JPH04259366A - 加振溶射方法 - Google Patents
加振溶射方法Info
- Publication number
- JPH04259366A JPH04259366A JP3038917A JP3891791A JPH04259366A JP H04259366 A JPH04259366 A JP H04259366A JP 3038917 A JP3038917 A JP 3038917A JP 3891791 A JP3891791 A JP 3891791A JP H04259366 A JPH04259366 A JP H04259366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- thermal spraying
- thermal
- sprayed
- feed tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 230000005284 excitation Effects 0.000 title abstract description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 60
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 31
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 9
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 4
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 abstract 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体を溶射材として用
いる溶射方法の改良に関する。
いる溶射方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的に知られている溶射ガン
内で高温の溶射フレームを発生させ、そのフレームの中
へ粉体を粉体送給チューブを介して、連続的に送給し、
熱により溶融した粉体を被溶射材へ移行させる溶射方法
では、溶融点が低い粉体を送給すると、粉体が溶射フレ
ームに達する前に、溶射フレームの熱により、粉体送給
チューブ内に溶着し、同じチューブを塞ぎ溶射が不可能
となる。
内で高温の溶射フレームを発生させ、そのフレームの中
へ粉体を粉体送給チューブを介して、連続的に送給し、
熱により溶融した粉体を被溶射材へ移行させる溶射方法
では、溶融点が低い粉体を送給すると、粉体が溶射フレ
ームに達する前に、溶射フレームの熱により、粉体送給
チューブ内に溶着し、同じチューブを塞ぎ溶射が不可能
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述の従来技
術では、連続的に溶射ガンに向けて送給される粉体が熱
の影響を受け溶射ガンに達する以前に溶融して粉体送給
チューブ内を塞ぐので次のような不具合を生じている。 (1)大気圧中での溶射においては、粉体送給チューブ
を塞いだ粉体を取り出し再溶射するまでの時間のロスが
大きい。 (2)低気圧中での溶射においては、(1)に加え低気
圧用溶射チャンバ内を低気圧にする時間のロスがある。 (3)かなり頻繁に粉体送給チューブを塞ぐため、断続
溶射となる。したがって被溶射体表面の溶射膜の品質が
大きく低下する。
術では、連続的に溶射ガンに向けて送給される粉体が熱
の影響を受け溶射ガンに達する以前に溶融して粉体送給
チューブ内を塞ぐので次のような不具合を生じている。 (1)大気圧中での溶射においては、粉体送給チューブ
を塞いだ粉体を取り出し再溶射するまでの時間のロスが
大きい。 (2)低気圧中での溶射においては、(1)に加え低気
圧用溶射チャンバ内を低気圧にする時間のロスがある。 (3)かなり頻繁に粉体送給チューブを塞ぐため、断続
溶射となる。したがって被溶射体表面の溶射膜の品質が
大きく低下する。
【0004】本発明は溶射ガン又は溶射ガンに取付けた
粉体送給チューブに超音波振動を加えることにより上記
各不具合点を解決した新たな加振溶射方法を提供するこ
とを目的としている。
粉体送給チューブに超音波振動を加えることにより上記
各不具合点を解決した新たな加振溶射方法を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明の加振溶
射方法は、被溶射体表面に向けて溶射される粉体を粉体
供給チューブを介して連続的に溶射ガンに送給し、溶射
ガンのプラズマ化した溶射フレーム中に送り込まれた粉
体を過熱溶融し被溶射体に向けて溶射する溶射方法にお
いて溶射ガンまたは溶射ガンに取付けた粉体送給チュー
ブの先端部を、機械的な超音波振動を付与して加振した
ことを特徴としている。
射方法は、被溶射体表面に向けて溶射される粉体を粉体
供給チューブを介して連続的に溶射ガンに送給し、溶射
ガンのプラズマ化した溶射フレーム中に送り込まれた粉
体を過熱溶融し被溶射体に向けて溶射する溶射方法にお
いて溶射ガンまたは溶射ガンに取付けた粉体送給チュー
ブの先端部を、機械的な超音波振動を付与して加振した
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】上述の本発明の加振溶射方法は、溶射ガンに向
けて連続的に粉体を送給し、溶融した粉体を被溶射体に
溶射する溶射方法において、溶射ガンまたは、溶射ガン
に取り付けた粉体送給チューブに、機械的な超音波振動
を加えることにより、溶射フレーム熱によって粉体送給
チューブの溶射フレーム側内面に溶着する粉体を剥離さ
せることができ、チューブ内の目詰まりを防ぎ、連続的
な溶射を可能とするので、被溶射体表面に生ずる溶射膜
の品質を良好に保つことができる。
