JPH04256685A - 真空リフト - Google Patents

真空リフト

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JPH04256685A
JPH04256685A JP3247924A JP24792491A JPH04256685A JP H04256685 A JPH04256685 A JP H04256685A JP 3247924 A JP3247924 A JP 3247924A JP 24792491 A JP24792491 A JP 24792491A JP H04256685 A JPH04256685 A JP H04256685A
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JP
Japan
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vacuum
guide
switching lever
vacuum lift
connecting member
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Adolf Schmidt
アドルフ・シユミット
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Bartholomy and Co
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    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/02Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by suction means
    • B66C1/0293Single lifting units; Only one suction cup
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/06Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means
    • B25J15/0616Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means with vacuum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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  • Manipulator (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1個の吸引
ヘッドが巻き上げ機に懸吊され、吸引ヘッドがその吸引
側で突出する少なくとも1個のリングシールを備え、リ
ングシールによって取り囲まれた真空室が接続管を経て
真空発生器を備えた真空源に接続され、接続管に弁装置
が設けられ、この弁装置が、真空源と真空室を接続する
吸引位置と、真空源に対する接続を中断し、真空室を通
気するか真空室に圧縮空気を入れる通気位置との間で切
換可能である、吸着面を有する荷物を搬送するための真
空リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】このような真空リフトにより、巻き取ら
れたテープからなるロール(巻き物)を持ち上げて搬送
することができる。このテープの材料は例えば紙、金属
、合成樹脂またはラミネートである。例えばディスクの
ような平らな円筒状中空体もこのような真空リフトで移
動させることができる。その際、真空リフトはクレーン
の巻き上げ機に昇降可能に懸吊させることが可能である
【0003】しかし、例えばつりあい装置、マニピュレ
ータ、ローラー反転器等のような巻き上げ機に懸吊して
もよい。本発明では、巻き上げ機の概念は一般的に真空
リフトを動かすための手段と理解すべきである。
【0004】冒頭に述べた種類の真空リフトは例えばド
イツ連邦共和国実用新案登録第8435161.6 号
明細書に記載されている。真空リフトは真空ヘッドとし
て平らな吸引板を備えている。この吸引板の下面には、
複数のリングシールが互いに間隔をおいて同心的に配置
されている。このリングシールはそれによって囲まれ互
いに分離された真空室を形成する。この真空室は搬送さ
れる荷物の吸着面に吸引板を載せる際に、シールされた
環状室を形成する。その際、荷物によってシールが行わ
れる。リングシールは閉じた1個のみのリングを形成す
る場合には、円形でなく、他の形、例えば楕円形または
角のある形をしていてもよい。リングシールは相互に食
い込むよう配置する必要はない。
【0005】真空室は吸引板の開口と接続管を介して、
真空発生器を有する真空源に接続されている。接続管に
は弁装置が設けられている。真空リフトに荷物が吊り下
げられていないときには、真空発生器との接続が中断さ
れ、真空室に通気されるように、2個のスイッチを介し
て弁装置を手動で調節する。
【0006】荷物を持ち上げるために、真空リフトは荷
物上に降ろされ、弁装置は吸引位置にセットされる。こ
れによって、真空源と真空室との接続が行われる。真空
室が複数個ある場合には、付加的な弁を設けてもよい。 この弁は、付設の真空室が荷物によって完全に覆われる
ときにのみ、真空源との接続が開放されるように配置さ
れている。真空室が負圧になった後で、荷物を持ち上げ
あるいは移動させることができる。
【0007】荷物を搬送して降ろした後で、弁装置は吸
引位置から通気位置へ再び切換えられる。この過程は、
特に真空リフトがその移動範囲内にいる人によって操作
されるときに、非常に事故の危険がある。注意不足の場
合には、弁装置を早く切換え、荷物が操作人の脚に落下
することがあり得る。更に、遠隔操作の場合にも、この
ような間違いが起こり、その結果真空リフトの移動範囲
内にいる人が荷物の落下によって負傷することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に述べた種類の真空リフトに、簡単で信頼性
のある弁装置を備え付けることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従い
、巻き上げ機が接続部材を介して吸引ヘッドに連結され
、この吸引ヘッドが二つの端位置の間でガイドによって
昇降可能に案内され、接続部材とガイドが三方軸方向弁
の形を弁装置を形成し、この弁の下側の端位置が吸引位
置であり、上側の位置が通気位置であり、接続部材とガ
イドが少なくとも一つの切換スイッチを介して連結され
、接続部材が下側の端位置へ2回下降した後初めて、切
換スイッチが通気位置から吸引位置への接続部材の上昇
運動を許容することによって解決される。
【0010】本発明では、巻き上げ機に対する吸引ヘッ
ドの懸吊部が三方軸方向弁として形成される。この弁は
荷物を降ろすときに接続部材が下降することによって通
気位置に達し、それによって真空室が通気されるか場合
によっては圧縮空気が入れられる。続いて吸引ヘッドを
持ち上げるときに、本発明に従って接続部材とガイドの
間に設けた切換スイッチにより、接続部材が上側の端位
置、ひいては吸引位置に移動することが阻止される。吸
引ヘッドが再度荷物に載り、そして持ち上げられて初め
て、切換スイッチは上端位置ひいては吸引位置への接続
部材の上昇を許容する。そして真空室が真空にされ、荷
物が連行される。1個の切換スイッチの代わりに、複数
の切換スイッチを平行に設けることができる。それによ
って大きな荷物を収容することができる。
【0011】前記の切換スイッチ(交換スイッチ)は多
彩な実施形が知られており、特にローラリフトの内部グ
リッパーに使用される(ヨーロッパ特許第007095
0号明細書)。ここで提案したように、吸引ヘッドの懸
吊部の特別な構造と組み合わせて切換スイッチを使用す
ることにより、弁装置の切換が確実にかつ自動的に行わ
れる。
【0012】荷物を降ろす場合、荷物が完全に降りたと
きに、すなわちもはや落下の危険や人の負傷があり得な
いときに初めて、弁装置を吸引位置から通気位置へ強制
的に切り換えると非常に有利である。
【0013】本発明の実施形では、ガイドが案内スリー
ブとして形成され、この案内スリーブの中で、接続部材
が端位置の間を軸方向に移動可能に案内されている。そ
の際、接続管が二つの接続口を介して案内スリーブに接
続され、接続部材が第1の凹部と第2の凹部を備え、第
1の凹部が上側の端位置で接続管の接続口を接続し、第
2の凹部が下側の端位置で一方では大気に対して接続し
、他方では接続管の真空室側の接続部に対して接続する
。その際、第1の凹部は接続部材の外周面に例えば環状
溝として形成され、第2の凹部が接続部材内を延びる通
気通路として形成され、この通気通路の半径方向の入口
が下端位置において接続管の真空室側の接続口と接続し
、出口が大気の方へ開口している。
【0014】切換スイッチとしては、ヨーロッパ特許第
0070950号明細書によって知られているような重
力スイッチ、すなわちおもり安全スイッチが有効である
。その際特に、重力スイッチが一方ではガイドに、他方
では接続部材に装着された二つの部材、すなわち三角形
の制御ディスクと、この制御ディスクと協働し、周方向
に移動可能な切換レバーとからなり、制御ディスクがほ
ぼ周方向に延びかつ湾入部を備えた側と、切換レバーの
懸吊部の方へ向いた尖端とを備え、この尖端の範囲に、
接続部材の下降時に切換レバーに作用する力に抗して切
換レバーを案内するための係止爪が設けられている。こ
のような重力スイッチはコンパクトで信頼性が高いとい
う利点がある。  切換レバーは例えば懸吊部材上でガ
イドの制御カムに向かって下方へ向いている。この場合
、切換レバーは制御ディスクへの当接のための、半径方
向に突出する案内ピンを備えていると合目的である。
【0015】本発明の他の特徴によれば、切換レバーが
半径方向に延びる軸に揺動可能に軸承されている。この
場合、切換レバーに作用する力は、例えば非対称に配置
された重りの形状による重力であってもよい。更に、切
換レバーにばね力を作用させることができる。
【0016】切換レバーを揺動可能に配置する代わりに
、ばね力の作用に抗して周方向に回転可能な案内リング
に、切換レバーを動かぬように固定してもよい。
【0017】本発明の他の実施形では、切換レバーを湾
入部内へ案内するための案内カムが制御ディスクの湾入
部に対向して設けられている。制御ディスクが溝によっ
て取り囲まれ、この溝に切換レバーが嵌まっていること
により、案内が一層良好となる。
【0018】接続部材とガイドを引き離す際に、切換レ
バーによって揺動可能であるように係止爪が形成されて
いると合目的である。係止爪は縁に立設された板ばねと
して形成してもよい。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて詳しく説明す
る。
【0020】図に示した真空リフト1は垂直に立ってい
る紙ロール3の上面2に載っている。この紙ロールは内
側に巻取りスリーブ4を備えている。この巻取りスリー
ブ4には紙シートが巻取られている。
【0021】真空リフト1は平らな円形の吸引板5を備
えている。この吸引板の下面には、真空リフト1の中央
の垂直軸線に対して同心的に、エラストマー材料からな
る6個の円形のリングシール6,7,8,9,10,1
1が取付けられている。真空リフト1はこのリングシー
ル6〜11によって紙ロール3の上面2に載っている。 内側にあるリングシール6は、巻取りスリーブ4の外側
に位置するような大きさの直径を有する。それによって
、巻取りスリーブ4から誤って空気を吸い込むことはな
い。外側にある他のリングシール7,8,9,10,1
1はそれぞれ真空室12,13,14,15,16を形
成する。この真空室はそれぞれ互いに分離されている。
【0022】吸引板5の左側部分には弁ブロック17が
載っていて、ボルト18によって固定されている。弁ブ
ロック17には4個の接触式弁19,20,21,22
が設けられている。この弁のうち、接触式弁21が垂直
断面で示してある。接触式弁21は吸引板5を越えて下
方へ突出する接触ピン24を備えている。この接触ピン
は上側が弁ケーシング25内に達し、そこで円錐弁体2
6を形成している。弁ケーシング25内に案内ピン27
が設けられている。この案内ピンの外面には、上方へ突
出した円錐弁体26の突起28が接触し、かつ案内され
る。
【0023】円錐弁体26がその弁座29から離れるこ
とにより、真空室15に通じる吸引通路30が開放され
る。すなわち、この真空室15に接触式弁21が付設さ
れている。これと同様に、接触式弁22が真空室16に
、接触式弁20が真空室14に、そして接触式弁19が
真空室13に付設されている。その際、接触式弁19,
20,21,22の接触ピン24は、所属の真空室13
,14,15,16を外側から取り囲むリングシール8
,9,10,11の直ぐ隣の外側に設けられている。
【0024】その際、接触ピン24はそれぞれ接触式弁
19,20,21,22内に設けたばねによって下方へ
押圧され、真空リフト1が載置されていない状態でリン
グシール6,7,8,9,10,11の外側の平面を越
えて突出している。荷物に載ると、接触ピン24は図示
のように押上げられ、それによって接触式弁19,20
,21,22が開放する。この弁に所属の真空室13,
14,15,16は荷物によって完全に閉鎖される。本
実施例の場合、紙ロール3の直径は、すべての真空室1
2,13,14,15,16が上面2によって覆われ、
それによってすべての接触ピン24が押上げられるよう
な大きさである。
【0025】接触式弁19,20,21,22は弁ブロ
ック17内へ延びる接続通路32を介して接続管31に
接続されている。内側にある真空室12は弁なしに、吸
引通路33を介して接続通路32に直接接続されている
【0026】吸引板5の軸方向中央に懸吊部34が立設
されている。懸吊部34は案内スリーブ35を備えてい
る。この案内スリーブの下側の端部は溶接された固定フ
ランジ36によって取り囲まれている。固定フランジは
ボルト37,38を介して吸引板5の上面に固定されて
いる。案内スリーブ35の下端にはセンタリング棒39
が溶接されている。このセンタリング棒は中央の孔40
を通って下方へ延び巻取りスリーブ4内に達している。 これにより、真空リフト1は紙ロール3に降ろされると
きに中央に位置づけられる。すなわち、真空リフト1は
紙ロール3の上面2の中央に降ろされる。
【0027】案内スリーブ35内で、ほぼ円筒の懸吊本
体41が垂直方向に可動に案内されている。懸吊本体は
軸方向に延びる盲穴42を有する。この盲穴の上端部に
はリング付ボルト43がねじ込まれている。それによっ
て、真空リフト1はクレーンフックに懸吊可能である。
【0028】懸吊本体41の外周壁の上側範囲には、垂
直に延びる案内溝44が形成されている。この案内溝に
は、案内スリーブ35の内面から突出する突起45が嵌
め込まれている。突起45は懸吊本体41の垂直移動を
制限するためのストッパーとして、および捩じれ(回転
)防止部材としての働きをする。図1では、案内溝44
と突起45が90度だけ回転方向にずらして示してある
。すなわち、案内溝と突起は実際には背面にある。
【0029】案内スリーブ35の中央範囲の外面には接
続リング46が溶接されている。対応する半径方向の孔
47,48が接続リングを通過している。左側の半径方
向孔47には接続通路32が開口している。一方、右側
の半径方向孔48は図示していない管を介して同様に図
示していない真空発生器に接続されている。懸吊本体4
1は同様に、半径方向孔49を備えている。この半径方
向孔49は盲穴42の下端から左側へ延び、図示位置で
は左側の半径方向孔47と同軸となっている。上側にお
いて盲穴42から付加的な半径方向孔50が延びている
。この半径方向孔は図示位置では案内スリーブの孔に対
向し、それによって大気に連通している。盲穴42の下
方において懸吊本体41の外周壁には環状溝51が形成
されている。
【0030】懸吊本体41の上端の範囲には、環状の支
持ウェブ52が設けられている。この支持ウェブには、
周方向に回転可能な揺動リング53が軸受54を介して
軸承されている。揺動リング53はその上側が、互いに
止められた2個の溝付ナット55,56によって、およ
び他の軸受57を介して締め付けられている。
【0031】特に図2から判るように、揺動リング53
には垂直方向下方に向いた切換レバー58が固定されて
いる(図2には一部だけが示してある)。切換レバー5
8はその下端に、内側へ突出する半径方向の案内ピン5
9を備えている。この案内ピンは制御溝60に係合して
いる。この制御溝は案内スリーブ35の外面に形成され
、ほぼ一定の幅を有する。制御溝60の中央には、ほぼ
三角形の制御ディスク61が立設されている。図2にお
いて制御ディスクの左側面62は上側の尖端63から弧
に沿って斜め左に曲がり、そこで周方向に延びる側面6
4に移行している。この側面64は上方へ強く湾入して
いる。それに続く右側の側面66は隆起部を有し、その
上方で、ボルト67によって固定された板ばね68が溝
の底に入っている。この板ばねは溝の底から上方へ延び
ている。
【0032】切換レバー58は引張りばね69を介して
支持ウェブ52に連結されている。この引張りばね69
は、図2において切換レバー58と揺動リング53を右
側へ引張っている。
【0033】接続リング46から上方へ被覆管70が立
設している。この被覆管は溝付ナット55,56まで達
している。被覆管は被覆カップ71とオーバーラップし
ている。この被覆カップは懸吊本体41の上端とリング
付ボルト43との間に挟持固定され、外面が被覆管70
上に達している。
【0034】懸吊部34の機能は次の通りである。
【0035】図示位置では、懸吊本体41は紙ロール3
に降ろした後およびこの紙ロールから持ち上げる前のそ
の下側の端位置にある。接続管31は半径方向孔49を
介して盲穴42に接続し、かつ他の半径方向孔50を介
して大気に連通している。接触式弁19,20,21,
22が開放しているので、すべての真空室12,13,
14,15,16が大気と連通し、通気されている。真
空リフトはいつでも持ち上げることが可能である。この
場合、懸吊本体41は制御ディスク61の湾入部65内
で案内ピン59を支持することにより案内スリーブ35
ひいては吸引板5を連行する。それに続く真空リフト1
の搬送の間、真空室12,13,14,15,16は通
気状態のままである。真空発生器に通じる半径方向孔4
8は懸吊本体41によってシールされて閉鎖されている
【0036】続いて、真空リフト1が他の紙ロール上へ
降ろされると、先ずセンタリング棒39が巻取りスリー
ブに入る。続いて、紙ロールの直径が達する範囲内では
、リングシール6,7,8,9,10,11を備えた吸
引板5が載る。その際、接触式弁19,20,21,2
2の接触ピン24が紙ロールの上面に接触し、紙ロール
の直径が達する範囲内では押上げられる。それによって
接触ピン24が紙ロールの上面に接触し、接触式弁19
,20,21,22が開放する。真空リフト1を懸吊し
た巻き上げ機を更に降ろすと、懸吊本体41が案内スリ
ーブ35内を少しだけ下方へ移動する。その結果、切換
レバー58が制御溝60内を同様に下方へ移動する。 この場合、図2の図示では制御溝60の右下の部分に切
換レバーが入る。なぜなら、制御レバー58が引張りば
ね69によって引張りばねの方へ回転させられるからで
ある。そして、切換レバーは制御溝60の下側の右部分
内で静止する。
【0037】紙ロールを持ち上げる場合には、巻き上げ
機が相応して制御される。これによって先ず、懸吊本体
41だけが案内スリーブ35中を引き上げられる。その
際、案内ピン59が制御溝60の右側部分を制御ディス
ク61の側面66に沿って上方へ移動し、板ばね68の
上方へ曲がって上側の縁を押圧して板ばねを越え、そし
て制御溝60の真っ直ぐに上方へ延びる区間72内に達
する。懸吊本体41のこの移動は突起45によって制限
される。この突起45に接触する際、環状溝51は両半
径方向孔47,48の高さ位置にある。一方、盲穴42
から延びる半径方向孔49は半径方向孔47の外側上方
に位置する。これにより、環状溝51を介して、両半径
方向孔47,48が接続される。一方、盲穴42ひいて
は大気に対する連通が中断される。そして接続管31が
真空発生器に対して直接接続され、それによって内側に
ある真空室12と、接触弁19,20,21,22が開
放している他のすべての真空室13,14,15,16
が負圧となる。巻き上げ機を上昇させることにより、真
空リフト1は紙ロールと共に持ち上げられる。
【0038】紙ロールを降ろす場合、真空リフト1の部
分の個々の運動は既述の順序で行われる。すなわち、懸
吊本体41はその自重によって案内スリーブ35内を再
び下降する。その際、切換レバー58は制御溝60内を
下方へ滑る。この場合、その案内ピン59は板ばね68
の作用により制御溝60の右側部分には入らない。制御
ディスク61の左側の形状に基づいて、案内ピンは引張
りばね69の作用に抗して左側へ回転し、制御溝60の
下側範囲に達する。その際、真空発生器と接続管31の
間の接続が再び中断される。なぜなら、環状溝51が両
半径方向孔47,48の下方に位置するからである。接
続管31は再び盲穴42ひいては大気に連通する。真空
室12,13,14,15,16は通気される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の真空リフト
は、簡単で信頼性のある弁装置を備え得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷物を備えた真空リフトの垂直断面図である。
【図2】真空リフトの懸吊部の上側部分の部分的な垂直
断面図である。
【符号の説明】
5            吸引ヘッド6,7,8,9
,10,11      リングシール12,13,1
4,15,16      真空室31       
     接続管 35            ガイド(案内スリーブ)
41            接続部材(懸吊本体)5
8            切換レバー59     
       案内ピン60            
制御溝 61            制御ディスク68   
         板ばね

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1個の吸引ヘッドが巻き上
    げ機に懸吊され、吸引ヘッドがその吸引側で突出する少
    なくとも1個のリングシールを備え、リングシールによ
    って取り囲まれた真空室が接続管を経て真空発生器を備
    えた真空源に接続され、接続管に弁装置が設けられ、こ
    の弁装置が、真空源と真空室を接続する吸引位置と、真
    空源に対する接続を中断し、真空室を通気するか真空室
    に圧縮空気を入れる通気位置との間で切換可能である、
    吸着面を有する荷物を搬送するための真空リフトにおい
    て、巻き上げ機が接続部材(41)を介して吸引ヘッド
    (5)に連結され、この吸引ヘッドが二つの端位置の間
    でガイド(35)によって昇降可能に案内され、接続部
    材(41)とガイド(35)が三方軸方向弁の形を弁装
    置を形成し、この弁の下側の端位置が吸引位置であり、
    上側の位置が通気位置であり、接続部材(41)とガイ
    ド(35)が少なくとも一つの切換スイッチ(58,5
    9,60,61,68,69)を介して連結され、接続
    部材(41)が下側の端位置へ2回下降した後初めて、
    切換スイッチが通気位置から吸引位置への接続部材(4
    1)の上昇運動を許容することを特徴とする真空リフト
  2. 【請求項2】  ガイドが案内スリーブ(35)として
    形成され、この案内スリーブの中で、接続部材(41)
    が端位置の間を軸方向に移動可能に案内されていること
    を特徴とする請求項1の真空リフト。
  3. 【請求項3】  接続管(31)が二つの接続口(47
    ,48)を介して案内スリーブ(35)に接続され、接
    続部材(41)が第1の凹部(51)と第2の凹部(4
    2,49,50)を備え、第1の凹部が上側の端位置で
    接続管の接続口(47,48)を接続し、第2の凹部が
    下側の端位置で一方では大気に対して接続し、他方では
    接続管(31)の真空室側の接続部に対して接続するこ
    とを特徴とする請求項2の真空リフト。
  4. 【請求項4】  第1の凹部(51)が接続部材(41
    )の外周面に形成されていることを特徴とする請求項3
    の真空リフト。
  5. 【請求項5】  第1の凹部が環状溝(51)として形
    成されていることを特徴とする請求項4の真空リフト。
  6. 【請求項6】  第2の凹部が接続部材(41)内を延
    びる通気通路(42)として形成され、この通気通路の
    半径方向の入口(49)が下端位置において接続管(3
    1)の真空室側の接続口(47)と接続し、出口(50
    )が大気の方へ開口していることを特徴とする請求項3
    から5までのいずれか一つに記載の真空リフト。
  7. 【請求項7】  切換スイッチが重力スイッチとして形
    成されていることを特徴とする請求項1から6までのい
    ずれか一つの真空リフト。
  8. 【請求項8】  重力スイッチが一方ではガイド(35
    )に、他方では接続部材(41)に装着された二つの部
    材、すなわち三角形の制御ディスク(61)と、この制
    御ディスク(61)と協働し、周方向に移動可能な切換
    レバー(58)とからなり、制御ディスク(61)がほ
    ぼ周方向に延びかつ湾入部(65)を備えた側(64)
    と、切換レバーの懸吊部の方へ向いた尖端(63)とを
    備え、この尖端の範囲に、接続部材の下降時に切換レバ
    ー(58)に作用する力(69)に抗して切換レバー(
    58)を案内するための係止爪(68)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項7の真空リフト。
  9. 【請求項9】  各切換レバー(58)が接続部材(4
    1)から下方へ制御ディスク(61)まで延び、ガイド
    (35)から突出していることを特徴とする請求項8の
    真空リフト。
  10. 【請求項10】  切換レバー(58)が制御ディスク
    (61)に当接するための半径方向に突出する案内ピン
    (59)を備えていることを特徴とする請求項8または
    9の真空リフト。
  11. 【請求項11】  切換レバー(58)が半径方向に延
    びる軸に揺動可能に軸承されていることを特徴とする請
    求項9または10の真空リフト。
  12. 【請求項12】  切換レバー(58)に作用する力が
    重力であることを特徴とする請求項11の真空リフト。
  13. 【請求項13】  切換レバー(58)に作用する力が
    ばね力であることを特徴とする請求項8から11までの
    いずれか一つの真空リフト。
  14. 【請求項14】  切換レバー(58)がばね(69)
    の力の作用に抗して周方向に回転可能な案内リング(5
    3)に動かぬよう固定されていることを特徴とする請求
    項8から10までのいずれか一つの真空リフト。
  15. 【請求項15】  切換レバー(58)を湾入部(65
    )内へ案内するための案内カムが制御ディスク(64)
    の湾入部(65)に対向して設けられていることを特徴
    とする請求項8から14までのいずれか一つの真空リフ
    ト。
  16. 【請求項16】  制御ディスク(61)が溝(60)
    によって取り囲まれ、この溝に切換レバー(58)が嵌
    まっていることを特徴とする請求項8から15までのい
    ずれか一つの真空リフト。
  17. 【請求項17】  接続部材(41)とガイド(35)
    を引き離す際に、係止爪(68)が切換レバー(58)
    によって揺動可能であることを特徴とする請求項8から
    16までのいずれか一つの真空リフト。
  18. 【請求項18】  係止爪が上側の区間で縁に立設され
    た板ばね(68)として形成されていることを特徴とす
    る請求項8から17までのいずれか一つの真空リフト。
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