JPH04264200A - 高密度粒状石けんの製造方法 - Google Patents
高密度粒状石けんの製造方法Info
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- JPH04264200A JPH04264200A JP4540591A JP4540591A JPH04264200A JP H04264200 A JPH04264200 A JP H04264200A JP 4540591 A JP4540591 A JP 4540591A JP 4540591 A JP4540591 A JP 4540591A JP H04264200 A JPH04264200 A JP H04264200A
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Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願の発明は、高密度粒状石けん
の製造方法に関するものであり、詳しくは少量で優れた
洗浄効果を発揮する、高密度の粒状石けんの製造方法に
関するものである。
の製造方法に関するものであり、詳しくは少量で優れた
洗浄効果を発揮する、高密度の粒状石けんの製造方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、家庭における洗濯用の石けん
としては、溶解性がよいことと取扱上の便宜から、噴霧
乾燥法によって製造した粒状または紛末状の石けん並び
に粒状または紛末状の合成洗剤が広く用いられている。
としては、溶解性がよいことと取扱上の便宜から、噴霧
乾燥法によって製造した粒状または紛末状の石けん並び
に粒状または紛末状の合成洗剤が広く用いられている。
【０００３】そしてこれについては、より高密度の粒状
石けん、粒状合成洗剤が開発されているが、その製造方
法として、例えば特定の構造の翼を有する横型混合造粒
装置内に脂肪酸石けん、合成界面活性剤およびビルダー
を投入して解砕、混合、造粒を行う方法（特開昭６２−
８６０９９号）、石けんスラリーを噴霧乾燥後粉砕し、
ついで水溶性無機ビルダーの存在下で造粒する方法（特
開平１−１７２５００号）等が提案されている。
石けん、粒状合成洗剤が開発されているが、その製造方
法として、例えば特定の構造の翼を有する横型混合造粒
装置内に脂肪酸石けん、合成界面活性剤およびビルダー
を投入して解砕、混合、造粒を行う方法（特開昭６２−
８６０９９号）、石けんスラリーを噴霧乾燥後粉砕し、
ついで水溶性無機ビルダーの存在下で造粒する方法（特
開平１−１７２５００号）等が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は脂肪酸石けんを生成させた後、ある形状に加工
し、さらに造粒を行うという三段階の工程を経ているた
め製造効率が悪いという欠点を有している。また前記し
た従来の一般的な粒状石けん、粒状合成洗剤は嵩密度（
以下、単に密度という）が０．２〜０．４ｇ／ｃｍ３と
比較的低密度であるため嵩ばり、製品の運搬等の取扱に
不便を伴うことがある。
の方法は脂肪酸石けんを生成させた後、ある形状に加工
し、さらに造粒を行うという三段階の工程を経ているた
め製造効率が悪いという欠点を有している。また前記し
た従来の一般的な粒状石けん、粒状合成洗剤は嵩密度（
以下、単に密度という）が０．２〜０．４ｇ／ｃｍ３と
比較的低密度であるため嵩ばり、製品の運搬等の取扱に
不便を伴うことがある。
【０００５】本発明は上記の現状に鑑みてなされたもの
であり、その製品が従来のものに較べて運搬等の取扱が
容易で、少量で優れた洗浄効果を発揮する高密度粒状石
けんであり、簡単な製造工程で短時間に製造することが
できて、かつ製造効率がよく大量生産をすることができ
る製造方法を提供することを目的とするものである。
であり、その製品が従来のものに較べて運搬等の取扱が
容易で、少量で優れた洗浄効果を発揮する高密度粒状石
けんであり、簡単な製造工程で短時間に製造することが
できて、かつ製造効率がよく大量生産をすることができ
る製造方法を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明者
は、上記の課題について鋭意研究したところ、アルカリ
物質と各種の添加剤の混在下に脂肪酸を添加し、脂肪酸
の中和により石けんを生成せしめて、同時または連続し
て造粒を行うことにより、従来の粒状石けん製造法に比
して製造工程が短くかつ迅速になり、そのために製造効
率が向上し大量生産が可能であること、そして従来の粒
状石けんに較べ高密度で嵩ばらず、取扱が容易で、少量
