JPH04255301A - 木質材料加工方法 - Google Patents
木質材料加工方法Info
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- JPH04255301A JPH04255301A JP3653291A JP3653291A JPH04255301A JP H04255301 A JPH04255301 A JP H04255301A JP 3653291 A JP3653291 A JP 3653291A JP 3653291 A JP3653291 A JP 3653291A JP H04255301 A JPH04255301 A JP H04255301A
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- Japan
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- cut
- wood
- wooden
- laser beam
- wooden material
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は木質材料を切断して加工
する木質材料加工方法に関する。
する木質材料加工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、木質材料を切断する場合、たとえ
ば単純な切断または穴あけ等の切断をする場合には、鋸
，錐などの工具を用いて加工している。
ば単純な切断または穴あけ等の切断をする場合には、鋸
，錐などの工具を用いて加工している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋸，錐などの工
具を用いて木質材料を切断または穴あけする加工法では
下記のような問題がある。 （１）切りくずの発生がある。 （２）切断面または穴あけ面の取り代を十分に見込まね
ばならない。 （３）切断面または穴あけ面にささくれが発生する。 （４）複雑な形状の切断がむずかしい。 （５）高速で切断等を行うと振動やそれによる騒音が発
生する。
具を用いて木質材料を切断または穴あけする加工法では
下記のような問題がある。 （１）切りくずの発生がある。 （２）切断面または穴あけ面の取り代を十分に見込まね
ばならない。 （３）切断面または穴あけ面にささくれが発生する。 （４）複雑な形状の切断がむずかしい。 （５）高速で切断等を行うと振動やそれによる騒音が発
生する。
【０００４】そこでこれらの問題点解決のため、発明者
はレーザ光線による切断の利用を試み成功した。ところ
が木質材料の切断または穴あけしようとする面へのレー
ザ光線の照射は、木質材料を加熱・蒸発させるので、原
理的には燃焼は起らないが、現実には木質材料によって
こげ（炭化）が若干発生して、外装枠、外装パネル、換
気扇・窓・取手等の部材を取り付け加工後、こげ面の露
出、こげ臭の残留、炭化粉のこぼれ出し等により、最終
木質製品の商品価値が低下するほか、加工途中の取扱い
も困難という問題点があることを発明者は知った。
はレーザ光線による切断の利用を試み成功した。ところ
が木質材料の切断または穴あけしようとする面へのレー
ザ光線の照射は、木質材料を加熱・蒸発させるので、原
理的には燃焼は起らないが、現実には木質材料によって
こげ（炭化）が若干発生して、外装枠、外装パネル、換
気扇・窓・取手等の部材を取り付け加工後、こげ面の露
出、こげ臭の残留、炭化粉のこぼれ出し等により、最終
木質製品の商品価値が低下するほか、加工途中の取扱い
も困難という問題点があることを発明者は知った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の木質材料加工方
法は、木質材料を切るのをレーザ光線で行い、切断面を
塗装する。
法は、木質材料を切るのをレーザ光線で行い、切断面を
塗装する。
【０００６】
【作用】木質材料はレーザ光線に当ると、切りくずの発
生なしに切られる。また、切られた個所に塗装がされる
と、こげ臭の消去、炭化粉のこぼれ出しの防止ができる
と共にレーザ光線により変色した個所をかくすることも
できる。
生なしに切られる。また、切られた個所に塗装がされる
と、こげ臭の消去、炭化粉のこぼれ出しの防止ができる
と共にレーザ光線により変色した個所をかくすることも
できる。
【０００７】
【実施例】木質材の住宅建材である木質含有セメント合
板および木質合板のツーバイフォー外壁パネル組立ての
際、例えば図１に示されるように、ベ−ス１の支持部２
上に配置された所定の枠に接合したパネルの木質繊維（
または毛状物）含有セメント合板３（板厚＝１２ｍｍ）
に、一辺の長さ３１０ミリメートルの正方形の換気扇取
付用穴を切り開く工程で、出力１．２ＫＷの炭酸ガスレ
ーザ発信器４からのレ−ザ光線５を使用して、切断速度
１〜２ｍ／分で移動させ開口を行った．この場合には切
断代 は０．８ｍｍであった。また上記の木質繊維含有
セメント合板と同寸法の木質合板に直径１０２ミリメー
トルの円形の換気口用穴を切り開く工程を上記と同じ条
件で行った。
板および木質合板のツーバイフォー外壁パネル組立ての
際、例えば図１に示されるように、ベ−ス１の支持部２
上に配置された所定の枠に接合したパネルの木質繊維（
または毛状物）含有セメント合板３（板厚＝１２ｍｍ）
に、一辺の長さ３１０ミリメートルの正方形の換気扇取
付用穴を切り開く工程で、出力１．２ＫＷの炭酸ガスレ
ーザ発信器４からのレ−ザ光線５を使用して、切断速度
１〜２ｍ／分で移動させ開口を行った．この場合には切
断代 は０．８ｍｍであった。また上記の木質繊維含有
セメント合板と同寸法の木質合板に直径１０２ミリメー
トルの円形の換気口用穴を切り開く工程を上記と同じ条
件で行った。
【０００８】この加工工程においては、従来の機械的加
工による問題は回避され極めて効率的に作業できたが、
開口部切断面にこげ臭を伴い炭化粉のこぼれ出しのある
厚さ（深さ）１００〜１５０ミクロンのこげ面が発生し
た。
工による問題は回避され極めて効率的に作業できたが、
開口部切断面にこげ臭を伴い炭化粉のこぼれ出しのある
厚さ（深さ）１００〜１５０ミクロンのこげ面が発生し
た。
【０００９】この切断面を上記各木質材とほぼ同色のア
クリル系水性樹脂塗料ではけ塗り塗装することにより、
炭化粉のこぼれるこげ面および焦げ臭を消すことができ
た。さらにこのものに枠や内・外装材等を取り付けて最
終製品に仕上げる途中及び後にも、こげ臭や炭化粉のこ
ぼれ出しの発生はなかった。
クリル系水性樹脂塗料ではけ塗り塗装することにより、
炭化粉のこぼれるこげ面および焦げ臭を消すことができ
た。さらにこのものに枠や内・外装材等を取り付けて最
終製品に仕上げる途中及び後にも、こげ臭や炭化粉のこ
ぼれ出しの発生はなかった。
【００１０】一方、塗装しなかったものは最終製品から
もこげ臭が感じられると共に、取り扱いによっては炭化
粉のこぼれ出しが見られた。
もこげ臭が感じられると共に、取り扱いによっては炭化
粉のこぼれ出しが見られた。
【００１１】なお、レーザ光線による加工時に、煙りと
臭気の発生の程度によっては、切断または切り欠き加工
部分に近接して、吸引ファンを利用して集煙・除臭・除
塵を行うとよい。
臭気の発生の程度によっては、切断または切り欠き加工
部分に近接して、吸引ファンを利用して集煙・除臭・除
塵を行うとよい。
【００１２】なお本発明に用いる塗料は水溶性、合成エ
マルジョン系が一般的であるが、乾燥性等の必要に応じ
て各種溶剤型も利用できる。また最終使用時に露出しな
い又は特に目立たせる等の必要があれば、木質材と異色
の又は無色の塗料を用いてよい。
マルジョン系が一般的であるが、乾燥性等の必要に応じ
て各種溶剤型も利用できる。また最終使用時に露出しな
い又は特に目立たせる等の必要があれば、木質材と異色
の又は無色の塗料を用いてよい。
【００１３】また塗装方法ははけぬり、ロールぬり等、
従来知られる各種方法を必要に応じて用いることができ
る。
従来知られる各種方法を必要に応じて用いることができ
る。
【００１４】更に、上記実施例では、木枠に木質繊維含
有セメント合板および木質合板をそれぞれ接合した後、
本発明による炭酸ガスレーザ光線による切断または開口
および塗装を行っているが、作業性の難易を判断して、
枠などに各板を取り付けてパネルとする前に、各板のレ
ーザ光線による切断または開口を行い切断面または開口
面の塗装を行うこともできる。
有セメント合板および木質合板をそれぞれ接合した後、
本発明による炭酸ガスレーザ光線による切断または開口
および塗装を行っているが、作業性の難易を判断して、
枠などに各板を取り付けてパネルとする前に、各板のレ
ーザ光線による切断または開口を行い切断面または開口
面の塗装を行うこともできる。
【００１５】また、普通木材の場合であって、燃える心
配があるときは、窒素ガスＮ２を吹きつけながら切断す
るとよい。
配があるときは、窒素ガスＮ２を吹きつけながら切断す
るとよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明はレーザ光線を使用して木質材料
を切断または穴あけし、その切断面に塗装を行うことに
より、木粉の発生、切断または穴あけ取りしろの見込み
、切断面または穴あけ面のささくれの発生およびその除
去、複雑な形状のものの切断の困難性、騒音・振動の発
生など、鋸，錐などの機械工具使用で発生する加工上、
品質上および作業環境上の問題点の解消ができると同時
にレーザ光線により発生する木質製品の切断面または穴
あけ面のこげ（炭化）部分の発生に伴う取扱の不便さや
木質製品の商品価値の低下を防止することが極めて簡単
な方法で達成出来るという効果がある。
を切断または穴あけし、その切断面に塗装を行うことに
より、木粉の発生、切断または穴あけ取りしろの見込み
、切断面または穴あけ面のささくれの発生およびその除
去、複雑な形状のものの切断の困難性、騒音・振動の発
生など、鋸，錐などの機械工具使用で発生する加工上、
品質上および作業環境上の問題点の解消ができると同時
にレーザ光線により発生する木質製品の切断面または穴
あけ面のこげ（炭化）部分の発生に伴う取扱の不便さや
木質製品の商品価値の低下を防止することが極めて簡単
な方法で達成出来るという効果がある。
【図１】本発明の木質材料加工方法の一実施例を示す図
である．
である．
１ ベ−ス
２ 支持部
３ 木質含有セメント合板
４ レ−ザ発信器
５ レ−ザ光線
Claims (1)
- 【請求項１】 木質製品を切断して加工する木質材料
加工方法において、前記切断をレーザ光線で行い、切断
面を塗装することを特徴とする木質材料加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3653291A JPH04255301A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 木質材料加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3653291A JPH04255301A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 木質材料加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255301A true JPH04255301A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=12472399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3653291A Pending JPH04255301A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 木質材料加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04255301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002147A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Wood One:Kk | フラッシュ構造ドア及びその製造方法 |
| JP2011167883A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Akase Sangyo Kk | 木質添え飾りおよびその製造方法 |
| JP2021133670A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 機能性木材、建材、及び機能性木材の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61165287A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-25 | Shigeru Ogura | レ−ザ−光線による木材加工の方法 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3653291A patent/JPH04255301A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61165287A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-25 | Shigeru Ogura | レ−ザ−光線による木材加工の方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002147A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Wood One:Kk | フラッシュ構造ドア及びその製造方法 |
| JP2011167883A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Akase Sangyo Kk | 木質添え飾りおよびその製造方法 |
| JP2021133670A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 機能性木材、建材、及び機能性木材の製造方法 |
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