JPH04262432A - 高速アクセスモード記憶装置 - Google Patents

高速アクセスモード記憶装置

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Publication number
JPH04262432A
JPH04262432A JP3078673A JP7867391A JPH04262432A JP H04262432 A JPH04262432 A JP H04262432A JP 3078673 A JP3078673 A JP 3078673A JP 7867391 A JP7867391 A JP 7867391A JP H04262432 A JPH04262432 A JP H04262432A
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JP
Japan
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address
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speed access
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access mode
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Application number
JP3078673A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumi Mizuhara
水原 文
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04262432A publication Critical patent/JPH04262432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の主記憶
メモリ等に用いられる記憶装置に係わり、特に高速アク
セスモードで動作する高速アクセスモード記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワードプロセッサ等の情
報処理装置には、プログラムを常駐させたりプログラム
の実行に必要なデータを格納する記憶装置として主記憶
メモリが備えられている。この主記憶メモリとしては、
通常、いわゆるDRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)を用いるのが一般的となっている。
【0003】近年、これらの情報処理装置の高機能化お
よび高速化に伴い、主記憶メモリに対しても高速化の要
請が多く、これに対応して各種の高速アクセスモードを
有するDRAMが登場している。
【0004】その1つとしていわゆるページモードで動
作可能なDRAMがある。このモードは、まずロウアド
レスをRAS(ロウアドレスストローブ)信号に同期し
て与え、次に違いに異なるカラムアドレスをCAS(カ
ラムアドレスストローブ)信号に同期して複数回連続し
て与えることにより、1サイクルでカラムアドレスおよ
びCAS信号を与えた分だけアクセスが行えるものであ
る。すなわち、ロウアドレスが同一でカラムアドレスが
相異なる一連の範囲に対しては高速のアクセスが可能で
ある。
【0005】また、高速アクセスモード動作メモリの他
の例として、いわゆるスタティックカラムモードで動作
するDRAMがある。このモードを有するメモリでは、
ページモードのように、RAS信号をアクティブにした
状態でカラムアドレスのみを変化させることにより同一
ロウアドレスの異なるカラムアドレスを連続してアクセ
スすることができ、通常のDRAMのようにCAS信号
によって逐一カラムアドレスをストローブする必要がな
い。従って、繰り返し時間を短くすることができる。
【0006】このような高速アクセスモードをサポート
する従来のメモリでは、高速アクセスモードの実行中に
、所定の範囲以外のアドレス、すなわちロウアドレスが
異なるアドレスへのアクセスを行おうとする場合には、
高速アクセスモードを一旦中断して通常のアクセスを行
ったのち、必要に応じて高速アクセスモードを再開する
ようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の高
速アクセスモード記憶装置では、高速にアクセスできる
アクセス範囲が限定されており、これ以外のアドレスへ
