JPH0426218Y2 - - Google Patents
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- JPH0426218Y2 JPH0426218Y2 JP1987174931U JP17493187U JPH0426218Y2 JP H0426218 Y2 JPH0426218 Y2 JP H0426218Y2 JP 1987174931 U JP1987174931 U JP 1987174931U JP 17493187 U JP17493187 U JP 17493187U JP H0426218 Y2 JPH0426218 Y2 JP H0426218Y2
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- wrench
- switching finger
- pawl member
- finger
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/46—Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle
- B25B13/461—Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member
- B25B13/462—Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis
- B25B13/463—Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis a pawl engaging an externally toothed wheel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、ラチエツトレンチに関する。
[従来の技術]
ラチエツトレンチは揺動を回転移動に変換し、
揺動によつてねじ、ナツト等のねじ付き要素を締
めたりゆるめたりする。つめ車により一方向に駆
動される駆動部材は通常四角形状部を有し、締め
つけられたりゆるめられたりするねじ付き要素の
作動モードに応じた適当な形状の工具がその四角
形状部に挿着される。一般にこうしたラチエツト
レンチは可逆的に構成され、ラチエツトレンチの
回動に応じて工具が一方又は他方向に選択的に回
動され、ねじ付き要素が選択的に締められたりゆ
るめられたり、あるいは右ねじ又は左ねじのねじ
付き要素が締めつけられる。こうしたラチエツト
レンチの例がアメリカ特許第4277990号及びドイ
ツ特許第2901062号に開示されている。そこでは
駆動部材がハウジング内に回転可能に設けられて
おり、駆動部材と工具との連結が可能となつてい
る。歯を備えたつめ車が駆動軸上に配設されてい
る。2セツトの歯を備えたつめ部材がハウジング
内の2位置間を回動可能に設けられている。つめ
部材はカムを有し、カムと回り止めバネの作用を
受けるボールとの協働により、つめ部材はいずれ
かの端位置に弾性付勢される。つめ部材は切換レ
バーにより一方又は他方の端位置に選択的に切換
えられる。駆動部材及びつめ車に関して一方向に
ハウジングが回動される際、つめ部材とつめ車間
に伝達される力の作用線は実質的につめ部材の揺
動軸を通過する。このため、つめ車及び駆動部材
がハウジングと共に回動する。他方向に回動され
る際、つめ部材とつめ車間に作用する力の作用線
は実質的につめ部材の軸に対して接線方向に走
る。このため、つめ部材は回り止めバネの作用に
屈し、ハウジングと駆動部材間の連動連結がとか
れる。これらの従来のラチエツトレンチにおいて
は、切換レバーを含む全機構が頭部に内装され、
頭部に丸棒状の握り部が連結されている。したが
つて、回動方向を変向する際には両手を使わなけ
ればならない。すなわち、一方の手でラチエツト
レンチを保持し、他方の手で切換レバーを操作す
る必要がある。アメリカ特許第3467231号、第
3233481号及びフランス特許第1340335号が類似構
造を開示している。
揺動によつてねじ、ナツト等のねじ付き要素を締
めたりゆるめたりする。つめ車により一方向に駆
動される駆動部材は通常四角形状部を有し、締め
つけられたりゆるめられたりするねじ付き要素の
作動モードに応じた適当な形状の工具がその四角
形状部に挿着される。一般にこうしたラチエツト
レンチは可逆的に構成され、ラチエツトレンチの
回動に応じて工具が一方又は他方向に選択的に回
動され、ねじ付き要素が選択的に締められたりゆ
るめられたり、あるいは右ねじ又は左ねじのねじ
付き要素が締めつけられる。こうしたラチエツト
レンチの例がアメリカ特許第4277990号及びドイ
ツ特許第2901062号に開示されている。そこでは
駆動部材がハウジング内に回転可能に設けられて
おり、駆動部材と工具との連結が可能となつてい
る。歯を備えたつめ車が駆動軸上に配設されてい
る。2セツトの歯を備えたつめ部材がハウジング
内の2位置間を回動可能に設けられている。つめ
部材はカムを有し、カムと回り止めバネの作用を
受けるボールとの協働により、つめ部材はいずれ
かの端位置に弾性付勢される。つめ部材は切換レ
バーにより一方又は他方の端位置に選択的に切換
えられる。駆動部材及びつめ車に関して一方向に
ハウジングが回動される際、つめ部材とつめ車間
に伝達される力の作用線は実質的につめ部材の揺
動軸を通過する。このため、つめ車及び駆動部材
がハウジングと共に回動する。他方向に回動され
る際、つめ部材とつめ車間に作用する力の作用線
は実質的につめ部材の軸に対して接線方向に走
る。このため、つめ部材は回り止めバネの作用に
屈し、ハウジングと駆動部材間の連動連結がとか
