JPH0425182Y2 - - Google Patents

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JPH0425182Y2
JPH0425182Y2 JP1985080765U JP8076585U JPH0425182Y2 JP H0425182 Y2 JPH0425182 Y2 JP H0425182Y2 JP 1985080765 U JP1985080765 U JP 1985080765U JP 8076585 U JP8076585 U JP 8076585U JP H0425182 Y2 JPH0425182 Y2 JP H0425182Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は遊戯者がするゲームを邪魔する動き
ができるようにした動物玩具に関する。
(従来の技術) 従来、動力源の動力によつて手をたたいたり足
を動かしたりする動物玩具が種々提供されてい
る。
(解決すべき問題点) ところが、ゲームと組み合わせて種々の動きが
できるようにした玩具は少ない。とりわけ、遊戯
者がするゲームを邪魔する動きをするようにした
ものは皆無である。
この考案は、ゲームを邪魔する動きをする動物
玩具を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案にかかる動物玩具は、基台と、該基台
の周囲に少なくとも二方に張り出して設けられた
チツプ投入装置と、前記基台の中央部に収納され
た動力機構と、該動力機構によつて回転自在に設
置され、一部にチツプが投入される凹部が設けら
れた回転台と、該回転台上に設置され、前記動力
機構により昇降される胴部材と、該胴部材の昇降
に連動して前記凹部上で左右に回動されて相互に
開閉され、その開閉によつて前記凹部中へのチツ
プの投入を適宜邪魔する左右一対の腕部材とから
なることを特徴とする動物玩具。
(作用) 遊戯者がチツプ投入装置からチツプを飛ばして
ゴールである凹部に投入する際、動物玩具が回動
かつ昇降しながら両腕を開閉してチツプ投入を邪
魔する。
動力源の動力を受けて胴部材が昇降し、該胴部
材の昇降動作に連動して一対の腕部材が開閉する
という今までにない斬新な動きを行なう。
(実施例) 第1図に示すものは、この考案に係る動物玩具
60を適用したゲーム玩具1で、概略、基台10
と、該基台10の周囲に四方に張り出して設けら
れたチツプ投入装置20と、基台10の中央部に
後述の動力機構100(第5図)によつて回転自
在に設置され一部にチツプ5が投入される凹部3
2aが設けられた回転台30と、該回転台30上
に設置され、前記動力機構100により昇降され
る胴部材630と該胴部材630の昇降に連動し
て前記凹部32a上で左右に回動されて相互に開
閉されその開閉によつて前記凹部32a中へのチ
ツプ5の投入を適宜邪魔する左右一対の腕部材6
1,61を有する本考案に係る動物玩具60とか
ら構成されている。
このように構成されたゲーム玩具1は、スイツ
チ3を入れると、動力機構100が作動して回転
台30が回転しその回転中に胴部材630が昇降
しその昇降に連動して左右一対の腕部材61,6
1が左右に回動されて相互に開閉する。この動作
中に各チツプ投入装置20より、コイン等のチツ
プを回転台30の凹部32a中に向けて打ち上
げ、その結果、凹部32a中に何個投入されたか
等によつてゲームの勝敗を決める遊びができる。
次に、構成各部について詳しく説明する。
前記基台10は、第2図に示すように、中央部
に、前記回転台30が回転自在に取り付けられる
支持部11を具えている。この支持部11の中央
部に円形凹部12が設けられ、該円形凹部12中
の周側部には360°にわたつて内歯13が形成され
ている。また、基台10の外周部に前記チツプ投
入装置20が取り付けられる取付部15が放射状
に張り出して設けられ、各取付部15には取付凹
部16が形成され、かつ、各凹部16中の両側部
には係止突起16a,16aが突設されている。
前記投入装置20は、第3図および第4図に示
すように、一端側上面部に傾斜状態に設けられた
膨出部21aを有する基枠21と、一端が前記膨
出部21aの開口部21bを介して同膨出部21
a内に導びかれその端部に突設された軸22aを
膨出部21aに設けられた軸孔21c,21c中
に支持されることにより回動自在であつて、開口
部21bから外方に突出した他端部が膨出部21
a内に設置された板ばね23によつて上昇する方
向への回動力を付与されることにより、他端部に
てコイン等のチツプ5を打ち上げ可能に設けられ
た打上げ片22とから構成されている。
また、前記基枠21の他端部には前記基台10