のアクセスを行おうとすると、高速アクセスモードを中
断して通常のアクセスを行わなければならないため、十
分にその高速性を活かすことができないという欠点があ
った。
【0008】そこで、本発明の目的は、高速アクセスモ
ードでのアクセス実行中に所定範囲以外へのアクセス要
求が発生しても高速アクセスモードを中断することなく
高速アクセスを続行することのできる高速アクセスモー
ド記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、(i) アドレスで管理されるアドレス空間に各種デ
ータを記憶するメモリと、(ii)このメモリに対し高
速アクセスモードでのアクセスを実行する高速アクセス
実行手段と、(iii) この高速アクセス実行手段に
よるメモリの所定範囲のアドレスへの高速アクセスモー
ドでのアクセスに際し、各アクセス要求が所定範囲に属
するアドレスに対するものか否かを監視する監視手段と
、(iv)この監視手段が所定範囲以外のアドレスに対
するアクセス要求を検出したとき、そのアドレスおよび
必要なデータを格納する格納手段と、(v) 高速アク
セスモードでのアクセスの終了後、格納手段に格納され
たアドレスに対してアクセスを実行するアクセス実行手
段とを高速ページモード記憶装置に具備させる。
【0010】そして、請求項1記載の発明では、高速ア
クセスモードでの各アクセス要求が所定範囲に属するア
ドレスに対するものか否かを監視し、所定範囲以外のア
ドレスに対するアクセス要求を検出したときには、その
アドレスおよび必要なデータを格納しておき、高速アク
セスモードの終了後、その格納されたアドレスに対して
アクセスを実行することとする。
【0011】請求項2記載の発明では、(i) アドレ
スで管理されるアドレス空間に各種データを記憶するメ
モリと、(ii)このメモリの同一ロウアドレスを有す
る一連のアドレス領域に対し高速アクセスモードでのア
クセスを実行する高速アクセス実行手段と、(iii)
 この高速アクセス実行手段による高速アクセスモード
でのメモリアクセスに際し、各アクセス要求の読み出し
、書き込みの区別、およびアクセス対象アドレスのロウ
アドレスの属する領域の判定を行う判定手段と、(iv
)この判定手段により、アクセス要求が一連のアドレス
領域のロウアドレスと異なるロウアドレスを有するアド
レスへの書き込み要求であると判定されたとき、そのア
ドレスおよび書き込みデータを格納するバッファキュー
と、(v) 高速アクセスモードでのアクセスの終了後
、および高速アクセスモード中であってもそのアクセス
要求が一連のアドレス領域のロウアドレスと異なるロウ
アドレスを有するアドレスからの読み出し要求であると
判定手段により判定されたとき、バッファキューに格納
されたアドレスへのアクセスを実行するアクセス実行手
段とを高速ページモード記憶装置に具備させる。
【0012】そして、請求項2記載の発明では、高速ア
クセスモードでの各アクセス要求の読み出し、書き込み
の区別、およびアクセス対象アドレスのロウアドレスの
属する領域の判定を行い、高速アクセスモードが続行可
能なアドレス領域のロウアドレスと異なるロウアドレス
を有するアドレスへの書込要求があったときにはそのア
ドレスと書込みデータをバッファキューに一旦格納して
おく。そして、高速アクセスモードでのアクセスが終了
したとき、もしくは高速アクセスモード中であってもそ
のアクセス要求が一連のアドレス領域のロウアドレスと
異なるロウアドレスを有するアドレスからの読出し要求
であると判定されたとき、バッファキューに格納された
アドレスへのアクセスを実行することとする。
【0013】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0014】まず、図1と共に、本発明の一実施例にお
ける高速アクセスモード記憶装置の概要を説明する。こ
の装置には高速ページモードで動作可能なメモリブロッ
ク11が設けられ、制御回路12を介してシステムバス
13に接続されている。この制御回路12にはアドレス
やデータを記憶するためのバッファキュー14が接続さ
れている。システムバス13には中央処理装置(CPU
)15が接続され、システムバス13を介して制御回路
12との間でデータや各種の制御信号のやり取りを行う
ようになっている。
【0015】次に、この装置の動作原理を説明する。高
速アクセスモード中、制御回路12はCPU15等から
のアクセス要求を監視し、カラムアドレスの異なるアク
セス領域への書込要求を検出すると、メモリブロック1