れる。これらの従来のラチエツトレンチにおいて
は、切換レバーを含む全機構が頭部に内装され、
頭部に丸棒状の握り部が連結されている。したが
つて、回動方向を変向する際には両手を使わなけ
ればならない。すなわち、一方の手でラチエツト
レンチを保持し、他方の手で切換レバーを操作す
る必要がある。アメリカ特許第3467231号、第
3233481号及びフランス特許第1340335号が類似構
造を開示している。
握り部上に設けた操作部を操作して切換を行う
ラチエツトレンチ構造がアメリカ特許第4277989
号に開示されている。この特許においては、ロツ
ドが頭部内に延設されている。ロツドはつめ部材
のアームによつて揺動すべく構成されると共に、
頭部上長手方向に移動可能に案内される切換ハン
ドルに連結されている。アメリカ特許第4300431
号も類似の構造を示す。
ラチエツトレンチ構造がアメリカ特許第4277989
号に開示されている。この特許においては、ロツ
ドが頭部内に延設されている。ロツドはつめ部材
のアームによつて揺動すべく構成されると共に、
頭部上長手方向に移動可能に案内される切換ハン
ドルに連結されている。アメリカ特許第4300431
号も類似の構造を示す。
アメリカ特許第4308769号に開示のラチエツト
レンチにおいては、ラチエツトレンチの頭部内に
配されたつめ部材がバネ付きリンク機構を介し
て、回転移動により開放可能なフインガ材に連結
されている。フインガ材は頭部から隔たつた握り
部の端面の前に配設されている。アメリカ特許第
3608402号のラチエツトレンチにおいては、弾性
ワイヤと一対のつめ部材がつめ車と協働する。弾
性ワイヤはロツド上に偏心配置され、ロツドは円
筒形握り部内に回転自在に設けられると共に、握
り部上に回転自在に設けられたスリーブに連結さ
れている。ロツドの回動により弾性ワイヤがいず
れか一方のつめ車と係合すると、弾性ワイヤによ
りつめ車のハウジングに関して一方向への回転移
動が禁止され、他方向への回転移動のみが許容さ
れるようになる。
レンチにおいては、ラチエツトレンチの頭部内に
配されたつめ部材がバネ付きリンク機構を介し
て、回転移動により開放可能なフインガ材に連結
されている。フインガ材は頭部から隔たつた握り
部の端面の前に配設されている。アメリカ特許第
3608402号のラチエツトレンチにおいては、弾性
ワイヤと一対のつめ部材がつめ車と協働する。弾
性ワイヤはロツド上に偏心配置され、ロツドは円
筒形握り部内に回転自在に設けられると共に、握
り部上に回転自在に設けられたスリーブに連結さ
れている。ロツドの回動により弾性ワイヤがいず
れか一方のつめ車と係合すると、弾性ワイヤによ
りつめ車のハウジングに関して一方向への回転移
動が禁止され、他方向への回転移動のみが許容さ
れるようになる。
アメリカ特許第3650165号に開示のラチエツト
レンチにおいては、駆動部材が有するつめ車にそ
の外周に沿つて断面長四角形の軸方向溝が複数設
けられている。バネ付きピストンが握り部内を摺
動案内される。バネ付きピストンの端部にはのこ
歯断面を有する出張りが設けられている。この出
張りはつめ車の溝と係合する。一方向に回動され
ると、出張りの急勾配歯面により駆動部材は共に
回動する。他方向に回動されると、傾斜歯面によ
り出張りは弾性屈服する。バネ付きピストンは操
作具に連結されており、操作具は頭部から遠いほ
うの握り部の端部から突出している。この操作具
によつてピストンを180°回動できるようになつて
おり、駆動部材が共回動する方向を選択的に逆転
させることができる。握り部の端面に一する操作
具の操作は容易でなく、それを操作するには通常
両手を要する。アメリカ特許第3608402号のスリ
ーブ回動に関しても同様である。切換具に枢着さ
れた長手方向に移動可能なロツドからなる切換フ
インガを介してつめ部材を回動させるようにした
従来構造は、高価につくことに加えて、あまり頑
丈ではない。また、従来よりラチエツトレンチの
ハウジングは鍛鋼より製作されているのでその重
量が比較的大きくなると同時に、製造コストも高
いものとなつている。
レンチにおいては、駆動部材が有するつめ車にそ
の外周に沿つて断面長四角形の軸方向溝が複数設
けられている。バネ付きピストンが握り部内を摺
動案内される。バネ付きピストンの端部にはのこ
歯断面を有する出張りが設けられている。この出
張りはつめ車の溝と係合する。一方向に回動され
ると、出張りの急勾配歯面により駆動部材は共に
回動する。他方向に回動されると、傾斜歯面によ
り出張りは弾性屈服する。バネ付きピストンは操
作具に連結されており、操作具は頭部から遠いほ
うの握り部の端部から突出している。この操作具
によつてピストンを180°回動できるようになつて
おり、駆動部材が共回動する方向を選択的に逆転
させることができる。握り部の端面に一する操作
具の操作は容易でなく、それを操作するには通常
両手を要する。アメリカ特許第3608402号のスリ
ーブ回動に関しても同様である。切換具に枢着さ
れた長手方向に移動可能なロツドからなる切換フ
インガを介してつめ部材を回動させるようにした
従来構造は、高価につくことに加えて、あまり頑
丈ではない。また、従来よりラチエツトレンチの
ハウジングは鍛鋼より製作されているのでその重
量が比較的大きくなると同時に、製造コストも高
いものとなつている。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、上述した問題点、即ちレンチ切換時
に両手を必要とする不便の問題を解決し、作業性
を改善しようとしている。
に両手を必要とする不便の問題を解決し、作業性
を改善しようとしている。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を解決するための手段として、本
