JPH04261481A - コーティング用樹脂組成物 - Google Patents

コーティング用樹脂組成物

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JPH04261481A
JPH04261481A JP3044146A JP4414691A JPH04261481A JP H04261481 A JPH04261481 A JP H04261481A JP 3044146 A JP3044146 A JP 3044146A JP 4414691 A JP4414691 A JP 4414691A JP H04261481 A JPH04261481 A JP H04261481A
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JP
Japan
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glycol
diisocyanate
polyester polyol
coating
polyurethane resin
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JP3044146A
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English (en)
Inventor
Haruo Asai
浅井 治夫
Hiroshi Fujimoto
弘 藤本
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はコ−ティング用樹脂組成
物に関するものである。更に詳しくは、耐可塑剤性、耐
指紋性、耐光性、熱安定性に優れ、且つ強靭な塗膜を与
えるポリウレタン樹脂系昇華型感熱記録紙用に好適なコ
−ティング用樹脂組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般にポリウレタン樹脂系コ−ティング
剤は、脂肪族ポリエステルポリオールあるいはポリエー
テルポリオールと有機多価イソシアネートとを反応させ
て得られるポリウレタンを主体とするものが多く、一般
にはガラス転移温度が低く、伸びのある樹脂が用いられ
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
、熱昇華型転写型プリンター、インクジェット式プリン
ター、熱溶融型プリンターの受像紙用コ−ティング剤に
おいて保存性、特に光による画像の変色、色落ち、オフ
ィスで使われる用途からプラスチック消しゴムや塩化ビ
ニル系被覆剤の受像紙表面の付着による変色、色落ち、
更に手に触れることから、指紋による汚染、跡残り、色
抜けや、また高温多湿環境保存時の画像のにじみ、変色
等に対して優れた抵抗性を示す塗膜が必要とされている
。しかしながら、従来のポリウレタン樹脂の原料である
脂肪族ポリエステルポリオール、脂肪族ポリエーテルポ
リオールでは、耐可塑剤性、耐光性、耐指紋性、熱安定
性等に優れたポリウレタン樹脂系コ−ティング剤を製造
することは困難である。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
対して、鋭意研究を重ねた結果、特定のポリウレタン樹
脂により、耐可塑剤性、耐光性、耐指紋性、熱安定性に
優れたポリウレタン樹脂系コ−ティング剤が得られるこ
とを見いだし本発明に到達した。すなわち、本発明はジ
カルボン酸成分が主として芳香族ジカルボン酸からなり
、グリコール成分が一般式(1)で示されるグリコール
20〜100モル%及び他のグリコール0〜80モル%
からなる還元粘度0.05以上のポリエステルポリオー
ル(a)、有機ジイソシアネート化合物(b)及び活性
水素基を有する鎖延長剤(c)を 活性水素基/イソシアネート基>1.0(当量比)で反
応させて得られるポリウレタン樹脂を含有することを特
徴とするコ−ティング用樹脂組成物である。 一般式(1)  : 【化2】 (R1 、R2 は水素またはメチル基であり、R3 
、R4 は水素またはメチル基であり、n、mは1〜5
の整数である。) 【0005】本発明におけるポリウレタン樹脂は、ポリ
エステルポリオール(a)と有機ジイソシアネート化合
物(b)及び活性水素を有する鎖延長剤(c)を用いて
得ることができる。本発明で使用するポリエステルポリ
オール(a)のカルボン酸成分としては、テレフタル酸
、イソフタル酸、オルソフタル酸、2,3−ナフタル酸
、1,1,3−トリメチル−3−フェニルインデン−4
’,5−ジカルボン酸、5−ソジュウムスルホイソフタ
ル酸などの芳香族ジカルボン酸、p−(ヒドロキシエト
キシ)安息香酸などの芳香族オキシカルボン酸、コハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸、フマール酸、
マレイン酸、テトラヒドリフタル酸、1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸などの不飽和脂肪族及び脂環族ジカ
ルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などのトリ
及びテトラカルボン酸などを挙げることができる。 これらの酸成分のうち全酸成分に対して芳香族ジカルボ
ン酸は70モル%であることが好ましく、望ましいジカ
ルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、1,
1,3−トリメチル−3−フェニルインデン−4’,5
−ジカルボン酸、5−ソジュウムスルホイソフタル酸で
ある。 【0006】またポリエステルポリオール(a)のグリ
コール成分は下記一般式(1) 【化3】 (R1 、R2 は水素またはメチル基であり、R3 
、R4 は水素はたはメチル基であり、m、nは1〜5
の整数である。)で示される化合物であり、好ましくは
ビスフェノールエチレンオキサイドまたは/およびプロ
ピレンオキサイド付加物20〜100モル%及び他のグ
リコール成分0〜80モル%である。一般式(1)で示
されるビスフェノールエチレンオキサイドまたは/およ
びプロピレンオキサイド付加物と併用できるグリコール
成分としては、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレング
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、トリシクロデカンジ
メチロール、2,3,4−トリメチロール−1,3−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、2,2−ジエチル−1,
3−プロパンジオール、2−n−ブチル−2−エチル−
1,3−プロパンジオール等がある。上記グリコール成
分のうち好ましくはエチレングリコール、トリシクロデ
カンジメチロール、ネオペンチルグリコール、ポリエチ
エレングリコールである。ポリエステルポリオール(a
)の還元粘度は0.05以上好ましくは0.05〜0.
