JPH042565A - 管内自走装置 - Google Patents

管内自走装置

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JPH042565A
JPH042565A JP10357490A JP10357490A JPH042565A JP H042565 A JPH042565 A JP H042565A JP 10357490 A JP10357490 A JP 10357490A JP 10357490 A JP10357490 A JP 10357490A JP H042565 A JPH042565 A JP H042565A
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JP
Japan
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moving unit
endoscope
pressurized fluid
locking
elastic
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JP10357490A
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English (en)
Inventor
Yorio Matsui
頼夫 松井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH042565A publication Critical patent/JPH042565A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば工業用管路または生体管路等の管内を自
走する管内自走装置に関する。
[従来の技術] この種の管内自走装置として例λば特開昭61−915
55号公報に示す構成のものが開発されている。この管
内自走装置の移動ユニットには加圧流体の供給により膨
径変形し、走行(軸線)方向に収縮力を発生する管状の
弾性アクチュエータを設け、さらに、この弾性アクチュ
エータの両端にはそれぞれ取付は部材を配設している。
これらの取付は部材間には弾性アクチュエータの軸線方
向の収縮変形方向と逆向きの付勢力を発生する弾性部材
を配設している。各取付は部材には加圧流体の供給によ
り膨満変形して移動ユニットを挿入する管路の内周面に
係止可能なバルーン部材がそれぞれ装着されている。
そして、この管内自走装置を使用する場合、その移動ユ
ニットを検査対象となる管路内に挿入させた状態で、各
バルーン部材への加圧流体の交互の給ahに合わせて弾
性アクチュエータへの加圧流体の給排により、移動ユニ
ットを前進または後退させる運動を行なう構成になって
いる。
内視鏡と組み合わせて管内を検査する場合には、移動ユ
ニットの一方の取付は部材に内視鏡を取着してこの移動
コニットと内視鏡とを管内に挿入し、まず、前方のバル
ーン部材を膨らませてこれを管路の内壁に押し付けて固
定する。この後、弾性アクチュエータに加圧流体を送り
込み、その軸方向に収縮させて後方の取付は部材を前進
させる。ついて、後方のバルーン部材を膨らませてこれ
を管路の内壁に押し付けて固定した後、前方のバルーン
部材、弾性アクチュエータの順で加圧流体を抜き去り、
前方の取付は部材を前進させる。この動作を繰り返すこ
とにより管内を自走させるのである。
[発明が解決しようとする課題] 前記管内自走装置にあっては、管内で移動ユニットを移
動させる範囲は、その移動ユニットの大きさで決まって
しまう。このため、内視鏡を移動させる範囲も、それて
定まり、移動ユニットが通過てきない狭い管路の手前ま
でしか観察てきなか一つだ。
また、管路途中に狭窄部や小石等の障害物があって移動
ユニットか前進できない場合も同様でそれより奥の部位
まで観察できなくなる。
本発明は前記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、移動ユニットか前進できない場合でも
、それより先の部位まで内視鏡等の被挿入部材を送り込
