JPH04248503A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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Publication number
JPH04248503A
JPH04248503A JP3035713A JP3571391A JPH04248503A JP H04248503 A JPH04248503 A JP H04248503A JP 3035713 A JP3035713 A JP 3035713A JP 3571391 A JP3571391 A JP 3571391A JP H04248503 A JPH04248503 A JP H04248503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lenses
optical fiber
core
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3035713A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Yasuda
俊道 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH04248503A publication Critical patent/JPH04248503A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戻り光による共振発振
ノイズを防止する為に使用される光アイソレータに関す
るものである。
【0002】
【従来技術】図10はこの種の従来の光アイソレータの
概略構造を示す図であり、同図(a)は該光アイソレー
タ80に順方向の光を入射した場合の状態を示す図であ
り、同図(b)は該光アイソレータ80に逆方向の光を
入射した場合の状態を示す図である。
【0003】まず同図(a)に示すように光アイソレー
タ80に順方向の光を入射した場合、偏光子81を通過
し直線偏光した光は、非相反光学素子として働くファラ
デー回転子82によりその偏光面を45°回転され、前
記偏光子81に対してその偏光面を45°回転して設置
された検光子83をそのまま透過していく。
【0004】一方同図(b)に示すように戻り光が光ア
イソレータ80に逆方向に入射する場合、検光子83を
通過し直線偏光した光は、ファラデー回転子82により
その偏光面が45°回転させられ、その光の偏光面は偏
光子81の偏光面に対して90°回転した状態となるた
め、この偏光子81を透過することが出来なくなる。よ
って光アイソレータが構成できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の光アイソレータ80においては以下のような問題点が
あった。
【0006】■光アイソレータ80を構成する各光学素
子(主にファラデー回転子82)には、温度,波長依存
性があり、その特性が良くない。
【0007】■ファラデー回転子82には磁場を加える
必要があるが、環境(例えば強電磁界の存在する場所)
によっては該磁場の状態が変化し、当初の特性が発揮で
きない場合が生ずる。
【0008】■偏光子81の偏光面と検光子83の偏光
面を所定角度ずらせるように調整する作業が必要となる
【0009】■その特性が入射光の偏光状態に依存して
しまう。
【0010】■部品点数が多く、そのアライメントが難
しい。
【0011】■光アイソレータ80を構成する各光学素
子が高価である。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、偏光子,ファラデー回転子,検光子,磁石を用い
ず、レンズのみを用いて構成することにより、安定した
特性が得られ、その製造が容易でコストの低減化も図れ
る光アイソレータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる光アイソレータは、複数のレンズを直
列に配列し、該複数のレンズはそのレンズ系が有限共役
長を持ち且つ該レンズ系の物点から出射した光の内像点
に集光する光の方が像点から出射した光の内物点に集光
する光よりも多くなるように配置し、該レンズ系の物点
付近に光源又は光ファイバーや光導波路のコア端面を配
置し、像点付近に他の光ファイバーや光導波路のコア端
面を配置するように構成した。
【0014】
【作用】上記の如く構成すれば、物点付近に配置した光
源又は光ファイバーや光導波路のコア端面から出射した
順方向の光の殆どは、像点付近に配置した他の光ファイ
バーや光導波路のコア内に導入され、伝搬されていく。 一方像点付近に配置した他の光ファイバーや光導波路の
コア端面から出射した逆方向の光の一部は前記物点付近
に配置した光源等に集光しない。つまり順方向の光に対
して逆方向の光はその損失が大きく、これによって光ア
イソレータが構成できる。この光アイソレータはレンズ
のみで構成できる。
【0015】
【実施例】本発明にかかる光アイソレータの構成は、光
ファイバー等のコア端面或いは光源から出射される光を
2以上のレンズを通してもう1つの光ファイバーなどの
コア端面に光を入射させるようにしたものである。ここ
