JPH04248436A - 動力伝達系試験機の軸捩り振動減衰制御装置 - Google Patents

動力伝達系試験機の軸捩り振動減衰制御装置

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JPH04248436A
JPH04248436A JP3011904A JP1190491A JPH04248436A JP H04248436 A JPH04248436 A JP H04248436A JP 3011904 A JP3011904 A JP 3011904A JP 1190491 A JP1190491 A JP 1190491A JP H04248436 A JPH04248436 A JP H04248436A
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JP
Japan
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output
rotation
signal
input shaft
shaft
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JP3011904A
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Jiro Ito
二郎 伊藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の動力伝達系等の
試験機の軸捩り振動減衰制御装置に係り、特に、試験機
全体のばね定数が供試体のばね定数で代表される軸捩り
振動共振を減衰させるのに良好な軸捩り振動減衰制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】動力伝達系等の試験機の回転機械系では
、回転体の慣性と動力伝達軸に介在するばね定数による
軸捩り振動が必ず存在する。特に、自動車用試験機の場
合は、動力伝達軸に被試験体である供試体及びトルクメ
ータが介在するため、機械系全体のばね定数が低下し、
そのため機械系全体の軸捩り振動の共振周波数の低下を
招き、その結果、制御系の固有振動数(制御系時定数)
と近接し、制御系と機械系が干渉して機械系の共振周波
数で振動が持続するという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、従来装置では、
特開昭59−50334 号公報に開示されているよう
に、機械系全体の軸捩り振動の共振周波数を決定するば
ね定数は、トルクメータのばね定数が代表するものとし
て、トルクメータの検出トルクを微分して、その微分信
号をモータのマイナ電流制御系に帰還することにより軸
捩り振動減衰を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車の軽量化
,エンジンの高回転化に伴い自動車の動力伝達系、すな
わち、試験機の供試体のばね定数が従来最も低いばね定
数とされたトルクメータのそれよりも低下し、試験機の
軸捩り振動の共振周波数は供試体のばね定数で決まるよ
うになって来た。
【0005】従って、この場合、トルクメータのばね定
数が共振周波数を代表しないため、従来のトルクメータ
のトルク微分信号では軸捩り振動の減衰が図れないとい
う問題が生じていた。
【0006】本発明の目的は、トルクメータによらない
軸捩り振動減衰制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は自動車の動力伝達系等の供試体の入力軸に
、回転検出器と、駆動モータと、マイナ電流制御系を備
えた駆動モータ用制御装置とから成る駆動装置を結合し
、同じく供試体の出力軸には回転検出器と、吸収モータ
と、マイナ電流制御系を備えた吸収モータ用制御装置と
から成る吸収装置とを結合し、供試体の試験を行う動力
伝達系等の試験機において、前記入力軸回転検出器と前
記出力軸回転検出器の両者の回転信号より供試体の入出
力軸間のギヤ比を演算する手段と、前記出力軸回転検出
器の信号を前記演算したギヤ比で乗算して入力軸回転に
