JPH0426187Y2 - - Google Patents

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JPH0426187Y2
JPH0426187Y2 JP11796484U JP11796484U JPH0426187Y2 JP H0426187 Y2 JPH0426187 Y2 JP H0426187Y2 JP 11796484 U JP11796484 U JP 11796484U JP 11796484 U JP11796484 U JP 11796484U JP H0426187 Y2 JPH0426187 Y2 JP H0426187Y2
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JP
Japan
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holder
lens array
pair
parts
mounting surface
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JP11796484U
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JPS6131631U (ja
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作物を保持すると共に載置面上に
載置されてこの載置面に対して固定されるべき工
作物保持具に関するものである。
従来の技術 工作機械によつて工作物を工作する場合、特
に、多数の工作物を同時に工作する場合は、搬送
や工作機械に対する固定等を容易に行うことがで
きる様に、通常は工作物保持具によつて工作物を
保持する。
例えば、棒状の屈折率分布型レンズを上下左右
に積み重ねて合成樹脂で互いに接着することによ
つて1枚の板状とした屈折率分布型レンズアレイ
の両端面を研摩機によつて研摩する場合、従来は
第5図に示す様な保持具が使用されていた。
この第5図の保持具1は、略H字状の本体2と
この本体2にボルト3によつて取り付けられる2
本のバー4とを有している。本体2の両端部には
ハンドリング様のボルト5を螺入するためのボル
ト穴6が設けられており、また本体2の略中央部
には研摩液流入孔7が設けられている。
以上のような保持具1を電磁チヤツクと共に使
用して、多数の屈折率分布型レンズアレイ11の
端面を同時に研摩するには、まずこれらのレンズ
アレイ11を本体2とバー4との緊締によつて互
いに積層させた状態で保持する。
次いで、ボルト5を把持して、レンズアレイ1
1を保持した状態の保持具1を載置面である電磁
チヤツクテーブル12上へ搬送して載置する。そ
して、第6図に示す様に角鋼を短く切つた3個の
チヤツクブロツク13か或いは第7図に示す様に
略コ字状のチヤツクブロツク14によつて、保持
具1を3方向から押圧してこの保持具1とレンズ
アレイ11とをテーブル12に対して固定してか
ら、ボルト5をボルト穴6から取り外す。
レンズアレイ11の一方の端面の研摩が終了す
ると、ボルト5をボルト穴6へ螺入し、チヤツク
ブロツク13,14を取り除いて、保持具1を第
8図に示す様にして一旦テーブル12から取り上
げる。そして、第9図に示す様に保持具1を反転
させると共にボルト5を取り替え、レンズアレイ
11を保持した状態の保持具1をテーブル12上
へ再び搬送して載置する。その後、チヤツクブロ
ツク13或いは14によつて保持具1とレンズア
レイ11とをテーブル12に対して固定してか
ら、ボルト5をボルト穴6から取り外す。
レンズアレイ11のもう一方の端面の研摩が終
了すると、ボルト5をボルト穴6へ螺入し、チヤ
ツクブロツク13,14を取り除いて、レンズア
レイ11を保持した状態の保持具1をテーブル1
2から取り上げる。
なお、研摩時の温度上昇を防止するためにレン
ズアレイ11が水冷されており、このレンズアレ
イ11とテーブル12とは水でぬれている。
考案が解決しようとする問題点 ところが、以上の様な保持具1では、チヤツク
ブロツク13,14が保持具1とは全く別個の部
材であるので、保持具1をテーブル12に対して
固定するためには、テーブル12上への保持具1
の載置とチヤツクブロツク13,14による保持
具1の押圧との二動作が必要であり、反転動作も
煩雑であるために、作業能率が良くない。
また、チヤツクブロツク13,14を付け忘れ
たり取り付け個所が適正でないために正常に研摩
することができないという作業ミスが発生するこ
とも考えられる。
また、チヤツクブロツク13,14が保持具1
と別個の部材であるので、チヤツクブロツク専用
の収納場所も必要である。
問題点を解決するための手段 本考案による工作物保持具21は、板状の把持
部32と一対の対向部33とから成る略コ字状の
取手31を有しており、前記把持部32は磁性部
材によつて構成されると共に前記一対の対向部3
3に対する取付部(ボルト34の螺入孔)同士を
結ぶ線の回りを回動可能な様に前記一対の対向部
33に取り付けられており、前記取付部(ボルト
34の螺入孔)同士を結ぶ線は載置面12に対し
て平行であり、前記一対の対向部33は前記取付
部(ボルト34の螺入孔)同士を結ぶ線と平行な
線(リベツト28同士を結ぶ線)の回りを回動可
能な様に前記保持具21の側縁部に取り付けられ
ている。
作 用 本発明による工作物保持具21では、取手31
のうちの一対の対向部33が回動して把持部32
が載置面12へ接近可能な様にこの載置面12へ
保持具21を載置すれば、更に把持部32が回動
しこの把持部32の広巾の平面部が載置面12に
密接して磁気的に吸引固定されることによつて、
保持具21と工作物(屈折率分布型レンズアレイ
11)とが固定される。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図を参
照しながら説明する。
この一実施例の保持具21では、互いに対向し
ている受バー22及び押バー23とこれらのバー
22,23を連結している2本の側バー24,2
5とで矩形のフレームを形成している。受バー2
2と側バー24,25とは互いに固定されている
が、押バー23は側バー24,25に移動可能に
取り付けられており、ボルト26の螺入によつて
押バー23は受バー22へ接近する様に移動す
る。
従つて、ボルト26の螺入による受バー22と
押バー23との緊締によつて、例えば多数の屈折
率分布型レンズアイ11をこの保持具21で保持
することができる。
