JPH04250591A - 現金自動取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は現金自動取引機に関し、
特に、金融機関用端末装置として適当な現金自動取引機
に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に現金自動取引機は現金取引の自動
化を行なうため、主に銀行や郵便局で使われている。

【０００３】従来の現金自動取引機の一例について説明
する。図１０はその構成図、図１１はその外観図、図１
２，図１３，図１４はその現金自動取引機の操作手順を
それぞれ表するフローチャートである。

【０００４】従来の現金自動取引機の構成は図１０，図
１１に示すように、主制御部１と、取扱科目表示装置１
５と、装置状態表示装置１６と、係員操作パネル表示装
置１７と、係員操作パネル入力装置１８と、係員呼出ス
イッチ１９と、ハンドフリーホン６と、通帳出入口部７
と、カード出入口部８と、硬貨出入口部９と、紙幣出入
口部１０と、顧客操作表示装置１１と、顧客操作入力装
置１２と、顧客対話用表示装置１３とを具備する。

【０００５】図１０を参照してこの現金自動取引機の構
成を説明する。主制御部１から出力された取扱科目表示
データａは、取扱科目表示装置１５に入力され、そこで
装置が取扱可能な科目が表示される。主制御部１から出
力かれた装置状態表示データｃは、装置状態表示装置１
６に入力され、そこで装置が現在、お取扱中か休止かの
装置状態が表示される。主制御部１か出力された係員操
作パネル表示データｅは、係員操作パネル表示装置１７
に入力され、そこで障害時の状態表示と復旧処理手順な
どが表示される。係員操作パネル入力装置が係員により
入力されると係員操作パネル入力データｇが主制御部１
に入力され、そごで制御される。顧客により係員呼出ス
イッチ１９を押下されると、係員呼出スイッチ１９から
係員呼出データｉが出力され、主制御部１に入力され、
そこでブザーなどにより係員を呼び出す。

【０００６】次に、図１２，図１３，図１４を参照して
動作例を３つ挙げて説明する。

【０００７】第一の例は図１２の“払戻”操作である。 顧客が顧客操作入力装置１２の“払戻”キーを入力し（
ステップ１２１）、次に通帳またはカードを通帳出入口
部７またはカード出入口部８に入れる（ステップ１２２
）。そして、暗証番号を入力し（ステップ１３）、金額
を入力する（ステップ１２４）。すると、顧客操作表示
装置１１に“しばらくお待ちください”と表示され（ス
テップ１２５）、この間、顧客は処理が終了するまで待
つ。そして処理が終了すると、通帳またはカードが通帳
出入口部７またはカード出入口部８から出てくるので、
顧客は受け取り（ステップ１２６）、その後、硬貨出入
口部９または紙幣出入口部１０から出てくる現金を受け
取る（ステップ１２７）。

【０００８】第二の例は図１３の障害発生時の顧客操作
である。顧客が取引中に障害が発生した場合（ステップ
１３１）、装置状態表示装置１６が“お取扱中”から“
休止”表示に変わる（ステップ１３２）。顧客は係員呼
出スイッチ１９を押下し（ステップ１３３）、係員に知
らせる。次に、顧客と係員とがハンドフリーホン６を使
って障害状況などについて対話する（ステップ１３４）
。そして、係員は現場に駆け付け障害処理を行ない（ス
テップ１３５）、復旧させる（ステップ１３６）。

【０００９】第三の例は図１４の障害発生時の係員操作
である。障害が発生して（ステップ１４１）係員が現場
に駆け付ける。係員は係員操作パネル表示装置１７の障
害内容および障害処理手順表示を見て（ステップ１４３
）、障害処理を行ない（ステップ１４４）、復旧させる
（ステップ１４５）。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現金自
動取引機においては取扱科目表示装置１５と、装置状態
表示装置１６と、係員操作パネル表示装置１７と、係員
操作パネル入力装置１８と、係員呼出スイッチ１９とが
それぞれ個別に存在するため、スペース的にもケーブル
の本数的にも構造設計上、複雑なものになってしまうと
いう欠点がある。また長い処理中、顧客操作表示装置１
１に“しばらくお待ちください”画面が表示されている
だけなので、顧客は待ち時間が長く感じ、退屈していら
いらしてしまうという欠点がある。また障害が発生した
場合、顧客対話用表示装置１３に“お取扱いできません
”画面が表示されているだけなので、顧客は何を行なえ
ばよいか分からず困惑してしまうという欠点がある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引機
は、取扱科目表示装置と装置状態表示装置と係員呼出ス
イッチと係員操作パネル装置のすべての表示を一括して
行なえる表示装置と、係員呼出スイッチと係員操作パネ
ル装置のすべての入力を一括して行なえる入力装置と、
前記表示装置では天気予報、宣伝または広告を表示する
手段と、装置障害時の顧客操作案内手順を表示する手段
とを具備することを特徴とする。