4であることが必要であり、そのガラス転移温度は40
〜80℃であるものが望ましい。 【0007】本発明で使用する有機ジイソシアネート化
合物(b)としては、ヘキサメチレンジイソシアネート
、テトラメチレンジイソシアネート、3,3’−ジメト
キシ−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、p−
キシリレンジイソシアネート、m−キシリレンジイソシ
アネート、1,3−ジイソシアネート−メチルシクロヘ
キサン、1,4−ジイソシアネートメチルシクロヘキサ
ン、4,4’−ジイソシアネートジシクロヘキサン、4
,4’−ジイソシアネートシクロヘキシルメタン、イソ
ホロンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、p−フェ
ニレンジイシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、2,4−ナフ
タレンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4
’−ビフェニレンジイソシアネート、4,4’−ジイソ
シアネートジフェニルエーテル、1,5’−ナフタレン
ジイソシアネート等が挙げられる。 【0008】本発明において使用する活性水素基を有す
る鎖延長剤(c)としては、例えばエチレングリコール
、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、2
,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、ポリエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール、トリシ
クロデカンジメチロール、ビスフェノールAエチレンオ
キサイド付加物などが挙げられる。上記、鎖延長剤のう
ち、より好ましい物は、ネオペンチルグリコール、エチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ジエチレン
グリコールである。本発明において上記ポリエステルポ
リオール(a)、有機ジイソシアネート化合物(b)及
び活性水素基を有する鎖延長剤(c)より得られるポリ
ウレタン樹脂の数平均分子量は5000〜60000、
望ましくは6000〜50000でガラス転移温度は4
0〜150℃、ウレタン結合含有量は500〜4000
当量/106 gの樹脂である。 【0009】本発明で使用するポリウレタン樹脂は公知
の方法、溶剤中で20〜150℃の反応温度で触媒の存
在下あるいは無触媒下で製造される。この際に使用する
溶剤としては例えばメチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル等のエステル類が使用できる。反応を促進するための
触媒としてはアミン類、有機スズ化合物等が使用される
。本発明のコ−ティング用樹脂組成物は、一般には上記
ポリウレタン樹脂を溶剤に溶解した形態で使用され、固
形分に濃度は5〜70重量%程度で使用されるのが通例
である。 【0010】本発明のコ−ティング用樹脂組成物には、
公知の有機多価イソシアネート化合物、アルキルエーテ
ル化アミノホルムアルデヒド樹脂、エポキシ樹脂等の架
橋物を配合することができる。上記架橋剤を配合し、架
橋させることにより、耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性をさ
らに向上させる事が出来る。このような目的で使用する
有機多価イソシアネート化合物としては、例えばテトラ
メチレンジイソシアネート、水添化トリレンジイソシア
ネート、水添化キシリレンジイソシアネート、水添化ジ
フェニルメタンジイソシアネート等の脂環族ジイソシア
ネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート等の芳香族ジイソシアネート等の公知のジイソシア
ネート等のビューレットまたはイソシアネートまたはイ
ソシアヌレート3量体、あるいはジイソシアネート化合
物3モルと3官能ポリオール1モルとのアダクト体およ
びそれらのイソシアネート基を封止したブロックイソシ
アネート化合物を挙げることができる。イソシアネート