考案は、下記の特徴構成を有する。すなわち、下
記の(a)〜(d)からなる可逆式のラチエツトレンチ。
考案は、下記の特徴構成を有する。すなわち、下
記の(a)〜(d)からなる可逆式のラチエツトレンチ。
(a) レンチ本体。
これは頭部と握り部とからなり、前記頭部に
は、回転要素に係合する駆動部材と、この駆動部
材を回動する為のつめ車とが配設されていると共
に、このつめ車と共働するつめ部材が設けられて
おり、 このつめ部材は、片方の端位置にあるときは前
記握り部に作用する往復動によつて前記駆動部材
を時計方向に回転させ、他方にあるときは、前記
握り部に作用する往復動によつて前記駆動部材を
反時計方向に回転させるような2つの端位置の間
を移動するように、回動可能で、かつ前記つめ車
と係合し、 更に、内部に、前記頭部から前記握り部に向か
う、対向した平行な一対の縦壁面を備えた縦路が
形成されている。
は、回転要素に係合する駆動部材と、この駆動部
材を回動する為のつめ車とが配設されていると共
に、このつめ車と共働するつめ部材が設けられて
おり、 このつめ部材は、片方の端位置にあるときは前
記握り部に作用する往復動によつて前記駆動部材
を時計方向に回転させ、他方にあるときは、前記
握り部に作用する往復動によつて前記駆動部材を
反時計方向に回転させるような2つの端位置の間
を移動するように、回動可能で、かつ前記つめ車
と係合し、 更に、内部に、前記頭部から前記握り部に向か
う、対向した平行な一対の縦壁面を備えた縦路が
形成されている。
(b) 切換フインガ。
これは剛体であつて、前記握り部から前記頭部
にかけて前記レンチ本体の前記縦路内に長手方向
に延設されて細長い菱形状のてこ棒を形成し、 前記縦路内の前記縦壁面に当接して、回動支点
となる頂点を有する拡幅された中間部分に向け
て、対向する前記縦壁面に沿つて拡大する形状を
備えた対向端部分の夫々が入力腕と作用腕として
形成されており、前記菱形状のてこ棒が回動され
る際、このてこ棒と前記レンチ本体の前記縦壁面
の対応する面同士とが交互に平面係合すると共
に、 前記作用腕の端部は前記つめ部材に係合してい
て、このつめ部材が一方の端位置から他方に、あ
るいはその逆方向に移動されるように構成されて
いる。
にかけて前記レンチ本体の前記縦路内に長手方向
に延設されて細長い菱形状のてこ棒を形成し、 前記縦路内の前記縦壁面に当接して、回動支点
となる頂点を有する拡幅された中間部分に向け
て、対向する前記縦壁面に沿つて拡大する形状を
備えた対向端部分の夫々が入力腕と作用腕として
形成されており、前記菱形状のてこ棒が回動され
る際、このてこ棒と前記レンチ本体の前記縦壁面
の対応する面同士とが交互に平面係合すると共
に、 前記作用腕の端部は前記つめ部材に係合してい
て、このつめ部材が一方の端位置から他方に、あ
るいはその逆方向に移動されるように構成されて
いる。
(c) 切換装置。
これは前記切換フインガを動かす装置であつ
て、 前記レンチ本体内の前記握り部近くに配設され
ており、 このレンチ本体内部を横断して往復摺動するス
ライダからなつていて、このスライダに、前記切
換フインガの入力腕が係合し、このスライダによ
り前記切換フインガの摺動を可能にする。
て、 前記レンチ本体内の前記握り部近くに配設され
ており、 このレンチ本体内部を横断して往復摺動するス
ライダからなつていて、このスライダに、前記切
換フインガの入力腕が係合し、このスライダによ
り前記切換フインガの摺動を可能にする。
(d) 弾性手段。
これは前記つめ部材を端位置の片方に保持する
ために前記握り部内に配置されていて、 前記切
換フインガが横方向に動いて乗り越えるスナツプ
動作によりこの切換フインガが片方の端位置に落
ち着くように構成されると共に、前記切換フイン
ガに対する側に設けられているボールと、このボ
ールを前記頭部に向けて前記縦路42の端面付近
に付勢する弾性部材と、この弾性部材を内装し前
記縦路に連設された空洞とから構成される。
ために前記握り部内に配置されていて、 前記切
換フインガが横方向に動いて乗り越えるスナツプ
動作によりこの切換フインガが片方の端位置に落
ち着くように構成されると共に、前記切換フイン
ガに対する側に設けられているボールと、このボ
ールを前記頭部に向けて前記縦路42の端面付近
に付勢する弾性部材と、この弾性部材を内装し前
記縦路に連設された空洞とから構成される。
以下に本考案の作用効果を説明する。
[作用]
上記の構成において、弾性部材たる回り止めバ
ネはアメリカ特許第4277989号と違つて、つめ部
材には直接作用しない。回り止めバネは、むしろ
切換フインガに直接作用し、この切換フインガを
2安定位置のいずれか一方に押圧する。そして、
切換は、握り部内を横方向に移動可能な、切換フ
インガに係合するスライダによる切換フインガの
揺動によつて行われる。切換フインガのみを介し
て回り止めバネの付勢を受けるつめ部材は、切換
フインガの揺動に応じて回動される。しかも、こ
の回動は、切換フインガの切換え動作によりその
菱形各辺を構成する面が縦路内の縦壁面に当接し
て安定するため、安定した動作となる。
ネはアメリカ特許第4277989号と違つて、つめ部
材には直接作用しない。回り止めバネは、むしろ
切換フインガに直接作用し、この切換フインガを
2安定位置のいずれか一方に押圧する。そして、
切換は、握り部内を横方向に移動可能な、切換フ
インガに係合するスライダによる切換フインガの
揺動によつて行われる。切換フインガのみを介し
て回り止めバネの付勢を受けるつめ部材は、切換
フインガの揺動に応じて回動される。しかも、こ
の回動は、切換フインガの切換え動作によりその
菱形各辺を構成する面が縦路内の縦壁面に当接し
