JPH0424360A - 外部壁面の耐候性に富む美装方法 - Google Patents

外部壁面の耐候性に富む美装方法

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JPH0424360A
JPH0424360A JP13088090A JP13088090A JPH0424360A JP H0424360 A JPH0424360 A JP H0424360A JP 13088090 A JP13088090 A JP 13088090A JP 13088090 A JP13088090 A JP 13088090A JP H0424360 A JPH0424360 A JP H0424360A
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JP
Japan
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polyester resin
paint
building
unsaturated polyester
board
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JP13088090A
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Hiroshi Nozoe
野添 博司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ 〈産業上の利用分野〉 本発明は、建築物の外部壁面の美装方法に関するもので
あり、一般的に採用されているリジン塗装、タイル施工
等に比して、個性豊かで多様なパターンの形成が可能で
あり、かつ、耐候性、衝撃強度等も既往方法を上回る性
能を示す方法についての提案である。
〈従来の技術〉 建築物の外壁には、ALC板、PC板等が多用されてき
たが、その美装方法としては、その表面に接着剤を介し
てタイルを貼付する方法や、予めタイルを所定枚数接着
したタイルボードを施工する方法や、基材板の表面に樹
脂系やセメント系塗料を塗装し、その表面に凹凸模様を
付与する方法等が採用されてきた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、これら従来法は、外壁面の意匠性に乏しく、ニ
ーズの多様化に伴う多彩なパターンの形成が不可能であ
った。
また、タイル施工の場合には施工に熟練と長時間が必要
であったし、経時後に脱落の危険性を伴うため、熟練者
の入念な施工を必要とした。
塗装の場合には、塗料の塗装時の飛散が公害上の問題を
発生させる懸念があるため、被覆幕を張って塗装作業を
せねばならない煩しさがあった。
そこで、予め工場で製造したタイルボードや塗装板の施
工も採用されているが、この場合には、基準大きさの単
位板の端部の処理が面倒であり、折角予め美化している
にも拘らず、現場でいま一度の作業を必要とした。
しかして、タイル貼り法も塗装法も耐久性の点で問題が
あり、クラックの発生、それに伴う雨水の侵入→建築物
全体の劣化がしばしばもたらされた。
[発明の構成] 〈問題点を解決するための手段〉 本発明の方法は従来法の欠陥にかんがみて鋭意研究の結
果案出されたものであり、特許請求の範囲に記載の通り
、建築物の外壁面に施工されたALC板、PC板等の表
面に、プライマーを塗装して下地処理を施したのち、そ
の表面に不飽和ポリエステル樹脂を塗装する。この不飽
和ポリエステル樹脂に併用される硬化剤、硬化促進剤等
は、通常FRP製造時に使用されるものを選択使用すれ
ばよい。
このポリエステル樹脂塗装面に任意の模様が印刷された
多色刷り印刷紙を貼着固定せしめる。この印刷紙の基紙
には天然あるいは合成のノ(ルプ紙が使用されるが、ガ
ラスペーパーでもよい、印刷−柄は任意であるが、外壁
という点から石模様が好適であり、主としてグラビア印
刷により製造されるから、柄、色調等は多彩、多様な展
開が可能である。
次いでこの化粧印刷紙表面に、ガラス繊維のチョップト
ストランドマットとガラス織りクロスを予め接着積層し
たシート(以下、ガラスシートという)を載置し、その
表面に不飽和ポリエステル樹脂を塗装し、前記ガラスシ
ートを通して化粧印ノ 刷舐層にまで浸透せしめて、一体化し、強固なERP層
を形成せしめる。
ここでガラス繊維のチョップトストランドマットとガラ
ス織りクロスを接着積層したものを使用した理由は、こ
の複合シートの採用により、FRPに散見されるガラス
繊維が透視されて見苦しい点が解消されることと、化粧
印刷層が、立体的で深みのあるものとして透視できる理
由による。
また、化粧印刷紙の貼着、ガラスシートの貼付その表面
への不飽和ポリエステル樹脂の塗装によるERP層の形
成は、基材の表面のみならず、単位板の端面までにわた
って形成することができ、場合によっては複数枚の単位
板にわたって連続状に形成することも可能で、単に作業
の効率化に留まらず、かくすることにより、端部からの
雨水の侵入を完封し得るのである。
かくて形成されたERP層の表面に、現在において耐候
性が最も優れたものとされているフッソ樹脂系塗料、ア
クリルシリコン系塗料等を塗装すれば、耐久性、強度、
美観ともに優れた外装壁面が得られるのである。
[実施例] 併設施工された厚さ12CIlのALC板表面に、ウレ
タン系シーラー剤(大日本塗料■製)を塗装して下地処
理を施した。
次いで、シーラー剤がほぼ乾燥したのち、不飽和ポリエ
ステル樹脂(日本触媒化学工業■製・エボラックN−3
50>を塗装し、その表面に80g / m”の未晒原
紙にグラビア印刷機により石目3″′++ 色印刷を施した化粧印刷紙を載置し、前記ポリエステル
樹脂をその表面にスプレーして、チョップトストランド
マット(#380)にて裏打ちしたサーフエースマット
<30P)を載せ、充分に平滑化したのち、その表面に
、アクリルシリコン塗料(神東塗料■製・ハイテントツ
ブ)を600g/Tr?の割合で塗装し、期待する美装
外壁を得た。
この外壁は、施工後6年間を経過ののちにも、表面の亀
裂、白亜化、変退色、光沢の変化が全熱発生せず、更に
長期間現状を維持するものと推定される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物外壁に施工されたALC板、PC板等の表
    面に、下記、[1]から[6]の手順により化粧面を形
    成することを特徴とする、建築物外部壁面の耐候性に富
    む美装方法。 [1]ALC板、PC板等基材表面にプライマーを塗装
    し、 [2]その表面に不飽和ポリエステル樹脂を塗装し、[
    3]その塗装面に模様印刷紙を貼付し、 [4]模様印刷紙表面に、ガラス繊維のチョップトスト
    ランドマットと織りクロスを予め接着したマットを載置
    したのち、 [5]その表面に不飽和ポリエステル樹脂を塗装して[
    2][3][4]を一体化させ、 [6]その表面にフッソ樹脂系塗料、またはアクリルシ
    リコン樹脂系塗料を塗装、硬化せしめる。
JP13088090A 1990-05-21 1990-05-21 外部壁面の耐候性に富む美装方法 Pending JPH0424360A (ja)

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JPH0424360A true JPH0424360A (ja) 1992-01-28

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ID=15044856

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348687A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yaguchi Giko:Kk 内外装壁のタイル剥落防止工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348687A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yaguchi Giko:Kk 内外装壁のタイル剥落防止工法

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