプに接続された第2の前記不純物検出器と、不純物
比測定用差動装置とを含み、前記第1及び第2の不純物
検出器の第2光ファイバの第2端が前記差動装置に接続
され、前記差動装置が、前記第2光ファイバの第2端か
ら放出された光励起の差を算出する
記載より本発明が更に十分に理解され、その副次的特徴
及び利点が明らかにされよう。
したものであり、本発明がこれらの記載及び図面に限定
されないことを理解されたい。
む。
の雄ねじ4と係合させることによってねじ2を受容する
ボディ1;ねじ2の溝6に収容されており、ボディ1に
設けられた中ぐり7とねじ2との間に挿入されるパッキ
ン5;互いに対面する2つの第1壁9と、壁9に実質的
に垂直に延びることによって2つの第1壁9を連結する
第3壁10とを介してボディ1に一体化されたチャネル
8;2つの壁9の内面9A間に存在する検出ゾーン19
に開口する、心合わせされた2つの管状通路11(通路
軸線は12);一方が通路11、他方が別の通路11に
遊隙を伴うことなく気密的に挿入されており、第1端の
断面13A,14Aが対応する壁9の面9A内に位置し
ている2つの光ファイバ13,14;潤滑用流体を収容
した油圧回路に所属するチャネル8に常時連通している
検出ゾーン19とボディ1の内部の密閉ゾーン16とを
接続するために、第3壁10を貫通して設けられた中ぐ
り15;プラグを形成するねじ2の末端キャビティ18
に強制的に導入されて維持された第1端と、遊隙を実質
的に伴なうことなく中ぐり15に収容された第2端とを
有する円柱状永久磁石17。磁石17の1つの磁極を構
成する端面17Aは、通路11の軸線12から長さL1
2だけ離間し、通路11の最も近い母線から長さD12
だけ離間している。従って検出ゾーン19は、密閉スペ
ースであるチャネル8に対して、不純物のデカンテーシ
ョンウェル20を構成している。金属性のこれらの不純
物は更に、永久磁石17の極17Aによって前記検出ゾ
ーン19に吸引される。
みE21を有するワッシャ21が、ボディ1の外面1A
とねじ2の頭部22の支承面(締め付け面)22Aとの
間に挿入されている。
13Bに向き合って配置され、光検出装置24が光ファ
イバ14の第2端14Bに向き合って配置されている。 光ファイバが光伝送特性を有するので、必要な場合には
、例えば航空機または自動車の操縦室のモニタスクリー
ンを該航空機または自動車に備えられた潤滑回路から離
れた場所に移すことができるのと同様に、光源23及び
装置24をボディ1から離れた場所に移すことが可能で
ある。
アセンブリと同様のアセンブリを示す。図2の検出器で
は、検出ゾーン19がチャネル8でなくエンジンのオイ
ルパン25に連通している。このためにボディ1は、管
状通路11に関してねじ2受容部の反対側にスリーブ継
手26を備える。該スリーブ継手はその外面に、連続す
る2つの溝27,28を備えており、一方の溝27は金
属リング29を受容し、他方の溝28は、該溝28とオ
イルパン25のスリーブ継手32に設けられた中ぐり3
1との間に配置されたパッキン30を受容している。シ
ョルダ34と雌ねじ35とを有する連結スリーブ33が
、一方でその雌ねじ35をオイルパン25のスリーブ継
手32の雄ねじ36と係合させ、他方でショルダ34を
リング29に当接させることによってオイルパン25に
ボディ1を固定する。
使用回路を含む。使用回路で使用され不純物が混入した
作動油は前記不純物検出器のチャネル8に導入される。
、パイプ137によって精製流体収容タンクまたは精製
流体輸送ポンプに接続され、他方で使用回路への入口に
接続されている。前述のごとき不純物検出器は、供給パ
イプ108に接続され、(軸線112に)軸合わせされ
た2つの光ファイバ113,114を含む。各ファイバ
の第1端の断面113A,114Aは互いに向き合って
配置されている。各光ファイバの第2端113B,11
4Bは夫々、光源123及び光検出装置124に向き合
って配置されている。結線39,139は光検出器24
,124を流体の不純物比測定用差動装置140の入力
に接続する。この差動装置140は、光ファイバ14,
114の第2末端14B,114Bから放出され光検出
器24,124によって受容された光励起の差141を
与える。
パン25で置換しても不純物20の検出に全く影響がな
いことは明らかなので、図1の実施例に基づいて本発明
の不純物検出器の動作を以下に説明する。
有しないときは、流体が透明であるため、光源23から
放出され光ファイバ13によって搬送され、光ファイバ
14の末端14Aで受容され、光ファイバ14によって
搬送され、最終的に光検出器24で受容される光信号は
全くまたはほとんど減衰されない。
度が流体の純度を確実に証明し得る。
物は主として金属性である場合が多いので、該不純物は