て安定するため、安定した動作となる。
[考案の効果]
以上のように、本考案にかかるラチエツトレン
チは、レンチ本体の握り部から頭部にかけてレン
チ本体に形成されている縦路内に長手方向に細長
い菱形状に形成されている切換フインガが、スラ
イダによる横移動のみによつて容易に切換え可能
となるものであつて、簡単な構造でありながら切
換え容易で、 従来技術のように、ピンを設けることを要する
こともなく、従つて、組立工数が少なく製造容易
でコスト面において、及び保守面においても優れ
たラチエツトレンチを提供することができた。
チは、レンチ本体の握り部から頭部にかけてレン
チ本体に形成されている縦路内に長手方向に細長
い菱形状に形成されている切換フインガが、スラ
イダによる横移動のみによつて容易に切換え可能
となるものであつて、簡単な構造でありながら切
換え容易で、 従来技術のように、ピンを設けることを要する
こともなく、従つて、組立工数が少なく製造容易
でコスト面において、及び保守面においても優れ
たラチエツトレンチを提供することができた。
[実施例]
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
このラチエツトレンチは、頭部12と握り部1
4を備えたハウジング10とからなる。工具に連
結される駆動部材16が頭部12に回転自在に設
けられている。駆動部材16上にはつめ車18が
設けられている。ハウジング10内にはつめ部材
20が2端位置間の回動が可能に配されている。
つめ部材20が第1図乃至第2図に示される端位
置をとる際には、このつめ部材20によつてつめ
車18の第1方向、即ち時計方向への回動が阻止
される。一方、逆の第2方向、即ち反時計方向へ
のつめ車18の回動は許容される。つめ車18及
びつめ部材20はそれぞれ一般的な歯を有し、両
者の歯は各端位置で咬合可能に構成されている。
図から判るように、つめ部材20が図示の端位置
にあると、この端位置でのつめ部材20とつめ車
18の咬合によりつめ車18のハウジング10に
関して時計方向への回動が阻止される。咬合歯面
により伝達される力の作用線は、実質的につめ部
材20の取付軸22を通過する。一方、つめ部材
20はつめ車18のハウジングに関して反時計方
向への回動を許容する。歯面を介して伝達される
力は実質的に取付軸22の接線方向に作用する。
4を備えたハウジング10とからなる。工具に連
結される駆動部材16が頭部12に回転自在に設
けられている。駆動部材16上にはつめ車18が
設けられている。ハウジング10内にはつめ部材
20が2端位置間の回動が可能に配されている。
つめ部材20が第1図乃至第2図に示される端位
置をとる際には、このつめ部材20によつてつめ
車18の第1方向、即ち時計方向への回動が阻止
される。一方、逆の第2方向、即ち反時計方向へ
のつめ車18の回動は許容される。つめ車18及
びつめ部材20はそれぞれ一般的な歯を有し、両
者の歯は各端位置で咬合可能に構成されている。
図から判るように、つめ部材20が図示の端位置
にあると、この端位置でのつめ部材20とつめ車
18の咬合によりつめ車18のハウジング10に
関して時計方向への回動が阻止される。咬合歯面
により伝達される力の作用線は、実質的につめ部
材20の取付軸22を通過する。一方、つめ部材
20はつめ車18のハウジングに関して反時計方
向への回動を許容する。歯面を介して伝達される
力は実質的に取付軸22の接線方向に作用する。
つめ部材20が別の端位置をとるときには、上
記と逆の状況となる。
記と逆の状況となる。
その際にはつめ車18のハウジング10に関し
て第2方向、即ち反時計方向への回動が阻止さ
れ、第1方向、即ち時計方向への回動が許容され
る。つめ部材20は回り止めバネ24を介して、
以下に記載の構成によりいずれかの端位置に弾性
保持される。ハウジング10の内部には、頭部1
2から握り部14に至る切換フインガ26が配置
されている。切換フインガ26はその一端がつめ
部材20と係合し、つめ部材20を一方から他方
の端位置へと回動すべく配されている。更に、握
り部14には切換フインガ26の他端と係合する
切換装置30が配設されており、この切換装置3
0は切換フインガ26を介してつめ部材20を一
方から他方の端位置へと回動する。切換フインガ
26はハウジング10内において、つめ部材20
がとり得る2位置に各々対応する2位置間を揺動
可能に配置されている。回り止めバネ24は切換
フインガ26の一端32と係合し、切換フインガ
26をいずれか一方の位置に保存する。切換装置
30はスライダ34を有し、このスライダ34は
握り部14内を横方向に摺動可能に案内されてい
る。つめ部材20は取付軸22の軸芯周りを回動
可能にハウジング10内に設けられており、その
外周部に凹部36を有する。この凹部36に切換
フインガ26の端部28が挿入されている。凹部
36はほぼ三角形状で、互いに実質的に垂直な2
つの面38及び40を有する。切換フインガ26
の端面はいずれかの位置において面38又は40
と弾性係合する。
て第2方向、即ち反時計方向への回動が阻止さ
れ、第1方向、即ち時計方向への回動が許容され
る。つめ部材20は回り止めバネ24を介して、
以下に記載の構成によりいずれかの端位置に弾性
保持される。ハウジング10の内部には、頭部1
2から握り部14に至る切換フインガ26が配置
されている。切換フインガ26はその一端がつめ
部材20と係合し、つめ部材20を一方から他方
の端位置へと回動すべく配されている。更に、握
り部14には切換フインガ26の他端と係合する
切換装置30が配設されており、この切換装置3
0は切換フインガ26を介してつめ部材20を一
方から他方の端位置へと回動する。切換フインガ
26はハウジング10内において、つめ部材20