で十分な洗浄効果が得られることを見いだし本発明を完
成することができた。
は、上記の課題について鋭意研究したところ、アルカリ
物質と各種の添加剤の混在下に脂肪酸を添加し、脂肪酸
の中和により石けんを生成せしめて、同時または連続し
て造粒を行うことにより、従来の粒状石けん製造法に比
して製造工程が短くかつ迅速になり、そのために製造効
率が向上し大量生産が可能であること、そして従来の粒
状石けんに較べ高密度で嵩ばらず、取扱が容易で、少量
で十分な洗浄効果が得られることを見いだし本発明を完
成することができた。
【０００７】本発明は、上記の知見に基くものであり、
その要旨は、「アルカリ物質に脂肪酸を添加して石けん
を生成せしめる工程と、生成した石けんを造粒する工程
とを同時または連続して行うことを特徴とする高密度粒
状石けんの製造方法」であり、かつ「アルカリ物質に各
種の添加剤を混在させる上記の高密度粒状石けんの製造
方法」である。
その要旨は、「アルカリ物質に脂肪酸を添加して石けん
を生成せしめる工程と、生成した石けんを造粒する工程
とを同時または連続して行うことを特徴とする高密度粒
状石けんの製造方法」であり、かつ「アルカリ物質に各
種の添加剤を混在させる上記の高密度粒状石けんの製造
方法」である。
【０００８】本発明において用いる脂肪酸としては、ア
ルキル基またはアルケニル基の炭素数が７〜２１程度の
ものを使用し、アルカリ物質としては例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、モル
ホリン、アルカリの炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩等が挙
げられる。
ルキル基またはアルケニル基の炭素数が７〜２１程度の
ものを使用し、アルカリ物質としては例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、モル
ホリン、アルカリの炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩等が挙
げられる。
【０００９】また各種の添加剤としては、石けん以外の
界面活性剤、硫酸ナトリウム、アルミノケイ酸塩，ＥＤ
ＴＡ、ＣＭＣ、ポリエチレングリコール、着色剤、蛍光
増白剤、ＰＣ、ＰＢ、酵素、香料、水等が挙げられる。
界面活性剤、硫酸ナトリウム、アルミノケイ酸塩，ＥＤ
ＴＡ、ＣＭＣ、ポリエチレングリコール、着色剤、蛍光
増白剤、ＰＣ、ＰＢ、酵素、香料、水等が挙げられる。
【００１０】本発明においては、まず造粒機の中に所定
の配合割合のアルカリ物質と各種の添加剤を入れ、１〜
２分混合する。つぎに攪拌を継続しながら４０〜８０℃
に加温した脂肪酸を噴霧しながら添加し、中和により石
けんを生成させながら造粒を完了させる。また別の容器
で石けんを生成させ、この石けんを連続して造粒する方
法でも差し支えない。
の配合割合のアルカリ物質と各種の添加剤を入れ、１〜
２分混合する。つぎに攪拌を継続しながら４０〜８０℃
に加温した脂肪酸を噴霧しながら添加し、中和により石
けんを生成させながら造粒を完了させる。また別の容器
で石けんを生成させ、この石けんを連続して造粒する方
法でも差し支えない。
【００１１】上記の中和すなわち石けんの生成と造粒に
用いる造粒機等としては、ハイスピードミキサー、ヘン
シェルミキサー、バーチカルミキサー、バーチカルグラ
ニュレーター等のほか、各種の粉砕機と造粒機（例えば
ドラム形等）とを組み合せて用いることができる。そし
て造粒時間は１０〜２０分程度である。以下実施例に基
いて本発明を説明する。
用いる造粒機等としては、ハイスピードミキサー、ヘン
シェルミキサー、バーチカルミキサー、バーチカルグラ
ニュレーター等のほか、各種の粉砕機と造粒機（例えば
ドラム形等）とを組み合せて用いることができる。そし
て造粒時間は１０〜２０分程度である。以下実施例に基
いて本発明を説明する。
【００１２】
【実施例】１．実施例１〜３および洗浄試験表１に示す
組成のアルカリ物質および他の添加物をハイスピードミ
キサー（深江工業（株）製、ＦＳ−ＧＳ１０型）に入れ
混合した後、表１に示す脂肪酸を噴霧しながら添加（５
〜１５分）して中和し、造粒した。得られた高密度粒状
石けんの洗浄試験は、１リットルの水道水に試料１．３
３ｇを使用してＪＩＳのｋ３３０３ ５・７に基いて
試験した。高密度粒状石けんの製造時間、密度、洗浄試
験の結果を表２に示す。
組成のアルカリ物質および他の添加物をハイスピードミ
キサー（深江工業（株）製、ＦＳ−ＧＳ１０型）に入れ
混合した後、表１に示す脂肪酸を噴霧しながら添加（５
〜１５分）して中和し、造粒した。得られた高密度粒状
