JPH04250831A - 濾過装置の再生方法および再生装置 - Google Patents
濾過装置の再生方法および再生装置Info
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- JPH04250831A JPH04250831A JP41714290A JP41714290A JPH04250831A JP H04250831 A JPH04250831 A JP H04250831A JP 41714290 A JP41714290 A JP 41714290A JP 41714290 A JP41714290 A JP 41714290A JP H04250831 A JPH04250831 A JP H04250831A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水道水の浄化や
各種の工業用濾過などに使用される濾過装置を洗浄して
再生させる濾過装置の再生方法および再生装置に関する
ものである。
各種の工業用濾過などに使用される濾過装置を洗浄して
再生させる濾過装置の再生方法および再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】中空糸膜のような分離膜を用いた濾過器
を備える濾過装置には、循環濾過方式と全濾過方式とが
ある。循環濾過方式は、膜表面を閉塞し易い異物を比較
的多く含む液体を処理するのに適しており、濾過器を通
過した透過液を逆洗ポンプによって濾過器へ逆流させる
ことにより、濾過器の洗浄を行うのが一般的である。
を備える濾過装置には、循環濾過方式と全濾過方式とが
ある。循環濾過方式は、膜表面を閉塞し易い異物を比較
的多く含む液体を処理するのに適しており、濾過器を通
過した透過液を逆洗ポンプによって濾過器へ逆流させる
ことにより、濾過器の洗浄を行うのが一般的である。
【0003】他方、全濾過方式は、膜表面を閉塞し易い
異物を少量含むだけの液体の処理に使用されており、膜
表面が閉塞された場合には、(1)濾過器を取り替える
、(2)空気を吹き込んで膜を振動させて閉塞物を剥離
除去する、(3)酸やアルカリ等で閉塞物を溶解または
分離除去する、のいずれかにより対処している。
異物を少量含むだけの液体の処理に使用されており、膜
表面が閉塞された場合には、(1)濾過器を取り替える
、(2)空気を吹き込んで膜を振動させて閉塞物を剥離
除去する、(3)酸やアルカリ等で閉塞物を溶解または
分離除去する、のいずれかにより対処している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、循環濾
過方式においては、逆洗ポンプから透過液に異物が混入
して、洗浄対象の濾過器を汚すおそれがある。また、全
濾過方式における濾過器の取り替えは、コストアップと
なり好ましくない。空気の吹き込みは、分離膜に異常な
応力を発生させ、膜が弱い場合には膜の折損を引き起こ
すので、好ましくない。さらに、酸やアルカリの使用は
、そのための設備を別に設ける必要があり、コストアッ
プになるうえに、使用薬液の洗浄に時間や水を多く要す
るので、やはり好ましくない。
過方式においては、逆洗ポンプから透過液に異物が混入
して、洗浄対象の濾過器を汚すおそれがある。また、全
濾過方式における濾過器の取り替えは、コストアップと
なり好ましくない。空気の吹き込みは、分離膜に異常な
応力を発生させ、膜が弱い場合には膜の折損を引き起こ
すので、好ましくない。さらに、酸やアルカリの使用は
、そのための設備を別に設ける必要があり、コストアッ
プになるうえに、使用薬液の洗浄に時間や水を多く要す
るので、やはり好ましくない。
【0005】本発明は、上記欠点を解消するためになさ
れたものであり、異物が混入するおそれがなく,安価か
つ簡便で、分離膜の再生長寿命化が達成される濾過装置
の再生方法および再生装置を提供することを目的として
いる。
れたものであり、異物が混入するおそれがなく,安価か
つ簡便で、分離膜の再生長寿命化が達成される濾過装置
の再生方法および再生装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る再
生方法は、分離膜を有し被処理液が並列に送り込まれる
複数の濾過器を備え、各濾過器の透過液出口が共通の出
口母管に接続されてなる濾過装置を前提としており、こ
