JPH04253193A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
イッチングして直流電源から作成した電圧を高圧放電灯
に印加して高圧放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関す
るものである。
示す。この放電灯点灯装置では、直流電源1の電圧V1
をトランジスタQ1 、ダイオードD1 、チョーク
コイルL1 及びコンデンサC1で構成された降圧チョ
ッパ回路10で降圧し、この降圧電圧を高圧放電灯2に
印加して直流点灯するものである。この放電灯点灯装置
においては高圧放電灯2の両端電圧( 以下、ランプ電
圧と呼ぶ) V2 の変化に応じてトランジスタQ1
のオンデューティを可変して高圧放電灯2への供給電力
を適宜調整するようにしてあり、高圧放電灯2のランプ
電圧V2の変化に応じたパルス幅の信号を出力する制御
回路11’と、この制御回路11’の出力に応じてトラ
ンジスタQ1 をオン, オフするドライブ回路4とを
備えている。ここで、制御回路11’はパルス幅制御用
IC(例えば、テキサスインスツルメンツ社製TL49
4等) 3を用いたもので、このIC3は外付け抵抗R
1 〜R6 及び内蔵するオペアンプ5とで、ランプ電
圧V2 を抵抗R1 ,R2 で分圧した電圧と電圧V
ref を抵抗R5 ,R6 で分圧して作成した基準
電圧との差分出力を出力する差動増幅回路が構成される
と共に、外付け抵抗Rs及びコンデンサCsとの時定数
で決まる周波数の鋸波を出力する発振回路7を内蔵し、
さらに内蔵するオペアンプ6と電圧Vref を分圧す
る分圧抵抗R7 ,R8 で、発振回路7の出力と抵抗
R7 ,R8 による分圧電圧とを比較するコンパレー
タが構成されている。
ンスPT1 及びトランジスタQ10及び抵抗R9 ,
R10で構成してある。上記制御回路11’では、ラン
プ電圧V2 が上昇すると、差動増幅回路の出力が低下
し、このときIC3からは降圧チョッパ回路10のトラ
ンジスタQ1 のオンデューティを大きくする出力が得
られる。但し、その最大オンデューティDmax はコ
ンパレータの出力で制限されている。なお、この最大オ
ンデューティは抵抗R8 の両端電圧を低くすることに
より大きくすることができる。
ようにトランジスタQ1 のオンデューティを制御する
。 つまり、直流電源1が供給されて高圧放電灯2が無負荷
状態にあるときには、ランプ電圧V2 がほぼ直流電源
1の電圧V1 に等しい無負荷電圧V02となっている
。この際には高圧放電灯2を始動点灯させるように(つ
まりは、高圧放電灯2が点灯してランプ電圧が低下する
ように) オンデューティDは最大となっている(図6
のD) 。そして、高圧放電灯2がグロー放電からアー
ク放電に移行して始動に至ると、その始動直後にはラン
プ電圧V2 が0V(実際のランプ電圧V2 は数十V
) となる。 この際には、直流電源1の電圧V1 は殆どチョークコ
イルL1 に印加され、ランプ電流I2 はトランジス
タQ1 のオンデューティDで決まる。ここで、始動し
た直後においては図6中のA付近で示すようにオンデュ
ーティDが小さく制御され、これによりランプ電流I2
が過電流となることが防止される。このようにして高
圧放電灯2が始動すると、その後は高圧放電灯2のイン
ピーダンスが高くなる。この際にオンデューティDを図
6のAで固定すると、ランプ電流I2 が減少するので
、高圧放電灯2に適切な電流を流すために、ランプ電圧
V2 の上昇に伴ってオンデューティDを大きくするい
わゆるウォームアップを行う。このようにしてランプ電
圧V2 を定格ランプ電圧V01となるようにオンデュ
ーティDを制御して、高圧放電灯2が定常点灯するよう
にする。以降はランプ電圧V2 に変動に応じてトラン
ジスタQ1 のオンデューティDを制御してランプ電圧
V2 が定格ランプ電圧V01に保たれる。但し、高圧
放電灯2の寿命末期等になると、オンデューティDをい
くら大きくしてもランプ電圧V2 が定格ランプ電圧V
01となるように制御できず、この場合には異常に大き
なランプ電力が高圧放電灯2に供給されることになるの
で、これを防止するためにトランジスタQ1 のオンデ
ューティDは制御回路11’で制限するようにしてある
。この最大オンデューティは抵抗R8 の両端電圧と発
振回路7の出力とを比較するコンパレータで設定される
。
灯点灯装置では次の問題があった。つまり、定常点灯付