けて連続的に粉体を送給し、溶融した粉体を被溶射体に
溶射する溶射方法において、溶射ガンまたは、溶射ガン
に取り付けた粉体送給チューブに、機械的な超音波振動
を加えることにより、溶射フレーム熱によって粉体送給
チューブの溶射フレーム側内面に溶着する粉体を剥離さ
せることができ、チューブ内の目詰まりを防ぎ、連続的
な溶射を可能とするので、被溶射体表面に生ずる溶射膜
の品質を良好に保つことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明の実施例に係る加振溶射
方法を、溶射ガン先端部に適用した第1実施例の概念図
。図2は同じ加振溶射方法を溶射ガンに取り付けた粉体
送給チューブに適用した第2実施例の概念図である。
体的に説明する。図1は本発明の実施例に係る加振溶射
方法を、溶射ガン先端部に適用した第1実施例の概念図
。図2は同じ加振溶射方法を溶射ガンに取り付けた粉体
送給チューブに適用した第2実施例の概念図である。
【0008】図1において、1は溶射ガンで、ガン内部
に装着した陰極2より放射される溶射フレーム3は、溶
射ガン1内部に設けたプラズマガス送給管4より出され
るアルゴンガスによりプラズマ化する。プラズマ化した
溶射フレーム3中へ溶射ガン1に取付けた粉体送給チュ
ーブ5より粉体送給ガス6により粉体7が送られ、粉体
7は熱により溶融して被溶射体8に向けて溶射する。
に装着した陰極2より放射される溶射フレーム3は、溶
射ガン1内部に設けたプラズマガス送給管4より出され
るアルゴンガスによりプラズマ化する。プラズマ化した
溶射フレーム3中へ溶射ガン1に取付けた粉体送給チュ
ーブ5より粉体送給ガス6により粉体7が送られ、粉体
7は熱により溶融して被溶射体8に向けて溶射する。
【0009】このとき図示されない超音波発振器よりの
超音波振動電流を、超音波トランデューサー9に供給し
、対数ホン10によって機械的に振幅を増大する。増大
された超音波振動は、溶射ガン1の先端へ接触している
加振棒11によって溶射ガン1へ伝わる。
超音波振動電流を、超音波トランデューサー9に供給し
、対数ホン10によって機械的に振幅を増大する。増大
された超音波振動は、溶射ガン1の先端へ接触している
加振棒11によって溶射ガン1へ伝わる。
【0010】図2は本発明の他の実施例として、図1の
実施例の場合と同様な効果をねらったもので、溶射ガン
1へ粉体送給チューブ固定バネ12により固定された粉
体送給チューブ5は、粉体7及び粉体送給ガス6の漏れ
止め用のためのゴムパッキン13を狭み、ゴムパッキン
押え金具14により溶射ガン1に接している。
実施例の場合と同様な効果をねらったもので、溶射ガン
1へ粉体送給チューブ固定バネ12により固定された粉
体送給チューブ5は、粉体7及び粉体送給ガス6の漏れ
止め用のためのゴムパッキン13を狭み、ゴムパッキン
押え金具14により溶射ガン1に接している。
【0011】また粉体出口側においては、振動の振り代
15を溶射ガン1側へ設けている。このような構造の粉
体送給チューブ5を、図1で説明したような機能を持つ
加振棒9によって加振する。
15を溶射ガン1側へ設けている。このような構造の粉
体送給チューブ5を、図1で説明したような機能を持つ
加振棒9によって加振する。
【0012】本発明は実施例1、実施例2で例示した加
振溶射方法であり、上述したような構成のもとで超音波
振動を与えながら粉体の溶射を行えば、溶射フレーム熱
により粉体チューブ先端へ溶着する粉体を剥離させ、チ
ューブ内の目詰まりを生ずることなく溶射フレームへ移
行させることができる。したがって低融点の粉体でもト
ラブルなく連続溶射が行えるものである。
振溶射方法であり、上述したような構成のもとで超音波
振動を与えながら粉体の溶射を行えば、溶射フレーム熱
により粉体チューブ先端へ溶着する粉体を剥離させ、チ
ューブ内の目詰まりを生ずることなく溶射フレームへ移
行させることができる。したがって低融点の粉体でもト
ラブルなく連続溶射が行えるものである。
【0013】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
においては、超音波加振溶射方法により、粉体を連続供
給する溶射方法の溶射ガンまたは、粉末送給チューブの
先端部に、超音波振動を加えることで、溶射フレームの
熱によって溶融し、粉体送給チューブの粉体出口側へ溶
着する粉体を剥離させる。その結果剥離した粉体は、粉
体送給チューブ内を流れる粉体送給ガスにて溶射フレー
ム内へ導びかれ被溶射材へ向けて移行する。したがって
低融点の粉体溶射においても何らトラブルがなく連続溶
射が行え、被溶射体表面に形成される溶射膜の品質向上
に大きく貢献する。
においては、超音波加振溶射方法により、粉体を連続供
給する溶射方法の溶射ガンまたは、粉末送給チューブの
先端部に、超音波振動を加えることで、溶射フレームの
熱によって溶融し、粉体送給チューブの粉体出口側へ溶
着する粉体を剥離させる。その結果剥離した粉体は、粉
体送給チューブ内を流れる粉体送給ガスにて溶射フレー
ム内へ導びかれ被溶射材へ向けて移行する。したがって
低融点の粉体溶射においても何らトラブルがなく連続溶
射が行え、被溶射体表面に形成される溶射膜の品質向上
に大きく貢献する。
【図1】本発明の第1実施例に係る加振溶射方法の機能
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る加振溶射方法の機能
説明図である。
説明図である。
1 溶射ガン
2 陰極
3 溶射フレーム
4 プラズマガス送給管
5 粉体送給チューブ
6 粉体送給ガス
7 粉体
8 被溶射体
9 超音波トランデューサー
10 対数ホーン
11 加振棒
12 粉体送給チューブ固定バネ13 ゴ
ムパッキン 14 ゴムパッキン押え金具 15 振り代
ムパッキン 14 ゴムパッキン押え金具 15 振り代
Claims (1)
- 【請求項1】 被溶射体表面に向けて溶射される粉体
を粉体供給チューブを介して連続的に溶射ガンに送給し