基のブロック化剤としてはフェノール、  ε−カプロ
ラクタム、アセト酢酸エチル、メチルエチルケトオキシ
ム等の公知のブロック化剤が使用できる。またアルキル
エーテル化アミノホルムアルデヒド樹脂としては、例え
ば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール等の炭素数1〜4のアル
キルアルコールによってアルキルエーテル化されたホル
ムアルデヒドあるいはパラホルムアルデヒドなどを尿素
、N,N−エチレン尿素、ジシアンジアミド、アミノト
リアジン等との縮合生成物であり、具体的にはメトキシ
化メチロール尿素、メトキシ化メチロール−N,N−エ
チレン尿素、メトキシ化メチロールメラミン、メトキシ
化メチロールベンゾグアナミン、ブトキシ化メチロール
メラミン、ブトキシ化メチロールベンゾグアナミン等が
使用できる。エポキシ樹脂としては、例えばビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテル及びその多量体、フェノ
ール又はクレゾールノボラック型エポキシ樹脂等の公知
のエポキシ樹脂を使用することができる。 【0011】本発明のコ−ティング用樹脂組成物には上
記架橋剤の他、目的に応じて体質顔料、着色顔料、揺変
性付与剤、表面平滑剤、消泡剤、色分かれ防止剤等を配
合することができる。本発明のコ−ティング用樹脂組成
物の製造にあたってはロール練り機ブレンダー、ボール
ミル等の混合、分散機が、ロールコーター、グラビアー
コータースプレーコ−ティング、ディップコ−ティング
等の方法が適宜選択される。 【0012】 【実施例】以下、本発明を具体的に説明するために製造
例、実施例を用いて説明するが、本発明は実施例によっ
て何ら限定されるものではない。製造例、実施例中、単
に部とあるのは重量部を示し、%とあるのは重量%を示
す。製造した重合体の数平均分子量はGPCにより測定
し、重合体組成は 1H−NMRにより測定した。これ
らの結果は表1及び2に示した。耐可塑剤性、耐光性、
耐指紋性、耐熱性についての測定方法は以下に示すとお
りであり、評価結果を表3に示した。 【0013】(1)ポリエステルポリオールの製造例温
度計、撹拌機を具備したオートクレーブ中にテレフタル
酸ジメチル485部、イソフタル酸ジメチル485部、
エチレングリコール449.5部、ビスフェノールAエ
チレンオキサイド2モル付加物720部、テトラブトキ
シチタネート0.5部を仕込み、150〜220℃で2
40分間加熱し、エステル交換反応を行い、次いで反応
系を30分間で250℃まで昇温し、系の圧力を除々に
減じ、45分後に0.3mmHg以下にし、この条件で
さらに30分間反応を続け、淡黄色透明なポリエステル
ポリオールAを得た。得られた樹脂の数平均分子量は2
500であった。同様の製造方法により得られたポリエ
ステルポリオールB〜Eを表1に示した。 【0014】      【表1】 【0015】(2)ポリエステル樹脂の製造例表1に示
すポリエステルポリオールCと同一仕込組成でエステル
交換反応を実施した後、260℃、0.3mmHg以下
の条件で120分間重縮合反応を行い、淡黄色透明なポ
リエステル樹脂Pを得た。得られた樹脂の数平均分子量
は17000、ガラス転位温度は64.2℃であった。 【0016】(3)ポリウレタン樹脂の製造例ポリエス
テルポリオールの製造例で得られた数平均分子量250
0のポリエステルポリオールAを100部、温度計、撹
拌機、還流式冷却器を具備した反応器中にトルエン10
0部と共に仕込み溶解後、ネオペンチルグリコールを7
部、イソホロンジイソシアネート21.4部及びジブチ
ル錫ラウレート0.02部を仕込み、70〜100℃で
4時間反応させた。ついで反応系を70℃まで冷却し、
メチルエチルケトン150部とトルエン50部を加えて
反応を停止した。得られたポリウレタン樹脂のFの数平
均分子量は28000でガラス転移温度は72.3℃で
あった。同様の方法によって得られたポリウレタン樹脂
G〜Lを表2に示した。 【0017】 【表2】 【0018】(4)印字画像の濃度評価方法受像体シー
トと熱転写シートをそれぞれ染着層(染料受容層)と色
材層が接触するように重ね合わせ、熱転写シートの基材
