JPH04248374A - 容量性素子の駆動回路 - Google Patents

容量性素子の駆動回路

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JPH04248374A
JPH04248374A JP3006875A JP687591A JPH04248374A JP H04248374 A JPH04248374 A JP H04248374A JP 3006875 A JP3006875 A JP 3006875A JP 687591 A JP687591 A JP 687591A JP H04248374 A JPH04248374 A JP H04248374A
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JP
Japan
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capacitive element
voltage
switch
circuit
drive
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JP3006875A
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Yuji Fujita
裕司 藤田
Kozo Iwata
岩田 孝造
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータ等に用い
られる圧電素子や、液晶ディスプレイのバックライト等
に用いられる分散型ELのような容量性素子を低消費電
圧で、かつ安定に駆動できる駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子は、電圧を印加することによっ
て素子の歪みが起こり、これを利用してアクチュエータ
や超音波モータ等に利用されており、分散型ELは、主
に各種計測器等の文字,図形を表示する液晶ディスプレ
イ(以下LCDと称する)のバックライトとして利用さ
れているが、これらの容量性素子を駆動するためには、
例えば120,600Hzなどの比較的高い交流電圧を
印加しなければならない。
【0003】このような交流電圧は、一般に商用電源と
は電圧,周波数が異なるため、通常、直流電圧から所定
の交流電圧を発生する専用インバータが使われている。
【0004】このインバータには、例えば、特公昭62
−15032等で提案されているような自励式のインバ
ータがある。この自励式のインバータは、主に分散型E
Lに用いられており、図5に示すように、トランス(T
1 )とスイッチ(Q1 ),抵抗(R1,R2 ),
コンデンサ(C1,C2 )から構成され、トランス(
T1 )の1次側(N1 )をスイッチ(Q1 )によ
ってON/OFFし、2次側(N2 )に発生した交流
電圧を容量性素子(10)に印加して駆動する。ただし
、スイッチ(Q1 )のON/OFFの周波数は、主に
トランス(T1)のインダクタンスと容量性素子(10
)の静電容量とで決定される。
【0005】また、駆動周波数を任意に決めることがで
きる他励式のインバータでは、図6に示すように、トラ
ンス(T2 )の1次側(N1 )をスイッチ(Q2 
,Q3 )によってON/OFFし、2次側(N2 )
に発生した交流電圧を容量性素子に印加して駆動するイ
ンバータがあるが、これらのスイッチ(Q2 ,Q3 
)は、制御回路(201) によってON/OFFされ
、駆動周波数はこの駆動回路(201) によって決定
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように図
5に自励式インバータでは、安定した駆動周波数を得る
ことが困難である他、容量性素子に印加される電圧は、
入力電圧とトランスのインダクタンス、及び容量性素子
のインピーダンスによって異なるため、容量性素子のイ
ンピーダンスの変化等によって印加電圧が変化し、安定
した駆動ができないといった問題点があった。
【0007】また、図6の他励式インバータでは駆動周
波数は制御回路によって安定しているが、容量性素子に
印加される電圧は、自励式と同様、容量性素子のインピ
ーダンスの変化等によって印加電圧が変化するといった
問題点があった。
【0008】さらに、従来の自励式,他励式共、1つの
トランスで昇圧と交流電圧への変換を兼ねているため、
効率は一般的に50%以下と低かった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電圧を交
流電圧に変換して容量性素子に印加し、容量性素子を駆
動する駆動回路において、前記容量性素子の各端子に前
記直流電圧の正極性電圧と負極性電圧に切り換えられる
ことが可能なスイッチを接続し、かつ前記容量性素子の
少なくとも一方の端子と前記直流電圧の一方の極との間
にインダクタとダイオードの直列回路を接続し、前記ダ
イオードは前記直流電圧より前記容量性素子への充電を
、阻止する方向であり、前記スイッチを制御して前記直
流電圧で前記容量性素子を充電した後、前記インダクタ
を通じて放電させ、前記インダクタに蓄えられたエネル
ギを前記容量性素子に戻すことによって容量性素子を逆
方向に充電し、前記スイッチを通じてさらに前記直流電
圧まで充電する制御回路を有する。
【0010】
【作用】以上の方法によれば、周波数の安定性や高い変
換効率が得られる他、容量性素子のインピーダンス変化
が起こっても、印加される交流電圧のピーク値が一定に
保たれるため、安定した容量性素子の駆動が可能になる
【0011】
【実施例】以下、本発明について一実施例について図1
,図2を参照して説明する。図1は、容量性素子(10
)の各端子(a,b)を直流電圧の正極性電圧(VD 
)に切り換えるスイッチ(Q4 ,Q6 )と、直流電
圧の負極性電圧(GND )に切り換えるスイッチ(Q
5 ,Q7 )と、インダクタ(L1 ,L2 )と、
ダイオード(D1 ,D2 ,D3 ,D4 )、及び
スイッチ(Q4 〜Q7 )のON/OFFを制御する