の濾過装置を使用した濾過工程中に上記出口母管に設け
た出口バルブを閉じるとともに、洗浄対象である一部の
濾過器への送液を停止し、停止した濾過器の送液側の排
液バルブを開くことにより、残りの濾過器から流出した
透過液を上記一部の濾過器に送り込んで逆洗する。請求
項2の発明に係る再生装置は、分離膜を有し被処理液が
並列に送り込まれる複数の濾過器と、各濾過器毎にその
送液側に設けられて濾過器への被処理液の流入と濾過器
からの排液の流出を制御する入口バルブおよび排液バル
ブと、各濾過器の透過液出口に共通に接続される出口母
管と、この出口母管を開閉する出口バルブとを備えた濾
過装置について再生を行うものであり、濾過工程中に所
定のタイミングで洗浄対象となる一部の濾過器の洗浄指
令を発する洗浄指令手段と、上記洗浄指令手段からの洗
浄指令に基づいて所定時間にわたり、上記出口バルブを
閉じるとともに、洗浄対象である一部の濾過器の入口バ
ルブを閉じてその排液バルブを開く洗浄制御手段とを備
えている。
生方法は、分離膜を有し被処理液が並列に送り込まれる
複数の濾過器を備え、各濾過器の透過液出口が共通の出
口母管に接続されてなる濾過装置を前提としており、こ
の濾過装置を使用した濾過工程中に上記出口母管に設け
た出口バルブを閉じるとともに、洗浄対象である一部の
濾過器への送液を停止し、停止した濾過器の送液側の排
液バルブを開くことにより、残りの濾過器から流出した
透過液を上記一部の濾過器に送り込んで逆洗する。請求
項2の発明に係る再生装置は、分離膜を有し被処理液が
並列に送り込まれる複数の濾過器と、各濾過器毎にその
送液側に設けられて濾過器への被処理液の流入と濾過器
からの排液の流出を制御する入口バルブおよび排液バル
ブと、各濾過器の透過液出口に共通に接続される出口母
管と、この出口母管を開閉する出口バルブとを備えた濾
過装置について再生を行うものであり、濾過工程中に所
定のタイミングで洗浄対象となる一部の濾過器の洗浄指
令を発する洗浄指令手段と、上記洗浄指令手段からの洗
浄指令に基づいて所定時間にわたり、上記出口バルブを
閉じるとともに、洗浄対象である一部の濾過器の入口バ
ルブを閉じてその排液バルブを開く洗浄制御手段とを備
えている。
【0007】
【作用】請求項1および2の発明によれば、並列に設け
た複数の濾過器の一部に、残りの濾過器から流出した透
過液が送り込まれて逆洗される。このとき、透過液は、
濾過器の上流側に位置する送液ポンプによって送り込ま
れるから、別途逆洗ポンプを設ける必要がないので、透
過液に異物が混入するおそれはない。また、濾過器を取
り替えることなく確実に再生できるうえに、空気や酸・
アルカリを使用する必要もない。請求項2の発明によれ
ば、さらに、濾過器の再生が自動的になされる。
た複数の濾過器の一部に、残りの濾過器から流出した透
過液が送り込まれて逆洗される。このとき、透過液は、
濾過器の上流側に位置する送液ポンプによって送り込ま
れるから、別途逆洗ポンプを設ける必要がないので、透
過液に異物が混入するおそれはない。また、濾過器を取
り替えることなく確実に再生できるうえに、空気や酸・
アルカリを使用する必要もない。請求項2の発明によれ
ば、さらに、濾過器の再生が自動的になされる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は濾過装置の概略構成図であり、分離膜
14を有する第1〜第3の濾過器1〜3が並列に配置さ
れている。濾過器1〜3は全濾過タイプでも、循環濾過
タイプでもよい。送液ポンプ4はこれら濾過器1〜3に
被処理液Aを送り込む。各濾過器1〜3毎にその送液側
には、濾過器1〜3への被処理液Aの流入を制御する入
口バルブ5,6,7と、濾過器1〜3からの排液Bの流
出を制御する排液バルブ8,9,10とが設けられてい
る。各濾過器1〜3の透過液出口は共通の出口母管11
に接続されており、この出口母管11には、これを開閉
する出口バルブ12が設けられている。
説明する。図1は濾過装置の概略構成図であり、分離膜
14を有する第1〜第3の濾過器1〜3が並列に配置さ
れている。濾過器1〜3は全濾過タイプでも、循環濾過
タイプでもよい。送液ポンプ4はこれら濾過器1〜3に
被処理液Aを送り込む。各濾過器1〜3毎にその送液側
には、濾過器1〜3への被処理液Aの流入を制御する入
口バルブ5,6,7と、濾過器1〜3からの排液Bの流
出を制御する排液バルブ8,9,10とが設けられてい
