JPH04245215A - 光学走査ユニット - Google Patents
光学走査ユニットInfo
- Publication number
- JPH04245215A JPH04245215A JP3170191A JP3170191A JPH04245215A JP H04245215 A JPH04245215 A JP H04245215A JP 3170191 A JP3170191 A JP 3170191A JP 3170191 A JP3170191 A JP 3170191A JP H04245215 A JPH04245215 A JP H04245215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- housing
- scanning unit
- polygon mirror
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気圧と略等しい内圧
とした密閉構造を有する光学走査ユニットに関するもの
である。
とした密閉構造を有する光学走査ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリゴンミラーを高速回転させる光学走
査ユニットは、雰囲気中の汚れがポリゴンミラーに付着
し易いので、清浄な気体を封入して密閉されている。
査ユニットは、雰囲気中の汚れがポリゴンミラーに付着
し易いので、清浄な気体を封入して密閉されている。
【0003】図4はポリゴンミラーを用いた光学走査ユ
ニットの従来例の断面図を示し、筐体1の内部には、ね
じ2によって上向きに固定されたシャフト3に回転可能
に支持されたロータ4が被せられ、ロータ4の上部にポ
リゴンミラー5が取り付けられ、ロータ4の側面に磁石
6が取り付けられている。筐体1の内側面に設置された
コイル7から電気コード8が筐体1の外部に引き出され
、筐体1の上部にはシール材9を介してカバー10が取
り付けられている。カバー10はポリゴンミラー5の周
囲を覆っていて、光束を通過させる透明な窓10aが設
けられている。筐体1の電気コード8の引き出し孔部に
はシール材11が用いられ、ねじ2にもシール材が使わ
れていて、筐体1及びカバー10による密閉度を高めて
おり、筐体1中には乾燥窒素が封入されている。
ニットの従来例の断面図を示し、筐体1の内部には、ね
じ2によって上向きに固定されたシャフト3に回転可能
に支持されたロータ4が被せられ、ロータ4の上部にポ
リゴンミラー5が取り付けられ、ロータ4の側面に磁石
6が取り付けられている。筐体1の内側面に設置された
コイル7から電気コード8が筐体1の外部に引き出され
、筐体1の上部にはシール材9を介してカバー10が取
り付けられている。カバー10はポリゴンミラー5の周
囲を覆っていて、光束を通過させる透明な窓10aが設
けられている。筐体1の電気コード8の引き出し孔部に
はシール材11が用いられ、ねじ2にもシール材が使わ
れていて、筐体1及びカバー10による密閉度を高めて
おり、筐体1中には乾燥窒素が封入されている。
【0004】磁石6とコイル7によってポリゴンミラー
5が回転駆動されるときは、シャフト3とロータ4が空
気ベアリングを構成し、摩擦力を減少する。
5が回転駆動されるときは、シャフト3とロータ4が空
気ベアリングを構成し、摩擦力を減少する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、ポリゴンミラー5を含めた回転部が高速回転
すると、筐体1内の温度が高くなり圧力も高くなる。こ
のため、筐体1内の密閉が不完全であると内部の気体が
漏れ、その後にポリゴンミラー5が停止して温度が下が
った際に外気が侵入する。この外気と共に塵埃や湿気や
シリコンオイルの蒸気が筐体1内に入ると、これらがポ
リゴンミラー5や窓10aの表面に付着して光学効率を
低下させたり、空気ベアリングのギャップで結露して、
回転数が上がらなくなったり、振動が生じたりする。
来例では、ポリゴンミラー5を含めた回転部が高速回転
すると、筐体1内の温度が高くなり圧力も高くなる。こ
のため、筐体1内の密閉が不完全であると内部の気体が
漏れ、その後にポリゴンミラー5が停止して温度が下が
った際に外気が侵入する。この外気と共に塵埃や湿気や
シリコンオイルの蒸気が筐体1内に入ると、これらがポ
リゴンミラー5や窓10aの表面に付着して光学効率を
低下させたり、空気ベアリングのギャップで結露して、
回転数が上がらなくなったり、振動が生じたりする。
【0006】本発明の目的は、上述の欠点を解消し、内
部に塵埃や湿気などが侵入することのない光学走査ユニ
ットを提供することにある。
部に塵埃や湿気などが侵入することのない光学走査ユニ
ットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る光学走査ユニットは、密閉構造の筐体
を有し、表側が外気に内側が前記筐体の内気に接する弾
性体から成る袋状部を備えたことを特徴とするものであ
る。
めの本発明に係る光学走査ユニットは、密閉構造の筐体
を有し、表側が外気に内側が前記筐体の内気に接する弾
性体から成る袋状部を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】上述の構成を有する光学走査ユニットは、弾性
