JPH04250301A - ワ−キングねじゲ−ジ - Google Patents

ワ−キングねじゲ−ジ

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Publication number
JPH04250301A
JPH04250301A JP2520691A JP2520691A JPH04250301A JP H04250301 A JPH04250301 A JP H04250301A JP 2520691 A JP2520691 A JP 2520691A JP 2520691 A JP2520691 A JP 2520691A JP H04250301 A JPH04250301 A JP H04250301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
gauge
flanks
working
wear
Prior art date
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Pending
Application number
JP2520691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakagawa
雅博 中川
Makoto Kawana
誠 川名
Katsuyuki Odajima
小田島 克之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2520691A priority Critical patent/JPH04250301A/ja
Publication of JPH04250301A publication Critical patent/JPH04250301A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加工されたねじの互換
性を総合的に検査するワ−キングねじゲ−ジ、特にフラ
ンクのみで接触し気密性を保持するねじの検査精度の向
上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管・管継手などのテ−パねじは通常テ−
パねじゲ−ジで検査される。すなわち、検査すべきねじ
に対して、図3(a)に示すテ−パねじリングゲ−ジ3
1あるいは図3(b)に示すテ−パねじプラグゲ−ジ3
2を検査するテ−パねじに手締めの状態ではめ合わせ、
管あるいは管継手の末端がゲ−ジの切欠き33の範囲内
にあれば、管あるいは管継手のねじはテ−パねじリング
ゲ−ジ31あるいはテ−パねじプラグゲ−ジ32による
はめあい検査に合格したものとしている。
【0003】これらのねじゲ−ジは、検査するねじの山
頂とゲ−ジの谷との干渉を防ぐために、図4に示すよう
にゲ−ジねじ40の谷底41に逃げ42を設けることが
認められ(JISB−0253)、例えばツ−ルジョイ
ント用のねじやAPI規格の丸ねじを検査するワ−キン
グねじゲ−ジには一般にねじ谷底に逃げが設けられてい
る。また、ねじのフランクのみで接触し気密性を保持す
るため、例えば図5に示すように、管軸心に対して90
度のフランク3と45度のフランク4を有するねじ2を
検査する場合には、フランク6,7のみが検査するねじ
2のフランク3,4に接触し、山頂と谷底は接触しない
ように形成されているゲ−ジねじ5を有するワ−キング
ねじゲ−ジ1によりねじ2の互換性を総合的に検査して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにフランクのみで接触するねじ2を検査する場合、
ねじ2はリ−ドや山幅等の誤差により1本毎にバラツキ
がある。このためゲ−ジねじ5のフランク6,7に接触
するフランク3,4の位置は、図5(a),(b)に示
すようにねじ毎に異なる。また、ワ−キングねじゲ−ジ
1により繰返し検査を行っていると、ゲ−ジねじ5のフ
ランク6,7が摩耗し、図6に示すように、大きな荷重
がかかる90度のフランク6に大きな摩耗面6aが生じ
る。この摩耗面6aの外径は検査するねじ2毎に接触す
る位置が異なるため、なだらかに変化する面6bになる
。そして複数のワ−キングねじゲ−ジ1により多数のね
じ2を検査している場合には、摩耗の大きさaと摩耗面
6aの端面6bの位置がワ−キングねじゲ−ジ1毎に相
違する。この摩耗は防止することができないため、摩耗
の大きさaは点検ゲ−ジにより所定の摩耗限界を超えて
いないかどうか確認される。しかしながら摩耗面6aの
端面6bの位置によっては、ワ−キングねじゲ−ジ1の
摩耗していないフランク6,7と点検ゲ−ジのフランク
が接触して、ワ−キングねじゲ−ジ1の摩耗の大きさa
を確認することができなくなる場合が生じ、このような
場合には、ねじの検査を正確に行うことができなくなる
という短所があった。
【0005】また、摩耗面6aの端面6bの位置がワ−
キングねじゲ−ジ1毎に異なるため、1個のねじ2を異
なるワ−キングねじゲ−ジ1で検査すると、図7(a)
に示すように、ねじ2のフランク3が摩耗面6aに当っ
たり、(b)に示すようにねじ2の山頂が摩耗面6aの
端面6bに当ったり、あるいは(c)に示すようにねじ
2のフランク3が摩耗していないフランク6に当ったり