める管内自走装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の管内自走装置は、加圧流体の供給を受けること
により径方向に弾性変形して軸線方向こ伸縮力を発生す
る弾性アクチュエータと、この弾性アクチュエータの両
端部分にそれぞれ設けられた取付は部材と、これらの取
付は部材間に介在され前記弾性アクチュエータの収縮す
る向きと逆向きの付勢力を前記取付は部材間に与える弾
性部+4と、前記両取付は部斗4にそれぞれ装着され加
圧流体の供給を受けることにより膨脹して管路内面に係
II−する係止一部材とを具備して移動ユニットを構成
し、加圧流体供給手段により前記弾性アクチュエータに
々・すする加圧流体の交互の給排に合わせて前記係止部
材に対する加圧流体の給排を行うことにより移動ユニッ
ト全体の移動を行う管内自走g置において、前記移動ユ
ニットに被挿入物を走行前方へ貫通させる挿通路を形成
するとともに、前記取付は部材の少なくとも一方に設け
られ前記挿通路に通(5,た被挿入物を係止およびその
係止解除を行う保持手段を設けたものである。
[作用] し、か(2て、前記移動ユニyトの挿通路に被挿入物を
挿入し、この移動ユニットの伸縮動作に合わせて保持手
段による内視鏡の係止およびその解除を行うことにより
内視鏡を前進させることがてきる。
[実施例コ 第1図ないし第3図を用いて本発明の第1の実施例につ
いて説明する。
第1図はこの実施例に係る管内自走装置の移動ユニット
1とこれによって案内される被挿入部たる内視鏡2を示
す。移動ユニット1は後述する加圧流体供給手段により
空気なとの加圧流体の供給を受けることにより径方向外
側へ弾性変形し2て膨脹しその長手方向に伸縮力を発生
する複数の弾性アクチュエータ3を有してなり、これは
移動ユニット1の軸線方向に平行でその軸線の周囲の上
下左右の各位置に配置される。弾性アクチュエータ3の
前端部分は前方の取付は部材4に取着固定され、弾性ア
クチユエータ3の後端部分は後方の取付は部’rA5に
取着固定されている。これらの取付は部材4.5の間に
は前記弾性アクチュエータ3の収縮する向きと逆向きの
付勢力を発生させる圧縮コイルばねからなる弾性部材9
か介挿されている。弾性部材9は弾性アクチユエータ3
よりも外側に同心的に配置されている。さらに名取(;
jけ部材4.5の外周にはそれぞれ後述するように加圧
流体の供給を受けることにより膨脹12て検査対象の管
路の内面に係止する係止部材としての)1ルン1112
か取り付けられている。
また、このように構成された移動ユニット1における弾
性アクチュエータ3および各バルーン1112にはそれ
ぞれ別々のチューブ14を通して加圧流体の供給を受け
、またはその加圧流体の排出が行われるようになってい
る。
さらに、移動ユニット1における各取付は部材45には
被挿入物と[7ての内視鏡2の挿入部13を挿入できる
貫通孔15.16かそれぞれ同心的に貫通して設けられ
ている。そして、この前後の貫通孔15.16を両端と
して移動ユニット〕内を突き抜け、被挿入物たる内視鏡
2の挿入部13を走行前方へ貫通させる挿通路18を形
成している。
また、前記各貫通孔15,1.6の内径は内視鏡の挿入
部13より大きいが、後方の貫通孔]6はnij力の貫
通孔15よりも大きく形成されている。
そ17て、比較的大きい後方の貫通孔16の内面部分に
はこれに挿入した被挿入物たる内視鏡2の挿入部13の
外周を係止するための係止部材17か設けられている。
この係止部材17は第1図で示すようにゴムなどの弾性
を有する膜を貫通孔16の内面に袋状に固定していわゆ
るバルーンを構成してなり、この内部に加圧流体を取り
込むことにより貫通孔16の内方へ膨出して内視鏡2の
挿入部13の外周を締め付けて係止するようになってい
る。この係止部材17にはその内部に通しる別のチュー
ブ14が接続され、これを通して加圧流体の供給を受け
るとともに、その加圧流体の排出を行うようになってい
る。つまり、後方の取付は部材5に設けられた係止部材
17は被挿入物の係止およびその係止解除を行う保持手
段を構成している。
ところで、第2図で示すように前記移動ユニット1にお
ける弾性アクチュエータ3およびバルン11,12に通
しる各チューブ14は管外操作部20に設けた進退制御
