JPH0425703Y2 - - Google Patents

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JPH0425703Y2
JPH0425703Y2 JP1985143293U JP14329385U JPH0425703Y2 JP H0425703 Y2 JPH0425703 Y2 JP H0425703Y2 JP 1985143293 U JP1985143293 U JP 1985143293U JP 14329385 U JP14329385 U JP 14329385U JP H0425703 Y2 JPH0425703 Y2 JP H0425703Y2
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JP
Japan
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bag
packaging
gusset bag
heat
roll
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JP1985143293U
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JPS6251342U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
(A) 産業上の利用分野 本考案はロール状感光材料の包装袋に関する。 (B) 従来技術及びその問題点 感光材料の包装用袋には遮光性および外部から
の衝撃や湿度などから守るための保護性(以降単
に「保護性」という)の外に包装作業のしやすさ
(以降「包装作業性」という)製品の取り出しや
すさ等の条件が必要である。包装材料としては黒
紙、黒ラミネート紙及び黒色顔料などを内填した
熱可塑性プラスチツクフイルム等があるが、中で
も熱可塑性プラスチツクフイルムは保護性、包装
作業性に優れており、よく使用される。 これらの包装材料を用いた包装形態としては平
袋、角袋、のり巻き等があるが、とりわけ角袋の
形態に分類されるガセツト袋は保護性とロール状
感光材料の包装作業性及び取り出し作業性に優れ
ている。 熱可塑性プラスチツクフイルムでつくられたロ
ール状感光材料用のガセツト袋は、円型のダイよ
りチユーブ状に押し出した熱可塑性プラスチツク
のインフレシヨンフイルムを、第2図に示したよ
うに片側折り込み巾bが畳み折り径aの略1/2に
なるように折り畳み、底部をヒートシールした正
ガセツト袋とするのが一般的である。何故なら
ば、正ガセツト袋はロール状感光材料の包装作業
性及び保護性に特に優れているからである。 正ガセツト袋底部のヒートシール部1は第2図
から分かるように、プラスチツクフイルムの4枚
重ね部分と2枚重ね部分とができ、大部分が4枚
重ね部分bで2枚重ね部分cはごく僅かである。
この正ガセツト袋でロール状感光材料を包装した
場合、運搬時の衝撃等により、ヒートシールした
袋の底部に大きな力が加わると、プラスチツクフ
イルムの前記4枚重ね部分と2枚重ね部分の境い
目3,3′にピンホールができたり、場合によつ
ては、この境い目が破壊され、遮光能力がなくな
るという問題があつた。 熱可塑性プラスチツク基材を感光材料の包装材
料として使用する場合、基材に遮光性を持たせる
方法として、通常カーボンブラツクのような黒色
の顔料がプラスチツクフイルムに内填されるが、
このような黒色顔料の存在は熱可塑性プラスチツ
クの熱可塑性を低下させるので、ヒートシール適
性が悪くなり、前述のような正ガセツト袋底部に
おけるピンホールの発生や底部破壊が助長される
という欠点がある。 (C) 考案の目的 本考案の目的は前述した袋底部におけるピンホ
ールの発生や底部破壊の防止された遮光性を有す
る熱可塑性プラスチツク材料を使用したロール状
感光材料包装用のガセツト袋を提供するものであ
る。 本考案の別の目的は包装作業性を低下させるこ
となく前記袋底部におけるピンホールの発生や底
部破壊の防止された遮光性を有する熱可塑性プラ
スチツク材料を使用したロール状感光材料包装用
のガセツト袋を提供するにある。 (D) 考案の構成 本考案の目的はガセツト袋の畳み折り径と片側
折り込み巾の比率を特定の比率とすることにより
達成された。すなわち、本考案は遮光性を有する
熱可塑性プラスチツク材料を使用したガセツト袋
において、畳み折り径と片側折り込み巾の比率を
1:0.3〜1:0.4、より好ましくは1:0.3〜1:
0.35とし、かつ袋底部にヒートシールが施されて
いることを特徴とするロール状感光材料包装用ガ
セツト袋である。 本考案において、畳み折り径と片側折り込み巾
の比率が1:0.4以上になると、ガセツト袋底部
のヒートシール部は片側折り込み巾が大きくなる
ため、折り込み部分すなわちフイルムの4枚重ね
部分の接着面積は大きくなるが、2枚重ね部分の
接着面積は小さくなる。該ヒートシール部、例え
ば熱バーあるいはインパルスシーラーを用いてヒ
ートシールする際、2枚重ねの部分は4枚重ねの
部分に比べ、厚みが1/2であることから、ヒート
シール時の押圧力が不十分となつて、部分的に接
着の弱い部分ができるとともに、ロール状感光材
料を包装した際、フイルムの4枚重ね部分と2枚
重ね部分の境に内装品の荷重がかかり、袋底部の
