JPH01152111A - 新規グラフト共重合体、その製造方法及びその利用法 - Google Patents

新規グラフト共重合体、その製造方法及びその利用法

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JPH01152111A
JPH01152111A JP63257387A JP25738788A JPH01152111A JP H01152111 A JPH01152111 A JP H01152111A JP 63257387 A JP63257387 A JP 63257387A JP 25738788 A JP25738788 A JP 25738788A JP H01152111 A JPH01152111 A JP H01152111A
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Douyarudein Rarufu
ラルフ・ドウヤルデイン
Rolf-Volker Meyer
ロルフ−フオルカー・マイヤー
Klaus Suemmermann
クラウス・ズユマーマン
Volker Serini
フオルカー・ゼリニ
Udo Oels
ウド・エルス
Ulrich Grigo
ウルリツヒ・グリゴ
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規グラフト共重合体、その製造方法、芳香族
ポリエステル及びポリエステルカーボネート用の流動化
剤(fLuidizing  agent)として、及
びビニル重合体及び芳香族ポリエステルの配合物に対す
る相溶性付与剤としての利用に関し、且つ新規グラフト
共重合体と芳香族ポリエステル又はポリエステルカーボ
ネートの混合物にも関する。
新規グラフト共重合体は統計的に下記式(I)に対応す
る化合物である: 但し R,R,、R,・・・RXは同−又は異なっていてもよ
く、水素、CIないしC,アルキル、C8ないしC,シ
クロアルキル、C1ないしC1□アリール、C7ないし
Cll1アルキルアリール又はC2ないしCI3アリー
ルアルキルを表し、Aはハロゲン、C1ないしCIOア
ルキル、C6ないしCI!II−ル又はC1ないしC,
アルキルオキシを示し、 B、、B、・・・Bxは同−又は異なっており、CN、
GO,R,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar、は下記式(II)に対応し: 上式でAは上記と同じ意味を有し、及びXはo、s、s
o!、Co1C,−C,シクロアルキリデン又は化学的
単結合又はzl及び2.がRの意味を有する Z 、−C−Z 、を表し、及びt−Q又はlである、
Ar2は式■a又はmbの単官能性基を表し:但し AlX及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0.1
.2.3又は4、好適には0又はlを表し、 Qは5ないし200の数を表し、 Q、 + Q、+・・・QX±Qであり、m及びnの両
者は0又はlを表し、 aはlの値又は0.5ないしlの値、好適には0゜55
ないし0.95の値を有することができ、qは5ないし
100の数、好適には25ないし50の数を表し、 rはl又は2、好適にはlを表し、及びSは1ないし1
000の数を表し、そしてS及びQの積は5ないし20
0,000、好適には50ないし4,000の数である
式■のアルキル基としては: メチル、エチル、プロピル及びブチルが挙げられ、好適
にはメチルであり; 式Iのシクロアルキル基はシクロペンチル又はシクロヘ
キシル、好適にはシクロヘキシルであり;アリール残基
はフェニル、ビフェニル又はナフチル、好適にはフェニ
ルでアリ; アルキルアリール残基はトリル又はキシレニル、好適に
はトリルであり; アリールアルキル残基はベンジル又はフェニルエチル、
好適にはベンジルであり; 及びアルキルオキシ基はメトキシ又はエトキシ、好適に
はメトキシである。
ハロゲン原子は弗素、塩素又は臭素、好適には塩素であ
る。
R,R,、R,・・・Rxで示される特に好適な基は水
素及びメチルであり、及びAで示される特に好適な基は
塩素、メチル及びエチルである。
本発明は又式(1)の新規グラフト共重合体:但し R,R,、R,・・・Rxは同−又は異なっていてもよ
く、水素、C1ないしC,アルキル、C1ないしC,シ
クロアルキル、C,ないしCI!アリール、C7ないし
CISアルキルアリール又はC1ないしCI3アリール
アルキルを表し、Aはハロゲン、CIないしC1゜アル
キル、C1ないしC1,アリール又はC8ないしC,ア
ルキルオキシを示し、 Bo、B2・・・BXは同−又は異なっており、CN、
Co、R,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar+は下記式(II)に対応し: 上式で Aは上記と同じ意味を有し、及びXはo、s、
so、、Co、C3−C@シクロアルキリデン又は化学
的単結合又は2、及びZ2がRの意味を有する Z、−C−Z、を表し、及びt−0又ハ1である、 Ar、は式I[Ia又はmbに対応する単官能性基を表
し:但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0.l
、2.3又は4、好適には0又は1を表し、 aは5ないし200の数を表し、 Q、+Q2+ −−−Qx−Qであり、m及びnの両者
は0又はlを表し、 aはlの値又は0.5ないしlの値、好適には0゜55
ないし0.95の値を有することができ、qは5ないし
100の数、好適には25ないし50の数を表し、 rはl又は2、好適にはlを表し、及びSは1ないし1
000の数を表し、モしてS及びQの積は5ないし20
0,000、好適には50ないし4.000の数である を製造する方法、即ち側鎖に式■: 但し Dは水素又はクロロ炭酸エステル基、炭酸モノフェニル
エステル基又はトリメチルシリル基を表し、及び R,R,、R,−−−Rx、A、B及びk 、 Q、。
Q、・・・12x、m%n、r及びSは上記と同じ意味
を有する、 に対応する官能基を有する共重合体を、随時核に置換基
を有する二価のフェノール、芳香族ジカルボン酸クロリ
ド及びカーボネートエステル形成化合物と、酸受容体を
用いる相界面重縮合(phaseintereface
)法により、随時−価フエノールの存在下に及び随時触
媒を添加して、0ないし50℃で反応させることを特徴
とする方法に関する。
式(IV)に対応する共重合体は、エチレン系不飽和置
