JPH04263202A - 再帰反射シート - Google Patents

再帰反射シート

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JPH04263202A
JPH04263202A JP4572591A JP4572591A JPH04263202A JP H04263202 A JPH04263202 A JP H04263202A JP 4572591 A JP4572591 A JP 4572591A JP 4572591 A JP4572591 A JP 4572591A JP H04263202 A JPH04263202 A JP H04263202A
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reflective sheet
sheet
glass
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Satoru Hagiwara
哲 萩原
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Toshiba Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路標識や自動車のナ
ンバープレートなどに使用され、夜間ライトや自動車の
ヘッドライトの光を反射することにより、道路標識やナ
ンバープレートを遠方から確認・識別することを可能と
する再帰反射シートに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の再帰反射シートの断面図を
示すが、図2に示すように、硝子球粒子を使用した再帰
反射シート(以下、単に反射シートと称す)1は、基板
2 上に接着剤層3 を介して形成されている反射鏡4
 と硝子球粒子(以下、総称して硝子球と称す)5,5
,…群の背面側との間に透明な焦点樹脂層6 が設けら
れ、さらに、硝子球粒子5 の表面側には透明な表面樹
脂層7 が形成されている。上記焦点樹脂層6 の厚さ
は、反射シート1 に入射した光線8 がその入射した
方向に光線9 として反射する、いわゆる再帰反射性を
確保するために、入射した光線8 が反射鏡4 の面上
で反射し入射方向に光線9 を出射するように設定され
る。すなわち、反射シート1 においては、反射シート
1 に入射した光線8 は硝子球5 内で焦点を結ばな
いで硝子球5 の外側の反射鏡4 の面上で焦点を結ぶ
ように構成されており、通常、屈折率2.1〜2.4程
度の単一の屈折率、例えば屈折率2.3の硝子球5 が
使用される。
【0003】また、反射鏡4 の面は硝子球5 と同心
球面状に形成されており、このように形成することによ
り、反射シート1 に直角に入射する光線8 、あるい
はある角度を有して入射する光線(不図示)は、硝子球
5 を通過し反射鏡4 面上に焦点を結ぶので、再帰反
射性が反射シート1 に得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記焦
点樹脂層6 は、樹脂溶液を塗布することにより形成さ
れるので、塗布樹脂の流動などの影響を受け、硝子球5
 と反射鏡4 との同心球面関係を維持できないことが
発生する。硝子球5 と反射鏡4 との同心球面関係を
維持できなくなると、反射シート1 に対して一定角度
以下で斜めの方向から入射する光線10は、図2に示す
ように、硝子球5 の外面と反射鏡4 との間隔が大き
くなって反射鏡4 上の反射位置がずれてしまい、反射
鏡4 で反射される反射光11は破線で示す反射光12
のように入射光10に平行とはならない。この結果、反
射シート1 の再帰反射性が低下する。
【0005】上記したように、硝子球粒子を使用した再
帰反射シートは、反射シートの面に直角に入射する光や
反射シートの面に対して一定角度以上で入射する光に対
しては入射光の入射方向に反射する、再帰反射性が良好
であるが、反射シートの面に対して一定角度以下で入射
する光に対しては再帰反射性が低下するという問題点を
有している。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、角度特性を向上した再帰反射シートを提供すること
を目的とする。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、単一の屈折率を有する第1の硝子球粒子
群に屈折率が異なる第2の硝子球粒子群を10〜50%
混合した硝子球粒子を使用したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は上記のように構成したので、広角度の
再帰反射性が得られ、再帰反射シートの角度特性が向上
される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、図2と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0011】図1において、本発明の一実施例の反射シ
ート20は、屈折率2.3の硝子球5 群に屈折率2.
1の硝子球21群を所定の割合で均一に混合し、図2に
示す反射シート1 と同様に形成される。このように、
屈折率2.1の硝子球21を所定量混合することにより
、反射シート20は、直角に入射する光線8 について
良好な再帰反射性を示すことは勿論であるが、反射シー
ト20に対して一定角度以下で斜めの方向から入射する
光線12についても一部混合した屈折率の低い硝子球2
1が存在するので、この硝子球21を通過した入射光線
22は焦点距離が長くなり、この結果、反射鏡4 面上
で反射した後入射光線22に平行な反射光線23として
入射方向へ反射することにより、反射シート20は再帰
反射性を示す。
【0012】したがって、反射シート20に対して一定
角度以下で斜めの方向から入射する光線22は、反射鏡
4 で再帰反射され、硝子球21を通過後光線23とな
って反射されるので、反射シート20の角度特性が向上
される。
【0013】以下に、反射シート20の反射強度と屈折
率の異なる硝子球21の混合比との関係について,JI
S Z−9117に準じて測定した結果を表1に示す。
【0014】
【0015】表中、試料Aは屈折率2.3の硝子球5 
のみからなる従来の反射シート1 、試料Bは屈折率2
.3の硝子球5 に屈折率2.1の硝子球21を10%
混合した反射シート20、試料Cは屈折率2.3の硝子
球5 に屈折率2.1の硝子球21を30%混合した反
射シート20、および試料Dは屈折率2.3の硝子球5
 に屈折率2.1の硝子球21を50%混合した反射シ
ート20である。
【0016】また、観測角は投光器から発する入射光に
対する、反射シート1,20からの反射光を受光する受
光器が位置する観測点の角度を、入射角は入射光に対し
て反射シート1,20の向きを変化させたときの入射光
に対する、反射シート1,20の垂直方向の角度をそれ
ぞれ表す。 ただし、入射角は、投光器に対し、受光器側を「+」、
受光器の反対側を「−」で表している。
【0017】上記表1から明らかなように、屈折率の異
なる硝子球21を混合することにより、屈折率の異なる
硝子球21の混合割合を増加するに従いほぼ直角方向の
反射強度が低下するが、実用上の支障はなく、むしろ広
角度の再帰反射性が得られることの方が実用的効果が大
なることが判明した。
【0018】したがって、屈折率の異なる硝子球21の
混合割合は10〜50%が好ましく、反射シート20の
角度特性が向上される。また、特に20〜40%の混合
割合であれば、ほぼ直角方向の反射強度の低下を小さな
な範囲に抑え、かつ広角度の再帰反射性を得ることがで
きる。
【0019】なお、上記実施例では、屈折率の小さな硝
子球21を混合した例について説明したが、これに限る
ことはなく、屈折率の大きな硝子球粒子を混合してもよ
く、これは硝子球5 の外面と反射鏡4 との間隔が小
さくなって反射鏡4 の手前で結像しない場合に適用さ
れる。
【0020】また、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形可能なことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の再帰反射
シートによれば、単一の屈折率を有する第1の硝子球粒
子群に屈折率が異なる第2の硝子球粒子群を10〜50
%混合した硝子球粒子を使用した構成としたことにより
、広角度の再帰反射性を得ることができ、かつ再帰反射
シートの角度特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の再帰反射シートを示す断面
図である。
【図2】従来の再帰反射シートを示す断面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  単一の屈折率を有する第1の硝子球粒
    子群に屈折率が異なる第2の硝子球粒子群を10〜50
    %混合した硝子球粒子を使用したことを特徴とする再帰
    反射シート。
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