部2コの電磁切換弁を介してコンプレッサ22に接続さ
れている。進退制御部21の電磁切換弁は進退操作スイ
ッチ23によ−)てその動作モードか選択される。
また、係止部I、t 17に通しる別のチューブ14は
電磁弁24を介してコンプレッサ22に接続されている
。この電磁弁24は内視鏡固定・解除スイッチ25によ
って操作される。
次に、前記移動ユニット1の自走動作を説明する。最初
、各バルーン1]、、12を収縮させた状態の移動ユニ
ット1を検査対象の管路26の入り口に入れる。そして
、前方のバルーン11に加圧流体を供給してこれを膨脹
させることによりその管路26の内壁に押し当て固定す
る。次に、この状態のまま弾性アクチエータ3に加圧流
体を供給]、てこれを径方向へ膨脹させることにより軸
線方向に収縮させる。この収縮力によって後方の取付は
部材5を前方へ移動する。この移動が終了した後、後方
のバルーン12を膨満させて管路の内周面に係止し、後
方の取付は部材5を固定する。その後、前方のバルーン
11、弾性アクチュエータ3の順にそれらから加圧流体
を抜去すると、前方の取付は部材4が弾性部材9の付勢
力によって前方へ移動する。この移動終了後、再び前方
のバルン11を膨満し、そして、後方のバルーン12の
加圧流体を抜去するとともに、弾性アクチュエータ3に
加圧流体を注入して後方の取付は部材5を前方へ移動さ
せる。
以上、これらの動作を繰り返すと、移動ユニット1は管
路26内を前進することができる。
なお、弾性アクチュエータ3および前後のバルーン11
,12に対する加圧を逆の順序で行なえば、移動ユニソ
トコを後進させることができる。
次に、第3図を用いて前記係止部材17を使用しなから
行う移動ユニット1の動作を説明する。
なお、後方の取付は部材5に配設された係止部材17の
加圧およびその加圧解除は前述した移動操作とは独立し
て行なえる。
ます、内視鏡2の挿入部13の先端部分を、加圧してい
ない状態の係止部材17のある後方の取イ・jけ部材5
における貫通孔]6から前方の取付は部材4の貫通孔1
5にわたりその移動ユニット1に挿入する。そして、係
止部材17に加圧流体を供給し、加圧してその係止部材
17を膨脹させることにより、内視鏡2の挿入部13の
外周を締めイ;jけて固定する。
このように内視鏡2を装着した移動ユニット1をその前
方の取付は部材4側から管路26内に挿入する。移動ユ
ニット1よりわずかに大きい内径の管路26であれば、
前記同様の動作に従って移動ユニット1を前進し、内視
鏡2を管路26内へ引き込むことができる。そして、内
視鏡2を利用した管路26内の検査を行うことができる
しかし、管路26の奥にその移動ユニット1の前進が不
可能であるような障害、例えば移動ユニット1が通れな
い細い管路部分26aかあった場合には、次のように操
作する。すなわち、移動ユニット1の係止部材17に対
する加圧を解除し、それまで係止していた内視鏡2の挿
入部13を解放する。つまり、移動ユニット1は内視鏡
2の挿べ部]3とは別に自由に動(jるようになる。
そこで、係止部材17に対する加圧を解除したまま、上
述した説明でわかるように移動ユニツ1−1を後退させ
る動作を行なう(第3図(b)(C))。つまり、内視
鏡2はその位置に留まり、移動ユニフトまたけか管路2
6内を後退する。移動ユニット1かある程度の距離を後
退1.た後、再び内視鏡2の挿入部13を係止する係止
部材17を加圧し、内視鏡2の挿入部13を保持する。
この後、前述したと同様にして移動ユニット1の前進動
作を行うと、内視鏡2の挿入部コ3は、その移動ユニッ
ト1の後退距離だけ前方へ前進させることかできる。(
第2図(d)(e))。以上の動作を繰り返すことによ
り、管路26内の障害のある地点から前方へ移動ユニッ
トコを移動させることなく、内視鏡2の挿入部13のみ
を前方の細い管路部26aへ挿入することができる。
次に、第4図ないし第6図を用いて本発明の第2の実施
例を説明する。
第4図はその第2の実施例に係る移動ユニット1と内視
鏡2を示している。移動ユニット1は弾性アクチュエー
タ3の両端に配設された前後一対の取付は部材4.5に
は内視鏡2の挿入部13の周面を押え付けてその挿入部