換基を含む式(V)に対応する一価又は二価のフェノー
ル、 又例えばo−lm−又はp−イソプロペニルフェノール
、p−イソプロペニル−〇−クレゾール、2゜6−ジク
ロロ−p−インプロペニルフェノール、m−及(/p−
t’ニルフェノール、p−ビニル−〇−クレゾール、p
−アリルフェノール、m−アリルオキシフェノール、3
.4−ジヒドロキシアリルベンゼン又はそれらのクロロ
炭酸−又は炭酸モノフェニルエステル又は対応するトリ
メチルシラン誘導体を、式(V1)の共重合可能なビニ
ル誘導体B(l、2・・・・・X) と、l:(121+a2+・・・az)ノモル比で、既
知の方法により、例えばイオン共重合法(例えばドイツ
国特許明細書第1.153.527号参照)により又は
好適にはマスキングされた(masked)フェノール
、特にトリメチルシラン誘導体を用いる遊離基共重合法
(例えばドイツ国特許公開公報EP−OS第1.795
.840号参照)によって共重合させることにより得る
ことができる。後者は酸受容体の存在において対応する
フェノールと例えばヘキサメチルジシラザンとの反応、
又はトリメチ ゝルクロロシランとの反応により容易に
得られる。
下記に共重合体の製造のために不飽和フェノールと反応
し得る化合物の例を挙げれば:メチルメタクリレート、
ブチルアクリレート、アクリロニトリル、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−エチルスチレ
ン、2.4−ジメチルスチレン、0−クロロスチレン及
び2.5−ジクロロスチレンがある。下記のもの即ち、
スチレン、a−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−
エチルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、0−クロ
ロスチレン及び2.5−ジクロロスチレン及びそれらの
混合物が好適である。
共重合体の平均分子量は0.5ないし2.000に91
モルの範囲にわたることができるが、好適には5ないし
400kg1モルの範囲である(ゲル透過クロマトグラ
フィー法による測定される)。
式■の共重合体とグラフト反応させるために使用できる
、随時核に置換基を有する二価のフェノールとして、例
えば下記のものが挙げられる:□ ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ス
ルフィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)−エーテル、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス−(ヒド
ロキシフェニル)−スルホキシド、ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−スルホン、a、a’−ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−ジイソプロピルベンゼン及び核をアルキル
化又はハロゲン化されたそれらの誘導体。上記及び他の
適当なフェノールは例えば、米国特許第3,028,3
65号;2.999.835号;3.148.172号
:3,275.601号;2.991.273号;3,
271゜367号;3.062.781号及び2.99
9.846号に;ドイツ国特許公開公報第1.570.
703号;2.063.050号;2.063.052
号;2.211,956号及び2.211.957号;
フランス国特許明細書第1.561.518号及びI 
nterscience  P ublishers社
、ニューヨーク、1964年発行のH,シュネル(Sc
hnel1)の論文、“ポリカーボネートの化学と物理
(Chemistryand  P hysics  
of  P olycarbonates)Hに記載さ
れている。
好適なジフェノールは例えば: 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、 2.4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ルブタン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン、 σ、a′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼン、 2.2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、 2.2−ビス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、 ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−メタン、 ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−スルホン、 2.4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−メチルブタン、 1.1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−シクロヘキサン、 α4’−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2.2−ビス
−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン及び 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンでアル。
特に好適なジフェノールは例えば: 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、 2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサンであり、これらの中で2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパンが特に好適である。
Ar、末端基を誘導することができる、−価の随時液を
置換された芳香族フェノールとして二フ土ノール、クレ
ゾール、七ノー及びジクロロフェノール、p−tert
−ブチルフェノール及びClCl!の長鎖フェノールが
適当である。
下記のものは本発明により使用されるカーボネート形成
化合物の例である:臭化カルボニル、塩化カルボニル(
