JPH04258746A - 液体の混合比センサ - Google Patents

液体の混合比センサ

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JPH04258746A
JPH04258746A JP1957791A JP1957791A JPH04258746A JP H04258746 A JPH04258746 A JP H04258746A JP 1957791 A JP1957791 A JP 1957791A JP 1957791 A JP1957791 A JP 1957791A JP H04258746 A JPH04258746 A JP H04258746A
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JP
Japan
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light
prism
liquid
critical angle
emitting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP1957791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Miyata
繁 宮田
Nobuhiro Hanai
信洋 花井
Yoshitaka Yamada
山田 吉孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2種以上の透光性の
液体が混合した被測定液体の混合比を、光の屈折率の差
を利用して測定する液体の混合比センサにかかわり、と
くにその検出精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】液体の混合比センサとして、被測定液体
に一部表面を接触させたガラス(プリズム)に、その近
傍に配置した発光素子で発光させた光を、前記一部表面
以外から入射させて該一部表面で反射させ、該発光素子
と対向的に配置した受光素子で受光し、その光量でガソ
リンとアルコールとの混合燃料などの混合比を検出する
方式のものが開発されている。
【0003】この燃料などの混合比センサでは、発光素
子で発光した光の内、前記反射面に到達して反射され、
受光素子でその全反射による光量を測定される割合(以
下信号成分という)が大きく、それ以外の経路で受光素
子に入射する光(以下ノイズ成分という)が小さいほど
センサの感度が高くなる。さらに耐久性が要求されると
ともに、コンパクトで装着性に優れることが重要である
【0004】この種の燃料混合比センサとして、図7に
示す如く、プリズムPの被測定液に晒される反射面以外
の2面上に発光素子Hと受光素子Jとを搭載した構成が
公知である。
【0005】しかるに、この構成の混合比センサは、つ
ぎの欠点がある。 ア)光線Lの如く、発光素子Hでの発光のうち一部が直
接受光素子Jに入射するため、ノイズ成分が大きく、セ
ンサの感度が悪い。 イ)光学ガラスであるプリズムへ、発光素子および受光
素子を直接搭載する構造では、発光素子、受光素子およ
び反射面の位置を精度良く設定することが難しく、かつ
耐振性が高く冗長的使用に耐える構成のセンサは製造困
難である。
【0006】この発明の目的は、信号成分の割合が大き
く、よって感度が高くできる液体混合比センサの提供に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、こ
の発明の液体の混合比センサは、2種以上の透光性の液
体が混合した被測定液体に接触した反射面を有するプリ
ズム、該プリズムに光を照射する発光素子、および前記
反射面での反射光を検知する受光素子を組み合わせた光
学式液体混合比センサにおいて、発光素子および受光素
子を前記プリズムから離して設置するとともに、発光素
子からの光が入射するプリズムの入射面を、前記反射面
とのなす角度が、被測定液体中の臨界角の最も大きい液
体の臨界角以下で、かつ臨界角の最も小さい液体の臨界
角以上となるように設定する構成を採用した。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例にかかる
ガソリン−アルコール混合燃料の混合比センサ100を
示し、混合燃料が流れるエンジンの燃料供給路200に
装着され、燃料混合比を検出する。センサ100は、図
示上面がセンサ回路基板の設置室301となっている樹
脂製のセンサボディ300内に、光学式液体混合比セン
サをユニット化したセンサユニット1と、前記燃料供給
路200を構成する燃料パイプ201、202が外周に
対向してろう付けされ、被測定液体の測定室を形成する
金属製ハウジング2とを一体的にモールドしてなる。
【0009】センサユニット1は、円筒状主体金具3と
、該主体金具3の先端(図示下端)部に融着ガラス41
で融着されたプリズム4と、主体金具3内に嵌め込まれ
、発光素子および受光素子を保持している樹脂製の円柱
状素子ホルダ5とからなる。
【0010】ハウジング2は、ステンレス製で有底円筒
状を呈し、下面中心が円錐台状に下方に膨出した底21
と、円筒状の胴22とを有する。胴22の下部には、燃
料の流入口23と流出口24とが開けられ、前記燃料パ
イプ201、202の差込み用開口(穴)となっている
。また胴22の上部外周には、周溝25が設けられてい
る。ハウジング2の内部は前記流入口23からガソリン
とアルコールとの混合燃料が流入し、前記流出口24か
ら流出する燃料溜(測定室)Cとなっている。
【0011】主体金具3は、下端部31が内周縁状に形
成され、やや径小で前記ハウジングの胴22に嵌め込ま
れた下部32と、径大の上部33とからなっている。下
端部31の内周は、プリズム融着壁34となっており、
下部32が前記胴22に嵌め込まれたとき下端面は前記
測定室Cに面するようになっている。
【0012】プリズム4は、この実施例では円錐台型を
呈する光学ガラスからなり、面取りされた底辺40が前
記プリズム融着壁34に前記環状融着ガラス41により
融着され、主体金具33に固着されている。この融着は
融着ガラスと光学ガラスの融点の差を利用してなされ、
この融着ガラス41が固着手段であるとともに、混合燃
料の一次シールとなっている。この構成により、プリズ
ム4は主体金具の下部32に位置し、底面42が被測定
