JPH04255641A - 電子ビーム管 - Google Patents
電子ビーム管Info
- Publication number
- JPH04255641A JPH04255641A JP1622191A JP1622191A JPH04255641A JP H04255641 A JPH04255641 A JP H04255641A JP 1622191 A JP1622191 A JP 1622191A JP 1622191 A JP1622191 A JP 1622191A JP H04255641 A JPH04255641 A JP H04255641A
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- JP
- Japan
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- collector electrode
- wave circuit
- slow
- collector
- tube
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- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コレクタ伝導冷却形電
子ビーム管に関し、特にコレクタ電極に発生した熱を遅
波回路部に伝導するのを抑制するための構造に関する。
子ビーム管に関し、特にコレクタ電極に発生した熱を遅
波回路部に伝導するのを抑制するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】進行波管等の電子ビーム管においては、
電子銃から発射された電子ビームは、遅波回路で高周波
増幅に寄与した後、コレクタ電極に捕獲され、熱となっ
て消費されコレクタ電極の温度を上昇させる。従って、
電子ビーム管においては、何らかの方法によってコレク
タ電極を冷却しコレクタ電極の温度を十分に低く保持す
ることが安定動作をさせる上で必要となる。
電子銃から発射された電子ビームは、遅波回路で高周波
増幅に寄与した後、コレクタ電極に捕獲され、熱となっ
て消費されコレクタ電極の温度を上昇させる。従って、
電子ビーム管においては、何らかの方法によってコレク
タ電極を冷却しコレクタ電極の温度を十分に低く保持す
ることが安定動作をさせる上で必要となる。
【0003】コレクタ電極の冷却方式としては、強制空
冷,自然空冷,伝導冷却及び輻射冷却などの方式があり
、電子ビーム管の用途およびコレクタ電極で消費される
電力の多少によって使い分けられている。近来製品の小
形化を実施する上で出力数百ワットクラスの製品までが
伝導冷却方式が採用されている。
冷,自然空冷,伝導冷却及び輻射冷却などの方式があり
、電子ビーム管の用途およびコレクタ電極で消費される
電力の多少によって使い分けられている。近来製品の小
形化を実施する上で出力数百ワットクラスの製品までが
伝導冷却方式が採用されている。
【0004】従来、進行波管に用いられていたコレクタ
伝導冷却方式の一例を図3および図4に示す。図3は進
行波管の軸断面図であり、図4は図3のB−B断面図で
ある。管球部は電子銃1,遅波回路2,コレクタ電極3
より構成されており、遅波回路2には周期磁界装置4が
装着されている。コレクタ電極3は遅波回路2に絶縁石
5を介して接続され、且つコレクタ電極3の外径部に精
度よく嵌合するため軸方向に1ケ所切断されたコレクタ
絶縁管6が装着されている。
伝導冷却方式の一例を図3および図4に示す。図3は進
行波管の軸断面図であり、図4は図3のB−B断面図で
ある。管球部は電子銃1,遅波回路2,コレクタ電極3
より構成されており、遅波回路2には周期磁界装置4が
装着されている。コレクタ電極3は遅波回路2に絶縁石
5を介して接続され、且つコレクタ電極3の外径部に精
度よく嵌合するため軸方向に1ケ所切断されたコレクタ
絶縁管6が装着されている。
【0005】一方、アルミニューム材で作られたケース
基板7には、コレクタ絶縁管6の外径部に精度よく嵌合
する嵌合穴を有し、且つ中心軸に平行に3分割された放
熱ブロック8がケース基板7に締結固定されている。管
球コレクタ電極に嵌合しているコレクタ絶縁管6は、切
断部が3分割した放熱ブロック8の中心部にくるように
位置合せして放熱ブロック8の嵌合穴に挿入し、放熱ブ
ロック8に設けた複数個のねじ10を締付けるとコレク
タ絶縁管6の切断部がすぼまり強く密着するように組立
てられる。
基板7には、コレクタ絶縁管6の外径部に精度よく嵌合
する嵌合穴を有し、且つ中心軸に平行に3分割された放
熱ブロック8がケース基板7に締結固定されている。管
球コレクタ電極に嵌合しているコレクタ絶縁管6は、切
断部が3分割した放熱ブロック8の中心部にくるように
位置合せして放熱ブロック8の嵌合穴に挿入し、放熱ブ