して、ねじ2の当る位置がワ−キングねじゲ−ジ1毎に
異なってくる。このためワ−キングねじゲ−ジ1を変え
ると、ワ−キングねじゲ−ジ1の切欠きに対するねじ2
の管端の位置が異なり、ねじ2の合否の判定に器差が生
じ、正確な判定を行うことが困難になるという短所もあ
った。
【0006】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、フランクのみで接触するねじを検査
するワ−キングねじゲ−ジの摩耗の大きさを精度良く測
定することができるとともに、ワ−キングねじゲ−ジが
異なっても検査するねじの合否を正確に判定することが
できるワ−キングねじゲ−ジを得ることを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワ−キン
グねじゲ−ジは、フランクのみで接触するねじを検査す
るワ−キングねじゲ−ジにおいて、フランクの直線部の
中間位置とねじ谷底との間に逃げを有することを特徴と
する。
【0008】そして、おねじを検査するワ−キングねじ
リングゲ−ジは、検査するおねじの山の頂より内側のゲ
−ジねじのフランクの位置から逃げを形成し、めねじを
検査するワ−キングねじプラグゲ−ジは、検査するめね
じの山の頂より外側のゲ−ジねじのフランクの位置から
逃げを形成することが好ましい。
【0009】
【作用】この発明においては、検査するねじとフランク
のみで接触するゲ−ジねじのフランクの、検査するねじ
の山頂より谷側の中間位置から逃げを設けることにより
、検査するねじのフランクの中間部分のみとゲ−ジねじ
のフランクとを接触させる。したがってゲ−ジねじのフ
ランク全体が常に検査するねじのフランクに当り、ゲ−
ジねじのフランクの摩耗を均一にすることができ、この
フランクのみに点検ゲ−ジのフランクを当ててゲ−ジね
じの摩耗度を確認する。
【0010】また、ゲ−ジねじのフランク全体が常に検
査するねじのフランクに当るから、ワ−キングねじゲ−
ジが異なっても、ゲ−ジねじと検査するねじの当りに相
違が生じることを防ぐ。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図に示すように管あるいは管継手の端部に設けられ
たねじ2は、気密性を保持するため、例えば管軸心に対
して90度のフランク3と45度のフランク4を有し、
フランク3とフランク4のみがめねじのフランクと接触
するように形成されている。このねじ2を検査するワ−
キングねじリングゲ−ジ1は、ねじ2のフランク3,4
に接触するフランク6,7を有するゲ−ジねじ5を有す
る。 このゲ−ジねじ5のフランク6,7には、例えば放電加
工により一部を切り取った逃げ8が設けられている。こ
の逃げ8は、検査するねじ2の山頂9が接触するゲ−ジ
ねじ5のフランク6,7の位置より谷10側の中間位置
から所定角度で設けられ、ゲ−ジねじ5の谷底に検査す
るねじ2の山頂9が接触しないとともに、ゲ−ジねじ5
のフランク6,7にねじ2の山頂9近傍のフランク3,
4が接触しないように形成されている。
【0012】上記のように形成されたワ−キングねじリ
ングゲ−ジ1でねじ2を検査する場合には、ワ−キング
ねじリングゲ−ジ1を検査するねじ2に手締めでねじ込
む。ワ−キングねじリングゲ−ジ1をねじ込み、図1に
示すように、ねじ2のフランク3,4とゲ−ジねじ5の
フランク6,7が完全に接触するとワ−キングねじリン
グゲ−ジ1のねじ込みは止まる。このときゲ−ジねじ5
のフランク6,7には逃げ8が設けられているため、ゲ
−ジねじ5のフランク6,7とねじ2のフランク3,4
の中間部分のみが接触している。そしてワ−キングねじ
リングゲ−ジ1のねじ込みが止まった状態で、ねじ2の
管端がワ−キングねじリングゲ−ジ1の切欠きの範囲内
にあるかどうかを確認し、ねじ2の管端が切欠きの範囲
内にあれば、そのねじ2は、ワ−キングねじリングゲ−
ジ1によるはめあい検査に合格したとしている。
【0013】このようにして複数のねじ2の検査を繰返
しおこなっていると、ねじ2のフランク3,4に繰返し
当るゲ−ジねじ5のフランク6,7に摩耗が生じる。こ
の摩耗量は、フランク6,7にねじ2のフランク3,4
の中間部分のみが繰返して当るためほぼ均一になる。そ
こでゲ−ジねじ5の摩耗量を判定するために、点検プラ
グゲ−ジをワ−キングねじリングゲ−ジ1にねじ込み止
まったときに、点検プラグゲ−ジのフランクがゲ−ジね
じ5のフランク6,7にほぼ均一に接触する。このため
点検プラグゲ−ジの切欠きの端面を摩耗量に応じてねじ
込むことができ、このねじ込み量を測定することにより
ワ−キングねじリングゲ−ジ1の摩耗量を精度良く検出
することができる。また、このワ−キングねじリングゲ
−ジ1でねじ2を検査するときに、ゲ−ジねじ5のフラ
ンク6,7がねじ2のフランク3,4の中間部分のみに
ほぼ均一に接触するから、ねじ2の形状を正確に検査す
ることができる。
【0014】なお、上記実施例においては、ゲ−ジねじ
5のフランク6,7の一部を切り取って逃げ8を形成し
た場合について説明したが、図2に示すように、ゲ−ジ
ねじ5の谷底全体を大きく切り取って逃げ8aを形成し
ても良い。
【0015】また、上記実施例は、おねじを検査するワ
−キングねじリングゲ−ジ1について説明したが、めね
じを検査するワ−キングねじプラグゲ−ジについても同
