JPH04246983A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH04246983A
JPH04246983A JP3011859A JP1185991A JPH04246983A JP H04246983 A JPH04246983 A JP H04246983A JP 3011859 A JP3011859 A JP 3011859A JP 1185991 A JP1185991 A JP 1185991A JP H04246983 A JPH04246983 A JP H04246983A
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Kazunori Yamaji
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺動補正を行うビデオ
カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揺動補正装置としては、例えば特
開昭60−14330号公報に示されているものやテレ
ビジョン学会技報Vol.11  No.3  pp.
43〜48,PPOE’87−12(May,1987
)に報告されているものなどがある。これらの装置は、
揺動等の動き検出部と、その出力信号を用いて動きを補
正する動き補正部とから構成されており、前者は動きを
検出するセンサを持つ構成と映像信号から直接動きを検
出する電気回路による構成との2通りがあり、また後者
は、メカニカルに動きを補正する構成と映像信号を直接
処理して補正する画像処理回路による構成との2通りが
ある。
【0003】一方、近年ビデオカメラ装置は、民生用分
野等ではますます小形軽量化が進み、揺動補正装置とし
ては、メカニカルな構成を必要としない画像処理回路等
による構成が有望視されている。
【0004】このように揺動補正装置の動き補正部が画
像処理回路等によって構成されているビデオカメラ装置
の従来例について図9〜図14を参照しながら説明する
【0005】図9は従来の揺動補正を行うビデオカメラ
装置のブロック図である。同図において、901はテー
キングレンズ、902は絞り装置、903は絞り駆動回
路、904は撮像素子、905は撮像素子駆動回路、9
06は撮像素子駆動回路905を制御する撮像素子駆動
制御回路、907は同期信号発生回路、908は撮像素
子904から出力される信号を処理して所定の信号を得
る信号処理回路、909は信号処理回路908から出力
される信号を検波して絞り制御信号を得、絞り駆動回路
903へ出力する信号検波回路、910は動き検出装置
、911は通常モードと動き補正モードとを選択するモ
ード選択回路、912はモード選択回路911によって
動き補正モードが選択されたときには、動き検出装置9
10から出力される動き検出信号を受けて画像動き補正
制御信号を発生し、914のメモリ回路および915の
補間演算回路へ出力して動き補正を行うようこれらを制
御し、また、モード選択回路911によって通常モード
が選択されたときには、動き補正を行わないように91
4のメモリ回路および915の補間演算回路を制御する
信号を出力する動き補正制御回路、913は信号処理回
路908の出力信号をA/D変換してメモリ回路914
に出力するA/D変換器、916は補間演算回路915
の出力信号をD/A変換するD/A変換器である。さら
に、撮像素子904,撮像素子駆動回路905および撮
像素子駆動制御回路906は電子シャッタ機能(撮像素
子の光電変換および電荷蓄積の時間を切り換える機能)
を備え、モード選択回路911によって動き補正モード
が選択されたときには、撮像素子駆動制御回路906は
電子シャッタ速度(撮像素子の光電変換および電荷蓄積
の時間)を高速側に切り換えるよう撮像素子駆動回路9
05を制御する。
【0006】以上のような構成要素のビデオカメラ装置
における動き検出および動き補正の処理について説明す
る。動き検出装置910には、ビデオカメラの垂直方向
および水平方向の動きを検出するために2個の角速度セ
ンサ等が用いられ、それぞれの出力をある時間積分して
その時間内に垂直方向および水平方向に動いた角度を得
、さらに画角の情報とから画像上の動きの量と方向(以
後、これを動きベクトルと呼ぶ)を算出し、動き検出信
号として出力する。動き検出装置としては本従来例以外
にも、前述したように画像信号から直接動きベクトルを
