JPH0425176B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425176B2 JPH0425176B2 JP11684084A JP11684084A JPH0425176B2 JP H0425176 B2 JPH0425176 B2 JP H0425176B2 JP 11684084 A JP11684084 A JP 11684084A JP 11684084 A JP11684084 A JP 11684084A JP H0425176 B2 JPH0425176 B2 JP H0425176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- obstacle
- sensing
- bumper
- overcome
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は走行障害物衝突防止装置に関する。
トラクタ等の走行体の前部に作業機を取付け、
遠隔操作により作業機を運転しているような場
合、あるいは、たけの高い草の繁生している場所
で作業機を走行させている場合等においては、走
行経路前方が操作者に見えないことがあり、悪く
すれば作業機や走行体を前方障害物に衝突させる
ことが起こり得るおそれがある。このため従来は
触覚センサ等を利用して障害物を検知している
が、次のような欠点がある。
遠隔操作により作業機を運転しているような場
合、あるいは、たけの高い草の繁生している場所
で作業機を走行させている場合等においては、走
行経路前方が操作者に見えないことがあり、悪く
すれば作業機や走行体を前方障害物に衝突させる
ことが起こり得るおそれがある。このため従来は
触覚センサ等を利用して障害物を検知している
が、次のような欠点がある。
(1) 大きな岩や背の高い切株等真の障害物と、押
し倒すことができるような背の高い草、あるい
は、乗り越えることができるような背の低い切
株等の実質的には障害物ではないものとの区別
があいまいである。
し倒すことができるような背の高い草、あるい
は、乗り越えることができるような背の低い切
株等の実質的には障害物ではないものとの区別
があいまいである。
(2) 乗り越えることができる障害物とそうでない
障害物との、特に高さ方向での区別がつきにく
い。
障害物との、特に高さ方向での区別がつきにく
い。
(3) 障害物を検知した後対応が完了するまでの時
間内に衝突してしまうことがあるが、衝突した
ときの緩衝が考慮されていない。
間内に衝突してしまうことがあるが、衝突した
ときの緩衝が考慮されていない。
そこで本発明は上記従来の欠点を解消し、真の
障害物とそうでないものとを明確に区別できるよ
うにするとともに、乗り越えることができる障害
物とそうでない障害物とを区別できるようにし、
しかも障害物に衝突したときの緩衝作用を得るこ
とができるようにすることを目的とする。
障害物とそうでないものとを明確に区別できるよ
うにするとともに、乗り越えることができる障害
物とそうでない障害物とを区別できるようにし、
しかも障害物に衝突したときの緩衝作用を得るこ
とができるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本考案は、走行体にて
乗り越え可能な高さの乗り越え可能障害物に当接
するバンパ形の第1の検知体と、前記第1の検知
体よりも高い位置においてこの第1の検知体より
も走行体の前方に突出して配置され、前記走行体
が乗り越えることができない高さの障害物に当接
するバンパ形の第2の検知体と、各検知体が弾性
体を介して各別に連結され、弾性体が一定値以上
変形したときに動作される第1および第2の検知
スイツチと、第2の検知スイツチが動作されたと
きに走行体を少なくとも停止させる手段と、を有
するようにしたものである。
乗り越え可能な高さの乗り越え可能障害物に当接
するバンパ形の第1の検知体と、前記第1の検知
体よりも高い位置においてこの第1の検知体より
も走行体の前方に突出して配置され、前記走行体
が乗り越えることができない高さの障害物に当接
するバンパ形の第2の検知体と、各検知体が弾性
体を介して各別に連結され、弾性体が一定値以上
変形したときに動作される第1および第2の検知
スイツチと、第2の検知スイツチが動作されたと
きに走行体を少なくとも停止させる手段と、を有
するようにしたものである。
したがつて、次のような効果を得ることができ
る。
る。
(1) 弾性体が一定値以上変形したときにはじめて
各検知スイツチが作用するため、弾性体に変形
をもたらす原因となる各検知体への当接力の大
小により、真の障害物とどうでないものとを区
別できる。
各検知スイツチが作用するため、弾性体に変形
をもたらす原因となる各検知体への当接力の大
小により、真の障害物とどうでないものとを区
別できる。
(2) 第1および第2の検知体を備えたことによ
り、乗り越えることができる障害物とそうでな
い障害物とを高さ方向で区別でき、乗り越える
ことができない障害物の場合は走行体を停止さ
せて障害物への衝突を防止できる。
り、乗り越えることができる障害物とそうでな
い障害物とを高さ方向で区別でき、乗り越える
ことができない障害物の場合は走行体を停止さ
せて障害物への衝突を防止できる。
(3) 弾性体の作用により衝突、衝撃の緩和を図る
ことができる。
ことができる。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図において、1はトラクタ等の走行
