JP3220705B2 - 真空持上げ装置 - Google Patents
真空持上げ装置Info
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- JP3220705B2 JP3220705B2 JP24791991A JP24791991A JP3220705B2 JP 3220705 B2 JP3220705 B2 JP 3220705B2 JP 24791991 A JP24791991 A JP 24791991A JP 24791991 A JP24791991 A JP 24791991A JP 3220705 B2 JP3220705 B2 JP 3220705B2
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Description
ヘッドを備え、この吸着ヘッドが、その吸着側に、突出
する複数の環状シールを、この環状シールによって取り
囲まれる複数の真空室を形成する下に有し、これらの真
空室が、真空発生器を有する真空源に接続されており、
その際真空源が、外側に位置する1つ又は複数の真空室
と、それぞれ1つの制御弁を介して接続されており、こ
の制御弁がそれぞれ1つの接触子によって操作され、こ
の接触子が、荷重の上に載せられた時には、従属する制
御弁の開放方向に、また荷重から持ち上げられた時に
は、従属する制御弁の閉鎖方向に移動される様式の、吸
着面を有する荷重を搬送するための真空持上げ装置に関
する。
ーン構造のためのものであるが、しかしまた持ち上げマ
ストを有するフォーク積層体に類似のフロア用搬送器、
バランサ、マニピュレータ、ロール転向器等に取り付け
られている。その際多重配置も問題になる。持上げ装置
によって、特にその材料が、例えば紙、金属、合成物質
又は積層体である巻かれたベルトから成るロールを、持
ち上げ、搬送することができ、しかも吸着ヘッドの形状
に応じて、横になっていたり、立っていたりするロール
に対して、端面又は周面を、隣に置いたり、上に載せた
りすることによって持ち上げ、搬送することができる。
例えばディスクのような平らな物体も、こ のような真空
持上げ装置で移動させることができる。
連邦共和国実用新案第84 35161.6号公報に記
載されている。その装置は、吸着ヘッドとして平らな吸
着板を有し、その下側には同軸に複数の環状シールが互
いに間隔を置いて設けられている。これらの環状シール
は、これらによりそれぞれ取り囲まれ、互いに分離した
複数の真空室を形成し、これらの真空室は、搬送するた
めのものである荷重の、このため設けられた吸着面の上
に吸着板を載せた際、荷重が覆われている限りは密閉さ
れた環状室を形成する。その際これらの環状シールは円
形である必要はなく、これらが閉じられたリングさえ形
成する限り、それぞれ別の形、例えば楕円形又は角のあ
る形をしていても良い。これらはまた、互いに入れ子に
成っている必要はない。またこれらは、互いに隣接する
真空室を取り囲むか、複数の吸着板上で分配されていて
も良い。
して、例えば真空ポンプのような真空発生器を備える真
空源と接続されている。真空発生器に接続してそれぞれ
真空室には−少なくとも、内側に位置する真空室の外側
に設けられている真空室には−1つの弁が従属してい
る。それぞれの弁は、荷重の吸着面の大きさを、真空持
上げ装置を降ろした際に走査する接触子と結合されてい
る。これらの接触子は、それぞれ、接触子によって制御
弁だけが開放され、これらの制御弁に従属する真空室
が、吸着面の上に載った際に完全に閉鎖されるように設
けられている。こうして、真空室だけが真空源への接続
を維持し、この真空室が、荷重の上に真空持上げ装置を
載せた後閉鎖された環状室を形成し、その後この真空室
へは、何ら不正な空気が吸引されることがないように確
保される。
これらピンは、荷重の吸着面を経て吸引した際強く押圧
され、こうして制御弁の弁頭を強く押圧し、即ち制御弁
を開放する。その際しかしながら、それぞれ弁頭及び接
触ピンは、開放する前に、真空室の反対方向に向けられ
た面が、十分な真空力に曝されているのが問題であるこ
とが分かった。従って、弁頭を確実に弁座に押圧し、そ
の際真空力を克服する相応のバネを設ける必要がある。
更に接触ピンは真空密に案内される必要があり、そのこ
とは相応の摩擦力と関連する。その両方とも、荷重の上
に真空持上げ装置を載せた際の接触ピンの移動は、接触
ピンが荷重の端面を傷付けることがないようにかなりの
力を反作用させることになる。
擦は、更に、このような吸盤がたわみを受けることによ
って高められることになる。何故なら、吸盤の自重をで
きるだけ小さく保ち、それにより強度を弾性限界の近く
にまで利用しようと努力されるからである。極端な場合
これはロックされることもある。