体から成る袋状部が変形することにより内外の気圧差が
生じないため、塵埃や湿気などが内部に侵入することは
ない。
体から成る袋状部が変形することにより内外の気圧差が
生じないため、塵埃や湿気などが内部に侵入することは
ない。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。なお、従来例と同一の符号は同一の
部材を示している。
て詳細に説明する。なお、従来例と同一の符号は同一の
部材を示している。
【0010】図1は第1の実施例の断面図を示し、筐体
12内のポリゴンミラー5の下方には、ポリゴンミラー
5に沿って整流板13が固定されており、ポリゴンミラ
ー5の高速回転により発生する気流が乱れずに、ポリゴ
ンミラー5の回転と共に流れるようにされている。また
、シャフト3には螺旋状の溝が設けられ、ロータ4と共
に空気ベアリングを構成している。筐体12の下部には
外向きの通気管12aが形成され、その先端には例えば
ゴム、ポリエチレン等の弾性体から成る袋体14が取り
付けられている。つまり、筐体12とカバー10の内部
は、袋体14の内部と共通の密閉部とされ、筐体13内
には乾燥気体が封入されている。
12内のポリゴンミラー5の下方には、ポリゴンミラー
5に沿って整流板13が固定されており、ポリゴンミラ
ー5の高速回転により発生する気流が乱れずに、ポリゴ
ンミラー5の回転と共に流れるようにされている。また
、シャフト3には螺旋状の溝が設けられ、ロータ4と共
に空気ベアリングを構成している。筐体12の下部には
外向きの通気管12aが形成され、その先端には例えば
ゴム、ポリエチレン等の弾性体から成る袋体14が取り
付けられている。つまり、筐体12とカバー10の内部
は、袋体14の内部と共通の密閉部とされ、筐体13内
には乾燥気体が封入されている。
【0011】この光学走査ユニットの使用時には、ポリ
ゴンミラー5の高速回転により筐体12内の温度は昇温
するが、筐体12内の気体の膨張した分だけ袋体14が
膨らむため、筐体12内と外気の気圧の差は生ずること
はない。ポリゴンミラー5を停止し、筐体12内の温度
が下がると、袋体14は再び収縮して内外の圧力を等し
く保つ。
ゴンミラー5の高速回転により筐体12内の温度は昇温
するが、筐体12内の気体の膨張した分だけ袋体14が
膨らむため、筐体12内と外気の気圧の差は生ずること
はない。ポリゴンミラー5を停止し、筐体12内の温度
が下がると、袋体14は再び収縮して内外の圧力を等し
く保つ。
【0012】図2は第2の実施例を示す断面図であり、
ポリゴンミラー5を含む回転部が筐体15及びカバー1
0の内部で回転可能に支持され、筐体15の下面には通
気孔15aが設けられている。筐体15の下面外側には
弾性体から成る袋体16が稍々膨らんだ状態で被せられ
、袋体16の縁部は筐体15に下方外側から嵌合されて
いるカバー17によって筐体15に圧着挟持されている
。カバー17は膨んだ状態の袋体16よりも大きく、カ
バー17の底面には複数個の通気孔17aが設けられ、
カバー17内に外気を導入している。筐体15、カバー
10、17から構成される外形は変化しないが、筐体1
5内の気体の膨張・収縮に伴い、通気孔15aを通って
気体が袋体16内に出入りし、袋体16が変形するため
、筐体15内外の気圧は常に等しく保たれる。
ポリゴンミラー5を含む回転部が筐体15及びカバー1
0の内部で回転可能に支持され、筐体15の下面には通
気孔15aが設けられている。筐体15の下面外側には
弾性体から成る袋体16が稍々膨らんだ状態で被せられ
、袋体16の縁部は筐体15に下方外側から嵌合されて
いるカバー17によって筐体15に圧着挟持されている
。カバー17は膨んだ状態の袋体16よりも大きく、カ
バー17の底面には複数個の通気孔17aが設けられ、
カバー17内に外気を導入している。筐体15、カバー
10、17から構成される外形は変化しないが、筐体1
5内の気体の膨張・収縮に伴い、通気孔15aを通って
気体が袋体16内に出入りし、袋体16が変形するため
、筐体15内外の気圧は常に等しく保たれる。
【0013】図3は第3の実施例の断面図を示し、筐体
15とカバー10の内部に回転部が保持され、筐体15
の底面に被せられた袋体16の内側に、筐体15の底面
に一端を固定されたU字型のバイメタル18の他端が接
している。袋体16の外側には通気口19aを有するカ
バー19が被せられ、カバー19の底面にはばね20が
取り付けられ、カバー19に対して上下に摺動可能に取
り付けられた押え部材21を上方に付勢している。筐体
15の底面の通気孔15aを介して筐体15の内部と袋
体16の内部の気圧は等しくされ、バイメタル18の周
囲温度は筐体15の内部温度と略等しくされている。袋
体16は押え部材21によりバイメタル18に押さえ付
けられていて、筐体15内の温度変化に応じてバイメタ
ル18の変形によって体積が変化し、筐体15内の空気
の膨張・収縮した分を吸収する。
15とカバー10の内部に回転部が保持され、筐体15
の底面に被せられた袋体16の内側に、筐体15の底面
に一端を固定されたU字型のバイメタル18の他端が接
している。袋体16の外側には通気口19aを有するカ
バー19が被せられ、カバー19の底面にはばね20が
取り付けられ、カバー19に対して上下に摺動可能に取