1への書き込みを行わずに、この書込要求に関する情報
をバッファキュー14に格納し、高速アクセスモードを
続行させる。
【0016】そして、何らかの理由で高速アクセスモー
ドを中断した時点で、バッファキュー14に格納された
アクセス要求を読み出し、この内容に基づいてメモリブ
ロック11への通常アクセスを行う。
【0017】図2は高速アクセスモード記憶装置をさら
に詳細に表わしたものである。この図で、制御回路12
は、システムバス13との間で18ビット幅のシステム
アドレス21、16ビット幅のシステムデータ22、ア
クセスがデータの書込みのためのものか、読み出しのた
めのものかを示すリード・ライト信号23、およびその
他の制御信号24を送受するようになっている。その他
の制御信号24としては、与えたアドレスやデータが有
効であることを示すアドレスストローブ信号およびデー
タストローブ信号等がある。
【0018】メモリブロック11は、高速ページモード
で動作する256KbitのDRAMチップ8個を用い
て構成され、制御回路12との間で、9ビット幅のメモ
リアドレス25、メモリデータ26、RAS信号27、
CAS信号28、およびライトイネーブル信号29を送
受するようになっている。
【0019】このうち、メモリアドレス25は、制御回
路12がシステムアドレス21を上位9ビットと下位9
ビットに時分割的に切り分けたもので、それぞれロウア
ドレス、カラムアドレスに対応するものである。
【0020】RAS信号27およびCAS信号28は、
それぞれ、ロウアドレスおよびカラムアドレスをラッチ
させるためのタイミング信号であり、ローアクティブな
信号である。
【0021】ライトイネーブル信号29はデータ書込み
時に“0”レベルに設定される信号である。
【0022】バッファキュー14は待ち行列形式のバッ
ファメモリであり、制御回路12との間で、バッファキ
ューアドレス31、バッファキューデータ32、および
制御信号33等を送受するようになっている。
【0023】図3と共に、以上のような構成の高速アク
セスモード記憶装置の動作の概要を説明する。
【0024】高速ページモードを実行中、制御回路12
は、各アクセス要求ごとに、アクセス対象アドレスのロ
ウアドレスがそれ以前のアクセス対象アドレスのロウア
ドレスと一致するか否かを判定する(図3ステップS1
01)。このロウアドレス同士が一致したとき(Y)、
制御回路12はそのまま高速ページモードアクセスを続
行する。すなわち、現在のアクセス要求に対して高速ペ
ージモードアクセスを実行する(ステップS102)。
【0025】一方、ロウアドレスが一致しなかったとき
(N)、制御回路12はリードライト信号23を基にデ
ータ読出要求かデータ書込要求かのチェックを行う(ス
テップS103)。この結果、リードライト信号23が
“0”レベル、すなわち書込要求のときには(N)、そ
の書込要求のあったアドレスと書込データとをバッファ
キュー14に書き込んだうえで(ステップS104)、
次のページアクセスを行う。すなわち、このアドレスへ
の実際のアクセスは実行せずに、高速ページモードアク
セスを続行する。
【0026】また、リードライト信号23の判定の結果
、この信号が“1”レベル、すなわち読出し要求のとき
は(ステップS103;Y)、制御回路12はもはや高
速ページモードを続行不可と判断し、現時点のアクセス
要求を一旦保留する。そして、バッファキュー14に格
納されているアクセス要求が存在するか否かをチェック
し(ステップS105)、存在するときには(N)、最
先のアクセス要求、すなわちアクセス対象アドレスと書
込データとを取り出し、そのアドレスに対してデータ書
き込みを実行する(ステップS106)。このバッファ
キュー14に複数のアクセス要求が存在していたときに
は、これらのアクセス要求に対するアクセスをすべて実
行したのち(ステップS105;Y)、保留していた現
在のアクセス要求に応じ該当するアドレスからのデータ
読出しを実行する(ステップS107)。
【0027】このように、高速ページモード中にロウア
ドレスの異なるアドレスへの読出要求がなされた場合に
バッファキューのすべての書込アクセス要求を実行して
からその読出し要求を行うようにしているのは、バッフ
ァキュー内の書込要求によって既に書込まれたはずのデ
ータが読出し要求の対象となっていることもあるからで
ある。
【0028】図3は図2における制御回路12を詳細に
表わしたものである。この回路にはアドレスセレクタ4
1が設けられ、シーケンサ42からの切換信号43によ
り、システムバス13から供給される18ビット幅のシ