がとり得る2位置に各々対応する2位置間を揺動
可能に配置されている。回り止めバネ24は切換
フインガ26の一端32と係合し、切換フインガ
26をいずれか一方の位置に保存する。切換装置
30はスライダ34を有し、このスライダ34は
握り部14内を横方向に摺動可能に案内されてい
る。つめ部材20は取付軸22の軸芯周りを回動
可能にハウジング10内に設けられており、その
外周部に凹部36を有する。この凹部36に切換
フインガ26の端部28が挿入されている。凹部
36はほぼ三角形状で、互いに実質的に垂直な2
つの面38及び40を有する。切換フインガ26
の端面はいずれかの位置において面38又は40
と弾性係合する。
ハウジング10内には、2つの互いに平行な縦
面44,46を有する縦路42が形成されてい
る。切換フインガ26は縦長のひし形状に形成さ
れており、4つの横面48,50,52,54を
有する。切換フインガ26は縦路42内に配置さ
れており、第2図に示される位置においては一対
の対向横面48,52が縦路42の縦面44,4
6にそれぞれ接当している。別の位置ではもう一
対の対向横面54,50が縦路42の縦面44,
46にそれぞれ接当する。
面44,46を有する縦路42が形成されてい
る。切換フインガ26は縦長のひし形状に形成さ
れており、4つの横面48,50,52,54を
有する。切換フインガ26は縦路42内に配置さ
れており、第2図に示される位置においては一対
の対向横面48,52が縦路42の縦面44,4
6にそれぞれ接当している。別の位置ではもう一
対の対向横面54,50が縦路42の縦面44,
46にそれぞれ接当する。
回り止めバネ24により荷重を受けるボール5
8が縦路42の端面56に配設されている。縦路
42よりも小断面の円筒形ないしは方形凹部60
が縦路42に連設されており、この凹部60に回
り止めバネ24とボール58が内装されている。
回り止めバネ24は凹部60から頭部12の方向
にボール58を付勢する。いずれの位置をとろう
と切換フインガ26の端部32はボール58の一
面と、縦路42のどちらか一方の縦面44又は4
6との間に位置する。このため、回り止めバネ2
4により切換フインガ26上からつめ部材20に
向かう力が加えられる。このように、ボール58
は切換フインガ26をパチツと締める2安定位置
を規定することに加えて、切換フインガ26に軸
方向力を伝達し、つめ部材20をつめ車18と咬
合するよう弾性保持する。第2図において、つめ
車18がハウジング10に関して反時計方向に回
動されると、つめ部材20の歯が弾性力に抗して
押しやられてつめ車18との歯の咬合が一時的に
解かれるが、両者は即座に再咬合する。
8が縦路42の端面56に配設されている。縦路
42よりも小断面の円筒形ないしは方形凹部60
が縦路42に連設されており、この凹部60に回
り止めバネ24とボール58が内装されている。
回り止めバネ24は凹部60から頭部12の方向
にボール58を付勢する。いずれの位置をとろう
と切換フインガ26の端部32はボール58の一
面と、縦路42のどちらか一方の縦面44又は4
6との間に位置する。このため、回り止めバネ2
4により切換フインガ26上からつめ部材20に
向かう力が加えられる。このように、ボール58
は切換フインガ26をパチツと締める2安定位置
を規定することに加えて、切換フインガ26に軸
方向力を伝達し、つめ部材20をつめ車18と咬
合するよう弾性保持する。第2図において、つめ
車18がハウジング10に関して反時計方向に回
動されると、つめ部材20の歯が弾性力に抗して
押しやられてつめ車18との歯の咬合が一時的に
解かれるが、両者は即座に再咬合する。
スライダ34は握り部14内において縦路42
の長手方向と直角に案内されるようになつている
とともに、スライダは開口62を有し、ボール5
8と接当する切換フインガ26の端部32が開口
62に貫挿されている。したがつて、切換フイン
ガ26がとり得る安定2位置によつてスライダ3
4の2位置が同時に決定される。スライダ34が
これら2位置のいずれかをとるとき、スライダ3
4が握り部14の外面64又は66から少し突出
するように構成されている。スライダ34のこの
突出部を押圧すると、切換フインガ26が揺動
し、その端部32が死点通過まで回り止めバネ2
4の作用に抗してボール58を凹部60内に押し
こむ。第2図において、スライダ34を上方に押
圧すると切換フインガ26は反時計方向に揺動
し、端部32が上方に移動する。死点通過後には
切換フインガ26の下面がボール58と当接す
る。ボール58に作用する回り止めバネ24の弾
性力により切換フインガ26がもう一方の安定位
置に付勢される。この位置において、切換フイン
ガ26の横面54は縦路42の縦面44と当接
し、横面50は縦面46と当接する。こうした切
換フインガ26の回動によりつめ部材20は時計
方向に回動され、中心線の下方でつめ部材20の
歯とつめ車18の歯とが咬合する端位置に切り換
えられる。この時点においてつめ車18のハウジ
ング10に関して反時計方向への回動が禁止され
る。
の長手方向と直角に案内されるようになつている
とともに、スライダは開口62を有し、ボール5
8と接当する切換フインガ26の端部32が開口
62に貫挿されている。したがつて、切換フイン
ガ26がとり得る安定2位置によつてスライダ3
4の2位置が同時に決定される。スライダ34が
これら2位置のいずれかをとるとき、スライダ3
4が握り部14の外面64又は66から少し突出
するように構成されている。スライダ34のこの
突出部を押圧すると、切換フインガ26が揺動
し、その端部32が死点通過まで回り止めバネ2
4の作用に抗してボール58を凹部60内に押し
こむ。第2図において、スライダ34を上方に押
