JPH04264129A - ポリカーボネート - Google Patents

ポリカーボネート

Info

Publication number
JPH04264129A
JPH04264129A JP27612391A JP27612391A JPH04264129A JP H04264129 A JPH04264129 A JP H04264129A JP 27612391 A JP27612391 A JP 27612391A JP 27612391 A JP27612391 A JP 27612391A JP H04264129 A JPH04264129 A JP H04264129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
polycarbonate
hydrocarbon group
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27612391A
Other languages
English (en)
Inventor
Christopher Michael Hawkins
クリストファー・マイケル・ハウキンス
Edgar Earl Bostick
エドガー・イール・ボスティック
James Louis Derudder
ジェームス・ルイス・デルダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH04264129A publication Critical patent/JPH04264129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • C08G64/14Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing a chain-terminating or -crosslinking agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • C08G64/08Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen
    • C08G64/085Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen containing silicon

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はポリカーボネート樹脂に関し、
そして更に詳しくはシランエステルにより末端キャップ
、延長又は分枝されたポリカーボネート樹脂に関する。
【0002】
【先行技術の概説】芳香族ポリカーボネート樹脂は、通
常多価フェノールとカーボネート前駆物質との反応によ
り製造される周知の合成ポリマー樹脂群であり、例えば
米国特許第3,989,672号明細書を参照すること
ができる。ポリカーボネート樹脂は広範囲の成形条件下
で熱可塑性に成形可能であるが、ポリカーボネート樹脂
組成物によっては、本質的に、特定の固有粘度、重量平
均分子量範囲等ある種の所望する物理的性質に乏しいた
め、全ての所望する用途での使用に適しているわけでは
ない。本発明により、基礎となるポリカーボネート樹脂
の他の所望する性質への影響を最小限としつつ分子量及
び固有粘度を調節する手段が提供される。即ち、本発明
によれば、分子量及び固有粘度を調節するためにポリカ
ーボネート樹脂鎖を末端停止、延長及び/又は分枝する
ことができる。
【0003】
【発明の概要】本発明は、ヒドロキシル基含有ポリカー
ボネート末端キャップ成分の残基が式(II):の化合
物とのエステル交換反応により得られる、式(I): の1価の成分により末端キャップされた芳香族ポリカー
ボネート樹脂からなる[式中R1 、R2 及びR3 
は夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭化水
素オキシ基から成る群から選ばれ、Xは2価の有機基を
表わし、そしてRは炭化水素基を表わす]。
【0004】本明細書中で使用する「炭化水素基」とい
う用語は、母体の炭化水素から水素原子1つを取除いて
得られる1価の成分を意味する。炭化水素基の代表例は
、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ノニル、ウンデシル、デシ
ル、ドデシル、オクタデシル、ノナデシル、イコシル、
ヘンイコシル、ドコシル、トリコシル、テトラコシル、
ペンタコシル及びこれらの異性体形等の炭素原子1乃至
25個のアルキル基;フェニル、トリル、キシリル、ナ
フチル、ビフェニル、テトラフェニル等の炭素原子6乃
至25個のアリール基;ベンジル、フェネチル、フェニ
ルプロピル、フェニルブチル、フェニルヘキシル、ナフ
チルオクチル等の炭素原子7乃至25個のアラルキル基
;シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等の炭
素原子3乃至8個のシクロアルキル基;ビニル、アリル
、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、オクテニル、ノ
ネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデ
セニル、ペンタデセニル、オクタデセニル、ペンタコセ
ニル及びこれらの異性体形等の炭素原子2乃至25個の
アルケニル基である。
【0005】「ハロゲン置換炭化水素基」という用語は
、1個又はそれ以上の水素原子がハロゲン原子により置
換された前述の炭化水素基を意味する。
【0006】本明細書において、「ハロゲン」という用
語は、塩素、臭素及びヨウ素を包含するものとして従来
から容認されている意味で使用する。
【0007】「炭化水素オキシ基」という用語は、式:
−O−(炭化水素基) [式中「炭化水素基」は前述の意味を有する]の1価の
成分を意味する。
【0008】前記式(I)の1価の成分により末端キャ
ップされた本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂は、広
範な用途を有する。例えば、R1 、R2 及びR3 
がエステル交換反応の反応性基、即ちエステル交換反応
に参加する基、を持たない様な基である樹脂は、熱可塑
性に成形可能な樹脂として有用である。R1 、R2 
及びR3 がその後の反応に対して不活性である前記式
(I)の成分によってヒドロキシル末端停止ポリカーボ
ネートを末端停止すれば、ポリマーはその後の反応に対
して非活性化され、安定化する。R1 、R2 及びR
3 のうち少なくとも1つがエステル交換反応の反応性
基(例えばヒドロキシル又はアルコキシ基等)を含む本
発明の樹脂は、ポリカーボネート樹脂の鎖延長剤として
有用である。R1 、R2 及びR3 のうち少なくと
も2つがエステル交換反応の反応性官能基を含む基であ
る本発明の樹脂は、枝分れポリカーボネート樹脂を製造
するのに有用な分枝剤である。本発明樹脂のこうしたお
よびその他の用途を、以下に更に詳細に説明する。
【0009】本発明は、そのほかに、前記中間体樹脂を
用いて製造される鎖延長及び枝分れされたポリカーボネ
ート樹脂からもなる。
【0010】
【発明の好適な態様の詳細な説明】
本発明の末端キャップ芳香族ポリカーボネート樹脂は、
前記式(II)のシランエステルを式(III): (ポリカーボネート)−(−O−X−OH)n[式中X
は前述の意味を有し、そしてnは1乃至2の整数である
] のヒドロキシル末端停止ポリカーボネートとエステル交
換反応させることにより製造することができる。
【0011】ヒドロキシル末端停止ポリカーボネート樹
脂(III)及びその製造方法が、米国特許第4,73
2,934号(パイルス、ロングリイ及びハサウエイ、
1988年3月22日付)の明細書に記載されている。 この製造方法は、樹脂製造における連鎖停止剤として式
【0012】
【化2】 [式中R′はアルキレン基又はアリーレン基を表わす]
で示される化合物の様なモノ保護ビスヒドロキシル化合
物の使用と、その後ヒドロキシル末端停止ポリカーボネ
ート樹脂を生成させるための保護基の除去とを必要とす
る。
【0013】式(III)のヒドロキシル末端停止ポリ
カーボネート樹脂のもう1つの製造方法が、米国特許第
4,814,421号(ローゼンキスト、1989年3
月21日付)の明細書に記載されている。ローゼンキス
トにより記載された方法に従えば、ヒドロキシル基で末
端停止されたポリマー鎖を含む芳香族ポリカーボネート
樹脂は、界面重合条件下、分子量調節割合の二価エステ
ルの存在下で二価フェノールをハロゲン化カルボニルと
反応させることにより製造される。
【0014】一般的に、界面重合法には二価フェノール
とハロゲン化カルボニル(カーボネート前駆物質)との
反応が含まれる。
【0015】この製造方法の反応条件は変動し得るが、
いくつかの好適な方法では、典型的には苛性水溶液中に
ジフェノール反応物質を溶解し又は分散させ、得られる
混合物を適切な水不混和性溶剤媒体に加え、そして適切
な触媒の存在下、調節したpH条件下で前記反応物質を
ホスゲン等のカーボネート前駆物質と接触させることが
含まれる。最も普通に使用される水不混和性溶媒には、
塩化メチレン、1,1−ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、トルエン等が包含される。
【0016】使用する触媒は、二価フェノール反応物質
とカーボネート前駆物質との重合速度を加速する。代表
的な触媒には、これらには限定されないが、トリエチル
アミン等の第三級アミン、第四級ホスホニウム化合物、
第四級アンモニウム化合物等が包含される。本発明のポ
リカーボネート樹脂の好適な製造方法は、ホスゲン化反
応を含む。ホスゲン化反応が進行する温度は、0℃以下
から100℃以上まで変動し得る。ホスゲン化反応は、
好ましくは室温(25℃)乃至50℃の温度で進行する
。反応が発熱であるため、ホスゲン添加速度を用いて反
応温度を調節することができる。必要とするホスゲンの
量は、通常二価フェノールの量及び存在するならジカル
ボン酸の量にも依存する。
【0017】本発明のポリカーボネート樹脂の製造に使
用する二価フェノール反応物質は、その製造方法と同様
通常周知の化合物である。前記二価フェノールの代表例
は、一般式(IV):
【0018】
【化3】 のフェノール性ジオールである[式中Aは1乃至約15