13を固定する保持手段か設けられている。すなわち、
取付は部材4゜5の貫通孔15.16の内面部分にそれ
ぞれ複数の係止部材31を配設してなり、この3つの係
止部材31は第5図で示すようにシリンダ32に装着さ
れたピストン33に取り付けられている。シリンダ32
とピストン33の操作ユニット34は第5図で示すよう
に貫通孔15.16の中心軸上の点を中心とする放射状
に配置されている。そして、貫通孔15.16の中心軸
上の点に向かって進退移動するピストン33の軸に対し
て前記各係止部材31が取り付けられている。係止部材
31は内視1!2の挿入部13の周面に沿う曲率て湾曲
する板材からなり、3つの係止部材31が同時に突き出
すことにより内視鏡2の挿入部13の周面を押え込んで
固定するようになっている。シリンダ32内にはそのシ
リンダ32の一端壁とピストン33との間に介挿される
コイルばね35か設けられている。このコイルばね35
はピストン33を付勢し、係止部材31を内視鏡2の挿
入部13の周面から退避する向きに付勢している。
後方の取付は部材5に取り付けられる操作ユニット34
におけるシリンダ32と前方の取付は部材4に装着され
たバルーン11には、同しエアチューブ14が連通して
接続されている。前方の取イ]け部材4に取り付けられ
る操作ユニット34におけるシリンダ32と後方の取付
は部材5に装着されたバルーン12には、同じエアチュ
ーブ]4か連通して接続されている。
また、各弾性アクチュエータ3も、別々のエアチューブ
14が接続されていて、個別的に加圧流体を給排できる
ようになっている。つまり、前方のバルーン11と後方
の操作ユニット34にオケるシリンダ32とは同しエア
チューブ14に接続され、後方のバルーン】2と前方の
操作ユニット34におけるシリンダ32とは前記エアチ
ューブ14とは別の同しエアチューブ14に接続されて
いる。
これら各エアチューブ14は、図示しない電磁弁、コン
プレッサ等からなる加圧流体供給手段に接続されていて
、その給排動作が制御されるようになっている。
そして、両バルーン11.12は膨脹l、て管路26の
内壁に係止するが、この係止固定するに必要でかつ十分
な加圧流体の圧力は、p、(p、>O)である。また、
この圧力では、鋤取付は部材45に設けられているシリ
ンダ32内のピストン33を移動して係止部材31を押
し出すには至らない。つまり、コイルばね35の付勢力
が勝っている。この圧力P、は操作ユニット34を作動
して係止部材31により内視鏡2の挿入部13を保持で
きない圧力である。
また、コンプレッサからの加圧流体の圧力を上げ、P2
 (P2>p、>0)とした場合には、シリンダ32内
のピストン33はその圧力によってコイルばね35の付
勢力に抗して押し進め、係止部材31を押し出す。この
ため、内視鏡2の挿入部]3を押え付けて係廿固定する
ことかできる。
次に、移動ユニソl−1に内視鏡2を組み込み管路26
内にて作用させる場合について第6図を参照して説明す
る。
ます、第6図(a)で示すように、前後の取付す部材4
に設けられた各バルーン11.12に加える加圧流体の
圧力をPlとすれば、各バルーン11.12は膨脹して
管路26の内壁に押]、当たり係止することにより前後
の取付は部材4.5を管路26に固定することかできる
。このとき、弾性アクチュエータ3は加圧しない状態と
している。
また、操作ユニット34も作動せず、係止部材31は突
出しない。このため、内視鏡2の挿入部13は保持され
ない。
ついて、前方のバルーン11に送り込む加圧流体の圧力
をP2に上げるとともに、後側のバルーン12に加える
流体の圧力を消勢すると、第6図(b)で示すような状
態になる。すなわち、前方のバルーン11は膨脹したま
まで管路26の内壁に押し当たって固定された状態を継
続するが、後方の取付は部材5に取り付けられる操作ユ
ニット34におけるシリンダ32にもその圧力P2で加
圧流体か加わる。このため、ピストン33か移動して係
11部+431が突き出し、内視鏡2の挿入部13を押
して係止し、後方の取付は部材5を内視鏡2の挿入部1
3に固定する。また、後方のバルン12は収縮する。
ここで、第6図(C)で示すように、さらに弾性アクチ
ュエータ3に加圧流体を供給し、その弾性アクチュエー