得る方法もある。すなわちメモリ等を用いて以前の画像
と現在の画像との相関を調べ動きベクトルを算出する方
法である。このようにして得られた動き検出信号(動き
ベクトル)に基づいて画像の動き補正を行う。通常これ
らの処理はフィールドまたはフレームごとに行われるが
、以下の説明では一例としてフィールドごとの処理につ
いて述べる。
【0007】画像の動き補正は、メモリ914および補
間演算回路915を用い、元の映像信号の有効領域の一
部を切り取って拡大した映像信号を出力するようにして
おき、ビデオカメラ装置の揺動によって元の画像が動い
た分、すなわち動きベクトル分だけ切り取る領域を移動
させることにより行う。図10を用いて動き補正の処理
について説明する。同図において垂直方向(V0)×水
平方向(H0)の領域は信号処理回路出力の映像信号の
有効領域を示し、領域(I)すなわち(V1×H1)お
よび領域(II)すなわち(V2×H2)は動き補正後
の映像信号の有効領域を示す。今、ビデオカメラ装置の
揺動により領域(V0×H0)の画像が1フィールド間
に矢印分だけ動いたとする。矢印の大きさと方向は動き
検出装置910によって動きベクトルとして検出され動
き補正制御回路912に送られる。動き補正制御回路9
12は、メモリ914と補間演算回路915を制御して
元の映像信号の有効領域の一部を拡大し、さらにメモリ
読み出しアドレスを制御することによって拡大する領域
を可変ならしめる機能を有し、図のように、得られた動
きベクトルに基づいて拡大する領域を領域(I)すなわ
ち(V1×H1)から、1フィールド後には領域(II
)すなわち(V2×H2)に切り換える。このようにし
て補間演算回路915の出力には動きが補正された映像
信号を得る。 図中S,S1,S2は各映像信号の有効領域のスタート
点を示し、その出力のタイミングは同期信号に対して常
に同じ位置にある。
【0008】動き補正制御回路912はメモリ書き込み
アドレス発生回路および動きベクトルに基づくメモリ読
み出しアドレス発生回路等で構成されるが、このうち読
み出しアドレス発生回路の構成について図11の読み出
しアドレス発生回路ブロック図を用いて説明する。図中
1101は動きベクトルの水平方向成分のデータに基づ
き水平方向のスタートアドレスを発生するHスタートア
ドレス発生回路、1102は拡大率に基づく水平方向の
アドレスのピッチを発生するHアドレスピッチ発生回路
、1103は動きベクトルの垂直方向成分のデータに基
づき垂直方向のスタートアドレスを発生するVスタート
アドレス発生回路、1104は拡大率に基づく垂直方向
のアドレスのピッチを発生するVアドレスピッチ発生回
路、1105,1106,1107,1108はラッチ
回路、1109,1112は選択回路、1110,11
13はラッチ回路、1111,1114は加算器である
。選択回路1109はH同期パルスのタイミングでHス
タートアドレス信号を選択し、それ以外のタイミングで
は加算器1111の出力信号を選択する。ラッチ回路1
110はシステムクロックごとに選択回路1109の出
力信号をラッチする。ラッチ出力信号は加算器1111
によってHアドレスピッチ信号と加算される。したがっ
てラッチ1110の出力は、1クロックごとに、Hスタ
ートアドレスに1ピッチずつ加算された信号となる。 こうして得たH読み出しアドレス信号のうち整数部をメ
モリ914の読み出しアドレス信号として、また小数部
を補間演算回路915の重み係数として出力する。
【0009】垂直方向についても同様にして、H同期パ
ルスごとに、Vスタートアドレスに1ピッチずつ加算さ
れたV読み出しアドレス信号を得、そのうち整数部をメ
モリ914の読み出しアドレス信号として、また小数部
を補間演算回路915の重み係数として出力する。
【0010】次に補間演算回路915における処理につ
いて図12を用いて説明する。図中丸印はメモリ回路9
14から読み出される映像信号の角サンプリング点のデ
ータを示す。一方映像信号を拡大し動き補正を行うため
に必要なサンプリング点は四角印で示すように、メモリ
回路出力信号のサンプリング点とは必ずしも一致しない
ので、そのデータは周囲のメモリ回路出力信号データを
補間演算して求める必要がある。図では、サンプリング
点Zのデータを、その周囲の4点A,B,C,Dより線
形補間によって求める方法を示す。図中xおよびyは、
図11で説明したHおよびV読み出しアドレス信号の小
数部から得られる重み係数である。すなわちサンプリン