る。各濾過器1〜3の透過液出口は共通の出口母管11
に接続されており、この出口母管11には、これを開閉
する出口バルブ12が設けられている。
【0009】つぎに上記構成の動作を説明する。通常の
濾過工程においては、入口バルブ5〜7および出口バル
ブ12は開き、排液バルブ8〜10は、全濾過方式では
閉じており、循環濾過方式では開いている。この状態で
、被処理液Aは、それ自身の持つエネルギまたは送液ポ
ンプ4の作動により、濾過器1〜3へ送り込まれて濾過
される。透過液Cは集合され、出口母管11を通って流
出する。除去された異物は、全濾過タイプでは濾過器1
〜3内の送液側15に溜まり、循環濾過タイプでは、排
液バルブ8〜10を通って被処理液Aの供給源へと循環
する。
濾過工程においては、入口バルブ5〜7および出口バル
ブ12は開き、排液バルブ8〜10は、全濾過方式では
閉じており、循環濾過方式では開いている。この状態で
、被処理液Aは、それ自身の持つエネルギまたは送液ポ
ンプ4の作動により、濾過器1〜3へ送り込まれて濾過
される。透過液Cは集合され、出口母管11を通って流
出する。除去された異物は、全濾過タイプでは濾過器1
〜3内の送液側15に溜まり、循環濾過タイプでは、排
液バルブ8〜10を通って被処理液Aの供給源へと循環
する。
【0010】所定期間使用して、分離膜14の表面の閉
塞が起こったとき、濾過器1〜3の再生を行う。たとえ
ば第1の濾過器1を再生する場合、出口バルブ12を閉
じるとともに、第1の濾過器1の入口バルブ5を閉じて
、この濾過器1への送液を停止する。さらに、停止した
濾過器1の排液バルブ8を開く。ただし、循環濾過方式
では排液バルブ8は既に開いている。こうすると、残り
の第2および第3の濾過器2,3から流出した透過液C
が、第1の濾過器1に逆方向に送り込まれて、第1の濾
過器1を逆洗し、排液バルブ8から流出する。第2およ
び第3の濾過器2,3の逆洗も同様に実施できる。
塞が起こったとき、濾過器1〜3の再生を行う。たとえ
ば第1の濾過器1を再生する場合、出口バルブ12を閉
じるとともに、第1の濾過器1の入口バルブ5を閉じて
、この濾過器1への送液を停止する。さらに、停止した
濾過器1の排液バルブ8を開く。ただし、循環濾過方式
では排液バルブ8は既に開いている。こうすると、残り
の第2および第3の濾過器2,3から流出した透過液C
が、第1の濾過器1に逆方向に送り込まれて、第1の濾
過器1を逆洗し、排液バルブ8から流出する。第2およ
び第3の濾過器2,3の逆洗も同様に実施できる。
【0011】なお、第1および第2の濾過器1,2の洗
浄を同時に行うこともでき、その場合には、第1および
第2の濾過器1,2の入口バルブ5,6を閉じ、排液バ
ルブ8,9を開いて、第3の濾過器3からの透過液Cに
よって第1および第2の濾過器1,2を洗浄する。
浄を同時に行うこともでき、その場合には、第1および
第2の濾過器1,2の入口バルブ5,6を閉じ、排液バ
ルブ8,9を開いて、第3の濾過器3からの透過液Cに
よって第1および第2の濾過器1,2を洗浄する。
【0012】洗浄のために流す透過液の量、すなわち透
過液逆洗量は、洗浄対象の濾過器内の送液側15の容量
の1〜20倍量が好ましい。20倍量以上であれば、洗
浄が充分になされて濾過速度の回復率が高くなる点では
好ましいが、洗浄時間が長くなったり、排液量が多くな
りすぎる欠点がある。1倍量よりも少ない場合には、全
濾過方式の場合において剥離した閉塞物の排出が不十分
となり、その後の濾過工程における濾過速度の低下が早
くなる欠点を有する。循環濾過方式においても、1倍量
以下の透過液逆洗量では、濾過速度の回復が不十分にな
り易い。
過液逆洗量は、洗浄対象の濾過器内の送液側15の容量
の1〜20倍量が好ましい。20倍量以上であれば、洗
浄が充分になされて濾過速度の回復率が高くなる点では
好ましいが、洗浄時間が長くなったり、排液量が多くな
りすぎる欠点がある。1倍量よりも少ない場合には、全
濾過方式の場合において剥離した閉塞物の排出が不十分
となり、その後の濾過工程における濾過速度の低下が早
くなる欠点を有する。循環濾過方式においても、1倍量
以下の透過液逆洗量では、濾過速度の回復が不十分にな
り易い。
【0013】実施例1
株式会社クラレ製全濾過型中空糸膜モジュール「キャラ
クターU−C−40A」3本を第1図に示すように並列
に配管し、25℃水道水を元圧0.35kgf/cm2
で通水したところ、2m3/Hr の初期濾過速度で