の取付部15の凹部16中に嵌合される凸部21
eが設けられ、該凸部21eの先端両側には係止
突起21d,21dが設けられている。これら係
止突起21d,21dが、前記凸部21eが前記
凹部16中に嵌合されたときに、前記凹部16中
の係止突起16a,16aの奥側部と接触するこ
とによつて、基枠21が基台10の取付部15か
ら簡単に外れないようになつている。
前記基台10の支持部11に取り付けられる回
転台30は、第2図に示すように、前記基台10
の円形凹部12中に回転自在に嵌合されその中の
内歯13の上面13a上に乗つた状態で摺動して
回転する下部枠31と、該下部枠31の上側開口
部を閉塞するとともに、その上側の後半部上に、
前記動物玩具60が設置される上部枠33と、該
上部枠33の前半部上に設置される凹状枠32と
が相互にねじ等(図示省略)で固定されることに
より一体に構成されている。
この回転台30の前記下部枠31と前記上部枠
33とによつて画成される空間中に、第5図に示
す動力機構100を構成する、電池(図示省略)、
前記スイツチ3(第1図)の操作により該電池か
ら電気の供給を受けて第5図中矢印で示す方向に
回転作動するモータ101、および該モータ10
1によつて第5図に矢印で示す方向に回転作動さ
れる歯車機構110とが設置(電気的な配線系統
の図示は省略)されている。
前記歯車機構110は、電池(図示省略)によ
つて動かされるモータ101の駆動軸102に固
定されたピニオン103に順次噛合する歯車12
1,122(それぞれ大歯車と小歯車とが同軸に
固定されてなる。)からなる減速歯車群120と、
該減速歯車群120の最終端のピニオン122a
に常時噛合する一対の歯車131,132からな
る切換歯車機構130と、該切換歯車機構130
の前記一方の歯車132が適宜交互に噛合される
一対の歯車141,142(回転軸144に対し
て、歯車141は固定され、歯車142はスリツ
プ回転自在に嵌合されている。)と、その一方の
歯車142に一体に隣設されたピニオン143
と、これら歯車141,142およびピニオン1
43が取り付けられた回転軸144に公知のクラ
ツチ機構(一定以上の負荷が掛るとスリツプす
る。)を介して取り付けられたクラウンギヤ14
5と、前記ピニオン143に噛合する歯車151
および該歯車151とともに同じ回転軸152に
固定されたクラウンギヤ153と、前記減速歯車
群120を構成する1つの歯車121とともに同
じ回転軸123に固定されたウオーム124と、
該ウオーム124に噛合する歯車161(この歯
車161は公知のクラツチ機構によつて、一定以
上の負荷が掛ると、回転軸162に対してスリツ
プできるようになつている。)と、該歯車161
と同軸162に取り付けられ後述する機構により
回転台30を回転させる歯車163とから構成さ
れている。
ここに、前記切換歯車機構130は、第6図に
分解して示すように、回転軸134と、該回転軸
134に固定された歯車131と、同じ回転軸1
34にスリツプ自在に嵌合されるとともにコイル
ばね136により前記歯車131に近接する方向
へ移動力を付与された、前記歯車131より歯数
がわずかに少ない歯車132とから構成されてい
る。前記歯車131,132は、ピニオン122
aにより、共に、第5図中時計方向(矢印方向)
に回転されるが、歯数の少ない歯車132の方が
歯数の多い歯車131よりもわずかずつ速く回転
されることとなり、歯車131−132間に相対
的な位相のずれが生ずることとなる。
一方、前記歯車131,132どうしの対向面
には、高さおよび長さが略同じのカム137,1
37および138,138がそれぞれ対向させて
設けられており、カム137,137および13
8,138には、歯車132が歯車131に対し
て第6図中時計方向に相対的に位相がずれると
き、それらが相互に接し得るそれぞれの端部に略
同じ傾斜の傾面が設けられている。
このような構成により、相互のカム137,1
37および138,138の端面137b,13
7bおよび138b,138bがそれぞれ他方の
歯車132および131の内側面に接するまで近
接し、歯車132が歯車141に噛合した最初の
状態から、前述の如くして歯車132がもう一方
の歯車131に対して第5図中時計方向へ相対的
に位相がずれると、双方の傾斜面137a,13
7a−138a,138aどうしの接触圧で、軸
方向に移動可能な歯車132のカム138,13
8の方がコイルばね136の力に抗してもう一方
のカム137,137の端面137b,137b
上に乗り上げ、カム137,138の厚み分だけ
歯車132が歯車131に対して遠ざかる方向へ
ずれ、その結果、歯車132が歯車141に噛み
合つた最初の状態からもう一方の歯車142に噛