体で、2はその前車輪である。走行体1の前部に
は作業機懸架ブラケツト3が設けられ、このブラ
ケツト3には、シリンダ装置4にて昇降駆動され
る作業機5が揺動自在に取付けられている。作業
機5内には草刈り用のカツタ6が設けられ、走行
体1の走行にともなつて草刈り作業を行なえるよ
うになつている。7はカツタ6への動力伝達系、
8はカツタ取付側板、そして9は作業機用車輪で
ある。
明する。第1図において、1はトラクタ等の走行
体で、2はその前車輪である。走行体1の前部に
は作業機懸架ブラケツト3が設けられ、このブラ
ケツト3には、シリンダ装置4にて昇降駆動され
る作業機5が揺動自在に取付けられている。作業
機5内には草刈り用のカツタ6が設けられ、走行
体1の走行にともなつて草刈り作業を行なえるよ
うになつている。7はカツタ6への動力伝達系、
8はカツタ取付側板、そして9は作業機用車輪で
ある。
作業機5には、たとえば側板8を利用して、乗
越え可能障害物検知装置10と、乗越え不可能障
害物検知装置11とが取付けられている。乗越え
可能障害物検知装置10において、12は第2図
に示すようなバンパ形の第1の検知体であり、弾
性体としてのダンパ用バネ(図示せず)を介して
第1の検知スイツチ13に連結されている。第1
の検知スイツチ13としてはリミツトスイツチ等
が用いられる。第1の検知体12は、その上縁が
走行体1の乗越え可能高さHとなるように設定さ
れている。この乗越え可能高さHは車輪2の直径
の1/3〜1/2程度とされている。第3図に示すよう
に第1の検知体12が乗越え可能障害物14に当
接したときには、この第1の検知体12は上記弾
性体としてのダンパ用バネの作用により第1の検
知スイツチ13に向けて変位されることになる
が、第1の検知スイツチ13は、障害物14から
第1の検知体12に向けて大きな力が作用して弾
性体が一定値以上変形したときに始めて作動する
ように構成されている。
越え可能障害物検知装置10と、乗越え不可能障
害物検知装置11とが取付けられている。乗越え
可能障害物検知装置10において、12は第2図
に示すようなバンパ形の第1の検知体であり、弾
性体としてのダンパ用バネ(図示せず)を介して
第1の検知スイツチ13に連結されている。第1
の検知スイツチ13としてはリミツトスイツチ等
が用いられる。第1の検知体12は、その上縁が
走行体1の乗越え可能高さHとなるように設定さ
れている。この乗越え可能高さHは車輪2の直径
の1/3〜1/2程度とされている。第3図に示すよう
に第1の検知体12が乗越え可能障害物14に当
接したときには、この第1の検知体12は上記弾
性体としてのダンパ用バネの作用により第1の検
知スイツチ13に向けて変位されることになる
が、第1の検知スイツチ13は、障害物14から
第1の検知体12に向けて大きな力が作用して弾
性体が一定値以上変形したときに始めて作動する
ように構成されている。
乗越え不可能障害物検知装置11は乗越え可能
障害物検知装置10と同様の構成とされ、バンパ
形の第2の検知体15、およびこの第2の検知体
15が図示しない弾性体としてのダンパ用バネを
介して連結される第2の検知スイツチ16を有し
ている。第2の検知体15は、第1の検知体12
よりも高く配置されてその下縁が乗越え可能高さ
Hにい揃えてあり、かつ第1の検知体12よりも
前方に突出されている。
障害物検知装置10と同様の構成とされ、バンパ
形の第2の検知体15、およびこの第2の検知体
15が図示しない弾性体としてのダンパ用バネを
介して連結される第2の検知スイツチ16を有し
ている。第2の検知体15は、第1の検知体12
よりも高く配置されてその下縁が乗越え可能高さ
Hにい揃えてあり、かつ第1の検知体12よりも
前方に突出されている。
このような構成において、第1の検知体12が
障害物に当接したなら、この障害物から第1の検
知体12に作用する力の大小により弾性体の変形
量が変化するため、第1の検知スイツチ13が動
作するか否かにもとづいて、真の障害物かどうか
の判定がなされる。第3図に示すように真の乗越
え可能障害物14が存在する場合には、第1の検
知スイツチ13にてその存在が検知され、対応信
号が発せられる。これにより作業機5が必要高さ
だけ持上げられ、走行体1はそのまま走行して障
害物14を乗り越す。あるいは必要に応じて走行
体1が停止される。同時に弾性体の作用により衝
突、衝撃の緩和がなされる。なお、対応信号の用
い方は任意であり、警報ランプの点灯、走行停
止、作業機5の回転停止、作業機5の持上げ等に
利用できる。また、第1図の高さHの設定が作業
機の障害物乗越可能高さに設定してあれば(この
場合のHは小さい)、そのまま走行させてもよい。
障害物に当接したなら、この障害物から第1の検
知体12に作用する力の大小により弾性体の変形
量が変化するため、第1の検知スイツチ13が動
作するか否かにもとづいて、真の障害物かどうか
の判定がなされる。第3図に示すように真の乗越
え可能障害物14が存在する場合には、第1の検
知スイツチ13にてその存在が検知され、対応信
号が発せられる。これにより作業機5が必要高さ
だけ持上げられ、走行体1はそのまま走行して障
害物14を乗り越す。あるいは必要に応じて走行
体1が停止される。同時に弾性体の作用により衝
突、衝撃の緩和がなされる。なお、対応信号の用
い方は任意であり、警報ランプの点灯、走行停
止、作業機5の回転停止、作業機5の持上げ等に
利用できる。また、第1図の高さHの設定が作業