ステムアドレス21をバッファキュー14へのバッファ
キューアドレス31またはメモリブロック11へのアド
レス44として切り分けたり、バッファキューアドレス
31をアドレス44としてセレクタ45に転送するよう
になっている。
【0029】18ビット幅のアドレス44はそれぞれ9
ビットずつ分岐され、上位9ビットはロウアドレス47
として、下位9ビットはカラムアドレス48としてセレ
クタ45に入力される。このうちロウアドレス47はア
ドレスラッチ回路51および比較器52にも入力される
ようになっている。アドレスラッチ回路51はシーケン
サ42からの制御信号53のタイミングでロウアドレス
47をラッチしたり、このラッチしたアドレスを比較器
52に出力する。
【0030】比較器52はアドレスラッチ回路51を経
て入力されるロウアドレス54とアドレスセレクタ41
から直接入力されるロウアドレス47とを比較し、これ
らが一致したとき“1”レベルの一致信号55を、また
一致しないとき“0”レベルの不一致信号56をシーケ
ンサ42に出力するようになっている。
【0031】シーケンサ42は比較器52からの一致信
号55等に基づき、切換信号43を出力したり、制御信
号53を出力するほか、システムバス13との間でリー
ドライト信号23やその他の制御信号24のやりとりを
行うようになっている。このうち、切換信号43はデー
タセレクタにも入力されるようになっており、システム
バス13(図2)、バッファキュー14、およびメモリ
ブロック11との間でそれぞれやりとりされるシステム
データ22、バッファキューデータ32、およびメモリ
データ26の切り分けを行うようになっている。
【0032】さらに、シーケンサ42はメモリブロック
11(図2)に対しRAS信号27、CAS信号28、
ライトイネーブル(WE)信号29を出力したり、リフ
レッシュカウンタ57を制御し、一定間隔でメモリブロ
ック11のDRAMをリフレッシュするためのロウアド
レス58をセレクタ45に出力させる。
【0033】セレクタ45はシーケンサ42からの制御
信号61に基づき、ロウアドレス47、カラムアドレス
48のいずれか一方をメモリアドレス25として出力す
るようになっている。
【0034】図5と共に、以上のような構成の制御回路
12の動作を具体的に説明する。ここではまず、高速ペ
ージモードでの読出し動作を図6と共に説明する。
【0035】システムバス13(図2)からシステムア
ドレス21(図5a)として“001000”が与えら
れたとする。ただし、ここではアドレスを8進数で表わ
すものとし、以下同様とする。従って、各ディジットは
それぞれ3ビットの2進数に相当する。
【0036】このとき、アドレスセレクタ41は与えら
れたシステムアドレス21をそのままアドレス44とし
て出力する。これにより、ロウアドレス47として“0
01”がセレクタ45、アドレスラッチ回路51、およ
び比較器52に入力される一方、カラムアドレス47と
して“000”がセレクタ45と比較器52に入力され
る。このロウアドレス“001”はアドレスラッチ回路
51でラッチされる。
【0037】セレクタ45はシーケンサ42からの制御
信号61に基づき、まずロウアドレス47を、続いてカ
ラムアドレス48をメモリアドレス25(図5c)とし
て出力する。なお、この図5cで、“R”、“C”はそ
れぞれロウアドレス、カラムアドレスを示す。
【0038】メモリブロック11に与えられたロウアド
レス“001”はRAS信号27(図5d)の立ち下が
りのタイミングでラッチされ、カラムアドレス“000
”はCAS信号28(図5e)の立ち下がりのタイミン
グでラッチされる。このとき、リードライト信号23(
図5b)は“1”レベルとなっているため、シーケンサ
42はデータ読出しと判断してライトイネーブル信号2
9(図5f)を非アクティブ(“1”レベル)に保持す
る。これにより、メモリブロック11のアドレス“00
1000”からメモリデータ26(図5g)が読み出さ
れ、データセレクタ59を介してシステムデータ22(
図5h)としてシステムバス13上に転送される。この
データ読出しから所定時間経過後、CAS信号28は“
1”レベルとなる(図6ステップS101)。
【0039】次にシステムバス13からシステムアドレ
ス21として“001004”が与えられると(図5a
)、アドレスセレクタ41を介しロウアドレス47とし
て“001”がセレクタ45、アドレスラッチ回路51
、および比較器52に入力される一方、カラムアドレス
47として“004”がセレクタ45と比較器52に入
力される。