受バー22の押バー23とは反対側の面つまり
保持具21の側縁部には、金具27及びリベツト
28によつて、取手31が回動自在に取り付けら
れている。取手31は把持部32と一対の対向部
33とで略コ字状を成しており、把持部32はボ
ルト34によつて対向部33に回動自在に取り付
けられている。
把持部32は、やや厚い板状を成す鋼から成つ
ており、一対の狭巾の側端面が丸みを有している
以外は総て平面に加工されている。つまり、この
一実施例では、取手31の把持部32が、平面部
を有する磁性部材となつている。
なお、対向部33の先端33aからリベツト2
8の挿入位置までの距離は、レンズアレイ11の
両端面間の長さの略半分よりも長くなる様に選定
されている。
以上の様な保持具21では、レンズアレイ11
を保持した状態の保持具21を電磁チヤツクテー
ブル12上に載置するだけで、リベツト28同士
を結ぶ線の回りを取手31の対向部33が回動す
ると共に、ボルト34同士を結ぶ線の回りを把持
部32が回動する。
この結果、第3図に示す様に、保持具21の本
体であるバー22〜25がテーブル12から離間
していても把持部32の一対の広巾の側端面の内
の一方がテーブル12に密接して磁気的に吸引固
定されるので、保持具21とレンズアレイ11も
テーブル12に対して固定される。
なお、保持具21及びレンズアレイ11がテー
ブル12に固定されたときに、研摩面であるレン
ズアレイ11の一方の端面を含む平面から対向部
33の先端33aが突出しない様に、保持具21
の各部の寸法が選定されている。
また、第4図に示す様に、把持部32をテーブ
ル12から離間させる様に回動させると、対向部
33の先端33aがテーブル12に当接するの
で、保持具21の側縁部にてこ式に力が加えら
れ、この側縁部に加えられた力によつて保持具2
1全体が更にてこ式に回動される。
つまり、保持具21には2段のてこ式に力が加
えられるために、レンズアレイ11とテーブル1
2とが水にぬれていても、保持具21及びレンズ
アレイ11をテーブル12から容易に取り上げる
ことができる。
なお、以上の様な保持具21及びレンズアレイ
11のテーブル12に対する固定及びテーブル1
2からの取り上げは、レンズアレイ11の何れの
端面を研摩する場合でも同様に行われ得る。
考案の効果 以上の様に、本考案による工作物保持具では、
非磁性体の工作物を保持した状態の保持具を載置
面に載置するだけで、保持具に対して取手の一対
の対向部と把持部とが共に回動し、把持部の広巾
の平面部が載置面に密接して磁気的に吸引固定さ
れるので、保持具と工作物も載置面に対して固定
される。
従つて、保持具と工作物との載置面への載置と
いう一動作のみで保持具と工作物とを固定するこ
とができ、反転動作も簡単であるので、作業能率
が非常に良い。
また、磁性部材が最初から保持具に取り付けら
れているので、付け忘れや取り付け個所が適正で
ないということがなく、作業ミスの発生が著しく
減少する。
また、磁性部材が保持具に取り付けられている
ので、磁性部材専用の収納場所も不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略的な斜視
図、第2図は一実施例の要部を示す概略的な斜視
図、第3図は一実施例を電磁チヤツクテーブルに
固定した状態を示す概略的な側面図、第4図は一
実施例をテーブルから取り上げる方法を示す概略
的な側面図である。第5図は本考案の一従来例を
示す概略的な斜視図、第6図及び第7図は一従来
例を電磁チヤツクテーブルに固定した状態を示す
概略的な斜視図、第8図は一従来例をテーブルか
ら取り上げる方法を示す概略的な側面図、第9図
は一従来例を反転させる方法を示す概略的な斜視
図である。 なお図面に用いられた符号において、11……
屈折率分布型レンズアレイ、12……電磁チヤツ
クテーブル、21……保持具、31……取手、3
2……把持部、33……対向部、41……保持
具、43……鋼板、44……対向部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 工作物を保持すると共に載置面上に載置されて
    この載置面に対して固定されるべき工作物保持具
    において、 板状の把持部と一対の対向部とから成る略コ字
    状の取手を有しており、 前記把持部は磁性部材によつて構成されると共
    に前記一対の対向部に対する取付部同士を結ぶ線
    の回りを回動可能な様に前記一対の対向部に取り
    付けられており、 前記取付部同士を結ぶ線は前記載置面に対して
    平行であり、 前記一対の対向部は前記取付部同士を結ぶ線と
    平行な線の回りを回動可能な様に前記保持具の側
    縁部に取り付けられていることを特徴とする工作
    物保持具。
JP11796484U 1984-07-31 1984-07-31 工作物保持具 Granted JPS6131631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11796484U JPS6131631U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 工作物保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11796484U JPS6131631U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 工作物保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6131631U JPS6131631U (ja) 1986-02-26
JPH0426187Y2 true JPH0426187Y2 (ja) 1992-06-24

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ID=30676853

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11796484U Granted JPS6131631U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 工作物保持具

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JPS6131631U (ja) 1986-02-26

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