ホスゲン)及びそれらの混合物のよつttハロゲン化カ
ルボニル。それ以外に2.2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−プロパン、2゜2−ビス−(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロフェニル)−フロパン又はハイド
ロキノンのビス−クロロホルメートのような二価のフェ
ノールのビス−ハロゲンホルメートも又使用可能である
。好適なカーボネート−形成化合物はホスゲンである。
本発明により使用できる芳香族ジカルボン酸ハロゲン化
物として下記のものを挙げることができる:テレフタル
酸ジクロリド、イソフタル酸ジクロリド及びフタル酸ジ
クロリド、対応するプロミド並びにそれらの混合物。テ
レフタル酸−及びイソフタル酸ジクロリド並びにそれら
の混合物が好適である。
芳香族ポリエステル又はポリエステルカーボネート側鎖
は、I nterscienca  P ublish
ers社、1964年発行のポリマー・レビューズ(P
 olymerR6yiews)、第■巻、33頁以降
の“ポリカーボネートの化学と物理”にH,シュネル(
S chnel 1)により記載されているような相界
面重縮合法により、相移動(phase  trans
fer)触媒として第三アミン及び/又は第四アンモニ
ウム化合物の存在下に、0ないし50℃、好適には10
ないし25°Cで、既知の方法で製造される。塩化メチ
レン又はクロロベンゼンのような補助溶剤を追加した塩
化メチレンが有機相として使用され、水酸化ナトリウム
のようなアルカリ金属水酸化物溶液が水相として使用さ
れる。
共重合体が遊離のヒドロキシル基を有するか、又はクロ
ロ炭酸エステル又はトリメチルシリルオキシ基を含んで
いれば、芳香族ポリエステル又はポリエステルカーボネ
ート鎖のグラフトは既知のH,シュネルの相界面重縮合
法(引用文献は上記参照)により、第三アミン又はアル
カリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物のような酸受容
体を用いて、好適には触媒、特に第三アミン及び/又は
第四アンモニウム化合物を添加して、0ないし50°C
1好適には10ないし25℃の温度で好適に行なわれる
共重合体(■)1モル当たりに使用される随時核に置換
基を持つ二価のフェノール、芳香族ジカルボン酸ハロゲ
ン化物及び炭酸形成化合物の量は、長短いずれのポリエ
ステル−又はポリエステルカーボネート−側鎖が必要で
あるかによって、広範囲に変えることができるが、ポリ
エステルカーボネート側鎖中の芳香族ポリエステル成分
は少なくとも50モル%の量であることが保証されなけ
ればならない。
しかし共重合体の各フェノール基に対し少なくとも一つ
のポリエステル−又はポリエステルカーボネート鎖がグ
ラフトされるように、共重合体の各フェノール性ヒドロ
キシル基に対して、少なくともqモルの二価フェノール
、908モルのジカルボン酸ハロゲン化物及びq・(1
−a)モルのカーボネート形成化合物が有効に利用でき
るように存在しなければならない。好適な量は一般式(
I]、;付与されたqの数値を用いることによって得ら
れる。
ポリエステル又はポリエステルカーボネート側鎖の平均
分子量は、2ないし40モル%(へ5ないし100のq
)、好適には4ないし8モル%(へ25ないし50のq
)の連鎖停止剤(使用された二価フェノールの量に対し
て)を添加することによって既知の方法で制御すること
ができる。
連鎖停止剤の効果的な量は、Ar、末端基を誘導する一
価フエノールの添加量に、グラフト反応に使用された共
重合体の量に含まれた式■の一価又は二価フェノールの
量を加えた合計から得られる。
ポリエステル又はポリエステルカーボネート側鎖の平均
分子量(Mn)は既知の方法で約1.5ないし35.8
72g1モル、好適には7.65ないし17.9729
1モルの値に調節することができる。
本発明の他の目的は式(1)に対応する新規グラフト共
重合体を芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボネ
ートの流動化剤として使用すること、及びポリスチレン
及び芳香族ポリエステルのようなビニル重合体の配合物
の相溶性付与剤として使用することである。
本発明は更に下記 A)ジフェノール及びイソ−及び/又はテにフタル酸並
びにホスゲンから得られた、75ないし99.5重量%
の芳香族ポリエステル又は芳香族ポリエステルカーボネ
ート、及び B)0.5ないし25重量%の式(1)の新規グラフト
共重合体 から成り、成分A)及びB)の量を合計すると100重
量%となる、易流動性の、熱可塑的に加工できる混合物
に関する。
好適には混合物は85ないし98重量%の成分・A)及
び2ないし15重量%の成分B)を含み、90ないし9
5重量%の成分A)及び5ないし10重量%の成分B)
から成ることが最も好ましい。
本発明による混合物中の成分A)はジフェノール及びイ
ソ−及び/又はテレフタル酸及びホスゲン又は他のカー
ボネート形成化合物を基剤とした通常の芳香族ポリエス
テル又は芳香族ポリエステルカーボネートから成ること
ができる。
ジフェノールは前に既述したものである。
成分A)の芳香族ポリエステル又は芳香族ポリエステル
カーボネートは、上記のジフェノールをホスゲン又は他
のカーボネート形成化合物の存在においてイソ−及び/
又はテレフタル酸と上記の相界面重縮合法により反応さ
せることによって製造されることが好ましい。成分A)
の芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボネート中
のイソ対テレフタル酸残基の比率は4.5:5.5ない
し5.5:4.5である。
成分A)の芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボ
ネートは一般に1.18ないし2.0、好適には1.2
ないし1.5の相対粘度(塩化メチレン100mff中
における温度25°0の物質濃度0゜5gの溶液中での
測定値)を有している。
成分A)の芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボ
ネートに使用される連鎖停止剤は、好適にはフェノール
、C1ないしC+Zのアルキル基を含むアルキルフェノ
ール、ハロゲン化フェノール、ヒドロキシジフェニル、
ナフトール、かようなフェノール性化合物のクロロ炭酸
エステル及び随時CIないしC2□アルキル基及びハロ