制御回路(20)とで構成された回路である。
【0012】次に、この駆動回路の動作原理について図
2のタイミングチャートを参照して説明する。
【0013】まず、時間t0 においてスイッチ(Q4
 )とスイッチ9(Q7 )がONになり、容量性素子
(10)は、a端子が正極性で、VD の電圧で充電さ
れた状態になっている。次に、容量性素子(10)はを
放電させるためt1 でスイッチ(Q5 )をONにす
る。この時、GND →L2 →D3 →容量性素子→
D1 →Q5 →GND の経路で放電電流が流れ、や
がて放電電流が零になる時点(t2 )では、容量正素
子(10)のb端子は、容量正素子(10)とインダク
タ(L2 )のLC直列回路の放電特性によってVD’
まで上昇し、容量性素子(10)はt0 の時とは逆方
向の電圧で充電される。そして、時間t3 でスイッチ
(Q6 )をONにして容量性素子(10)をVD ま
で充電する。
【0014】この後同様にして、容量性素子(10)を
放電させるため時間t4 でスイッチ(Q6 ,Q7 
)をOFF し引きつづきスイッチ(Q7 )をONに
し、GND →L1 →D2 →容量性素子→D4 →
Q7 →GND の経路で放電させ、容量性素子(10
) のa端子をVD’まで上昇させ(t5 )、さらに
スイッチ(Q6 )をONにして容量性素子(10)を
VDまで充電させる(t0’)。
【0015】以上で容量性素子(10)の駆動の1サイ
クルが完了し、t0 〜t5 を繰り返すことによって
容量性素子(10)が駆動される。
【0016】ここで、t1 〜t2 の時間は、容量性
素子(10)の静電容量(C)とインダクタ(L2 )
のインダクタンス(LH2 )によって決まり、およそ
【0017】
【0018】となり、t4 〜t5 の時間は容量性素
子(10)の静電容量(C)とインダクタ(L1 )の
インダクタタンス(LH1 )によって決まり、およそ
【0019】
【0020】となる。
【0021】一方、t2 〜t3 、及びt5 〜t0
’の時間は任意に設定でき、t0 〜t1 、及びt3
 〜t4 の時間も、容量性素子(10)の静電容量(
C)と、スイッチ(Q4 〜Q7 )のON抵抗等で決
まる充電時間以上であれば任意に設定できるため、これ
らを調整することによて駆動周波数を自由に設定できる
【0022】図2から分かるように、容量性素子(10
)に印加される電圧のピーク値は、正極性,負極性共、
VD の電圧で安定しており、容量性素子(10)の静
電容量等の特性値が変化してもこのピーク電圧値は変化
しない。
【0023】次に、本発明の別の実施例を図3,図4を
参照にして説明する。
【0024】図3の駆動回路は、図1の駆動回路のイン
ダクタ(L1 )とダイオード(D1,D2 )を省い
た回路構成である。
【0025】この駆動回路の動作原理は、図4のタイミ
ングチャートに示すように容量性素子(10)のa端子
が正極性で充電されている状態から放電させ、さらに逆
方向の電圧で充電される過程(t0 〜t4 )は、図
1の駆動回路と全く同じであるが、この状態からの放電
は,インダクタを介さず、t4 でスイッチ(Q7 )
をONにして、GND にして、GND →D5 →容
量性素子→D4 →Q7 →GND の経路で放電する
ため、容量性素子(10)は、完全に放電された状態で
保持される(t4 〜t0’)。そして、t0’でスイ
ッチ(Q6)をONにして容量性素子(10)をVD 
の電圧で逆方向に充電する。
【0026】すなわち、図3の駆動回路は、図1の駆動
回路に比べてインダクタによる低消費電力の効果が低下
する代わりに、部品点数を下げる効果があり、コストや
部品実装面積に制限がある場合に有効である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明による容量性
素子の駆動回路は、駆動の1サイクルの中で任意に設定
できる時間があるため、この時間を変えることにより駆
動周波数を自由に設定でき、しかも、このタイミングは
制御回路で決めることができる他励式であるため、駆動
周波数が安定する。
【0028】また、印加電圧、特に重要なピーク電圧値
は、容量性素子のインピーダンスによらず、常に供給さ
れる直流電圧値になるため、安定している。
【0029】また、容量性素子に充電された電荷をイン
ダクタを通して放電させることにより、放電エネルギを
利用して容量性素子を逆方向に充電し、残りの充電エネ
ルギだけを外部直流電源から供給する方式であるため、
変換効率が高く、低い消費電力で容量性素子を駆動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例の回路図
【図2】  同
実施例のタイミングチャート
【図3】  本発明の他の
実施例の回路図
【図4】  同実施例のタイミングチャ
ート
【図5】  従来の駆動回路図の一例
【図6】  従来の駆動回路の他の例
【符号の説明】
10  容量性素子 20  制御回路 L1 ,L2   インダクタ D2 ,D3   ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧を交流電圧に変換して容量性素子
    に印加し、容量性素子を駆動する駆動回路において、前
    記容量性素子の各端子に前記直流電圧の正極性電圧と負
    極性電圧に切り換えられることが可能なスイッチを接続
    し、かつ前記容量性素子の少なくとも一方の端子と前記
    直流電圧の一方の極との間にインダクタとダイオードの
    直列回路を接続し、前記ダイオードは前記直流電圧より
    前記容量性素子への充電を阻止する方向であり、前記ス
    イッチを制御して前記直流電圧で前記容量性素子を充電
    した後、前記インダクタを通じて放電させ、前記インダ
    クタに蓄えられたエネルギを前記容量性素子に戻すこと
    によって容量性素子を逆方向に充電し、前記スイッチを
    通じてさらに前記直流電圧まで充電する制御回路を有す
    ことを特徴とする容量性素子の駆動回路。
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