グ点Zのデータは次式の演算によって求めることができ
る。
【0011】   I(z)=(1−x)・{(1−y)・I(A)+
y・I(B)}          +x・{(1−y
)・I(C)+y・I(D)}      ……(1)
ただし、I(Z)およびI(A)〜I(D)はサンプリ
ング点ZおよびA〜Dのデータを示す。
【0012】図13は式(1)の演算を行う補間演算回
路915の構成を示すブロック図である。図中1301
,1302,1303,1304,1307,1308
は乗算器、1305,1306,1309は加算器であ
る。
【0013】動き補正モードが選択されたときには、撮
像素子の電子シャッタ速度を高速側に切り換える理由を
図14を用いて説明する。図(a)に示すように第nフ
ィールドから第n+1フィールド、第n+2フィールド
にかけて画像が動くと、撮像素子の蓄積時間内の動きは
残像となる。図では撮像素子の蓄積時間が1フィールド
の場合の残像の様子を示している。これに対して、前述
の方法で動き補正の処理をしたときの結果を図(b)に
示す。すなわちフィールド間の動きは補正されるがフィ
ールド残像は残る。このフィールド残像は、動きが補正
された後では不自然なため非常に目立ち、さらにフィー
ルド間の画像の動きの量や方向が変化するとちらつきを
生じるため、画像の品位を損なう原因となる。したがっ
て、動き補正を行うときには図(c)のように電子シャ
ッタを高速側に切り換えてフィールド残像を軽減するこ
とにより、図(d)のように、動き補正を行った後でも
フィールド残像による影響が小さくなるようにしている
【0014】
【発明が解決しようとする課題】動き補正を行ったとき
の撮像素子の蓄積残像の画像への影響および高速電子シ
ャッタとの連動の必要性については従来例の説明で述べ
た通りであるが、通常、この蓄積残像の画像への影響を
視覚的に問題ないレベルまで軽減するためには電子シャ
ッタの速度は、たとえば1/250秒〜1/500秒と
いったようにかなり高速にする必要がある。しかし従来
例で示したような構成では、動き補正モード時の電子シ
ャッタの速度は常に一定なために、その効果を十分に得
ようとして電子シャッタを高速に設定すると暗い照明条
件の被写体に対してビデオカメラの感度が著しく低下し
S/Nの劣下を招く。また電子シャッタの速度を遅く設
定しておくと、被写体が十分に明るい場合でも、蓄積残
像の画像への影響を視覚的に問題ないレベルまで軽減す
ることができなくなる。さらに、フィールド周波数と異
なる周波数の点滅を繰り返すような蛍光灯等の照明下で
は、電子シャッタの速度によっては著しく画像のフリッ
カを発生させるため、このような照明条件下では電子シ
ャッタの速度は、むしろ画像のフリッカを発生させない
ように設定する必要がある。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、動き
補正モード時には電子シャッタを連動させるとともに、
自動的に常に最適な電子シャッタの速度が得られるビデ
オカメラ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被写体からの光を光学的に結像させる光学
部と、光学部にあって入射光量の調節が可能な絞り装置
と、絞り検出信号を出力する絞り検出装置と、撮像素子
と、電子シャッタ機能を有する撮像素子駆動回路と、絞
り装置と撮像素子駆動回路の一方または両方を制御する
露出制御回路と、動き検出装置と、動き補正制御回路と
、画像動き補正手段と、通常モードと動き補正モードの
選択回路と、フリッカ検出装置を備えてなるものである
【0017】
【作用】本発明は上記構成において、動き補正モード時
には、画像動き補正回路によってビデオカメラ装置の揺
動等による画像の動きを補正すると同時に、露出制御回
路は、絞り検出装置より出力される絞り検出信号を用い
、絞りが開放または開放近傍にならない限りにおいては
電子シャッタ速度が所定の速度以上になるように、また
、絞りを開放または開放近傍にしても撮像素子の出力映
像信号を処理して得られる信号のレベルが所定の値に達
しない場合は絞りを開放または開放近傍にしたまま電子
シャッタ速度を必要なだけ遅くするように、絞り装置と
撮像素子駆動回路の一方または両方を制御し、動き補正
と連動して自動的に常に最適な電子シャッタの速度を得
る。
【0018】さらに、フリッカが検出されたときには、
露出制御回路は、優先的に電子シャッタ速度が第二の所