ゲンにより置換された芳香族モノカルボン酸の塩化物で
ある。
これらの連鎖停止剤は0.1ないし10モル%、好適に
は3ないし5モル%(フェノールの場合はジフェノール
に対し、及び酸クロリドの場合は酸ジクロリドに対して
)の量で使用される。
成分A)の芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボ
ネートに使用される分枝剤(branch ingag
ent)は、工程中に使用されたジクロリドカルボン酸
ジクロリド又はジフェノールに対し、約0゜Olないし
1モル%、好適には0.1ないし0.5モル%の量で使
用される3官能性又は高次官能性のカルボン酸ジロリド
、又は3価又はより価数の高いフェノールであってよい
成分A)の芳香族ポリエステルカーボネートはエステル
及びカーボネート基の合計量に対し最高10モル%、好
適には最高45モル%のカーボネートを含むことができ
る。
芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボネート中へ
のB成分の均質な配合は、例えば新たに粗砕(gran
ujation) L/ながら、成分B)及び芳香族ポ
リエステル及びポリエステルカーボネートの溶液配合を
行うことによって実施することができる。
成分A)の芳香族ポリエステル及びポリエステルカーボ
ネートの製造の際に、好適には反応混合物を精製する前
に、成分B)の溶液を添加すると重合体が極めて容易に
単離できるので、そうすることが特に有利である。
本発明による混合物は安定剤、離型剤、可塑剤及びガラ
ス繊維、ガラスピーズ、アスベスト及び炭素繊維、珪藻
土、カオリン、粉砕岩石及び顔料のような充填剤を含む
ことができる。
本発明の生成物は、例えば電灯のホルダー、光源スイッ
チ、電気用プラグ又は電気装置のハウジングとしての用
途に向けて、成形物品を製造するために射出成形機中で
、又は半製品を製造するため押出し機中で通常の方法で
加工することができる。
式(I)に対応する本発明によるグラフト共重合体は、
その溶融物の改善された流動性が既知の直鎖状ポリエス
テル及びポリエステルカーボネートに比較して顕著に優
れており、及び特に芳香族ポリエステル及びポリエステ
ルカーボネートに対する流動化剤として、並びにビニル
重合体と芳香族ポリエステルの配合物における相溶性付
与剤として使用することができる。それによって芳香族
ポリエステル及びポリエステルカーボネートの加工的性
質は大いに改善され、しかも芳香族ポリエステル及びポ
リエステルカーボネートの熱による寸法安定性及び靭性
は事実上回等損なわれることがない。
他の驚くべき発見は、芳香族ポリエステル及びポリエス
テルカーボネート側鎖の合成に使用される芳香族ジカル
ボン酸ハロゲン化物が極めて反応性であること(例えば
ホスゲン又は芳香族ビス−クロロ炭酸エステルに比較し
て、1972年1nterscience  P ub
lisher社発行、S、パタイ[Patai1編、デ
ニス[D ennisl  N 、キヴイル(K 1v
illl著、“酸ハロゲン化物の化学[T he  C
hemistryof  Acylhalides]”
″12章参照のこと)から、グラフト重合体生成物の代
わりに架橋生成物が得られることが予想されるという事
実を考慮すると、ポリエステル及びポリエステルカーボ
ネート側鎖をグラフトされたビニル重合体を基剤としだ
熱可塑的に加工し得るグラフト共重合体、特に高分子量
のビニル重合体を基剤としたグラフト共重合体を製造す
ることが可能となったことである。
実施例 ここで示される相対溶液粘度は塩化メチレン100mQ
当たり重合体0.5gの濃度で測定された。重量平均分
子量(Mw)はゲル透過クロマトグラフイー(GPC)
により測定された。
A グラフト共重合体の製造 a)ビニル重合体主鎖の合成: R1−ポリスチレン主鎖(共重合体)であり、3009
のクロロベンゼンに入れた1909のスチレン及び10
9のトリメチル−(4−イソプロペニル−7エノキシ)
−シランを16.59のアゾジイソブチロニトリルの存
在下に窒素気流中で80℃で共重合させることにより製
造された。相対溶液粘度は1lJ291モルの重量平均
分子量CQ−37,6、S−1,4,5−Q−51,6
)に対応するyrel−1−046であった。
RI[−ポリスチレン主鎖であり、、2000 gのス
チレン及び51.29のトリメチル−(4−イソプロペ
ニル−フェノキシ)−シランを2gのアゾジイソブチロ
ニトリルの存在下に窒素気流中で80℃で24時間以内
に共重合させることにより製造された。相対溶液粘度は
320 kg1モルのMw(s= 15 、5、ff−
77,4、s−<2−1199゜7)に対応するyre
l= 1.604であった。
Rm−ポリスチレン主鎖であり、195gのスチレン及
び59のトリメチル−(4−イソプロペニル−フェノキ
シ)−シランを0.2gのアゾジイソブチロニトリルの
存在下に窒素気流中で80℃で24時間以内に共重合さ
せることにより製造された。相対溶液粘度は430 k
g1モルのMyCQ−77,3,5−19,2,5−Q
= 1489.16)に対応するv)rel−1,77
9であった。
RIV−ポリスチレン主鎖であり、1000gのスチレ
ン及び25.69のトリメチル−(4−インプロペニル
−フェノキシ)−シランをl gのアゾジイソブチロニ
トリルの存在下に窒素気流中で80℃で共重合させるこ
とにより製造された。相対溶液粘度は480kg1モル
のMy(α−77,4,5−25,2,5−ff−19
50,48)に対応するりtel= 1.857であっ
た。
RV−ポリメチルメタクリレート主鎖であり、2000
gのクロロベンゼンに溶かした20009のメチルメタ
クリレート及び209のトリメチル−(4−イソプロペ
ニル−フェノキシ)−シランを80gのアゾジイソブチ
ロニトリルの存在下に窒素気流中で80℃で8時間以内
に共重合させることにより製造された。相対溶液粘度は
62゜5 kg/ モルノMy(ff= 206、s−
1,6,5−a−329,6)に対応するyrel−1
,202であった。
RVI−ポリスチレン−アクリロニトリル共重合体主鎖
であり、200gのクロロベンゼンに溶かした1609
のスチレン、35gのアクリロニトリル及び5gのトリ
メチル−(4−イソプロペニル−フェノキシ)−シラン
を4.59のアゾジイソブチロニトリルの存在下に窒素
気流中で80℃で8時間以内に三元共重合させることに
よ゛り製造された。相対溶液粘は75.4 kg1モル
