JPH04249426A - D/a変換器 - Google Patents

D/a変換器

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Publication number
JPH04249426A
JPH04249426A JP1509091A JP1509091A JPH04249426A JP H04249426 A JPH04249426 A JP H04249426A JP 1509091 A JP1509091 A JP 1509091A JP 1509091 A JP1509091 A JP 1509091A JP H04249426 A JPH04249426 A JP H04249426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
operational amplifier
booster circuit
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP1509091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kimuro
木室 浩昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1509091A priority Critical patent/JPH04249426A/ja
Publication of JPH04249426A publication Critical patent/JPH04249426A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はD/A変換器に関し、特
にISDN・Uインターフェース送信回路の集積回路化
に適したD/A変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるISDN・Uインターフェ
ース・トランシーバのCMOS集積化が進展しており、
その伝送方式については、ANSI規格に沿った2B1
Qラインコード方式による2B+D(160Kbps)
伝送が最も有力となっている。この伝送方式は±3およ
び±1の4レベルの送信コードが必要であり、特に送信
部アナログフロントエンドの集積化においては、通常2
ビットの電荷再配分型D/A変換器が用いられる。この
送信部のロールオフ周波数は80KHzであり、D/A
変換器の出力にはロールオフフィルタが設置され、更に
ラインドライバーを経て4線2線ハイブリッドにいたる
【0003】図3はかかる従来の一例を示すD/A変換
器のブロック図である。図3に示すように、従来のD/
A変換器1Aは入力端子7から4値送信バイナリコード
を入力する2進重み付け回路2と、重み付けの方式に応
じて電圧センス型または電流センス型のバッファ増幅器
で構成した演算増幅器3とを有する。このD/A変換器
1Aの出力8Aはロールオフフィルタ5を介してライン
ドライバー6に供給される。このロールオフフィルタ5
はカットオフ80KHzの連続時間ローパスフィルタ(
LPF)で構成されるが、CMOS集積回路では2次〜
3次のフィルタとなる。かかるD/A変換器1Aやロー
ルオフフィルタ5およびラインドライバー6はすべてC
MOS集積化が可能である。このうち、D/A変換器1
Aについては、2進重み付け回路2がCアレイ型の電圧
出力のとき演算増幅器3は電圧ホロワ接続となる。また
、この重み付け回路2が電荷量出力のCアレイ型のとき
、演算増幅器3は仮想接地点を信号入力とするI/V変
換のための増幅器となる。尚、送信ロールオフフィルタ
5は通常2次〜3次のアクティブフィルタであり、バタ
ーワース特性が用いられる。
【0004】図4は図3におけるD/A変換出力および
歪み電圧の特性図である。図4(a)に示すように、こ
のD/A出力は±3および±1の電圧比を表わす。また
、図4(b)に示すように、かかる歪み(ディストーシ
ョン)は信号周期Tで表われてくる。
【0005】要するに、従来のD/A変換器1Aは演算
増幅器3のスルーレイトが一定である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のD/A
変換器は、理想状態では±3、±1の電圧比を80KH
zのレートで出力するはずであるが、実際には演算増幅
器のスルーレイトが一定であるため、図4(a)に示す
ように、3レベルと1レベルとでは送出パルス中心位置
がずれてしまう。これによって発生する非線形歪は図4
(b)のようになり、D/A変換器のセットリング時間
τに比例し、信号周期Tに反比例する値となる。これに
対して、信号周期Tに対して演算増幅器のスルーレイト
を十分向上させれば歪電力を低く抑えることは可能であ
るが、CMOS演算増幅器の能力からみて十分な効果は
得にくい。また、ロールオフフィルタでの低減もそれほ
ど期待できないから、この送出信号歪による符号間干渉
の発生については、信号のデューティ比を50より上に
設定するしかないが、その場合は直流電力成分の発生が
避けられないという欠点をもっている。
【0007】本発明の目的は、かかる歪みを低減させる
ことのできるD/A変換器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のD/A変換器は
、4値送出コードによって切り替わる2進重み付け回路
と、この重み付けされた電荷量を電圧に変換するか或い
は重み付けされた電圧出力をバッファリングする演算増
幅器と、前記4値送出コードの変化点において前記演算
増幅器の初段バイアス電流をダイナミックに増減させる
ためのスルーレイト・ブースター回路とを有し、前記ス
ルーレイト・ブールター回路はバイアス電流の切り換え
により前記演算増幅器のDC動作点を変化させてAC動
作を行わせ、信号のスルーイング時のみに動作させるよ
うに構成される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すD/A変換
