JPH04255713A - アクリロイル又はメタクリロイル基含有ポリウレタン - Google Patents

アクリロイル又はメタクリロイル基含有ポリウレタン

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JPH04255713A JP3229701A JP22970191A JPH04255713A JP H04255713 A JPH04255713 A JP H04255713A JP 3229701 A JP3229701 A JP 3229701A JP 22970191 A JP22970191 A JP 22970191A JP H04255713 A JPH04255713 A JP H04255713A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は放射線硬化により、及び大気酸
素の存在下でさえペルオキシド又はヒドロペルオキシド
を用いて架橋生成物に変換することができる、ある種の
(メタ)アクリロイル基(本文で使用する限り“(メタ
)アクリロイル”はアクリロイル又はメタクリロイルを
意味する)を含むポリウレタン、及びその製造法に関す
る。ここにおける生成物は被覆又は表面塗料、及び成型
品の製造のための結合剤として使用することができる。
【0002】ポリイソシアナ−トとヒドロキシアルキル
アクリレ−ト又はメタクリレ−トの反応生成物として得
られる、(メタ)アクリロイル基含有ポリウレタンは周
知であり、例えばドイツ公開明細書1,644,798
、2,115,373又は2,737,406に記載さ
れている。これらはUV光、又は電子線などの高エネル
ギ−放射線により硬化し、例えば木材の被覆、あるいは
グラフィックを目的とした皮膜の製造に使用する。
【0003】ドイツ公開明細書3,737,244に放
射線のみでなくペルオキシドによっても架橋することが
できる、(メタ)アクリロイル基含有ポリウレタンが記
載されている。しかしこの利点のためには別の段階で製
造した特別なイソシアヌレ−トポリイソシアナ−トをポ
リウレタン製造の出発材料として使用する必要がある。
【0004】本発明が目的とする問題は、放射線のみで
なく大気酸素の存在下におけるペルオキシドの使用によ
っても硬化することができ、同時に粘度及び技術的性質
が周知の系の場合と少なくとも同等の生成物を与える単
純で安価な脂肪族ジイソシアナ−トに基づく、(メタ)
アクリロイル基含有ポリウレタンを提示することである
【0005】
【発明の説明】上記の問題は、下文に詳細に記載する本
発明の(メタ)アクリロイル基含有ポリウレタンにより
解決された。
【0006】本発明は(メタ)アクリロイル基を含むポ
リウレタンの製造法において、 a)少なくともその50  NCO−当量−%が少なく
とも1種類の、脂肪族ラジカル部分の炭素数が6−12
である非環状脂肪族ジイソシアナ−トから成るポリイソ
シアナ−ト成分25−55重量%、 b)主に(メタ)アクリロイル基を含む1価アルコ−ル
から成り、分子量が116から1000である、(メタ
)アクリロイル基含有アルコ−ル成分10−30重量%
、 c)炭素数が5から14の少なくとも1種類のβ,γ−
エチレン性不飽和エ−テルアルコ−ル11−35重量%
、 d)少なくとも1種類の多価アルコ−ル8−40重量%
を、該%が合計100となり、NCO:OH当量比がす
べての出発成分a)からd)に基づいて0.5:1から
1:1となる量で反応させることを特徴とする方法に関
する。
【0007】本発明は又、上記方法により製造した(メ
タ)アクリロイル基含有ポリウレタンに関する。
【0008】本発明に従い使用するポリイソシアナ−ト
成分a)の少なくとも50  NCO−当量−%は、脂
肪族ラジカル部分の炭素数が6−12である非環状脂肪
族ジイソシアナ−トから成る。
【0009】ポリイソシアナ−ト成分a)は最高50 
 NCO−当量−%の、脂肪族的、芳香族的、及び/又
は環状脂肪族的結合イソシアナ−ト基を含む他のポリイ
ソシアナ−トを含むことができる。これらの他のポリイ
ソシアナ−トには例えばトリレンジイソシアナ−ト、1
−イソシアナ−ト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナ−トメチル  シクロヘキサン(IPDI)、I
PDI又はヘキサメチレンジイソシアナ−トに基づいた
