JPH0424717Y2 - - Google Patents

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JPH0424717Y2
JPH0424717Y2 JP1985011914U JP1191485U JPH0424717Y2 JP H0424717 Y2 JPH0424717 Y2 JP H0424717Y2 JP 1985011914 U JP1985011914 U JP 1985011914U JP 1191485 U JP1191485 U JP 1191485U JP H0424717 Y2 JPH0424717 Y2 JP H0424717Y2
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JP
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diaphragm
outer periphery
voice coils
annular
acoustic
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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は指向性ダイナミツクマイクロホンに関
するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の指向性ダイナミツクマイクロホ
ンの一例でありその要部断面図を示してある。
磁石1、外部ヨーク21、内部ヨーク22で、
内磁形の磁気回路を構成しており、その磁気ギヤ
ツプ4にはボイスコイル3が配置されている。こ
のボイスコイルは一体成形された振動板のドーム
部51及びエツジ部52よりなる振動板に連結さ
れている。
振動板には前面から作用する音圧p0の他に側面
に設けられた小孔6に作用する音圧p1が小孔6、
磁気ギヤツプ4、及び空室7で形成される音響位
相推移回路を通つて振動板の後面に作用する音圧
があり、これら前面と後面の音圧差によつて出力
が生じる様になつている。またこの出力は振動板
前面と後面との距離差に依存するため、振動板の
ドーム部は低域成分を、エツジ部は高域成分を受
け持つことになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この場合問題となるのは、振動板ドーム背面の
空気室71,72の大きさが制限を受けること
と、磁気ギヤツプ4が狭いことである。これら二
点は音響位相推移回路設計の自由度を減少させる
ため満足な周波数特性を得にくくなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれら欠点を無くすためになされたも
のであり、円筒磁石2ケを同極が対向する様に或
る間隔を設けて配置し、その対向部近傍にボイス
コイルを配置して出力を得る構成としたため、磁
気ギヤツプを無くするとともに振動板背面の空気
室の寸法も任意に設定出来ることにある。
〔実施例・作用〕
以下本考案の一実施例を第1図に示す。
第1図は本考案の一実施例の断面図で、2ケの
円筒磁石11,12はスペーサ8を介して同極が
向き合う様に配置してあり、この磁石の対向部近
傍の内周部及び外周部にはボイスコイル31,3
2が設けられ一体成形された振動板51,52に
連結されている。振動板51はドーム状で上記磁
石11,12の内側に位置し、振動板52は断面
が半円状で、振動板51を円環状に取り巻くよう
な形状になつている。また、振動板51と52の
連結部及び振動板52の外周部は平らに成形さ
れ、振動板51,52のエツジとなつており、こ
のエツジ部はスペーサ8部及び筐体外周部に固定
され、振動板51,52は独立に振動することが
できる。また側面には振動板の後面に音波を導く
ための小孔61,62が設けられ、振動板後面の
空室71,72とで独立した音響回路を形成して
いる。この構成によれば、図で分る様に振動板の
後面を塞ぐ磁気ヨークが無く、従つて音響容量は
任意に設定出来、また磁気ギヤツプもないため空
〓による音響質量及び音響抵抗が生ぜず、また振
動板のドーム部及びエツジ部が完全に独立してい
るため、設計の自由度は飛躍的に増大する。また
ボイスコイル31,32はそのまま接続するか、
或いは電気回路を通して2ウエイ方式とすること
も出来る。
尚スペーサの間隔を磁石の寸法、コイル幅によ
り適宜選ぶことにより歪のない出力が得られる。
またスペーサの材質は磁性体、非磁性体のいずれ
でも良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、振動板背面
の空気室を任意に設定出来、また磁気空〓が無い
ため設計の自由度が増すことにより理想的な指向
性マイクロホンが実現出来る。また構造も極めて
単純化されるため製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による指向性ダイナミツクマイ
クロホンの一実施例の要部断面図、第2図は従来
の指向性ダイナミツクマイクロホンの一例の要部
断面図。 1,11,12……磁石、21,22……磁気
ヨーク、3,31,32……ボイスコイル、4…
…磁気ギヤツプ、51,52……振動板、6,6
1,62……小孔、7,71,72……空室、8
……スペーサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一の振動板51とその外周に設けた円環状支
    持部とさらにその外周に設けた第二の円環状振動
    板52とを同心円状に配置した一体成形の振動板
    部と、前記円環状支持部の内、外周部に設けたボ
    イスコイル31,32と、これらのボイスコイル
    間にスペーサ8を介し前記支持部を挟んで対向配
    置した厚み方向に着磁して同極を対向させた円環
    状磁石11,12と、前記第一の振動板51と前
    記第二の振動板52の背面にそれぞれ独立して設
    けた空室と、該空室と外部音場とを連結する小孔
    とによつて音響位相推移回路を構成し、前記ボイ
    スコイル31と32に発生する音響出力を合成し
    てマイク出力とすることを特徴とする指向性ダイ
    ナミツクマイクロホン。
JP1985011914U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0424717Y2 (ja)

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JPS61128896U JPS61128896U (ja) 1986-08-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605427Y2 (ja) * 1991-12-18 2000-07-17 株式会社ケンウッド スピーカ用磁気回路
DE10303030A1 (de) * 2003-01-25 2004-08-05 Norman Gerkinsmeyer Treiber

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JPS61128896U (ja) 1986-08-12

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