器のブロック図である。図1に示すように、本実施例の
D/A変換器1は4値送出バイナリ・コードを入力端子
7を介して入力するCアレイ型2進重み付け回路2と、
演算増幅器3およびスルーレイト・ブールター回路4と
を有する。また、D/A変換器1の出力段に接続される
ロールオフフィルタ5とラインドライバー6とは前述し
た従来例と同様である。本実施例が従来例と異なるのは
、スルーレイト・ブースター回路4を設けたことにある
。このブースター回路4は入力端子7から入力された4
値(2Bit)のコードのうちMSBの変化点を検出す
ることにより、±3レベルの出力が行われることを判断
し、2進重み付け回路2の変化、すなわちD/A変換器
1のセットリング開始と同時に、演算増幅器3の初段の
バイアス電流を一時的に3倍にまで増やす。これにより
、ブースター回路4はセットリングタイムのずれを改善
することになる。
【0011】図2は図1における演算増幅器とスルーレ
イト・ブースター回路の構成図である。図2に示すよう
に、スルーレイト・ブースター回路4は入力としてのス
イッチS1〜S4と、コンデンサやMOSトランジスタ
と、ブースタ出力端子12とを有している。また、演算
増幅器3を構成し且つ入力9,10を有する差動増幅器
は通常のDC電流源としてカレントミラーによる初段D
Cバイアス11が加えられているが、それと並列に接続
されたカレントミラー回路は、MOSトランジスタ抵抗
と2つの相補動作するスイッチト容量をプルアップした
構造の電流ソースを持つ。このスイッチト容量は、入力
端子7から入力されたMSBコードの立ち上がりエッジ
および立ち下がりエッジでそれぞれスイッチを介してM
OSトランジスタ抵抗に接続され、また相補的なタイミ
ングで容量に並列接続されたスイッチがオンして電荷を
放電する。すなわち、このスイッチト容量とMOS抵抗
から決まる時定数を持つexp関数で減少していく過度
電流がカレントミラーを介して出力端子12から演算増
幅器3の初段に加算されることになる。従って、MSB
の振幅レベルがLSBの振幅レベルの3倍である2B1
Qコードにおいては、この過度電流の実効値をトランジ
スタT1によるDCバイアス電流の2倍に設計すればよ
い。
【0012】要するに、本実施例においては、送出レベ
ルごとに演算増幅器3のスルーレイトを切り替えてセッ
トリングタイムを一致させ、4値すべてにおいて、その
パルスの中心位置を揃えることにある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のD/A変
換器は、Uインターフェース・2B1Q方式のように多
値デジタルライン波形を送出するにあたり、大振幅動作
であることを送出コードから予め検出し、セットリング
動作時にのみ、演算増幅器の初段バイアス電流を増加さ
せるためのダイナミック・スルーレイト・ブースター回
路を動作させることにより、各電圧振幅のセットリング
タイムを一致させ、送出パルスのジッターを低減するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すD/A変換器のブロッ
ク図である。
【図2】図1における演算増幅器およびブースター回路
の構成図である。
【図3】従来の一例を示すD/A変換器のブロック図で
ある。
【図4】図3におけるD/A変換出力および歪み電圧の
特性図である。
【符号の説明】
1    D/A変換器 2    2進重み付け回路 3    演算増幅器 4    スルーレイト・ブースター回路5    ロ
ールオフ・フィルタ 6    ラインドライバ 7    4値入力端子 8    演算増幅出力 9,10    演算増幅差動入力 11    初段DCバイアス 12    ブースタ出力 S1〜S4    4値入力スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  4値送出コードによって切り替わる2
    進重み付け回路と、この重み付けされた電荷量を電圧に
    変換するか或いは重み付けされた電圧出力をバッファリ
    ングする演算増幅器と、前記4値送出コードの変化点に
    おいて前記演算増幅器の初段バイアス電流をダイナミッ
    クに増減させるためのスルーレイト・ブースター回路と
    を有し、前記スルーレイト・ブースター回路はバイアス
    電流の切り換えにより前記演算増幅器のDC動作点を変
    化させてAC動作を行わせ、信号のスルーイング時のみ
    に動作させることを特徴とするD/A変換器。
JP1509091A 1991-02-06 1991-02-06 D/a変換器 Pending JPH04249426A (ja)

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JP1509091A JPH04249426A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 D/a変換器

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JPH04249426A true JPH04249426A (ja) 1992-09-04

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JP1509091A Pending JPH04249426A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 D/a変換器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153017A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017153017A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置

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