石けんの洗浄試験は、１リットルの水道水に試料１．３
３ｇを使用してＪＩＳのｋ３３０３ ５・７に基いて
試験した。高密度粒状石けんの製造時間、密度、洗浄試
験の結果を表２に示す。
【００１３】２．比較例
実施例１と同様の組成の脂肪酸を用いて、通常の中和法
で石けんを作り、これを常法により噴霧乾燥した粒状石
けんとし、上記のハイスピードミキサー中に実施例１と
同じ組成になるように残りの成分と共に加えて造粒を行
い、高密度粒状石けんを製造した。この高密度粒状石け
んの製造時間、密度および実施例と同じ条件で洗浄試験
を行った結果を表２に示す。
で石けんを作り、これを常法により噴霧乾燥した粒状石
けんとし、上記のハイスピードミキサー中に実施例１と
同じ組成になるように残りの成分と共に加えて造粒を行
い、高密度粒状石けんを製造した。この高密度粒状石け
んの製造時間、密度および実施例と同じ条件で洗浄試験
を行った結果を表２に示す。
【００１４】
【表１】
【表２】
【００１５】
【発明の効果】本発明の製造方法によって得られる製品
は、従来のものに較べて運搬等の取扱が容易で、少量で
優れた洗浄効果を発揮する高密度粒状石けんである。そ
して本発明の製造方法によれば、簡単な製造工程で短時
間に製造することができて、かつ製造効率がよく大量生
産をすることができので、その実用上の価値は大なるも
のがある。
は、従来のものに較べて運搬等の取扱が容易で、少量で
優れた洗浄効果を発揮する高密度粒状石けんである。そ
して本発明の製造方法によれば、簡単な製造工程で短時
間に製造することができて、かつ製造効率がよく大量生
産をすることができので、その実用上の価値は大なるも
のがある。
Claims (3)
- 【請求項１】アルカリ物質に脂肪酸を添加して石けんを
生成せしめる工程と、生成した石けんを造粒する工程と
を同時または連続して行うことを特徴とする高密度粒状
石けんの製造方法。 - 【請求項２】アルカリ物質に各種の添加剤を混在させる
請求項１記載の高密度粒状石けんの製造方法。 - 【請求項３】４０〜８０℃に加温した脂肪酸を噴霧しな
がら添加する請求項１記載の高密度粒状石けんの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4540591A JPH04264200A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 高密度粒状石けんの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4540591A JPH04264200A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 高密度粒状石けんの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264200A true JPH04264200A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=12718346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4540591A Pending JPH04264200A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 高密度粒状石けんの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04264200A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105180C (zh) * | 1995-10-23 | 2003-04-09 | 尤尼利弗公司 | 制备含皂的洗涤剂条的方法 |
| CN1121489C (zh) * | 1996-07-03 | 2003-09-17 | 尤尼利弗公司 | 制备洗涤剂组合物的方法 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP4540591A patent/JPH04264200A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105180C (zh) * | 1995-10-23 | 2003-04-09 | 尤尼利弗公司 | 制备含皂的洗涤剂条的方法 |
| CN1121489C (zh) * | 1996-07-03 | 2003-09-17 | 尤尼利弗公司 | 制备洗涤剂组合物的方法 |
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