換算する手段と、前記入力軸換算出力軸回転信号と前記
入力軸回転検出器の信号の両者間の回転変動差信号を演
算する手段と、前記回転変動差信号を適性な補償ゲイン
に調整する演算増幅器からなる手段とを備え、前記演算
増幅器から成る手段の出力信号を駆動用モータ制御装置
あるいは前記吸収用モータ制御装置のいずれかのマイナ
電流制御系に帰還するように構成した軸捩り振動減衰制
御装置としたものである。
【0008】
【作用】特開昭59−50334 号公報にも開示され
ている通り、図3の破線内のブロック図は係る軸捩り振
動系における機械系を二マス系に近似したブロック図で
ある。なお、図3全体のブロック図は駆動モータを速度
制御とした場合の制御ブロック図である。破線内の各信
号は以下の通りで、下記はすべて供試体入力軸に換算し
た値である。
【0009】 J1:駆動装置側慣性能率(Kg・m.sec2)J2
:吸収装置側慣性能率(Kg・m.sec2)K  :
供試体ばね定数(Kg・m/rad)C  :粘性まさ
つ(Kg・m/rad/sec)ω1 :入力軸回転角
速度(rad/sec)ω2 :出力軸回転角速度(r
ad/sec)T1 :駆動モータ駆動トルク(Kg・
m)T2 :吸収モータ吸収トルク(Kg・m)なお、
試験機でも、完全な二マス系ではなく共振動数は最低次
の一次以外にも、一次以降の振動数が存在する。 しかし、制御系との干渉は一次の振動数が問題となるこ
とは明らかである。また試験機の慣性は駆動モータと吸
収モータが大勢であり、最も低いばね定数を節点とする
二マス系に近似できるので、図3の破線内のブロック図
で評価しても問題ない。
【0010】さて、機械系の軸捩り振動の共振周波数は
図3のブロックにおいて、ω1/T1の伝達関数に依存
する。よって、ω1/T1の伝達関数を求めると、
【0
011】
【数1】
【0012】数1を二次系伝達関数の一般式で書き直す
【0013】
【数2】
【0014】但し、
【0015】
【数3】
【0016】
【数4】
【0017】
【数5】
【0018】
【数6】
【0019】となる。
【0020】以上より、数2におけるωAが機械系の軸
捩り振動における共振角周波数であり、その共振倍率を
MPとすると
【0021】
【数7】
【0022】ζAは数で示されるから、粘性まさつCが
非常に小さい場合、MPは非常に大きくなる。すなわち
、回転機械系では本来粘性まさつの要素は軸受等の極小
のフリクションロスしか存在しないため、共振倍率は非
常に大きい値(一般に40db〜50db以上)となる
。よって、制御系+機械系の全体の一巡伝達関数におけ
るボード線図において、ωAの共振倍率ピークが0db
(ゲイン1倍)以上に跳ね上がる結果となり、軸捩り振
動が励振されωAの振動数が接続する。
【0023】従って、何んらかの手段で粘性まさつCを
増加させる手段を講じることができれば、MP値、すな
わち、共振倍率を低下させることが可能であるから軸捩
り振動を減衰させることができる。
【0024】よって、本実施例では、前述の手段を講じ
たことにより以下の通り電気的に粘性まさつCを増加さ
せることが可能であり、軸捩り振動を減衰させることが
できる。以下、図2に基づきその事柄を説明する。
【0025】図2,図3に対して本発明の手段を採用し
た場合のブロック図であり、破線内が本発明ブロックで
、図3の説明で前記した記号以外の各記号は下記の通り
である。
【0026】GASR :速度制御系補償伝達関数FC
   :マイナ電流制御系電流フィードバックゲインT
C   :マイナ電流制御系閉ループ時定数KT   
:モータトルク系数(発生トルク/電機子電流)FN 
  :回転検出ゲイン Δω  :供試体入出力間回転変動(ω1−ω2)Dg
   :軸捩り振動減衰補償ゲイン図2における粘性ま
さつCは、C×Δω(=ω1−ω2)で作用するから、
本発明手段ブロックによるA→A´で示すループを考え
れば、このループはCと同等に作用することは明らかで
ある。この作用を考え、いま新しい粘性まさつをC´と
すれば
【0027】
【数8】
【0028】但し、TCは充分に小さくTC  0とす
る。
【0029】となる。また、数8式中のDg は任意に
調整できるから、Dg を調整することにより任意のC