み合つた状態に移行する。その後も徐々に相対的
な位相のずれが大きくなり、カム137(13
8)の長さ分ずれたところで、カム138,13
8がカム137,137から外れて元の状態、即
ち、歯車132が歯車141に噛合した状態に戻
る。
このように歯車132が軸方向に移動して、該
歯車132が歯車141と噛合したときには、そ
の歯車141と同軸144に固定されたクラウン
ギヤ145は回転するが、歯車142が回転軸1
44に対して、スリツプして止まつているので、
クラウンギヤ153は休止している。一方、歯車
132がもう一方の歯車142に噛合したときに
は、歯車142が回転しクラウンギヤ153が回
転状態となる。しかしこのとき、回転軸144が
歯車142に対してスリツプして止まつていてク
ラウンギヤ145は休止している。
このようにして、切換歯車機構130は、一方
のクラウンギヤ145に動力を供給し、他方のク
ラウンギヤ153を休止させた状態と、逆に、ク
ラウンギヤ153に動力を供給し、クラウンギヤ
145を休止させた状態とに、動力の切換えを行
なうのである。
ところで、前記クラウンギヤ145には2個の
ピニオン171,181が噛合し、そのうちの一
方のピニオン171の固定された回転軸172
(垂直配置)を経て上方に回転動力が伝達され、
該動力により後述する機構を介して動物玩具60
の目64(第1図)が動かされるとともに口69
(第1図)が開閉される。
また、もう一方のピニオン181の固定された
回転軸182(水平配置)の他端に動力伝達用の
ピニオン183が固定されている。このピニオン
183にクラウンギヤ191が噛合し、該クラウ
ンギヤ191の固定された回転軸192により動
力が垂直上方に導かれ、該回転軸192の上端に
固定された連結体193に設けられた孔193a
に第1図に示すやしの木を模した回転部材210
の下端が嵌着されている。
一方、前記クラウンギヤ153に噛合するピニ
オン221の固定された回転軸222により回転
動力が上方に導かれ、後述する機構を介して動物
玩具60の胴部材630が昇降され、その昇降に
連動して腕の形をした腕部材61,61が相互に
開閉される。
他方、前記歯車163(第5図中右下に示す。)
は前記下部枠31の外周部近傍に設けられた開口
部31aを介して下方に導き出された回転軸16
2の下端に取り付けられていることにより、下部
枠31の下側に位置し、前記基台10の円形凹部
12中に形成された内歯13に噛合している。こ
のような構成により、モータ101とともに歯車
163が回転すると、回転台30が回転する。
また、前記、凹状枠32にはコイン等のチツプ
5が投入されるゴールとしての凹部32aが形成
されている。
ところで、前記動物玩具60は、前記上部枠3
3上に固定された前後の半枠611,612が一
体に接合されてなる固定支持枠610と、該固定
支持枠610の後背部に昇降自在に外嵌された昇
降支持枠620と、前後から前記固定支持枠61
0および昇降支持枠620を覆つて昇降支持枠6
20に固定され昇降支持枠620と一緒に昇降す
る、動物の胴体の形をした前後の半枠631,6
32からなる胴体枠630と、前記固定支持枠6
10の幅狭の上端前部の左右壁部分に跨つて前方
から昇降自在に嵌合された顎支持部材650と、
該顎支持部材650の前部に取り付けられた顎部
材651と、上壁板ガラス642とこれに一体に
垂設された左右一対の下片641,641とを具
え前記左右一対の下片641,641が前記顎支
持部材650の左右の両片650a,650aを
上方から跨いだ状態に外嵌されるとともに前記上
壁板642の下面が前記固定支持枠610の上端
縁に接した状態に配置された頭部支持枠640、
該頭部支持枠640と前記顎支持部材650間に
張設され顎支持部材650に常時上方への復帰力
を付与するコイルばね661と、前記頭部支持枠
640の上端支軸643により回動自在に支持さ
れるとともにスプリング673により上方から見
て時計方向への復帰力を付与された目部材670
と、前記頭部支持部材640に対してその前後か
ら目部材670および頭部支持部材640を覆つ
た状態に取り付けられた、前後の半体681,6
82が接合されてなる頭部材680と、前記胴部
材630の左右両肩開口部に水平方向に回動自在
に取り付けられた一対の腕の形をした開閉部材6
1,61とから構成されている。
そして、前記回転軸172,222(第5図)
が前記固定支持枠610中を上方に伸び、それら
のうち、一方の回転軸222の上端にピニオン1
73が固定されている(第7図)。このピニオン
173は、第7図に機構のみ示すように、固定支
持枠610中に横架された回転軸175の中間部
にクラツチ機構(一定以上の負荷が掛るとスリツ
プする。)を介して取り付けられたクラウンギヤ
