JPH0425260Y2 - - Google Patents

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JPH0425260Y2
JPH0425260Y2 JP1986119043U JP11904386U JPH0425260Y2 JP H0425260 Y2 JPH0425260 Y2 JP H0425260Y2 JP 1986119043 U JP1986119043 U JP 1986119043U JP 11904386 U JP11904386 U JP 11904386U JP H0425260 Y2 JPH0425260 Y2 JP H0425260Y2
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liquid
coating
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coating liquid
coating device
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JP1986119043U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ペーストろう材のような高粘性の塗
布液を連続的に定量塗布するための定量塗布装置
に関する。
(従来技術) 銅などの金属粉をベースとするペーストろう材
のような高粘性の塗布液をワーク面の指定された
線に沿つて自動的に定量塗布すべく、これをロボ
ツトと組合せて使用し得るようにした塗布装置に
ついては、すでに特願昭61−112378号において提
案されている。
この装置は、給液ポンプによつて塗布装置内に
供給した塗布液を塗布装置側のポンプによつてノ
ズルより連続的に吐出させるようにしたもので、
塗布装置側のポンプを駆動するモータの回転数を
ノズルの移動速度に比例して制御することによ
り、ロボツトの作動速度がその始動当初あるいは
停止直前もしくはコーナー部分等で変化しても、
塗布線の太さが常に一定になるように構成されて
いる。
ところが実際問題として、塗布液の吐出量をノ
ズルの移動速度に応じて正確に制御するには、単
にポンプモータの回転数を変えるだけでは十分で
なく、塗布液の供給量をも同時に変えなければな
らないが、このために給液ポンプの回転数を制御
したとしても、塗布装置と給液ポンプとの間に介
在する給液ホースが膨張収縮するためタイミング
にズレが生じ、これがもとで塗布線が太くなつた
り細くなつたりする問題は依存として残る。
しかもこのような現象は、単に上述したような
塗布装置に限らず一般的な密閉型の塗布装置にお
いても生じ、給液ポンプと塗布装置側ポンプの間
のタイミングのズレや、給液ホースの膨張収縮に
よる塗布液の供給不足やポンプへの過負荷が生
じ、さらには吐出圧の変動に伴つてペーストろう
材中の金属粉と介在物の比重の差、性質の差がも
とで、局部的に混合比が変わつてしまうなどの問
題が派生する。
(目的) 本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、種々の要因によつて生
じる供給量と吐出量の間の変動を調整し、もつて
一定量の塗布液を正確に吐出させることのできる
改良された定量塗布装置を提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
の定量塗布装置として、内部に塗布液吐出用ポン
プを備えた密閉型塗布装置10に塗布液の一部を
貯溜するバツフアーストレージ15を併設し、こ
のバツフアーストレージ15に貯溜塗布液量の上
限と下限を検出するスイツチ22a,22bを設
けるとともに、給液ポンプ5と塗布装置10とを
結ぶ給液パイプ6の一部に、貯溜塗布液量の上限
検出出力により動作して給液パイプ6を閉止する
切換弁7を設け、かつ塗布装置10には、貯溜塗
布液量の下限検出出力により塗布液吐出用ポンプ
を一時的に停止させるか減速させるように動作す
るモータ14を設けるようにしたものである。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、ワ
ークWの塗布線に沿つて高粘性の塗布液を塗布す
るようにテイーチングされた通りに動作する多関
節ロボツト1のアーム2端には、ブラケツト3を
介して後述する塗布装置10が取付けられてお
り、またこの塗布装置10には、塗布液容器4か
らの塗布液が給液ポンプ5によつて供給されるよ
うに構成されている。
塗布装置10は、第2図に示したように先端に
ノズル11を備えた密閉筒状体として構成され、
ここには断面長円形のステータ12とその中で回
転する雄ネジ型ロータ13とからなる塗布液吐出
用の一軸偏心ネジポンプがサーボモータ14に駆
動されて回転するように配設されており、またこ
の塗布装置10には、給液ポンプ5に連通する給
液パイプ6のほかに、バツフアーストレージ15
がパイプ16を介して連通している。このバツフ
アーストレージ15は、シリンダ17とこの中で
摺動するピストン18とにより構成され、シリン
ダ17の他端を閉塞するキヤツプ19とこのピス
トン18との間にはスプリング20が介装されて
いて、その付勢力によつてシリンダ17内に流入
した塗布液に所要の圧力を付与させるように構成
されており、他方、キヤツプ19を貫通してシリ
ンダ17の外へと突出するピストンロツド21に
は、キヤツプ19に設けた上限検出用及び下限検
出用の各近接スイツチ22a,22bにより検出
される2つの感知部23a,23bが設けられて
いて、上限検出用スイツチ22aが一方の感知部
23aを検出した場合には、その検出出力により
バルブ駆動回路24を介してソレノイドもしくは
コアシリンダにより操作される二位置切換弁7を
もつて管路を閉止し、また万一、下限検出用スイ
ツチ22bがピストンロツド20上の他方の感知
部23bを検出したような場合には、ロータ13
を駆動するサーボモータ14を停止させるか減速
させるように構成されている。
なお、図中符号8は給液ポンプ5と二位置切換
弁7との間に配設したリリーフ弁を示している。
上述した実施例において、通常、サーボモータ
14に駆動されたロータ13は、給液ポンプ5の
給液量とほぼ等しいか、もしくは若干少なめの量
の塗布液をノズル11端から吐出させて、ワーク
W面の指定された線に沿つて定量の塗布を行なつ
ており、この状態においてバツフアーストレージ
