JPH04244565A - 凝縮器 - Google Patents

凝縮器

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JPH04244565A
JPH04244565A JP784291A JP784291A JPH04244565A JP H04244565 A JPH04244565 A JP H04244565A JP 784291 A JP784291 A JP 784291A JP 784291 A JP784291 A JP 784291A JP H04244565 A JPH04244565 A JP H04244565A
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liquid
condenser
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JP784291A
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Ken Yamamoto
憲 山本
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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    • F25B39/04Condensers
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮器にて圧縮された
高温高圧で気体状の冷媒を凝縮させ、該凝縮した液体状
の冷媒を蒸発器へ排出する熱交換器の凝縮器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧縮器にて気体状の冷媒を圧
縮して高温高圧とし、凝縮器にてその高温高圧で気体状
の冷媒を凝縮させ、続いて蒸発器にてその凝縮した液体
状の冷媒を蒸発させることにより、周囲から潜熱を奪っ
て熱交換を行う熱交換器が知られている。
【0003】またこの種の熱交換器で用いられる凝縮器
としては、冷媒を完全に凝縮させて熱交換器全体の熱交
換効率を向上させるため種々の改良が行われている。例
えば図3に示す実開昭58−172777号公報に記載
の凝縮器51では、上流側凝縮器53は図示しない圧縮
器にて圧縮された気体状の冷媒を凝縮させ、導管55を
介して気液分離器57へ排出する。気液分離器57では
、上流側凝縮器53より排出された冷媒を気体と液体と
に分離し、分離された気体状の冷媒を導管59を介して
下流側凝縮器61へ排出すると共に、液体状の冷媒を排
出管63へ排出する。続いて下流側凝縮器61は、気液
分離器57より導入される気体状の冷媒を凝縮させる。 下流側凝縮器61にて凝縮された冷媒は導管65を介し
て合流点67へ送られ、ここで気液分離器57にて分離
された液体状の冷媒と合流して図示しない蒸発器へ排出
される。
【0004】この様に凝縮器51では、上流側凝縮器5
3で凝縮を完了した液体状の冷媒を気液分離器57にて
分離し、気体状の冷媒のみを下流側凝縮器61へ導入し
ている。
【0005】従って、下流側凝縮器内壁に液体状の冷媒
が付着すると、下流側凝縮器内に導入された気体状の冷
媒が放熱する熱の伝達効率が悪化するが、凝縮器51で
は、下流側凝縮器61内壁に液体状の冷媒が付着するの
を抑制することにより熱の伝達効率を向上させることが
できる。
【0006】また、下流側凝縮器内に液体状の冷媒が存
在すると、該液体状の冷媒が冷却されて熱収縮すること
により下流側凝縮器内で圧力損失が生じ、下流側凝縮器
での冷媒の凝縮が妨げられる恐れがあるが、凝縮器51
では、下流側凝縮器61内に液体状の冷媒が侵入するの
を防止することにより下流側凝縮器61内での圧力損失
を抑制することができる。
【0007】凝縮器51は、この様にして気体状の冷媒
を効率的に凝縮させて、熱交換器全体としての熱交換効
率を向上させることを図ったものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの様に構成
した凝縮器51では、気液分離器57にて分離された液
体状の冷媒が温度が高くて飽和液に近い場合、合流点6
7に至るまでに冷媒に気泡が発生することがあるので、
熱交換効率をそれほど向上させることはできなかった。
【0009】また、下流側凝縮器61では気体状の冷媒
が凝縮することによって圧力損失が生じるので、下流側
凝縮器61から合流点67に流れ込む液体状の冷媒の液
圧は、気液分離器57から合流点67に流れ込む冷媒の