タ3を軸線方向へ収縮させると、後方の取付は部tA5
が内視鏡2の挿入部13とともに前進し、挿入部13の
先端を前方の取付は部材4の先にlだけ進める。
ついで、この前進位置の状態で加えて後方のバルーン1
2にも加圧流体を供給する。これにより第6図(d)で
示すように、後方のバルーン12は膨脹し、これは管路
26の内壁に押し当たり固定する。なお、この場合、前
方のバルーン11に加える圧力はp、、p2のどちらで
もよい。
ついて、第6図(e)で示すように、前方のバルーン1
1に加えていた加圧流体の圧力を消勢する。これによっ
てバルーン11は収縮する。また、これと同時に後方の
取付は部材4にある操作ユニット34におけるシリンダ
32に加わっていた圧力も抜けるため、ピストン33と
ともに係止部材31が退避し、内視鏡2の挿入部13を
解放する。
この後、弾性アクチュエータ3に加えていた圧力抜き、
伸長復帰させる。すると、前方の取付は部ヰ14は内視
鏡2とは別に弾性部材9の付勢力で前進する。
これ以降、前記動作を繰り返すことにより移動ユニット
1を内視鏡2とともにΩずつ進めることかできる。
一方、前方の取付は部材4に設けられたバルン11、お
よび後方の取付は部材5に設けられた操作ユニット34
のシリンダ32内を加圧する駆動圧力をP2とし、後方
の取付は部材5に設けられたバルーン12、および前方
の取付は部材4に設けられたシリンダ32内の加圧をP
lとして前記第1の実施例における前進動作と同しく加
圧と圧力抜去との順番で駆動しても、移動ユニット1と
内視rA2は管路26内を同【7速度て前進挿入するこ
とができる。
また、前後の両取付は部材4.5に設けられた盾壁6に
係止するバルーン11,12.およびシリンダ32内を
P、て加圧駆動することて内視鏡2を管路26内でその
ままの位置とし、移動ユニット1のみの移動を可能とて
きる。以上の駆動を選択的に繰り返し操作することで移
動ユニット1を管内のある地点から先、前進させること
なく内視鏡2のみを管路26内へ挿入することができる
また、前後の取付は部材4,5に設けられたバルーン1
1.12、およびシリンダ32内をP2て加圧駆動する
ことで、内視鏡2を移動ユニット1より速い速度で管内
へ挿入することも可能である。つまり、前方のバルーン
11が膨脹するときには後方の係止部材31が内視鏡2
の挿入部]3を保持する。また、後方のバルーン12が
膨脹するときには前方の係止部材31か内視鏡2の挿入
部13を保持する。バルーン11.12と係止部材31
か前後逆に作用して前進動作を行う。
第7図は前記操作ユニット34の変形例を示すものであ
る。すなわち、内視鏡2の挿入部13に押し当たって係
止する係止部材131を電磁ソレノイド19により駆動
されるようにし、管路外に設yた操作スイッチからの電
気信号により選択的作動させるようにしたものである。
第8図ないし第12図は本発明のyN3の実施例を示す
ものである。
この実施例の移動ユニットユはその取付は部材4.5の
少なくともその一方にプーリ41を設け、二のプーリ4
1に対して内視鏡牽引用のワイヤ42を掛けるようにし
たものである。この実施例では前方の取付は部材4にプ
ーリ4]を設けたものである。
このワイヤ42の両端側は移動ユニット1の中心に形成
されている挿通路18を通り後方へ導かれている。そし
て、ワイヤ42の一端は内視鏡2の挿入部13の先端に
取着され、ワイヤ42の他端は第11図で示すようにそ
の挿入部13の側方を通り、管路26の外に導かれて図
示しない牽引1段に接続されている。なお、ワイヤ42
は管路26の外の操作部から管路26内の目的地点まで
の距離の少なくとも2倍以上の長さか用意されている。
また、内視鏡2の挿入部13の基端側は管路26外に設
置された巻取りドラム43に巻かれている。なお、同し
く第11図で示す44は内視鏡用光源装置、45はコン
トローラ、46はコンプレッサである。なお、移動ユニ
ット1自体についての他の構成は前記実施例のものと同
様のものでよい。
そして、この装置を使用する場合には、第12図(a)
で示すように、内視鏡2の挿入部13の先端部分を差し
込んだ移動ユニット1をまず手で管路26内に押し込む
しかし、手で押し込めなくなったら、移動ユニット1を