燃料と接触する反射面(42)となり、該下部32の内
周壁とプリズム外周壁との間には環状の空間43が形成
される。
【0013】素子ホルダ5は、この実施例では上下に2
分割された下側ホルダ6および上側ホルダ7からなり、
主体金具の上端をかしめることにより主体金具内に一体
的に固定されている。下側ホルダ6は、前記環状空間4
3に差し込まれた筒部61と、その上端に設けられフラ
ンジ部62とからなる。胴部61の内周壁には、後記す
る素子基板を差込むための軸方向の断面I字状溝63、
64が対向して平行的に形成されている。上側ホルダ7
は、下面に凹所71が設けられた円板状を呈し、前記I
字状溝63、64に対応する位置には多数のテーパー付
小穴73が開けられリードピン取り出し口となっている
【0014】前記I字状溝63、64には、それぞれセ
ラミック製帯板状基板51、52が嵌め込まれている。 基板51の表面には、点光源に近い小面積の光源である
発光素子53よびそのリードが形成されている。基板5
2の表面には、上下方向に長い線状の受光素子54よび
モニター用の受光素子55が固着されるとともに、これ
ら素子のリードがプリントされている。
【0015】基板51および52は、前記下側ホルダ6
の各I字状溝の下端と上側ホルダ7の凹所壁との間に挟
まれて上下方向に固定されている。これら基板51、5
2の上端は前記凹所71内へ突き出ており、この部分で
リードピン56がろう付けされている。リードピン56
は、前記小穴73を挿通して上部に取り出されており、
凹所71および小穴73内にはエポキシ樹脂が充填され
、小穴73の上端はシリコン樹脂による蓋がなされてい
る。
【0016】前記プリズム4の円錐面44は、前記発光
素子53に面する側が該素子53から照射された光の入
射面45となっており、受光素子54に面する側が底面
である反射面42による反射光が受光素子54を照射す
る出射面46となている。入射面45と反射面42とは
、第2図に示す如くその交わる角度Θは、混合燃料が全
てガソリンであったときの臨界角αより小さく、混合燃
料が全てアルコールであったときの臨界角βより大きく
設定されている。最も望ましい角度Θは、使用される混
合燃料の混合比により異なり、たとえば1:1の混合比
のとき、その混合比の変動を検出するにはΘ=(α+β
)/2となる。
【0017】発光素子53は、前記プリズムの円錐面4
4から底面42に効率良く光が入射するように円錐面の
中央付近の高さに設置される。またプリズム4の高さは
、高すぎると破線L1の如く天井面47で反射し受光素
子54に入射する光が生じこれがノイズ成分となるるの
で、円錐面44に入射した光が屈折してプリズム内に入
ったあと、天井面47で反射することのないように高さ
制限をする。
【0018】さらにプリズム4の高さが低すぎると、一
点鎖線L2に示す如く信号成分となるべき反射面42で
反射した光が天井面47で再び反射して受光素子に入射
しない。よってプリズムの円錐面44と発光素子53お
よび受光素子54との相対的高さは、発光素子53が設
置された一方からプリズムの円錐面44に入射した光が
、最も効率よく反射面42での反射し、受光素子54が
設置された他方から出射して受光素子54に到達するよ
うに設定される。
【0019】図4は第2実施例を示す。この混合比セン
サは、半球状のプリズム4を用いている。この構成にお
いても、発光素子53での発光は、底面である反射面5
2と入射面45の接線とのなす角Θが、ガソリンの臨界
角αより小さく、アルコールの臨界角βより大きい範囲
に最も効率よく入射するよう設定されている。
【0020】図5および図6はプリズム4のさらに他の
形状を示す。図5は円柱を楔状に削って該楔面を入射面
45および出射面46としており、図6は円柱を直交す
る円筒面状に削り、この円筒面を入射面45および出射
面46としている。この形状のプリズムを用いても、上
記実施例と同じ効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の燃料混合
比センサは、発光素子をプリズムから離れて設置し、発
光素子からの光が入射するプリズムの入射面は、前記反
射面とのなす角度が、被測定液体中の臨界角の最も大き
い液体の臨界角以下で、かつ臨界角の最も大きい液体の
臨界角以上に設定しているので、ノイズ信号が受光素子
に入射する割合が低減でき、センサの感度を向上できる
。またプリズムのガラス面に発光素子および受光素子を
搭載するという困難な構造を排除でき、耐振性、耐久性
に優れる。さらにプリズムの入射面の傾斜を多段または
球面ないし円筒面とすることで、混合比センサをコンパ
クト化でき、搭載性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる燃料混合比センサの縦断面
図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】素子ホルダの組付け図である。
【図4】第2実施例にかかる燃料混合比センサの要部拡
大図である。
【図5】プリズムの他の形状を示す斜視図である。
【図6】プリズムのさらに他の形状を示す斜視図である
【図7】従来の燃料混合比センサの概略図である。
【符号の説明】
1  センサユニット 2  測定室ハウジング 3  円筒状主体金具 4  プリズム 42  反射面 45  入射面 5  円柱状ホルダ 53  発光素子 54  受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2種以上の透光性の液体が混合した被
    測定液体に接触した反射面を有するプリズム、該プリズ
    ムに光を照射する発光素子、および前記反射面での反射
    光を検知する受光素子を組み合わせた光学式液体混合比
    センサにおいて、発光素子および受光素子は、前記プリ
    ズムから離れて設置され、発光素子からの光が入射する
    プリズムの入射面は、前記反射面とのなす角度が、被測
    定液体中の臨界角の最も大きい液体の臨界角以下で、か
    つ臨界角の最も小さい液体の臨界角以上に設定されたこ
    とを特徴とする液体の混合比センサ。
JP1957791A 1991-02-13 1991-02-13 液体の混合比センサ Pending JPH04258746A (ja)

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