【００１２】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【００１３】図１，図２はそれぞれ本発明の一実施例の
構成図，外観図であり、図３，図４，図５は、装置の操
作手順をそれぞれ例示するフローチャートである。図６
，図７，図８，図９は、表示状態を例示する表示図であ
る。

【００１４】図１を参照すると、主制御部１は多目的入
力装置制御部２と接続され、多目的入力装置制御部２は
多目的表示装置３と多目的入力装置４とに接続されてい
る。

【００１５】次に図１における構成について説明する。 主制御部１から出力された取扱科目表示データａ，装置
状態表示データｃ，係員操作パネル表示データｅはすべ
て多目的入力装置制御部２に入力され、それぞれ取扱科
目表示変換データｂ，装置状態表示変換データｄ，係員
操作パネル表示変換データｆが出力される。そのそれぞ
れのデータは多目的表示装置３に入力される。このとき
、図６の取扱科目表示部３ｄに示されるように装置が取
扱い可能な科目が表示され、図６の装置状態表示部３ｃ
に示されるように装置が現在、お取扱中か休止かの装置
状態が表示され、図９の画面表示のように障害時の状態
表示と復旧処理手順などが表示される。

【００１６】多目的入力装置４が係員により入力される
と係員操作パネル入力データｇが多目的入力装置制御部
２に入力され、そこで係員操作パネル入力変換データｈ
が出力され、主制御部１で制御される。また、多目的入
力装置４の係員呼出スイッチ部３ｅが顧客に主制御部１
により入力されると、係員呼出データｉが出力され、そ
こで係員呼出スイッチ入力変換データｊが出力され、主
制御部１で制御される。

【００１７】図２に示す現金自動取引機５は、ハンドフ
リーホン６と、通帳出入口部７と、カード出入口部８と
、硬貨出入口部９と、紙幣出入口部１０と、顧客操作表
示装置１１と、顧客操作入力装置１２と、顧客対話用表
示装置１３と、係員操作パネル切換え錠１４とを具備す
る。

【００１８】次に図３，図４，図５を参照して動作例を
３つ挙げて説明する。この際、図２，図６，図７，図８
，図９も参照する。

【００１９】第一の例は図３の“払戻”操作である。顧
客が顧客操作入力装置１２の“払戻”キーを入力すると
（ステップ３１）、多目的表示装置３には図６のような
画面表示となる。次に通帳またはカードを通帳出入口部
７またはカード出入口部８に入れる（ステップ３２）。 そして、暗証番号を入力し（ステップ３３）、金額を入
力する（ステップ３４）。すると、多目的表示装置３に
は図７のように天気予報が表示され（ステップ３５）、
この間、顧客は処理が終了するまでこの天気予報を見て
待つ。そして処理が終了すると通帳またはカードが通帳
出入口部７またはカード出入口部８から出てくるので顧
客は受取り（ステップ３６）、その後、硬貨出入口部９
または紙幣出入口部１０から出てきた現金を受取る（ス
テップ３７）。

【００２０】第二の例は図４の障害発生時の顧客操作で
ある。顧客が取引操作中に障害が発生すると（ステップ
４１）、装置状態表示部３ｃは“お取扱中”から“休止
”表示に変わり（ステップ４２）、多目的表示装置３に
は図８のような案内画面が表示される（ステップ４３）
。顧客は係員呼出スイッチ部３ｅを入力し（ステップ４
４）、係員に知らせる。次に顧客は、係員とハンドフリ
ーホン６を使って障害状況などについて対話する（ステ
ップ４５）。そして、係員は現場に駆け付け障害処理を
行ない（ステップ４６）、復旧させる（ステップ４７）
。