近においてランプ電圧V2 の上昇に応じてオンデュー
ティDを増大させる制御を行うと、例えばランプ電圧V
2 が上昇し、これに伴ってオンデューティDが増大し
てランプ電流が大きくなり、さらにこのランプ電流の増
加に応じてランプ電圧が上昇するという動作を繰り返し
、ランプ電圧V2 が上昇しすぎ、このため図6に示す
B−Dに示すように最大オンデューティを制限してある
にもかかわらず立消えを起こすことがあった。
プ電流を変化させてもランプ電圧が余り変動しない定電
圧特性を有するものと、ランプ電流を変化させると、ラ
ンプ電流を一定とするようにランプ電圧が変化する定電
流特性を有するものとの2種類がある。ここで、上述の
ような現象を起こす高圧放電灯2は、後者の定電流特性
を有するものである。このような定電流特性を示す高圧
放電灯2としては、高圧ナトリウムランプ、高演色型高
圧ナトリウムランプ等がある。また、メタルハライドラ
ンプ(水銀ランプに金属よう化物を封入して、発光効率
や演色性等を改善したもの)でも金属よう化物の種類や
封入量によって定電流特性を示すものがある。
点灯する放電灯点灯装置において、ランプ電圧V2 の
上昇に伴ってオンデューティDを増大させる制御を行う
と、高圧放電灯2を安定に点灯することができない。ま
た、たとえ定常点灯したとしても、高圧放電灯2毎にラ
ンプ電圧V2 が大幅にばらつき、光色が変化し(色ば
らつきを生じ)、実用上問題が生じる。
圧V2 の下降に伴ってオンデューティDを増大させる
というように逆方向に制御を行うことが考えられるが、
この場合には始動時に過大な電流が流れるという問題が
あり、またウォームアップ時に適切な電流が流れないの
で、ランプ電圧V2 が上昇しきれず、定常点灯に移行
せずに低いランプ電圧の状態にとどまるという問題を起
こす。
あり、その目的とするところは、始動から定常点灯にス
ムーズに移行させて安定に点灯させることができる放電
灯点灯装置を提供することにある。
達成するために、高圧放電灯が始動されて定常点灯する
過程において高圧放電灯が適宜ウォームアップされた時
点を高圧放電灯の特性から検出する検出手段と、始動か
ら上記ウォームアップ時点に至るまでの期間は検出手段
の出力に応じてスイッチング素子のスイッチングを制御
して高圧放電灯に供給する電力を増加させるように制御
すると共に、ウォームアップ時点から定常点灯に至るま
での期間は高圧放電灯に供給する電力を減少させるよう
に制御する制御手段を備えている。
圧放電灯が定常点灯する付近では制御手段により高圧放
電灯に供給される電力を抑え、定電流特性を有する高圧
放電灯であっても、ランプ電圧が立消えを起こすまで上
昇するということが起こらないようにして、高圧放電灯
を始動から定常点灯までスムーズに移行させるようにし
たものである。しかも、ウォームアップ時点から定常点
灯に至るまでの期間は高圧放電灯のランプ電圧を抑える
方向に制御手段が動作することにより、高圧放電灯毎の
ランプ電圧のばらつきを抑制して少なくできるようにし
て、高圧放電灯毎に光色が変化するということを防止で
きるようにしたものである。
。本実施例の放電灯点灯装置は、直流電源1の電圧を降
圧チョッパ回路10で降圧して高圧放電灯2に印加して
、高圧放電灯2を直流点灯する主回路部、及び制御回路
11の出力に応じてトランジスタQ1 をオン, オフ
するドライブ回路4に関しては図5と同じであり、本実
施例では制御回路11の構成が異なる。本実施例の制御
回路11は、図1に示すように、ランプ電圧V2 を検
出する抵抗R1 ,R2 と、これら抵抗R1 ,R2
による分圧電圧と所定電圧との差分を増幅する増幅回
路8と、上記分圧電圧とアース電位との差分を増幅する
増幅回路9と、抵抗Rs及びコンデンサCsとの時定数
で決まる周波数の鋸波を出力する発振回路7と、上記夫
々の増幅回路8,9の夫々ダイオードD2 ,D3 を
介する出力と発振回路7の出力とを比較してトランジス
タQ1 のオンデューティDを決めるパルス幅信号を出
力するコンパレータ12とで構成してある。ここで、上
記増幅回路8は例えば図2の(a)に示すようにオペア
ンプ13と抵抗R11,R12とで構成すればよく、ま
た増幅回路9は同図(b)に示すようにオペアンプ14
及び抵抗R13,R14で構成すればよい。
抗R11,R12で設定された電圧以下である場合、増
幅回路8の出力は小さく、ランプ電圧V2 が上昇する
に伴って出力電圧が低下する増幅回路9の出力がコンパ
レータ12に入力される。この場合には、ランプ電圧V
