JPH0424383A - 蝶番装置 - Google Patents

蝶番装置

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JPH0424383A
JPH0424383A JP12967490A JP12967490A JPH0424383A JP H0424383 A JPH0424383 A JP H0424383A JP 12967490 A JP12967490 A JP 12967490A JP 12967490 A JP12967490 A JP 12967490A JP H0424383 A JPH0424383 A JP H0424383A
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Japan
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rotating
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male screw
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torsion bar
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JP12967490A
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Juji Kojima
小島 銃二
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転部材が回転付勢部材で回転させられる蝶番
装置に関する。
この蝶番装置は、小型で軽量な化粧用コンパクトケース
から大型で重量のある門扉まで種々のものに共通して使
用できる。
[従来の技術] この種の蝶番装置としては、化粧用コンパクトケース、
ラジオカセット、あるいは自動車のダツシュボード等に
代表される水平軸タイプのものと、キャビネット蓋、玄
関ドアあるいは門扉ドアに代表される垂直軸タイプのも
のとがある。
このような従来の蝶番装置は付勢手段としてのばねと、
該ばねの付勢力を緩和するスピードコントロール手段が
設けられており、回転体はばねの付勢力にも拘らず緩回
転するようになっている。
このときに用いるスピードコントロール手段は回転体の
枢支部と固定体の間に粘性グリスが封入された構造にな
っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のスピードコントロール手段は付勢
手段に抵抗する充分な抵抗力を得るには回転体及び固定
体と粘性グリスとの充分広い接触面積が必要となり、勢
い装置が大型化するという問題点があった。
また、粘性グリスのみによる従来のスピードコントロー
ル手段は温度等の環境変化でグリス特性が変化し常に一
定の特性が得られないと云う問題点をも有していた。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は装置全体のコンパクト化と共に環境変化に影響
されることなく一定の特性を得ることができる蝶番装置
を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の蝶番装置は回転部材
の枢支構造が固定部材側に形成された雌ねじ部とこの雌
ねじ部に一端側が螺合されかつ他端側が前記回転部材内
に回転を拘束されて摺動可能に設けられた雄ねじ部材と
からなり、前記雄ねじ部材と回転部材との間に回転部材
を回転付勢する回転付勢部材が挿入されていることを特
徴としている。
そして、前記雄ねじ部材と前記雄ねじ部との螺合部位に
は粘性グリスが封入されていても良い。
[作 用] 回転部材は固定部材に対して雄ねじ部材を枢軸として回
転するが、回転部材を回転させる回転付勢部材の付勢力
は雄ねじ部材と雌ねじ部との螺合部位、雄ねじ部材と回
転部材との摺動部位及び回転付勢部材と雄ねじ部材との
摺動部位における摩擦力によって抑制され、回転部材の
固定部材に対するフリーストップ機能をより確実なもの
とすることができる。
また、雄ねじ部材と雌ねじ部との螺合部位に封入される
粘性グリスは回転部材の回動に際して粘性抵抗を示す。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第12図に基づい
て説明する。
固定部材1の一方の固定端2の中央部には左右両側に一
条づつの係合溝3aを有する軸穴3が穿設されている(
第2図参照)。回転部材4の回転端5の中央部には左右
両側に一条づつの貫通溝68を有する貫通孔6が穿設さ
れる(第5図参照)と共に、後述する雄ねじ部材に臨む
側の回転端5の端部には貫通孔6より大径で左右両側に
一条づつの係合突起7aを有する軸穴7が形成されてい
る(第6図参照)。
また、第3図及び第10図に示すように、固定部材1に
対して回転部材4が回動する回動中心となる回転付勢部
材としてのトーションバー8の一端側には適宜長さで左
右両側に一条づつ係合突起8aが形成されており、トー
ションバー8の他端側には屈曲部8bが形成されている
さらに、第7図に示すように、回転端5の軸穴7には雄
ねじ部材9の円形外周部10が嵌合されるが、この円形
外周部10の左右両側には一条づつ係合溝10aが形成
されている。また、雄ねじ部材9の内部には偏心した長
大状の軸穴11が貫通形成されており、雄ねじ部材9の
円形外周部10以外の外周部には台形ねじて且つ多条ね
じの雄ねじ部12が形成されている。
固定部材1の雌ねじ部としての他方の固定端13の円筒