174に噛合し、回転軸175に回転動力を供給
する。また、前記回転軸175の左右両端部が固
定支持枠610を左右に貫通し、その貫通した左
右両端部に円板176,176がそれぞれの中心
部において固定され、各円板176,176の外
側の外周寄りの同じ位相の箇所にピン177,1
77が突設されている。一方、前記昇降支持枠6
20の左右両側壁に水平に切欠かれた切欠部62
1,621が設けられ、各切欠部621,621
中に前記円板176,176のピン177,17
7がゆるめに嵌合されている。このような構成に
より、円板176,176が回転すると、昇降支
持枠620が昇降し、それと一体の胴部材630
も昇降する。
また、前記胴部材630の左右に取り付けられ
た腕の形をした腕部材61,61の付け根部分に
は、第1図および第8図に示すように、水平軸部
65aと垂直軸部65bとからなる回動軸65の
水平軸部65aの一端が取り付けられ、前記垂直
軸65bが前記胴部材630中に設けられた垂直
軸受631a,631aにて回転自在に支持され
ている。このような構成により、垂直軸部65b
が往復回転すると、水平軸部65aおよび開閉部
材61が水平方向に往復回動する。また、前記垂
直軸65b,65bの下端に水平アームが固定さ
れ、該水平アーム66が一端を昇降枠620に係
止されたスプリング67によつて引張られること
により、一対の腕部材61,61が相互に開く方
向への回動力が付与されている。一方、前記固定
支持枠610の左右側部の上部前寄りには一対の
傾斜カム613,613(一方の図示は省略)が
設けられている。これら傾斜カム613,613
の傾斜面に、胴部材630が昇降する過程で、前
記水平アーム66に水平に突設されたピン66a
が摺接することによつて、胴部材630が下降す
るときには、前記一対の腕部材61,61がスプ
リング67の引張力に抗して回動して相互に閉
じ、胴部材630が上昇するときには、スプリン
グ67の引張力により回動されて相互に開く。つ
まり、胴部材630の昇降に伴つて一対の腕部材
61,61が相互に開閉される。
なお、前記昇降支持枠620は、第8図に示す
如く、わずかな力でも上昇できるように、上端が
固定支持枠610に係止されたスプリング622
によつて、上方へ付勢されている。
また、もう一方の回転軸172(第5図および
第7図)は、固定支持枠610中を通つて同固定
支持枠610の上側に突出し、その突出した上端
部にクラウンギヤ223が固定され、このクラウ
ンギヤ223が、固定支持枠610上に水平前向
きに回転自在に支持された回転軸230の後端部
に固定されたピニオン231に噛合し、回転軸2
30に回転動力を伝達している。一方、回転軸2
30の前端部に円板232がその中心部において
固定され、該円板232の前面の偏心した外周寄
りの位置にピン233が突設され、このピン23
3が、前記顎支持部材650の前面壁に水平方向
に長く設けられた長孔650b中にゆるめに嵌合
された配置となつている。このような構成によ
り、円板232が回転すると、顎支持部材650
が昇降される。
また、前記顎支持部材650の前面壁の上端部
には、傾斜部650dを有する三角突起650c
が突設され、該三角突起650cが前記目部材6
70の水平板部671に形成された長孔671a
中に嵌合されている。ところで、前記目部材67
0が前述の如く上方から見て時計方向への復帰力
を与えられているので、長孔671aの前方から
見て右側の縁が三角突起650cの傾斜部に常時
接触した状態にある。このような構成により、前
記の如く顎支持部材650が昇降すると、目部材
670が左右に回動し、目部材670の前面に描
かれている目64,64が頭部材680の前面壁
に設けられた左右一対の開口部681a,681
aを介して動いて見えることとなる。
次に以上のように構成された実施例の動作およ
び遊び方について説明する。
先ず、第1図に示すスイツチ3を入れる(オン
にする)と、図示省略の電気系統からモータ10
1に電気が供給されて、第5図に示すモータ10
1が作動し、該モータ101によつて歯車機構1
10が作動され、第5図中の右下に示す歯車16
3が基台10の内歯13と噛合しながら同図に矢
印で示す方向に常時回転されるので、回転台30
(第1図)が上方から見下して反時計方向へ常時
回転される。
この回転台30の回転中において、未だ、切換
歯車機構130のカム138,138がカム13
7,137上に乗つていないので、歯車132が
歯車141に噛合しているときには、前述の如
く、クラウンギヤ145(第5図)から上方へ回
転動力が伝達されて第2図および第7図に示す回
転円板232が回転され、該回転円板232のピ
ン233によつて顎支持部材650および顎部材