のMy(12−90,6、s= 4.8、S−α−43
4,88)l:対応するyrel−1,199であった
b)ビニル重合体主鎖のグラフト化ニ ゲラフト共重合体PI: 22.89 (0,1モル)の、以後ビス−フェノール
Aと称する、2.2−(4−ヒドロキシ7二二ル)−プ
ロパンを、窒素雰囲気下で10 g(0,25モル)の
水酸化ナトリウム及び520II112の水の混合物に
溶かした。644mgのテトラブチルアンモニウムプロ
ミド<−2モル%、ビス−フェノールAに対して)、2
09のスチレン主鎖RI(ビスフェノールAを基剤とす
る連鎖停止剤のへ4.85モル%)及び450mGの塩
化メチレン、51.789(−0,102モル)のイソ
−及びテレフタル酸ジクロリド(1:1)の40%クロ
ロベンゼン溶液及び50mQの塩化メチレン中の450
119のtert、−ブチルフェノール(合3モル%、
ビスフェノールAに対し)を室温で激しく撹拌しながら
15分以内に同時に滴加した。撹拌を1時間継続し、次
いで反応生成物を処理するために水相を分離しt;。電
解質を分離するために有機相を水で洗い、次いで蒸発に
よって濃縮した(a= l 。
q=25.45)。
得られた生成物はyrel= 1.189の相対粘度を
有することが見出だされt;。
グラフト共重合体P■: 2.22372g(9,75モル)のビス−フェノール
Aを、窒素雰囲気下で2.3 kg (2,6モル)の
45%水酸化ナトリウム溶液及び40aの水の混合物に
溶かした。62.79 gのテトラブチルアンモニウム
ブロミト(△1モル%、ビス−フェノールAに対して)
、43.889のp−tert、−ブチルフェノール(
43モル%、ビス−フェノールAに対して)、lOQの
塩化メチレンに溶かした1、95&gのポリスチレン主
鎖RI[、更に20 kgの塩化メチレン及び20Qの
クロロベンゼンを添加した後、反応混合物を激しく撹拌
し、その間にクロロベンゼンに溶かした5−049&g
(10゜2モル)のイソ−及びテレフタル酸ジクロリド
(1:1)の40%溶液を15分以内に滴加した。次い
で撹拌を1時間継続し、水相を分離する。
電解質を分離するために有機相を水で洗い、次いで蒸発
によって濃縮した。
溶液の粘度はvrel−1,504(a= 1%q−3
6,8)であることが見出だされた。
グラフト共重合体P■: 実施例1と類似した方法により、但し209のスチレン
主鎖RIの代わりに209のRI[I(ビスフェノール
Aを基剤とする連鎖停止剤のへ4゜85モル%)を用い
て製造された。
得られた生成物の溶液粘度はyrel= 1.429(
a= l s q−36−8)であった。
グラフト共重合体P■: 22.89(0,1モル)のビスフェノールAを209
(0−5モル)の水酸化ナトリウム及び400冨aの水
の混合物中に窒素気流下で溶解した。
450119のp−tert、−ブチルフェノール(4
3モル%、ビス−フェノールAに対して)、20gのス
チレン主鎖RII[(ビスフェノールAを基剤とする連
鎖停止剤のへ2.42モル%)及び450mQの塩化メ
チレン、25.99(−0,053モル)のイソ−及び
テレフタル酸ジクロリド(l:t)の40%クロロベン
ゼン溶液を室温で激しく撹拌しながら15分以内に滴加
した。次いで89(0゜08モル)のホスゲンを導入し
、及び0.14mQのN−エチルピペリジンを添加した
。1時間撹拌を継続し、次いで水相を分離した。電解質
が無くなるまで水で洗い、次いで蒸発濃縮した。溶液粘
度はvrel −1−356、a=0.8、q−36,
8であることが見出だされた。
グラフト重合体Pv: これはグラフト共重合体PIと類似の方法により、但し
209のポリスチレン主鎖PIの代わりに209のポリ
メチルメタクリレート主鎖RV(ビスフェノールAを基
剤とする連鎖停止剤の40.96モル%)を用いて製造
された;a−1s q−50゜ 得られる生成物の溶液粘度はyrel= 1.213で
あった〇 グラフト重合体P■: これはグラフト共重合体PIと類似の方法により、但し
209のポリスチレン主鎖PIの代わりに209のポリ
スチレン−アクリロニトリル共重合体主鎖RV(ビスフ
ェノールAを基剤とする連鎖停止剤のへ2.42モル%
)を用いて製造され tこ 。
得られる生成物の溶液粘度は? re、l= 1.21
3、a=11q−35であった。
B、ポリエステル及びポリエステルカーボネートの製造 ポリエステル(A P E )(ヨーロッパ特許第0.
119.554号に類似) ビスフェノールA及び及び等モル量のイソ−及びテレフ
タル酸クロリドから芳香族ポリエステルの製造 9.12J29のビスフェノールAs249の水素化硼
素ナトリウム及び138 gのフェノール(ビスフェノ
ールAに対し3.67モル%)を7.52hgの45%
水酸化ナトリウム水溶液及び160aの水に窒素雰囲気
下で溶解した。148.89(1モル%)のトリフェニ
ルエチルホスホニウムプロミドを得られる溶液中に導入
し、次いで60kgのジクロロメタン及び48hgのク
ロロベンゼンを添加した。
水で冷却しつつこの二相混合物を激しく撹拌しながら、
12ないし13のpHで、且つ20ないし25°Cの反
応温度で、12I2のジクロロメタンに溶かした各41
41.2 gのイソ−及びテレフタル酸ジクロリドの溶
液を15分以内に導入しIこ 。
総ての溶液が添加された時に、混合物を15分間撹拌し
、そしてアルカリ相を分離する。有機相を最初薄い燐酸
で、次いで水を用いて洗浄水の伝導度が1ないし10−
’S/c+*となるまで洗い、次いで常圧下で大部分の
ジクロロメタンを留去した(塔底[sump]温度約1
00°C)。
残留するクロロベンゼン中の芳香族エステルの溶液がま
だ熱い内に真空二軸押出し機(スクリュー直径32mm
)中に導入し、そこで温度320℃及び約0.014b
arの圧力下でクロロベンゼンの残留含量を約50pp
mまで低下させた。芳香族ポリエステルをストランドと
して取り出し、粗砕した。それは溶液100mQ当たり
0.5gのポリエステルを含むジクロロメタン溶液につ
いて25℃で測定した処1.273の相対粘度7rel
を有していた。
ポリエステルカーボネート(PECXヨーロッパビスフ
ェノールA及びl:lのモル此のイソ−及びテレフタル
酸クロリドからランダムに分布した20モル%の炭酸エ
ステルを含むポリエステルカーボネートの製造、 2.736部gのビスフェノールA、  1.5  Q
の45%水酸化ナトリウム水溶液、8.49の水素化硼
素ナトリウム、120gのトリエチルベンジルアンモニ
ウムクロリド、36 Qの水、ll Qのジクロロメタ
ン及びll Qのクロロベンゼンを窒素雰囲気中で高速
撹拌機を備えた鋼製槽中に導入し、ビスフェノールAが
完全に溶解するまで混合物を撹拌した。
3aのジクロロメタンに溶かした各々1978gのイソ
−及びテレフタル酸ジクロリド及び46.39(4,1
モル%、ビスフェノールAに対して)のフェノールの溶
液を、水冷条件下で激しく撹拌された二相混合物中に1
5分以内に導入し、次いで混合物を1時間撹拌した。こ
の段階では反応混合物の温度は22℃を超えなかった。
混合物のpHは水酸化ナトリウムの添加により12ない
し13に保持された。
再度温度を約20°Cに、且つp)Iを12ないし13
に保ちながら、撹拌を継続しつつ320gのホスゲンを
導入した。ホスゲンの添加後、トリエチルアミンの4%
水溶液120mMを加えて、1時間撹拌を継続した。
水性アルカリ相を分離後、有機相をまず希燐酸で、次い
で水で塩分がなくなるまで洗浄し、常圧下で約50%の
ジクロロメタンを留去した。残留した溶液を1512の
クロロベンゼンで希釈し、蒸留によるジクロロメタンの
除去を塔底温度が約80℃となるまで継続した。次いで
320℃の真空押出し機中でポリエステルカーボネート
からクロロベンゼンを除き、ストランドとして取り出し
、そして粒状物とした。ポリエステルカーボネートは上
記のポリエステルのようにして測定した処、1.294
の相対粘度+7 telを有していた。
以下の実施例は易流動性混合物(1y10r2  ea
silyflowing  m1xture)の製造及
びそれらの試験方法を説明するために述べるものである
が、本発明を同等限定するものではない。
溶融粘度(W malt)はコントレーヴーレオマット
(Contraves −Rheomat)を用いて3
20℃で測定された。ガラス転位温度(Tg)は熱分析
測定及び試験装置メトラー(metler)T Cl 
OAを用いて測定された。
実施例 1 900部の塩化メチレンに溶解した90部のポリエステ
ルカーボネートを、100部の塩化メチレンに溶解した
グラフト共重合体PIと混合した。
次いで真空乾燥装置中で60゛Cで蒸発することにより
溶液を濃縮した。得られる混合物の溶融粘度(+7re
1)は1000 Paの剪断応力(r)下で1600P
a、sであることが見出だされた。ガラス転位温度(T
g)はl 81 ’Cである。
実施例 2ないし6 各々90部のポリエステルカーボネートを実施例1のよ
うに109のP■ないしPIVのグラフト重合体の一つ
に混合した。混合物の組成、溶融粘度及びガラス転位温
度は第1表に総括されている。
実施例 7ないし8 組成物は実施例1のように混合されたが、芳香族ポリエ
ステルは樹脂として使用された。結果は第2表に総括さ
れている。
実施例 9 330ないし350℃においてZSK32(スクリュー
式押出し機)中で配合することにより90部のポリエス
テルカーボネート及び10部のグラフト共重合体を混合
した。溶融粘度及びガラス転位温度の値は第1表に示さ
れている。
べ 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りであ5゜ 1、下記式: RlR,、R,・・・Rxは同−又は異なっていてもよ
く、水素、cIないしC,アルキル、C3ないしC6シ
クロアルキル、0%ないしCI!アリール、C2ないし
CXSアルキルアリール又はC7ないしCI3アリール
アルキルを表し、 Aはハロゲン、C4ないしCl11アルキル、C1ない
し012アリール又はC1ないしC,アルキルオキシを
示し、 B、、B、・・・BXは同−又は異なっており、CN、
CO,R,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar1は下記式に対応し: 上式で Aは上記と同じ意味を有し、及びXはOlS、
SO2、Co、Cs−C6シクロアルキリデン又は化学
的単結合、又はzl及び2.がRの意味を有する Z、−C−Z、を表し、及びt−Q又はlである、 Arzは下記式の一つに対応する単官能性基を表し:又
は 但し A%X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0.1
,2.3又は4、好適にはO又はlを表し、 aは5ないし200の数を表し、 a、+a、+ −−−(2X−aであり、m及びnは0
又はlを表し、 aはlの値、又は0.5ないしlの値を有し、qは5な
いし100の数の数を表し、 rはl又は2を表し、及び Sは5ないし1000の数を表し、モしてS及びaの積
は5ないし200.000の数である、 に対応する新規グラフト共重合体。
2、下記式: R%R,、R,・・・Rxは同−又は異なっていてもよ
く、水素、CIないしC,アルキル、C1ないしC,シ
クロアルキル、C6ないしCI!アリール、C1ないし
C1,アルキルアリール又はC7ないしCtSアリール
アルキルを表し、 Aはハロゲン、CIないしCIOアルキル、C1ないし
CI!アリール又はC1ないしC7アルキルオキシを示
し、 Br、Bt・・・BXは同−又は異なっており、CN、
Go2R,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar+は下記式(II)に対応し: 上式で Aは上記と同じ意味を有し、及びXはOs  
S s  S O2、CO% C3−C@ シクロアル
キリデン又は化学的単結合、又はzl及びz2がRの意
味を有する Z、−C−Z、を表し、及びt−0又はlである、 Arlは下記式の単官能性基を表し: 又は 但し A%X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0.1
,2.3又は4を表し、 aは5ないし200の数を表し、 Q、+6+・・・ax−aであり、 m及びnは0又はlを表し、 aはlの値又は0.5ないしlの値を有し、qは5ない
し100の数を表し、 rはl又は2を表し、及び Sは5ないし1000の数を表し、モしてS及びaの積
は5ないし200.000の数である、 に対応する新規グラフト共重合体を製造する方法であり
、即ち側鎖に下記式: Dは水素又はクロロ炭酸エステル基、炭酸モノフェニル
エステル基又はトリメチルシリル基を表し、及び Rs Rls Rs” ” ” Rxs As B及び
に、Q、、α、・・・Qx% m、n、r及びSは上記
と同じ意味を有する、 に対応する官能基を有する共重合体を、随時核に置換基
を有する二価のフェノール、芳香族ジカルボン酸ハロゲ
ン化物及びカーボネート形成化合物と、酸受容体を用い