圧すると切換フインガ26は反時計方向に揺動
し、端部32が上方に移動する。死点通過後には
切換フインガ26の下面がボール58と当接す
る。ボール58に作用する回り止めバネ24の弾
性力により切換フインガ26がもう一方の安定位
置に付勢される。この位置において、切換フイン
ガ26の横面54は縦路42の縦面44と当接
し、横面50は縦面46と当接する。こうした切
換フインガ26の回動によりつめ部材20は時計
方向に回動され、中心線の下方でつめ部材20の
歯とつめ車18の歯とが咬合する端位置に切り換
えられる。この時点においてつめ車18のハウジ
ング10に関して反時計方向への回動が禁止され
る。
ハウジング10を軽量、かつ、製作容易とする
ため、平行両平面70,72を有する平板部68
をプラスチツク製とし、この平板部68を一対の
金属板74,76で挟みこんでリベツトボルト7
8等の取付具により連結してある。金属板74,
76としては銅板が好ましいが、高耐摩耗性で曲
げ、たわみに強い高剛性のものであればよい。プ
ラスチツク製平板部68には駆動軸16を配置す
る丸穴80と、この丸穴80に連通するもう1つ
の穴82が穿設されており、プラスチツク製平板
部68の上面70に設けられた縦路42を形成す
る溝が穴82と接続している。溝は金属板74に
よつてその上方がふさがれている。つめ車18を
備えた駆動軸16は穴80内に配置され、2枚の
金属板74,76がそれぞれ備える軸受ピン8
4,86を介して回転自在に支持されている。つ
め部材20は穴82内に配置され、その取付軸2
2が金属板74,76に回転自在に支持されてい
る。プラスチツク製平板部68の両端部には上下
方にそれぞれ突出する凸部が設けられている。換
言すれば、各平面70,72はプラスチツク製平
板部68の上下面にそれぞれ形成される凹部の平
底にあたる。プラスチツク製平板部68の両平面
70,72の寸法は対応する金属板74,76の
寸法とほぼ等しく、金属板74,76はそれぞれ
プラスチツク製平板部68の両面に形成される側
壁88,90を有する凹部内にはめこまれる。こ
うして、軽量かつ高剛性のレンチ構造が得られ
る。
ため、平行両平面70,72を有する平板部68
をプラスチツク製とし、この平板部68を一対の
金属板74,76で挟みこんでリベツトボルト7
8等の取付具により連結してある。金属板74,
76としては銅板が好ましいが、高耐摩耗性で曲
げ、たわみに強い高剛性のものであればよい。プ
ラスチツク製平板部68には駆動軸16を配置す
る丸穴80と、この丸穴80に連通するもう1つ
の穴82が穿設されており、プラスチツク製平板
部68の上面70に設けられた縦路42を形成す
る溝が穴82と接続している。溝は金属板74に
よつてその上方がふさがれている。つめ車18を
備えた駆動軸16は穴80内に配置され、2枚の
金属板74,76がそれぞれ備える軸受ピン8
4,86を介して回転自在に支持されている。つ
め部材20は穴82内に配置され、その取付軸2
2が金属板74,76に回転自在に支持されてい
る。プラスチツク製平板部68の両端部には上下
方にそれぞれ突出する凸部が設けられている。換
言すれば、各平面70,72はプラスチツク製平
板部68の上下面にそれぞれ形成される凹部の平
底にあたる。プラスチツク製平板部68の両平面
70,72の寸法は対応する金属板74,76の
寸法とほぼ等しく、金属板74,76はそれぞれ
プラスチツク製平板部68の両面に形成される側
壁88,90を有する凹部内にはめこまれる。こ
うして、軽量かつ高剛性のレンチ構造が得られ
る。
なお、本考案を以下のように構成することもで
きる。すなわち、 (a) ハウジンク10と、 (b) 前記ハウジング10内に回転自在に設けら
れ、工具に連結可能な形状を有する駆動部材1
6と、 (c) 前記駆動部材16に設けられたつめ車18
と、 (d) 回り止めバネ24に付勢されるとともに、前
記ハウジング10内に回転自在に配置され、前
記つめ車18の第1方向への回動を阻止する
が、第2方向への回動を許容しうるように構成
されたつめ部材20とからなるテチエツトレン
チにおいて、 (e) 対向する平行両平面70,72を備えたプラ
スチツク製平板部68を有する前記ハウジング
10と、 (f) 前記プラスチツク製平板部68の両平面7
0,72に支持され、取付具78を介してプラ
スチツク製平板部68に互いに連結されている
高耐摩耗性材からなる一対の金属板74,76
とから構成されている、 ことを特徴とするラチエツトレンチ。
きる。すなわち、 (a) ハウジンク10と、 (b) 前記ハウジング10内に回転自在に設けら
れ、工具に連結可能な形状を有する駆動部材1
6と、 (c) 前記駆動部材16に設けられたつめ車18
と、 (d) 回り止めバネ24に付勢されるとともに、前
記ハウジング10内に回転自在に配置され、前
記つめ車18の第1方向への回動を阻止する
が、第2方向への回動を許容しうるように構成
されたつめ部材20とからなるテチエツトレン
チにおいて、 (e) 対向する平行両平面70,72を備えたプラ
スチツク製平板部68を有する前記ハウジング
10と、 (f) 前記プラスチツク製平板部68の両平面7
0,72に支持され、取付具78を介してプラ
スチツク製平板部68に互いに連結されている
高耐摩耗性材からなる一対の金属板74,76
とから構成されている、 ことを特徴とするラチエツトレンチ。
さらに、上記のラチエツトレンチにおいて、
(a) 各平面70,72をそれぞれプラスチツク製
平板部68の平溝の底面により形成し、前記各
平面の寸法を関連する金属板74,76の寸法
に対応させることにより、前記金属板74,7
6を前記平溝の側壁88,90によつて側面保