あった。三ヶ月間使用後、元圧1.5kgf/cm2
で濾過速度は2m3/Hr に低下した。出口バルブ1
2と入口バルブ5を閉にし、排液バルブ8を開にして、
濾過器2,3の透過液で濾過器1を一分間に渡って透過
液逆洗し、引続き、濾過器2,3を同様に透過液逆洗し
たところ、濾過速度は、元圧0.45kgf/cm2
で2m3/Hr まで回復した。透過液逆洗量は濾過器
内の送液側容積の8倍量であった。
クターU−C−40A」3本を第1図に示すように並列
に配管し、25℃水道水を元圧0.35kgf/cm2
で通水したところ、2m3/Hr の初期濾過速度で
あった。三ヶ月間使用後、元圧1.5kgf/cm2
で濾過速度は2m3/Hr に低下した。出口バルブ1
2と入口バルブ5を閉にし、排液バルブ8を開にして、
濾過器2,3の透過液で濾過器1を一分間に渡って透過
液逆洗し、引続き、濾過器2,3を同様に透過液逆洗し
たところ、濾過速度は、元圧0.45kgf/cm2
で2m3/Hr まで回復した。透過液逆洗量は濾過器
内の送液側容積の8倍量であった。
【0014】実施例2
株式会社クラレ製内圧循環型限外濾過中空糸膜モジュー
ル「MU−6302VG」を2本並列に配列して、第1
図の濾過器3の無い状態のシステムを組んだ。工業用水
を入口圧1.5kgf/cm2 、出口圧0.5kgf
/cm2 で内圧循環濾過し、実施例1と同様の方法で
一時間に一回の割合で各濾過器当り20秒間の透過液逆
洗を実施した。初期濾過速度は5m3/Hr 、運転1
日後の濾過速度は2.5m3/Hr に半減していたが
、運転10日後は2.4m3/Hr であり、その後の
濾過は安定に行われていた。
ル「MU−6302VG」を2本並列に配列して、第1
図の濾過器3の無い状態のシステムを組んだ。工業用水
を入口圧1.5kgf/cm2 、出口圧0.5kgf
/cm2 で内圧循環濾過し、実施例1と同様の方法で
一時間に一回の割合で各濾過器当り20秒間の透過液逆
洗を実施した。初期濾過速度は5m3/Hr 、運転1
日後の濾過速度は2.5m3/Hr に半減していたが
、運転10日後は2.4m3/Hr であり、その後の
濾過は安定に行われていた。
【0015】比較例1
実施例2と同じシステムを組み、透過液逆洗を行わない
こと以外は実施例2と同じ条件で実施したところ、初期
濾過速度は5m3/Hr 、運転1日後の濾過速度は1
m3/Hr に、運転3日後は0.3m3/Hr に低
下した。
こと以外は実施例2と同じ条件で実施したところ、初期
濾過速度は5m3/Hr 、運転1日後の濾過速度は1
m3/Hr に、運転3日後は0.3m3/Hr に低
下した。
【0016】つぎに、濾過器の洗浄を自動的に行なう再
生装置について説明する。図2において、入口バルブ2
5〜27、排液バルブ28〜30および出口バルブ32
はいずれも、ソレノイド33を備えた自動開閉弁である
。上記各バルブは制御装置35により制御される。
生装置について説明する。図2において、入口バルブ2
5〜27、排液バルブ28〜30および出口バルブ32
はいずれも、ソレノイド33を備えた自動開閉弁である
。上記各バルブは制御装置35により制御される。
【0017】上記制御装置35は、濾過工程中の所定の
タイミングで行なわれる洗浄作業の開始時点を設定する
ためのタイマのような洗浄タイミング設定手段36と、
この洗浄タイミング設定手段36での設定に基づいて、
予め定めた洗浄順序に従って所定時間にわたり洗浄対象
となる濾過器の洗浄指令信号を発生する洗浄指令信号発
生手段37を備えており、これら洗浄タイミング設定手
段36および洗浄指令信号発生手段37が、本発明の洗
浄指令手段38を構成している。制御装置35はまた、
上記洗浄指令信号に基づいて出口バルブ32を閉じる出
口バルブ制御手段40、洗浄対象である一部の濾過器の
入口バルブ25〜27を閉じる入口バルブ制御手段41
、および排液バルブ28〜30を開く排液バルブ制御手
段42を備えており、これら制御手段40〜42が、本
発明の洗浄制御手段43を構成している。
タイミングで行なわれる洗浄作業の開始時点を設定する
ためのタイマのような洗浄タイミング設定手段36と、
この洗浄タイミング設定手段36での設定に基づいて、
予め定めた洗浄順序に従って所定時間にわたり洗浄対象
となる濾過器の洗浄指令信号を発生する洗浄指令信号発
生手段37を備えており、これら洗浄タイミング設定手
段36および洗浄指令信号発生手段37が、本発明の洗