様に適用することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、検査す
るねじとフランクのみで接触するゲ−ジねじのフランク
に、検査するねじの山頂より谷側の中間位置から逃げを
設けることにより、検査するねじのフランクの中間部分
のみとゲ−ジねじのフランクとを接触させるようにして
、ゲ−ジねじのフランク全体が常に検査するねじのフラ
ンクに当るようにしたから、ゲ−ジねじのフランクの摩
耗を均一にすることができ、ゲ−ジねじの摩耗度を精度
よく測定することができる。
【0017】また、ゲ−ジねじのフランク全体が常に検
査するねじのフランクに当るから、ねじの形状を精度良
く検査することができる。
【0018】また、ワ−キングねじゲ−ジが異なっても
、ゲ−ジねじと検査するねじの当りに相違が生じないか
らワ−キングねじゲ−ジの器差による合否の判定の不一
致を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】(a),(b)は各々テ−パねじゲ−ジを示す
断面図である
【図4】テ−パねじゲ−ジのゲ−ジねじを示す断面図で
ある。
【図5】(a),(b)は各々ワ−キングねじゲ−ジの
動作状態を示す断面図である。
【図6】ワ−キングねじゲ−ジの摩耗状態を示す断面図
である。
【図7】(a),(b),(c)は各々ワ−キングねじ
ゲ−ジによる検査状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1        ワ−キングねじリングゲ−ジ2  
      ねじ 3,4    フランク 5        ゲ−ジねじ 6,7    フランク 8,8a  逃げ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フランクのみで接触するねじを検査す
    るワ−キングねじゲ−ジにおいて、フランクの直線部の
    中間位置とねじ谷底との間に逃げを有することを特徴と
    するワ−キングねじゲ−ジ。
  2. 【請求項2】  検査するおねじの山の頂より内側のフ
    ランクの位置から逃げを形成した請求項1記載のワ−キ
    ングねじリングゲ−ジ。
  3. 【請求項3】  検査するめねじの山の頂より外側のフ
    ランクの位置から逃げを形成した請求項1記載のワ−キ
    ングねじプラグゲ−ジ。
JP2520691A 1991-01-28 1991-01-28 ワ−キングねじゲ−ジ Pending JPH04250301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2520691A JPH04250301A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 ワ−キングねじゲ−ジ

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JP2520691A JPH04250301A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 ワ−キングねじゲ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPH04250301A true JPH04250301A (ja) 1992-09-07

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ID=12159481

Family Applications (1)

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JP2520691A Pending JPH04250301A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 ワ−キングねじゲ−ジ

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JP (1) JPH04250301A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10108867B4 (de) * 2001-02-15 2004-04-29 Rud-Kettenfabrik Rieger & Dietz Gmbh U. Co. Anschlussschraube
EP2344836A1 (en) * 2008-10-30 2011-07-20 Vallourec Mannesmann Oil&Gas France Inspection method of gauge for a self-locking threading of a tubular connection used in the oil industry
JP2016183891A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 日立金属株式会社 テーパねじゲージ及びこれを使用するテーパねじの検査方法

Cited By (5)

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