る相界面重縮合法により、随時−価フエノールの存在下
に及び随時触媒を添加して、Oないし50℃で反応させ
ることを特徴とする製造方法。
3、下記式: 但し R,R□、R2・・・RXは同−又は異なっていてもよ
く、水素、CIないしC,アルキル、C1ないしC,シ
クロアルキル、C6ないしC12アリール、CTないし
CtSアルキルアリール又はC7ないしC13アリール
アルキルを表し、 Aはハロゲン、C1ないしC1,アルキル、C6ないし
C1jアリール又はC,ないしC7アルキルオキシを示
し、 B Is B z・俸・BXは同−又は異なっており、
CN、co*R,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar、は下記式に対応し: 上式で Aは上記と同じ意味を有し、及びXはo% s
、so、、C05C,−C6シクロアルキリデン又は化
学的単結合、又はZ、及びz2がRの意味を有する Zx  CZlを表し、及びt−0又はlである、 Ar、は下記式の一つに対応する単官能性基を表し:又
は 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0、l
、2.3又は4、好適には0又はlを表し、 aは5ないし200の数を表し、 Q、+Q、十−−−Q%−Qであり、 m及びnはO又はlを表し、 aはlの値又は0.5ないしlの値を有し、qは5ない
し100の数の数を表し、 rはl又は2を表し、及び Sは5ないし1000の数を表し、そしてS及びaの積
は5ないし200.000の数である、 に対応する新規グラフト共重合体を、芳香族ポリエステ
ル及びポリエステルカーボネートの流動化剤として、及
びビニル重合体及び芳香族ポリエステルの配合物におけ
る相溶性付与剤として使用すること。
4、A)ジフェノール及びイソ−及び/又はテレフタル
酸及びホスゲン又は他のカーボネート形成化合物から得
られた、75ないし99.5重量%の芳香族ポリエステ
ル及び芳香族ポリエステルカーボネート、及び B)0.5ないし25重量%の下記式:但し R,R,、R2・・・Rxは同−又は異なっていてもよ
く、水素、C1ないしC6アルキル、C1ないしC,シ
クロアルキル、c、ないしCI!アリール、C7ないし
C1sアルキルアリール又はC7ないしC1,アリール
アルキルを表し、 Aはハロゲン、C1ないしCI+1アルキル、c、ない
しCI!アリール又はCIないしC,アルキルオキシを
示し、 B、、B、・・・Bxは同−又は異なっており、CN、
cozR,OR又は下記式 (R及びAは上記と同じ意味を有する、)を表し、 Ar、は下記式に対応し: 上式で Aは上記と同じ意味を有し、及びXはo、s、
so2、CO,C,−c、シクロアルキリデン又は化学
的単結合、又はZl及びZ2がRの意味を有する Z、−C−Z、を表し、及びt−Q又は1 ′である、 Ar、は下記式の一つに対応する単官能性基を表し:又
は 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkはO,l
、2.3又は4、好適には0又は1を表し、 Qは5ないし200の数を表し、 Q、+a2+−−−<2X−aであり、m及びnは0又
はIを表し、 aはlの値又は0.5ないしlの値を有し、′ qは5
ないし100の数の数を表し、rはl又は2を表し、及
び Sは5ないし1000の数を表し、そしてS及びaの積
は5ないし200.000の数である、 に対応する新規グラフト共重合体から成り、成分A)及
びB)の量を合計すると100重量%である熱可塑性の
、易流動性混合物。
5.85ないし98重量%の成分A)と、2ないし15
重量%の成分B)から成る上記4に記載の混合物。
6.90ないし95重量%の成分A)と、5ないし10
重量%の成分B)から成る上記4及び5に記載の混合物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し R、R_1、R_2・・・R_xは同一又は異なってい
    てもよく、水素、C_1ないしC_6アルキル、C_3
    ないしC_6シクロアルキル、C_6ないしC_1_2
    アリール、C_7ないしC_1_5アルキルアリール又
    はC_7ないしC_1_3アリールアルキルを表し、 Aはハロゲン、C_1ないしC_1_0アルキル、C_
    6ないしC_1_2アリール又はC_1ないしC_7ア
    ルキルオキシを示し、 B_1、B_2・・・B_xは同一又は異なっており、
    CN、CO_2R、OR又は下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R及びAは上記と同じ意味を有する、) を表し、 Ar_1は下記式に対応し: ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式でAは上記と同じ意味を有し、及び XはO、S、SO_2、CO、C_3−C_6シクロア
    ルキリデン又は化学的単結合、又 はZ_1及びZ_2がRの意味を有する Z_2−C−Z_1を表し、及びt=0又は1である、 Ar_2は下記式の一つに対応する単官能性基を表し:
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0、1
    、2、3又は4、を表し、 lは5ないし200の数を表し、 l_1+l_2+・・・l_x=lであり、m及びnは
    0又は1を表し、 aは1の値又は0.5ないし1の値を有し、qは5ない
    し100の数を表し、 rは1又は2を表し、及び sは5ないし1000の数を表し、そしてs及びlの積
    は5ないし200,000の数で ある、 に対応する新規グラフト共重合体。 2)下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し R、R_1、R_2・・・R_xは同一又は異なってい
    てもよく、水素、C_1ないしC_6アルキル、C_3
    ないしC_6シクロアルキル、C_6ないしC_1_2
    アリール、C_7ないしC_1_5、アルキルアリール
    又はC_7ないしC_1_3アリールアルキルを表し、 Aはハロゲン、C_1ないしC_1_0アルキル、C_
    6ないしC_1_2アリール又はC_1ないしC_7ア
    ルキルオキシを示し、 B_1、B_2・・・B_xは同一又は異なっており、