定の速度に移行するように、絞り装置と撮像素子駆動回
路の一方または両方を制御し、画像のフリッカの発生を
防止する。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すビデオカ
メラ装置のブロック図である。図1において、101は
テーキングレンズ、102は絞り装置、103は絞り駆
動回路、104は撮像素子、105は撮像素子駆動回路
、106は撮像素子駆動回路105を制御する撮像素子
駆動制御回路、107は同期信号発生回路、108は撮
像素子104から出力される信号を処理して所定の信号
を得る信号処理回路、109は信号処理回路108から
出力される信号を検波する信号検波回路、110は動き
検出装置、111は通常モードと動き補正モードとを選
択するモード選択回路、112はモード選択回路111
によって動き補正モードが選択されたときには、動き検
出装置110から出力される動き検出信号を受けて画像
動き補正制御信号を発生し、114のメモリ回路および
115の補間演算回路へ出力して動き補正を行うようこ
れらを制御し、また、モード選択回路111によって通
常モードが選択されたときには、動き補正を行わないよ
うに114のメモリ回路および115の補間演算回路を
制御する信号を出力する動き補正制御回路、113は信
号処理回路108の出力信号をA/D変換してメモリ回
路114に出力するA/D変換器、116は補間演算回
路115の出力信号をD/A変換するD/A変換器、1
17は絞り装置102の絞りの状態を検出し絞り検出信
号を出力する絞り検出装置、118は信号検波回路10
9の出力信号および絞り検出装置117の出力絞り検出
信号とモード選択回路111の出力信号を受けて露出制
御信号を発生し、絞り駆動回路103および撮像素子駆
動制御回路106に出力する露出制御回路である。
【0020】以上のような構成要素の本実施例について
、以下にその各構成要素の関係と動作を説明する。
【0021】動き検出および動き補正については従来例
と同じ機能を有しており動作の説明は省略する。
【0022】撮像素子104は、電子シャッタ時に発生
する不要電荷を基盤に捨てる縦形ドレイン構造のCCD
を採用し、不要電荷を1水平走査期間ごとに基盤に流し
捨てることにより1/60〜1/10000秒の連続可
変速シャッタを可能にしている。図2に連続可変速シャ
ッタ動作時の撮像素子駆動制御回路106の出力パルス
のタイミングを示す。すなわちH−BLK期間に電荷掃
き出しパルスを出力しCCDに蓄積された不要電荷を基
盤に掃き出させる。この掃き出しパルス数を変化させる
ことによって図中Aの蓄積時間を制御し、連続可変速シ
ャッタを可能にしている。したがって、この電子シャッ
タ速度を制御することによって露出を制御することが可
能になる。
【0023】図1の露出制御回路118は、モード選択
回路111によって通常モードが選択されているときに
は、従来例と同様に絞り駆動回路103のみを制御して
、信号検波回路の出力信号のレベルが一定になるよう露
出制御を行う。また、モード選択回路111によって動
き補正モードが選択されたときには、絞り駆動回路10
3および撮像素子駆動制御回路106を制御して露出制
御を行う。このときの露出制御の仕方を図3に示す。 図中AおよびA′は絞り装置の制御を、BおよびB′は
電子シャッタ速度の制御を、また、破線は通常モード時
の制御を、実線は動き補正モード時の制御を示す。すな
わち、通常モード時は電子シャッタ速度はノーマル(N
TSC方式では1/60秒)に固定しておき絞り装置の
みを制御して露出制御を行い、動き補正モード時は、絞
り検出装置より出力される絞り検出信号を監視し、絞り
装置が開放にならない限りにおいては電子シャッタ速度
を所定の速度1/500秒に固定して絞り装置のみを制
御し、また、絞り装置を開放にしても信号検波回路の出
力信号のレベルが所定の値に達しない場合は絞り装置を
開放にしたまま電子シャッタ速度を必要なだけ遅くする
ように制御して露出制御を行う。
【0024】以上のように、本実施例では、明るい被写
体に対しては電子シャッタ速度を高速にしてCCDのフ
ィールド内蓄積残像の影響を十分に抑制し、また、暗い
被写体に対してもビデオカメラの感度を落とさずにCC
Dのフィールド内蓄積残像の影響を最大限抑制すること
を可能にしている。
【0025】図4は本発明の第2の実施例を示すビデオ
カメラ装置のブロック図である。図中401はテーキン
グレンズ、402は絞り装置、403は絞り駆動回路、