イソシアヌレ−ト含有ポリイソシアナ−ト、あるいはI
PDI又はヘキサメチレンジイソシアナ−ト及び多価ア
ルコ−ル、例えばトリメチロ−ルプロパンに基づいたウ
レタン含有ポリイソシアナ−トが含まれる。ポリイソシ
アナ−ト成分a)の少なくとも80  NCO−当量−
%が、脂肪族ラジカル部分の炭素数が6−12である非
環状脂肪族ジイソシアナ−トを含むことが好ましい。
【0010】特に好ましい具体化において、ポリイソシ
アナ−ト成分a)はヘキサメチレンジイソシアナ−ト、
又はトリメチルヘキサメチレンジイソシアナ−ト(すな
わち2,2,4−及び/又は2,4,4−トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアナ−ト)を含む。
【0011】成分b)は(メタ)アクリロイル基を含む
一価アルコ−ル、又はそのようなアルコ−ルの混合物で
ある。問題のアルコ−ルは遊離の水酸基を含む二価アル
コ−ルとアクリル酸又はメタクリル酸の両エステル、例
えば2−ヒドロキシエチル−,1−メチル−2−ヒドロ
キシエチル−,2−ヒドロキシプロピル−,3−ヒドロ
キシプロピル−(メタ)アクリレ−ト、異性体ヒドロキ
シブチル−(メタ)アクリレ−ト、及びこれらの化合物
の混合物であると理解できる。さらに成分b)又は成分
b)の一部は基本的に(メタ)アクリル酸によるn−価
アルコ−ルのステル化によって得られるアルコ−ルから
成る、(メタ)アクリロイル基含有一価アルコ−ル又は
反応生成物であることができる。使用するアルコ−ルは
異種アルコ−ルの混合物で、nが全体の数であるか又は
統計的平均で2以上4以下の数、好ましくは3であるこ
ともでき、上記のアルコ−ル1モル当たりn−0.8か
らn−1.2、好ましくはn−1モルの(メタ)アクリ
ル酸を使用する。これらの化合物又は混合生成物には例
えばi)グリセロ−ル、トリメチロ−ルプロパン、ペン
タエリスリト−ル、これらのアルコ−ルの低分子量アル
コキシル化生成物(例えばエトキシル化又はプロポキシ
ル化トリメチロ−ルプロパン、例えばOH数が550の
エチレンオキシドとトリメチロ−ルプロパンの付加物)
、これらの混合物、又はこれらの三価アルコ−ルと例え
ばエチレングリコ−ルあるいはプロピレングリコ−ルな
どの二価アルコ−ルの混合物と、(ii)(メタ)アク
リル酸との上記モル比における反応生成物が含まれる。
【0012】成分b)の化合物の分子量は116−10
00、好ましくは116−750、より好ましくは11
6−158である。
【0013】成分c)は炭素数が5−14の少なくとも
1種類のβ,γ−エチレン性不飽和エ−テルアルコ−ル
である。そのような化合物は、アルコ−ル性ヒドロキシ
ル基の他に以下の構造C=C−C−O−を持つβ,γ−
エチレン性不飽和エ−テル基を少なくとも1個、好まし
くは少なくとも2個含む化合物であると理解できる。特
別な例には、2−ヒドロキシエチルアリルエ−テル、グ
リセロ−ルジアリルエ−テル、トリメチロ−ルプロパン
ジアリルエ−テル、及びペンタエリスリト−ルトリアリ
ルエ−テルが含まれる。トリメチロ−ルプロパンジアリ
ルエ−テルが好ましい。これらの化合物は一般に技術的
生成物、すなわちエ−テル化合物が基礎としている多価
アルコ−ルとアリルクロリドの反応生成物であり、一価
エ−テルアルコ−ルの他に少量の対応する二価アルコ−
ル、及び/又は対応するヒドロキシル基を含まないアリ
ルエ−テルを含む。
【0014】成分d)は分子量が62−2,000の多
価アルコ−ルである。この種の適したアルコ−ルは特に
分子量が92−200の単純な少なくとも三価のアルコ
−ル、例えばグリセロ−ル、トリメチロ−ルプロパン、
ペンタエリスリト−ル、及び/又はソルビト−ルである
。他の適したアルコ−ルには例として挙げた種類の単純
なアルコ−ルのアルコキシ化により得られる分子量が最
高2,000、好ましくは最高1,000のポリエ−テ
ルポリオ−ル;及び多価アルコ−ルと多塩基性酸又は多
塩基性酸の無水物の反応により周知の方法で得られる上
記の範囲の分子量を持つポリエステルポリオ−ルが含ま
れる。比較的少量のジオ−ル、例えばエチレングリコ−
ル、チオジグリコ−ル、又はヘキサンジオ−ルなども使
用することができる。しかしこれらのジオ−ルは成分d
)に基づいて最高でも50ヒドロキシ当量%の量で使用
するのが好ましい。
【0015】上記出発成分の反応によるポリウレタンの
製造は正味で、又はイソシアナ−ト−不活性溶媒中、例
えばアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、
トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、(メタ)アクリル
酸の低分子量エステル、又はそれらの溶媒の混合物中で
行うことができる。反応は20−100℃の温度で行う
のが好ましく、40−80℃の温度範囲で行うのがより
好ましい。反応は例えば最初にポリイソシアナ−ト成分
a)、及び成分b)ならびにc)を同時に、又は連続的
に(いずれの順序でも)導入し、その後成分d)を加え
る、あるいは最初に成分b)c)及びd)を導入し、そ
の後ポリイソシアナ−ト成分a)を加えることにより行
うことができる。
【0016】どちらの場合も反応は0.5:1から1:
1のNCO:OH当量比で行い、緩条件下、例えば上記
の温度範囲でNCO含有量が0.1重量%以下に下がる
まで行う。
【0017】ポリウレタン形成付加反応は適した触媒、
例えばオクタン酸錫、ジブチル錫ジラウレ−ト又はジメ
チルベンジルアミンなどの第3アミンにより周知の方法
で行うことができる。他方、反応生成物として得られる
ウレタン(メタ)アクリレ−トは、適した阻害剤及び酸
化防止剤、例えばフェノ−ル、及び/又はヒドロキノン
を成分の全重量に対して0.001−0.3重量%の量
で付加することにより、早期の及び望ましくない重合に
対して保護することができる。
【0018】これらの助剤は反応の前、反応中、及び/
又は後に加えることができる。
【0019】本発明の生成物は一般に透明で、中粘度か
ら高粘度の無色の液体である。プラスチックの原料とな
る(メタ)アクリロイル基含有ポリウレタンは一般に予
備形成の後で硬化プラスチックに変換する。
【0020】本発明において、“成型品”という表現は
、3−次元硬化成型品、硬化セメント、表面塗料、及び
平らな素材(特に硬化塗料皮膜)を含むものである。 特に好ましい具体化において、本発明のポリウレタンは
例えば紙、板紙製品、革、木材、プラスチック、不織布
、織物、セラミック材料、鉱物材料、ガラス、金属、及
び人工皮革上に塗料皮膜を形成するための塗料結合剤と
して使用する。
【0021】用途及び粘度に依存して(メタ)アクリロ
イル基含有ポリウレタンは成型前に不活性助剤、及び充
填剤、顔料、染料、チキソトロ−プ剤、平滑剤、艶消剤
、及び流れ調整剤などの種々の添加剤と混合することが
でき、これらは通常の量で使用することができる。特に
塗料皮膜の製造の場合、(メタ)アクリロイル基含有ポ
リウレタンは一般に技術的に周知の種類の塗料溶剤中の
溶液として、共重合可能なモノマ−との混合物として、
又は水中に乳化して使用することができる。
【0022】適した共重合可能なモノマ−の例は、1分
子当たり少なくとも1個の共重合可能なオレフィン性二
重結合を有し、23℃における粘度が最高500mPa
.sの有機化合物であり、例えばスチレン、ヘキサン−
1,6−ジオ−ルジアクリレ−ト、トリメチロ−ルプロ
パントリアクリレ−ト、又はN−ビニルピロリドンを含
む。
【0023】不活性溶剤及び共重合可能なモノマ−は(
メタ)アクリロイル基含有ポリウレタンの重量に対して
最高100重量%、好ましくは最高50重量%の量で使
用することができる。
【0024】例として挙げた種類の不活性溶剤、及び例
として挙げた種類の共重合可能なモノマ−の両方を同時
に使用することもできる。
【0025】(メタ)アクリロイル基含有ポリウレタン
を水性乳液から加工する場合、対応する水性乳液の製造
は、例えば外部乳化剤及び任意に乳液の分野で典型的に
使用される助剤を用いて行うことができる。
【0026】この目的に適した乳化剤は周知であり、例
えばUllmanns  Encyclopaedie
  der  technischen  Chemi
e,Vol.10,第4版,449頁以下に記載されて
いる。
【0027】好ましい乳化剤はドイツ公開明細書3,9
00,257に記載の種類の(メタ)アクリロイル基含
有の共重合可能ポリウレタン乳化剤である。
【0028】水性乳液は一般に10−70重量%、好ま
しくは30−70重量%の本発明の本質である(メタ)
アクリロイル基含有ポリウレタンを含む。乳液は、本発
明のポリウレタン(メタ)アクリレ−トと乳化剤の混合
物に、例えば単純に撹拌することにより、あるいは溶解