前述したように操作して自走させる。移動ユニット1は
内視鏡2とワイヤ42を牽引しながら進む。
内視鏡2とワイヤ42を牽引しながら進むことかできな
くなったら、第12図(c)で示すように内視鏡2の保
持を解除し、ワイヤ42のみを牽引してさらに前進させ
る。
そして、所望の位置まで移動ユニット1を進めたら、こ
の移動ユニット1のバルーン11.12を使用して管路
26の壁面に係止して固定する。
ワイヤ42の他端を手元側に引き、プーリ41を介して
反対側の内視鏡2の挿入部13を目的位置まで引き込む
しかして、このものでは移動ユニット1は走行時、内1
m2を牽引する負荷がないので小型軽量にすることがで
き、かつ、その全長を短かくすることて、例えば第13
図で示すような小さい曲率の屈曲部26bのある管路2
6内への走行も可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の管内自走装置は、前記移動
ユニットの挿通路に被挿入物を挿入し、この移動ユニッ
トの伸縮動作に合わせて保持手段による内視鏡の係廿お
よびその解除を行うことにより内視鏡を前進させること
ができる。したがって、移動ユニットが前進できない場
合でも、それより先の部位まで内視鏡等の被挿入部材を
送り込める。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はその移動ユニットの上側半分を断面した縦断面図
、第2図はその装置のシステムの構成図、第3図はその
移動ユニットの自走動作手順の説明図である。第4図な
いし第6図は本発明の第2の実施例を示し、第4図はそ
の移動ユニットの縦断面図、第5図はその保持手段部分
の斜視図、第6図はその移動ユニットの自走動作手順の
説明図である。第7図はその移動ユニットにおける保持
手段部の変形例の説明図である。第8図ないし第13図
は本発明の第3の実施例を示し、第8図はその移動ユニ
ットの上側半分を断面した縦断面図、第9図はその移動
ユニットの正面図、第10図はブーり部の斜視図、第1
1図は装置全体の概略的な構成説明図、第12図はその
移動ユニットの動作手順の説明図、第113図は屈曲管
路中の走行例の説明図である。 1・・移動ユニット、2・・・内視鏡、3・・弾性アク
チュエータ、45・・取付部材、11.12・・・バル
ーン、14・・・チューブ、18・挿通路、17・係止
部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加圧流体の供給を受けることにより径方向に弾性変形し
    て軸線方向に伸縮力を発生する弾性アクチュエータと、
    この弾性アクチュエータの両端部分にそれぞれ設けられ
    た取付け部材と、これらの取付け部材間に介在され前記
    弾性アクチュエータの収縮する向きと逆向きの付勢力を
    前記取付け部材間に与える弾性部材と、前記両取付け部
    材にそれぞれ装着され加圧流体の供給を受けることによ
    り膨脹して管路内面に係止する係止部材とを具備して移
    動ユニットを構成し、加圧流体供給手段により前記弾性
    アクチュエータに対する加圧流体の交互の給排に合わせ
    て前記係止部材に対する加圧流体の給排を行うことによ
    り移動ユニット全体の移動を行う管内自走装置において
    、 前記移動ユニットに被挿入物を走行前方へ貫通させる挿
    通路を形成するとともに、前記取付け部材の少なくとも
    一方に設けられ前記挿通路に通した被挿入物を係止およ
    びその係止解除を行う保持手段を設けたことを特徴とす
    る管内自走装置。
JP10357490A 1990-04-19 1990-04-19 管内自走装置 Pending JPH042565A (ja)

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JP10357490A JPH042565A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 管内自走装置

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