´を得られる。よって、Dg を調整すれば機械系の粘
性まさつと同等な値を電気的に増加させることが可能で
あり、軸捩り振動を減衰を図ることができる。
【0030】このように、前述の本発明の手段の通り、
供試体の入力軸の回転変動差を求め、それを適性な補償
ゲインに調整してモータのマイナ電流制御系に帰還して
、図2のA→A´のループを構成すれば、トルクメータ
の信号を用いる必要のない軸捩り振動減衰制御装置を得
ることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0032】図1において、駆動モータ101は自動車
で言えばエンジンに相当し、供試体1に駆動トルクを与
え、吸収モータ201は同じく自動車の走行抵抗相当ト
ルクの負荷を供試体1に与える。試験機の駆動モータ1
01は速度制御で運転されることは周知の通りで、この
部分は従来技術の以下の装置よりなる。すなわち、供試
体1の入力軸回転を検出する回転検出器102と、駆動
モータ101に動力を供給するサイリスタ装置103と
、サイリスタ装置103の出力電圧を調整するサイリス
タゲート位相調整器104と、位相調整器104の前段
増幅器となるマイナ電流制御系増幅器105と、マイナ
電流制御系増幅器105の前段増幅器となる速度制御系
増幅器107と、速度指令を出力する速度指令装置11
0と、回転検出器102の回転信号を電圧に交換する回
転信号変換器109と、回転信号変換器109の出力と
速度指令装置110の出力とを突き合わせる加算器10
8とから成る。この構成により、回転信号変換器109
の出力を回転速度フィードバック値として、速度指令装
置110の速度指令値と突き合せ、両者の偏差値が零と
なるように制御され、駆動モータ101の回転速度が指
令値に合致するように運転される。
【0033】同様に吸収ダイナモメータはトルク制御で
走行抵抗相当トルクの負荷を供試体に与えるため吸収運
転されることも周知の通りで、この部分は以下の従来技
術装置より構成される。すなわち、吸収ダイナモメータ
の動力を吸収するサイリスタ装置203と、サイリスタ
装置203の出力電圧を調整するサイリスタゲート位相
調整器204と、位相調整器204の前段増幅器となる
マイナ電流制御系増幅器205と、マイナ電流制御系増
幅器の前段増幅器となるトルク制御系増幅器207と、
走行抵抗相当トルク指令を出力する走行抵抗指令装置2
10と、吸収ダイナモメータ201の吸収トルクを検出
するロードセル装置211と、ロードセル装置211の
出力と走行抵抗指令装置210の出力とを突き合わせる
加算器208とから成る。この構成により、ロードセル
装置211の出力をトルクフィードバックとして、走行
抵抗指令装置210のトルク指令値と突合せ、両者の偏
差が零となるように制御され、吸収ダイナモメータ20
1の吸収トルクが指令値に合致するように運転される。
【0034】さて、本発明の軸捩り振動減衰制御装置は
図1の破線内の構成に係り、以下の通りに構成される。 すなわち、供試体1の出力軸回転を検出する回転検出器
202と、回転検出器202の回転信号を電圧に変換す
る回転信号変換器209と、回転信号変換器209の出
力で入力軸回転信号変換器109の出力を割算する割算
器10と、割算器10の出力を記憶する記憶装置11と
、記憶装置11の出力と出力軸回転信号変換器209の
出力を掛算する掛算器12と、掛算器12の出力と入力
回転変換器109の出力の両者の変動差を演算する回転
変動演算装置13と、回転変動演算装置13の出力を調
整する補償ゲイン調整器14と、補償ゲイン調整器14
の出力をマイナ電流制御系増幅器105に加えるための
加算器106とから成る。
【0035】次にその動作を説明する。
【0036】まず、軸捩り振動における回転振動周波数
は数3で示されるωAとなるから、回転速度によること
はなく供試体の入出力軸とも数3のωAで振動する。し
かし、入出力軸の回転速度の直流分の絶対値は明らかに
入出力軸間に介在する供試体のギヤ比i分だけ相違する
。従って後述する入出力軸間の回転変動差値を求めるた
めには、両者の直流分のレベルを等しくしてやる必要が
ある。
【0037】よって、割算器10で入力軸回転を出力軸