651が昇降せられて口69(第1図)が開閉さ
れ、かつ、顎支持部材650の三角突起650c
の昇降によつて目部材670が左右に回動され、
頭部材680の開口部681a,681aを介し
て目64,64(第1図)が動いて見える。一方
では、前記クラウンギヤ145(第5図)から前
述の如く回転動力を伝達されてやしの木の形をし
た回転部材210が回転される。
このとき、クラウンギヤ153(第5図)は休
止しているので、動物玩具60の胴部材630の
昇降や腕部材61,61の開閉はなされず、胴部
材630は下降したまま、また、腕部材61,6
1は閉じたまま止まつている。
その後、前述の如くして、切換歯車機構130
の歯車132の歯車131に対する第5図時計方
向(同図に矢印で示す方向)への相対的回転ずれ
が大きくなつて、カム138,138がカム13
7,137上へ乗り上げ、もつて、歯車132が
歯車142に噛合すると、今度は休止していたク
ラウンギヤ153(第5図)が回転され、該クラ
ウンギヤ153から回転軸222を介して前述の
如く回転動力が上方に導かれて回転する左右一対
の回転円板176,176のピン177,177
(第2図、第7図、第8図)により、昇降支持枠
620および胴部材630が昇降され、その昇降
に連動して腕部材61,61が相互に開閉され
る。このとき、クラウンギヤ145(第5図)は
休止しているので、動物玩具60の目69や口6
5(第1図)は動かず、かつやしの木の形をした
回転部材210も回転せずに止まつている。
つまり、ゲーム玩具1は、スイツチ3を入れる
と、回転台30が回転しその回転中に動物玩具6
0の目64や口69が動くとともにやしの木の形
をした回転部材210が回転するという第1の動
作と、胴部材630が昇降しその昇降に連動して
腕の形をした腕部材61,61が左右に回動して
相互に開閉するという第2の動作とを交互に行な
う。その周期は切換歯車機構130のカム13
7,137,138,138の長さの選択によつ
て自由に変えることができる。
ゲーム玩具1がこのように動作しているとき
に、遊技者が四方に分かれて各チツプ投入装置2
0からコイン等のチツプ5をゴールとしての凹部
32a中に投入し、その結果、うまく投入された
個数によつて勝敗を決すというような遊びができ
る。
(考案の効果) 以上に説明した本考案によれば、チツプを飛ば
してゴールである凹部に投入する競技じみた遊び
をする際、動物玩具が回動かつ昇降しながら両腕
を開閉してチツプ投入を邪魔するという、従来に
ない興趣を生じさせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は動物玩具の全体斜視図、第2図は動力
機構を除いた分解斜視図、第3図は投入装置の分
解斜視図、第4図は投入装置の縦断側面図、第5
図は動力機構を示す斜視図、第6図は切換歯車機
構の分解斜視図、第7図は目と口と胴部材を動か
す機構を示す分解斜視図、第8図は動物玩具の内
部機構を示す部分分解斜視図である。 5……チツプ、10……基台、20……チツプ
投入装置、30……回転台、32a……凹部、6
1……腕部材、100……動力機構、630……
胴部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台と、該基台の周囲に少なくとも二方に張り
    出して設けられたチツプ投入装置と、前記基台の
    中央部に収納された動力機構と、該動力機構によ
    つて回転自在に設置され、一部にチツプが投入さ
    れる凹部が設けられた回転台と、該回転台上に設
    置され、前記動力機構により昇降される胴部材
    と、該胴部材の昇降に連動して前記凹部上で左右
    に回動されて相互に開閉され、その開閉によつて
    前記凹部中へのチツプの投入を適宜邪魔する左右
    一対の腕部材とからなることを特徴とする動物玩
    具。
JP1985080765U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0425182Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0642713Y2 (ja) * 1989-05-02 1994-11-09 有限会社あつぷる ゲーム器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352886U (ja) * 1976-10-05 1978-05-06
JPS5585091U (ja) * 1978-12-04 1980-06-12

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