持させるようにし、 (b) 前記プラスチツク製平板部68にラチエツト
機構を収納する穴80,82と溝42,60を
形成し、 (c) つめ車18を備えた駆動部材16とつめ部材
20を前記金属板74,76内に取り付けた、 ことを特徴とする。
平板部68の平溝の底面により形成し、前記各
平面の寸法を関連する金属板74,76の寸法
に対応させることにより、前記金属板74,7
6を前記平溝の側壁88,90によつて側面保
持させるようにし、 (b) 前記プラスチツク製平板部68にラチエツト
機構を収納する穴80,82と溝42,60を
形成し、 (c) つめ車18を備えた駆動部材16とつめ部材
20を前記金属板74,76内に取り付けた、 ことを特徴とする。
このようにすれば、ラチエツトレンチの高い製
造コストと、重さの問題を解決して作業性を改善
することができる。
造コストと、重さの問題を解決して作業性を改善
することができる。
つまり、一対の板がつめ車およびつめ部材を取
り付けるのに役立ち、高耐摩耗性の板によりこれ
らの部品を被覆しているので、ポリアミド等のプ
ラスチツクにより成形される一般的なハウジング
よりも部品の保全が容易となる。また、こうした
板の使用によりハウジングが強化そして安定化さ
れるので比較的大きな力の伝達も可能となる。し
かしながら、ハウジングの大部分はプラスチツク
から製作されるので、製造が容易となることに加
えて製造コストも低減される。
り付けるのに役立ち、高耐摩耗性の板によりこれ
らの部品を被覆しているので、ポリアミド等のプ
ラスチツクにより成形される一般的なハウジング
よりも部品の保全が容易となる。また、こうした
板の使用によりハウジングが強化そして安定化さ
れるので比較的大きな力の伝達も可能となる。し
かしながら、ハウジングの大部分はプラスチツク
から製作されるので、製造が容易となることに加
えて製造コストも低減される。
このように、プラスチツク製本体を高耐摩耗性
材の板で挟持する構成にすれば、軽量化、強化、
及び製造コストの低減化が図れて好ましい。
材の板で挟持する構成にすれば、軽量化、強化、
及び製造コストの低減化が図れて好ましい。
第1図は本考案によるラチエツトレンチの縦断
面図、第2図は上方の金属板を取り除いたラチエ
ツトレンチの部分断面平面図である。 10……ハウジング、12……頭部、14……
握り部、16……駆動部材、18……つめ車、2
0……つめ部材、24……回り止めバネ、26…
…切換フインガ、30……切換装置、34……ス
ライダ、42……縦路、58……ボール、68…
…プラスチツク製平板部、74,76……金属
板、78……取付具、80……丸穴、62,82
……穴。
面図、第2図は上方の金属板を取り除いたラチエ
ツトレンチの部分断面平面図である。 10……ハウジング、12……頭部、14……
握り部、16……駆動部材、18……つめ車、2
0……つめ部材、24……回り止めバネ、26…
…切換フインガ、30……切換装置、34……ス
ライダ、42……縦路、58……ボール、68…
…プラスチツク製平板部、74,76……金属
板、78……取付具、80……丸穴、62,82
……穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 下記の(a)〜(d)からなる可逆式のラチエツトレ
ンチ。 (a) レンチ本体10。 これは頭部12と握り部14とからなり、 前記頭部12には、回転要素に係合する駆動部
材16と、この駆動部材16を回動する為のつめ
車18とが配設されていると共に、このつめ車1
8と共働するつめ部材20が設けられており、 このつめ部材20は、片方の端位置にあるとき
は前記握り部14に作用する往復動によつて前記
駆動部材16を時計方向に回転させ、他方にある
ときは、前記握り部14に作用する往復動によつ
て前記駆動部材16を反時計方向に回転させるよ
うな2つの端位置の間を移動するように、回動可
能で、かつ前記つめ車18と係合し、 更に、内部に、前記頭部12から前記握り部1
4に向かう、対向した平行な一対の縦壁面44,
46を備えた縦路42が形成されている。 (b) 切換フインガ26。 これは剛体であつて、前記握り部14から前記
頭部12にかけて前記レンチ本体10の前記縦路
42内に長手方向に延設されて細長い菱形状のて
こ棒を形成し、 前記縦路42内の前記縦壁面44,46に当接
して、回動支点となる頂点を有する拡幅された中
間部分に向けて、対向する前記縦壁面44,46
に沿つて拡大する形状を備えた対向端部分の夫々
が入力腕32と作用腕28として形成されてお
り、前記菱形状のてこ棒が回動される際、このて
こ棒と前記レンチ本体10の前記縦壁面44,4
6の対応する面同士とが交互に平面係合すると共
に、 前記作用腕28の端部は前記つめ部材20に係
合していて、このつめ部材20が一方の端位置か
ら他方に、あるいはその逆方向に移動されるよう
に構成されている。 (c) 切換装置30。 これは前記切換フインガ26を動かす装置であ
つて、 前記レンチ本体10内の前記握り部14近くに
配設されており、 このレンチ本体10内部を横断して往復摺動す
るスライダ34からなつていて、このスライダ3
4に、前記切換フインガ26の入力腕32が係合
し、このスライダ34により前記切換フインガ2
6の摺動を可能にする。 (d) 弾性手段24,58,60。 これは前記つめ部材20を端位置の片方に保持
するために前記握り部14内に配置されていて、 前記切換フインガ26が横方向に動いて乗り越
えるスナツプ動作によりこの切換フインガ26が
片方の端位置に落ち着くように構成されると共
に、前記切換フインガ26に対する側に設けられ
ているボール58と、このボール58を前記頭部
12に向けて前記縦路42の端面56付近に付勢
する弾性部材24と、この弾性部材24を内装し