で前記2以上のレンズからなるレンズ系は有限共役長を
持ち、且つ該レンズ系の物点から出射した光の内像点に
集光する光の方が像点から出射した光の内物点に集光す
る光よりも多くなるように配置したものであり、この条
件を満たせば、通常のレンズ(凹、凸レンズ)、屈折率
分布型レンズ、非球面レンズ等のどのようなレンズを用
いても良く、また独立したレンズを用いる代わりに光フ
ァイバーの先端を先球加工することによって該光ファイ
バー自体にレンズ機能を持たせるように構成しても良い
【0016】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0017】〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例
を示す図である。同図に示すようにこの実施例にかかる
光アイソレータ1は、光ファイバーの途中に設けられる
光アイソレータであり、2つの球レンズ2,3によって
構成されている。ここで球レンズ2の直径は球レンズ3
の直径よりも小さく、従ってレンズの屈折率を同じもの
にした場合には、両球レンズ2,3それぞれの焦点距離
は異なっており、球レンズ2よりも球レンズ3の焦点距
離の方が長い。ここで一方の球レンズ2は一方の光ファ
イバー4の端面に対向する位置に配置され、また他方の
球レンズ3は他方の光ファイバー5の端面に対向する位
置に配置されている。ここで光ファイバー4のコア41
と球レンズ2と球レンズ3と光ファイバー5のコア51
は、同一光軸上に配置されている。また球レンズ2と球
レンズ3はこれら2つのレンズが構成するレンズ系が有
限共役長を持つように配置され、該レンズ系の物点付近
に前記光ファイバー4のコア41端面の中心部が位置し
、該レンズ系の像点付近に前記光ファイバー5のコア5
1端面の中心部が位置するように配置されている。
【0018】次にこの光アイソレータ1の動作について
説明する。ここで図2は前記光アイソレータ1に順方向
(即ち光ファイバー4から光ファイバー5方向)に光が
入射した場合を示す図である。球レンズ2,3の焦点位
置に光ファイバー4,5のコア端面を配置した場合には
、同図に示すように光ファイバー4のコア41端面から
空間中に出射された光は、所定の開口角で広がり、球レ
ンズ2に入射し平行光となって球レンズ3に入射する。 このとき球レンズ3は球レンズ2よりも大きいので、該
平行光の全ては球レンズ3内に入射する。そして該球レ
ンズ3に入射した光は集光され、像点において集光する
が、この像点付近には光ファイバー5のコア51端面が
配置されているので、該光はほとんど該コア51内に導
入され、光ファイバー5中を伝搬していく。つまりコア
41端面から出射した光のほとんど全てはコア51内に
導入される。
【0019】次に図3は前記光アイソレータ1に逆方向
に光が入射した場合を示す図である。同図に示すように
光ファイバー5内を伝搬してきた戻り光は、コア51端
面から所定の開口角で広がりながら球レンズ3に入射し
、平行光となって球レンズ2に入射する。しかしながら
球レンズ2は球レンズ3よりも小さいので、該平行光の
内、同図に斜線で示す部分の平行光は球レンズ2に入射
せず、除去される。一方球レンズ2に入射した光は物点
に集光するが、この物点付近には光ファイバー4のコア
41端面が配置されているので、この光はコア41内に
導入される。しかしながらこの場合、コア41内に導入
された光の全てが、コア41内を伝搬していくのではな
い。即ち図4に示すように、光ファイバー4の最大受光
角θ(開口数NAで決まる)を超える角度で物点に集光
してくる光は、たとえコア41内に入ってもコア41内
を伝搬できず、除去される。つまり図4に示す斜線部分
の光も除去される。以上のように順方向ではほとんど光
の損失が生じず、逆方向では大きな光の損失が生じるの
で、光アイソレータが構成できる。
【0020】ここでこの実施例の場合、コア41端面は
物点上ではなくてその付近に配置され、またコア51端
面は像点上ではなくてその付近に配置されている。この
ように付近としたのは、球レンズ2,3が収差を含まな
い場合には物点と像点上の位置でよいのであるが、実際
には球レンズ2,3は収差をもっているのでそれらの位
置から多少ずれた位置に配置した方が光アイソレータと
しての特性が良くなる場合があるからである。
【0021】〔第2実施例〕図5は本発明の第2実施例
を示す図である。同図に示すようにこの実施例にかかる
光アイソレータ10は、前記第1実施例の場合と同様に
、焦点距離の異なる球レンズ12,13を同一光軸上に
直列に配置して構成されている。この光アイソレータ1
0が前記図1に示す光アイソレータ1と相違する点は、
前記光アイソレータ1の場合は2つの球レンズ2,3間
の近軸光線が平行となるように球レンズ2,3を配置し
たが、この光アイソレータ10の場合は球レンズ12,
13間の近軸光線が平行とならないように球レンズ12
,13を配置した点である。即ち、該近軸光線が平行で
なくても、図5に示す斜線部分の戻り光は除去され、前
記第1実施例の場合と同様の効果を生ずる。
【0022】〔第3,第4実施例〕図6,図7は本発明
の第3,第4実施例を示す図である。図6に示すように
、光アイソレータ20を構成するレンズ22,23の一
方を凹レンズ23で構成してもよい。このように構成す
