JPH04260495A - 溶液中の遷移元素の分離方法 - Google Patents

溶液中の遷移元素の分離方法

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JPH04260495A
JPH04260495A JP1990191A JP1990191A JPH04260495A JP H04260495 A JPH04260495 A JP H04260495A JP 1990191 A JP1990191 A JP 1990191A JP 1990191 A JP1990191 A JP 1990191A JP H04260495 A JPH04260495 A JP H04260495A
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朗 笹平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遷移元素を含む溶液(例
えば放射性廃液や工場、家庭等から発生する一般廃液)
中から遷移元素を分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶液から遷移元素を分離する方法
として下記のものがある。例えば放射性廃液から超ウラ
ン元素を分離する方法がアイ・エー・イー・エー,テク
ニカル・ドキュメント,337(1985年)第97頁
から第112頁(IAEA−TECDOC−337(1
985)PP97−112)において論じられている。 これは、放射性廃液中で鉄化合物の沈殿を生ぜしめ、こ
れに該廃液中の超ウラン元素を共沈させる方法である。 また、特開昭57−170827号公報には、Rhを微
量含む排水に第1鉄塩および中和剤を添加して排水のp
Hを調整し、鉄と共にRhを沈殿させる方法が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の従来方法は
超ウラン元素に対して効果的であるが、その他の遷移元
素、特にルテニウム、テクネシウムに対しては分離効率
が低いという問題点がある。上記後者の従来方法もルテ
ニウムやテクネシウムの分離を対象とするものではない
【0004】本発明の目的は、溶液中の遷移元素を分離
する方法であって、超ウラン元素以外の遷移元素、特に
ルテニウム、テクネシウムの分離に対しても有効な方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による溶液中の遷
移元素の分離方法は特許請求の範囲の各請求項に記載さ
れたとおりである。本明細書において、0価の金属とい
うのは、イオンや化合物になっていない当該金属単体そ
のものを意味し、好適には金属粉末の形をなしているも
のである。
【0006】溶液に添加する0価の金属としては、0価
の鉄が好適であるが、それ以外に、0価のクロム、マン
ガン、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛等の金属を用いて
もよい。また溶液に添加する多価金属化合物としては、
3価又は2価の鉄化合物が好適であるが、それ以外に、
クロム、希土類元素等、溶液に可溶でアルカリ領域で水
酸化物沈殿を生成する多価金属化合物を用いてもよい。
【0007】
【作用】溶液中において2価の鉄イオンおよび/又は3
価の鉄イオン等の多価金属イオンは、溶液がアルカリ性
であるとき、溶液中で水酸化物沈殿を生成する。その際
、アクチノイド元素等の希土類元素は上記沈殿体内に取
込まれるか又は該沈殿体に吸着されて共沈する。これに
より大部分の遷移元素は多価金属と共に沈殿中へ移行し
、溶液中から分離することができる。一方、ルテニウム
やテクネシウム等の一部の遷移元素は、多価金属の沈殿
に共沈せず溶液中に安定に存在するが、溶液中で0価の
金属により還元されるので、前記多価金属の沈殿ととも
に挙動するようになる。このようにして、溶液中に安定
に存在し得るルテニウムやテクネシウム等の遷移元素も
溶液中から分離することができる。
【0008】前記の多価金属イオンは、溶液に添加した
多価金属化合物が溶解することによって生じたイオンで
あってよいし、又は、溶液に添加した0価の金属一部が
溶液中で酸化されて生じたイオンでもよい。あるいは、
溶液に添加した3価の鉄化合物の少なくとも一部が溶液
中で還元されて生じたイオンであってもよい。上記の酸
化あるいは還元のために溶液に酸化剤あるいは還元剤を
添加してもよい。
【0009】
【実施例】以下に述べる本発明の第1,第2,第3,第
4の実施例は、放射性廃液中から超ウラン元素、ルテニ
ウム、テクネシウムを除去する方法として本発明を適用