個の炭素原子を含む2価の炭化水素基、1乃至約15個
の炭素原子を含むハロゲンで置換された2価の2価の基
から成る群から選ばれ、各Tは夫々ハロゲン原子;例え
ば1乃至約8個の炭素原子を含むアルキル基、6乃至1
8個の炭素原子を含むアリール基、7乃至約14個の炭
素原子を含むアラルキル基等の炭化水素基;1乃至約8
個の炭素原子を含むオキシアルキル基;及び6乃至19
個の炭素原子を含むオキシアリール基から成る群から選
ばれ、mは0又は1であり、そしてyは0乃至4の整数
である]。
【0019】有利に使用されるいくつかの二価フェノー
ルの代表例は、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル
)プロパン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
クロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン等のビスフ
ェノール;ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、
ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)エ
ーテル等の二価フェニルエーテル;p,p′−ジヒドロ
キシビフェノール、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジ
ヒドロキシビフェニル等のジヒドロキシビフェノール;
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン等の
ジヒドロキシアリールスルホン;レソルシノール及びハ
イドロキノン等のジヒドロキシベンゼン;1,4−ジヒ
ドロキシ−2,5−ジクロロベンゼン、1,4−ジヒド
ロキシ−3−メチルベンゼン等のハロ−及びアルキル−
置換ジヒドロキシベンゼン;及びビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフィド及びビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホキシド等のジヒドロキシジフェニルスルフィ
ド及びスルホキシドである。様々な他の二価フェノール
も入手可能であり、そして米国特許第2,999,83
5号、同3,028,365号及び同3,153,00
8号各明細書に開示されている。勿論、2種以上の異な
る二価フェノール又は二価フェノールとグリコールとの
組合せを使用することも可能である。
【0020】好適な式(IV)の二価フェノールは、4
,4′−ビスフェノール群である。
【0021】本発明樹脂の製造に使用する前記カーボネ
ート前駆物質は、ハロゲン化カルボニル、炭酸ジアリー
ル又はビスハロホルメートであることができる。前記ハ
ロゲン化カルボニルには、臭化カルボニル、塩化カルボ
ニル及びこれらの混合物が包含される。前記ビスハロホ
ルメートには、2,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、ハイドロキノン等のビスハロホルメートな
どの二価フェノールのビスハロホルメート、又はエチレ
ングリコール、ネオペンチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール等のビスクロロホルメートなどのグリコー
ルのビスクロロホルメートなどが包含される。使用する
ことができる炭酸ジアリールの代表例は、炭酸ジフェニ
ル、並びに炭酸ジ(トリル)等の炭酸ジ(アルキルフェ
ニル)である。適切な炭酸ジアリールのいくつかの他の
非限定的で例示的な例には、炭酸ジ(ナフチル)、炭酸
フェニルトリル等が包含される。
【0022】好適なカーボネート前駆物質はハロゲン化
カルボニルであり、ホスゲンとしても知られる塩化カル
ボニルが好適なハロゲン化カルボニルである。
【0023】本明細書中で使用する「ポリカーボネート
」という用語には、コポリエステル−ポリカーボネート
、即ち式:
【0024】
【化4】 「式中Dは重合反応に使用する二価フェノールの2価の
芳香族基である] の繰返しポリカーボネート鎖単位のほかに、例えば式:
【0025】
【化5】 [式中R4 は下記の意味を有する] などの反復又は繰返しカルボン酸エステル単位を含む樹
脂が包含される。
【0026】前記コポリエステル−ポリカーボネート樹
脂も、当業者に周知の界面重合法により製造され、例え
ば米国特許第3,169,121号及び同4,487,
896号各明細書を参照することができる。
【0027】一般的に、前記コポリエステル−ポリカー
ボネート樹脂はポリカーボネートホモポリマーの製造に
ついて前述したと同様に製造されるが、しかし前記水不
混和性溶媒中に添加した二官能カルボン酸(エステル前
駆物質)の存在下で製造される。  一般的に、従来か
ら線状ポリエステルの製造に使用されている二官能カル
ボン酸(ジカルボン酸)の何れも本発明のコポリエステ
ル−カーボネート樹脂の製造に使用することができる。 一般的に、使用することができる二官能カルボン酸には
脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸及び脂肪族−芳香