内周部は雄ねじ部材9の雄ねじ部12と螺合する雌ねじ
部14に形成されている。そして、雄ねじ部12と雌ね
じ部14との螺合部位には粘性グリスが封入される。
なお、図において符号16は固定端13を固定部材1に
固定するビス、符号17はキャップを示している。
次に、本実施例の組み立てについて述べる。
固定部材1の一方の固定端2の軸穴3と回転部材4の回
転端5の貫通孔6とを略合せてトーションバー8を貫通
孔6に整合すると共に、トーションバー8の係合突起8
aを貫通孔6の貫通溝68に整合してトーションバー8
を回転体5の軸穴7側より挿入する。そしてトーション
バー8の先端が回転端5より突出した後には、トーショ
ンバー8と一方の固定端2の軸穴3と整合すると共に、
トーションバー8の係合突起8aを軸穴3の係合溝3a
に整合してトーションバー8を軸穴3に挿入して係止す
る。
一方、雄ねじ部材9の雄ねじ部12に粘性グリスを塗布
した後、この雄ねじ部材9に、雄ねじ部12に雌ねじ部
14がほぼ完全に螺合する状態まで固定端13を取付け
、このような状態の雄ねじ部材9の軸穴11にトーショ
ンバー8の屈曲部8bを挿入掛止させてトーションバー
8を捩る。
そして雄ねじ部材9の係合溝10aを回転端5の係合突
起7aに係合させて、雄ねじ部材9の円形外周部10を
回転端5の軸穴7に嵌合させる。
この時のトーションバー8の捩りにより回転部材4の固
定部材1に対するトルクが決定される。
尚、トーションバー8の組付は他の方法によることもで
きる。即ち、回転部材4が全開状態にあるとき、自由状
態にあるトーションバー8の両端を固定端2と雄ねじ部
材9に単に係止させるだけでも良い。この場合回転部材
4の閉方向の回転でトーションバー8に開方向の付勢エ
ネルギーが蓄積されることになる。また、トーションバ
ー8の捩り方向で回転部材4の開き勝手、閉じ勝手が決
められる。そして、他方の固定端13を固定部材1にビ
ス16で止めて、キャップ17をかぶせて組み立てが完
了する。
このように組み立てられた本実施例においては、回転部
材4は固定部材1に対して雄ねじ部材9を枢軸として回
転するが、回転部材4を回転させるトーションバー8の
付勢力は、雄ねじ部12と雌ねじ部14との螺合部位、
雄ねじ部材9の円形外周部10と回転体5の軸穴7との
摺動部位及び雄ねじ部材9の軸穴11とトーションバー
8の屈曲部8bとの摺動部位にそれぞれ生じる摩擦力に
よって抑制されることとなり、回転部材4の固定部材1
に対するフリーストップ機能をより確実なものとするこ
とができる。
また、雄ねじ部12と雌ねじ部14との螺合部位に封入
される粘性グリスは回転部材4の回動に際して粘性抵抗
を示す。
なお、本実施例では回転付勢部材にトーションバーを用
いたが、捩りコイルスプリングでもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、回転部材と固定部材との
間に回転付勢部材を挿入すると共に、回転部を雄ねじ部
材と雌ねじ部との螺合による構成としだので、開閉機構
と軸部材とが一体化されてコンパクトに設計できると共
に、機構部が露出しないので外観上良好である。
また、本発明は上記した構造の機構部を具備しているの
で構造が簡単で組み立てが容易であると共に、水平軸タ
イプ及び垂直軸タイプの両者に併用することができ適用
範囲は広くなる。
また、本発明においては回動付勢部材の捩り方向で開き
勝手、閉じ勝手のどちらにも利用できると共に、その付
勢力を捩りの増減によって容易に制御することができる
さらに、回転付勢部材の付勢力は雄ねじ部材と雌ねじ部
との螺合部位、雄ねじ部材と回転部材との摺動部位及び
回転付勢部材と雄ねじ部材との摺動部位における摩擦力
によって抑制されるので、回転部材の固定部材に対する
フリーストップ機能をより確実なものとすることができ
る。
また、雄ねじ部材と雌ねじ部との間に封入される粘性グ
リスは回転部材の回動に際して粘性抵抗を付与するので
、回転部材の急激な回動を防止することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明に係る一実施例を示すもの
で、第1図は断面図、第2図は第1図のII −II線
断面図、第3図は第1図のm−■線断面図、第4図は第
1図のrV−TV線断面図、第5図は第1図のv−V線
断面図、第6図は第1図の■−■線断面図、第7図は第
1図の■−■線断面図、第8図は第1図の■−■線断面
図、第9図は一方の固定端の斜視図、第10図はトーシ
ョンバーの斜視図、第11図は回転端の部分斜視図、第
12図は雄ねじ部材の部分斜視図である。 1・・・固定部材、2・・・一方の固定端、4・・・回
転部材、5・・・回転端、 8・・・トーションバー(回転付勢部材)、9・・・雄
ねじ部材、 13・・・他方の固定端(雌ねじ部)。 特 許 出 願 人  日本発条株式会社代理人 弁理
士 佐 藤 英 昭 良611 問

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転部材の枢支構造が固定部材側に形成された雌
    ねじ部とこの雌ねじ部に一端側が螺合されかつ他端側が
    前記回転部材内に回転を拘束されて摺動可能に設けられ
    た雄ねじ部材とからなり、前記雄ねじ部材と回転部材と
    の間に回転部材を回転付勢する回転付勢部材が挿入され
    ていることを特徴とする蝶番装置。
  2. (2)前記雌ねじ部と雄ねじ部材との螺合部位に粘性グ
    リスが封入されている請求項(1)記載の蝶番装置。
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