は、冒頭で述べた様式の真空持ち上げ装置を、閉じた状
態で確実にシールしているにも拘らず、1つもしくは複
数の制御弁の操作力ができるだけ小さく成るように形成
することにある。
れば、それぞれ接触子が、バランスシリンダー内に案内
されたバランスピストンと連結されており、閉鎖方向に
向けられたこのバランスピストンのピストン面側が、真
空源と接続しており、また開放方向に向けられたこのバ
ランスピストンのピストン面側が、従属する真空室と常
に接続しており、その際特に、バランスピストンの面積
が、制御弁の弁頭の面積にそれぞれ等しいように構成さ
れていることによって解決される。
る真空力は、制御弁が閉じた際にバランスされる。何故
なら接触子に対して同じ真空力が閉鎖方向に作用し、こ
の真空力が弁頭に対して開放方向に、従って対抗するよ
うに作用するからである。制御弁が開放されると、弁頭
にはもはや何の圧力差も存在しない。従属する真空室
と、閉鎖方向に向けられたピストン面側が接続すること
に基いて、バランスピストンにも圧力バランスが生じ、
そこでまたもはや何の自由な力も与えられないという結
果となる。その際弁頭を弁開口もしくは弁座と確実に接
触させるためには、比較的僅かなバネ力を有するバネで
十分である。従って接触子による弁の開放のためには、
単に相応の僅かな力だけで打ち勝つことができる。
御弁が弁頭を有し、この弁頭が弁棒に設けられており、
この弁棒が、中空に形成され、かつ従属する真空室へと
開口しており、そして弁棒が、バランスピストンの開放
方向に向けられたピストン面側と接続している。こうし
てこのピストン面側は、常に従属する真空室と接続して
いる。
弁が、互いに平行に移動可能に支承されており、そして
接触子が、弁棒と形状が噛み合うように接続されてい
る。その際弁棒及び/又は接触子が、閉鎖方向にバネ作
用を受けている。
が横方向に分割されており、その際バランスピストンを
支持する接触子部分が、吸盤から独立したケーシング内
に支承されていることが提案されている。このことは、
バランスピストンを支持する接触子部分を真空密に案内
することができるという長所を有する。何故なら、従属
するケーシングが吸盤のたわみに支配されず、一方別の
接触子部分が、吸盤内で緩く、従って摩擦が少なく案内
することができるからである。
説明することにする:図1は、右の部分は省略した真空
持上げ装置1の左と中央の部分を示し、この真空持上げ
装置1は、直立するペーパーロール3の上側2に載り、
このペーパーロール3は内側に巻取りスリーブ4を備え
ている。この巻取りスリーブ4上に紙シートが巻かれて
いる。
見て円形に形成されている真空タンク5である。真空タ
ンク5は、真空密の溶接構造として構成されており、下
方閉鎖部として吸着板6と、上側に上方板7とを有す
る。中央領域には、真空タンク5の内側の閉鎖部を形成
する中央パイプ8が組み込まれている。外側で真空タン
ク5は、周囲を取り囲む側壁9によって閉鎖される。
中央の垂直軸に対して同軸にエラストマー材料からなる
3つの円形の環状シール10,11,12が取り付けら
れている。これらの環状シール10,11,12と共に
真空持上げ装置1は、ペーパーロール3の上側2に載っ
ている。内側に位置する環状シール10は、これが巻取
りスリーブ4の外側に位置するような大きさの直径を有
し、従って巻取りスリーブ4を介しては、何ら不正な空
気が吸引されることはない。更に外側に位置する中央の
環状シール11と共に、内側に位置する環状シール10
は、内側に位置する環状の真空室13を形成する。外側
に位置する環状シール12は、中央の環状シール11と
共に、環状で外側に位置する別の真空室14を形成し、
この真空室は、内側に位置する真空室13から中央の環
状シール11によって分離されている。真空持上げ装置
1が大きな直径を有しているのであれば、外側に向かっ
て、更に別の真空室を相応の方法で設けることができ
る。
空発生器16と接続している。真空発生器16は、回転
数調節装置17と接続されており、更に逆止弁18を有
する。真空発生器16は、リザーバとして使用されてい
る真空タンク5を常に一定の負圧に維持する。
方弁20に通じる真空パイプ19が出ている。三方弁2
0には、逆止弁22を備えている出口21が接続されて
おり、この出口によって、自由な外気との接続を行なう
ことができる。更に調節弁24が設けられ、貫通パイプ
25に通じる導管23が接続されている。貫通パイプ2
5は真空タンク5を貫通し、内側に位置する真空室13
へと開放されている。
定値記録器28と協動する測定値変換器27と接続され
ており、この測定値変換器は、再び真空タンク5を貫通
する測定導線29を介して、内側に位置する真空室13
と接続している。破線で示した別の制御導線30は、回
転数調節装置17と接続されている。
5は、真空導管19、三方弁20、導管23、調節弁2
4及び貫通パイプ25を介して、内側に位置する真空室
13と接続している。即ち、この真空室は完全な真空の
下にあり、その際その真空は、調節弁24によって、測
定導線29、測定値記録器28及び測定値変換器27を
介して検出され、調節弁24に調節値として送られる一
定の値に調節されている。更に真空の調節は、回転数調
節装置17を介して行なわれる。
るべき場合には、三方弁20が切換えられる。こうして
導管23、貫通パイプ25及び内側に位置する真空室1
3が、逆止弁22を介して外気と接続し、即ち内側に位
置する真空室13が通気される。同時に、真空導管15
と導管23との間の、前から存在する接続が中断され、
即ち真空タンク5内の真空は維持されたままとなる。
に中空の真空ブロック31が載せられている。その内部
室32は、真空タンク5を貫通する貫通パイプ33を介
して、内側に位置する真空室13と接続しており、即ち
内部室32は、内側に位置する真空室13内を支配する
圧力と常時同じ圧力を有する。
働する弁開口34を有する。弁頭35は、中空に形成さ
れており、その下側及び上側が開放している弁棒36に
設けられている。弁棒36は、その上端で弁棒ガイド3
7内に嵌入している。ここには詳細には図示されてない
別の弁棒ガイドが、弁棒36の下端の領域に設けられて
いる。弁棒36は、内部室32の領域で、圧力作用をす
る螺旋バネ38によって取り囲まれており、このバネ
は、上側で弁棒ガイド37に、また下側で弁頭35の上
方のフランジ39に支持される。従って弁頭35は、弁
開口34の方向に圧縮バネ作用を受けている。
5を貫通するフィルターパイプ40内へと続き、このパ
イプは外側に位置する真空室14に通じる。フィルター
パイプ40内にはフィルター挿入物41が設けられてお
り、弁頭35が弁開口34から持ち上げられる際は、こ
のフィルター挿入物を経て、外側に位置する真空室14
から来る吸引空気が、流れることができる。
42が設けられており、この中で比較的緩く保持されて
いる接触ピン43が、垂直方向に移動可能に支承されて
いる。案内パイプは、外側に位置する環状シール12の
直ぐ隣に位置する。
は、操作棒44が真空ブロック31の下方及び上方の壁
内に真空密に支承されている。操作棒44は、真空ブロ
ック31の内部室32の領域で、圧縮作用を行なう螺旋
バネ45により取り囲まれており、このバネは、弁棒3
6の螺旋バネ38と同じバネ力を発揮する。螺旋バネ4
5は、真空ブロック31の上方壁に支持され、下側で操
作棒44に強固に固定されたフォークレバー46に支持
される。フォークレバー46は、弁棒36へまで水平に
延在し、そこでフランジ39と弁頭35との間で形状が
噛み合うように把持される。こうして弁頭35は操作棒
44と一緒に移動する。
31からバランスシリンダー47内へと突出し、そこで
端部側に、バランスシリンダー47内で密閉して走行す
るバランスピストン48を備え、その面積は弁頭35の
面積と等しい。バランスピストン48の上側にある室
は、バランス導管49を介して弁棒ガイド37と接続し
ている。バランスピストン48の下側の室は、バランス
孔50を介して真空ブロック31の内部室32と接続し
ている。
に大きな真空持上げ装置にあっては、各真空室のために
前記した装置が設けられており、その際各真空ブロック
は、それぞれ次の内側に位置する真空室と接続してい
る。
位置にある。何故ならペーパーロール3の直径が、外側
に位置する環状シール12の外径と、まさにちょうど一
致するからである。従ってペーパーロール3の上に真空
持上げ装置1を載せた場合は、弁頭35は持ち上げられ
ない。その際、内部室32内の真空に基いて開放方向で
弁頭35の上に作用する真空力と、バランス孔50を介
してバランスピストン48の下側に作用する真空力と
は、弁頭35とバランスピストン48との本質的に一致
する直径のためにバランスがとられ、即ち操作棒44、
従ってフォークレバー46は、弁頭35の上に開放方向
に作用する力と等しい力で下に向かって押圧される。こ
のバランスに基いて弁頭35は、単に螺旋バネ38,4
5によってのみ弁開口34の方へ押圧される。
示したように、正確に外側に位置する環状シール12の
外径と一致しない。外径が更に大きい場合接触ピン43
は、真空持上げ装置1が載せられた時にはまだ操作され
ない。何故なら、環状シールは、真空持上げ装置1の自
重により多少圧縮されるとしても、接触ピンが、下に向
かって僅かにしか、環状シール10,11,12より突
出しないからである。三方弁20が図示された位置にも
たらされ、従って真空室13が十分な真空の作用を受け
た時に初めて、接触ピン43がペーパーロールの上側に
当接し、更に強く押圧されるように、環状シール10,
11,12が強く圧縮される。その際接触ピンは、その
上端と操作棒44の下端との間の距離をも橋渡しして、
操作棒44を帯同する。
35が、螺旋バネ38,45の作用に抗して弁開口34
から持ち上げられる。こうして外側に位置する真空室1
4は、フィルターパイプ40、弁開口34、真空ブロッ
ク31及び貫通パイプ33を介して、同様に真空の下に
置かれる。弁頭35を持ち上げることによって、弁頭に
対して上側と下側で圧力のバランスがとられ、これは、
他の手段無しでバランスピストン48の下側に作用する
真空力が、操作棒44を、従って弁棒36をも再び下に
向かって押圧しようとした結果である。しかしながら弁
棒36が中空に形成されており、バランス導管49を介
してバランスシリンダー47と接続しているので、バラ
ンスピストン48の上方の空間も真空の下に置かれ、従
って最初に存在する圧力差が相殺される。
を取り除いた後、内側に位置する真空室13は、三方弁
20を操作することによって通気される。この通気は、
真空ブロック31の内部室32に対しても作用し、従っ
て外側に位置する真空室14にも作用する。何故なら弁
頭35がまだ開いているからである。真空持上げ装置1
を持ち上げる際は、接触ピン43が再びその案内パイプ
42から出て、弁頭35と操作棒44とが、螺旋バネ3
8もしくは45の作用に基いて、弁頭35が弁開口34
を閉鎖してしまうまで再び降下する。
れた直径よりも大きな直径を有し、従って接触ピン43
が、ペーパーロール3上に載せられた時に、持ち上げら
れることを前提としている。この実施例では、これはそ
のような場合でなく、従って接触ピン43は、下に向か
って突出するその位置に留まる。このことは、外側に位
置する真空室14が、ペーパーロール3の上側2によっ
て閉鎖されており、かつ真空の下に置くことができるに
もかかわらず、弁開口34が閉鎖されたままであるとい
う結果となる。しかしながら内側に位置する真空室13
は、その面積から、この場合、ペーパーロール3を持ち
上げ、懸架して搬送するために、真空室を基にした吸引
力が十分であるように算定されており、従って外側に位
置する真空室14の真空作用を、このような場合は必要
としない。しかしながら真空持上げ装置1を降ろし、続
いて持ち上げた場合には、環状シール11,12の弾性
によって、外側の真空室14において真空が発生すると
いう問題が生じる。何故な ら、通気された内側に位置す
る真空室13とは逆に、ここでは何ら空気が2次的に流
れることができないからである。このことは、真空持上
げ装置1を持ち上げた際に、外側に位置する真空室にお
いて形成された真空が、ペーパーロール3の材料を通っ
てゆっくりと2次的に流れる空気によって、ペーパーロ
ール3が最早運ばれなくなるまで、ペーパーロール3が
ある程度の区間、帯同されることになる。そしてペーパ
ーロールは、制御されずに落下する。
器51が設けられており、この圧搾空気発生器は、圧搾
空気導管52を介して圧搾空気リザーバ53と、また磁
気弁54を介して真空ブロック31の内部室32と接続
されている。普通磁気弁54は閉じている。ペーパーロ
ール3を降ろし、三方弁を通気位置に切り換えた後、磁
気弁54は、真空室13内の圧力がほぼ自由な外気圧に
高まった時に、ここには詳細に図示されてない自動的な
制御装置によって開放される。従って真空ブロック31
の内部室32と、貫通パイプ33を介して内側に位置す
る真空室13とが、正圧の下に置かれる。導管23及び
通気位置にある三方弁20を介する空気の流出は、逆止
弁22によって阻止される。真空持ち上げ装置1をペー
パーロール3から持ち上げるため、またその際、外側に
位置する真空室14内で、環状シール11,12の弾性
に基いて形成される真空力を克服するために、内側に位
置する真空室13内で作られる正圧が十分となる。そし
て最早、ペーパーロール3の所望でない帯同は行なわれ
ない。真空持上げ装置1が持ち上げられた後、圧搾空気
供給が直ぐに停止され、このことは相応の圧力センサに
よって自動的に制御される。
持上げ装置1はクレーン走行台車の中心に懸架されてい
る。その際クレーン走行台車の下方フランジは、連結リ
ンクブロック56を介して垂直ガイド57内で移動可能
に支承されている支持ボルト55と結合されている。下
側で支持ボルト55は拡幅されており、その上で上に向
かって皿バネ58に支持される。垂直ガイド57の下方
部分には、連結リンクブロック56がその下方端部位置
に達した際に操作されるリミットスイッチ59が設けら
れている。リミットスイッチ59は、ここでは詳細に図
示されてない制御装置を介して三方弁20と連結されて
いる。
ン走行台車は弛緩し、その結果連結リンクブロック56
が、支持ボルト55と共に下に向かって降下する。リミ
ットスイッチ59が操作されることによって三方弁20
は、内側に位置する真空室13が真空の下にある図示さ
れた位置から通気位置へと切り換えられ、従って自動的
に内側に位置する真空室13が外気と接続することにな
る。ここでは詳細に図示されてない別のリミットスイッ
チが、弛緩ロープ安全装置としてクレーン走行台車と結
合されており、自動的に台車を遮断する。付加的にリミ
ットスイッチ59は、更に圧搾空気発生器51の磁気弁
54とも接続されており、従って同時に内側に位置する
真空室13が通気されるのみならず、圧搾空気も供給さ
れる。その際真空持上げ装置1は、ペーパーロール3か
ら持ち上げられる。
チ59から離れる時に、三方弁20が切換えられないと
いうよりは、むしろこの切換えは、別のペーパーロール
上へ真空持上げ装置1を新たに降下させた後初めて、従
ってリミットスイッチ59に対し連結リンクブロック5
6が降下した後初めて行なわれるように、制御が成され
る。しかしながらまた別の論理回路も設けることがで
き、もしくは真空位置への三方弁の戻しを操作員によっ
てのみ可能としても良い。
導管61を介して真空タンク5の内部室と接続されてい
る緊急真空発生器60を備える。緊急真空発生器60
は、同様に逆止弁62によって保証されている。緊急真
空発生器60は、圧力スイッチ64を介してバッテリー
65と接続されている直流モーター63によって駆動さ
れる。バッテリー65は、電流供給部と常に接続された
バッテリー充電器66に接続し、こうして連続的に最良
の充電状態に維持される。
て真空タンク5の内部室と接続して いる測定値記録器6
7と接続されている。測定値記録器67は、真空タンク
5内の真空が一定の最小値を下回ることが測定導線68
を介して確認された時に、磁気スイッチとして形成され
た圧力スイッチ64に、閉鎖のためのパルスを与えるよ
うに調節されている。これは直流モーター63を、また
これと共に緊急真空発生器60を作動させ、従って、真
空タンク5内の真空の低下が再び補償され、通常の真空
レベルが再び達成される。同時に、真空発生器16によ
り生じた真空がペーパーロール3の運搬のために不十分
であることを、操作員が確実に知るように、障害の通報
が信号発生器69を介して発せられる。
0が出ており、これを介して操作員は、圧力スイッチ6
4を、前記した自動装置に対して独立してでも又は選択
的にでも操作でき、従って緊急真空発生器60を作動さ
せることもできる。
によって、又はペーパーロール3の真空把握特性が、時
間に依存した、粘弾性の、及び吸湿性の、その挙動の結
果として、真空発生器16が最早真空発生のためには充
分でない程に悪化したことによっても生じる。この場合
は、緊急真空発生器60が支援をするように作用する。
それが必要と思われる場合には、付加的に緊急真空発生
器60が、操作員により接続されるように構成されるこ
とも良い。
は、自由な外気圧より低い圧力と解釈されるべきであ
る。
真空持上げ装置である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも1つの吸着ヘッドを備え、こ
の吸着ヘッドが、その吸着側に、突出する複数の環状シ
ールを、この環状シールによって取り囲まれる複数の真
空室を形成する下に有し、これらの真空室が、真空発生
器を有する真空源に接続されており、その際真空源が、
外側に位置する1つ又は複数の真空室と、それぞれ1つ
の制御弁を介して接続されており、この制御弁がそれぞ
れ1つの接触子によって操作され、この接触子が、荷重
の上に載せられた時には、従属する制御弁(34,3
5)の開放方向に、また荷重から持ち上げられた時に
は、従属する制御弁(34,35)の閉鎖方向に移動さ
れる様式の、吸着面を有する荷重を搬送するための真空
持上げ装置において、 それぞれ接触子(43,44)が、バランスシリンダー
(47)内に案内されたバランスピストン(48)と連
結されており、閉鎖方向に向けられたこのバランスピス
トンのピストン面側が、真空源(5,60)と接続して
おり、また開放方向に向けられたこのバランスピストン
のピストン面側が、従属する真空室(14)と常に接続
していることを特徴とする真空持上げ装置。 - 【請求項2】 バランスピストン(48)の面積が、制
御弁の弁頭(35)の面積に等しいように構成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の真空持上げ装置。 - 【請求項3】 それぞれ制御弁が弁頭(35)を有し、
この弁頭が弁棒(36)に設けられており、この弁棒
が、中空に形成され、かつ従属する真空室(14)へと
開口していること、そして弁棒(36)が、バランスピ
ストン(48)の開放方向に向けられたピストン面側と
接続していることを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載の真空持上げ装置。 - 【請求項4】 それぞれ接触子(43,44)及び制御
弁(34,35)が、互いに平行に移動可能に支承され
ており、そして接触子(43,44)が、形状が噛み合
うように、制御弁(34,35)の弁棒(36)と接続
されていることを特徴とする請求項1から請求項3のう
ちの1項に記載の真空持上げ装置。 - 【請求項5】 それぞれ制御弁(34,35)及び/又
は接触子(43,44)が、閉鎖方向にバネ作用を受け
ていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの
1項に記載の真空持上げ装置。 - 【請求項6】 接触子(43,44)が横方向に分割さ
れており、その際バランスピストン(48)を支持する
接触子部分(44)が、吸引ヘッド(5)から独立した
ケーシング(31)内に支承されていることを特徴とす
る請求項1から請求項5のうちの1項に記載の真空持上
げ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9013526U DE9013526U1 (de) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | Vakuumheber |
DE90135261 | 1990-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04280792A JPH04280792A (ja) | 1992-10-06 |
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Family
ID=6857848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24791991A Expired - Lifetime JP3220705B2 (ja) | 1990-09-26 | 1991-09-26 | 真空持上げ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3220705B2 (ja) |
DE (2) | DE9013526U1 (ja) |
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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NL7302985A (ja) * | 1973-03-02 | 1974-09-04 | ||
US3923177A (en) * | 1973-06-21 | 1975-12-02 | Little Giant Products Inc | Vacuum lift apparatus with a control valve assembly |
DE8716723U1 (de) * | 1987-12-18 | 1988-04-28 | Blössl, Hubert, 8510 Fürth | Pneumatische Einrichtung zum Aufnehmen von Teilen, insbesondere Porzellangeschirrteilen |
-
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-
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- 1991-09-24 EP EP91116196A patent/EP0477838B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-24 FI FI914471A patent/FI93200C/fi not_active IP Right Cessation
- 1991-09-26 JP JP24791991A patent/JP3220705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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DE59101850D1 (de) | 1994-07-14 |
FI93200C (fi) | 1995-03-10 |
JPH04280792A (ja) | 1992-10-06 |
EP0477838A1 (de) | 1992-04-01 |
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FI914471A0 (fi) | 1991-09-24 |
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