【0040】比較器52は、前回のアクセスでアドレス
ラッチ回路51にラッチされているロウアドレスと現在
のロウアドレスとを比較する。ここでは共に“001”
で一致するので、一致信号55を出力する。これを受け
たシーケンサ42は制御信号61によりセレクタ45か
ら引き続きカラムアドレス48が出力されるよう制御を
行う。これによりメモリアドレス25としてカラムアド
レス“004”が出力される(図5c、図6ステップS
102)。
【0041】シーケンサ42は、ライトイネーブル信号
29を“1”レベルにしたまま(ステップS103)、
25ns(ナノ秒)だけ待ってCAS信号28を再び“
0”レベルにする(ステップS105)。そして、この
時点からさらに25ns経過後(ステップS106)、
アドレス“001004”から次のメモリデータ26(
図5g)が読み出され、データセレクタ59を介してシ
ステムデータ22(図5h)としてシステムバス13上
に転送される。このデータ読出しから所定時間経過後、
CAS信号28は“1”レベルとなる(図6ステップS
101)。
【0042】以下同様にして、ロウアドレス47がアド
レスラッチ回路51にラッチされたロウアドレスと一致
する限り、高速ページモードでのデータ読み出しが連続
して行われることとなる。
【0043】なお、25nsという値は使用しているD
RAMの仕様から定まる値であり、DRAMの種類によ
り異なるのはもちろんである。他の値についても同じで
ある。
【0044】さて、図5(a)に示すように、システム
バス13からシステムアドレス21として“00400
0”が与えられると、ロウアドレス47として“004
”がセレクタ45、アドレスラッチ回路51、および比
較器52に入力される。このロウアドレスはアドレスラ
ッチ回路51にラッチされているロウアドレス“001
”と一致しないので、比較器52は不一致信号56を出
力する。
【0045】このとき、シーケンサ42は現在のアクセ
スが読出要求か書込要求かをチェックする。ここではリ
ードライト信号23が“0”レベルとなっているため、
シーケンサは書込要求と判断する。そして、切換信号4
3によりアドレスセレクタ41を制御し、システムアド
レス21として与えられたアドレス“004000”を
バッファキュー14へのバッファキューアドレス信号3
1としてバッファキュー14に転送すると共に、データ
セレクタ59を制御してシステムバス13から書込デー
タとして与えられたシステムデータ22をバッファキュ
ーデータ32としてバッファキュー14に転送する。こ
れにより、書込要求アドレス“004000”と書込デ
ータがバッファキュー14に格納される。
【0046】従って、この時点では、メモリブロック1
1(図2)のアドレス“004000”に対する書込み
は実行されない。
【0047】次に、図5(a)に示すように、システム
バス13からシステムアドレス21として“00101
4”が与えられると、ロウアドレス47として“001
”がセレクタ45、アドレスラッチ回路51、および比
較器52に入力されると共に、カラムアドレス47とし
て“014”がセレクタ45と比較器52に入力される
【0048】このロウアドレス“001”はアドレスラ
ッチ回路51にラッチされているロウアドレス“001
”と一致するため比較器52は一致信号55を出力する
。これによりシーケンサ42から再び切換信号43が出
力され、システムアドレス21がアドレスセレクタ41
を介してアドレス44として取り込まれる。そして、高
速ページモードでの読出しアクセス動作を続行する。
【0049】さて、次に図5(a)に示すように、シス
テムバス13からシステムアドレス21として“002
000”が与えられると、ロウアドレス47として“0
02”がセレクタ45、アドレスラッチ回路51、およ
び比較器52に入力されると共に、カラムアドレス47
として“000”がセレクタ45と比較器52に入力さ
れる。
【0050】このロウアドレス“002”はアドレスラ
ッチ回路51にラッチされているロウアドレス“001
”と一致しないため比較器52は不一致信号56を出力
する。このとき、シーケンサ42はリードライト信号2
3が“1”レベルとなっているため、現在のアクセスが
読出要求と判断する。そして、もはやこれ以上高速ペー
ジモードでの読出し動作を続行できないと判断し、高速
ページモードでの読出動作を中断し、現在要求されてい
るアドレス“002000”への読出しを一旦保留する
。そして、バッファキュー14に格納しておいた書込要
求を実行する。
【0051】すなわち、シーケンサ42からの切換信号