する場合について示す。
【0010】まず第1の実施例を図1により説明する。 図1は本実施例で用いる基本的な装置構成を示した図で
ある。使用済核燃料の再処理工程より発生する中低レベ
ル放射性廃液6を沈殿生成槽1に入れ、0価の鉄と可溶
性の3価の鉄化合物との混合物(混合鉄)7を添加する
。次にpH調整剤11を加えて溶液中のpHをアルカリ
域に調整して鉄の水酸化物沈殿を生成させる。放射性廃
液中に含まれる超ウラン元素、ルテニウム、テクネシウ
ム等の核種は上記の沈殿とともに共沈する。この際、撹
拌機構10を用いれば沈殿生成は効果的に起こる。沈殿
が十分に成長した後、沈殿除去機構(フィルタ)2で沈
殿の混入を避けながら処理済の廃液9を取り出す。そし
て沈殿体8を最後に取り出す。以上の手順で廃液中の超
ウラン元素、ルテニウム、テクネシウムは沈殿体として
廃液から除去される。
【0011】本実施例による超ウラン元素(アメリシウ
ムとネプツニウム)及びルテニウムの分離性能について
図2により説明する。図2は分離性能の指標となる除染
係数(DF)を実験により求めた結果である。DFは元
の溶液中に含まれている元素濃度を処理後の溶液中の元
素濃度で割った値であり、DFが高い程分離性能が優れ
ていることになる。DF=103 を得られる方法はか
なり効果的な分離方法である。図2ではa,bで示す2
つの分離方法の実験結果を比較して示している。aは可
溶性の3価の鉄化合物を添加して水酸化第二鉄沈殿を生
成させて遷移元素を共沈させる従来の方法の場合であり
、アメリシウム(Am)とネプツニウム(Np)に対し
ては効果的だがルテニウム(Ru)に対しては効果的で
ないことがわかる。bは本実施例による方法での実験結
果であり、可溶性の3価の鉄化合物の他に0価の鉄をも
添加することによりRuの分離性能も向上することがわ
かる。図2には示していないが、テクネシウム(Tc)
もRuと同様の挙動を示す。
【0012】本実施例によれば超ウラン元素だけでなく
Ru、Tcも効果的に放射性廃液中より除去することが
できる。また、添加剤として鉄および鉄化合物しか添加
していず、pH操作だけなので、沈殿の処理が容易で、
操作が単純となる利点も有している。
【0013】本実施例では0価の鉄の代りに0価のクロ
ム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛等の、溶
液に溶解する金属を添加しても同様の効果がある。また
、可溶性の3価の鉄化合物の代りに以外でもクロム、希
土類元素等の、アルカリ領域で水酸化物沈殿を生成する
可溶性の多価金属化合物を添加しても同様の効果を奏す
る。
【0014】次に、沈殿回収の便を考慮した本発明の第
2の実施例を図3により説明する。予めアルカリ領域に
pHを調整した放射性廃液6を沈殿生成槽1中に入れ、
0価の鉄、可溶性の2価の鉄化合物、3価の鉄化合物の
混合物(混合鉄)7を添加して鉄の水酸化物の沈殿を生
成させる。沈殿熟成後、沈殿を含むスラリー溶液はスラ
リー移送ポンプ3によって開閉弁5を経て沈殿除去機構
2へ移送され、ここでフィルタにより沈殿を溶液から分
離する。処理済後の溶液9はそのまま溶液貯槽へ移送さ
れ、他方、フィルタ上に付着した沈殿8は逆洗水12に
より開閉弁5を介して別の貯槽へ移送される。沈殿8は
超ウラン元素等の長寿命核種を含むため、厳密に保管管
理され、将来的には安定固化される。処理済後の放射性
廃液9は長寿命核種を含まないため、比較的簡単な濃縮
等の処理が可能である。
【0015】本実施例によれば、放射性廃液中より超ウ
ラン元素、Ru、Tc、希土類元素等の遷移元素を鉄の
水酸化物沈殿中に共沈させ、かつ、この沈殿を効果的に
廃液から除去できる。
【0016】本実施例では沈殿の分離方法として通常の
フィルタによる方法を採用したが、パルスフィルタ法、
減圧ろ過法、重力分離法、遠心分離法を用いても同様の
効果がある。また逆洗水12として水を用いたが、他の
溶液を用いても同様の効果がある。
【0017】本発明による第3の実施例を図4により説
明する。沈殿生成槽1に放射性廃液6を入れ、0価の鉄
13を添加すると共に、該0価の鉄の一部を廃液6中で
酸化して2価の鉄イオンおよび/又は3価の鉄イオンを
生成せしめる様な酸化剤を放射性廃液6中に添加する。 この様にして、槽1内の放射性廃液6中に0価の鉄と2
価の鉄イオンおよび/又は3価の鉄イオンを共存させる
。次いで、pH調整剤11を加えて該廃液をアルカリ性
にし、鉄の水酸化物の沈殿を生成させる。この際、溶液
中のpHはpH測定機構14により監視制御する。沈殿
生成後の放射性廃液は沈殿除去機構2により沈殿の混入
を避けながらポンプ3により別の槽へ移送される。処理