磁石17の磁極17Aによって検出ゾーン19に吸引さ
れ該ゾーンに維持される。光ファイバ13の末端13A
に到達した光信号は、減衰を伴って光ファイバ14の末
端14Aに伝送され、従って光検出器24は減衰された
信号を受信する。これにより、検出ゾーン19に不純物
20が存在すること、従って被検査流体中に不純物が存
在することが証明される。
減衰に所定の閾値を設定し、この閾値を超過すると、潤
滑用流体を用いるすべての装置に備えられたフィルタを
交換するかまたは不純物が混入した流体を新しい流体で
置換するように構成してもよい。
−ワッシャ21の厚みE21によって、検出ゾーン19
の深さを簡単に選択でき、また光ファイバ13,14か
ら磁極17Aを隔てる長さL12またはD12を所望の
値に調整できる。
ゾーン19に開口しており、光ファイバの末端13A,
14Aは壁9の内面9Aの平面内に存在する。本発明で
は、検出ゾーン19に開口する管状通路11のオリフィ
スを透明ボディ(ガラス、板ガラスなど)によって閉塞
し、光ファイバの末端13A,14Aを内面9Aよりも
引っ込んだ位置に維持することも可能である。この場合
には、各光ファイバ13,14が各管状通路11に気密
的に挿入されなくてもよい。
過したことを使用者に警告する警報装置を検出装置24
に組み込んでもよい。
いときは磁石17は不要である。検出ゾーン19に含ま
れる不純物の検出システムはそのまま有効であり、光検
出装置24が流体の純度を監視し得る。
で、前記に指摘したように、観測場所をチャネル8また
はオイルパン25から離れた場所に移すことができる。
外乱、特に磁気的及び核的外乱が不純物の検出感度に影
響を与えない。
3から伝送される光エネルギの測定値に対応する情報を
光検出装置24,124の夫々から受信し、これらの測
定値を差を算出する。言い替えると、この差動装置は、
精製された清浄な作動油の不透明度を計算し、この値を
使用後の流体の不透明度から減算する。光励起の差14
1は、不純物に起因する光伝送の減衰だけに相当する。 精製作動油自体に起因する光伝送の減衰は予め減算され
ている。
発明はその範囲及び要旨を逸脱しないすべての変形を包
含する。
の概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 密閉スペースに収容された流体に混入
した不測の不純物の検出器であって、前記密閉スペース
が、前記検出器の検出ヘッドを収納した不純物検出ゾー
ンを含み、前記検出ゾーンが、互いに向き合って配置さ
れた2つの第1壁を有し、不純物検出器が、2つの光フ
ァイバと光源と光検出器とを有し、前記光ファイバの各
々の第1端が検出ゾーンの内部の光アクセスを有し、前
記2つの光ファイバが前記第1壁によって支持された夫
々の第1端のゾーンで軸合わせされており、第1光ファ
イバの第2端は光源に向き合って配置されており、第2
光ファイバの第2端は光検出器に向き合って配置されて
おり、前記2つの第1壁の各々が前記不純物検出ゾーン
内に開口する管状通路を備えており、各管状通路は、該
通路に気密的に挿入された前記光ファイバを各1つ受容
しており、各光ファイバの第1端の断面が実質的に、前
記光ファイバを受容した管状通路内で第1壁の内側平面
内に存在する検出器において、検出ゾーンが、2つの前
記第1壁と2つの光ファイバの第1端を結ぶ線に対して
ずれた位置で前記第1壁を連結している第3壁とによっ
て規定され、前記第3壁に固定された永久磁石の一方の
磁極が前記検出ゾーンに隣接していることを特徴とする
流体に混入した不純物の検出器。 - 【請求項2】 第3壁が、検出ゾーンに開口し且つ前
記永久磁石を少なくとも部分的に収容した中空部を有し
ており、前記磁石の前記磁極が前記検出ゾーン自体に含
まれていることを特徴とする請求項1に記載の不純物検
出器。 - 【請求項3】 永久磁石が、第3壁に螺合されたプラ
グによって支持されており、プラグと第3壁との間にパ
ッキンが挿入されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の不純物検出器。 - 【請求項4】 作動油の使用回路と、前記使用回路に
接続された第1の前記不純物検出器と、前記使用回路へ
の作動油供給パイプと、前記供給パイプに接続された第
2の前記不純物検出器と、不純物比測定用差動装置とを
含み、前記第1及び第2の不純物検出器の第2光ファイ
バの第2端が前記差動装置に接続され、前記差動装置が
、前記第2光ファイバの第2端から放出された光励起の
差を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれ
か一項に記載の不純物検出器を2つ使用した油圧回路。
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