族カルボン酸が包含される。これらの酸は周知であり、
そして例えば米国特許第3,169,121号明細書に
開示されている。前記二官能カルボン酸の代表例は、式
(V):
【0028】
【化6】 [式中R4 はアルキレン、アルキリデンもしくは脂環
式基;エチレン性不飽和を含むアルキレン、アルキリデ
ンもしくは脂環式基;フェニレン、ビフェニレン等の芳
香族基;アルキレンもしくはアルキリデン基等の非芳香
族基を介して結合した2個以上の芳香族基;及びトリレ
ン、キシリレン等の2価のアラルキル基などであり、R
5 はカルボキシル又はヒドロキシル基である]の二官
能カルボン酸である。qは、R5 がヒドロキシル基で
ある場合には整数1を表わし、R5 がカルボキシル基
である場合には0又は1を表わす。
【0029】簡便に入手できる芳香族ジカルボン酸は、
一般式(VI):
【0030】
【化7】 [式中jは0乃至4の値を有する正の整数であり、そし
て各R6 は夫々アルキル基、好ましくは低級(1乃至
約5個の炭素原子を含む)アルキル基からなる群から選
ばれる] で表わされるものである。
【0031】単独の酸と同様に、これらの二官能カルボ
ン酸の混合物を使用することができる。従って、本明細
書において「二官能カルボン酸」又は「ジカルボン酸」
という用語を用いた場合、この用語には、個々のカルボ
ン酸と共に2種以上の異なる二官能カルボン酸の混合物
が包含されることを理解すべきである。
【0032】芳香族ジカルボン酸として最も好適なのは
、イソフタル酸、テレフタル酸及びこれらの混合物であ
る。特に有用な二官能カルボン酸は、テレフタル酸のイ
ソフタル酸に対する重量比が約10:1乃至約0.2:
9.8の範囲内であるイソフタル酸とテレフタル酸の混
合物から成る。
【0033】前記二官能カルボン酸自体を使用する以外
に、前記酸の反応性誘導体を使用することが可能であり
、そして時として好適でさえある。これらの反応性誘導
体の例は、酸ハライドである。好適な酸ハライドは、酸
ジクロリド及び酸ジブロミドである。即ち、例えばイソ
フタル酸、テレフタル酸又はこれらの混合物を用いる代
りに、イソフタロイルジクロリド、テレフタロイルジク
ロリド及びこれらの混合物を使用することができる。
【0034】本発明のコポリエステル−カーボネート樹
脂の製造に使用する前記反応物質の割合は、製品樹脂の
用途に従って変動する。前出の米国特許明細書に記載さ
れている様に、当業者は有用な割合を知っている。一般
的に、エステル結合の量はカーボネート結合に対して約
5乃至約90モル%、好ましくは約35乃至約80モル
%であることができる。例えば、4モルのイソフタロイ
ルジクロリド及び1モルのホスゲンを5モルのビスフェ
ノール−Aに完全に反応させると、エステル結合80モ
ル%のコポリエステル−カーボネートを与える。
【0035】又、本発明の範囲内には、熱可塑性のラン
ダムに枝分れしたポリカーボネートが含まれ、これは、
少量(典型的には使用する二価フェノールの量を基準と
して0.05乃至2モル%)の多官能芳香族化合物を、
カーボネート前駆物質及び必要に応じてエステル前駆物
質をも含む反応混合物における二価フェノールとの共反
応物質とすれば、ランダムに枝分れしたヒドロキシル末
端停止ポリカーボネート樹脂として得られる。これらの
多官能芳香族化合物は、ヒドロキシル、カルボキシル、
カルボン酸無水物、ハロホルミル又はこれらの混合物で
あることができる。これらの多官能化合物のいくつかの
例示的で非限定的な例には、トリメリト酸無水物、トリ
メリト酸、トリメリチル=トリクロリド、4−クロロホ
ルミルフタル酸無水物、ピロメリト酸、ピロメリト酸二
無水物、メリト酸、メリト酸無水物、トリメシン酸、ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸無水物等が包含される。ランダムに枝分れし
たポリカーボネートの製造に有用な他の有機多官能化合
物が、米国特許第3,635,895号及び同4,00
1,184号各明細書に開示されている。
【0036】従来からのポリカーボネート製造の界面重
合法においては、通常、分子量調節剤(連鎖停止剤)が
カーボネート前駆物質との接触以前又は接触中に反応混
合物に加えられる。有用な分子量調節剤には、これらは
に限定されないが、フェノール、クロマン−I、パラタ
ーシャリーブチルフェノール、p−クミルフェノール等
の一価フェノールが包含される。分子量調節方法は当業
界で周知であり、そして本発明樹脂の重量平均分子量の
調節に使用する。
【0037】前記ローゼンキストの式(III)のヒド
ロキシル末端停止ポリカーボネート樹脂の製造方法は、
単独の連鎖停止剤として、又は1種又はそれ以上の前記
公知の連鎖停止剤と組合せて、ヒドロキシル基を有する
フェノキシエステル化合物を使用する点で従来からのポ
リカーボネート製造の界面重合法と区別される。フェニ
ル環に直接結合したヒドロキシル基は、反応して樹脂鎖
を末端キャップするヒドロキシル基であり脂肪族エステ
ル基を未反応のままでその後の反応のために自由のまま
残す。[米国特許第4,814,421号明細書参照]
。この場合、前記式(III)中のXはフェニレン基で
ある。
【0038】前記ヒドロキシル末端停止ポリカーボネー
ト樹脂は、そのほかに、米国特許第4,550,155