404は撮像素子、405は撮像素子駆動回路、406
は撮像素子駆動回路405を制御する撮像素子駆動制御
回路、407は同期信号発生回路、408は撮像素子4
04から出力される信号を処理して所定の信号を得る信
号処理回路、409は信号処理回路408から出力され
る信号を検波する信号検波回路、410は動き検出装置
、411は通常モードと動き補正モードとを選択するモ
ード選択回路、412はモード選択回路411によって
動き補正モードが選択されたときには、動き検出装置4
10から出力される動き検出信号を受けて画像動き補正
制御信号を発生し、撮像素子駆動制御回路406へ出力
して動き補正を行うようこれを制御し、また、モード選
択回路411によって通常モードが選択されたときには
、動き補正を行わないように撮像素子駆動制御回路40
6を制御する信号を出力する動き補正制御回路、417
は絞り装置402の絞りの状態を検出し絞り検出信号を
出力する絞り検出装置、418は信号検波回路409の
出力信号および絞り検出装置417の出力絞り検出信号
とモード選択回路411の出力信号を受けて露出制御信
号を発生し、絞り駆動回路403および撮像素子駆動制
御回路406に出力する露出制御回路である。
【0026】以上のような構成要素の本実施例について
、以下にその各構成要素の関係と動作を説明する。
【0027】本実施例は、第1の実施例と同じ露出制御
の方法を、異なる画像動き補正回路を有するビデオカメ
ラ装置に対して適用した例である。すなわち、本実施例
では、撮像素子404,撮像素子駆動回路405、およ
び撮像素子駆動制御回路406に画像動き補正回路の機
能を兼ね備えさせている。画像の動き補正は、撮像素子
の全光電変換領域の一部を有効撮像領域として走査し映
像信号を出力するようにしておき、ビデオカメラ装置の
揺動によって元の画像が動いた分、すなわち動きベクト
ル分だけ走査する領域を移動させることにより行う。図
5を用いて動き補正の処理について説明する。同図にお
いて垂直方向(V0)×水平方向(H0)の領域は撮像
素子の全光電変換領域を示す。通常モード時は図中領域
(V0′×H0′)を有効撮像領域として走査し映像信
号を出力する。図中領域(I)すなわち(V1×H1)
および領域(II)すなわち(V2×H2)は動き補正
モード時の有効撮像領域を示す。ビデオカメラ装置の揺
動による画像の動きは動き検出装置410によって動き
ベクトルとして検出され動き補正制御回路412に送ら
れる。動き補正制御回路412は、撮像素子駆動制御回
路406を制御して有効撮像領域を可変ならしめる機能
を有し、得られた動きベクトルに基づいて走査する撮像
領域を領域(I)すなわち(V1×H1)から、1フィ
ールド後には領域(II)すなわち(V2×H2)に切
り換える。このようにして撮像素子の出力には動きが補
正された映像信号を得る。図中S,S′,S1,S2は
各映像信号の有効領域のスタート点を示し、その出力の
タイミングは同期信号に対して常に同じ位置にある。
【0028】撮像素子駆動制御回路406は、動き補正
制御回路412より出力される、走査すべき撮像領域の
位置を示す制御信号を受けて、垂直方向および水平方向
の有効撮像領域以外の不要電荷を高速に転送して捨て去
り、有効撮像領域の電荷を正規の期間に転送し映像信号
として出力するように、制御パルスを発生し撮像素子駆
動回路に出力する。
【0029】さらに撮像素子駆動制御回路406は、第
1の実施例で説明したように連続可変速シャッタ機能を
兼ね備えている。
【0030】図6に連続可変速シャッタ動作時の撮像素
子駆動制御回路406の出力パルスのタイミングを示す
。すなわちH−BLK期間に電荷掃き出しパルスを出力
し撮像素子に蓄積された不要電荷を基盤に掃き出させる
。この掃き出しパルス数を変化させることによって図中
Aの蓄積時間を制御し、連続可変速シャッタを可能にし
ている。したがって、この電子シャッタ速度を制御する
ことによって露出を制御することが可能になる。さらに
垂直および水平転送段上に載せられたこれらの電荷のう
ち、有効撮像領域以外の不要な電荷はそれぞれV−BL
KおよびH−BLK期間内に高速なシフト駆動クロック
を出力して高速転送させ捨てられるように制御する。 このクロック数を変えることによって、走査する撮像領
域を可変ならしめている。
【0031】以上のように、本実施例でも第1の実施例
と同様、明るい被写体に対しては電子シャッタ速度を高
速にして撮像素子のフィールド内蓄積残像の影響を十分