機を用いて水を加えることにより製造することができる
【0029】微細乳液を形成するために、すなわちより
強い剪断力を導入するために水を30℃以下で分けて加
えるのが有利である。最適剪断が得られると水中油型乳
液が形成される。
【0030】本発明に従って使用する生成物は、任意に
不活性溶媒又は水などの揮発性助剤の蒸発の後、UV光
、電子線、又はガンマ線などの高エネルギ−放射線、あ
るいは室温から250℃の間の温度にてドライヤ−の金
属塩及びペルオキシド又はヒドロペルオキシドを用いて
硬化する。ラジカルの形成により架橋反応を開始するこ
とができる他の化合物も加えることができる。例えばド
イツ公開明細書による不透明着色皮膜を得るために(ヒ
ドロ)ペルオキシド−開始による架橋、及び高エネルギ
−放射線による架橋を組み合わせて行うこともできる。
【0031】UV放射線により架橋を行う場合、被覆化
合物に光開始剤を加えなければならない。適した光開始
剤は通常使用されている化合物であり、例えばJ.Ko
rsarの“Light−Sensitive  Sy
stems”,J.Wiley&  Sons,New
  York−London−Sydney,1965
に記載されている。他の適した光開始剤はベンゾインエ
−テル、例えばベンゾインイソプロピルエ−テル、ベン
ジルケタ−ル、例えばベンジルジメチルケタ−ル、及び
ヒドロキシアルキルフェノン、例えば2−ヒドロキシ−
2−メチルフェニルプロパン−1−オンである。
【0032】挙げた光開始剤は本発明の配合物につき予
定した用途に依存して反応生成物の重量に対して0.1
−10重量%、好ましくは0.1−5重量%の量で使用
し、個別に、あるいは有利な相乗効果を得るために互い
に組み合わせて使用することもできる。
【0033】任意に使用するドライヤ−には例えばアマ
ニ油脂肪酸、ナフテン酸などの酸、又は酢酸、及びイソ
オクタン酸のコバルト、鉛、又は又はマンガン塩が含ま
れる。これらは、もし使用するなら一般に金属含有量が
分散ポリウレタンの重量に対して0.001−1重量%
に相当する量で使用する。
【0034】適したペルオキシド及びヒドロペルオキシ
ドの例にはジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチ
ルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、シクロヘキ
サノンペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド
、アセチルアセトンペルオキシド、ジノニルペルオキシ
ド、ビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)−
ペルオキシジカ−ボネ−ト、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ヒド
ロペルオキシド、ジイソプロピルベンゼンモノヒドロペ
ルオキシド、及び過酸化水素が含まれる。これらのペル
オキシド、及び/又はヒドロペルオキシドは(メタ)ア
クリロイル基含有ポリウレタンの重量に対して1−10
重量%の量で使用する。
【0035】以下の実施例において、パ−セントはすべ
て重量による。
【0036】
【実施例】表1に示した量の成分a)を、0.2%の錫
ジオクタノエ−ト、及び0.1%の2,6−ジ−ter
t−ブチル−p−クレゾ−ルと共に酢酸ブチル中に溶解
し(表を参照)、得られた溶液を空気を通過させながら
50℃に加熱する。その後表1に示した量の成分b)を
滴下し、続いて表示した量の成分c)及びd)を加える
。発熱反応により反応温度が60℃を越えないようにす
る。NCO含有量が0.1%以下になるまで混合物を6
0℃に保つ。
【0037】
【表1】
【0038】適用例 比較例6の生成物はその結晶性により使用できなかった
。明確にするために以下の比較例の番号を前出の製造例
の番号に対応させる。
【0039】a)光化学的硬化 残った実施例及び比較例の生成物に5%の量のベンゾフ
ェノンを加える。板紙に(厚さ10μmで)適用した後
、塗料フィルムをHanoviaランプ(80W/cm
,10cm間隔)の下に通過させる。反応性に関する表
2に示した値は耐溶剤性、及び耐引掻性皮膜が得られた
ベルトの速度を示す。
【0040】この場合、“耐溶剤性”は酢酸ブチルに浸
した布で少なくとも20往復拭いた後もまだ塗料皮膜が