号(ジョーンズら)の明細書に記載されている方法によ
り製造することができる。一般的に、この方法は、トリ
カルボン酸の存在下で芳香族ビスフェノールと炭酸ジア
リールとをエステル交換反応させることを含む。
【0039】前記式(II)のシランエステルは、それ
らの製造方法と同様に周知の化合物である。例えば、そ
れらを米国特許第2,967,171号、同2,995
,590号、同3,215,719号、同3,846,
463号、同3,912,774号、同4,060,5
38号及び同4,717,773号各明細書に記載され
ている方法の何れかにより製造することができる。
【0040】R1 、R2 及びR3 が夫々炭化水素
基又はハロゲン置換炭化水素基、即ち本明細書中に記載
されているエステル交換反応条件下で不活性である1価
の基を表わす前記式(II)の化合物は、メトキシトリ
デシルオキシシラン、フェノキシトリメチルシラン、エ
トキシトリプロピルシラン、フェノキシトリフェニルシ
ランなどで代表される。
【0041】R1 、R2 及びR3 のうち1つが炭
化水素オキシ基である前記式(II)の化合物は、ジメ
チルジエトキシシラン、ジメチルジフェノキシシラン、
ジメチルジフェノキシシランなどで代表される。
【0042】R1 、R2 及びR3 のうち2つが炭
化水素オキシ基である前記式(II)の化合物は、メチ
ルトリメトキシシラン、メチルトリフェノキシシラン、
フェニルトリフェノキシシラン、ビニルトリフェノキシ
シラン、シアノトリフェノキシシランなどで代表される
【0043】R1 、R2 及びR3 の各々が炭化水
素オキシ基を表わす前記式(II)の化合物は、テトラ
フェノキシシラン、テトラ(2−エチルブトキシ)シラ
ン、テトラキス(2−メトキシエトキシ)シラン、テト
ラシクロヘキシルオキシシラン、ビス(ゲラニルオキシ
)ジエトキシシランなどで代表される。
【0044】前記ヒドロキシル末端停止ポリカーボネー
トと前記式(II)の化合物との間のエステル交換反応
を、これら2種の反応物質を溶融ブレンドすることによ
り行なうことができる。一般的に、エステル交換反応を
溶融押出機内で行なうのが有利である。前記反応は数分
のうちに生起する。
【0045】前記反応混合物に加える化合物(II)の
割合は、通常ポリカーボネート樹脂反応物質の0.1乃
至3.0モル%の範囲内である。
【0046】当業者は、以上の記載から、本発明のポリ
カーボネート樹脂の態様が式(VII):[式中R1 
、R2 、R3 及びXは前述の意味を有する]で表わ
され得ることを理解する。
【0047】R1 、R2 及びR3 が反応性官能基
ではない式(VII)の末端キャップポリカーボネート
樹脂は、成形組成物の化学的に不活性な成分として有用
な非活性化(非官能化)ポリカーボネートである。通常
は存在するヒドロキシル又はカルボキシル末端基を含ま
ないことにより、前記ポリカーボネートは以下に記載す
る熱可塑性成形試剤を配合するのに通常使用する広範な
添加剤と相容性である。
【0048】R1 、R2 及びR3 のうち1つが前
述した様なエステル交換反応を受けうる式(VII)の
末端キャップポリカーボネート樹脂は、鎖延長ポリカー
ボネート、即ち式(VIII): [式中R2 及びR3 は前述の意味を有し、そしてポ
リカーボネートセグメント上の末端原子価はヒドロキシ
ル基もしくは前記式(I)の1価の成分により満たされ
るか、又は前記成分(I)を介して更に延長された1個
もしくはそれ以上の追加のポリカーボネートセグメント
と結合する] の延長されたポリカーボネートの製造における有用な中
間体である。延長樹脂(VIII)は、高分子量線状ポ
リカーボネートを必要とする物品の熱可塑性成形用とし
て有用な比較的高い重量平均分子量及び固有粘度の線状
ポリカーボネートである。
【0049】R1 、R2 及びR3 のうち少なくと
も2つ又は3つが前述のエステル交換反応を受けうる式
(VII)の末端キャップポリカーボネートは、高度に
枝分れしたポリカーボネートの製造における有用な中間
体である。これらの枝分れポリカーボネートは、式(I
X):又は式(X): [式中R2 及びXは前述の意味を有し、そして各ポリ
カーボネートセグメント上の末端原子価はヒドロキシル
基もしくは前記式(I)の1価の成分により満たされる
か、又は前記成分(I)を介して更に枝分れされた1個
もしくはそれ以上の追加のポリカーボネートセグメント
と結合する] で表わすことができる。枝分れポリカーボネート(IX
)及び(X)は、自動車部品等の比較的薄い物品の吹込
み成形に有用である。
【0050】当業者は、前記ヒドロキシル末端停止ポリ
カーボネートとシランエステル(II)との間の所定の
エステル交換反応の間に、生成物樹脂は、許容された反
応物質の割合、温度及び反応時間に応じて、恐らくは未
反応のポリカーボネート及びシランエステル(II)を
伴なう前記式(VII)、(VIII)、(IX)及び
(X)の樹脂鎖の混合物となることを理解されよう。所
望する場合、この生成物の混合物は分子量の差異に基づ
く従来からの方法により分離することができる。しかし
、重量平均分子量及び固有粘度に基づいて、この粗混合
物自体は多くの用途に有用である。
【0051】好適な本発明のポリカーボネート樹脂は、