ほぼ1ケ所に荷重が集中してピンホール等が発生
しやすくなる。 畳み折り径と片側折り込み巾の比率が1:0.3
以下になると、ロール状感光材料を包装する際、
袋の天面の開口部がだ円形となつて、円筒形のロ
ール状感光材料を入れにくくなると共に、包装し
た袋の底部が円筒状体からはみ出して、段ボール
箱などでの外包装時などに外包装材にひつかか
り、袋が破れる等の問題を生じる場合がある。 本考案に用いられる熱可塑性プラスチツク材料
としては低重合、中重合、高重合の各ポリエチレ
ン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンテ
レフタレートと低重合ポリエチレンの積層フイル
ム等が有利に用いられるが、これらの熱可塑性プ
ラスチツクフイルムを紙基材の両面にラミネート
した積層紙として用いることもできる。 本考案に用いられるこれらの熱可塑性プラスチ
ツク材料は通常透光性であるが、カーボンブラツ
クの如き黒色顔料をプラスチツク材料に対して3
〜5重量%程度内填することによつて遮光性とす
ることができる。 (E) 実施例 次に本考案の実施例を示すが、本考案はこれに
限定されるものではない。 カーボンブラツクを4重量%内填した低重合ポ
リエチレンの円周60cmのインフレシヨンフイルム
を用い、畳み折り径aと片側折り込み巾bの比率
を表−1のように変化させて、底部をインパルス
シーラにより、シール巾d3mmでヒートシールを
行ないガセツト袋を作つた。これらの袋にロール
状感光材料(直径160mm、長さ254mm、重さ4Kg)
を1個入れ、ガセツト袋の開口部2を絞り込んだ
状態で支持して吊り下げ、上下振動を50回まで与
え、その都度、袋底部のヒートシール部分のピン
ホール及び破れの発生状況を調べた。合せて包装
作業性及び袋底部のはみ出し状態を観察し、その
結果を表−1に示した。
【表】
【表】 本考案の代表的な例である試料4のガセツト袋
の概略図を第1図に示した。従来の正ガセツト袋
(第2図)に比べ、プラスチツクフイルムの2枚
重ね部分cが広くなつたので、ヒートシール時
に、この部分及び2枚重ね部分cと4枚重ね部分
bとの境い目3,3′が十分押圧され、強固に接
着されるとともに、袋底部にかかるロール状感光
材料の荷重が離れた2カ所の前記境い目に分散さ
れる結果、包装されたロール状感光材料の荷重や
外部からの衝撃に耐えることができる。 (F) 考案の効果 本考案によれば袋の畳み折り径aと片側折り込
み巾bとの比率を特定の範囲とすることにより、
包装作業性の低下や包装後の姿を著しく損うこと
なく、ガセツト袋底部のヒートシール部分の強度
を向上させることができ、感光材料の荷重や外部
衝撃によるピンホールや破れの発生の防止された
ロール状感光材料の包装用ガセツト袋を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例を示した概略図、第2図
は従来のガセツト袋の1例を示した概略図であ
る。 1……底部ヒートシール部、2……開口部、a
……畳み折り径、b……片側折り込み巾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮光性を有する熱可塑性プラスチツク材料を使
    用したガセツト袋において、畳み折り径と片側折
    り込み巾の比率を1:0.3〜1:0.4とし、かつ底
    部にヒートシールが施されている事を特徴とする
    ロール状感光材料包装用ガセツト袋。
JP1985143293U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0425703Y2 (ja)

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JP1985143293U JPH0425703Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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JP1985143293U JPH0425703Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6251342U JPS6251342U (ja) 1987-03-30
JPH0425703Y2 true JPH0425703Y2 (ja) 1992-06-19

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ID=31052839

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JP1985143293U Expired JPH0425703Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5360419U (ja) * 1976-10-20 1978-05-23
JPS53140712U (ja) * 1977-04-13 1978-11-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6251342U (ja) 1987-03-30

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