液圧に比べて非常に小さくなる。このため、下流凝縮器
61からの冷媒が良好に排出されないことがあり、この
場合下流側凝縮器61に於ける冷媒の流れが円滑でなく
なり、熱交換器の熱交換効率はそれほど向上させること
はできなかった。
【0010】そこで本発明は、熱交換器の熱交換効率を
良好に向上させることができる凝縮器を提供することを
目的としてなされた。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた本発明は、圧縮器にて圧縮された高温高圧で気
体状の冷媒を凝縮させ、該凝縮した液体状の冷媒を蒸発
器へ排出する熱交換器の凝縮器であって、圧縮器にて圧
縮された気体状の冷媒を凝縮させる上流側凝縮器と、該
上流側凝縮器を通過した冷媒を気体と液体とに分離する
気液分離器と、該気液分離器にて分離された気体状の冷
媒を凝縮させる下流側凝縮器と、上記気液分離器にて分
離された液体状の冷媒を冷却する冷却器と、該冷却器を
通過した液体状の冷媒の流量を制限し、上記下流側凝縮
器にて凝縮された液体状の冷媒と同じ液圧にして排出す
る弁体と、該弁体を介して排出された液体状の冷媒と上
記下流側凝縮器にて凝縮された液体状の冷媒とを合流さ
せて、蒸発器へ排出する排出管と、を備えたことを特徴
とする凝縮器、を要旨としている。
【0012】
【作用】この様に構成された本発明の凝縮器では、先ず
上流側凝縮器に圧縮器にて圧縮された高温高圧で気体状
の冷媒が導入され、上流側凝縮器は該気体状の冷媒を凝
縮させて、気液分離器に排出する。気液分離器は、導入
された冷媒を気体と液体とに分離し、分離された気体状
の冷媒及び液体状の冷媒を、夫々下流側凝縮器及び冷却
器に排出する。
【0013】下流側凝縮器は導入された気体状の冷媒を
凝縮させて排出管に排出し、一方冷却器は、導入された
液体状の冷媒を冷却して弁体に排出する。続いて弁体は
、冷却器を通過した液体状の冷媒を、下流側凝縮器で凝
縮した液体状の冷媒と同じ液圧にして排出管に排出する
。弁体より排出された液体状の冷媒は、排出管にて上記
下流側凝縮器で凝縮した液体状の冷媒と合流し、蒸発器
へと排出される。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は実施例の凝縮器1の構成を概略的に表す説明
図である。
【0015】凝縮器1は、2つのヘッダ3,5と、その
間を連結する5本のチューブ7,9,11,13,15
と、各チューブ7〜15の外周面に溶接された放熱用コ
ルゲートフィン17とを備えている。一方のヘッダ3内
は隔壁19により、入口側ヘッダ3aと出口側ヘッダ3
bとの2つに分離されている。入口側ヘッダ3aは3本
のチューブ7,9,11と連結し、出口側ヘッダ3bは
2本のチューブ13,15と連結する。
【0016】入口側ヘッダ3aには、図示しない圧縮機
から送られる高温高圧で気体状の冷媒を導入する導入管
21が設けられている。入口側ヘッダ3aに導入された
気体状の冷媒は、チューブ7,9,11を介してヘッダ
5に導かれる。この間に気体状の冷媒の有する熱はコル
ゲートフィン17を介して放熱され、冷媒が凝縮する。 冷媒がヘッダ5に導かれると、重力の影響で液体状の冷
媒がヘッダ5の下方に溜り、チューブ7〜11内で凝縮
しなかった気体状の冷媒は、チューブ13を介して出口
側ヘッダ3bに導かれる。また、ヘッダ5の下方に溜っ
た液体状の冷媒は、一部がチューブ15を介して出口側
ヘッダ3bに導かれ、残りは導管23より排出される。
【0017】チューブ13に導入された気体状の冷媒は
、コルゲートフィン17を介して放熱されて凝縮し、一
方チューブ15に導入された液体状の冷媒は、液体状態
から更に冷却されて過冷却状態となる。これらチューブ
13及び15より排出される液体状の冷媒は出口側ヘッ
ダ3bに溜り、導管25より排出される。
【0018】ここで、チューブ7〜11は上流側凝縮器
に、ヘッダ5は気液分離器に、チューブ13は下流側凝
縮器に、夫々対応している。次に、導管23は冷却器2
7を通って絞り弁29の入口と連結しており、絞り弁2
9の出口は排出管31と連結している。排出管31は更
に導管25とも連結しており、導管23及び25より導
入される液体状の冷媒を合流させ図示しないレシーバ,
膨張弁を介して蒸発器へ排出する。
【0019】尚冷却器27は、蒸発器周囲で空気中の水
蒸気が凝縮してできた凝縮水が常時流入する水槽27a
に、導管23を挿通してなるもので、導管23を通過す
る液体状の冷媒はこの凝縮水によって更に冷却されて過
冷却状態となる。また後述する様に、冷却器27を通過
して導管23より排出される液体状の冷媒は、導管25
