JPH04253308A - ラインフィルタ - Google Patents

ラインフィルタ

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JPH04253308A
JPH04253308A JP888991A JP888991A JPH04253308A JP H04253308 A JPH04253308 A JP H04253308A JP 888991 A JP888991 A JP 888991A JP 888991 A JP888991 A JP 888991A JP H04253308 A JPH04253308 A JP H04253308A
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case
line filter
coil
intermediate wall
line
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Shunji Hashimoto
橋本 俊二
Toshinori Oda
俊則 小田
Tatsuya Mori
龍哉 森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば電子機器の電源ラ
インノイズを防止するラインフィルタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にラインフィルタは電源線路におけ
る一対の線路とアース間で発生するコモンモードノイズ
成分を主に防止するために用いられ、その電気回路は図
8のようになっている。これはライン電流により発生す
る磁束が閉磁路磁心19を磁気飽和させないように巻線
20及び21が互いにライン電流により発生する磁束を
打ち消し合う方向に施した構成となっている。
【0003】具体的構造の一例としては図6に示すよう
に樹脂成型体からなるコイルボビン15に一方の巻線1
と他方の巻線2を施し、フェライト等からなるUU型磁
心4を両サイドからコイルボビン3内に挿入し、このU
U型磁心4の外周部をステンレス金属板等からなるコア
バンド5にて固定してラインフィルタを構成しており、
別の具体例としては図7に示すようにフェライト等から
なる日の字型磁心16の中間磁路上を2個の樹脂成型体
からなるコイルボビン17で挟み、このコイルボビン1
7のサイドあるいはセンターに配した歯車18で外部よ
り上記コイルボビンを回転させることで一方の巻線1と
他方の巻線2を施しラインフィルタを構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成においてラ
インフィルタを製作すると一磁路上に2個の巻線を施す
ため一巻線が占める巻スペースが少ないため大きなイン
ダクタンス値を得るために磁心の断面積を大きくしたり
、巻線部に当たる磁路の長さを長くしたりしていたため
スペースファクタに問題があり製品の小型化には適さな
い構造であった。しかも図7のような構造では完全閉磁
路構造となるため大きなインダクタンス値が得られるが
日の字型磁心16の中間磁路の断面が成型上円形にでき
ないため、回転ボビンとの間に無駄なスペースを取る必
要があり、製品の低背化に適さない構造であった。
【0005】本発明は、上記課題の対策としてスペース
ファクタが優れ、低背化に適したラインフィルタを提供
するとともに、安全性および信頼性を向上するものを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、鍔部に端子を有するコイルボビンに巻線を
施したコイル部を少なくとも2個備え、天板に下方に突
出する両側板と中間に同じく下方に突出する中間壁を設
けて側板と中間壁間に上記それぞれのコイル部を収納す
る収納部を形成した断面E型のケースに上記2個のコイ
ル部を組込み、上記両コイル部のコイルボビンに閉磁路
を形成する磁心を組込んで構成したものである。
【0007】また、信頼性を向上する手段として、コイ
ルボビンの両端の鍔のケースの側板及び中間壁と接する
面に嵌合溝を設け、ケースの側板及び中間壁に上記嵌合
溝に嵌合する嵌合突起を設けた構成とするものである。
【0008】
【作用】上記手段によると、フェライト等からなる閉磁
路磁心の両磁脚部を使用することで従来のものに比較し
2倍の巻線スペースを確保することができるために製品
の小型化・低背化が図れるとともに、ケースに組込む構
造となるので電流の流れる巻線部及びわれものである磁
心を保護し安全性の向上が図れる。
【0009】また、嵌合溝と嵌合突起を設ける構造とす
ることで各部品の接着の工程が省けるため低コスト化,
高信頼性化を可能とする。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下に本発明の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係わるラインフィ
ルタの一実施例を表わす平面断面図であり、図2は本発
明に係わるラインフィルタの一実施例を表わす斜視図で
ある。
【0011】図1,図2に示すように、中空部7を有し
たコイルボビン3の1個に絶縁被膜銅線を用いて一方の
巻線1を施し、両鍔部に設けた金属端子に巻きつけ、半
田ディップを行い、同様にコイルボビン3の他の1個に
他方の巻線2を施し、半田ディップを施す。但し、この
とき他方の巻線2の巻線方向は一方の巻線1とは逆にし
ておき、他方の巻線2の巻数は一方の巻線1の巻線と同
一にしておく。
【0012】これらの巻線を施したコイルボビン3を、
天板に下方に突出する両側板8と中間に同じく下方に突
出する中間壁9を設けて側板8と中間壁9間に上記それ
ぞれのコイル部を収納する収納部を形成した断面E型の
ケース6に組込み、その後底板10を取付け、上記両コ
イルのコイルボビン3の中空部7に両サイドからフェラ
イト等からなるUU型の閉磁路磁心4を挿入し、ステン
レス等のバネ用金属板からなるコアバンド5を閉磁路磁
心4及び片方の側板8の外周部に装着し、ラインフィル
タを構成する(配置に関しては図1参照)。このとき、
一方の巻線1と他方の巻線2はライン電流による磁心内
の磁束の向きが相殺される向きになっていなければなら
ない。
【0013】上記作業にてラインフィルタを構成するこ
とで図6に示した従来品に対して高さ比65%・体積比
60%、図7に示した従来品に対しては高さ比70%・
体積比80%を実現し小型化・低背化が可能となった。 また巻線部及び磁心部がケース6により保護される構造
であるため、各種安全規格による絶縁距離が確実に取れ
安全性が向上した。
【0014】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
を図面を参照して説明する。図3は本発明の第2の実施
例に係わるラインフィルタの一実施例を表わす斜視図で
あり、図4は本発明の第2の実施例に係わるラインフィ
ルタの底面図であり、図5は本発明の第2の実施例に係
わるラインフィルタの底板を外した底面図である。
【0015】図3〜図5において一方及び他方の巻線1
,2を施した2個のコイルボビン3,ケース6,UU型
の閉磁路磁心4,コアバンド5,底板10の構成は図1
及び図2と同様であるが、両コイルボビン3の両端の鍔
部のケース6の側板8と接する面に嵌合溝11を設け、
ケース6の側板8の4ケ所に上記コイルボビン3の嵌合
溝11に嵌合する嵌合突起12を設けて、ケース6に両
コイルボビン3を組込む際に嵌合させる。さらに図5に
示すように両コイルボビン3の両端の鍔部のケース6の
中間壁9と接する面に嵌合溝11を設け、ケース6の中
間壁9の4ケ所に上記コイルボビン3の嵌合溝11に嵌
合する嵌合突起12を設けて、ケース6に両コイルボビ
ン3を組込む際に嵌合させる。またコイルボビン押さえ
ツメ13をケース6の側板8に4ケ所設け、両コイルボ
ビン3を支える構造とした。これらの嵌合によりコイル
ボビン3の上下,左右,及びねじれに対しての動きがな
くなり、また、底板10も図4に示すようにケース6の
側板8に設けた底板押さえツメ14と両コイルボビン3
の鍔部に挟み込む構造としたことで、すべての構成部品
の接着等を必要としなくなったため、生産工程の簡略化
を可能としさらに、例えばヒートサイクル試験で従来よ
り10倍以上のサイクルでも問題がなくなった等格段に
信頼性が向上した。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によるライ
ンフィルタは、フェライト等からなる閉磁路磁心の両磁
脚部を使用することで従来のものに比較し2倍の巻線ス
ペースを確保することができるために、従来品に対して
高さ比65〜70%・体積比60〜80%を実現し製品
の小型化・低背化を可能とした。しかもケースに組込む
構造となるので電流の流れる巻線部及びわれものである
閉磁路磁心を保護し、各種安全規格による絶縁距離が確
実に取れ安全性が向上した。
【0017】また、嵌合溝と嵌合突起を設ける構造とす
ることでコイルボビンの上下,左右及びねじれに対して
の動きがなくなり、また底板もケースに設けたツメと両
コイルボビンの鍔部に挟み込む構造としたことで、すべ
ての構成部品の接着等を必要としなくなったため、生産
工程の簡略化を可能とし、さらに寿命等の試験で優位性
を示すなど、多大な低コスト化、及び高信頼性化を可能
とし、製品の小型化・低背化と相まって本発明の工業上
の効果は極めて大とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるラインフィルタの一実施例を表
わす平面断面図
【図2】本発明に係わるラインフィルタの一実施例を表
わす斜視図
【図3】本発明の第2の実施例に係わるラインフィルタ
の一実施例を表わす斜視図
【図4】本発明の第2の実施例に係わるラインフィルタ
の底面図
【図5】本発明の第2の実施例に係わるラインフィルタ
の底板を外した底面図
【図6】従来の一実施例を説明するための斜視図
【図7
】従来の他の一実施例を説明するための斜視図
【図8】
ラインフィルタの電気回路図
【符号の説明】
1  一方の巻線 2  他方の巻線 3  コイルボビン 4  閉磁路磁心 5  コアバンド 6  ケース 7  中空部 8  側板 9  中間壁 10  底板 11  嵌合溝 12  嵌合突起 13  コイルボビン押さえツメ 14  底板押さえツメ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍔部に端子を有するコイルボビンに巻線を
    施したコイル部を少なくとも2個備え、天板に下方に突
    出する両側板と中間に同じく下方に突出する中間壁を設
    けて側板と中間壁間に上記それぞれのコイル部を収納す
    る収納部を形成した断面E型のケースに2個のコイル部
    を組込み、上記両コイル部のコイルボビンに閉磁路を形
    成する磁心を組込んでなるラインフィルタ。
  2. 【請求項2】コイルボビンの両端の鍔のケースの側板及
    び中間壁と接する面に嵌合溝を設け、ケースの側板及び
    中間壁に上記嵌合溝に嵌合する嵌合突起を設けてなる請
    求項1記載のラインフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6084499A (en) * 1996-12-31 2000-07-04 Compaq Computer Corp. Planar magnetics with segregated flux paths
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