15内にはほぼ一定の塗布液が蓄えられている。
このような状態において、いまノズル11が指
定された線のコーナー部分に達したような場合、
ロボツトアーム2は予め設定されたプログラムに
従つてその旋回速度を落とすが、これと同時にサ
ーボモータ14もアーム2の旋回速度から割出さ
れた数値をもとにしてノズル11の移動速度に比
例した回転数となるよう減速される。
このため、ノズル11からの吐出量は一時的に
減少し、この間に塗布装置10内に供給された塗
布液の余剰分は、バツフアーストレージ15内に
流入してピストン18を押上げる。このような塗
布量の一時的な減少は、コーナーを通過する場合
のほか、始動当初の立上がりの際等にも生じる
が、このような状態が長く続いてバツフアースト
レージ15内に流入した塗布液によりピストン1
8がシリンダ17の上端近くまで押上げられたよ
うな場合には、上限検出センサ22aがその上端
の感知部23aを検知し、その検出出力をもつて
給液パイプ6の途中に配設した二位置切換弁7を
一時的に閉止作動させて、バツフアーストレージ
15内の塗布液量が所定の量になるまで塗布装置
10内への給液を停止する。また、このように給
液パイプ6が閉止されると、給液ポンプ5の吐出
側の液圧は上昇するから、これによりリリーフ弁
8は開弁して給液ポンプ5により送り出された塗
布液をそのまま塗布液容器4に環流させる。
他方、何らの原因によつて給液ポンプ16から
の給液量が一時的に低下すると、バツフアースト
レージ15内に蓄えられた塗布液の一部は、ピス
トンに押されて塗布装置10内に流入し、その流
入した塗布液によつて塗布は支障なく行われる。
また、このような事態が仮に長く続いてバツフ
アストレージ15内の塗布液がある限度以下にな
つたような場合には、下限検出スイツチ22bが
ピストンロツド21の他方の感知部23bを検知
し、その検出出力をもつてサーボモータ14を一
時的に停止させるが減速させるかして、塗布液の
吐出量を減少させると同時に、ロボツトアーム2
の旋回動を制御するようにして、バツフアストレ
ージ15内の塗布液量が所定の量になるようにす
る。
以上はノズル11の移動速度に応じて塗布液の
吐出量を制御するように構成した定量塗布装置の
例をもつて本考案を説明したものであるが、一般
的な密閉型の塗布装置においても本考案を適用し
て、給液ポンプもしくは塗布装置側ポンプの吐出
量が変動をきたしたような場合、もしくは給液パ
イプの膨張収縮により給液量が変動したような場
合に対処させることができる。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、密閉型塗布
装置に塗布液貯溜容器を併設する一方、塗布装置
と連通する給液管路に弁を設けて、この弁を容器
内の塗布液量に応じて開閉制御するようにしたの
で、原因の如何に関わりなく、給液量が塗布液量
を上回つたような場合には、塗布液貯溜容器内の
液量が所定の量になるよう適宜給液を停止制御し
て、常に被塗布面を一定量の塗布液をもつて塗布
することを可能とするほか、過大な負荷をかける
ことによつて生じる塗布液の変質等をも未然に防
止することができる。しかも、この塗布装置に貯
溜塗布液量の下限検出力により塗布液吐出用ポン
プを一時的に停止させるか減速させるように動作
する駆動モータを配設したので、吐出量と供給量
のタイミングのズレによつて貯溜塗布液の量が異
常に減少した場合でも、吐出量を減少させること
によつて貯溜塗布液量を正常に戻しつつ、適切な
塗布動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の概要構
成図、第2図は同上装置における塗布装置の断面
図である。 1……多関節ロボツト、4……塗布液容器、5
……給液ポンプ、6……給液パイプ、7……二位
置切換弁、8……リリーフ弁、10……塗布装
置、15……バツフアーストレージ、18……ピ
ストン、22……上下限検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に塗布液吐出用ポンプ12,13を備えた
    密閉型塗布装置10に塗布液の一部を貯溜するバ
    ツフアーストレージ15を併設して、該バツフア
    ーストレージ15に貯溜塗布液量の上限と下限を
    検出するスイツチ22a,22bを設けるととも
    に、給液ポンプ5と上記塗布装置10とを結ぶ給
    液パイプ6の一部に、貯溜塗布液量の上限検出出
    力により動作して上記給液パイプ6を閉止する切
    換弁7を、上記塗布装置10に、貯溜塗布液量の
    下限検出出力により上記塗布液吐出用ポンプ1
    2,13を一時的に停止させるか減速させるよう
    に動作するモータ14を配設したことを特徴とす
    る定量塗布装置。
JP1986119043U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH0425260Y2 (ja)

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JPS6325177U JPS6325177U (ja) 1988-02-19
JPH0425260Y2 true JPH0425260Y2 (ja) 1992-06-16

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ID=31006054

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5704883B2 (ja) * 2010-10-20 2015-04-22 多摩川精機株式会社 産業用ロボットの速度位置解析システム及び産業用ロボットの速度位置検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927865B2 (ja) * 1979-06-22 1984-07-09 積水化学工業株式会社 高速液体クロマトグラフイ用充填剤

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JPS57100601U (ja) * 1980-12-10 1982-06-21
JPS5927865U (ja) * 1982-08-12 1984-02-21 三菱重工業株式会社 粘着液塗布装置

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