に抑制し、また暗い被写体に対してもビデオカメラの感
度を落とさずに撮像素子のフィールド内蓄積残像の影響
を最大限抑制することを可能にしている。
【0032】本発明の第3の実施例を示すビデオカメラ
装置のブロック図を図7に示す。図7において、701
はテーキングレンズ、702は絞り装置、703は絞り
駆動回路、704は撮像素子、705は撮像素子駆動回
路、706は撮像素子駆動回路705を制御する撮像素
子駆動制御回路、707は同期信号発生回路、708は
撮像素子704から出力される信号を処理して所定の信
号を得る信号処理回路、709は信号処理回路708か
ら出力される信号を検波する信号検波回路、710は動
き検出装置、711は通常モードと動き補正モードとを
選択するモード選択回路、712はモード選択回路71
1によって動き補正モードが選択されたときには、動き
検出装置710から出力される動き検出信号を受けて画
像動き補正制御信号を発生し、714のメモリ回路およ
び715の補間演算回路へ出力して動き補正を行うよう
これらを制御し、また、モード選択回路711によって
通常モードが選択されたときには、動き補正を行わない
ように714のメモリ回路および715の補間演算回路
を制御する信号を出力する動き補正制御回路、713は
信号処理回路708の出力信号をA/D変換してメモリ
回路714に出力するA/D変換器、716は補間演算
回路715の出力信号をD/A変換するD/A変換器、
717は絞り装置702の絞りの状態を検出し絞り検出
信号を出力する絞り検出装置、718は信号検波回路7
09の出力信号と絞り検出装置717の出力絞り検出信
号とモード選択回路711の出力信号とさらに後述する
フリッカ検出回路719の出力信号を受けて露出制御信
号を発生し、絞り駆動回路703および撮像素子駆動制
御回路706に出力する露出制御回路、719は信号処
理回路708の出力信号から蛍光灯等の照明による画像
のフリッカを検出しフリッカ検出信号を出力するフリッ
カ検出回路である。
【0033】以上のような構成要素の本実施例について
、以下にその各構成要素の関係と動作を説明する。
【0034】動き検出および動き補正については従来例
と同じ機能を有しており動作の説明は省略する。また、
露出制御についてもフリッカ検出回路によりフリッカが
検出されないときは第1の実施例と同じ制御を行うが、
フリッカが検出されたときには優先的に電子シャッタ速
度を所定の速度に移行させるように制御する。このとき
の露出制御の仕方を図8に示す。図中A,A′およびA
″は絞り装置の制御を、B,B′およびB″は電子シャ
ッタ速度の制御を、また、破線は通常モード時の制御を
、一点鎖線は動き補正モード時でかつフリッカが検出さ
れないときの制御を、実線はフリッカが検出されたとき
の制御を示す。すなわち、通常モード時は電子シャッタ
速度はノーマル(NTSC方式では1/60秒)に固定
しておき絞り装置のみを制御して露出制御を行い、動き
補正モード時でかつフリッカが検出されないときは、絞
り検出装置717より出力される絞り検出信号を監視し
、絞り装置が開放にならない限りにおいては電子シャッ
タ速度を所定の速度1/500秒に固定して絞り装置の
みを制御し、また、絞り装置を開放にしても信号検波回
路の出力信号のレベルが所定の値に達しない場合は絞り
装置を開放にしたまま電子シャッタ速度を必要なだけ遅
くするように制御し、さらにフリッカが検出されたとき
には、優先的に所定の速度(例えばNTSC方式では1
/100秒)に移行させるように露出制御を行う。以上
のように、本実施例では動き補正モード時には電子シャ
ッタを連動させるとともに、自動的に常に最適な電子シ
ャッタの速度が得られ、さらに蛍光灯等の照明による画
像のフリッカを防止することができる。
【0035】なお、本実施例では、撮像素子としてCC
Dを用いたがその限りでないことは言うまでもない。ま
た、第2の実施例では画像動き補正回路機能は撮像素子
および撮像素子駆動制御回路にすべて兼ね備えさせたが
、一部の機能だけを備えているような構成も当然有り得
る。
【0036】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、明るい被写体に対しては電子シャッタ速度
を高速にして撮像素子のフィールド内蓄積残像の影響を
十分に抑制し、また、暗い被写体に対してもビデオカメ
ラの感度を落とさずに撮像素子のフィールド内蓄積残像