    CN、CO_2R、OR又は下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R及びAは上記と同じ意味を有する、) を表し、 Ar_1は下記式に対応し: ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式でAは上記と同じ意味を有し、及び XはO、S、SO_2、CO、C_3−C_6シクロア
    ルキリデン又は化学的単結合、又 はZ_1及びZ_2がRの意味を有する Z_2−C−Z_1を表し、及びt=0又は1である、 Ar_2は下記式の1つに対応する単官能性基を表し:
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0、1
    、2、3又は4を表し、 lは5ないし200の数を表し、 l_1+l_2+・・・l_x=lであり、m及びnは
    0又は1を表し、 aは1の値又は0.5ないし1の値を有し、qは5ない
    し100の数を表し、 rは1又は2を表し、及び sは5ないし1000の数を表し、そしてS及びlの積
    は5ないし200,000の数で ある、 に対応する新規グラフト共重合体を製造する方法であつ
    て側鎖に下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し Dは水素又はクロロ炭酸エステル基、炭酸モノフニルエ
    ステル基又はトリメチルシリル基を 表し、及び R、R_1、R_2・・・R_x、A、B及びk、l_
    1、l_2・・・l_x、m、n、r及びsは上記と 同じ意味を有する、 に対応する官能基を有する共重合体を、随時核に置換基
    を有する二価のフェノール、芳香族ジカルボン酸ハロゲ
    ン化物及びカーボネート形成化合物と、酸受容体を用い
    る相界面法により、随時一価フェノールの存在下に及び
    随時触媒を添加して、0ないし50℃で反応させること
    を特徴とする製造方法。 3)下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し R、R_1、R_2・・・R_xは同一又は異なってい
    てもよく、水素、C_1ないしC_6アルキル、C_3
    ないしC_6シクロアルキル、C_6ないしC_1_2
    アリール、C_7ないしC_1_5アルキルアリール又
    はC_7ないしC_1_3アリールアルキルを表し、 Aはハロゲン、C_1ないしC_1_0アルキル、C_
    6ないしC_1_2アリール又はC_1ないしC_7ア
    ルキルオキシを示し、 B_1、B_2・・・B_xは同一又は異なっており、
    CN、CO_2R、OR又は下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R及びAは上記と同じ意味を有する、) を表し、 Ar_1は下記式に対応し: ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式でAは上記と同じ意味を有し、及び XはO、S、SO_2、CO、C_3−C_6シクロア
    ルキリデン又は化学的単結合、又 はZ_1及びZ_2がRの意味を有する Z_2−C−Z_1を表し、及びt=0又は1である、 Ar_2は下記式の一つに対応する単官能性基を表し:
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0、1
    、2、3又は4、好適には0又は1を表し、 lは5ないし200の数を表し、 l_1+l_2+・・・l_x=lであり、m及びnは
    0又は1を表し、 aは1の値又は0.5ないし1の値を有し、qは5ない
    し100の数を表し、 rは1又は2を表し、及び sは5ないし1000の数を表し、そしてs及びlの積
    は5ないし200,000の数で ある、 に対応する新規グラフト共重合体を、芳香族ポリエステ
    ル及びポリエステルカーボネートの流動化剤として、及
    びビニル重合体及び芳香族ポリエステルの配合物におけ
    る相溶性付与剤として使用すること。 4)A)ジフェノール及びイソー及び/又はテレフタル
    酸及びホスゲン又は他のカーボネート形成化合物から得
    られた、75ないし99.5重量%の芳香族ポリエステ
    ル及び芳香族ポリエステルカーボネート、及び B)0.5ないし25重量%の下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し R、R_1、R_2・・・R_xは同一又は異なってい
    てもよく、水素、C_1ないしC_6アルキル、C_3
    ないしC_6シクロアルキル、C_6ないしC_1_2
    アリール、C_7ないしC_1_5アルキルアリール又
    はC_7ないしC_1_3アリールアルキルを表し、 Aはハロゲン、C_1ないしC_1_0アルキル、C_
    6、ないしC_1_2アリール又はC_1ないしC_7
    アルキルオキシを示し、 B_1、B_2・・・B_xは同一又は異なっており、
    CN、CO_2R、OR又は下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R及びAは上記と同じ意味を有する、) を表し、 Ar_1は下記式に対応し: ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式でAは上記と同じ意味を有し、及び XはO、S、SO_2、CO、C_3−C_6シクロア
    ルキリデン又は化学的単結合、又 はZ_1及びZ_2がRの意味を有する Z_2−C−Z_1を表し、及びt=0又は1である、 Ar_2は下記式の一つに対応する単官能性基を表し:
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し A、X及びtは上記と同じ意味を有し、及びkは0、1
    、2、3又は4を表し、 aは5ないし200の数を表し、 l_1+l_2+・・・l_x=lであり、m及びnは
    0又は1を表し、 aは1の値又は0.5ないし1の値を有し、qは5ない
    し100の数を表し、 rは1又は2を表し、及び sは5ないし1000の数を表し、そしてs及びaの積
    は5ないし200,000の数で ある、 に対応する新規グラフト共重合体の、成分A)及びB)
    の量を合計すると100重量%である熱可塑性の、易流
    動性混合物。
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