約2,000乃至約200,000、好ましくは約30
,000乃至約150,000の重量平均分子量(Mw
)、及び塩化メチレン中、25℃で測定して少なくとも
約0.3dl/g、好ましくは約0.45乃至約1.4
0dl/gの固有粘度を有することができる。分子量は
、ゲル透過クロマトグラフィーによるなど、従来からの
方法により測定することができる。
【0052】式(VII)のポリマーを含む本発明の熱
可塑性成形樹脂組成物は、そのほかに、例えば酸化防止
剤;帯電防止剤;ガラス、タルク、雲母及びクレー等の
不活性充填材;ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール等
の紫外線吸収剤;米国特許第3,489,716号、同
4,138,379号及び同3,839,247号各明
細書に開示されているエポキシド等の加水分解安定剤;
衝撃変性剤;離型剤;有機亜リン酸エステル等の色安定
剤;及び様々なスルホン酸のアルカリ金属及びアルカリ
土類金属塩を包含する難燃剤;などの一般に知られ且つ
使用されている様々な添加剤との混合物として構成する
こともできる。前記後者の難燃剤は、米国特許第3,9
33,734号、同3,931,100号、同3,97
8,024号、同3,948,851号、同3,926
,980号、同3,919,167号、同3,909,
490号、同3,953,396号、同3,953,3
00号、同3,917,559号、同3,951,91
0号及び同3,940,366号各明細書に開示されて
いる。
【0053】本発明の成形組成物の製造は、例えば混練
機[例えばバンバリーミキサー、ワーナー・フライダラ
ー(Werner  Pfleiderer)ブレンダ
ーもしくは押出機又はロールミル)内でのブレンドなど
、熱可塑性樹脂のブレンドに関して知られたブレンド手
段の何れかにより成分をブレンドして達成することがで
きる。添加順序は臨界条件ではないが、しかし成分を互
いに十分にブレンドすることが必要である。
【0054】本発明の配合した成形組成物を公知の方法
により押出し、そして所望する場合粒剤、ペレット等に
切断することができる。配合した成形組成物のその後の
加工は、当業界で周知の従来からの成形又は押出方法に
より行なうことができる。
【0055】以下の実施例及び製造例により、本発明の
実施及び利用の方法及び過程を説明し、そして本発明者
が意図する本発明実施のベストモードを示すが、しかし
本発明を減縮するものと解釈してはならない。報告にあ
たっては、下記試験を行なった。 固有粘度:   固有粘度を、25℃の温度、塩化メチレン中で測定
し、そしてデシリットル/グラム(dl/g)で報告し
た。 実施例1   ビスフェノールAとホスゲンとの反応により製造さ
れ、19モル%のフェノールと81モル%のビスフェノ
ールAとで末端キャップされた所定量のヒドロキシル末
端停止ポリカーボネート樹脂(0.50の固有粘度を有
する)を、110℃で4時間乾燥させ、そしてHBIシ
ステム90ハーケ・バクラー(HaakeBuchle
r)押出機内に入れ、1分後に各運転を開始した[ロー
ター速度は150回転/分]。5種類の試験を行なった
。4回の試験において、ポリカーボネート装入の10分
後に様々な割合のテトラフェノキシシラン(TPS)を
加えた。TPSの割合、得られたトルク条件及び押出機
温度を下記表に示した。
【0056】                          
         表               
 11分(TP      TPS    S添加直前
)  生じた      最大トルク  トルク増  
  押出機試料  添加量    でのトルク    
最大トルク  の時間      加率       
 温度番号  (g)    (Mg)       
 (Mg)    (分)    (%)      
(℃)1    0.0        518   
   518      11          0
      280    (対照例)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式: [式中R1 、R2 及びR3 は夫々炭化水素基、ハ
    ロゲン置換炭化水素基及び炭化水素オキシ基から成る群
    から選ばれ、そしてXは2価の有機基を表わす]の1価
    の成分により末端キャップされた芳香族ポリカーボネー
    ト樹脂から成る樹脂。
  2. 【請求項2】  ヒドロキシル基含有ポリカーボネート
    末端キャップ成分の残基が式: の化合物とのエステル交換反応により得られる、式:の
    1価の成分により末端キャップされた芳香族ポリカーボ
    ネート樹脂から成る樹脂[式中R1 、R2 及びR3
     は夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭化
    水素オキシ基から成る群から選ばれ、Xは2価の有機基
    を表わし、そしてRは炭化水素基を表わす]。
  3. 【請求項3】  R1 、R2 及びR3 のうち1つ
    が炭化水素オキシ基である請求項2記載の樹脂。
  4. 【請求項4】  R1 、R2 及びR3 のうち2つ
    が炭化水素オキシ基である請求項2記載の樹脂。