済廃液9を除去した後の沈殿体8も別の槽へ移送して保
管管理される。鉄の水酸化物沈殿は比較的安定であり、
そのままの状態でも長期の保管に適している。
【0018】本実施例によれば溶液中に0価の鉄から2
価の鉄イオンまたは/および3価の鉄イオンを生成させ
る必要はあるが、0価の鉄(粉であることが好適)(又
は必要に応じそれに酸化剤を混ぜたもの)のみを添加剤
として準備すればよい。また、pH測定機構により溶液
pHの微妙な調整も容易となる。さらにポンプ3には沈
殿が入らないので通常の液移送ポンプを用いることがで
きる。放射性廃液からの超ウラン元素、Tc、Ruに分
離性能は第1の実施例に示した方法の場合のそれ(図2
参照)と同様である。
【0019】本実施例では0価の鉄を添加剤として用い
たが、溶液に溶解し且つアルカリ領域で沈殿を生成する
0価のニッケル又はコバルト等の金属(粉)を用いても
同様の効果を奏する。
【0020】第4の実施例を次に説明する。沈殿生成槽
に入れた放射性廃液に0価の鉄と可溶性の3価の鉄化合
物を添加すると共に、該3価の鉄化合物から生じた3価
の鉄イオンの少くとも一部を上記放射性廃液中で還元し
て2価の鉄イオンを生成せしめる様な還元剤を該放射性
廃液中に添加する。この還元剤は、添加する上記0価の
鉄および3価の鉄化合物と予め配合しておいてもよい。 この様にして槽内の放射性廃液中に0価の鉄と2価の鉄
イオンおよび/又は3価の鉄イオンを共存させる。次い
で、前記第3の実施例と同様、該廃液をアルカリ性にし
、鉄の水酸化物の沈殿を生ぜしめ、前記と同様に分離・
移送する。
【0021】次に、第5の実施例として一般産業廃棄物
からの貴金属回収に本発明を適用した場合について図5
により説明する。一般産業廃液16を沈殿生成槽1に移
送し、0価の鉄と可溶性の3価の鉄化合物との混合物(
混合鉄)7を添加し、pH調整剤11を加えてpH調整
することにより鉄水酸化物沈殿を生成させる。生成した
沈殿は貴金属元素を共沈する。沈殿熟成後、スラリー移
送ポンプ3で沈殿を含むスラリー溶液を開閉弁4を経て
沈殿除去機構(フィルタ)2に移送し、沈殿を溶液から
分離する。沈殿除去機構2に留まった沈殿8は逆洗水1
2よって開閉弁5を介して回収する。回収した沈殿を酸
等によって溶解することにより、貴金属元素は容易に鉄
から分離できる。本実施例によれば一般産業廃液中より
貴金属元素(Ru、Rh、Pd、Pt、Au等)を効果
的に回収できる。
【0022】本実施例では産業廃液を対象としたが、固
体廃棄物質であっても酸溶液等で溶解して溶液にすれば
、同様の方法を適用できる。また、0価の鉄と3価の鉄
化合物の(混合鉄)を添加剤として用いたが、この場合
、前記の第2,第3又は第4の実施例と同様の方法を採
ってもよく、あるいは、アルカリ領域で沈殿化する金属
(0価金属、または0価金属と多価金属化合物の混合物
)を用いても同様の効果がある。
【0023】図6は本発明による操作手順を溶液のpH
の調整に着目してブロックフローで示したものである。 本発明では廃液6のpH調整が比較的重要であり、その
ための3通りの方法が考えられる。第1の方法は、まず
廃液のpHを7以下、望ましくは4以下に調整した上で
本発明による添加剤、例えば混合鉄を添加し、次にpH
を7以上、望ましくは9以上13以下に調整して沈殿を
生成させる。この際遷移元素は沈殿中に含有されるので
、沈殿分離により廃液から分離することができる。第2
の方法は廃液のpHが元々7より低い場合、まず混合鉄
を添加してからpHを7以上に調節し、次に生成した沈
殿を分離する方法である。第3の方法は、廃液のpHを
7以上に調整してから混合鉄を添加して沈殿を生成させ
る方法であり、この場合、元々廃液のpHが7以上の場
合は上記pH調整のプロセスは当然不必要となる。以上
の如く、いずれの方法も比較的単純な手順で廃液中から
遷移元素を分離できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、廃液中の遷移元素は添
加金属の水酸化物沈殿と共に共沈させることができるの
で、廃液から高効率かつ一括で遷移元素を分離できる効
果がある。しかも、このことより、放射性廃液から長寿
命核種の超ウラン元素およびテクネシウムならびにγ線
放出核種のルテニウムを分離できるので、廃液の取扱い
を容易にでき、上記危険性の高い放射性核種の減容、安
定貯蔵に資する効果がある。また、一般産業廃棄物から
貴金属元素を分離できるので、有用金属の再利用に資す
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に用いる装置の図。
【図2】本発明の効果を従来技術と比較して例示した図
【図3】本発明の第2の実施例に用いる装置の図。