43により、アドレスセレクタ41はバッファキュー1
4に格納されたアドレス“004000”をアドレス4
4としてセレクタ45に転送すると共に、データセレク
タ59はバッファキュー14に格納されていたバッファ
キューデータ32をメモリデータ26としてメモリブロ
ック11に出力する。
【0052】これによりメモリブロック11のアドレス
“004000”にメモリデータ26が書き込まれるこ
ととなる。
【0053】この書込み動作を図7と共にさらに詳細に
説明する。RAS信号27(図5d)が“1”レベルに
なってから(図7ステップS101)、25ns経過後
(ステップS102)、CAS信号28(図5e)が“
1”レベルになる(ステップS103)と、メモリアド
レス25としてロウアドレス“004”が出力される(
ステップS104)。この時点から75ns経過後(ス
テップS105)、RAS信号27は“0”となり(ス
テップS106)、さらに25ns経過後(ステップS
107)、メモリアドレス25としてカラムアドレス“
000”が出力される(ステップS108)。このとき
、ライトイネーブル信号29(図5f)が“0”レベル
となると共に(ステップS109)、バッファキュー1
4から書込データが読出されメモリデータ26として与
えられる(ステップS110)。さらに25ns経過後
(ステップS111)、CAS信号28が“0”レベル
となり(ステップS112)、この時点から50ns経
過後(ステップS113)にデータの書込が終了する。
【0054】このようにしてバッファキュー14に保持
されていたアドレス要求を実行した後は、一旦保留して
いたアドレス“002000”への読出要求に対し通常
の読出しアクセスを実行する。
【0055】以下、この通常の読出しアクセス動作につ
いて、図8と共に詳述する。RAS信号27(図5d)
が“1”レベルになってから(図8ステップS101)
、25ns経過後(ステップS102)、CAS信号2
8(図5e)が“1”レベルになる(ステップS103
)と、メモリアドレス25としてロウアドレス“002
”が出力される(ステップS104)。この時点から7
5ns経過後(ステップS105)、RAS信号27は
“0”となり(ステップS106)、さらに25ns経
過後(ステップS107)、メモリアドレス25として
カラムアドレス“000”が出力される(ステップS1
08)。このとき、ライトイネーブル信号29(図5f
)は“1”レベルである(ステップS109)。さらに
25ns経過後(ステップS110)、CAS信号28
が“0”レベルとなり(ステップS111)、この時点
から50ns経過後(ステップS112)にアドレス“
002000”から読出されたデータがシステムデータ
22(図5h)としてシステムバス13上に送出される
【0056】本実施例では、高速ページモードでの読出
し動作中にロウアドレスの異なるアドレスへの書込み要
求があった場合について説明したが、高速ページモード
での書込み動作中に要求があった場合も同様である。
【0057】以下、図9と共に高速ページモードでの書
込み動作を詳細に説明する。前回のデータ書込みから所
定時間経過後、CAS信号28が“1”レベルとなり(
図9ステップS101)、メモリアドレス25としてカ
ラムアドレス48が出力されると(ステップS102)
、ライトイネーブル信号29を“0”レベルとし(ステ
ップS103)、これから25ns経過後に(ステップ
S104)、メモリブロック11に書込データとしての
メモリデータ26(図5g)が与えられる(ステップS
105) 。そして、CAS信号28が再び“0”レベ
ルになり(ステップS106)、この時点からさらに2
5ns経過した時点で(ステップS107)、該当する
アドレスにメモリデータ26(図5g)が書き込まれる
【0058】なお、本実施例では高速ページモードでの
アクセス中に、異なるロウアドレスに対する読出要求が
あったときに高速ページモードを中断することとしたが
、その他の原因として例えばバッファキューがいっぱい
になったときや、メモリリフレッシュに当たった場合も
中断する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、高速アクセスモードでの各アクセス要求を監
視し、所定範囲以外のアドレスに対するアクセス要求が
あった場合はこれを一旦格納しておき、高速アクセスモ
ードの終了後、そのアクセス要求に対してアクセスを実
行することとしたので、高速アクセスモードでのアクセ
ス実行中に所定範囲以外へのアクセス要求が発生しても
高速アクセスモードを中断することなく高速アクセスを