側よりサ−マルヘッドにより、ヘッドの出力0.7W/
ドット、ヘッド加熱時間8mS、ドット密度3ドット/
mmで加熱し、染料層に色材層中のシアン色染料を転写
させた。得られた転写画像濃度を反射濃度計(大日本ス
クリーン社製DM−600)で測定した。 【0019】(5)耐可塑剤性の評価方法シアン色染料
を転写させた受像体表面に、厚さ80μmの塩化ビニル
製フィルム1cm2 を付着させ、更にその塩化ビニル
フィルムの上に5gの荷重を与え、40℃の環境下で2
4時間放置し、シアン色の染料の色抜け、フィルムの跡
残りを見た。エージング後、受像層表面にフィルムの跡
もなく色抜けなど変化のないものを○、色には変化はな
いがフィルム跡が残るものを△、色も変化しフィルム跡
が残るものを×とした。   【0020】(6)耐光性の評価方法 シアン色染料を転写させた受像体シートに40℃の条件
下でキセノンランプにより与えられるエネルギ−が67
.0KJ/m2 となるように照射し、耐光性試験前の
濃度との比較における染料濃度保持率(%)で示した。 染料濃度保持率(%)=耐光性試験後の濃度/耐光性試
験前の濃度×100 【0021】(7)耐熱性(暗退色率)の評価方法シア
ン色染料を転写させた受像体を暗所60℃の環境下で1
68時間放置し、エージングを行い、耐熱性試験前の濃
度との比較における染料濃度保持率(%)で示した。 【0022】(8)耐指紋性の評価方法シアン色染料を
転写させた受像体表面に、親指を強く押しあてて指紋が
画像表面に残るようにし、40℃の環境下で48時間放
置し、シアン色染料の凝集、色抜け、指紋跡残りを見た
。エージング後、受像層表面に指紋の跡もなく色の変化
のないものを○、色に変化はないが指紋跡が残るものを
△、染料が画像表面に凝集してしまうものを×とした。 【0023】実施例  1 受容層用のポリウレタン樹脂Fをトルエン:メチルエチ
ルケトン=50:50の混合溶剤を用いて希釈し、20
%溶液とした。この溶液にエポキシ変性シリコーンオイ
ル(信越化学製:KF−102)を上記樹脂に対して1
0重量%配合し、厚み150μmの合成紙(王子油化製
:ユポPPG−150)にワイヤーバーを用いて4μm
の乾燥塗膜が得られるように塗布した。上記シートを1
20℃の雰囲気中で30分間乾燥させ、染着層(染料受
容層)を得た。 【0024】実施例  2 ポリウレタン樹脂G〜Hを用いて、実施例と同様の方法
により染着層を設け、それぞれ実施例2〜3とした。 【0025】比較例  1 ポリウレタン樹脂I〜Lを用い、実施例1と同様の方法
により染着層を設け、比較例1〜4とした。比較例  
5ウレタン基結合を含まないポリエステル樹脂Pを用い
、実施例1と同様の方法により染着層を設け比較例5と
した。 【0026】 【表3】 表3から明らかなように、本発明のポリウレタン樹脂で
は、耐可塑剤性、耐指紋性、耐光性、耐熱性が著しく良
好なことがわかる。 【0027】 【発明の効果】本発明による一般式(1)で示される特
定のグリコールを含むポリウレタン樹脂を主成分とする
コ−ティング用樹脂組成物は強靭な塗膜を形成でき、得
られた塗膜は優れた耐可塑剤性、耐指紋性をもち、耐光
性、耐熱性にも優れた特性を示すものであり、昇華型感
熱記録紙のバインダー等のコ−ティング剤として工業的
に有用なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ジカルボン酸成分が主として芳香族カ
    ルボン酸からなり、グリコール成分が一般式(1)で示
    されるグリコール20〜100モル%及び他のグリコー
    ル0〜80モル%からなる還元粘度0.05以上のポリ
    エステルポリオール(a)、有機ジイソシアネート(b
    )及び活性水素基を有する鎖延長剤(c)を活性水素基
    /イソシアネート基  〉1.0(当量比)で反応させ
    て得られるポリウレタン樹脂を含有することを特徴とす
    るコ−ティング用樹脂組成物。 一般式(1)  : 【化1】 (R1 、R2 は水素またはメチル基、R3 、R4
     は水素またはメチル基、nは1〜5の整数、mは1〜
    5の整数である。)
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