より排出される液体状の冷媒と比べて液圧が高くなるが
、凝縮器1では、導管23と排出管31との間に絞り弁
29を設けることにより、導管25より排出される液体
状の冷媒と、導管23より絞り弁29を介して排出され
る液体状の冷媒とが、同じ液圧となって合流するように
している。
【0020】続いて、図2に示すグラフに基づいて凝縮
器1の動作を説明する。図2は凝縮器1を用いた冷凍サ
イクルに於ける冷媒の物理的変化を表すグラフで、横軸
に冷媒のエンタルピを、縦軸に冷媒の圧力を夫々取った
、周知のモリエール線図である。
【0021】点Aは入口側ヘッダ3a内の冷媒の状態に
対応している。入口側ヘッダ3aには圧縮器から送られ
る高温高圧で気体状の冷媒が導入されるので、エンタル
ピ及び圧力が何れも高い。続いて、該気体状の冷媒がチ
ューブ7〜11を通過すると、冷媒の有する熱がコルゲ
ートフィン17を介して放熱されるので、冷媒のエンタ
ルピが減少して冷媒の一部が凝縮する。また、冷媒の凝
縮と気体状の冷媒の温度低下とにより圧力も減少し、ヘ
ッダ5に至るときには点Bに対応する状態となる。
【0022】ヘッダ5では冷媒が気体と液体とに分離さ
れる。ヘッダ5内に於ける冷媒の圧力及び温度は略均一
であるが、気体と液体とでは内部エネルギが異なるため
、気体状の冷媒は点Cに対応するエンタルピを、液体状
の冷媒は点Dに対応するエンタルピを有することになる
【0023】気体状の冷媒がチューブ13を通過し、コ
ルゲートフィン17の放熱により更に冷却されると、エ
ンタルピの減少によりその殆どが凝縮する。この凝縮に
より冷媒の圧力も減少し、出口側ヘッダ3bに至るとき
には冷媒は点Eに対応する状態となる。一方、液体状の
冷媒が冷却器27によって冷却されると、エンタルピは
減少するが、液圧は殆ど変化せず、冷媒は点Fに対応す
る状態となる。尚、チューブ15を通過する液体状の冷
媒も、コルゲートフィン17の放熱により冷却されエン
タルピが減少するが、ヘッダ3b内でチューブ13にて
凝縮された冷媒と同じ液圧となって混合される。
【0024】この様に出口側ヘッダ3b内に溜る液体状
の冷媒と、冷却器27を通過してくる液体状の冷媒との
間には、液圧の差が生じる。そこで、このまま二つの冷
媒を合流させると、ヘッダ3b内に溜った冷媒の流れが
滞ってしまう可能性があるが、本実施例の凝縮器1では
、絞り弁29によって冷却器27を通過してくる液体状
の冷媒を出口側ヘッダ3b内に溜る液体状の冷媒と同じ
液圧にまで減圧し、点Gに対応する状態にした後、出口
側ヘッダ3bより排出される液体状の冷媒と合流させて
いる。
【0025】従って排出管31では、出口側ヘッダ3b
内に溜った液体状の冷媒と冷却器27を通過してくる液
体状の冷媒とが混合され、冷媒は点Fと点Gと中点Hに
対応する状態となる。
【0026】次に排出管31より排出された液体状の冷
媒は、レシーバを通過して気泡が除かれた後、膨張弁を
通過して減圧され、点Iに対応する状態とされる。続い
て膨張弁を通過した冷媒は蒸発器に導入されて蒸発し、
点Jに対応する状態となる。このときのエンタルピ増加
分、即ち冷媒の蒸発熱は、蒸発器の雰囲気より奪われる
。そこで、例えばこの蒸発器にブロアモータ等によって
室内の空気を送れば、室内を冷房することができる。
【0027】更に蒸発器で蒸発した冷媒は圧縮器にて圧
縮され、再び点Aに対応する状態となって凝縮器1へ導
入される。この様に本実施例の凝縮器1では、ヘッダ5
にて気体状の冷媒と液体状の冷媒とを分離し、気体状の
冷媒のみをチューブ13に導入して凝縮させているので
、チューブ13に於ける熱の伝達効率を向上させること
ができる。更に、チューブ13内に液体状の冷媒が導入
されると、その液体状の冷媒が熱収縮することにより、
チューブ13内の圧力が低下して気体状の冷媒が凝縮し
にくくなるが、本実施例では気体状の冷媒のみを導入し
ているので、一層効率的に冷媒を凝縮させることができ
る。
【0028】一方、導管23に導入された冷媒は、冷却
器27にて更に冷却されるので、導管23内で冷媒に気
泡が発生するのを防止することができ、また蒸発器へ排
出される冷媒のエンタルピを全体として減少させること
ができる。このため、蒸発器の入口と出口とのエンタル
ピの落差を大きくして、冷凍サイクルの熱交換効率を向
上させることができる。
【0029】また、導管23より排出される液体状の冷
媒は、導管25より排出される液体状の冷媒に比べて高
圧であり、これらをそのまま合流させると導管25から
の冷媒の流れが滞ってしまう可能性がある。この場合チ
ューブ13及び15内の冷媒の流れも円滑でなくなって