前記縦路42に連接された空洞60とから構成さ
れる。 2 (a) 前記つめ部材20はその外周に溝36が
形成されていると共に、 (b) 前記溝36内に前記切換フインガ26の作
用腕28が挿入されている 実用新案登録請求の範囲第1項記載のラチ
エツトレンチ。 3 (a) 前記溝36を略三角形状とし、互いに実
質的に垂直な2つの面38,40が形成され
ていると共に、 (b) 前記切換フインガ26の端面が前記2位置
の各位置において前記2つの面38,40に
弾性係合されるようになつている 実用新案登録請求の範囲第2項記載のラン
チエツトレンチ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP85710001A EP0187613B1 (de) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | Ratchenschlüssel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63100155U JPS63100155U (ja) | 1988-06-29 |
JPH0426218Y2 true JPH0426218Y2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=8194606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987174931U Expired JPH0426218Y2 (ja) | 1985-01-07 | 1987-11-16 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4770072A (ja) |
EP (1) | EP0187613B1 (ja) |
JP (1) | JPH0426218Y2 (ja) |
KR (1) | KR920011055B1 (ja) |
AT (1) | ATE31497T1 (ja) |
DE (1) | DE3561232D1 (ja) |
ES (1) | ES296369Y (ja) |
IN (1) | IN166576B (ja) |
Families Citing this family (46)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2223971A (en) * | 1988-10-19 | 1990-04-25 | Jessie Chow | Ratchet wrench |
EP0437007A1 (en) * | 1989-07-20 | 1991-07-17 | Chiro Tools Mfg., Corp. | Improved wrench |
US5119701A (en) * | 1991-01-15 | 1992-06-09 | Wei Hung Yin | Base seat of a dual-directional ratchet wrench |
US5271300A (en) * | 1992-07-14 | 1993-12-21 | Snap-On Tools Corporation | Composite hand tool |
CA2112279A1 (en) * | 1993-10-28 | 1995-04-29 | Gregory A. Zurbuchen | Composite ratchet wrench and method of making same |
US5626061A (en) * | 1995-07-13 | 1997-05-06 | Stanley Mechanics Tools | Composite ratchet |
USD381567S (en) * | 1995-11-07 | 1997-07-29 | Kaiser Michael C | Ratchet box wrench |
US5713251A (en) * | 1995-11-15 | 1998-02-03 | Snap-On Technologies, Inc. | Composite box wrench with ratchet module insert |
US5765669A (en) | 1996-01-26 | 1998-06-16 | Dwbh Ventures Ltd. | Reversible, infinitely variable wedging element, force transfer device |
US6318216B1 (en) | 1997-05-07 | 2001-11-20 | Snap-On Technologies, Inc. | Composite box wrench with reinforcing and retaining structure |
SI20257B (sl) * | 1999-04-06 | 2008-06-30 | Tone OFENTAVŠEK | Električno izolirano orodje z zaskočnim mehanizmom |
US20040194584A1 (en) * | 1999-04-06 | 2004-10-07 | Tone Ofentavsek | Electrically insulated hand tool with a detent mechanism |
US6260447B1 (en) * | 1999-06-22 | 2001-07-17 | Heinz Hutt | Ratchet tool holder |
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