  5. 【請求項5】  R1 、R2 及びR3 の各々が炭
    化水素オキシ基である請求項2記載の樹脂。
  6. 【請求項6】  化合物がテトラフェノキシシランであ
    る請求項2記載の樹脂。
  7. 【請求項7】  式: を有する請求項2記載の樹脂[式中R1 、R2 及び
    R3 は夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び
    炭化水素オキシ基から成る群から選ばれ、そしてXは2
    価の有機基を表わす]。
  8. 【請求項8】  一般式: の鎖延長されたポリカーボネート[式中R2 及びR3
     は夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭化
    水素オキシ基から成る群から選ばれ、Xは2価の有機基
    を表わし、そして満たされていないポリカーボネートの
    原子価はヒドロキシル基、式(I): (式中R2 、R3 及びXは前述の意味を有し、そし
    てR1 は炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭
    化水素オキシ基から成る群から選ばれる)の1価の成分
    、又は前記式(I)の成分を介して更に延長された追加
    のポリカーボネートセグメントにより満たされる]。
  9. 【請求項9】  芳香族二価フェノールのモル量を基準
    として約0.01乃至約1.0モル%の式:[式中R1
     、R2 及びR3 は夫々炭化水素基、ハロゲン置換
    炭化水素基及び炭化水素オキシ基から成る群から選ばれ
    、そしてRは炭化水素基を表わす]の分枝化剤の存在下
    で、芳香族二価フェノールを炭酸ジアリールとのエステ
    ル交換反応により重合させることから成る枝分れポリカ
    ーボネートの製造方法。
  10. 【請求項10】  二価フェノールが式:【化1】 の二価フェノールから選ばれる請求項9記載の方法[式
    中Aは1乃至約15個の炭素原子を含む2価の炭化水素
    基、1乃至約15個の炭素原子を含むハロゲン炭化水素
    基、オキシアルキル基又はオキシアリール基から成る群
    から選ばれ、mは0又は1であり、そしてyは0乃至4
    の整数である]。
  11. 【請求項11】  炭酸ジアリールが炭酸ジフェニルで
    ある請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】  請求項9記載の方法の枝分れ樹脂生
    成物。
  13. 【請求項13】  一般式: 及び一般式: から選ばれる一般式の枝分れポリカーボネート[式中R
    2 は炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭化水
    素オキシ基から成る群から選ばれ、Xは2価の有機基を
    表わし、そして満たされていないポリカーボネートの原
    子価はヒドロキシル基、式(I): (式中R2 及びXは前述の意味を有し、そしてR1 
    及びR3 は夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基
    及び炭化水素オキシ基から成る群から選ばれる)の1価
    の成分、又は前記式(I)の成分を介して更に枝分れさ
    れた追加のポリカーボネートセグメントにより満たされ
    る]。
  14. 【請求項14】  ヒドロキシル末端停止ポリカーボネ
    ートと式(II): のシランエステルとのエステル交換反応生成物から成る
    熱可塑性樹脂組成物[式中R1 、R2 及びR3 は
    夫々炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基及び炭化水素
    オキシ基から成る群から選ばれ、そしてRは炭化水素基
    を表わす]。
  15. 【請求項15】  Rがフェニル基であり、そしてR1
     、R2 及びR3 が夫々フェノキシ基である請求項
    14記載の組成物。
JP27612391A 1990-10-05 1991-09-30 ポリカーボネート Pending JPH04264129A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59746390A 1990-10-05 1990-10-05
US597,463 1990-10-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04264129A true JPH04264129A (ja) 1992-09-18

Family

ID=24391616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27612391A Pending JPH04264129A (ja) 1990-10-05 1991-09-30 ポリカーボネート

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0479107A3 (ja)