満足すべき外観を呈していることを意味する。
【0041】b)ペルオキシド硬化 本発明に従う実施例、及び比較例7及び8の生成物に3
%の量の過安息香酸tert−ブチル、及び2%の量の
オクタン酸コバルト(金属含有率2.2%)を加える。 ガラス板に(90μmの層の厚さで)適用した後、塗料
フィルムを80℃に加熱する。
【0042】塗料フィルムが不粘着状態にまで硬化する
のにかかる時間を表2に示す。乾燥後、比較例8の場合
を除いてすべての塗料フィルム表面は耐引掻性である。
【0043】
【表2】 表2                        1 
    2     3     4     5  
   7     8  光化学的硬化 反応性(m/分)      15    15   
 15    15    20    10    
10ペルオキシド硬化 乾燥時間(分)         5    10  
  10     5     5    25   
 10耐引掻性              良   
 良    良    良    良    良   
 悪前記において説明の目的で本発明につき詳細に記載
したが、その詳細は単に説明の目的のためであり、クレ
イムにより制限されている場合を除いて本発明の精神及
び範囲から逸脱することなく同業者によりその中で変化
させることができることを理解するべきである。
【0044】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0045】1. a)少なくともその50  NCO−当量−%が少なく
とも1種類の、脂肪族ラジカル部分の炭素数が6−12
である非環状脂肪族ジイソシアナ−トから成るポリイソ
シアナ−ト成分25−55重量%、 b)主に(メタ)アクリロイル基を含む1価アルコ−ル
から成り、分子量が116から1000である、(メタ
)アクリロイル基を含むアルコ−ル成分10−30重量
%、 c)炭素数が5から14の少なくとも1種類のβ,γ−
エチレン性不飽和エ−テルアルコ−ル11−35重量%
、 d)少なくとも1種類の多価アルコ−ル8−40重量%
を、該%が合計100となり、NCO:OH当量比がす
べての出発成分a)からd)に基づいて0.5:1から
1:1となる量で反応させることにより製造されたもの
であることを特徴とする(メタ)アクリロイル基含有ポ
リウレタン。
【0046】2.(メタ)アクリロイル基含有ポリウレ
タンの製造法において、 a)少なくともその50  NCO−当量−%が少なく
とも1種類の、脂肪族ラジカル部分の炭素数が6−12
である非環状脂肪族ジイソシアナ−トから成るポリイソ
シアナ−ト成分25−55重量%、 b)主に(メタ)アクリロイル基を含む少なくとも1種
類の1価アルコ−ルから成り、分子量が116から10
00である、(メタ)アクリロイル基を含むアルコ−ル
成分10−30重量%、 c)炭素数が5から14の少なくとも1種類のβ,γ−
エチレン性不飽和エ−テルアルコ−ル11−35重量%
、 d)少なくとも1種類の多価アルコ−ル8−40重量%
を、該%が合計100となり、NCO:OH当量比がす
べての出発成分A)からd)に基づいて0.5:1から
1:1となる量で反応させることから成ることを特徴と
する方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)少なくともその50  NCO−当量
    −%が少なくとも1種類の、脂肪族ラジカル部分の炭素
    数が6−12である非環状脂肪族ジイソシアナ−トから
    成るポリイソシアナ−ト成分25−55重量%、b)主
    に(メタ)アクリロイル基を含む1価アルコ−ルから成
    り、分子量が116から1000である、(メタ)アク
    リロイル基を含むアルコ−ル成分10−30重量%、 c)炭素数が5から14の少なくとも1種類のβ,γ−
    エチレン性不飽和エ−テルアルコ−ル11−35重量%
    、 d)少なくとも1種類の多価アルコ−ル8−40重量%
    を、該%が合計100となり、NCO:OH当量比がす
    べての出発成分a)からd)に基づいて0.5:1から
    1:1となる量で反応させることにより製造されたもの
    であることを特徴とする(メタ)アクリロイル基含有ポ
    リウレタン。
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