の回転で割算して供試体1のギヤ比iを求めて、それを
記憶装置11でギヤ比i相当電圧として保持し、そのギ
ヤ比i電圧を出力回転信号変換器209の出力に掛算器
12で掛算して、出力軸回転信号電圧を入力軸換算に変
換する。
【0038】掛算器12の出力、すなわち入力軸に換算
されたところの図1中のω2´Vで示される出力軸回転
信号電圧と、入力軸回転信号変換器109の同じく図中
でω1Vで示される入力軸回転信号電圧とを回転変動演
算装置13に入力して、同じく図中のΔωV=(ω1V
−ω2V)が求められる。このΔωVが図2のブロック
図のΔωに係る電圧信号となる。
【0039】回転変動演算装置13の出力、すなわちΔ
ωV を補償ゲイン調整器14で調節した信号(以下こ
の信号を振動減衰補償信号と呼ぶ)を加算器106によ
りマイナ電流系増幅器105に加えることにより、図2
の図中に示すA→A´のループと同等の回路が構成され
ることになる。
【0040】補償ゲイン調整器14の出力、すなわち振
動減衰補償信号の調節量をDgとすれば、図2のブロッ
クと同一となるから、粘性まさつCは数8で示されるC
´に増加することが可能であり、よって軸捩り振動の減
衰が可能となる。
【0041】なお、説明が後になってしまったが、本発
明の一実施例を示す図1と本発明の作用を説明する図2
の対応について以下に述べておくものとする。すなわち
、図1の駆動モータ101の速度制御系と同じく図1の
点線内の軸捩り振動装置の構成を等価制御ブロック図化
したものが図2に対応する。但し、図2はすべて入力軸
に換算した形で記述されていることは前述している通り
である。なおさらに詳述すれば、図2のブロック図のG
ASRは図1の速度制御系増幅器107の伝達関数を示
し、同様に1/FC(1+TCS)はマイナ電流制御系
増幅器105とサイリスゲート位相調整器104及びサ
イリスタ装置103から成るマイナ電流制御系閉伝達関
数を示し、同様にKTは駆動モータ101のモータトル
ク係数を示している。
【0042】本実施例では、駆動モータ側のマイナ電流
制御系に振動減衰補償信号を与えているが、機械系に対
して電気的に前述している通り粘性まさつCを増加させ
ればよいから、吸収ダイナモメータ側のマイナ電流制御
系に振動減衰補償信号を与えても同様の効果を得られる
ことは明らかである。但し、この場合は逆に供試体入力
軸回転信号電圧を出力軸側換算値に変換してやる必要が
ある。さらに言えば、本発明の原理は数8の作用をもっ
て、電気的に粘性まさつ相当の効果を図るものであるか
ら、駆動及び吸収モータ側の制御そのものにおいても必
ずしも本実施例の如く駆動モータが速度制御及び吸収モ
ータがトルク制御でなくてもよい。すなわち、軸捩り振
動系の節点の左右の回転を検出する手段を講じることが
可能であり、その軸捩り振動系を駆動または吸収するモ
ータがあり、そのモータの制御応答が後述しているよう
にマイナ電流制御系等のように応答の十分に早い制御系
をもっていれば、駆動、または、吸収モータの種類及び
制御方式にかかわらず本発明手段にする軸捩り振動減衰
装置は採用することができる。
【0043】また、若干触れているが、マイナ電流制御
系に振動減衰補償信号を与えている理由は、当然のこと
ながら、図2のブロック図のA→A´のループに介在す
る制御系の応答は数3のωA より十分に早くなければ
ならないことにある。マイナ電流制御系の交差角周波数
ωC(1/ωC≒制御系の応等時定数)は一般的に最低
でも200rad以上確保できるから、十分にωC≫ω
Aとなるから軸捩り振動に対して振動減衰補償信号が遅
れなく作用することになる。
【0044】また、供試体のギヤ比演算値を記憶する記
憶装置11を設けているのは、回転検出器102及び2
02がパルス発信器方式で回転信号変換器109及び2
09がF/V(周波数/電圧)変換器で構成される場合
に、F/V変換器の応答遅れの影響を無くし、信号の安
定化を図るに必要があるからである。なお、初期記憶時
はF/V変換器の立上り時間だけ遅れるが、それ以降の
運転では、記憶値を常時出力し遅れの影響を無くすもの
である。また、記憶装置11には供試体1のギヤシフト
等と連動したリセット回路が設けられるが図1では省略
している。