JP (1) JPH04264129A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544002A (ja) * 2005-06-13 2008-12-04 チバ ホールディング インコーポレーテッド 表面改質剤としてのシリコン含有基を末端に有するオリゴ−及びポリ−カーボネート

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69311667T2 (de) * 1992-10-23 1997-11-20 Mitsubishi Chem Corp Herstellungsverfahren für aromatische Polycarbonate
DE102007015948A1 (de) 2007-04-03 2008-10-09 Bayer Materialscience Ag Modifizierte Polycarbonate, Polyestercarbonate und Polyester mit verbessertem Dehnverhalten und Flammwidrigkeit

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3026298A (en) * 1960-05-31 1962-03-20 Dow Chemical Co Silane terminated polycarbonates
DE2343275A1 (de) * 1973-08-28 1975-03-06 Bayer Ag Silicon-polycarbonat-kombination

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544002A (ja) * 2005-06-13 2008-12-04 チバ ホールディング インコーポレーテッド 表面改質剤としてのシリコン含有基を末端に有するオリゴ−及びポリ−カーボネート

Also Published As

Publication number Publication date
EP0479107A2 (en) 1992-04-08
EP0479107A3 (en) 1992-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4487896A (en) Copolyester-carbonate compositions exhibiting improved processability
JP3122721B2 (ja) ポリカーボネート組成物およびその製造方法
JPS63213554A (ja) 改良された色特性を示すポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂のブレンド
US4767810A (en) Blends of copolyester-carbonate and polyester resins exhibiting improved color properties
JPS6330337B2 (ja)
EP0114290B1 (en) Copolyester-carbonate blends
EP0068014B1 (en) Benzoate ester terminated polyester-carbonate
EP0916685B1 (en) Branching agents for reactive extrusion
US5807912A (en) Ortho esters as BPA scavenger in polycarbonate product
JPH0354708B2 (ja)
JPH02242851A (ja) 低光沢芳香族カーボネートポリマーブレンド
US5494997A (en) Preparation of by the bischloroformate process of soft segment polycarbonate
US6087468A (en) Method of branching and cross-linking a polycarbonate resin
JPS59133223A (ja) 枝分れコポリエステル−カ−ボネ−ト樹脂組成物とその製法
JPS6330341B2 (ja)
JPH02212517A (ja) 樹脂の架橋方法
JPH04264129A (ja) ポリカーボネート
JPH0772226B2 (ja) 熱可塑性ポリエステル―カーボネート樹脂
EP0083743A1 (en) Segment-ester polycarbonates derived from a cyclic bisphenol and iso- or terephthalic acid
JPS6187724A (ja) 新規な末端封止カ−ボネ−ト重合体
JPH02219819A (ja) 樹脂の架橋方法
JPH01152111A (ja) 新規グラフト共重合体、その製造方法及びその利用法
JPH0137418B2 (ja)
JPS6242945B2 (ja)
JP2000026716A (ja) ポリカ―ボネ―ト樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950613