浄指令手段38を構成している。制御装置35はまた、
上記洗浄指令信号に基づいて出口バルブ32を閉じる出
口バルブ制御手段40、洗浄対象である一部の濾過器の
入口バルブ25〜27を閉じる入口バルブ制御手段41
、および排液バルブ28〜30を開く排液バルブ制御手
段42を備えており、これら制御手段40〜42が、本
発明の洗浄制御手段43を構成している。
【0018】図2の構成において、濾過工程のスタート
にともなって、洗浄タイミング設定手段36が計時を開
始し、所定のタイミングで、たとえば1時間に1回のタ
イミングで、タイミング信号を発生する。このタイミン
グ信号を受けて洗浄指令信号発生手段37が、たとえば
第1の濾過器1、第2の濾過器2、第3の濾過器3の順
序で洗浄するように、所定時間(たとえば30秒間)ず
つ洗浄指令信号を発生する。この信号を受けて、出口バ
ルブ制御手段40が出口バルブ32を閉じ、入口バルブ
制御手段41が第1の濾過器1の入口バルブ25を閉じ
、その排液バルブ28を開く。ただし、循環濾過方式で
は、排液バルブ28は既に開いている。こうして、第2
および第3の濾過器2,3からの透過液Cにより第1の
濾過器1が洗浄される。つづいて、第2および第3の濾
過器2,3も同様に洗浄される。こうして、濾過器1〜
3の洗浄が、所定のタイミングで自動的に行なわれる。
にともなって、洗浄タイミング設定手段36が計時を開
始し、所定のタイミングで、たとえば1時間に1回のタ
イミングで、タイミング信号を発生する。このタイミン
グ信号を受けて洗浄指令信号発生手段37が、たとえば
第1の濾過器1、第2の濾過器2、第3の濾過器3の順
序で洗浄するように、所定時間(たとえば30秒間)ず
つ洗浄指令信号を発生する。この信号を受けて、出口バ
ルブ制御手段40が出口バルブ32を閉じ、入口バルブ
制御手段41が第1の濾過器1の入口バルブ25を閉じ
、その排液バルブ28を開く。ただし、循環濾過方式で
は、排液バルブ28は既に開いている。こうして、第2
および第3の濾過器2,3からの透過液Cにより第1の
濾過器1が洗浄される。つづいて、第2および第3の濾
過器2,3も同様に洗浄される。こうして、濾過器1〜
3の洗浄が、所定のタイミングで自動的に行なわれる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および2
の発明によれば、濾過器の洗浄が確実になされるので、
濾過器の再生・長寿命化が達成される。しかも、別途逆
洗ポンプを設ける必要がないので、洗浄の際に異物が濾
過器に付着するおそれはない。また、濾過器を取り替え
る方法や酸・アルカリを使用する方法とは異なり、安価
である。さらに、空気を濾過器に吹き込む方法のように
分離膜を破損させるおそれもない。
の発明によれば、濾過器の洗浄が確実になされるので、
濾過器の再生・長寿命化が達成される。しかも、別途逆
洗ポンプを設ける必要がないので、洗浄の際に異物が濾
過器に付着するおそれはない。また、濾過器を取り替え
る方法や酸・アルカリを使用する方法とは異なり、安価
である。さらに、空気を濾過器に吹き込む方法のように
分離膜を破損させるおそれもない。
【図1】本発明の再生方法が適用される濾過装置を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】本発明の再生装置を示す概略構成図である。
1〜3…濾過器、5〜7,25〜27…入口バルブ、8
〜10,28〜30…排液バルブ、14…分離膜、15
…送液側、32…出口バルブ、38…洗浄指令手段、4
3…洗浄制御手段、A…被処理液、B…排液、C…透過
液。
〜10,28〜30…排液バルブ、14…分離膜、15
…送液側、32…出口バルブ、38…洗浄指令手段、4
3…洗浄制御手段、A…被処理液、B…排液、C…透過
液。
Claims (2)
- 【請求項1】 分離膜を有し被処理液が並列に送り込
まれる複数の濾過器を備え、各濾過器の透過液出口が共
通の出口母管に接続されてなる濾過装置を洗浄する濾過
装置の再生方法であって、濾過工程中に上記出口母管に
設けた出口バルブを閉じるとともに、洗浄対象である一
部の濾過器への送液を停止し、停止した濾過器の送液側
の排液バルブを開くことにより、残りの濾過器から流出
した透過液を上記一部の濾過器に送り込んで逆洗するこ
とを特徴とする濾過装置の再生方法。 - 【請求項2】 分離膜を有し被処理液が並列に送り込