【図4】本発明の第3の実施例に用いる装置の図。
【図5】本発明の第5の実施例に用いる装置の図。
【図6】本発明の操作フローの例示図。
【符号の説明】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遷移元素を含有する溶液中にアルカリ
    性領域にて水酸化物沈殿を生成する多価金属イオンと前
    記遷移元素を還元する0価の金属とを共存させるという
    条件、および、該溶液がアルカリ性であるという条件を
    満足させることにより、前記多価金属の水酸化物沈殿を
    生成させると同時に該溶液中の遷移元素を該生成沈殿物
    に共沈させることを特徴とする溶液中の遷移元素の分離
    方法。
  2. 【請求項2】  前記溶液中に前記多価金属イオンと前
    記0価の金属とを共存させるという前記条件を、該溶液
    がアルカリ性であるという条件が満足される前にあらか
    じめ満足させることを特徴とする請求項1記載の溶液中
    の遷移元素の分離方法。
  3. 【請求項3】  前記溶液中に前記多価金属イオンと前
    記0価の金属とを共存させるという前記条件を、該溶液
    がアルカリ性であるという条件が満足されると同時に又
    はそれより後に、満足させることを特徴とする請求項1
    記載の溶液中の遷移元素の分離方法。
  4. 【請求項4】  前記溶液中に前記多価金属イオンと前
    記0価の金属とを共存させるという前記条件を、前記溶
    液に溶解して前記多価金属イオン生成する多価金属化合
    物と前記0価の金属とを前記溶液に添加することにより
    、満足させることを特徴とする請求項1,2または3記
    載の溶液中の遷移元素の分離方法。
  5. 【請求項5】  前記溶液中に前記多価金属イオンと前
    記0価の金属とを共存せしめるという前記条件を、前記
    溶液に前記0価の金属を添加し、該添加された0価の金
    属の一部を該溶液中で酸化して前記多価金属イオンを該
    溶液中に生成させることにより、満足させることを特徴
    とする請求項1,2または3記載の溶液中の遷移元素の
    分離方法。
  6. 【請求項6】  前記0価の金属を前記溶液中で酸化さ
    せる酸化剤を前記0価の金属と共に前記溶液に添加する
    請求項5記載の溶液中の遷移元素の分離方法。
  7. 【請求項7】  前記溶液中に前記多価金属イオンと前
    記0価の金属とを共存させるという前記条件を、前記溶
    液に溶解して前記多価金属イオンを生成する多価金属化
    合物と前記0価の金属とを前記溶液中に添加し、更に、
    該溶液中で前記多価金属イオンの一部を還元することに
    より、満足させることを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の溶液中の遷移元素の分離方法。
  8. 【請求項8】  前記多価金属イオンの一部を前記溶液
    中で還元する還元剤を前記多価金属化合物および前記0
    価の金属と共に前記溶液に添加する請求項7記載の溶液
    中の遷移元素の分離方法。
  9. 【請求項9】  前記多価金属イオンが2価の鉄イオン
    および/または3価の鉄イオンであり、前記0価の金属
    が0価の鉄である請求項1ないし7のいずれかに記載の
    溶液中の遷移元素の分離方法。
  10. 【請求項10】  前記多価金属イオンが2価の鉄イオ
    ンおよび/または3価の鉄イオンであり、前記多価金属
    化合物が2価の鉄化合物および/または3価の鉄化合物
    であり、前記0価の金属が0価の鉄である請求項4記載
    の溶液中の遷移元素の分離方法。
  11. 【請求項11】  前記多価金属イオンが2価の鉄イオ
    ンおよび/または3価の鉄イオンであり、前記多価金属
    化合物が3価の鉄化合物であり、前記0価の金属が0価
    の鉄である請求項7又は8記載の溶液中の遷移元素の分
    離方法。
  12. 【請求項12】  前記遷移元素を含有する溶液が前記
    遷移元素として超ウラン元素と少なくともルテニウムお
    よびテクネシウシウムの1者とを含む放射性廃液である
    請求項1ないし11のいずれかに記載の溶液中の遷移元
    素の分離方法。
  13. 【請求項13】  前記遷移元素を含有する溶液が前記
    遷移として貴金属元素を含む請求項1ないし11のいず
    れかに記載の溶液中の遷移元素の分離方法。
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