機の障害物乗越可能高さに設定してあれば(この
場合のHは小さい)、そのまま走行させてもよい。
第4図に示すように乗越え不可能障害物17が
存在する場合には、第2の検知体15がこれに当
接し、第3図の場合と同様に真の障害物かどうか
が判定され、この障害物17を高さ方向において
検知することになる。第2の検知スイツチ16が
動作すると対応信号が発せられ、走行体1の停止
または停止後後退等が行なわれる。同時に弾性体
の作用により衝突、衝撃の緩和がなされる。な
お、第2の検知体15は第1の検知体12よりも
前方に突出されているため、乗越え不可能障害物
17は第2の検知体15のみに当接して第1の検
知体12に当接することはなく、第1の検知体1
2にて障害物17を検知するような不都合は生じ
ない。
存在する場合には、第2の検知体15がこれに当
接し、第3図の場合と同様に真の障害物かどうか
が判定され、この障害物17を高さ方向において
検知することになる。第2の検知スイツチ16が
動作すると対応信号が発せられ、走行体1の停止
または停止後後退等が行なわれる。同時に弾性体
の作用により衝突、衝撃の緩和がなされる。な
お、第2の検知体15は第1の検知体12よりも
前方に突出されているため、乗越え不可能障害物
17は第2の検知体15のみに当接して第1の検
知体12に当接することはなく、第1の検知体1
2にて障害物17を検知するような不都合は生じ
ない。
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は
第1および第2の検知体の斜視図、第3図は乗越
え可能障害物の検知状態を示す図、第4図は乗越
え不可能障害物の検知状態を示す図である。 1……走行体、2……前車輪、5……作業機、
10……乗越え可能障害物検知装置、11……乗
越え不可能障害物検知装置、12……第1の検知
体、13……第1の検知スイツチ、H……乗越え
可能高さ、14……乗越え可能障害物、15……
第2の検知体、16……第2の検知スイツチ、1
7……乗越え不可能障害物。
第1および第2の検知体の斜視図、第3図は乗越
え可能障害物の検知状態を示す図、第4図は乗越
え不可能障害物の検知状態を示す図である。 1……走行体、2……前車輪、5……作業機、
10……乗越え可能障害物検知装置、11……乗
越え不可能障害物検知装置、12……第1の検知
体、13……第1の検知スイツチ、H……乗越え
可能高さ、14……乗越え可能障害物、15……
第2の検知体、16……第2の検知スイツチ、1
7……乗越え不可能障害物。
Claims (1)
- 1 走行体にて乗り越え可能な高さの乗り越え可
能障害物に当接するバンパ形の第1の検知体と、
前記第1の検知体よりも高い位置においてこの第
1の検知体よりも走行体の前方に突出して配置さ
れ、前記走行体が乗り越えることができない高さ
の障害物に当接するバンパ形の第2の検知体と、
各検知体が弾性体を介して各別に連結され、弾性
体が一定値以上変形したときに動作される第1お
よび第2の検知スイツチと、第2の検知スイツチ
が動作されたときに走行体を少なくとも停止させ
る手段と、を有することを特徴とする走行障害物
衝突防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11684084A JPS60259549A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 走行障害物衝突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11684084A JPS60259549A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 走行障害物衝突防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60259549A JPS60259549A (ja) | 1985-12-21 |
JPH0425176B2 true JPH0425176B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=14696925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11684084A Granted JPS60259549A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 走行障害物衝突防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60259549A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4847808B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2011-12-28 | 富士重工業株式会社 | 車両用障害物推定方法及び装置 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP11684084A patent/JPS60259549A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60259549A (ja) | 1985-12-21 |
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