まれる複数の濾過器と、各濾過器毎にその送液側に設け
られて濾過器への被処理液の流入と濾過器からの排液の
流出を制御する入口バルブおよび排液バルブと、各濾過
器の透過液出口に共通に接続される出口母管と、この出
口母管を開閉する出口バルブと、濾過工程中に所定のタ
イミングで洗浄対象となる一部の濾過器の洗浄指令を発
する洗浄指令手段と、上記洗浄指令手段からの洗浄指令
に基づいて所定時間にわたり、上記出口バルブを閉じる
とともに、洗浄対象である一部の濾過器の入口バルブを
閉じてその排液バルブを開く洗浄制御手段とを備えてな
る濾過装置の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41714290A JPH04250831A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 濾過装置の再生方法および再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41714290A JPH04250831A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 濾過装置の再生方法および再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250831A true JPH04250831A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=18525275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41714290A Pending JPH04250831A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 濾過装置の再生方法および再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04250831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1009457C2 (nl) * | 1998-06-19 | 1999-12-21 | Sepeq B V | Inrichting en werkwijze voor het filteren van een vloeistof. |
JP2002346348A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-03 | Kurita Water Ind Ltd | 膜濾過装置 |
JP2015163382A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | 萩ガラス工房有限会社 | セラミックフィルター集合体の製造方法および濾過装置および濾過システム |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41714290A patent/JPH04250831A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP0965377A1 (en) * | 1998-06-19 | 1999-12-22 | SepeQ B.V. | Device for filtering a liquid and method for disinfecting such a device |
US6203714B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-03-20 | Sepeq B.V. | Device for filtering a liquid and method for disinfecting such a device |
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JP2015163382A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | 萩ガラス工房有限会社 | セラミックフィルター集合体の製造方法および濾過装置および濾過システム |
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