2が上昇するに伴って、発振回路7の出力が増幅回路9
の出力よりも大きい期間が長くなり、コンパレータ12
の出力であるパルス幅信号のハイレベル期間が長くなる
。よって、図5の従来例で説明したと同様に(図6のA
−Bの動作)、ランプ電圧V2 に上昇に伴ってオンデ
ューティDが増大させるように制御回路11が動作する
ことになる。
9の抵抗R11,R12で設定された電圧以上になると
、増幅回路8の出力は上記増幅回路9の出力に影響を与
えない程度に小さくなり、このためランプ電圧V2 が
一定電圧以上の場合には、ランプ電圧V2 が上昇する
に伴って出力が増加する増幅回路9の出力がコンパレー
タ12に入力され、制御回路11はランプ電圧V2 の
上昇に伴ってオンデューティDを減少させるように動作
する。上記制御回路11の動作をランプ電圧V2 とコ
ンパレータ12の入力電圧V3 との関係で示すと、図
3(a)に示すようになり、ランプ電圧V2 が抵抗R
11,R12で設定された電圧以下の場合には図中のA
’−B’のように入力電圧V3が変化し、上記電圧以上
になると、図中のB’−C’のように入力電圧V3 が
変化する。これをランプ電圧V2 とオンデューティD
との関係で示すと、図3(b)に示すようになる。
圧放電灯2が適宜ウォームアップされる時点(ウォーム
アップ状態に不足がなく、スムーズに定常点灯に移行可
能な状態)における電圧に設定してある。よって、図3
(b)におけるA−Bの期間は高圧放電灯2が始動時点
からウォームアップ時点に至る期間であり(以下、この
際の制御回路11の動作モードを始動モードと呼ぶ)、
B−C期間はウォームアップ時点から定常点灯に移行す
る期間である(以下、この際の制御回路11の動作モー
ドを点灯モードと呼ぶ)。
近では制御回路11が点灯モードで動作するので、ラン
プ電圧V2 が上昇した場合に、オンデューティDを減
少してランプ電流を抑える方向に制御されるので、高圧
放電灯2が定電流特性を有するものであっても、ランプ
電圧V2 が上昇しすぎて立消えを起こすということが
ない。しかも、上述のように制御回路11を動作させる
と、高圧放電灯2毎にランプ電圧V2 にばらつきがあ
っても、制御回路11が点灯モードの制御によりランプ
電圧V2 のばらつきを抑えるように働き、このため銅
鉄型の安定器で高圧放電灯2を点灯した場合に比べて、
非常にランプ電圧V2 のばらつきを少なくすることが
できる。従って、色温度のばらつきも抑えることができ
、光色が変化するということが少なくなる。
ドの制御では、高圧放電灯2が寿命末期となってランプ
電圧V2 が高くなった場合には、オンデューティDが
非常に小さくなり、高圧放電灯2が立消えを起こすこと
がある。そこで、ある程度以上にランプ電圧V2 が高
くなった場合にはそれ以上にオンデューティDを小さく
しないように制御することが好ましい。この場合には図
2(a)中の増幅回路8の出力に破線で示すようにツェ
ナダイオードZDを接続し、増幅回路8の出力がある程
度以上に大きくならないように制限してやればよい。つ
まりは、図3(a)における破線の位置で入力電圧V3
を制限する。この際のランプ電圧V2 とオンデュー
ティDとの関係は図3(c)に示すようになり、図中の
C−DがオンデューティDの制限モードを示す。なお、
高圧放電灯2が寿命末期の場合以外に、高圧放電灯2は
急激にランプ電流が低下したときに、高圧放電灯2は負
特性を有するために、ランプ電圧V2 が急に上昇する
現象を起こす。従って、このような場合にも高圧放電灯
2に立消えを起させない働きもある。
により高圧放電灯2を短時間で安定点灯に移行させるこ
とができる。つまり、従来は1つの制御モードで始動と
安定点灯の両者を満足させるようにしてあったために、
両者を両立させることが困難であったが、始動モードと
点灯モードに分けると、始動モードでは始動時の制御だ
けを考慮した制御を行えばよく、従って光束の立上げを
早くでき、短時間で安定点灯に移行させることができる
のである。また、制御回路11の制御モードを上述のよ
うに2つにすると、設計的な自由度が大幅に増す利点も
ある。
示す図であり、降圧チョッパ回路10の出力をフルブリ
ッジ構成としたインバータ回路15を介して高圧放電灯
2に印加するようにしたものであり、トランジスタQ1
が高周波でスイッチングされ、インバータ回路15の
トランジスタQ2 〜Q5 は低周波でスイッチングさ
れ、高圧放電灯2には矩形波電流が流される。なお、制
御回路11にはトランジスタQ2 〜Q5 のスイッチ
ングを制御する回路を含み、トランジスタQ1 は上述
の実施例で説明したと同様にして動作制御される。本実
施例は高圧放電灯2を交流点灯するので、上述の実施例
よりも高圧放電灯2にとっては好ましい点灯方式であり
、高圧放電灯2の寿命を長くできるなどの利点が得られ
る。
あるいは高周波点灯のいずれにも適用できる。なお、上
述の場合にはオンデューティ制御について説明したが、
周波数制御としてもよく、要は高圧放電灯2が適宜ウォ
ームアップされるまでは高圧放電灯2に供給する電力を
増大させ、ウォームアップ後は減少させるように制御す
ればよいのである。さらに、上述の場合にはランプ電圧
V2 に応じてオンデューティDを制御するようにして
いたが、高圧放電灯2のウォームアップ状態を判定でき
るランプ特性であれば、他のランプ特性に応じてオンデ
ューティDを制御するようにしてもよい。
動されて定常点灯する過程において高圧放電灯が適宜ウ
ォームアップされた時点を高圧放電灯の特性から検出す
る検出手段と、始動から上記ウォームアップ時点に至る
までの期間は検出手段の出力に応じてスイッチング素子
のスイッチングを制御して高圧放電灯に供給する電力を
増加させるように制御すると共に、ウォームアップ時点
から定常点灯に至るまでの期間は高圧放電灯に供給する
電力を減少させるように制御する制御手段を備えている
ので、高圧放電灯が定常点灯する付近では制御手段によ
り高圧放電灯に供給される電力を抑え、定電流特性を有
する高圧放電灯であっても、ランプ電圧が立消えを起こ
すまで上昇するということが起こらず、高圧放電灯を始
動から定常点灯までスムーズに移行させることができる
。しかも、ウォームアップ時点から定常点灯に至るまで
の期間は高圧放電灯のランプ電圧を抑える方向に制御手
段が動作するので、高圧放電灯毎のランプ電圧のばらつ
きを抑制して少なくでき、高圧放電灯毎に光色が変化す
るということを防止できる。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング素子をスイッチングして
直流電源から作成した電圧を高圧放電灯に印加して高圧
放電灯を点灯する放電灯点灯装置であって、高圧放電灯
が始動されて定常点灯する過程において高圧放電灯が適
宜ウォームアップされた時点を高圧放電灯の特性から検
出する検出手段と、始動から上記ウォームアップ時点に
至るまでの期間は検出手段の出力に応じてスイッチング
素子のスイッチングを制御して高圧放電灯に供給する電
力を増加させるように制御すると共に、ウォームアップ
時点から定常点灯に至るまでの期間は高圧放電灯に供給
する電力を減少させるように制御する制御手段を備えて
成ることを特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP00806291A JP3280390B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00806291A JP3280390B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 放電灯点灯装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH04253193A true JPH04253193A (ja) | 1992-09-08 |
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JP00806291A Expired - Fee Related JP3280390B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 放電灯点灯装置 |
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JP (1) | JP3280390B2 (ja) |
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1991
- 1991-01-28 JP JP00806291A patent/JP3280390B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3280390B2 (ja) | 2002-05-13 |
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