【0045】本実施例では、駆動モータ101が速度制
御及び吸収ダイナモメータ201がトルク制御の場合を
例にとったものであるが、供試体1がこれらの制御で運
転される際供試体1のばね定数による軸捩り振動の発生
に対して、本発明手段で振動減衰補償信号を得て、駆動
モータ101のマイナ電流制御系に与えることにより軸
捩り振動の減衰を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、軸捩り振動系の節点の
左右の回転を検出することにより軸捩り振動の減衰を図
ることができるから、トルクメータを用いることを無く
して、供試体のばね定数で代表される軸捩り振動の減衰
を図ることができる。
【0047】また、本発明の振動減衰手段はその軸捩り
振動系のばね定数に直接関与するトルクメータ等の信号
によらないから、ばね定数及び慣性量等の機械系の物理
量を意識することなく、発生するすべての振動の共振周
波数の減衰を図ることができ、その適用に制限のない広
汎な軸捩り振動減衰制御装置を提供することができる。
【0048】また、エンジンダイナモメータ等の本来ト
ルクメータを具備していない試験機等で、従来のトルク
メータを必要とする方式では、まったく軸捩り振動の減
衰が図れなかった試験機でも本発明によれば容易に軸捩
り振動の減衰を図れる。
【0049】また、機械装置でトルクメータを設けるに
は、その軸間に支持台及び軸受等が必要で簡単でないの
に対して、回転検出器は軸端または軸間に回転パルス検
出用のパルギヤ等を設けることで容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である動力伝達系試験機の軸
捩り振動減衰制御装置の系統図。
【図2】軸捩り振動減衰制御装置の作用を説明する図1
の等価制御ブロック図。
【図3】駆動モータを速度制御に例をとった機械系の軸
捩り振動を説明するための制御ブロック図。
【符号の説明】
1…供試体、10…割算器、11…記憶装置、12…掛
算器、13…回転変動演算装置、14…補償ゲイン調整
器、101…駆動モータ、105…マイナ電流制御系増
幅器、106…加算器、109…入力軸回転信号変換器
、201…吸収ダイナモメータ、209…出力軸回転信
号変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車等の動力伝達系等の供試体の入力軸
    に回転検出器と、駆動モータと、マイナ電流制御系とを
    備えた制御装置とから成る駆動装置を結合し、前記供試
    体の出力軸には前記回転検出器と、吸収モータと、前記
    マイナ電流制御系とを備えた吸収モータ用制御装置とか
    ら成る吸収装置を結合し、前記供試体の試験を行う動力
    伝達系試験機において、前記入力軸回転検出器と前記出
    力軸回転検出器の両者の回転信号により前記供試体の前
    記入出力軸間のギヤ比を演算する手段と、前記出力軸回
    転検出器の信号を前記演算したギヤ比で乗算して入力軸
    回転に換算する手段と、前記入力軸換算出力軸回転信号
    と前記入力軸回転検出器の信号の間の回転変動差信号を
    演算する手段と、前記回転変動差信号を適性な補償ゲイ
    ンに調整する演算増提器から成る手段とを備え、前記演
    算増幅器から成る手段の出力信号を前記駆動用モータ制
    御装置あるいは前記吸収用モータ制御装置のいずれかの
    マイナ電流制御系に帰還するように構成したことを特徴
    とする動力伝達系試験機の軸捩り振動減衰制御装置。
JP3011904A 1991-02-01 1991-02-01 動力伝達系試験機の軸捩り振動減衰制御装置 Pending JPH04248436A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007082A (ko) * 2017-06-20 2020-01-21 메이덴샤 코포레이션 기계 특성 추정 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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