【００２１】第三の例は図５の障害発生時の係員操作で
ある。障害が発生して（ステップ５１）、係員が駆け付
ける。係員は係員操作パネル切換え錠１４にキーを指し
右に回すと（ステップ５２）、図９のように多目的表示
装置３には係員操作パネル画面に切換わり（ステップ５
３）、係員は係員操作パネル画面の障害内容および障害
処理手順案内を見て（ステップ５４）障害処理を行ない
（ステップ５６）、復旧させる（ステップ５７）。

【００２２】以上の説明においては第一の例として、処
理の待時間の間に“天気予報を表示させる”としたが、
これらに限ることなく“宣伝”でも、“広告”でも、“
占い”でも同様の効果が得られる。また第三の例として
、係員は係員操作パネル切換えの手段として“キー”を
使用したが、これに限ることなく“入力装置”すべてに
おいて同様の効果が得られる。また、図２において各部
すべての“位置”や“形状”はこれに限ることなく同様
の効果が得られる。

【００２３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、取扱科
目表示装置と装置状態表示装置と係員呼出スイッチと係
員操作パネル装置のすべての表示を一括して行なえる表
示装置と、係員呼出スイッチと係員操作パネル装置のす
べての入力を一括して行なえる入力装置とを有するので
、スペース的に余裕ができ、またケーブルの本数を削除
できるため、コンパクトとなり、構造設計上、簡素化に
なるという効果を奏する。

【００２４】また、前記の一括して行なえる表示装置で
は天気予報、宣伝、広告を表示する手段を有するので、
顧客に待時間を感じさせず、また天気予報、宣伝、広告
の情報を提供することができるということから顧客への
サービスの充実が計れ、また宣伝側にとってより良い宣
伝効果が得られるという効果を奏する。

【００２５】また、装置障害時の顧客操作案内手順を表
示する手段を有するので、顧客は操作がスムーズに行な
うことができ、困惑をなくすことができるとともに顧客
へのサービスの充実を計ることができるという効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成図である。

【図２】図１の現金自動取引機の外観図である。

【図３】図１の現金自動取引機の操作手順を示すフロー
チャートである。

【図４】図１の現金自動取引機の操作手順を示すフロー
チャートである。

【図５】図１の現金自動取引機の操作手順を示すフロー
チャートである。

【図６】図１の現金自動取引機における表示状態を例示
する図である。

【図７】図１の現金自動取引機における表示状態を例示
する図である。

【図８】図１の現金自動取引機における表示状態を例示
する図である。

【図９】図１の現金自動取引機における表示状態を例示
する図である。

【図１０】従来例の構成図である。

【図１１】図１０の現金自動取引機の外観図である。

【図１２】図１０の現金自動取引機における操作手順を
示すフローチャートである。

【図１３】図１０の現金自動取引機における操作手順を
示すフローチャートである。

【図１４】図１０の現金自動取引機における操作手順を
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１　　　　主制御部 ２　　　　多目的入力装置制御部 ３　　　　多目的表示装置 ４　　　　多目的入力装置 ５　　　　現金自動取引機 ６　　　　ハンドフリーホン ７　　　　通帳出入口部 ８　　　　カード出入口部 ９　　　　硬貨出入口部 １０　　　　紙幣出入口部 １１　　　　顧客操作表示装置 １２　　　　顧客操作入力装置 １３　　　　顧客対話用表示装置 １４　　　　係員操作パネル切替え錠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　取扱科目表示装置と装置状態表示装置
   と係員呼出スイッチと係員操作パネル装置のすべての表
   示を一括して行なえる表示装置と、係員呼出スイッチと
   係員操作パネル装置のすべての入力を一括して行なえる
   入力装置と、前記表示装置では天気予報、宣伝または広
   告を表示する手段と、装置障害時の顧客操作案内手順を
   表示する手段とを具備することを特徴とする現金自動取
   引機。