しまうが、本実施例の凝縮器1では、導管23からの冷
媒を絞り弁29によって導管25からの冷媒と同じ液圧
に減圧しているので、導管25からの冷媒を導管23か
らの冷媒と同じ比率で合流させることができる。従って
、チューブ13及び15内の冷媒の流れを円滑にして、
冷媒を極めて効率的に凝縮させることができる。
【0030】このため、本実施例の凝縮器1を熱交換器
に用いれば、熱交換器全体としての熱交換効率を良好に
向上させることができる。尚本実施例では、チューブ1
3には気体状の冷媒を導入し、チューブ15にはチュー
ブ7〜11にて凝縮した液体状の冷媒を導入するものと
して説明したが、冷媒の量が所定量より少ない場合は、
ヘッダ5に溜った液体状の冷媒の液面がヘッダ5とチュ
ーブ15との連結部分より下に配設されるので、チュー
ブ13及び15の双方に気体状の冷媒が導入される。こ
の場合も同様にして熱変換効率を良好に向上させること
ができ、チューブ13及び15の双方が下流側凝縮器に
相当する。
【0031】また本実施例では、絞り弁29を用いて導
管23からの冷媒を導管25からの冷媒と同じ液圧に減
圧しているが、弁体としては、導管23から排出される
冷媒の流量を制限して導管25からの冷媒と同じ液圧に
することができるものならば、種々の弁を用いることが
できる。例えば、導管25からの冷媒の液圧を用いて圧
力補償をする圧力制御弁を用いてもよい。この場合一層
正確に導管23からの冷媒を導管25からの冷媒と同じ
液圧にすることができるので、チューブ13及び15内
の冷媒の流れを一層円滑にすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明の凝縮器では
、上流側凝縮器で凝縮を完了した液体状の冷媒を気液分
離器にて分離し、気体状の冷媒のみを下流側凝縮器へ導
入しているので、下流側凝縮器内で液体状の冷媒が熱収
縮して生じる圧力損失を抑制すると共に、下流側凝縮器
に於ける熱の伝達効率を高めることができる。
【0033】一方、気液分離器にて分離された液体状の
冷媒は、冷却器にて更に冷却されるので、途中で冷媒に
気泡が発生するのを防止することができ、蒸発器へ排出
される液体状の冷媒のエンタルピを全体として減少させ
ることもできる。
【0034】また、弁体は気液分離器にて分離され冷却
器を介して導入された液体状の冷媒を、下流側凝縮器で
凝縮した液体状の冷媒と同じ液圧にして排出するので、
排出管にて、下流側凝縮器からの冷媒と冷却器からの冷
媒とを、同じ比率で合流させて蒸発器へ排出することが
できる。従って、下流側凝縮器に於ける冷媒の流れを円
滑にして、冷媒を極めて効率よく凝縮させることができ
る。
【0035】このため、本発明の凝縮器を熱交換器に用
いれば、熱交換器全体としての熱交換効率を良好に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の凝縮器の構成を表す説明図である。
【図2】実施例の冷凍サイクルに於ける冷媒のモリエー
ル線図である。
【図3】従来の凝縮機の構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
1…凝縮器    3,5…ヘッダ    7,9,1
1,13,15…チューブ 17…コルゲートフィン    27…冷却器    
29…絞り弁    31…排出管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧縮器にて圧縮された高温高圧で気体
    状の冷媒を凝縮させ、該凝縮した液体状の冷媒を蒸発器
    へ排出する熱交換器の凝縮器であって、圧縮器にて圧縮
    された気体状の冷媒を凝縮させる上流側凝縮器と、該上
    流側凝縮器を通過した冷媒を気体と液体とに分離する気
    液分離器と、該気液分離器にて分離された気体状の冷媒
    を凝縮させる下流側凝縮器と、上記気液分離器にて分離
    された液体状の冷媒を冷却する冷却器と、該冷却器を通
    過した液体状の冷媒の流量を制限し、上記下流側凝縮器
    にて凝縮された液体状の冷媒と同じ液圧にして排出する
    弁体と、該弁体を介して排出された液体状の冷媒と上記
    下流側凝縮器にて凝縮された液体状の冷媒とを合流させ
    て、蒸発器へ排出する排出管と、を備えたことを特徴と
    する凝縮器。
JP784291A 1991-01-25 1991-01-25 凝縮器 Pending JPH04244565A (ja)

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