の影響を最大限抑制することが可能になる。また、動き
補正モード時でも蛍光灯などの照明による画像のフリッ
カを防止することができる等の機能を有するビデオカメ
ラ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例のビデオカメラ装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における連続可変速シャ
ッタ動作時の撮像素子駆動制御回路の出力パルスのタイ
ミング図
【図3】本発明の第1の実施例における露出制御の説明
【図4】本発明における第2の実施例のビデオカメラ装
置のブロック図
【図5】本発明の第2の実施例における動き補正の処理
の説明図
【図6】本発明の第2の実施例における連続可変速シャ
ッタ動作時の撮像素子駆動制御回路の出力パルスのタイ
ミング図
【図7】本発明における第3の実施例のビデオカメラ装
置のブロック図
【図8】本発明の第3の実施例における露出制御の説明
【図9】従来の揺動補正を行うビデオカメラ装置のブロ
ック図
【図10】従来例における動き補正の処理の説明図
【図
11】従来例におけるメモリ読み出しアドレス発生回路
のブロック図
【図12】従来例における補間演算回路の処理の説明図
【図13】補間演算回路の構成を示すブロック図
【図1
4】従来例における動き補正時のフィールド内蓄積残像
の影響の説明図
【符号の説明】
101  テーキングレンズ 102  絞り装置 103  絞り駆動回路 104  撮像素子 105  撮像素子駆動回路 106  撮像素子駆動制御回路 107  同期信号発生回路 108  信号処理回路 109  信号検波回路 110  動き検出装置 111  モード選択回路 112  動き補正制御回路 113  A/D変換器 114  メモリ回路 115  補間演算回路 117  絞り検出装置 118  露出制御回路 719  フリッカ検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体からの光を光学的に結像させる光学
    部と、前記光学部にあって入射光量の調節が可能な絞り
    装置と、前記絞り装置の絞りの状態を検出し絞り検出信
    号を出力する絞り検出装置と、前記光学部によって結像
    された光学像を光電変換して映像信号を出力する撮像素
    子と、前記撮像素子の出力映像信号を得るのに必要な電
    子シャッタ速度を切り換える電子シャッタ機能を有する
    撮像素子駆動回路と、前記撮像素子の出力映像信号を処
    理して得られる信号のレベルが所定の値になるよう前記
    絞り装置と前記撮像素子駆動回路の一方または両方を制
    御する露出制御回路と、ビデオカメラ装置の動きを検出
    し動き検出信号を出力する動き検出装置と、前記動き検
    出信号を受けて画像動き補正制御信号を出力する動き補
    正制御回路と、前記画像動き補正制御信号を受けて前記
    ビデオカメラ装置の揺動等による画像の動きを補正する
    ように構成された画像動き補正手段と、通常モードと動
    き補正モードの選択回路とを備えてなり、動き補正モー
    ド時には、前記画像動き補正手段によってビデオカメラ
    装置の揺動等による画像の動きを補正すると同時に、前
    記露出制御回路は、前記絞り検出装置より出力される絞
    り検出信号を用い、絞りが開放または開放近傍にならな
    い限りにおいては前記電子シャッタ速度が所定の速度以
    上になるように、また、絞りを開放または開放近傍にし
    ても前記撮像素子の出力映像信号を処理して得られる信
    号のレベルが所定の値に達しない場合は絞りを開放また
    は開放近傍にしたまま電子シャッタ速度を必要なだけ遅
    くするように、前記絞り装置と前記撮像素子駆動回路の
    一方または両方を制御する構成を有するビデオカメラ装
    置。
  2. 【請求項2】ビデオカメラ装置は蛍光灯等の照明による
    フリッカを検出するフリッカ検出装置を備え、フリッカ
    が検出されたときには、前記露出制御回路は、優先的に
    電子シャッタ速度が第二の所定の速度に移行するように
    、前記絞り装置と前記撮像素子駆動回路の一方または両
    方を制御する構成を有する請求項1記載のビデオカメラ
    装置。
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