り付けられた押え部材21を上方に付勢している。筐体
15の底面の通気孔15aを介して筐体15の内部と袋
体16の内部の気圧は等しくされ、バイメタル18の周
囲温度は筐体15の内部温度と略等しくされている。袋
体16は押え部材21によりバイメタル18に押さえ付
けられていて、筐体15内の温度変化に応じてバイメタ
ル18の変形によって体積が変化し、筐体15内の空気
の膨張・収縮した分を吸収する。
【0014】以上の何れの実施例においても、袋体14
又は16が変形して密閉部分の体積が変化することによ
り、光学走査ユニットの内外の気圧が等しく保たれるた
め、密閉が不完全であっても外気が内部に侵入すること
は殆どなく、密閉用のシール部材が劣化しても塵埃や湿
気等の侵入は生ずることはなく、耐久性にも優れている
。また、内外の圧力差がないため、密閉のために用いら
れる部材はシール部材も含めて圧力差に対する厳しい対
策が不要であり、組み立て工数が削減され、かつ完成品
の密閉度の検査も不要となる。
又は16が変形して密閉部分の体積が変化することによ
り、光学走査ユニットの内外の気圧が等しく保たれるた
め、密閉が不完全であっても外気が内部に侵入すること
は殆どなく、密閉用のシール部材が劣化しても塵埃や湿
気等の侵入は生ずることはなく、耐久性にも優れている
。また、内外の圧力差がないため、密閉のために用いら
れる部材はシール部材も含めて圧力差に対する厳しい対
策が不要であり、組み立て工数が削減され、かつ完成品
の密閉度の検査も不要となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光学走
査ユニットは、内部の気体の膨張収縮を袋状部で吸収す
ることにより内外の気圧が等しく保たれるため、十分な
密閉性が要求されることもなく、このため組み立て工数
が削減され、密閉度の検査が不要であり、かつ塵埃や湿
気等の侵入がないため信頼性が高く、更に耐久性にも優
れている。
査ユニットは、内部の気体の膨張収縮を袋状部で吸収す
ることにより内外の気圧が等しく保たれるため、十分な
密閉性が要求されることもなく、このため組み立て工数
が削減され、密閉度の検査が不要であり、かつ塵埃や湿
気等の侵入がないため信頼性が高く、更に耐久性にも優
れている。
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】第2の実施例の断面図である。
【図3】第3の実施例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
3 シャフト
4 ロータ
5 ポリゴンミラー
10、17、19 カバー
12、15 筐体
12a、15a 通気管
14、16 袋体
18 バイメタル
21 押え部材
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉構造の筐体を有し、表側が外気に
内側が前記筐体の内気に接する弾性体から成る袋状部を
備えたことを特徴とする光学走査ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170191A JPH04245215A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 光学走査ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170191A JPH04245215A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 光学走査ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04245215A true JPH04245215A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12338377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3170191A Pending JPH04245215A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 光学走査ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04245215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009022499A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Nidek Co Ltd | 走査型レーザ検眼鏡 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3170191A patent/JPH04245215A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009022499A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Nidek Co Ltd | 走査型レーザ検眼鏡 |
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