続行することができる。従って、高速アクセスモードで
のアクセスを効率よく行うことができるという効果があ
る。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、高速
アクセスモードでのアクセスが所定アドレス領域以外へ
の書込要求のときにはそのアクセス要求をバッファキュ
ーに格納し高速アクセスモードを中断しないが、高速ア
クセスモード中であってもそのアクセス要求が所定アド
レス領域以外からの読出し要求のときには高速アクセス
モードを中断しバッファキューに格納された書込要求の
アクセスを実行してから保留していた読出要求を実行す
ることとした。従って、バッファキューに格納されたま
ま未だ実行されていない書込み要求の対象アドレスから
データの読出しを行ってしまうという不都合がなく、デ
ータの書込みと読出しを時系列に沿って正確に行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高速アクセスモード
記憶装置の概要を示すブロック図である。
【図2】この高速アクセスモード記憶装置の詳細を示す
ブロック図である。
【図3】この高速アクセスモード記憶装置の動作の概要
を示す流れ図である。
【図4】図2における制御回路を詳細に示すブロック図
である。
【図5】この高速アクセスモード記憶装置の動作を示す
タイミング図である。
【図6】高速ページモードでの読出し動作を説明するた
めの流れ図である。
【図7】通常の書込み動作を説明するための流れ図であ
る。
【図8】通常の読出し動作を説明するための流れ図であ
る。
【図9】高速ページモードでの書込み動作を説明するた
めの流れ図である。
【符号の説明】
11  メモリブロック 12  制御回路 13  システムバス 14  バッファキュー 15  CPU 41  アドレスセレクタ 42  シーケンサ 45  セレクタ 51  アドレスラッチ回路 52  比較器 59  データセレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アドレスで管理されるアドレス空間に
    各種データを記憶するメモリと、このメモリに対し高速
    アクセスモードでのアクセスを実行する高速アクセス実
    行手段と、この高速アクセス実行手段による前記メモリ
    の所定範囲のアドレスへの高速アクセスモードでのアク
    セスに際し、各アクセス要求が前記所定範囲に属するア
    ドレスに対するものか否かを監視する監視手段と、この
    監視手段が前記所定範囲以外のアドレスに対するアクセ
    ス要求を検出したとき、そのアドレスおよび必要なデー
    タを格納する格納手段と、前記高速アクセスモードでの
    アクセスの終了後、前記格納手段に格納されたアドレス
    に対してアクセスを実行するアクセス実行手段とを具備
    することを特徴とする高速アクセスモード記憶装置。
  2. 【請求項2】  アドレスで管理されるアドレス空間に
    各種データを記憶するメモリと、このメモリの同一ロウ
    アドレスを有する一連のアドレス領域に対し高速アクセ
    スモードでのアクセスを実行する高速アクセス実行手段
    と、この高速アクセス実行手段による高速アクセスモー
    ドでのメモリアクセスに際し、各アクセス要求の読み出
    し、書き込みの区別、およびアクセス対象アドレスのロ
    ウアドレスの属する領域の判定を行う判定手段と、この
    判定手段により、アクセス要求が前記一連のアドレス領
    域のロウアドレスと異なるロウアドレスを有するアドレ
    スへの書き込み要求であると判定されたとき、そのアド
    レスおよび書き込みデータを格納するバッファキューと
    、前記高速アクセスモードでのアクセスの終了後、およ
    び高速アクセスモード中であってもそのアクセス要求が
    前記一連のアドレス領域のロウアドレスと異なるロウア
    ドレスを有するアドレスからの読み出し要求であると前
    記判定手段により判定されたとき、前記バッファキュー
    に格納されたアドレスへのアクセスを実行するアクセス
    実行手段とを具備することを特徴とする高速アクセスモ
    ード記憶装置。
JP3078673A 1991-02-15 1991-02-15 高速アクセスモード記憶装置 Pending JPH04262432A (ja)

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