れば、逆方向に進む光の内、球レンズ22に入射する光
をより少なくすることができる。また図7に示すように
一方のレンズを省略し、その代わりに一方の光ファイバ
ー4のコア41端面を先球状に加工し、該部分に直接レ
ンズ機能を持たせても良い。このように構成すれば、独
立したレンズが球レンズ33のみとなり、光アイソレー
タ30のアライメントが容易になる。
【0023】〔第5実施例〕図8は本発明の第5実施例
を示す図である。同図に示すようにこの実施例において
は、光アイソレータ60は焦点距離の異なる2つの凸レ
ンズ62,63で構成され、左側の凸レンズ62の近傍
には開口絞り64を配置して構成されている。このよう
に構成することにより、レンズの開口数を調節すること
ができる。
【0024】〔第6実施例〕図9は本発明の第6実施例
を示す図である。同図に示すようにこの実施例において
は、光アイソレータ70は2つの同一径,同一屈折率(
即ち同一焦点距離)の球レンズ72,73を直列に配列
することによって構成されている。但し一方の球レンズ
72から物点(即ちコア41端面)までの距離L1と、
他方の球レンズ73から像点(即ちコア51端面)まで
の距離L2を異ならせるように配置している。なおこの
場合、2つの球レンズ72,73間の近軸光線は平行光
とはならない。このように構成しても、上記各実施例と
同様に、逆方向の光の多くは光ファイバー4のコア41
内に導入されず、除去される。
【0025】以上説明したように、本発明の光アイソレ
ータは、各種のレンズの組合せが可能である。またレン
ズの数は2つに限らず、3つ以上で構成してもよい。即
ち要は複数のレンズを直列に配列し、該複数のレンズは
そのレンズ系が有限共役長を持ち且つ該レンズ系の物点
から出射した光の内像点に集光する光の方が像点から出
射した光の内物点に集光する光よりも多くなるように配
置するものであれば、どのようなレンズの組合せであっ
てもよいのである。
【0026】なお上記各実施例における光アイソレータ
の左側の光ファイバー4の端面位置には、該光ファイバ
ー4の代わりに光源又は3次元光導波路のコア端面を配
置しても良い。一方上記光アイソレータの右側の光ファ
イバー5の端面位置には、該光ファイバー5の代わりに
3次元光導波路のコア端面を配置してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる光アイソレータによれば、以下のような優れた効果
を有する。
【0028】■レンズのみで構成できるので、温度,波
長依存性が少なく、その特性が向上する。
【0029】■磁場を加える必要がなく、環境(例えば
強電磁界の存在する場所)に依らず安定した当初の特性
が得られる。
【0030】■その特性が入射光の偏光状態に依存しな
い。
【0031】■部品点数が少なく、そのアライメントが
容易である。
【0032】■レンズのみで構成できるので、構成部品
が少なく安価なので、コストが安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】光アイソレータ1に順方向に光が入射した場合
を示す図である。
【図3】光アイソレータ1に逆方向に光が入射した場合
を示す図である。
【図4】球レンズ2から光ファイバー4のコア41に逆
方向に光が入射したときの状態を示す拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す図である。
【図9】本発明の第6実施例を示す図である。
【図10】従来の光アイソレータの概略構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1  光アイソレータ 2,3  球レンズ 4,5  光ファイバー 41,51  コア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点距離の異なる複数のレンズを直列に配
    列し、該複数のレンズはそのレンズ系が有限共役長を持
    ち且つ該レンズ系の物点から出射した光の内像点に集光
    する光の方が像点から出射した光の内物点に集光する光
    よりも多くなるように配置し、該レンズ系の物点付近に
    光源又は光ファイバーや光導波路のコア端面を配置し、
    像点付近に他の光ファイバーや光導波路のコア端面を配
    置したことを特徴とする光アイソレータ。
  2. 【請求項2】焦点距離の等しい2つのレンズを直列に配
    列し、該両レンズは両レンズのレンズ系が有限共役長を
    持つとともに、該レンズ系の物点と一方のレンズ間の距
    離が像点と他方のレンズ間の距離と異なり、且つ該レン
    ズ系の物点から出射した光の内像点に集光する光の方が
    像点から出射した光の内物点に集光する光よりも多くな
    るように配置し、該レンズ系の物点付近に光源又は光フ
    ァイバーや光導波路のコア端面を配置し、像点付近に他
    の光ファイバーや光導波路のコア端面を配置したことを
    特徴とする光アイソレータ。
JP3035713A 1991-02-04 1991-02-04 光アイソレータ Pending JPH04248503A (ja)

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