ロック8に設けた複数個のねじ10を締付けるとコレク
タ絶縁管6の切断部がすぼまり強く密着するように組立
てられる。
【0006】また、遅波回路2の周期磁界装置4とケー
ス基板7の間には周期磁界装置4に発生した熱をケース
基板7に熱伝達されるためのマグネット支持体9が締結
固定されている。
ス基板7の間には周期磁界装置4に発生した熱をケース
基板7に熱伝達されるためのマグネット支持体9が締結
固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、比較的出力の大
きい進行波管では、遅波回路に高周波損失によって発生
した熱を外部に熱放散させるため、周期磁界装置のマグ
ネット外周面に密着させ、且つケース基板にも密着する
ように寸法設定をしたマグネット支持体を設け、遅波回
路に発生した熱をケース基板に熱伝導させマグネットの
温度上昇を抑制している。
きい進行波管では、遅波回路に高周波損失によって発生
した熱を外部に熱放散させるため、周期磁界装置のマグ
ネット外周面に密着させ、且つケース基板にも密着する
ように寸法設定をしたマグネット支持体を設け、遅波回
路に発生した熱をケース基板に熱伝導させマグネットの
温度上昇を抑制している。
【0008】また、一方コレクタ電極に発生した熱は、
コレクタ電極に嵌合させたコレクタ絶縁管および放熱ブ
ロックを介してケース基板に熱伝導し、コレクタ電極の
熱放散を行なっていた。
コレクタ電極に嵌合させたコレクタ絶縁管および放熱ブ
ロックを介してケース基板に熱伝導し、コレクタ電極の
熱放散を行なっていた。
【0009】このような従来構造においては、コレクタ
損失が大きい場合にはコレクタ電極に発生した熱がケー
ス基板を通して遅波回路側へ流れマグネット支持体を介
してマグネットの温度上昇を招き特性に悪影響が出ると
いう欠点があった。
損失が大きい場合にはコレクタ電極に発生した熱がケー
ス基板を通して遅波回路側へ流れマグネット支持体を介
してマグネットの温度上昇を招き特性に悪影響が出ると
いう欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製基板上
に電子銃、遅波回路及びコレクタ電極が支持固定された
伝導冷却形電子ビーム管において、前記金属製基板は、
前記遅波回路の支持固定部とコレクタ電極支持固定部と
の間で切断され、この切断部が前記コレクタ電極支持固
定部の素材の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する金属
材料で接続されていることを特徴とする。これにより、
コレクタ側からの熱を遅波回路側に流れないようにして
いる。
に電子銃、遅波回路及びコレクタ電極が支持固定された
伝導冷却形電子ビーム管において、前記金属製基板は、
前記遅波回路の支持固定部とコレクタ電極支持固定部と
の間で切断され、この切断部が前記コレクタ電極支持固
定部の素材の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する金属
材料で接続されていることを特徴とする。これにより、
コレクタ側からの熱を遅波回路側に流れないようにして
いる。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1は本発明の一実施例の断面図であり、図2は図1
のA−A断面図である。管球部は従来球と同様に電子銃
1、遅波回路2、コレクタ電極3より構成されており、
遅波回路2には周期磁界装置4が装着されている。 コレクタ電極3は、遅波回路2に絶縁石5を介して接続
され、且つコレクタ電極3の外径部に精度よく嵌合させ
るため軸方向に1カ所切断されたコレクタ絶縁管6が装
着されている。
。図1は本発明の一実施例の断面図であり、図2は図1
のA−A断面図である。管球部は従来球と同様に電子銃
1、遅波回路2、コレクタ電極3より構成されており、
遅波回路2には周期磁界装置4が装着されている。 コレクタ電極3は、遅波回路2に絶縁石5を介して接続
され、且つコレクタ電極3の外径部に精度よく嵌合させ
るため軸方向に1カ所切断されたコレクタ絶縁管6が装
着されている。
【0012】一方、アルミニューム材で作られたケース
基板7は、コレクタ側の放熱ブロック8に締結固定した
部分と遅波回路2のマグネット支持体9に締結固定した
部分の中間点で切断され、この切断部は、ケース基板7
の素材の熱伝導率よりも低い熱伝導率の素材(例えば非
磁性ステンレス材)からなるケース基板接続部品7aを
用いて接続されている。
基板7は、コレクタ側の放熱ブロック8に締結固定した
部分と遅波回路2のマグネット支持体9に締結固定した
部分の中間点で切断され、この切断部は、ケース基板7
の素材の熱伝導率よりも低い熱伝導率の素材(例えば非
磁性ステンレス材)からなるケース基板接続部品7aを
用いて接続されている。
【0013】この低熱伝導材を用いて組合せたケース基
板上には、コレクタ絶縁管6の外径部に精度よく嵌合す
る嵌合穴を有し、且つ中心軸に平行に3分割された放熱
ブロック8がケース基板7に締結固定されている。
板上には、コレクタ絶縁管6の外径部に精度よく嵌合す
る嵌合穴を有し、且つ中心軸に平行に3分割された放熱
ブロック8がケース基板7に締結固定されている。
【0014】一方、コレクタ電極3に嵌合しているコレ
クタ絶縁管6は、切断部が3分割された放熱ブロック8
の中心部にくるよう位置合せして組立てし、放熱ブロッ
ク8の嵌合穴に挿入される。放熱ブロック8に設けた複
数個のねじ10を締付けると、コレクタ絶縁管6の切断
部がすぼまり強く密着する。
クタ絶縁管6は、切断部が3分割された放熱ブロック8
の中心部にくるよう位置合せして組立てし、放熱ブロッ
ク8の嵌合穴に挿入される。放熱ブロック8に設けた複
数個のねじ10を締付けると、コレクタ絶縁管6の切断
部がすぼまり強く密着する。
【0015】また、遅波回路2の周期磁界装置4とケー
ス基板7の間には周期磁界装置4に発生した熱をケース
基板7に熱伝導させるためのマグネット支持体9が設置
され、周期磁界装置4及びケース基板7の両方に締結固
定されている。
ス基板7の間には周期磁界装置4に発生した熱をケース
基板7に熱伝導させるためのマグネット支持体9が設置
され、周期磁界装置4及びケース基板7の両方に締結固
定されている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケース基
板を分割しケース基板の材質より低い熱伝導率を有する
材料を用いて接続しケース基板に熱抵抗をもたせること
により、コレクタ側から出る熱を遅波回路側に流るのを
抑制したことにより、周期磁界装置の温度上昇が抑制さ
れ遅波回路電流の増加などの悪影響の防止に効果がある
。
板を分割しケース基板の材質より低い熱伝導率を有する
材料を用いて接続しケース基板に熱抵抗をもたせること
により、コレクタ側から出る熱を遅波回路側に流るのを
抑制したことにより、周期磁界装置の温度上昇が抑制さ
れ遅波回路電流の増加などの悪影響の防止に効果がある
。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来の進行波管の断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
1 電子銃
2 遅波回路
3 コレクタ電極
4 周期磁界装置
5 絶縁石
6 コレクタ絶縁管
7 ケース基板
7a 低熱伝導材からなるケース基板接続部品8
放熱ブロック 9 マグネット支持体 10 締付ねじ
放熱ブロック 9 マグネット支持体 10 締付ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製基板上に電子銃、遅波回路及び
コレクタ電極が支持固定された伝導冷却形電子ビーム管
において、前記金属製基板は、前記遅波回路の支持固定
部とコレクタ電極支持固定部との間で切断され、この切
断部が前記コレクタ電極支持固定部の素材の熱伝導率よ
りも低い熱伝導率を有する金属材料で接続されているこ
とを特徴とする電子ビーム管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622191A JPH04255641A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電子ビーム管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1622191A JPH04255641A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電子ビーム管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255641A true JPH04255641A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=11910478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1622191A Pending JPH04255641A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電子ビーム管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04255641A (ja) |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP1622191A patent/JPH04255641A/ja active Pending
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