、該溶射ガンのプラズマ化した溶射フレーム中に送り込
み、これにより粉体を溶融した後、被溶射体に向けて溶
射する溶射方法において、前記溶射ガンまたは溶射ガン
に取付けた前記粉体供給チューブの先端部に機械的な超
音波振動を加えることを特徴とする加振溶射方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038917A JPH04259366A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 加振溶射方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3038917A JPH04259366A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 加振溶射方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259366A true JPH04259366A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12538567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3038917A Withdrawn JPH04259366A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 加振溶射方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04259366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014123663A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Tokyo Electron Ltd | リチウムイオンキャパシタ用電極の製造装置及び製造方法 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3038917A patent/JPH04259366A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014123663A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Tokyo Electron Ltd | リチウムイオンキャパシタ用電極の製造装置及び製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4013997B2 (ja) | 改良されたプラズマ移行式ワイヤー・アーク溶射装置 | |
US5733662A (en) | Method for depositing a coating onto a substrate by means of thermal spraying and an apparatus for carrying out said method | |
GB2073616A (en) | Apparatus for atomising liquids | |
US4981425A (en) | Device for ultrasonic atomization of a liquid medium | |
US6372298B1 (en) | High deposition rate thermal spray using plasma transferred wire arc | |
KR102539861B1 (ko) | 초음파 원자화 방법에 의한 구형 금속 파우더들의 제조를 위한 장치 | |
US6423921B2 (en) | Method and apparatus for processing components in which a molten phase is produced by local energy input | |
JPH04259366A (ja) | 加振溶射方法 | |
US20130161407A1 (en) | Device and method for nebulising or atomising free-flowing media | |
JPH04259365A (ja) | 加振溶射方法 | |
JPH0336205A (ja) | 金属微粉末の製造方法及びその装置 | |
JPH11179573A (ja) | レーザクラッド用粉末供給装置 | |
SU1191125A1 (ru) | Устройство для вибрационного нанесения порошковых материалов | |
WO2020004190A1 (ja) | 溶射装置 | |
JPS6038053A (ja) | フレームスプレーガンヘ粉末を供給する方法および装置 | |
KR0141536B1 (ko) | 도장용 초음파 자동분사노즐 | |
JPH0958621A (ja) | 包装体製造に用いる超音波発振器のホーン | |
SU1715501A1 (ru) | Устройство дл получени порошков из расплавов | |
JPS604714A (ja) | 霧化装置 | |
JPH0232323B2 (ja) | ||
JP2001052893A (ja) | プラズマ噴霧装置 | |
JP2002085954A (ja) | 真空反応処理装置の排気装置 | |
JPS6220803A (ja) | 金属粉末製造装置 | |
JP2002254655A (ja) | インクジェット記録装置およびその製造方法 | |
JPH061247Y2 (ja) | 溶射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |