JPH0424583A - トリチウム計測装置 - Google Patents

トリチウム計測装置

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JPH0424583A
JPH0424583A JP2130039A JP13003990A JPH0424583A JP H0424583 A JPH0424583 A JP H0424583A JP 2130039 A JP2130039 A JP 2130039A JP 13003990 A JP13003990 A JP 13003990A JP H0424583 A JPH0424583 A JP H0424583A
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JP
Japan
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tritium
tank
water
collected
inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP2130039A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Okayasu
啓好 岡安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0424583A publication Critical patent/JPH0424583A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力関連施設等において、サンプリングガ
スを液化して回収した検査液に含まれるトリチウムによ
る放射線量を計測することのできるトリチウム計測装置
に関する。
〔従来の技術〕
放射性物質を扱う施設においては、例えば排気塔の如き
場所にトリチウムサンプラを設置しておき、このトリチ
ウムサンプラでサンプリングガス中に含まれているトリ
チウムを水として回収する。そして、ある一定周期のサ
ンプリング期間でこの回収水の放射線量を測定すること
により大気中に存在するトリチウムの量を監視していた
第3図は一般に行われているトリチウムの測定手順を示
す図である。同図に示す10はトリチウムサンプラであ
り、第1および第2の熱交換器1゜2、この第1および
第2の熱交換器1.2の排出口に一端がそれぞれ接続さ
れた配管3,4、この配管3,4にそれれぞれ付設され
た弁5.6、配管3,4の他端にそれぞれ接続され第1
および第2の熱交換器1.2で液化された水が回収され
る回収タンク7からなる。この様に構成されたトリチウ
ムサンプラ10では、第1および第2の熱交換器1,2
が交互に連続して動作せしめられて、サンプリングガス
中のトリチウムが水蒸気と共に水に変換されて回収タン
ク7に回収される。
この様にして回収された水は、例えば30日程度の周期
でその放射線量が計測される。すなわち、測定者がトリ
チウムサンプラ10の設置されている場所へ行き、回収
タンク7の排出口に設けられた弁8を開けて回収タンク
7内に回収されている水の一定量をボトル9に入れる。
そして、この回収水の入ったボトル9を測定設備の整っ
た場所まで運び、そこで、測定者の手作業にて液体シン
チレータと回収水とを撹拌する。この時、回収水中のト
リチウム量に応じたけい光が発生する。このけい光をフ
ォトマルで確認して、回収した水中のトリチウム量を計
hlする。
しかしながら、上述したように、トリチウムサンプラ1
0によって回収された水を測定者の手作業によって回収
し、検査したのでは、回収水中に安全性を上回る量の放
射線源が存在するような場合には、測定者が2次汚染を
受ける可能性がある。
また、トリチウムサンプラ10の設置場所によっては回
収水中に強酸水が含まれることもあり、この様な場合に
は測定者が強酸による火傷を受ける可能性もある。
また、測定者がトリチウムサンプラ10の設置されてい
る場所へ行って回収し、さらにその回収水を手作業にて
検査していたので、トリチウムの測定に要する時間が長
く、測定者にかかる負担も大きなものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、従来のトリチウム計測は、2次汚染による
被爆や、回収水による火傷を負う可能性があり、安全性
の向上が望まれていた。また、作業性も悪く計測データ
を得るまでに長時間を要するといった問題もあった。
本発明は以上のような実情に鑑みてなされたもので、ト
リチウムの計測を自動化できて安全性を大幅に向上でき
、しかも作業性が改善されて測定者にかかる負担を軽減
でき、計測データの採集に要する時間を短縮し得るトリ
チウム計測装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記課題を解決するために、トリチウムを含ん
だサンプリングガスを液化して回収するトリチウムサン
プラと、このトリチウムサンプラの排出路に接続され、
前記トリチウムサンプラで回収された水の一部が流入し
、この水と外部より供給される液体シンチレータとを撹
拌する撹拌容器と、この撹拌容器の排出路に接続され、
前記撹拌容器内で撹拌された溶液が検査液として流入す
る検査容器と、この検査容器内またはその近傍に設置さ
れ、前記検査容器内に収容された検査液に含まれている
トリチウムにょるけい光を検出してその放射線量を計測
する検出器とを備える構成とした。
〔作 用〕
本発明は以上のような手段を講じたことにより、トリチ
ウムサンプラで回収された水の一部が撹拌容器内へ流入
され、ここで液体シンチレータと共に撹拌される。この
撹拌された溶液は検査液として、検査容器内へ回収され
る。そして、含有されているトリチウム量に応じて発生
するけい光即ち放射線量が検査容器内またはその近傍に
設置された検出器によって検出される。よって、回収水
が測定者に触れることなく自動的にトリチウム計測が行
われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について第1図を参照して説明す
る。
本実施例となるトリチウム自動計測装置は、第3図に示
すものと同様に構成されたトリチウムサンプラ10が用
いられる。このトリチウムサンプラ10に備えられた回
収タンク7の下方には、端が回収タンク7の排出口に接
続された配管11を介して接続され、回収タンク7内の
回収水を一旦貯溜するためのサンプリングタンク12が
設置されている。このサンプリングタンク12の底には
、排出口および一定量の水が溜まる回収ポット13が設
けられている。サンプリングタンク12の排出口には排
出配管14の一端が接続され、その排出配管14には電
磁弁15が設けられている。
一方、回収ポット13は配管15を介して撹拌タンク1
6に接続されている。なお、配管15には電磁弁17が
設けられている。撹拌タンク16は、その回転軸が撹拌
用モータ18に接続された撹拌プロペラ19がタンク内
に設けられている。又、撹拌タンク16の上端面には、
液体シンチレータを供給する為の配管20の一端が接続
されている。
この撹拌タンク16の下端部は配管によって検査タンク
21に連通されている。なお、撹拌タンク16と検査タ
ンク21とを結ぶ配管には電磁弁22が設けられている
。検査タンク21の底には電磁弁23が付設された廃棄
配管24が接続されている。この検査タンク21にフォ
トマル25が対向配置されている。フォトマル25で検
出される放射線測定データはCPU26へ伝送される。
CPU26は、撹拌モータ18.各電磁弁15゜17.
22.23に回転指令および開閉令信号を出力して回収
水の回収動作および排出動作、放射線測定動作を制御す
る機能を有している。
次に、この様に構成された装置の動作について説明する
トリチウムサンプラ10の熱交換器1,2を交互に運転
することにより、サンプリングガス中のトリチウムが水
蒸気と共に水となって補集され、回収タンク7内に貯溜
される。
トリチウム計測時には、CPU26から電磁弁14に開
指令が与えれ、回収タンク12内の水が配管14より排
水される。その結果、回収ポット13に所定量の回収水
が残る。
次に、CPU26から電磁弁17に開指令が与えられて
、回収ポット13内の回収水が撹拌タンク16内へ流入
する。撹拌タンク16内には予めまたはその後液体シン
チレータが流入される。そして、CPU26から撹拌モ
ータ18に回転指令が与えられて、撹拌プロペラ19が
回転することにより、回収水と液体シンチレータとが十
分に撹拌される。
この様にして十分に撹拌され回収水と液体シンチレータ
とからなる検査液は、CPU26より開指令が与えられ
て開かれた電磁弁22を介して検査タンク21へ供給さ
れる。このとき、検査タンク21内の検査液は、トリチ
ウムによってけい光を発する。このけい光は放射線濃度
に比例する。
ソコで、検査タンク21に対向配置されたフォトマル2
5によって、検査タンク21内のけい光が検出され放射
線量が測定される。この放射線測定データはCPU26
へ送られる。
この様に本実施例によれば、トリチウムサンプラ101
回収ポット13が設けられたサンプリングタンク12.
撹拌タンク16.検査タンク21を第1図に示すように
配管接続し、撹拌タンク16内に流入した回収水および
液体シンチレータは撹拌モータ18および撹拌プロペラ
19にて撹拌するようにしたので、測定者の作業量が少
なく測定者にかかる負担を軽減でき、さらに水の回収か
ら放射線の測定まで測定者が回収液にまったく触れるこ
となくトリチウ14に関する検査を行うことができるの
で、被爆や火傷を確実に防止できて安全性を著しく向上
できる。
また、トリチウムサンプラ10の設置箇所において放射
線測定まで行われることから、最終ブタを短時間で得る
ことができ、リアルタイムのブタを得ることができる。
さらに、各電磁弁15.17,22.23の開閉および
撹拌モータ18の駆動をCPU26によって制御するよ
うにしたので、装置を自動化することができ、さらに測
定者の負担を軽減できる。
なお、上記実施例では、装置全体をCPU26により自
動化した例を示したが、各電磁弁15゜17.22.2
3を測定者が手作業にて開閉するように構成しても、従
来に比べて作業量を少なくできて測定者の負担を軽減で
き、しがち安全性を著しく向上できるといった効果を得
ることができる。
また、第2図に示すように、撹拌タンクの機能と検査タ
ンクの機能を同一のタンク30に持たせた構成とするこ
ともできる。この様に構成した撹拌検査タンク30は、
回収水が電磁弁17を介して注入され、排水弁32によ
り一定量残して排水される。また、弁31を介して液体
シンチレータが注入される。その後、撹拌モータ18に
よって十分に混合し、この混合された検査液から発生す
る光を、撹拌検査タンク30に対向配置したフォトマル
25で検出する。その後、排水弁33によって撹拌検査
タンク30内の水を全て排出する。
このような撹拌検査タンク30を用いることにより装置
の構成を小型化することができる。
また、上記実施例および変形例では、回収水と液体シン
チレータとの撹拌に撹拌プロペラを用いているが、バブ
リングにより撹拌する構成としてもよい。さらに、回収
した水が強酸であったような場合に、中和剤を加えるこ
とができる装置を付設したり、検査タンクを加熱して測
定効率を向上させる等の機能を付加することもできる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、トリチウムの計測
を自動化することができて安全性を大幅に向上でき、し
かも作業性が改善されてA1+定者にかかる負担を軽減
でき、計測データの採集に要する時間を短縮し得るトリ
チウム計測装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成図、第2図は同実施例の
変形部分を示す図、第3図は従来のトリチウム計測の手
順を示す図である。 l・・・第1の熱交換器、2・・・第2の熱交換器、7
・・・回収タンク、10・・・トリチウムサンプラ、1
2・・・サンプリングタンク、13・・・回収ポット、
16・・・撹拌タンク、21・・・検査タンク、25・
・・フォトマル、26・・・CPU0 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 鵠 図 フォトマルでI會梨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トリチウムを含んだサンプリングガスを液化して回収す
    るトリチウムサンプラと、 このトリチウムサンプラの排出路に接続され、前記トリ
    チウムサンプラで回収された水の一部が流入し、この水
    と外部より供給される液体シンチレータとを撹拌する撹
    拌容器と、 この撹拌容器の排出路に接続され、前記撹拌容器内で撹
    拌された溶液が検査液として流入する検査容器と、 この検査容器内またはその近傍に設置され、前記検査容
    器内に収容された検査液に含まれているトリチウムによ
    るけい光を検出してその放射線量を計測する検出器と、 を具備したことを特徴とするトリチウム計測装置。
JP2130039A 1990-05-18 1990-05-18 トリチウム計測装置 Pending JPH0424583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2130039A JPH0424583A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 トリチウム計測装置

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JP2130039A JPH0424583A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 トリチウム計測装置

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Publication Number Publication Date
JPH0424583A true JPH0424583A (ja) 1992-01-28

Family

ID=15024622

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JP2130039A Pending JPH0424583A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 トリチウム計測装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731714B1 (en) * 1998-04-07 2004-05-04 Commissariat A L'energie Atomique Method for measuring tritium activity in a radioactive waste drum

Citations (3)

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JPS5351786A (en) * 1976-08-23 1978-05-11 Inst Botan Akademii Nauku Kaza Instrument for measuring radioactivity of labelled biological polymers
JPS5720691A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Tokyo Shibaura Electric Co Radioactive off-gas monitor system
JPS6154286B2 (ja) * 1979-09-18 1986-11-21 Sony Corp

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